SakeTami
タゴシロー(改名)
タゴシロー(改名)

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【支援者先行公開 / 2021.12.2 pixivにも公開】幼馴染♀におっぱいを大きくしてもらうはずが、ふたりして身体が小さく縮んでしまい、五センチの身体を十五センチの幼馴染に、いっぱいえっちされちゃう私の話

 授業終了のチャイムと共に、那月は、大学の大教室を駆け足で飛び出した。その顔は、頬を桃色に染め、泣きそうな顔をしながら、息を荒くしている。

 もうがまんできない!

 声を掛ける同級生への返事もそこそこに、食堂へ向かう人混みに逆らい、渡り廊下を抜け、那月は、人気のない研究棟の女子更衣室の入口にまでたどり着く。

 扉を開けて、中にカーテン仕切りになっている複数の更衣室が全て空室、つまりは、誰もいないことを確かめてから、一番奥の部屋へと入り込む。姿見に映る自分の姿を目にする。膝下丈のワンピースに、サマーカーディガン。全速力で駆けたため、胸元まで伸びた髪が、すこし、ぼさぼさになってしまっている。

 足元に、カバンを置いて、那月は、カーディガンを脱ぎ捨てる。胸元から、裾まで続く、ワンピースのボタンを、上から、一つ一つ、外していく。

 へそより上の部分まで外し、柔らかな胸を包む淡いピンクのブラジャーがあらわになる。

 背中に、両手を伸ばし、ホックを外して、ブラジャーも脱ぎ捨て、乳房を曝け出す。

 きわめて平均的なサイズのその胸だが、先端の桃色の乳首は、存在を主張するかのように、尖らせている。

 那月は、こくんと、息を呑んだ後、その乳首に、両手を伸ばし、親指と人差し指でつまみ上げる。

 その刹那。

「ひぃあぁあんッ!!」

 ビリビリと、胸から電流が走ったかのように、強い刺激が身体を走り、那月は、更衣室の中で、小さく飛び上がる。

 やっぱり、すごく、敏感になっちゃってる……。

 那月は、切ない顔をしたまま、そっと、自身の胸を揉みしだいていく。

「あぁ……んッ……、はぁ……っ、きもちいい……」

 こんなことになるなんて。

 あんなサプリ、朝に呑むんじゃなかった。

 後悔の念にかられながらも、手は止まるどころか、激しさを増していく。

 尖った乳首を、自身の指で、圧し潰すように摘まみ上げ、手のひらで乳房を抱え込む。

 快楽がどんどんあがっていく。

 那月は、とろんと、顔を緩ませ、絶頂へと登っていく。

 姿見に映った自分の卑猥な姿にも、快楽への拍車に変えて、胸だけで、みるみるうちに乱れていく。

「はぁんっ! あぁあぁんッ! らめぇっ、きもちいいの、とまらないよぉっ! おっぱい、いいのぉお! あぁあッ! イクう! イきそう……っ!」

 あとすこし……、というところで、

 ──ガチャリ。

 と、更衣室の入口が開く音が響く。

「──ッ!!!」

 那月は、ピンッと背すじを伸ばして、身を凍らし、慌てて口を閉じる。

 どうしよう! 人が来ちゃった……。

 しかし、杞憂には終わらず、軽やかな足音が、迷わずこちらの近づいて来ている。

「──那月。那月だよね? 大丈夫?」

 柔らかな可愛い声が、自分を呼んでいる。

 この声は、幼馴染の声に違いなかった。

 更衣室のカーテン越しに見える、人影に向かって、那月は声を上げる。

「……ひ、……雛子?」

「ふふ。やっぱり那月だ。どうしたの。お昼も食べないでダッシュして。具合でも悪いの?」

「あ、えっと、ちがうの、大丈夫。ちょっとその……、汗かいちゃったから、服変えたくて……」

「えー? 本当?」

 くすくすと笑い声が聴こえた後、カーテン越しの人影が、細い指先を、こちらに向けているのが見えた。

「ぁ……っ、だめ、開けないで、雛子」

 制する声もむなしく、カーテンがためらいなく開けられる。

 ふわふわの栗色の猫毛をふたつに束ね、可愛らしいAラインワンピースを着た小柄な彼女が、胡桃のような大きな二重の瞳で、那月を上目遣いで見つめている。

「わお。色っぽい姿してるわね、那月」

 那月は、胸を曝け出したまま、かあああ、と羞恥で頬を染める。

「開けないでって言ったのに!」

「ふふふ、お着換え中?」

 たれ目を甘く細めながら、雛子は、靴を脱ぎ、那月の更衣室へと上がり込む。

 そして、後ろ手で、カーテンを閉める。

「──なんてね。……声。外まで漏れちゃってたよ?」

「!!! う、そっ、……──んっ」

 叫びそうになる那月の口元に、雛子が人差し指を添える。

 八センチの身長差もものともせず、那月を強い目力の上目遣いで見上げる。

「確かめてみる? 嘘かどうか」

 じっと、那月を見つめたまま、雛子が、一歩、更に詰め寄る。

 那月の口元を押さえる人差し指が、そっと離れたかと思うと、今度は、手のひらを口元に当てられる。

「ひな、……んひゅうッ!」

 那月が身をよじって逃げようとする前に、身体に桁違いの刺激が走り、ビクンと背を反らす。

 雛子が、那月の、さらけ出した乳房に、空いた左手を添えたのだ。

「んぅっ、んん……っ!」

