SakeTami
タゴシロー(改名)
タゴシロー(改名)

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[12371文字]お人形サイズに身体を小さくされた私が、掃除機に吸い込まれながらえっちしちゃう話


遠い親戚にあたる、幼稚園児の凛の家。

その大きな家のゲストルームの、キングサイズのベッドの上で、那月は、ふぅとため息をついた。

いつものように、凛の遊び相手として、この家に招かれ、

いつものように、凛に身体を縮められ、人形ごっこと称して、散々、えっちな遊びをさせられた後、

どろどろの身体をリセットするために、凛と二人でお風呂に入り、更に、小さな身体を弄られて、常識を逸した絶頂を遂げたのは、全て今日の話だ。

連続した絶頂に気を失い、身体を元に戻してもらった後、のぼせたと勘違いされて、こうして凛の家に、半ば強制的にお泊りすることになったわけだが。

遠い親戚とはいえ、那月の実家とは桁違いにお金持ちの家だけあって、ゲストルームがちょっとしたホテルの部屋並みに広くて豪華だ。

通常サイズに戻っているはずなのに、ベッドも大きくて、那月はなんだか落ち着かなかった。

しかも、自分の理性を狂わすチョコレートを持っている凛の家で、一晩過ごすのだから、なおさらだ。

早く寝て、明日は、朝のうちに帰らせてもらおう。

那月が、そっと布団を被りなおした時だった。

――コンコン、と。

扉をノックする音が聴こえる。

凛の母親だろうか、と思い、返事をすると、カラカラと開くスライド音と共に、吊り引き戸からこちらを覗く凛と目が合った。


「那月お姉ちゃん。ぐあい、どう?」

「凛ちゃん。遅くにどうしたの」

「あのね、凛、飲み物持ってきたの」

片手に、マグカップを二つも持っていることに気付き、那月は扉へと駆け寄る。

引き戸を支えて、凛を招き入れながら、カップを受け取る。

「熱いからあぶないよ。一人で来たの?」

「那月お姉ちゃんと一緒に飲みたかったの」

じっと、那月を見上げて、そう言うので、ふう、とため息をついて、カップをベッドサイドのテーブルへと置く。

幼稚園児の凛にとっては、既に、眠ってもおかしくないような時間だ。

ネグリジェ姿の凛を見て、那月は手に、腰を当てる。

「凛ちゃんのママに内緒で来たんじゃないの? 見つかったら怒られるよ」

「大丈夫だもん。朝になって凛のお部屋に戻ればバレないもん」

「私の部屋で寝るつもりで来たの?」

呆れて軽く睨むも、凛は、きゃははと甲高い声で笑い、那月のベッドへと飛び込む。

「凛、那月お姉ちゃんとお泊り会、やってみたかったの! 本当はお菓子持ってきたかったけど、飲み物でガマンしたんだよ。凛、えらいでしょ」

もはや、那月の具合を気遣うことが、完全に形式だけになっている。

お菓子、つまりは那月を縮めるチョコレートを持っていないだけ、まだ良かったのかも、と那月は思いなおす。

ベッドに寝転がる凛の横に、那月は座り、凛が用意したカップを手に取る。

「もー。飲み物でも歯磨きしなくちゃダメでしょ。これ飲んで、ちょっとだけおしゃべりしたら、一緒に歯磨きして、凛ちゃんはお部屋に戻りなさい」

「えー! 凛はここで那月お姉ちゃんと一緒に寝るの」

「寝ても、凛ちゃんのこと、私、お部屋に運んじゃうから」

「むー……!」

不満げに頬を膨らませる凛に、くすりと笑う。

いつもは小さくされて、凛になすがままの那月だが、こうして見ると、凛が一回り以上年の離れた子どもであることを思い出す。

凛が、お気に入りのキャラクターが描かれたカップを手に取り、ふぅふぅと息を当てて、冷ました後、ホットミルクを飲むので、那月も手元のカップに口をつけた。

暖かなミルクに、ほんのり甘い香りと味がプラスされていて、那月は惹かれるように、こくりと飲み干してしまう。

「美味しい……。なんだか不思議な味……。凛ちゃんが作ってくれたの?」

「そうだよ」

那月からカップを受け取り、凛がウェイトレスのようにポーズを決めながら、サイドテーブルへとカップを置く。

「すごいでしょ。凛、特製のホットミルク!」

「すごいねえ」

素直に褒めれば、凛が誇らしげに胸を張る。そして、じっと那月を見つめる。

「? どうしたの、凛ちゃん」

「そろそろかなあ、と思って」

「そろそろ?」

「那月お姉ちゃんのホットミルクには、チョコレート、混ぜてたから」

「えッ」

しれっとそう言われ、ぎくり、と身体を強張らせたと同時に、那月は全身が、ドクンッと熱くなるのを感じた。


「ひぅッ! ぁ……ッ、ぃやッ、身体が……ッ!」

「何かに混ぜると、ちょっと小さくなるのが遅くなるみたい。うふふ。那月お姉ちゃんが、ホットミルク気に入ってくれて、凛、うれしいな」

無邪気に笑いながら、凛が、那月の変化を楽しんで見つめる。

その横で、那月は、身体の変化に伴い訪れる快楽に呑まれていっていた。

「ぁあぁッ! らめぇッ! 小さく、なっひゃう!! 止まって、とまってぇええ! あぁあああああああああッ!!」

ビクビクンッと身体を跳ねさせながら、那月は、ベッドの上で、しゅるしゅると身体を縮ませていく。

スリッパが足からずり落ち、ネグリジェがみるみるうちに、那月を飲み込む。

やがて縮小を終えた那月は、背襟についたサテン生地のブランドタグの上に、ぽすんと倒れ込んだ。

「ハァッ、はぁ……ッ、ハァッ」

息を荒くして、快楽の余韻に浸りながら、那月は、大きな凛を見つめる。

「うふふ。今日は、凛、那月ちゃんと一緒に寝るんだ~」

「凛ちゃん……ッ!」

ネグリジェに埋もれた那月を、凛が取り出す。

「お人形さんのパジャマも、こんなときじゃないと着せられないもんね」

密かに持ち込んでいたらしい、ドールサイズのネグリジェを、まだ熱を帯びた那月に、凛が嬉々として着せていく。

フリルとリボンのついたネグリジェを着せられた那月は、凛の手の中で、ばたばたともがく。

「もう! 急に私のこと小さくさせて、何するの、凛ちゃん! こんなことしたら、私のこと、小さくさせてるのバレちゃうでしょ」

「大丈夫だもん。朝になったら、ちゃんと戻すもん」

「それまでに、凛ちゃんのママが起こしに来るかもしれないでしょ」

「ママ、朝弱いし、いっつも家にいないから大丈夫だよ」

「それでも、私が泊まってるんだから、様子見に来るでしょ……」

那月は言いながら、凛が寂しそうな顔をしていることに気付く。

夫婦そろって、忙しいが故に、那月がこうして凛の家に、たまに来るようになったのだが、やはり寂しい想いをよくしているのだろう。

那月としては、身体を縮ませられていることがバレたら、凛も怒られるだろうし、こちらも散々、凛による人形遊びで淫らな体験をしてしまっているので、この状況は避けたいのだが。

