ネネカの分身体を生成したときに用いました乗算レイヤ.他の合成モードもそうなんですがやっぱり直感的な動作はあるとしてしっかり内部処理も把握すると使用幅が広がるかもなぁとうまるつふりです.基本的にはAEオフの動画( https://www.youtube.com/watch?v=m9tbKp6g7U4&ab_channel=AE%E3%82%AA%E3%83%95 )が親切すぎてメモしておきたいなぁっていうつもりの四方山.ついでに概観の意識も少しかわってくるかと思い少しだけピックアップ.
さて,画像を構成する表示最小単位であるところの画素カラーデータは#FFFFFF等で表されるように(a,b,c)(ただし,0≦a,b,c<256,a∈N,b∈N,c∈N)という感じになっとりまして,例えば真っ赤とかは(255,0,0)真っ青は(0,0,255)とかになります.
それに対し乗算レイヤーというのはその名の通りそれぞれの数値に乗算を掛ける処理となっておりまして,画素p1(a1,b1,c1)に対して画素p2(a2,b2,c2)で乗算レイヤをかけると( a1 × a2/255, b1 × b2/255, c1 × c2/255)が出力されることになります.a2/255,b2/255,c2/255はそれぞれ1以下となるので必ず元の数値以下となって出力されます.
これにより(255,255,255)以外で乗算レイヤをかけると明度が低くなるというわけで,乗算レイヤの色が乗るという感覚に加えて乗算レイヤの色に応じて画素値が削られるという意識が生まれます.例えば赤いレイヤを乗算レイヤにする場合,「赤い色が乗る」という視点に「赤い色はあまり減らされず青と緑が大きく減らされる」という視点が加わります.
この視点がわかると,ある画像Pに対して(255,0,0)で塗りつぶした真っ赤な乗算レイヤをかけると画像Pの画素の赤要素以外が0になる(p_an × 255/255,p_bn × 0/255,p_cn × 0/255)ので画像Pの赤いチャンネルだけ抜き出した画像が出力されるという上記動画の導入がすごく良い例だなぁとなるので合成モードに対する興味を深めるためには是非とも見ましょうという推し動画への誘導でした.悪しからず...