「私の聞き間違いじゃなければ、おっぱいが、いいんだよね? 那月」

 甘い砂糖菓子のような声。好きな飲み物でも尋ねるような口調で、とんでもないことを聞かれる。

 相変わらず、見た目からは考えられない程の、迫力だ。

 那月は、可憐な手で塞がれた口元を、もごもごと動かしながら、後ずさりするも、姿見の壁に背をぶつけ、逃げ場を失う。

 ぐぐ、と頭を押さえつけられ、雛子は、那月の胸を、くりくりといじりだす。

「ひぅうんっ!」

 ビクンッと那月は、身体を震わせ、力を抜けていく。

 身長では、那月の方が、高いのだから、その気になれば、振り払うことだってできるはずなのに。

「気持ちいいんでしょう? あと少しだったんだよね、──イっちゃうまで」

「んぅっ、んんんっ!!」

 那月は泣きそうになりながら、脇を閉め、もじもじと内股をすり寄せる。

 このままだと、幼馴染の目の前で、胸だけでイってしまう。でも、さっき、あと少しでイケるところだったのを、やめてしまっていて、身体の疼きがおさまりそうにはない。ただでさえ、今日は、あんなサプリを飲んだせいで、授業中、胸が疼いて仕方がなかったのに。

「んひゅっ、んひゅぅうう……っ!」

 那月は、口を塞がれたまま、羞恥と欲の狭間で、ほろほろと涙を流し始める。

 雛子は、くすりと笑って、そっと、那月の口元を押さえる手のひらに隙間を作る。

「那月」

 甘い声で尋ねながら、雛子の左手が、那月の乳房をつつみ、人差し指が、乳輪の上で円を描く。

「はぁ……ッ、んん……っ」

「どうして、今日、そんなに、おっぱい、敏感なの?」

「ち、ちが……っ、ぁあぁんっ!」

「えー? 違うの? 私の聞き間違いかなあ」

 クスクスと笑う様に、那月は、ぎゅっと、瞳を閉じて、なんとかうなずく。

「そっかあ、違うんだ。ふふ」

 ぴと、と那月の胸元を隠すように、雛子が、那月の肩に頬を乗せ、自身の胸を押し付ける。

 雛子のワンピース越しに感じる彼女の胸に、那月は、その大きさを肌で感じる。平均的な那月の胸が、圧し潰されそうな勢いだ。

 背は私より低いし、胸は私より大きいし……! 羞恥と性欲で、いっぱいいっぱいの那月は、そんな小柄な幼馴染に、壁に圧しつけられながら、そんなことを考える。

 雛子は、那月の心を知ってか知らずか、身体を少しずらし、密着を保ちながら、那月を見上げる。

「違うなら、──これ、耐えれるよね?」

 雛子の小さな口が開き、那月の薄桃色の乳首を、ぱくり、としゃぶり付いた。

「──ひぁッ!!」

 焦らされていた身体に、一気に火が付き、視界が白む。

 ちゅくちゅく、と音を立てて、乳首を吸われた後、舌で転がされる。

「らめぇえ! らめええ!! ひなこッ! やめ、ぁッ、ぁああぁあッ! イっひゃう!! イクぅうう!! あぁああああああああああああああッ!!!」

 ガクガクガクと身体を震わせた後、那月は更衣室で嬌声を張り上げ、絶頂に達した。


 *


「もー。那月ってば、すっごい声上げて。誰かに聞かれちゃったら大変だよお。女子更衣室でえっちなんて、相手は女の子か、ひとりでえっちしちゃう子かって思われちゃうじゃない」

 くすくすと笑いながら、雛子は、更衣室の中で座り込んだ那月を見下ろす。

 雛子に、胸をいじられ、大きな絶頂を遂げた那月は、その場にへたり込んだ後、しばらく動けないでいた。

 頬を真っ赤に染めて、那月はへたり込んだまま、雛子を恨みがましく見上げる。

「雛子が勝手に入ってきて、変なことするからでしょ!」

「私は心配して見に来ただけだもん~。那月が、おっぱい気持ちいわけじゃないって言うから、からかっただけよ~」

「もー!」

 絶対あやまらないんだから。むすう、と那月はふくれ、座ったまま、胸に下着をあてがう。

「でも、あんなに那月がえっちな声出すなんて、びっくりしちゃった。おっぱい、どうしちゃったの? 自己開発でもしてるの?」

「違うわよ! どういう推測よ、それ」

「那月もお年頃だから、えっちなこと考えちゃう時間、増えるのかなあ~って」

「そんなんじゃないわよ。変な誤解しないで」

 ぷい、と視線をそらし、座り込んだまま、那月がワンピースのボタンを留め進めていると、胸元のボタンのところで、雛子の指が制する。

「じゃあ、どうして?」

 見上げれば、じっと那月を見つめ、笑みを浮かべている。ごまかせそうにない。

 那月は、口をとがらせるように、口を噤んだ後、小さくその結びを解く。

「その……、……今朝、……サプリを飲んだんだけど」

「サプリ? なんの」

「……」

 無言を召喚し、雛子が首をかしげる。

 那月は、両手を指先まで広げ、親指から順に、それぞれの指の腹を合わせていく。そして目を逸らす。

「……おっぱい、大きくするサプリ」

 雛子は、きょとん、と不思議そうな顔を浮かべ、口を開く。

「おっぱい……」

「そしたら、乳首が、すごく熱くなって、変になっちゃったの……っ! いつもは夜に飲んでるんだけど、昨日、飲み忘れちゃったから、今朝飲んで……。夜、胸が変な感じするとき、たまにあったけど、いつもじゃないから、大丈夫かなあって思ったんだけど」