どう説得しよう、と悩んでいると、凛は那月を抱えたまま、ベッドに潜り込んでしまう。

「明日の朝、早くに凛が起きて、那月ちゃん戻してあげるから。だから大丈夫でしょ」

言いながら、凛の声が、半分、眠気を帯びていることに気付く。

「待って、それなら、せめてアラームかけるか、元に戻すお菓子、すぐ傍に置いておいて!」

「凛、起きれるから、だいじょうぶ、だもん……」

「お昼寝のとき、いつもアラームかけてるって、前、ママが言ってたでしょ?! 凛ちゃん、待って、寝ないで!」

那月が小さく叫ぶも、凛は溶けるように、こてん、と眠りこけてしまった。


もぞもぞ、と凛の手の中から抜け出し、那月はきょろきょろと辺りを見渡す。

そして、ベッドの横のサイドテーブルに、那月は自分の携帯を見つけた。

あれで、せめてアラームをつけられたら。

しかし、ベッドとサイドテーブルの間は、今の那月の背丈以上の隙間が空いており、断崖絶壁と化している。

那月はベッドの端っこで、四つん這いになってその崖を覗き込み、そして、向かいのサイドテーブルを見つめる。

ベッドは、シーツや布団がある分、まだ、なんとか床へと降りられるかもしれない。

けれど、サイドテーブルは、つるつるの木製の板で出来ていて、なんの尖りも見当たらない。

この小さな身体で、登るのは、かなり困難に見える。

こんなに大きなベッドに、座って腰掛けてたなんて……。

那月は、改めて、自分の今のサイズを思い知る。


再び大きなベッドで眠る、大きな凛を見つめる。

スゥスゥと、規則的に寝息を立てる凛に近づき、凛と布団の隙間に入り込む。

那月を、元のサイズに戻すお菓子を持ち込んでいないだろうか。

四つん這いで、進めば進むほど薄暗くなる隙間を進む。凛のお腹の近くまで進み、那月は、必死に目を凝らしながら、凛の寝間着を確認する。

しかし、ネグリジェに、そもそもお菓子を隠せるようなポケットが見当たらない。

くいくい、と小さな手で、凛の大きなネグリジェを触るも、布が擦れる音しか聞こえず、那月は、大きな布団の中でため息をつく。

「凛ちゃんのお部屋のおもちゃ箱にしかないのかな……」

ぽつんと呟いたと同時に、凛が「うぅ~ん……」と寝言と共に、寝返りをする。

ギョッとしながら、慌てて、那月は、凛とは反対側の布団の中へ、必死で逃げる。

今のサイズで、凛に乗られると、さすがに潰れてしまうかもしれない。

薄暗く、重い布団に押し付けられながらも、必死で那月は、四つん這いで進む。

小さい頃に、運動会の障害物競争で、布の下をくぐる競技があった、と遠くで思い出していると、ふいに、ガクンッと手が、バランスを崩した。

「きゃッ……!?」

そのまま、身体全体が、引き込まれるように、下へ下へと落ちていく。

必死で、凛から離れている内に、ベッドの一番端にまでたどり着き、端から落ちてしまったのだ。

「ぁああぁああああああッ!!!」

ベッドの端と布団の隙間で、那月は叫び声をあげながら、床へと落下していく。

厚手の布団で、視界が薄暗いまま、落下による風を全身に感じながら、那月は目を瞑った。

――死んじゃう!!

