平素は格別のご厚誼を賜り厚く御礼申し上げます。
仕事を終え自宅に帰ると、知らない少女が部屋にいた。
「ど~も~、縁起の良さに定評のある白蛇巫女でーす♪」
にたりと微笑む少女。
「私にお年玉兼お賽銭を納めると、ご利益あるかもよ~?」
お年玉? お賽銭? もう1月も終わりかけてるんだが・・・
「1月はまだ正月だから」
はい。
というかさっきから気になるのだが、あの蛇って本物では・・・危険では?
「そうだよ危ないよ~? だから早くお年玉貰って撤収しないと」
などとやり取りしている間に、蛇がにょろにょろと動き始めた。
「ちょ・・・このクソ蛇!どこに入ってんのよ!?」
袴の中に潜り込んでうごめいている蛇。少女が危険だ! 危機感を持って注視しないと・・・
「は!? 元旦から28連勤でうんざりだ!? もうやってられない!? 生意気な・・・!」
どうやら仲違いしているようだ。労働者としてはブラックな職場は許せない。がんばれ蛇!
「・・・っ!! どこ触って・・・やめろバカ!!!」
蛇をつかみ放り投げると、財布から万札をむしり取って走り去る少女。
それを呆然と見送る一人と一匹。
・・・それからペットとして白蛇を迎え入れ、ともに生活する日々が続いている。
ご利益はまだない。
それではまたお会いできる日までごきげんよう。
晓冰
2025-01-29 13:10:54 +0000 UTCせはや
2025-01-28 10:42:23 +0000 UTC天魔銀
2025-01-28 09:42:33 +0000 UTC汐丶
2025-01-28 08:06:52 +0000 UTCはぐ
2025-01-28 06:09:35 +0000 UTC吓退大象
2025-01-28 05:43:05 +0000 UTCHikari
2025-01-28 05:11:35 +0000 UTCがこんがこん
2025-01-28 04:56:19 +0000 UTCクルミ
2025-01-28 04:50:26 +0000 UTC