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西住しほは寝取られる その2

西住しほは寝取られる その2  家政婦の菊代から客人の来訪を告げられた時、しほは内心首を傾げた。  特にそのような来客の予定は入っていなかった。  訝りながらも、客間へ向かう。 「どうも~」  と告げて、軽薄そうな笑みを浮かべる男の顔は、見たこともない相手だった。  しほは普段から鉄面皮のような顔に、隠しもせぬ険を浮かべる。  男の容姿はしほの好ましいと思う男性像の、真っ向正反対をいくものであったのも、彼女の神経を逆撫でした。  染めた髪。  浅く焼いた小麦色の肌に光るアクセサリーの安っぽい金属光。  如何にも、軽い、という青年だった。 「どなたでしょう」  ありありと、口調の響きにも鋭さが潜んでいた。  もし無礼な相手なら、いっそ容赦せず、表に叩き出すかもしれない。  実際それくらいできる膂力はあった。  戦車道は想像以上に体力を使う、戦略の知識や状況判断を行う頭脳と同じくらい、長時間の試合に耐えうる二期歌いは重要だ。  ましてや天下の西住流家元ともなれば言わずもがな。  その気になればそこらの大の男でも、軽く捻り潰せるだろう。  日焼けした青年は、そんなしほを嘲るように笑った。 「いやいや、奥さんそんな怒んないでくださいよー。そう悪い話しに来たんじゃないッスからー」 「なにか御用があるなら、早く済ませてくれませんか。私も忙しいので。ないならすぐに」  出ていって、と、繋げるつもりだった。  男が手を上げ、しほの目の前に差し出したものが、彼女の思考を凍りつかせた。  それはスマートフォンであり、表示された画面に映るのは、紛れもなくしほの記憶にある情景だった。  夜のホテル街、ラブホテルの出入り口から、出てきたばかりと思わしきふたつの人影。  一方は男で、一方は女。  男は小太りの中年男、全国戦車道連盟の会長だった。  女は――自分自身だった。  西住流家元、西住しほの、興奮覚めやらぬ、火照った艶っぽい顔が、克明に撮影されていた。 「よく撮れてるっしょ~? いやあ、俺戦車道の試合とかけっこう好きでー、ひと目でわかったッスよ、奥さんだって」 「~っ!」  嘲弄を含んだ男の言葉。  赤面から蒼白に変わるしほの顔。  一瞬にして脳裏に駆け巡る、羞恥と怒り。  しほの手は、霞むような速さで動いた。  男の手に握られていたスマートフォンを奪い取り、表示された画面に指を這わせる。 「け、消さないと、こんな……っ」  慌てて指を這わせるが、しほはもともとこの種の機器の疎かった。  表示される感圧ディスプレイへの操作方法もおぼつかない。  男は慌てる風もなく、けらけらと笑った。 「あはは~! 奥さんスマホ使えないひと? まあ別に消してもいっすけど。クラウドとか別に保存してるし~」 「な、なんですって!?」  いよいよしほの顔は絶望を帯びる。  男の言葉から察するに、しほと会長との情事を収めた写真は、もはや手の出せないものとなっているらしい。  こんなことが世間に知れれば身の破滅は避けられない。  とんでもないスキャンダルになるだろう。 「ど、どうすれば、こんな……」  今にも暗転しそうな視界、単に心の持ちようだけでなく、頭に血が登って冷静な判断もつかない。  これほどの危機感は、今までどんな大きな試合でも感じたことはなかった。  そんなしほの狼狽ぶりを、苦笑まじりに見て楽しんでいた男は、ひとしきり彼女のパニックが済むと、近づき、親しげに肩に手を触れた。 「まあまあ奥さん、別にさー、これをすぐマスコミに売るとかんなことしないから安心してよ」 「本当に……」 「もっちろん、嘘はつかないよー。ま、とりあえず、外でお話でもしない? ここじゃ色々まずいっしょ」  菊代に適当な理由を告げて、しほは家を出た。  男の乗ってきた車に乗るよう促される。  向かった先は小一時間離れた町中にある、一軒のマンションだった。  思った以上に広い間取りだった、車といい、金に困っていることはなさそうだ。  しかし、それ以外の欲望は―― 「ん、ちょ……」  部屋に入った途端、男は背後からしほの体に手を回した。  豊かな、女として最上に柔らかな肉を実らせた、人妻の乳房。  