覚悟と同時に、ぼふんっ、と柔らかな衝撃に包まれた。

「……?」

恐々、そっと目を開けると、フリルをあしらったリボンが目に入る。

那月が身体を縮める前に着ていたネグリジェだった。

布団の下を、ほふく前進している内に、ベッドの下へと落ちていたらしい。

ほっと、安堵してから、那月は身を起こす。


自分の背丈の何倍もの大きさとなったベッドを見上げ、それから、大きな広々としたゲストルームを見渡す。

変わり果てた部屋を一瞥してから、那月は、ぺたぺたと、裸足で床を進む。

高級そうな絨毯が柔らかな感触を返し、大きなホールの中を歩き進んでいるようだと錯覚しながら、那月は出口の扉までたどり着いた。

元の大きさに戻るお菓子が置いてある、凛の部屋は隣だ。

通常のサイズなら、なんてことない距離だが、今の那月には、果てしなく遠い。

扉の前で、那月はしゃがみこみ、木製の扉の下の隙間を覗き込む。

2センチ程の隙間から、廊下の間接照明が見える。しかし、ドールサイズに縮んだとはいえ、那月が通り抜ける程の隙間には至らない。

那月は、そっと、引き戸に、小さな手を触れる。


扉が開かなかったら、諦めよう。


そう決意してから、ぐ、っと力を込めると、引き戸は意外にも、カラカラと静かに音を立てて小さな隙間を作った。

そっと、隙間を維持させながら、那月は廊下を慎重にうかがう。

品のある間接照明が、ほんのりと長い廊下を照らしているが、静寂そのものだった。

意を決して、那月は、大きな廊下へと、小さな身体で踏み入れた。



とてとて、と小さな足音を鳴らしながら、隣の凛の部屋を目指す。

この小ささで、傍に凛がいない状態で行動するのは、初めてだった。

ましてや、今は、凛の両親もいる時間なのだ。

一秒でも早く、凛の部屋に駆け込まなければ、と那月は小さな身体で、必死に走る。

凛の部屋の前に着き、ゲストルームと同じような吊り引き戸に、那月は力を込めて引っ張る。

カラカラカラ……、と小さく音を立てて、扉が隙間を作る。

薄暗いその部屋に、那月は、飛び込むように入った。


カーテンから漏れる街灯のみで照らされた、凛の大きな子供部屋。

何度も訪れたことのある部屋に辿り着き、ほっと、息を吐く。

部屋の遥か彼方と化した、奥を見つめれば、凛の大量のオモチャが目に入る。

あの山の中にある、小さな宝箱、といっても那月にとっては大きなそれに、目的のお菓子はあるはずだ。

よし、と那月は気合を入れて、歩を進める。

もしもの時のために、何個かあわよくば持っておこうかしら。

と、今後の自分の身を守る策をふと思いつく。

そして、同じ箱の中に、きっと入っているであろう、那月を縮めるチョコレートのことにも、思考が辿り着く。

もし。

そのチョコレートも持って帰れたら……?

例えば、誰にも邪魔されない自宅で、自ら小さくなることだって可能になるのでは?

そうすれば、背徳を感じることなく、思いきり、淫らに、自分の思うまま、小さな身体で、一人で愉しめるのでは。

くらくら、と、快楽への誘惑が、頭を巡り、ハッと我に返る。

考えを振り払うように、那月は、首を左右へと振る。

何考えてるの!

とにかく、今は、元に戻ることが最優先なんだから!

