SakeTami
ふくろう太郎
ふくろう太郎

fanbox


酔と、背徳の夜に

ダン

性別:男性

職業:戦士兼傭兵

年齢:25歳

身長:182cm

体重:87kg

性格:陽気で熱血

性的指向:異性愛者(ノンケ)

備考:

自由奔放な傭兵。性格は明るく、人懐っこく、どこへ行ってもすぐに馴染む柔軟さ  を持つが、一方で突っ走りやすく、無鉄砲な行動で仲間をヒヤヒヤさせることも多い。妻を深く愛しており、「彼女の笑顔のために強くなる」と公言している。

時には軽口を叩きつつも、戦いの中では仲間を決して見捨てない責任感のある男。

仲間との絆を何より大切にしており、特にパラオとは深い信頼関係を築いている。


パラオ

性別:男性

職業:鍛冶屋兼戦士

年齢:26歳

身長:187cm

体重:110kg

性格:温厚で照れ屋

性的指向:異性愛者(ノンケ)

備考:

村の外れで鍛冶屋を営みつつ、戦士として村の防衛も担っている頼れる男。

普段は無口で寡黙だが、村人からの信頼は厚く、特に子どもたちには人気がある。

妻とは幼なじみで一途な愛を貫き、娘には甘い父親。 誰かのために剣を振るうことを誇りとしており、家族を守るという強い信念を持つ。

実直だが照れ屋で、情に脆い一面も。自分の感情を表に出すのが少し苦手。


______________________________________


【ダンの一日】

空は快晴。

岩山の細道を、ダンは陽気に鼻歌を歌いながら歩いていた。

「いやぁ、今日はついてる。狼も出ねぇし、風も気持ちいい」

だが、その腰には血の染みついた斧と片手剣。

傭兵とは、笑っていても常に死と隣り合わせだった。

昼前に小さな集落に立ち寄る。

依頼された盗賊退治を終え、村人から干し肉と酒を受け取った。

「これ、妻さんに渡してくださいな」

老女が渡してきたのは花の刺繍が入った手布。

「はは、ありがてぇ。こいつは帰ったら喜ぶな」

ダンは妻に宛てた手紙を手布に包み、背の荷物にしまい込む。

それは、自分を繋ぎ止める「軸」だった。

夕方、焚火を囲みながら手入れした剣に油を差す。

その傍らに置かれたのは――かつてパラオが鍛えた、頑丈な鋼の刃。

「あいつの腕は流石だな。ま、ちょっと堅物だけどな」

ダンは笑い、夜空に浮かぶ星を見上げた。


______________________________________


【パラオの一日】

朝、鍛冶場の炉が赤々と灯る。

村の空はまだ朝霧に包まれていたが、パラオの一日はとっくに始まっていた。

ごう、と火吹き棒を使って風を送り込むと、鋼鉄の棒が朱に染まる。

その横では、小さな足音が近づいてきた。

「お父さん、またトンカントンカンしてるの?」

娘のリアが顔をのぞかせる。まだ六歳。目元は母親に似ていた。

「してるとも。今日はダンの剣を直さなくちゃならん」

大槌を持つ手は太く、傷だらけ。だがその表情はどこまでも穏やかだった。

午前中は村の戦士たちの武器を整え、午後には妻と娘と昼餉を囲む。

鍛冶屋で汗をかいた後の飯は、格別だった。

夕方、見張り塔での持ち場に立つ。

村の外れ、森の影から目を離さない。

ふと、炉の煙の向こうにダンの姿が脳裏に浮かぶ。

「あいつ、どこかで無茶してねぇか……」

パラオは軽くため息をつき、火ばさみで焚火の火を弄った。

静かだが、確かに村は守られていた。


______________________________________


―― 夜の酒場 ――


