かつては「人」だった形の中に、粘液が這い、重ねられた存在としての実感だけが残っていく。 個性は、もう忘れた。思い出す必要もない。ただ、愛される“かたち”としてここにいる。 「よしよし……全部覆っちゃったからね。もう“あなた”なんていらないよ。今は、私のぬるぬるのうなぎさん……それだけで、十分でしょ?」
Abyss watcher
2025-05-30 15:59:09 +0000 UTC