この大きさになると、感度が上がるせいか、いつも、すぐに考えが淫らな方へと逸れてしまう。

深呼吸をして、落ち着かせ、そして、ふと大事なことに気付き、那月は振り返る。

吊り引き戸を、那月が通れるほどの隙間を作ったまま、歩き進んでしまっていた。

廊下の間接照明による、ほのかな光の道が、那月へと伸びてしまっている。

念のため、閉めておいた方がいい。元に戻る前に、凛の両親でも来たら大変だ。

那月は、小さな足音を鳴らして、再び、吊り引き戸へと進み始めた。

その時。


カタカタ、と小さな音が廊下から聴こえてきた。

ビクリ、と身を震わせ、思わずその場に凍り付く。なんの音だろう。どんどんこちらに近づいて来ている。

きょろきょろと周りを見つめ、どこかに隠れた方がいいかも、と考えている最中、ガタリ、と吊り引き戸の隙間から大きな音が聴こえる。

那月は扉に目をやり、そして、息を呑んで後ずさりした。

隙間から、小さな赤い光を放ちながら、凛の部屋を凝視する機械が見えた。――自動掃除機のロボットだった。

ガタン、ガタン、と何度か音を鳴らした後に、カラリ、と引き戸の隙間が広がってしまう。

それを更に押し広げるように、丸い自動掃除機が、凛の部屋の中へと侵入してきた。

部屋に入り切ると、反動で引き戸が、カタン、と閉まり切り、部屋が再び、薄暗い密室へと変わる。


ロボット掃除機の側面には、凛の両親が務める有名な研究所のロゴが、那月の顔よりも大きな文字で、描かれている。

そのすぐ下に、不気味な赤い光が、ぐるぐると方角を探るように動き、那月の足元にも、その光が届いた。


那月は、血の気が引く程に恐怖を覚え、ロボットに背を向け、全力で駆け出した。


ロボット掃除機の高さは、今の那月より、ほんの少し低い程だ。

丸みを帯びたフォルム全体は、今の那月には、ベッドにも成り得る程に大きい。

捕まれば、那月を吸い込むことなんて容易いだろう。

ウィンウィンウィン、と静かなモーター音を背後に聞きながら、那月は、泣きそうになりながら部屋の中を走り続けた。

どこか、ロボット掃除機が入り込めないような場所に逃げなければ。

吸い込まれて、ゴミと共に息絶えてしまう。


大きな凛の部屋を、走りながら、左右を見渡す。

普段から、ロボット掃除の侵入を許した作りにしているのか、ベッドもテーブルもソファーも、全て脚下に大きな隙間ができてしまっている。

ロボット掃除機の手の届かない場所に行くには、小さな那月にしか入れない狭い場所にいくか、ロボット掃除機が登れない場所をよじ登るしかない。

もともと目指していた凛のオモチャ入れなら、隠れる場所も多いし、何より元の大きさに戻れるお菓子がある。

しかし、徐々に、ロボット掃除機のモーター音が近づき、那月との距離を縮めてきている今、最奥のそこに辿り着く前に、吸い込まれてしまいそうだ。

息を切らしながら、那月は、一番近くにあるソファーの脚下へと駆け寄った。

急な方向転換にも関わらず、ロボット掃除機は、那月と同じようにソファーへと近づく。

センサーによって、確実に、那月を認識し、追跡している。

那月を、虫か何かと思っているのかもしれない。

「ハァッ、ハァ……ッ、こ、来ないでッ!」

荒い呼吸をしながら、那月は、必死でソファーの脚にしがみつき、震える身体を叱咤しながら、よじ登る。

木製の脚を少しずつ進み、革張りのソファー部分に頭をぶつける。

以前、凛の部屋に来た時に、心地よさを感じながら、このソファーに座ったことを思い出しながら、那月はソファーに小さな手を伸ばす。

革張りのそれは、つるつるした感触を返し、汗ばんだ手を拒むかのようだった。

どうしよう。大きすぎて登れない。

ソファーじゃなくて、ベッドの方にすべきだった。

――ガタンッ!

「ひぅッ!」

ソファーの木製脚に、ロボット掃除機がぶつかり、振動で那月は揺さぶられる。

――ウィンウィンウィン、ガタンッ!

――ウィンウィンウィン、ガタンッ!

「ゃ……ッ、い、いやッ! 揺らさないで!」

那月は震えながら、眼下のロボット掃除機を見つめる。

ロボット掃除機、本体の真上に降りてみようか……。

それとも、ソファーの上を、なんとか目指してみる?