 一気にまくし立てて言えば、雛子が、人差し指を自身の口元に当て、「うーん」とうなる。

「さっき吸った感じだと、あんまり変わってない気がするけど」

「もうちょっといい表現あったでしょ!? 私の胸のサイズ、そこまで詳細に知らないでしょうが!」

 聞かれると、喘ぎ声よりも誤解を生みそうな発言に、那月は思わず、更衣室内に人気がないか、今一度、耳を澄ませる。

「ていうか、那月、おっぱい大きくしたかったの? 今でも、別に小さくないと思うけど」

「胸大きい人間にそんなこと言われたくない」

「そこまで大きくないよ、私」

 むにょん、と目の前で、雛子が自分の胸を寄せるように、両手を添える。

 那月には、作り得ないスケールの谷間が、ワンピース越しに作成され、那月は、口をとがらせる。

「サイズいくつよ」

「F」

 ファックのFか。評価Cの那月は、心で悪態をつく。

「どうして、急に、おっぱい大きくしたいなんて思ったの?」

「……急にって訳じゃないけど」

 那月はワンピースのボタンを留め終え、乱れたロングヘアを耳にかきあげる。

「そのえっと、……男の人って、おっぱい大きい方が、好きなのかなあって……」

 照れを含ませながら、ぼそぼそとそう言えば、雛子は、さして心に響いた様子を見せずに、「ふうん……」とだけ呟くので、那月はより一層、恥ずかしさが増す。

「小柄で可愛くておっぱい大きな雛子には、わかんないかもしれないけど、私だって、女子力磨いたりするの」

 更衣室の床に置いたカバンから、那月はスマホを取り出す。スマホカバーを開き、見開きのポケットから、小さな紙きれを指先で引き抜き、雛子に渡す。

「はい」

「なあに、これ?」

「先週のサークルの新歓で、雛子に渡してって言われたの」

「ふーん」

 雛子が受け取り、メモ用紙に書かれた連絡先を一瞥してから、肩をすくめる。

「紙の手渡しなんて、ある意味、貴重ね」

 連絡先を渡されるというシチュエーション自体が貴重な那月には、なかなか言えない台詞である。「ていうか、このひと、誰だっけ」と聞かれ、雛子にとって、特別な事案でないこともうかがえる。

 雛子がスマホを取り出し、面倒くさそうに、紙に書かれた連絡先を撮影しながら、口を開く。

「とりあえず、那月が、おっぱい大きくしたいってのは、よく分かったわ」

 雛子は、連絡先のメモ用紙を、キャンディーの包み紙のように、細長く折りたたみ、おみくじのように結び、手先で遊ぶ。

「ねえ。私が、那月のおっぱい、大きくしてあげよっか」

 雛子が、座り込んだ那月の肩に手を置き、ずい、と身体を近づける。

 目の前に、雛子の大きな胸を見せつけられ、那月は、同じ女子ながら、その迫力に、一瞬、言葉が詰まる。

「大きくって、何する気?」

 先ほどされた過度なスキンシップと悪戯に、那月は、ワンピースの上から、胸元に手を当てるも、雛子はおかしそうに笑って、その手を握る。

「そんな変なサプリより、もっといいもの、あげる。ばあばの家、行こう」


  *


 午後の授業もそこそこに、那月は、雛子と共に、電車で数駅先にある、雛子の祖母の家に辿り着いていた。

 多忙な両親をもつ雛子は、おばあちゃん子で、那月も何度か一緒に遊びにいったことがある。モダンな和風といった、その家は、小さな都会の中で、昔ながらの家に、静かに時間を進ませた不思議な雰囲気の家だ。

 雛子は、黒く細い格子の門を開け、玄関をスルーした後、裏庭へと足を進める。青々と茂る雑草と飛び石を踏み、離れの建物へと辿り着く。

 雛子がバッグから鍵を取り出し、ふたりで中に進む。

 外の日差しを忘れさせるほどに、ひやりと涼しい空気に、那月は圧倒されるが、雛子はかまわず中へと進んでいく。

「おばあさんに挨拶しなくていいの?」

「ばあばは、今日は麻雀の日だからいないわよ。大丈夫よ、私、入学してからは、こっちの家にも結構来てるの」

「ふうん。相変わらずお元気そうね、おばあさん」

「今日は、気になるオトモダチが同じ雀卓にいるらしいわよ」

 本当に元気そうな様子を聴きながら、那月は、雛子に案内された小さな部屋へと通される。中腰にならないとくぐり抜けられないような、小さな扉を抜けると、背の低い茶箪笥とちゃぶ台、深い紫の座布団が、若草色の畳に並べられ、障子をつけたはめ殺しの丸い窓から、柔らかな光が差し込まれている。

「本当、立派なお屋敷よねえ。雛子のおばあさんち」

「こっちの部屋は、ただの元茶室よ」

「普通の家に、茶室はないわよ」

 那月の呆れ声も取り合わず、雛子は、ちゃぶ台を端に寄せ、壁際にバッグを置いた後、茶箪笥へと手を伸ばす。

 那月も、カバンを雛子のバッグの横に置いた後、雛子の隣に近づく。

 茶箪笥の中に、色とりどりの小瓶が並べられている。ミニチュア人形のおままごとにでも使うようなサイズだ。数ある小瓶の中から、オレンジ色の花が描かれたものと、緑の草木が描かれたものを、雛子が指先でつまんで取り出す。

 ちゃぶ台にそれらを置いた後、今度は、はめ殺しの窓の下に、壁と一体化している棚を開く。その中に、冷えた水やら、徳利、猪口が入れられていて、それ冷蔵庫だったのかと那月は思う。