分厚いジャケットの生地を突っ張らせる、経産婦の胸を、男の硬く大きな手が、服の上から揉みしだく。 「話をするんじゃ、なかったの……んぁっ」 「わかってんでしょ? こうなることくらいさあ、へへっ、安心してよ、俺たぶん奥さんが思ってるより、けっこういい線いってると思うよ? ほら」 「ぁ……く、ぁあっ!」  しほのはち切れそうな爆乳を捏ねながら、男は彼女の黒い川のように流れる黒髪を掻き分け、その甘い香りを嗅ぎながら、真っ白な首筋に舌を這わせ、また、軽くキスをして愛撫する。  女の肌の愛で方をよく知っている責め方だった。  ぷつん、ぷつんと、服のボタンを外され、上着とブラウスを剥がれた上半身は、西瓜のような胸をまろび出した。  物凄いボリュームの果実を、黒い瀟洒なブラが包んでいる。 「うはっ、ほんとデッカ! いやあ、これは思った以上ッスよ」 「い、いわないで……」 「褒めてるんすよ、ほら、力抜いてくださいよぉ」 「ぁ……んぅう♥」 「へへ、かわいい声出すッスねえ」  にやにやと笑い、からかうような口調で嘲りつつ、男の声と指は、しほのマゾヒスティックな悦びを引き立てる。  ブラ越しに、乳首を抓られる。  強めな責めが、痛みと、それに倍するほどの甘い快感を頭の芯まで痺れさせた。  思わずしほの声も上ずったものへ変わり、白い肌が淡く火照って赤く染まる。  気づけばズボンも下に落とされていた。  ブラと色を合わせた黒いパンティ姿。  むっと、甘い雌の淫臭が香る。  美しい肢体によく似合う、甘い香り、しほは体臭まで美しかった。 「奥さん、めちゃめちゃいい体してるッスよねえ、あんなおっさんと不倫するのもったいないッスよ」 「別に、あのひととは不倫してたわけじゃないわ……」 「へー、じゃあなんか事情があったってことッスか」 「そんなこと、あなたには……ひゃうううっ! ぁ、ああっ♥ だめ、乳首ぃっ……~~っ♥」  会話の最中も細緻な動きを止めない男の手が、黒いブラのカップを外す、頭にすっぽり被れそうなほど大きいブラだ。  ぷっくり膨らんだ大きめの乳輪、つんと生意気に勃起した乳首。  透き通るほど白い肌に咲く綺麗なピンク色の乳首を、男はさらに強く、しほのマゾ欲をゾクゾクと痺れさせ、抓り上げ、爪の先でカリカリと擦る。  あまりの快感にしほは目尻に涙を溜め、声をあげてよがった。  さらには、熟した雌妻の乳腺は、経産婦の証のように、甘い滋養も吹き出す。  まるでシャワーのように、甘い匂いと味が飛び散った。 「うはっ! 奥さん、母乳も出るんすか、エロすぎっしょ」 「い、いわないで、もう……く、あ……ぁあああ!」 「口ではどうこう言っても、こっちは素直ッスよ~。じゃ、そろそろ本番いきましょっか」 「きゃあっ」  ぐちゅりとパンティのクロッチ部分を指で擦られ、膝がくだけそうになるしほ。  そんな彼女を、男は後ろから軽く前に突き倒す。  しほは手を突き、四つん這いになった。  ベッドでもなく、マンションの玄関で、世の男の誰もが生唾を垂らす光景がそこにある。 「いや……ぁ、だめ……っ」  漆黒の滝のような黒髪を背と床へ向けて流し。  汗ばんだ白肌は、なお生白く艶めいて。  ミルクに濡れた乳は、重力に従って、下にだぷんと垂れる、若い娘の張りはないが、その分余計に卑猥だ。  そして、むっちりと張り詰めた、大きすぎるほど大きい尻が、愛液に濡れそぼり、甘い香りをぷんと匂わせて、秘所をヒクつかせている。  誰もが夢に見て、自分のものにしたいと思う、人妻の体であり、人妻の尻だ。  女に慣れた男もこれには興奮を隠しきれず、目を血走らせ、自身も服を脱いだ。  肩越しに背後を振り返るしほも、ごくりと生唾を飲んだ。 (ああ、嘘……あんなに、たくましいなんて……常夫さんより、ずっと……)  浅黒い健康的な日焼けした肌、その肌の下で、若い筋肉は実に良く鍛えられ、力強さを濃縮していた。  だがそれ以上にしほを熱くさせたのは、反り返った肉棒だ。  肌以上に黒光りし、なにより、太く、長い。  夫のものよりもずっと…… 「じゃ、遠慮なく」 「あっ♥」  男は膝立ちになり、魅惑の人妻の尻を、両手に抱える。  くちゅ♥ と、亀頭が軽く膣口にキスする。  しほはそれだけで甘い声を上げてしまった。  