恐怖の狭間で、必死で考えている最中。

――ギュイーン

何かの制御音なのか、これまでと異なるモーター音を、ロボットがうなり、那月はビクンッと驚きで震える。

そして、バランスを崩してしまった。

「ぁ……ッ!」

汗ばんた手が、木製脚から離れ、那月の身体は床へと落下し、ロボット掃除機の目の前へと、ぽとりと落ちた。


ギラリ、と赤い光に、那月の小さな身体が照らされる。

しりもちをつくように、床へと落ちた那月は、光に包まれながら、身体を動かせないでいた。

自分より大きな、ロボット掃除機が、トラックか巨大な蟲のように見える。

掃除機の両サイドに、巨大なはけが、一つの塵も逃さないよう、わしゃわしゃと蠢いている。

そのはけに、那月は大きなゴミのように捕まえられ、ロボット掃除の内部へと引き込まれていく。

恐怖から我に返った那月が、ようやく上げた小さな叫び声は、ロボット掃除機のモーター音にかき消されてしまった。



薄暗い、静かな夜。

子供部屋と呼ぶには随分と広い部屋に、一台のロボット掃除機が、ソファーの傍でひっそりと念入りな掃除をしていた。

ウィンウィンウィン、と規則正しいモーター音を立てながら、その場に留まり続けている。

傍から見れば、ソファーの脚の下のごみを取り除いているようにしか見えないだろう。

そのロボット掃除機の真下に、身体を縮められた那月が、吸い込まれかけているなんて、思いもしないだろう。


「ぃやああああぁああッ!! 助けてッ、助けてぇええええ!!」

那月は、ロボット掃除機の真下で、巨大なハケと、回転し続けるほこり吸引部分に、小さな身体をいたぶられ続けていた。

「誰かッ、誰かぁあああああッ!!」

必死で泣き叫ぶも、小さな身体での叫び声は、ロボット掃除機のモーター音にも及ばない。

ソファー下の絨毯に、うつ伏せで必死でしがみつき、吸い込まれないよう耐えながら、那月は泣きじゃくっていた。

那月をすっぽりと覆いかぶさる程、大きいロボット掃除機だ。到底力が敵わない。

誰かにロボット掃除機を退かしてもらうか、ロボット掃除機の電池が切れるまで、耐え抜くしか他なかった。

薄暗くて、よく見えないが、ほこり吸引口は、那月を吸い込める程の大きさなのだろうか。

吸い込まれてしまうと、那月を見つけてくれる可能性は、かなり下がってしまうだろう。

何より、那月の小さな身体が、衝撃に耐えられるかどうかも分からない。

吸引口の大きさを確認したいところだが、少しでも体勢を変えると、命にかかわってしまいそうで、那月は動けないでいた。

――ギュイーン

那月を、取り除きづらいしつこいゴミとでも認識したのか、ロボット掃除機の吸引力が上がる。

「ヒィッ!」

身体を震わせていると、ビリビリビリ、と背中で服が悲鳴を上げる音が聴こえた。

凛が那月に着せた、人形用のネグリジェが、吸引力に負けて、破れてしまったようだ。

ちらり、と背中に視線を向ける間にも、ネグリジェがどんどん裂けていく。

裂け目は全身に、あっという間に広がり、ギュルギュルギュル、と音を立てた後、スポンッと、ネグリジェが吸引口に吸い込まれていった。

「ぁ……ッ」

衣類を失った那月が、呆然としている最中、巨大なハケが、再び那月を襲う。

「ひぁああッ!!」

地肌に直接触れるハケが、那月の全身を撫でつける。

ほこり吸引口の、回転するハケが、那月を上からプレスし、絨毯に胸が強く触れる。

ビクビクンッ、と身体が刺激に反応し、熱が上がっていく。

「ハァッ……、ゃ……ッ、こ、こんなときに、嘘でしょ……ッ? あぁんッ!」

息苦しさの呼吸が、やがて、艶めかしい吐息へと変わっていく。

死が迫る程の危機状態にも関わらず、欲のスイッチが入ってしまった身体に、那月は泣きながら熱を上げていく。

「ぁんッ、あぁ……ッ! だめ、だめぇッ、今、それどころじゃ……、ひゃぅッ!」

掃除機に押さえつけられ、那月は身をよじる。

大きな絨毯が、胸や秘部を撫でつけ、那月は嬌声を上げる。

巨大な怪物に、獣のように乗り上げられ、乱暴されているかのような錯覚すら感じてしまう。

ウィンウィンウィンウィン

サカサカサカサカ

ギュイーン

規則的な機械音と、ハケの音が那月を包む。

那月の様子などかまうことなく、無慈悲に刺激を与え続けるロボット掃除機とは対照的に、那月は余裕をなくしていく。

「はぁッ、あぁ……ッ! も……ッ、ゆるし、て……! ぁんッ! 私、ゴミじゃないの、ぁあぁんッ!」

絨毯を掴む手が、少しずつ弱まっていく。

大きな《ゴミ》を吸い込ませようと、ハケが那月を強く押し付け、吸引口の回転するハケへと押しやる。

回転を続けるハケが、那月の全身を撫でつけ、那月の背中や柔らかな臀部が、押さえつけられる。

大きなハケが、臀部の割れ目にも入り込み、いたずらに、那月の割れ目もなでつける。那月は、ハケの下で、小さく口を開けて、快楽に呑まれていく。

「ぁあぁ……ッ! そんなとこ……ッ、掃除しちゃ、らめぇッ! あひゃぅッ!」

小さく跳ねあがる身体は、回転するハケに押さえつけられ、那月は、ロボット掃除機と絨毯の間で、小さく跳ね続ける。

傍から見れば、小さなゴミが、絨毯に引っ掛かり、掃除機に吸われかけているようにしか見えない。

しかし、那月本人にとっては、巨大なハケと絨毯の大きな毛による高速のピストンで、身体をなぶり続けられている状態だった。

ロボット掃除機と絨毯の合間を、高速で行ったり来たり。

その都度、ハケと絨毯が那月の割れ目を激しく撫でつけていく。

那月は、快楽に溶けきった顔を浮かべて、小さな身体で、嬌声を上げながら、揺さぶられ続けた。

「あぁあああああッ! 吸い込まれちゃうううぅううッ! 那月、お掃除されちゃううぅううッ!! きもちいいッ、お掃除されちゃうのに、きもちいいのぉおおッ!! らめぇえ、らめぇええ!! また身体、おかしくなっちゃうぅううッ! たしゅけてぇえええ!!!」

ウィンウィンウィン

ギュイーン

那月の喘ぎなど、なんの関係もなく、ロボット掃除機が機械音を上げる。

「あぁああんッ! あぁああんッ! あぁあああんッ! イっちゃう! お掃除されながら、イっちゃう!! いいの、きもちいいのおおッ!!! あぁあああッ、あぁあああああああああああああああああッ!!!!」