 雛子が慣れた手つきで、冷蔵庫の中身をちゃぶ台へと移動させる。

「那月。そこに座って、上、脱いで」

「何する気?」

 ぎょっとして尋ねると、からからと笑われる。

「おっぱい大きくしたいんでしょ。幼馴染のよしみで、この秘伝の薬、塗り込んであげるわよ」

 オレンジ色の花の小瓶を、指先で開けると、微量の塗り薬が入れられていた。

「何よそれ、妖しい」

「那月が飲んでたものよりは効果あるわよ」

 雛子が妖麗な笑みを浮かべて、己の胸を、むにゅ、と寄せて、谷間を作る。

 淡いストライプ柄のワンピースが、雛子の豊かな胸に圧迫される様を見ながら、那月は、疑わしい目を向ける。

「……何よ。雛子の胸は、それのおかげで大きくなった、ってわけ?」

「さあ。どうかな。試してみれば分かるんじゃない?」

 すまし顔をされ、那月は、むう、とちゃぶ台の上の小瓶に目を向ける。

 塗り込む、と言っても、卓上に置かれた小瓶は、せいぜい、5センチほどの物だ。

「こんな少量で、本当に効果があるの?」

「あぁ、それはね。こっちも使うのよ」

 雛子が、緑の草木が描かれた小瓶を指先でつまみ、左右に小さく揺らすと、中で、ちゃぽちゃぽと水音を返す。

 緩衝液、というには小さな瓶だが、溶かして使うのだろうか。

 那月が不思議そうな顔をしていると、雛子は、すまし顔をして、冷蔵庫から取り出した水を、猪口の中に注いでいく。

 緑の小瓶のフタを、指先で開け、そして、その猪口の中に、一滴、二滴、と中身を垂らしていく。

 とろり、と蜜のような粘度を見せた後、猪口の中で、水と混ざっていく。

「はい。じゃあ、これ飲んで那月」

「ええ……、何なの、これ」

「塗り込むために必要なのよ」

 猪口を手渡されるも、渋い顔をする那月に、雛子は、わざとらしい溜息をつく。

「もう。わがままなんだから。せっかく、那月のおっぱい大きくしようと思ったのになあ」

「何よお。だって、こんなの急に飲めって言われても怖いじゃない。雛子、飲んでみせてよ」

「私? まあ、ちょっとくらいならいいけど」

 意外にも、あっさり承諾する雛子は、新しい猪口に、緑の小瓶の液を、一滴、注ぎ、水を足す。そして、なぜか、お盆の上に、雛子と那月の猪口、そして、オレンジの花の小瓶を乗せて、畳の上に乗せる。

「じゃあ、乾杯しよっか、那月」

 雛子が、自分の猪口を手に取り、微笑みかけるので、那月も、渋々、猪口を手に取る。

 まあ、雛子が飲むのを確かめてから、自分も飲めばいいか。

 那月も猪口を手に取り、雛子の猪口と、そっと乾杯する。

 成人して間もないが、飲み会でも、せいぜい、カクテルやサワーを頼む程度で、日本酒を飲む機会はほぼ皆無の那月にとって、お猪口はなんだか新鮮だ。といっても、中身は、お酒ではないけれども。

 雛子が、那月をじっと、見つめたまま、慣れた手つきで、猪口から液を飲むので、那月もこくん、と飲み干す。

 ふわりと甘い、香りがして、なんの花なのだろうか、と考えていた矢先、目の前の雛子が、カタンと猪口をお盆に戻した後、口元に手を当てる。

「はぁ……ッ、ん……」

「雛子? 大丈夫……、──!?」

 那月が、慌てて、雛子の腕に手を添え、そして言葉を失う。

 苦しそうに息をする雛子が、みるみるうちに、身体を縮めていったのだ。

 腕に触れていた那月の手が、離れ、雛子はしゃがみ込む。

 ばさばさと、サイズが合わなくなった服が、ずり落ち、雛子が素肌を露わにする。

 身体の縮小を終えた頃、雛子は、服がすっかり脱げ落ちてしまったことも気にせず、その場に立ち上がる。

 那月が驚きで固まるのも、他人事であるかのように、スタスタと歩き、畳の上に置いたお盆に足を踏み入れる。徳利よりも少し高い背丈になった雛子は、自身の頭に、手のひらを当てて、と徳利を見比べる。