パラオは重い足音を響かせて酒場の戸を押し開けた。

すでに幾人かの戦士たちが卓を囲んでいたが、その中でも一際陽気な声が響く。

「おう、パラオ! やっと来たな!」

声の主はもちろんダンだった。

旅で陽に焼けた肌、荒れた手。だが、その笑顔は昔と変わらない。

「遅れてすまん。鍛冶場の炉が思ったより手間取ってな」

「いいって、いいって! さあ、座れ! 今日は飲むぞ!」

杯が打ち鳴らされ、酒が注がれた。

熱燗の香りが鼻をくすぐる。二人の会話は尽きず、昔話、家族のこと、武器の話――

気づけば夜も更け、酒場の灯もまばらになっていた。

「ちょっと……飲み足りねぇな」

「だな。…宿、取ってるのか?」

「一部屋、空いてるってさ。二人で飲み直そうぜ」


―― 古い宿屋の一室 ――


質素な木造りの室内に、油ランプの灯りが揺れていた。

二人は床に置いた酒壺とつまみに手を伸ばしながら、胡坐で語らっていた。

「しかしお前の娘、お前の妻にそっくりになってきたな」

パラオはほろ酔いの目で、ダンの話す妻子の話に耳を傾ける。

「だろ? ちょっと泣き虫だけど、頑張ってるよ。あの子のためにも」

しんとした空気に、また一口酒を含む。

酒が回り、体が火照る。

服の内側からじわじわと熱がこもるような感覚。

パラオは額に浮かんだ汗を手の甲で拭った。

「……暑いな」

言いながら、上着を脱ぎ、内側のシャツも乱す。

「お、やっぱ鍛冶屋は厚着だな~」

ダンも笑いながら、羽織っていた革のベストを脱ぎ、下のシャツを緩める。

徐々に、二人とも肌を露わにしていく。

筋肉質な体つきが薄灯りに浮かび上がり、まるで互いに“武器”を見せ合うようだった。

汗ばんだ肌、酒に紅潮した頬、視線がどこか定まらない。

自然と服が減っていき、シャツを脱いだあとは、もう下着一枚の姿に。

「……お前、やっぱいい体してるな」

ぽつりとダンが言う。酔いのせいか、その声は妙に生々しい。

パラオは照れたように笑い、視線を逸らした。

「お前にだけは、言われたくないな。……旅の鍛え方ってのもあるんだな」

二人の間に沈黙が落ちる――が、それは心地よい沈黙だった。


パラオは、ぼんやりとダンの体を見ていた。

逞しい腕、引き締まった胸板、旅に削られ、それでもなお力を誇る肉体。

その視線に気づいたのか、ダンが苦笑した。

「……なんだよ。そんなジロジロ見て。酔いすぎたか?」

パラオは一瞬、口をつぐんだ後、照れくさそうに呟いた。

「いや……その、なんていうか……もっと、ちゃんと見てみたくなった。お前の体を、な」

ダンは眉を上げ、数秒だけ沈黙したあと――

「……へへ、まいったな。お前のそういう照れた言い方すると断れねぇよ」

そう言って、ダンはすっと腰を浮かせると、下着の端を掴んだ。

だが、脱ぎ切ることはせず、ゆっくりと太腿を見せるようにずらす。

その動作に、パラオは一瞬、ごくりと唾を飲み込んだ。

「……綺麗に鍛えてるな。無駄がねぇ。旅の中で、ずっと積み重ねてきた筋肉って感じだ」

「おう。お前のもだよ。鍛冶場の火の中で焼かれてきた、まさに“鋼”ってやつだな」

そう言いながら、今度はダンの手がパラオの腕に伸びた。

ごつごつした筋張った指が、パラオの二の腕をなぞる。

「ほらここ。この厚み。剣じゃつかねぇな。斧でも怪しい」

「ふっ……やめろ、くすぐったい。だが、お前のこの背中……まるで獣だな」

パラオもダンの背を撫でた。骨の浮き出たライン、筋肉の節、太く張った広背筋。

