謎の巨人少女から逃げ惑う人々に希望の光が差し込んだ。
「この声は…?」 「かわいい声だけど、あの巨人とは別の声だな」 救いの天使が遣わされたのだ。
本気でそう信じるものもいた。
巨大な重量物が大地を揺さぶる轟音。
段々巨大化する重低音。
とてつもない縦揺れと共に都市に巨大な影が覆いかぶさる。
「おい…アレ見ろよ…」 「デ、デケェ…」
「お、おしまいだ…」 「巨人女がもう一体…だと…?」 「股間に何か生えてるし、 しかも…この女も…発情してやがる…」
否定しつつも、 彼女の肉棒は『蹂躙』という言葉に反応し ガチガチに硬度を増していた。
「ワアァァアァ!!」
「きゃああぁあぁあーー!!!」
「もう一人の巨人女がコッチに…」
「ぎゃっ!?」
「何だ何だ何だ!?」
「こ、コレって…肌…?」
巨大すぎる超質量物体が、大地に着弾した。
埃のようにビルも人も跳ね上げられる。
人間の認識をはるかに越えたソレが、
何なのか、チッポケな犠牲者達には理解できない。
唯一わかるのは、肌の角質の模様が規則的に並び、それが皮膚だということ。
例えキメ細かい肌の美少女だろうと、
巨大化してしまえばゴツゴツとした岩のような肌になってしまう。
『 『 『 ヤッバ…
言うの忘れてた…
事前に言っても言わなくても結果は変わらなかっただろう。
とてつもないGがかかる。
巨人少女は都市そのものを軽々と掌に乗せ、岩盤から引き剥がした。
彼女にとって、都市全体はスポンジや羽毛より軽い。
グングンと、
ゆっくりと上昇する都市。
ゆっくりと
一定のペースで
上昇する都市。
変わらない景色。
上昇する都市。
いつまでも続く肌。
巨人女の肉。
世界中の人類が力を合わせても絶対に勝てない、
圧倒的な太さの太もも。
超巨大極太大腿筋。
怪獣を退治するのに蹴りは必要ない。
この筋肉から放たれる蹴りは想像を絶する破壊力だろう。
彼女が手加減して蹴るだけで、惑星が破壊されそうだ。
核兵器でさえも、彼女の手加減した蹴りに比べれば、蚤の屁のような威力でしかない。
超巨大質量の睾丸が揺れ大気が乱暴にかき混ぜられる。
全く悪びれる様子もなく言う。
鯨が海面から飛び上がるなんてものとは比べ物にならない大迫力。
屹立する肉の塔。
そして、
間髪置かずに一瞬で惨劇が起こる。
大気を軽々と上昇させる肉の巨塔。
巨人少女にとって埃よりも軽いビルや人は乱暴に空へ飛ばされる。
なまじ肉体をナノマシンで強化された人々は、
意識を保ったまま空高く跳ね上げられる。
ビキビキと極太の血管が更に太さを増す。
それが嘘なのは明確だ。
世界で一番危険な場所である。
右手の都市を亀頭の上に置いた。
巨人少女は胸を張る。
全身の筋肉がムキムキと轟音を響かせる。
もう一人の金髪の巨人少女を見据える。
正義と悪は立場が変われば逆転する。
たが、
この場合は明確に「極悪と極悪」であると断言できる。
続く
武蔵坊pencase
2024-12-19 15:26:44 +0000 UTCtake
2024-12-19 14:48:30 +0000 UTC