「うーん。徳利よりもちょっと背が高いから、今は15センチくらいってとこね」

「ちょっと待ってよ、どうなってるの?」

 那月は、お盆の両サイドに手を置き、正座をしたまま、頭を徳利へと近づき、覗き込む。

「なんで雛子、小さくなってるの?」

「さっき飲んだ薬のせいよ。那月もすぐに小さくなるわよ」

「えッ!? うそでしょ、ちょっと……、──きゃああああ!!」

 ドクンッと身体がうなり、那月は叫び声をあげる。

 その声は、あっという間に、小さくなっていき、那月は身体を縮めていく。

 ワンピースが肩からずり落ち、掴もうとした手が、袖に埋もれていく。

 袖の上から、掴むのを試みるも、布の重さに耐え切れず、那月は、服の山に倒れ込む。

 重たい布の下敷きを覚悟するが、隙間が生まれ、なんとか、服の合間に、入り込む。

 那月が身に着けていたブラジャーのカップが、隙間を作ってくれたようだ。

 裸のまま、四つん這いで、服の中から外に這い出ると、手で余裕で持てる程のサイズだったお盆が、目の前に、巨大なテーブルのように広がっている。

 お盆の縁は、那月の膝ほどの高さにまでなっていた。

 呆然と、お盆の傍で、那月が立ち尽くしていると、裸の雛子が、楽し気に、こちらに歩み寄ってくる。

「ふふふ。那月は、うーん、5センチくらいかな? 私より、小さくなっちゃったわね」

 美しい曲線を描く腰元に手を当て、雛子が、那月を見下ろす。

 雛子の下腹部よりも小さな背丈になってしまった那月は、大きな雛子を見上げる。

「な……、なんなの、これ……」

 呆気に取られている那月に、雛子は手を伸ばし、那月の腰に手を当てる。

 そして、軽々と、那月を抱き上げる。

「きゃっ……」

「ふふふ。高い高い~。那月、小さくなっちゃって、可愛い」

 ふらふらと、床を離れた足が、揺れる。

 小さな子供にでも、なったかのようだ。

 那月は、小さく縮んだ身体で、雛子を見つめ、互いに一糸まとわぬ姿であることに気付き、じたばたと抵抗する。

「ちょっと、待って、やだっ。降ろしてよ、雛子!」

「わー。小さい子が、駄々こねてるみたいで可愛いわね」

「ふざけてないで、降ろしてってば! 落ちそうで怖いのっ」

「しょうがないわねえ」

 雛子は、素早く、那月の脚に手を回す。そして、幼子でも抱えるかのように、那月を姫抱っこする。

「ちょっと……っ!!」

 那月が焦り、再び抵抗するが、力がまるで敵わない。

 暴れる子供を、しっかりと抱える大人のように、雛子は余裕を感じさせる笑みを浮かべる。

「──那月」

 雛子が目を細め、甘い声で、那月の名を呼ぶ。

 同性ながら、濃厚な色気を、至近距離でまき散らされ、那月が思わず固まっていると、雛子がその顔に、ためらわず近づく。

 そして、那月の唇を食むように、深く口付けた。

「ん、んッ! んふぅ……ッ!」

「ん……、はぁ……ッ」

 暖かく柔らかな雛子の舌が、咥内をかき混ぜる。

 雛子とは、ふざけたスキンシップをしたことはあれど、ここまで深いキスをされたのは初めてだった。

 恋愛経験の少ない那月にとって、キス自体、ほとんど、初めてといっていい程の行為だ。

 小柄な彼女に、大人と子供ほどの体格差をつけられ、軽々と持ち上げられていて、那月の中で混乱が増す。

 頬が紅潮し、トクントクンと、身体が不思議な熱を上げていく。

 ゆっくりと、唇が離された後も、とろん、と瞼を緩ませ、那月が雛子を見つめていると、雛子がにこりとほほ笑む。

 小さな那月を、そっと、お盆の上に寝かせる。那月の顔の両サイドに、両手をつき、覗き込み、妖しい笑みを浮かべる。

「それじゃあ、おっぱい、大きくしちゃおっか」

 那月は、頭をぼーっとさせながら、雛子を見つめ、こくん、と小さくうなずく。

 雛子が、真横に置かれた、オレンジ色の小瓶に手を伸ばす。

 元の大きさでは、指先でつまんでいたそれを、雛子が、両手でフタを開け、お盆の上へと乗せる。

 中に入った塗り薬を、雛子が、小さな手で掬いとる。

 両手の上で均等に伸ばした後、那月の胸元へと、その手が伸びてきた。

「ひゃうっ!!」

 火照った身体に、冷たい粘性の薬をぬられ、那月は、小さく跳ねあがる。

 今や雛子の大きな手は、片手で那月の胸全体を包み込む程の大きさだ。

 両手を上下にずらし、雛子の手が、那月の胸とお腹をすっぽりと覆い、塗り薬を練り込まれていく。

 べとべとと、雛子の手に、那月の肌が貼り付くように引っ張られ、ぐにぐにと小さな胸がもまれていく。

 今の那月にとって、雛子は三倍程の大きい背丈だ。

 まるで、赤子にでも戻ったかのような錯覚を覚える体格差だが、行われていることは、おおよそ、子供らしくない。

 奇妙な背徳感に追われながら、那月は、小さな身体の熱を上げていく。

「ひんっ! ひぃうっ! ひな、こ……っ! 私、なんか、からだ、熱いよぅ……!」

 薬を塗り込まれた乳首は、じんじんと疼くし、肌は、火照り、下腹部は、きゅるりと疼いている。

「ふふふ」

 雛子は、小さく笑い、大きな手を、那月の胸に添えたまま、那月を覗き込む。

 那月の小さな身体に、雛子の大きな胸が、覆いかぶさり、柔らかな圧迫を上半身に感じる。

「那月のおっぱい、大きくするお薬だもん。那月の小さな身体が、大きくなろうと、頑張って、熱くなってるんだよ」