ロボット掃除機と絨毯の狭間で、那月は、小刻みに震えあがる。

ビクビクと、唾液を垂らして、目に火花を飛ばしながら、絶頂を遂げている間も、ロボット掃除機は、変わらず、那月を掃除し続ける。

無意識のうちに、那月は、身体を絨毯に押さえつけて、臀部を見せつけるように腰を上げて、絶頂していた。

そのわずかな体勢の変化を、ロボット掃除機は見逃さず、大きなハケが、那月の腹の下に滑り込んだ。

そして、快楽でとろけきり、恍惚とした表情を浮かべる那月を、大きなハケが、くるりとひっくり返したのだ。

「ふきゃッ!」

予期せぬ動きに、達したばかりの那月は対応しきれず、簡単にひっくり返ってしまう。

仰向けに寝転がった那月に、ロボット掃除機は、回転するハケで、容赦なく撫でつけてきた。

「あぁああひゃぁああああああああッ?!」

那月は、自身の柔らかな胸や、すらりと伸びた脚、絶頂で溶けきった蜜壺に、桁違いの刺激を受け、泣き叫ぶ。

絶頂で弛緩し、力が抜けた那月の小さな身体は、巨大なハケに押され、回転する吸引部の中央へと、簡単に吸い寄せられる。

しかし、那月の小さな身体は、小さいといえど、回転するハケを潜り抜けて、吸引部の最奥へと吸い込まれる程の小ささには達しておらず、回転部に引っ掛かる大きなゴミと化してしまっていた。

