虎示郎(23)
あちこちのコスプレ会場に出没する職業不詳、住所不定の男の娘レイヤー。
すっぴんは金髪に黒メッシュを入れて虎柄のような髪型をしており、つけまつげ厚めのギャル風メイクを好む。背は小柄な150センチ台。
噂では知人の家を渡り歩いているとか。
他人をからかうのが大好きなメスガキ気質。
大人相手には猫のような自由気ままさで他人を振り回す一方、子供好きで未成年には優しいお姉ちゃんとして振る舞う。
元は親身に世話した子供でも大人になるとからかってくる魔性の男。
彼が年を取った様子が見られないのはその正体が虎爺(フーヤ)だからである。
中華文化圏には人を食って長じた虎の妖怪が多々伝わり、虎爺もその一つであるが、虎爺は他の虎妖怪と違い、都市と子供を守る辟邪のシンボルという性質を持つ。
一般には道教寺院(道観)に祀られ、たいていの道観で主要な神を祀る祭壇の下にかわいらしい虎の彫り物や虎面人身の少し恐ろしげな老人の像がひっそりと祭祀されているのを見ることができる。これが虎爺である。
人食い虎の恐怖が身近なものであった古代中国では虎を非常に恐れると同時に強大な力のシンボルと見なした。人間の恐ろしいものは悪鬼悪霊の類いも恐れることだろう、という想像から邪を持って邪を祓うという考え方が広く普及し、「虎」というシンボルもこれに利用されることになった。
虎爺の典型的な由来は土地公(その土地を治める神)によって調伏された虎は神に従属し、それまでと打って変わって人を守る役割を与えられることになる、というものである。
虎示郎も元は中国で長じた虎爺であったが、開発によって生息地を追われ人の姿を取り、日本へと流れつくこととなった。
プロフィールには23歳とあるが、これは彼が自身の変身した肉体に設定した年齢であり、実年齢は500歳を超える老虎である。
大神悠夜とは妖怪変化同士としてとても仲が良い。
また元々人間でないため、貞操観念が人間の基準に収まらず性に奔放なところがある。
互いのチンポサイズも把握している。
また悠夜は人間の体に狼の魂が入っている、いわば人間ベースの妖怪なのに対し、虎示郎は長じた虎が人間に変身している動物ベースの妖怪であるため、食性は元々のそれに準じる。つまりNGな食品がとても多い。
同様にNGなプレイはフェラ、クンニなどのオーラルセックス。
これはザラザラの舌で相手の粘膜をズタズタにしてしまうからである。
人間を食って生き永らえた彼は、時にアンニュイな表情を見せることがある。
長命の存在だからなのか、人食いが人の社会に紛れていることに思うことがあるのか。これだけは彼は誰にも真意を話そうとしない。
大人をからかうのも子供に親切にするのも、自分の本性は恐れられるに値する虎である、というアイデンティティに由来する。
一方で彼はその奥底で強い孤独感を抱えているようで、自分が優しくされることにとても弱い。
虎は群れる生き物ではないのにも関わらず、である。
ここからはデザインの話。
初期デザイン。
全体的なシルエットはあまり変えていませんが、虎を意識した黒メッシュや頬のメイクが無くなった、ツーサイドアップが完全にツインテールになった、など結構大きく変わっていますね。
最初から一貫しているコンセプトは大きく2点あって、
・脚に自信がある生足系(悠夜がタイツ派であるため)
・もこもこふわふわな髪質
の男の娘を作ろう、というのはずっと意識しています。
オーバーサイズパーカー、着崩した肩出し、キャミソール、など結構基本のデザインは工夫したつもりなんですが
なんの工夫もないJKスタイルが一番合う…。