Special 1st イラスト連動SS(支援プラン)
Added 2018-05-25 12:44:16 +0000 UTC・・・目が覚めると優美は、下半身と両腕を壁に埋められた状態になっていた。 壁は液状の金属で出来ているらしく、上から垂れるようにシワが出来ていた。 身体には液体が流れる感覚が伝わってくる。 優美は身体を動かして抜け出そうとしてみたものの、まったく動かない。 液体であるはずのその壁は、優美の身体をガッチリと抑えていた。 何度動いてももがいても、抜ける気配はない。 優美の眼前には鏡のように磨かれた銀の壁があるのだが、 その壁には優美の無様な姿が映っている。 その無様な姿を見て少し恥ずかしがる優美。 誰かに見られる前に抜け出さねば。 ふたたびもがき始めた優美。 しかし、その時だった。 とてつもないほどの冷たい刺激が優美の身体を襲った。 埋まっている部分が急に冷たくなり、快感のあまり喘いでしまう優美。 気が付くと、下半身の感覚が無くなっていた。 何かと一体化したかのような、何かで侵食されてしまったかのようにも感じられる。 不思議に思う優美。 しばらくするとそれは下半身だけでなく、胸、肩、首にまで迫ってきた。 ふと、目の前の銀の壁に目をやると、 そこには銀色に染まりつつある優美の姿が映っていた。 そう、優美は壁に取り込まれつつあったのだ。 自分の身体が壁に取り込まれつつあることを理解した優美は、 銀色になりつつある自分の姿をあっさり受け入れてしまい、 全身が銀で侵食されるのを待ち続けたのであった。 冷たい刺激が脳に伝わってきた。 まもなく優美は壁を彩る銀の胸像へと生まれ変わる。 誰が彼女を見てくれるのかは分からない。 しかし、銀製のオブジェとして扱われることを良く思う優美にとっては、見てもらえることなどどうでもいいことであった。