「あぁああぁああああッ! ひゃめへぇええええええッ! ひぁあああああああああッ!」

振動に合わせて、那月は揺さぶられながら、声を上げる。

仰向けで、絨毯の毛に掴まりながら、再び、那月は高速のピストン運動を強制的にさせられる。

脚を広げて、跳ね上げられ、吸引部の回転するハケに割れ目全体をかき混ぜられた後、絨毯の上に振り落とされる。その繰り返しだった。

柔らかな胸にも、押しつぶす程に押さえつけるハケが連続して回転と共に、襲っていく。


那月は、上下へとめちゃくちゃに揺さぶられながら、視界が白んでいくのを感じた。

自分が、絶頂を迎えているからなのか。

狭い空間で、吸引を繰り返され、呼吸が追いついていないのか。

小さな身体が、限界を迎えているのか。

もはや判断がつかなかった。


「あぁぁあぁああッ! ぁぁあぁあああッ! あぁああああぁッ!」

那月は、焦点の合わない目をして、小さな口を大きく開け、唾液を零しながら、ひたすらに喘ぎ続けた。

規則的にモーター音を立てるロボット掃除機と呼応して、ただただ、刺激に合わせて、声を出す。

やがて、連続絶頂に耐え切れなくなった那月が、ずるり、と絨毯の毛を掴む手の力を緩める。

那月の小さな身体は、《引っ掛かり》を無くし、身体がふわりと浮いて、回転する吸引部へとはりつく。

絶頂の狭間で、那月は、スローモーションのように、自分の身体が吸い込まれる瞬間を見ていた。

しかし、吸引部の隙間は、小さな那月を吸い込みきる程の大きさは伴っていない。

吸い込みきれない《大きなゴミ》を張り付けるように、ロボット掃除機は、吸引部に那月を吸引し続ける。

「あぁぁあぁあッ、離しッてぇ! ふきゃあああッ! ぁあぁひぃいッ」

全身を回転するハケで撫でつけられながら、那月は身体を反らすように吸われ続け、泣き叫ぶ。

那月が宙に浮いた今、絨毯との引っ掛かりを無くしたロボット掃除機は、大きなゴミの吸い込みが完了したと判断したのか、その場に停止することをやめて、動き始める。

――那月を、吸引部にはりつけたまま。


「あぁあぁあああッ! いやぁあああッ! 降ろしてぇええ! 離してぇえええ!」


回転するハケが、那月の身体を犯し続けられながら、ロボット掃除機が、凛の部屋を徘徊していく。

ガタゴト、と、いたずらに床や絨毯の小さな段差で揺れる振動で、那月の身体は揺さぶられていく。

必死で、那月は、ロボット掃除機から離れようとするが、吸引が強すぎて敵わない。

仰向け状態で、脚を大きく開いたまま、掃除機の裏面に張り付く様は、巨大な化け物に抱かれたまま、移動しているかのようだった。

那月は、ロボット掃除機の裏面に、吸い付けられながら、人知を超えた快楽を与え続けられる。

「ひゃめぇえええッ、もう、ゆるひへぇええッ! あぁあひゃあああッ、また、わらひ、ひぐぅううッ!!」

小さな抵抗として、掃除機の裏面から離れようと、掃除機を手が押さえつけていたが、やがて、だらりと力を無くし、その手も吸い込まれ、吸引部へと張り付く。

吸引の振動に伴い、揺さぶられる那月は、律動に合わせるかのように腰を揺らす。

もはや、逃れることを諦めた那月は、吸い付けられた裸体が揺れるたび、だらしなく口を開き、声を漏らす。

「あぁあんッ、あぁ……ッ、いい……ッ、いいのぉ……ッ! あぁああッ、ヒグゥッ! ヒグゥうっ! はぁあああんッ!」

ぐるぐると、ロボット掃除機が、那月を犯し続けながら、凛の大きな部屋を掃除していく。

