SakeTami
ぶんちゃん
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スク水戦闘員を殲滅せよ 11話

「……う、うぅ…。 もう…ダメ…。」 「ハァ…ハァ…あつい…苦しい…。 皆…ごめん……。」 もう何分くらい経ったろうか… ハルキからすれば何時間もこの状態が続いていたように思える。 しかし実際には十五分も経っていないのだが、この地獄のような暑苦しさは永遠の業火にすら思えてくる。 最初は気丈な感じだったスク水戦闘員達の声も、その内容は次第に苦しみを訴えるものばかりとなり、そしてやがては徐々にこの暗闇の中は静かなものとなっていった。 しかしーーー 「おい、まだ口が聞けるか?」 彼の真上に乗っかっている少女だけはまだ生きている。 「ハァ…ハァ…ええ…。 何とか…。」 彼女の返事が返ってくるものの、その声はすでに虚な感じだ。 「あんた…他の連中とは違ってなかなかしぶといんだな。」 ハルキとこの少女は一番下で下敷きになっているわけであり、本来ならこの少女から力尽きてもおかしく無いくらいだ。 すると彼女はそんなハルキに対しーーー 「まあ…体力にはそれなりに自信があるからね。」 微かに微笑ったような気がした。 しかし。 「でもーーー」 と、彼女の声はすぐに苦しそうなものとなり… 「私ももう…ダメ…みたい…」 途端にその呼吸が弱々しいものとなった。 「おい…。しっかりしろよ。」 敵であるこの少女に対し、このような声をかけるなどはおかしい話ではあったが、それでも彼は彼女のことを心配せずにはいられなかった。 「君…どういうつもりよ?」 彼女は弱々しいながらも、呆れたような反応をして見せる。 敵である自分を心配している事についてを言っているのであろう。 しかしそんな彼女に対し、ハルキは全く大真面目な声音でこう言った。 「だって…こんな可愛い子に目の前で死なれたら、嫌だろう。」 ピク… と、彼女の身体がわずかに反応したような気がする。 ハルキは言った瞬間、自分がとんでもなく訳の分からない事を言っている事に気がついた。 さっきまで散々、その『可愛い子』を蹴ったり殴ったり投げたり殺したりしていたくせに、自分は何故急にそんな事を言い出したのか? 全くもって分からない。 道理がなってない。 しかしーーー ハルキの心の中には、確かにその感情はあった。 恐らくあまりの暑さに思考がぼんやりとしているせいもあるだろう。 しかし、今目の前にいる少女とは身体を密着させ合い、そして言葉を交わし、さらには今から苦しみながら力尽きようとしている。 要するにーーー なんだか可哀想に思えてきたのだ。 しかし今の彼にはそこまでの頭は回らない。 ただボーッと自分自身の発言に不自然さを感じていると… 「ねえーーー」 彼女が唐突にーーー 「エッチしよ。」 そんな、訳の分からない事を言ってきた。 「………へ?」 ハルキがただただ唖然としていると、彼女は左の手でハルキの下半身を弄り出したのだ。 「え…いやいやいや! おかしいでしょ!なんで!?どういう事!?」 ハルキは驚愕のあまり、思わずそんな声が出てしまうが、彼女はそれをやめようとはしない。 「うるさいな…。 良いから大人しくして。」 「き、急にどうしたんだよ…」 問答無用ーーーと言った様子の彼女に、ハルキが訳を尋ねる。 「何よ。あなただってさっきから私達にイヤらしい事してきたじゃない。」 「確かに…そうだけど。」 彼女はハルキのズボンのチャックを開け、その中に手を突っ込みながらそう言い放った。 しかしただでさえ二人とも暑苦しい中で悶えている状態である。 さらにはハルキと比べて、彼女は明らかに体力の消耗が激しい。 もしそんな中でセックスをしたとすれば、どう考えても彼女の方が先に力尽きてしまうだろう。 「おい…お前…本当に大丈夫なのか?」 ハルキはついついそんな心配をしてしまう。 が、彼女はそんなハルキに対し、クスッと笑い声を上げると… 「私もそろそろダメみたいだし、最期に一回くらいはーーー ーーーこういう事してみたい。」 そんなーーー 悲壮な彼女の言葉に、ハルキは何だかとても悲しくなった。 そして… そうこうしているうちに、彼女はハルキのイチモツを引っ張り出してきた。 「すっごい…なんでこんなにビンビンなのよ?」 彼女の呆れたような笑い声に、ハルキはついつい恥ずかしくなってしまう。 なぜならさっきから、この目の前の女の子とずっと体を密着させている状態だ。 健全な男子であればこうなるのも当然のことだろう。 「う、うるせえな…。 年頃の男子はこういうもんなんだよ。」 そんな二人のやりとりは、とても今戦闘中とは思えないもので、彼はどうしても目の前のこの少女が、敵として見れなかったのだった。 「ねえ…あんたって。 初めて?」 そんな彼女の真剣な声に、ハルキは言いにくい事なのか、小さな声で呟く。 「初めて…だよ。」 その返事に、彼女は少し嬉しそうな声音でまたクスッと微笑った。 「なんだよ…16で童貞は恥ずかしいかよ!」 そんな彼の恨み言に、彼女は優しい声で囁きかける。 「大丈夫だよ…私も、初めてだから。」 そんな彼女の声の後、一口息を吸い込む音が聞こえた。 そして ハルキの口が、何かによって塞がれたーー それは、熱を帯びた、弾力のある何かで。 「〜〜〜ッ!?」 突然のことに、彼はつい面食らってしまう。 そして今度は彼のその口にーーー さらに柔らかい物が捻じ込まれてきた。 ハルキはサヤとのディープキスを思い出した。 その柔らかい物は、まるで意思を持っているかの如く、彼の口内を掻き回す。 サヤとキスを交わしたときのように、二人の舌が絡み合う。 彼はなんだか舌がくすぐられるような気分を感じる。 彼の口内にねじ込まれる熱を帯びた舌。 それと同時に、口内には熱い吐息まで吹き込んできた。 そしてやがて、ハルキは自分の口から彼女の唇と舌が離れていく感覚を覚えるとーー 「……んはっ」 やっと息を吸い込むことができた。 やっと息苦しさから解放されたのだ。 しかしーー それにも関わらず…… その事を何故か名残惜しく感じてしまう。 彼にとって不思議な感覚だった。 そして再びーー また耳元で彼女の囁く声が聞こえてくる。 「じゃ、入れるわね。」 ここからは、いよいよ初めての体験だ。 トクンーー とハルキの心臓が昂った。 彼女の黒グローブに包まれた手は、ハルキの陰茎を掴み、ある部分へと導こうとする。 「ん……んっ……」 彼女は一生懸命試行錯誤しているようだが、体制の問題もあってか、なかなか上手くいかない。 そんな中、彼の陰茎は黒手袋の艶かしい感触に、ますますその身を固くしていったのだった。 そしてーー 「やっと……準備、できた。」 たどたどしくも、彼女は頑張って陰茎を操縦した結果、何とか彼のモノはお目当ての部分にこぎつける事ができた。 「……いくよ」 彼女の合図と共に、陰茎の先っぽが、その部分にあてがわれる。 ーー柔らかい。 陰茎の先っぽが、ふとそう感じた直後。   ヌルッ と、それが彼のモノを呑み込んでいった。


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