 かり、と、雛子の指が、那月の小さな乳頭をひっかき、那月は雛子の胸の下で、小さな身体を跳ね上げる。

「ひきゃぁッ!」

「先っぽ、硬くなっちゃってるね。お薬、ちゃんと、染み込んできたのかな?」

 くすくすと笑いながら、雛子が、大きな指先で、那月の乳首を、ぐにぐにとこねくり回していく。

「ぁあんッ! ひ、なッ、こ……! らめえ! いひゃぃっ! おっぱい、おかひくなりゅう……!」

「大きくしたいんでしょ~? 那月、男の子にモテたいんだよねえ?」

 ぎゅうう、と乳首をつままれ、那月は、視界が白む程の快楽を、身体に流される。

「あぁあぁぁあうぅうっ!! はなひへえぇえ! わらひ、こわれるぅう!!」

 雛子の大きな胸に押さえつけられながら、那月は、唯一、圧迫を逃れている手足を、ばたばたと動かす。

 しかし、雛子は手を止めることなく、指を動かす。

「ダメよ。大きくなりたいんでしょう?」

 突起を沈めぬばかりに、強く押し潰され、那月は、大きく嬌声を上げる。

「あぁああぁああああ!!」

 びくびくと身体を震わせた後、へにゃりと力を抜く。

 那月の達した様子を、雛子は、じっと見つめた後、そっと上体を起こす。

 那月は荒い息をしたまま、顔を緩ましていると、ふいに、桁違いの刺激が走る。

「きゃあああぁあああんっ!!」

 雛子が大きな指を、那月の割れ目に忍ばせのだ。

 蜜壺の中身を楽しむように、雛子の指先が、那月の中をかき混ぜていく。

「あひぃん! ひぃいあぁああんっ! ひゃめ、やらああ! 雛子っ!! ふひぃんっ!!」

「ねえ、那月。このお薬ってね、胸以外からも吸収できるんだよ」

 ぐちゅぐちゅと、大きな音を立てながら、雛子の指が、那月の中に呑み込まれていく。

「すっごい吸い付いちゃうね、那月の中。小さくなっちゃった上に、男の子とえっちしたことないなら、しょうがないかなあ」

 強い圧迫を伴い、那月の中に入り込んでいた大きな雛子の人差し指が、ゆっくりと引き抜かれていく。

 那月が、涙目で刺激に耐えていると、雛子がゆっくりと、那月の脚の間へ、忍び寄る。

 大きな手が、那月の脚を包むようにして、ぐい、と持ち上げ、左右に大きく広げる。

 桃色の、ぷくりとした雛子の唇が、那月の潤う割れ目へと触れる。

「ふきゃあぁあああっ!!」

 那月は小さな身体を、ぶるぶると震わせ、快楽に叫び声をあげる。

「やだっ! やぁあっ! なにするの、雛子! あぁああんっ!! そん、なとこ、舐めちゃ、らめえ!!」

 べちゃべちゃと、自身ですら、頻繁に触れることのない箇所を、小さな頃から一緒だった幼馴染に、舌を挿れられている。

 那月は、羞恥と快楽に挟まれながら、小さく縮んだ身体で、必死に抵抗する。

 しかし、赤子と大人ほどに力の違いがある今、逃げ出すこともままならない。

「離して、離してぇええ! 雛子、だめええ! あぁああんっ!! 私、ひぐぅうっ!! おねがい、やめてええ!!」

 絶頂に向かって、駆け上がる小さな身体で、那月は、泣き叫ぶ。

「イクぅ! イっちゃう! だめ、だめえ、やああッ!」

 もう耐えられない!

 あと一歩……、というところで、雛子は、ぴたりと、舌の動きを止め、那月から身体を離す。

「ひぅ……ッ、ぁ……」

 那月は、両脚を浮かせ、はしたなく開いたまま、ちらりと雛子を見つめる。

 雛子は、クスリと笑う。正座を崩すように座り込み、両手を床につき、大きな胸を震わせながら、首をかしげて那月を見下ろす。

「どうしたの、那月。やめてあげたわよ?」

「ぅう……」

 ひくひくと、疼いたままの割れ目からは、とろとろと愛液が溢れている。

 那月は、泣きそうになりながら、雛子を寝転がったまま、見上げる。

 イきたい、イきたい……!

「そんな可愛い顔して、どうしたの? 何か、してほしいの?」

 くすくす笑いながら、雛子が見つめる。

 那月は、こくん、と息を呑んでから、そっと小さな口を開く。

「……ぁ……、えっと……、その……」

「んー?」

「わ、たし……」

 こんなのダメなのに。雛子なのに。雛子は幼馴染で、女の子なのに。

 ぐるぐると、葛藤が生まれるも、那月の熱を帯びた瞳は、雛子を離さない。

「私……っ、……、ぃ、……イき、たい、の……っ、な……、舐めて……」

「ふうーん?」

 雛子が楽し気に、瞳を細めて、笑う。

「さっきは嫌がってたのに?」

「ぅ……っ、お、おねがい……、身体が、熱くて、つらいの……っ!」

「そうだなあ、じゃあ、──私のことも、気持ちよくしてくれたら、いいわよ」

 雛子が、那月の腰に手を添え、身体を起こす。

 抱え上げられた那月は、雛子と向き合うように、無理やり、立たされる。

 雛子の三分の一にも満たない小さな身体は、目の前に、雛子の瑞々しい太ももを目にする程の背丈だ。

 ぷくりと美しいカーブを描いた恥丘は、潤いを見せているのが分かる。

「──舐めて、那月」

 那月が驚き、固まる。思わず、大きく顔を上げ、雛子を見上げるが、雛子は熱を帯びた瞳で、那月をじっと見守っている。その目は、性欲と共に、那月をじっくりと舐めまわすように見降ろしていて、那月は、混乱を深めると共に、身体がより酷い熱を高めていくのが分かった。