那月の小さな身体の隙間から、部屋のゴミが吸い込まれていく。

それらと同じように、小さな自分自身が、ゴミとして扱われて、大きな部屋を連れまわされている。

けれど、同時に、全身を、回転する大きなハケで撫でつけられ、那月に強烈な快楽を与え続けていく。

那月の理性は、とっくに焼き切れ、自ら、腰を振り、自身の秘部を押さえつけていた。

巨大な化け物に悦んで身を捧げる小さな虫のようだ。


気持ちいい……! もう何も考えられない。

私、もう、ここから離れられない。


「あぁあひぃいいんッ! あぁああぁああッ! もっとぉおッ! もっといっぱい、那月のこと、お掃除してぇえええッ!」

恍惚とした表情で、快楽しか目に入らない雌と化した那月が、大きく腰を打ち付ける。

モーター音の狭間に、那月の小さな蜜壺から零れる水音が混ざる。

ガタガタと、ロボット掃除機が揺れる。

その揺れが、那月には、巨大な化け物が、腰を動かしているようにすら感じて、嬌声を上げる。

「あぁあああんッ! お掃除、らいしゅきッ! イクゥッ! またイっちゃうううッ!! あぁああああぁあああんッ!!」

ガタガタと、大きな揺れを伴う。

那月はかまわず、腰を打ち付け、喘ぎ叫びながら、絶頂へと上り詰める。

「しゅきぃいいッ! しゅきいいぃいッ!! 那月、小さい身体でえっちするの、大好きぃいいッ!! イクッ、イクゥうっ! あぁあぁあああ、あぁあああああああああああああああッ!!!!」

吸引部に、必死でしがみつきながら、那月は大きな絶頂に辿り着く。

ガタガタと、ひときわ、大きく、ロボット掃除機が揺れる。

ガターーンッ!!!

「あぁぁあああぁああああああああああああああああああッ!!!」


那月を張り付けたまま、ロボット掃除機は、ひっくり返った。

凛の片づけそこなったオモチャを避け続けるうちに、おもちゃの山へと乗り上げ、足を取られたのだ。

エラー音を鳴らした後、ロボット掃除機は、動きを止める。

緊急停止したことにも、那月はしばらく気付かず、ひっくり返り、止まった吸引部のハケの上で、ひとり、ハケに抱き着いていた。

未だ、吸引でもされているかのように、身体を自身で揺らしながら、腰をハケに打ち付け、恍惚とした表情を浮かべている。

虚ろな視線と共に、ひとり、ぐちゅぐちゅと水音を鳴らして動く様は、壊れた小さなオモチャのようだった。


那月の大きさを元に戻すお菓子は、結果として、すぐ傍のオモチャの山の中にあるのだが、もはやそれを食べたところで、戻るのは那月のサイズだけであり、今日一日で快楽を徹底的に叩き込まれた身体は、元には戻らないだろう。


そんなことに気付くことはなく、那月は、薄暗い大きな子供部屋で、壊れたオモチャのごとく、しばらく腰を揺らし続けていた。

溶けきった笑みとともに。


[12371文字]お人形サイズに身体を小さくされた私が、掃除機に吸い込まれながらえっちしちゃう話

Comments

ありがとうございます! 縮小による快楽に抗えず、バンバン縮むのにロマンを感じるので、気に入って頂けてうれしいです笑 小さくなりすぎて危険なことも感知できなくなるくらいエロになればいい

タゴシロー(改名)

小さくなるシーン、大好きです(笑) 小さくなるたびにエロになってしまうのがいいですね


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