どこを触れても、力の塊のようだった。


「なぁ……パラオ」

ダンがぽつりと呟いた。

「こうやって、誰かにちゃんと見られんの、なんか久々だわ。……悪くねぇな」

「……ああ。たまには、誰かに自分のことを認められるのも……悪くない」

ふたりの身体が自然と寄り添い、肩が触れ、胸が触れ、額が軽く合わさった。

言葉は少なく、だがその沈黙は温かかった。

ランプの灯りの中、ふたりの男の肌は、まるで鉄と鉄が溶け合うかのように――触れ合っていた。


酒の匂いと汗の匂いが混ざり合い、空気が重く沈んでいた。

パラオとダンは、下着一枚の姿で向かい合っていた。

額が触れ、鼻先が擦れ合い、唇が――あと、ほんの数センチ。

だが、そのわずかな距離を超える前に、ふたりは同時に目を閉じ、身を引いた。

「……やっぱ、ダメだな」

パラオが低く息をついた。

「キスだけは……妻に悪い」

「ああ、わかる……俺も同じだ」

ダンの声も、かすれていた。

だが、互いの下腹部に膨れ上がった熱は、収まる気配を見せなかった。


しばしの沈黙。

だがその中で、パラオの手がゆっくりと下着の前をずらした。

酒に火照った陰茎が露わになり、先端からすでに透明な液が滴っていた。

「……それでも、どうにもなんねぇ。止まらねぇよ、これだけは」

ダンも、黙って頷いた。

彼もまた、己の肉を解放し、硬く熱を帯びた陰茎を露わにした。

「……じゃあ、」

ダンがわずかに口元を緩める。

「手、使わずにこすり合うだけ。……それなら、まだ罪が浅いだろ?」

パラオは笑うでもなく、怒るでもなく、ただ真剣な眼で頷いた。


二人はゆっくりと身体を寄せ合った。

胸と胸が触れ、肩がぶつかる。

そして、肉体と肉体――ペニスとペニスが、擦り合った。


「……ッ、ああっ……」

「っ、く……すげぇ……熱い……」

硬く膨らんだ男根同士が、根元から擦れ、先端でぬるりと絡む。

すでに漏れていた愛液が潤滑剤のようになり、ねちりと音を立てる。

ダンが腰をわずかに動かした。

ぬちゅ、ぬちゅ、と皮膚と皮膚が摩擦するたび、亀頭の裏側が擦られ、パラオの全身が震えた。

「パラオ……お前の、でけぇな……俺のより……ずっと」

「ふっ……お前のは形が綺麗だ……妻が惚れるのも、分かる……」

その言葉の応酬すら、どこか息苦しい。

肉体はもう限界に近づいていた。

背中に浮き上がった筋肉、肩のライン、腰の動き――すべてが野生的で、激情的だった。

「もっと……強く……っ、押し付けてくれ……!」

「おう……このまま、一緒に……!」

二人の下腹部が擦り合い、何度も何度も、強く、激しく突き上げ合う。

汗が滴り落ち、肌を伝い、互いの陰毛が濡れる。

そして――

「っ……出る、ッ、パラオッ……!!」

「俺も……ダンッ、ああっ……!」


ぐちゅ、と音を立てて押し合った瞬間、互いの肉が震え、白濁がほとばしった。

精液が腹まで跳ね上がり、飛び散る。

吐息は荒く、心臓は爆ぜそうなほど脈打っていた。

互いの肩に頭を預け、しばし、言葉もなく体を預け合う。


「……なぁ」

ダンが低く、息混じりに言った。

「今夜だけだ。……な?」

パラオは微かに笑った。

「……ああ。今夜だけ、だ」

だがその腕は、ゆっくりとダンの背を撫でていた。


部屋の中には男たちの匂いと熱が充満していた。





酔と、背徳の夜に 酔と、背徳の夜に 酔と、背徳の夜に 酔と、背徳の夜に

More Creators