 長年の付き合いとなる幼馴染の、知らない表情に、身体がきゅるりと疼きを上げる。

 那月は、小さな手を、そっと、雛子の太ももに添え、ゆっくりと、雛子の割れ目へ、口を近づける。

 くちゅり、と小さな水音を立て、那月の唇が、雛子の秘芽に到達する。那月の小指ほどのそれに、恐々、舌を伸ばし、音を立てる。

「ん……ッ、ぁ……、はぁ……ん……、那月……」

 雛子の両手が、那月の小さな顔を、支える。大きな手が、那月の長い髪をかき上げ、耳を愛撫する。

「んひゅ……っ、んぅ……」

 ちろちろ、と、小さな舌を出し入れして、雛子の中へと進める。

 雛子が、先程、那月の中を慰めてくれた動きを思い出しながら、那月は初めての奉仕に必死になる。

 もじもじと、無意識のうちに、内股を合わせながら、口を動かしていると、ふいに雛子が、ぎゅ、と那月の頭を強く押える。

「んんぅっ!」

「那月、那月……っ! ぁんっ! 気持ちいい! もっと舐めて!」

「んんううっ!」

 くちゅくちゅと水音と共に、舌を動かし続ける。

 雛子の嬌声を聴き、雛子も気持ちいいんだ、と思うと、那月も舌の動きに力が入る。

 幼い頃から、小柄で可愛く、それでいて、那月を手玉で転がすような余裕めいた彼女が、那月よりも大きな身体で、那月の動きで、嬌声を上げることに、不思議な心地良さを感じてしまう。

