>>春夏 さん
>>コメント失礼します。
>>ルペルカリアから入った日の浅いファンです。
>>ルペルカリア作中の脳ミソの外側を舐める感覚というワードが良い意味で忘れられません。
>>もし先生の気に入っている文章があれば知りたいです。
>>それと過去作品でも新作でも楽しみにしてます。
というわけで、今回はコメント頂いた内容についてぐだぐだやろうかなーと。
※冥契のルペルカリアのネタバレがあります!!!!!!!!!!!!!!
●紙の上の魔法使い
「ざまあみろ」
「シスコンは卒業するもんじゃねえ。貫き通すものだ」
「瑠璃色の輝きが、欲しかった」
「恋に敗れて、死んでしまえ」
●水葬銀貨のイストリア
「助けて欲しかった」
「血の繋がった、ただの他人だろ」
記憶から引っ張ってきた、気に入っている台詞はこんな感じです。うろ覚えなのでところどころ間違ってるかも知れませんが、シスコン云々のところ以外は、作品を象徴する台詞として書いたのでとても印象的です。
流石に気に入った文章とかは思い出せないのでアレですけど、台詞だとこのあたりになりますね。パラレロがないのは、最近見返してないからです……\(^o^)/
ルペルカリアの開発のために上二作はさらっと見返したので、まだ覚えているという……。
●冥契のルペルカリア
「時が経つにつれて、僕の中で化け物が顔を出しはじめる。見えない悪魔が僕の良心を削って、君の仮面に爪を立てる。ああ、だけど、それでも! 今は、忘れることが出来るんだ。君がそこにいてくれるのなら、僕はまだ、ロキでいられる」
このセリフはオーディションの台詞としても使いました。小波すずさんを選んだのは、この台詞の演技がとても素晴らしかったからです。あまり多くを語ることはしませんが、この一文は一番時間をかけて作りました。劇中劇であるフィリアという作品は、るぺかりのために描き下ろした戯曲です。当て書きはちょっと卑怯な気もしますが、この作品をよく表してくれていますね。
「愛するものは、みんな消えてしまった。信じるものは、救われない。この世にあるのは、抗えない絶望ばかりだ。終わらない苦しみが、僕の魂を焼き尽くしていく」
このセリフも作るの時間かかったなぁ……。基本的に速筆なんですけど、フィリアの台本は本当に時間喰われました。今でもとても気に入っています。
満ち足りたように笑う君と違って、私はもっと欲張りになっていく。
乾いて乾いて、仕方がないの。
甘いものは――取りすぎてしまえば、毒になる。
奈々菜ルートの文章です。上手な文章ではないんですけど、何故か気に入っています。本当に何故か。普通の文章なんですけどね。奈々菜ルートはテンペストのプロスペローから色々と引用させてもらっていて、個人的にとても好きです。私はちゃんと、幸せだ。ですよ。
「不幸は甘さで出来ているの。だから女の子は、甘いお菓子が大好きなの。ぶくぶく、ぱくぱく、あまあまの……不幸で出来た、砂糖菓子の女の子」
アンタレスの煌めきが、気が付けば消えていた。
めぐりルートの台詞と文章です。ルペルカリアは丁寧に書いた文章よりも、単純な文章に込めた意味が大きく、取り上げるのはこういう文章ばかりですね。余談ですが、琥珀ルートの天使美香の独白懺悔台詞はめっちゃ好きです。というか、あの人の台詞は全部好き。声優さんの名演技にも注目です。
「俺に任せろ、俺が助けてやる、俺が、俺が、俺が――ああ、こぞってあいつらは、嬉しそうに頼もしい自分をアピールする。私の夫も、そうだった」
「自分以下の存在だけを愛して、自分以上の存在を妬んで、弱い女が大好きで、頼もしい自分を誇らしく、兄(夫)である自分は妹(妻)よりも優れていて当たり前。そういう関係を求めて――家族(他人)を、求めるの」
「……本当は、奈々菜みたいな妹が、欲しかったんじゃなくて?」
都合のいいヒロインへのアンチテーゼ。エロゲで徹頭徹尾描きたかったものでもある。
こんな感じでしょうか。
エロゲということもあって、やっぱり台詞ばかりになってしまいますね。やはり声がのっかって、解釈がばちこーんとハマると記憶に焼き付いてしまいます。とはいえ、全部を見返したわけではないので、意外と好きな文章を見落としているかも。
口に出したときのテンポ感や、リズムを非常に重要視しているのは今も昔も変わらないなー。そういうところが通じる人は、たぶん、僕の文章が好きなんだと思う。たぶん!
記事のネタの提供、ありがとうございます。
テトラポット
2022-10-27 15:44:25 +0000 UTCkoike
2022-10-23 10:30:32 +0000 UTC