ここ数日、話題のAIで遊んでいたので色々イジった結果、感じたことを
つらつらと書いてみようかなと。
○出力した画像が膨大な為、動画にしました↓
いかがだったでしょうか?
説明すると以前なんとなく考えていた自分のオリジナルの巫女娘
「ななむ(10歳)」と言う子が居るのですが、まだ頭の中の妄想だけで
ちゃんとした設定画も描いてなかったんです。このまま世に出さないのも非常に残念……。
そこで、最近新たに登場したAIサービスで自分好みのイラスト画像を大量に生成出来るという事を知り、
『様々な方が架空のキャラクターのファンアートを描いて、本家がそれを参考にする』
というコンセプトアートを試してみようかと思いました。
(色々な方に依頼するとお金がいくらあっても足りないので、これは正直革新的です)
タグで自分好みに設定して、試しに出力してみると表示される画像がことごとく自分にクリティカルヒットで
「グウうううううううううっッッ!!!!(こ、これ…自分で描いたことにならない……?)」
と呻く。
このままだと ただのマゾ行為なんですが、出来上がる画像が自分の好みの物ばかりなので
作業中は単純に楽しかったです!
動画が進むにつれ「ななむ」の表情が死んでいくと思いますが、これは自分の中の
イメージに合わせるため、画像を生成する度にタグ編集で指定したからです。
一応「ななむ」の設定概要を説明すると↓
『「ツンデレツリ目ロリ巫女ナマケモノ」
頑張ることが大嫌い、何でも人任せで楽をしたい。わがまま、姫(周りからは、お嬢)
トラブルメーカー、銭ゲバ(怪しいグッズを作って儲けようとする)妹ちゃん』で
とある事情で人生捨て鉢モードになっているので、普段から仏頂面、といった感じ。
惚れてるような表情は何も指定しなくても、結構吐き出してくれるのですが、
「無表情で不貞腐れてる」という微妙な感情を含ませようとすると、途端に難度が
上がるので、執拗にリテイクを繰り返してます。
出力した画像は ななむ関係だけで約70枚前後。使わなかった物を含めると
100枚は超えているかもしれません。
出来たイラスト画像を貼って行こうと思ったのですが、とてもじゃないけど貼りきれない。
なので動画にしてみました。
出力に掛かった時間は約半日ぐらい。正直、動画作業のほうが不慣れだったので
そちらの方が時間を使ったかもしれません。
自分にとっては新しい試みが出来たので大変有意義でした!
あと作業している時に感じた事を箇条書き↓
■気づいたこと
・既製品の再加工、冷食のような感じ
・思っていたよりは技術介入が出来る
・絵描き界隈にとっては、現状で明らかな転換点
・AIの作業工程はノイズからだんだん浮かび上がらせる物らしい
・文字と映像をタグづけして双方を結びつけて、注文によって合成していく
ディープラーニングの一環
・学習内容に対して偏りを感じる時がある。各サービスによって手前味噌な部分があるのかも
・錬成に運が絡むためソシャゲガチャのような感じ
・「自作絵描き」と「AI絵描き」は前者がピッチャーだとしたら後者はキャッチャー
狙ったところへ球を投げる「制球力」は現状では人が直接描く方がはるか上
なので版権絵などで細かく指定が決まっている発注物に対応するのは現時点では
難しい印象
ちなみにAIに好きに描かせるとイキイキとした絵を出してくる。そこは人間と一緒
・「絵を描く」という行為がAIに作成させるのが主流になると今後、企画力が
求められてくる(プロデュース能力等)
○メリット
・生成が1枚5秒で出来るのは脅威
・量産が可能だと、今まで妄想で終わらせていた案件もイメージを具現化出来る
・下絵として活用
・絵柄の試作、バリエーションが豊富に取り揃えられる
イマジネーション(ひらめき)の促進
・個人の特徴が必要ないもの(背景、小物)は量産のメリットがある
作家の作風の違いによって形状が変えられればベスト
・上手い絵を見続けるので、自然と画力が上がる可能性
絵はインプットとアウトプットを交互に行って脳内イメージを具現化させていく作業
なので、バーチャルとはいえ、それが短期間に大量に行えるということは
トライ&エラーの回数を格段に増やして自身の成長につながる
○デメリット
・生成される画像の解像度は低め。なので印刷物に耐えきれるかは疑問
・「絵描き」の基準が曖昧になる。0から作るのが絵描きなのか、レタッチしたら著作物として発表して良いのか?
・手や装飾品などの複雑な造形は難しいらしい。あとオタ絵だと人間が苦手で
描いてこなかった物はAIも苦手という皮肉がある
・手を動かさないと下手になる可能性。脳は鍛えられても手が動かなくなる
・レプリカント見破りみたいなAI絵の特徴みたいなものも出てきた
こんな感じです。
あとAI絵についての是非は炎上すると思うので、自分はあえて触れませんが
一応『マナー』としてAI絵とそれのレタッチまではSNS等で発表する機会があったら
タグ表記します。
(下絵に関しては3DCG使用で表記してる人は少ないので、自分はしないかな)
ただ3D下絵もそうなんですが、そのままトレスすると俗にいう「3D歪み」という
完成絵に特有の歪みが出るので、AI絵も使用する時は気をつけた方が良いかなと。
(だいたい指が一番難しくて、それを下絵に欲しいのに何で溶けるんだよ!ってね)
■結論
「現段階では既成物に取って代わる代物ではないので必要以上にビビらなくても
良いが、今後の技術進歩でどうなるかは解らない」
よくAIが神絵を量産したら創作意欲が無くなるのでは?と言われます。
もちろん人によっては やる気が無くなる人も一定数居ると思いますが、
自分はやれる事が増えたので、むしろ意欲が増したと感じます。
(これは囲碁将棋チェスなどがAIと関わった歴史を鑑みると色々と予測出来ます)
今回こんな事を書いたのもネットで事の顛末を見ていて
「これは望む望まないは別として、そのうち巻き込まれるな……」
と思ったからです。それなら早いうちにAIに触れてウチの指針を示そうと。
AIは『鵺』みたいなもので、よく知らない人からすると自分の立場を危うくする悪魔に
見えるかもしれませんが、ただの技術でありツールの一つです。今は過渡期なので騒がれてますが
そのうち車の自動運転のように落ち着いてしまうだろうなと考えてますよ。以上!
※結構センシティブな話題なので一応リンクや動画ファイル等の転載はご遠慮くださいね。
GUY
2022-10-09 15:42:06 +0000 UTC布団の中
2022-10-09 14:59:04 +0000 UTC