「ぁんっ! あぁんっ! イきそうっ! イクう!! 那月っ、那月……っ!! ぁああ、あぁああぁああああんっ!!!」

 とろとろと、愛液が大きく溢れ、那月の口元を濡らす。

 那月が、そっと口を離し、雛子の艶めかしい太ももに、小さな両手を添えたまま、そっと、見上げる。

 大きな胸の谷間の向こうに、雛子の情欲を催した顔が見える。

 荒い息に、大きな胸を揺らし、潤う瞳と、火照った頬。汗ばむ肌。

 色香を放つ彼女にどきりとする一方で、那月は、那月の慰めで、雛子をここまでの表情を見させたのかと不思議な充足感が得られていた。

「気持ち良かった……。那月、ありがとう」

「えっ、ううん」

 那月が慌てて首を振れば、雛子がにこりと笑って、那月を抱き上げる。

「きゃっ、雛子……!」

「今度は那月の番でしょ。約束通り、那月のこと、もっと、いっぱい気持ちよくしてあげる」

「……ッ」

 那月は、恥ずかしさを思い出すも、身体が既に期待し始めていて、静かに、雛子に抱きかかえられる。

 雛子は、那月を抱きかかえたまま、すたすたと進み、徳利の横に置いたままの、猪口の縁に、那月を座らせる。

 雛子と那月を縮めた薬液を入れていたお猪口だ。

 お盆の床に、那月の小さな足は届かず、ぷらぷらと浮いた足で支えることは不可能だった。

 那月は、縁に、慌てて手を添え、声を上げる。

「なにするの、落ちちゃう」

「だって、那月、小さくて触りづらいんだもん。ちゃんと、縁、押さえといてね」

 ぐい、と那月の脚を拡げ、雛子が那月の前にひざまずく。

 そして、那月の秘所へと、顔を寄せる。

「ひぃあぁあああんっ!!!」 

 雛子の舌が、那月の割れ目に触れる。あふれる愛液に吸い付き、襞を舐め上げる。

「あぁあんっ!! あぁあああんっ!!! 雛子!! いいのおお!! しゅごい!! なにこれええ! きもちいいよおお!!」

 猪口の縁で、ぐらぐらと身体を大きく揺らしながら、那月は嬌声を上げる。

 ぶるぶると震える身体は、どんどん力が抜けていく。

「イクぅ! イクぅ! らめ、もうらめえっ!! ひぅううっ!!! あぁああ、あぁああああああああっ!!!」

 ぷしゅう、と那月は潮を吹いたと同時に、絶頂に達する。

 ちかちかと、視界が白み、小さな手が、縁から滑り落ちた。

「あっ、那月、あぶない!」

 那月から口元を離した雛子が慌てて手を伸ばすも間に合わず、那月は、猪口の中へと、小さな身体を落下させる。

「きゃあぁんっ!」

 ガタンと、猪口が大きく揺れ、那月は、猪口の中へと尻餅をつくように沈み、ぱしゃん、と水音が響く。

 足を、Vの字に広げ、猪口の壁に乗り上げるようにしたまま、那月は、微量に残っていた薬液に、下腹部を浸すようにして猪口の底にハマってしまっていた。

 足首は、猪口の縁に出ているものの、手は伸ばしても、指先が届きそうで届かない。起き上がれない。

「雛子っ、たすけてぇ……!」

「大丈夫? 那月。ふふふ、すごい格好してるわね」

 Vの字に広げて、縁に乗せた那月の足首に、雛子の指が、つんつんと触れる。

「遊んでないで、引っ張り上げて! お尻はまっちゃって、動けないの」

「そのうち、動けるようになると思うけど」

「どういうことよ」

「だって、これ、私の飲み残した薬だよ。那月、もっと小さくなっちゃうと思うけど」

「えっ?!」

 きゅるり、と、薬液に浸したままの下腹部が疼いたかと思うと、ドクンッと那月の身体が大きく唸る。

「ふきゃあん!」

 那月が叫んだと同時に、小さな身体が大きく震え、みるみるうちに、縮小し始める。

 猪口の底にはまり込んでいたお尻が、自由を取り戻すほど、縮む。

 猪口の縁に引っ掛かっていた足が、届かなくなり、ずるずると、猪口の中に沈んでいく。

 下腹部を浸す程度だった水に、ぱしゃんと、手足が滑り落ちる。

 那月が、猪口の中に、両膝を立てて座り込む間も、那月の縮小は止まらない。

 那月を浸す液が、下腹部から上昇し、へそに達し、膝と胸にまで水面が到達し、那月は悲鳴を上げる。

「いやあああ!! 助けて雛子! 私、どんどん小さくなってる! 消えちゃう! 止めてえええ!!」

「下のお口から、お薬ずっと飲んじゃってるからよ」

 雛子が猪口の縁に手を置き、大きな身体で、猪口の底へと身を乗り出す。

 雛子の大きな手が、那月の身体をすくい上げる。

「うーん。片手でもすくえちゃった。那月、今、一、二センチくらいかなあ? お人形さんみたいね」

 十五センチ程のサイズの雛子に言われ、那月は、雛子の手のひらの上で、雛子を睨む。

「もう、なんで全部飲まないの!」

「だって、確実に那月より、大きくなっておきたかったんだもん」

「大きくって、これじゃ、もう、私……」

 そこまで言いかけて、那月は、ぷいと顔を反らす。

 雛子は、首をかしげて、手のひらの上の那月を見つめる。

「? あぁ……、おっぱいのお薬、塗れないってこと?」

「そうじゃなくて! その、……ひ、……雛子に、……気持ちよくして、あげられない、でしょ……」

 ぽそぽそと、言葉を紡げば、雛子は、大きな瞳を、ぱちぱちと瞬く。

 しばしの沈黙に、那月は、ひょっとして、自分の勘違いで、まだ物足りていない自身の欲求不満を曝け出しただけだったのだろうか、と雛子を見上げる。しかし、そこには、うれしそうにほほ笑む、雛子の姿があった。

「……ふふふ。ありがとう、那月」

「別に、……その、えっと……」

「そのサイズでも、十分、気持ちよくはなれるかなあって思うけど、折角だから、今日は、もうちょっと、同じくらいで楽しませてもらおうかな」

「え?」

 どういうこと、と尋ねる前に、那月は、雛子の口元へと運ばれていた。

「んひゃあああん!」

 べちゃり、と雛子の舌が、那月を包み込む。

 全身を、ぺろぺろと舐め上げられ、那月は、あっという間に、快楽に呑まれてしまう。

「ひな、こっ、わた、し……っ、また、イっちゃ、う……!」

「那月、可愛い」

 ぺろり、と那月の秘所に舌をのばし、液を舐め上げた後、雛子は大きく震え、自身の身体を縮め始めた。


 雛子の手のひらに乗せられたまま、那月は、雛子が、みるみるうちに縮んでいく様を目の当たりにする。

「雛子っ!」

 雛子は、やがて、那月を片手でもっていられなくなり、ぐらりとバランスを崩す。

 そして、ふたりして、猪口の中へと、倒れ込んでしまった。

「きゃあああ!」

 ガタンッと音を立て、猪口が、斜めに倒れ、薬液を盆の上へとこぼす。

 横倒しになった猪口の上に、わずかな水滴と、米粒のように、小さく縮んでしまった那月と雛子が倒れ込む。

 薄黒い横倒しの猪口が、ちょっとしたコンサートホールのようにすら思えるサイズだ。

 すぐ傍に落ちている水滴が、かまくらのようなサイズに見えて、那月は、呆然と、今の自分のサイズに、身を強張らせる。

「どれだけ小さくなっちゃったの……?」

「5ミリもないかもしれないわね」

 すぐ隣に、那月と同じく裸で寝そべる雛子が、しれっと呟く。

 那月の身体についていた薬液を舐めとったからか、すっかり、那月と同じ背丈になっていた。

 寝そべったまま、身長を見比べる限り、通常のサイズの時の身長差と似通っているように思える。

「ふふふ。また、那月の方が、大きくなっちゃったかな。でも、大きい那月も、好きよ。ずっと、大きい那月を見てきたからね」

 愛しさを溢れさせた目で、雛子がそう言う。

 那月は、雛子の言葉が、心に染み込んでいくのを感じながら、トクトクと、鼓動を上げていく。

 雛子の指先が、那月の胸に触れる。

「おっぱい、大きくしてあげよっか。ちょっと、時間かかっちゃうけどね」

 くるくると円を描く指先に、那月は、再び、身体の熱を上げていく。

 雛子のその指に、自身の指先を絡め、ぎゅ、っと握る。

「そんなことより、これ。私たち、元の大きさに戻れるの?」

 火照りを隠すように、那月が目を細めて睨むように言えば、雛子が、「あー」と小さく声を上げる。

「そういえば、元に戻す薬、出すの忘れてた」

「ちょっと、嘘でしょ、戻れないの?!」

「戻れるんだけど、ちょっと時間かかるのよね~」

 雛子が、いたずらっぽい見慣れた顔をして言うので、那月は、むう、と口をとがらせる。

「どのくらいかかるの?」

「うーん……。那月、今週、大学休んでも大丈夫?」

「無茶言わないでよ、死んじゃうでしょ!!」

 那月がぎょっとして叫ぶも、雛子は、からからと笑う。

「そうだね、その前に、ばあばが気付いてくれるかな~」

「待って待って、それも恥ずかしすぎる!!」

「とりあえず、もうちょっとイチャイチャしてから考えたいな。そこに落ちてる水滴つかって、もうちょっと私より小さくなった那月とかも見てみたい」

「更に戻れなくしないで!」

 那月が叫ぶのも気にせず、雛子が、再び、愛撫をはじめ、那月の声が嬌声へと変わっていく。

 元の大きさにふたりして戻るのは、ずいぶん、先になりそうだ、と、那月はわずかに残った理性で思った後、幼馴染の裸に、ゆっくりと抱きついた。

【支援者先行公開 / 2021.12.2 pixivにも公開】幼馴染♀におっぱいを大きくしてもらうはずが、ふたりして身体が小さく縮んでしまい、五センチの身体を十五センチの幼馴染に、いっぱいえっちされちゃう私の話

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