今回はプリセットからシンセの仕組みを学ぶやり方をご紹介します。
シンセサイザーはメーカーによってUIや操作が様々で覚えるものも多く
初心者の方にとってシンセを使いこなすのはとてもハードルが高い部分だと思います。
そんなハードルを少し下げる方法をご紹介します。
シンセはプリセットから学ぶのが1番楽しい
シンセの名称や機能をひとつひとつ覚えていく方法がシンセの仕組みや内部を理解するのには
一番大事なことですが、覚えることが多すぎてとても大変だと個人的には思います
そこで各シンセに必ず収録されている初期プリセット、またはアーティストや専門家が販売している
シンセプリセットを購入して一つ一つの音を分解していく方法をオススメしています
覚えるのが苦手な人もこれだけ覚えておけば非常に理解が早くなる部分です。
OSC
音そのものを作り出す部分、ここから音が作られる
Envelope (ADSR)
音が鳴ってからどのような変化をさせるかを調整する部分
Filter
OSCで作られた音から少し音を変化させる部分(カットしたりする部分
LFO
音を揺らす部分(最近のシンセではADSRっぽく使うシンセも多い
Effector
音そのものを変化させる部分
この4つがシンセのどこにあるのかをまず探します
そして音は
OSC
↓
Envelope
↓
Filter or LFO
↓
Effector
この順番でほぼ作られています。
ということはプリセットを選択して逆からこれらの処理を解除していけばどうやって作られて音が変化しているのかが耳で理解できます。
まずエフェクターを全て切ってみる
エフェクターは色々な種類があるので、それを1つ1つ解除して音の変化を学ぶのもあとでやると理解が深まります
次にFilter系にアサインされている処理もオフにする
Filter系はEnvelopeやLFOがつながってその形で音が変化している場合もかなり多いのでそこにも注目
SerumやVitalなどのシンセで見るとわかりやすい
ADSR値がどのような形をしているかを知る
音の長さや変化をここで見る
Envelope1に音そのものの原型が設定されているシンセが多い
Env2や3などでFilterと繋がって音の長さが変わっている場合もあるので同時にチェック
OSCの波形がどのような音なのかを知る
最後にOSCで音そのものがどんな音なのかをチェック
全て逆にONにしていき音の変化を聞く
OSC単体までオフにしてみると意外とシンプルな音や完成形の音からかけ離れている場合が多いので
どこで音が劇的に変化しているのかを一つ一つONにして変化しているポイントを耳で確かめる
MATRIX
最近のシンセはノブを繋げて変化させるシンセが主流となっており その繋げたものを一括で管理出来る場所 説明した工程の他にノブで繋げて音を変化させているプリセットの場合はここで確認するといい
こうすることによって直感的にこの処理をすればこうなるというのが耳で覚えることが出来ます。
今回紹介したのは基礎部分になりますが、大半のシンセの音はこの5つのセクションを軸に音が作られているので様々なシンセで試して勉強してみてください。