だがすぐに、淫蕩貪婪の人妻は、さらに快楽の坂を駆け上がって、声を荒げた。  男が腰を突き上げ、魅了されるほど大きく太い肉棒を、奥へとねじ込んだ。  エラの張ったカリが膣壁をこそげていく快感。  まるで、頭の芯まで、甘い熱に蕩けるように、甘美だった。 「あ"ぁああ♥ おぉ♥ お"っ♥ すごっ、太いっ! お、おっきいチンポぉお♥ ひぃい♥ 奥っ♥ ああ、そこ、そこ気持ちいいっ!」 「奥さんも、すげっ。めっちゃ締まるし絡みついてくるッスよ、うはぁっ。名器ッスねえ、俺こんな具合いいひと初めてかも」 「ああ、あああ! もっとぉ♥ チンポ、ぶっといのきてええ! チンポぉ♥」 「うははっ。乱れ方もすげえ、さっきまでダメダメ言ってたのはどこいったんすか」  嘲弄の薄笑いを浮かべながら、逞しい肉体を躍動させ、手に抱えた人妻の尻に向けて、思いのまま腰を振る。  硬く、太く、長い肉棒は、ぐぢゅぐぢゅと愛液を掻き混ぜ、しほの奥を、二人の愛娘を産んだ子宮を蹂躙した。  最奥を小突かれるたび、しほは脳髄を快楽の電気で焼かれ、腰を反らし、爆乳を波打たせる。  飛び散る母乳の飛沫が、一層と空気を甘く霞ませ、思考回路も陶酔の中へ溶かしてしまう。 「いい、そこっ♥ 奥もっとえぐってぇ! あ"ぁあ♥ すごい……すごいわ、いいっ♥」 「ご満足いただけてどーも。さっすが、不倫しまくってる奥さんは乱れかたもっぱねえッスねえ。いつもあのおっさん相手にもこんなふうに乱れてんすか」 「あんなひとより、ずっといいわ……おっきい、んあ、あああ、お"ぉお♥」 「嬉しいこと言ってくれるっすねえ、じゃあ旦那さんより?」 「それは、いや、言わせないで……」 「え~。んなこと言ってると抜いちゃうッスよ」 「だめ! 抜かないで! いいわ、あのひとより、夫よりずっといいわ!」 「旦那さん可哀想~、まあ、そう言ってくれるとヤリ甲斐ありますけどねえ。じゃ、そろそろスパートかけて、っと」 「あひい♥ おぉ♥ お"お"ぉおおお♥ 乳首、すごっ♥ はひい♥ 乳首抓って♥ ミルク、でちゃううう!」  しほはいよいよ、声を荒げ、泣き叫んでよがる。  快楽のあまり、目からは涙が、薔薇色の唇からは、涎まで垂らす。  男は背後からしほの爆乳を鷲掴みにし、乳首を抓って、扱いて、甘いミルクを絞り出す。  まるで乳牛からの搾乳だ。  大量のミルクでフローリングの床を濡らし、さらにそこへ、点々と愛液まで飛沫を上げる。  腰使いは激しく、まさに発情期のケダモノだった。  男の腰は、人妻の張り詰めた尻を打ち、濡れた音色を響かせて。  その動きも、どんどん素早くなっていた。  やがて男は、瞬間、今までに倍する強さと速さで、最奥の子宮をえぐった。 「あひぃいいいい♥ あ"ぁあ♥ イクっ♥ 子宮イッちゃううううう♥ お"ぉ♥ ~~っ!!」  しほは声の限りに快楽に蕩け尽くし、のけぞって絶頂した。  子宮にぶち撒けられる、熱い精液の感触。  ほとばしる精の熱に当てられ、熟しきった人妻の肢体は、あっけないほど簡単にアクメへと打ち上げられた。  何度も小刻みに震え、愛液と母乳を垂らし、イキ続ける。  ひとしきりイキきって、ようやく、しほは体を弛緩させ、床に突っ伏した。 「はぁ……あ、ぁあ……」  口から出るのは、意味のない吐息ばかり。  目を潤ませ、視界を曖昧にぼんやりと曇らせるしほの姿は、射精し終えた男を、さらに高ぶらせるほど色っぽかった。 「ふう……奥さん、ほんと凄いっすね、名器なうえにこんだけ美人で色っぽいなんて、そうそういないッスよ」 「あ……はぁっ。なにを……」  しほの熟れきった体を、男は軽々と抱き上げる。  にっと、白い歯を輝かせて男は笑った。 「なにって、続きはベッドいってしましょうよ。俺まだまだ余裕あるッスよ~」 「っ……」  ゾクリ。  ゾクリと。  しほは体の中に、甘い期待の熱を覚えてしまう。  夫よりずっと逞しく、強く、持久力のある男のもたらす性。  それは麻薬のように、人妻の体も、心も、疼かせていく。  その夜、しほは合計で、一〇回以上も抱かれ、その倍するほどの回数、絶頂を味わった。 続く


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