地味なOL『忍 真(しのび まこと)』は、ある日超能力が使えることが分かった。 その能力は『ステータス操作』。相手の情報を数値、文言で操作できる能力だ。 とはいっても、全てが思いのままという訳では無く、一部の数値には限界があり、無限に操作できる訳では無い。 それでも十分な程操作できるので、文句はない。そもそも彼女の場合、かなり特殊な使い方である。 ◆◆◆ 真は草間の影から、若い女性を狙っている。 制服を着た女性2人は、談笑しながら買い食いをしていた。よくある街の光景である。 「『ステータスオープン』」 真が呟くと、宙に浮かぶ2つのウィンドウが現れた。 そこには、 ----- 名前:田畑 兎子(たばた とこ) 性別:女性 状態:生理前 特殊:無し 身長:152㎝ 体重:48.5㎏ B:82㎝ W:59㎝ H:83㎝ ----- ----- 名前:藤倉 真木(ふじくら まき) 性別:女性 状態:正常 特殊:無し 身長:155㎝ 体重:48㎏ B:85㎝ W:57㎝ H:81㎝ ----- 彼女達のステータスが表示されている。 全部表示することも可能ではあるが、今回はこれだけ出ていれば十分である。 「それじゃあ、早速……」 真はステータスウィンドウを操作し始めた。 タッチパネルを操作するように、ステータスウィンドウにタップすると、上下に向いた小さな矢印が数字の横に現れる。手慣れた動きでそれらを押していく。 「これでよし」 ものの数秒で操作を完了させた。ステータスには、 ----- 名前:田畑 兎子(たばた とこ) 性別:女性 状態:超多胎妊娠(20子) 特殊:自動追加妊娠(+3人/h)・急成長成人出産(1h) 身長:152㎝ 体重:48.5㎏+自動調整 B:300㎝ W:59+自動調整㎝ H:450㎝ ----- ----- 名前:藤倉 真木(ふじくら まき) 性別:女性 状態:超多胎妊娠(25子) 特殊:自動追加妊娠(+4人/h)・急成長成人出産(30m) 身長:155㎝ 体重:48㎏+自動調整 B:400㎝ W:57+自動調整㎝ H:500㎝ ----- と変更されている。 真はステータス画面の右下にある『OK』欄に指を当てた。 「ステータス、変更」 ニヤリと微笑みながら、タップする。 すると、ステータスを操作した女性の身体がみるみるうちに変化し、ステータスで指定した数値にまで大きくなる。 そんな状況でも、彼女達は気にせず会話をしていた。まるで何も起きていないかのように。 数分で体型は完全に変わり、指定した超多胎妊娠体型に変貌する。服も体型に合わせて伸び、破れることはなかった。同時に、彼女達の股から破水と共に急成長した子供が生まれ、あっという間に大人になる。生まれた子供は大きく伸びをして、自身の動きを確認していた。 真はその様子を嬉しそうに眺めている。 「うへへ……。ステータス操作最高……」 そんな感想を零しながら、生まれた子供のステータスを確認する。 「『常識改変』の特殊状態を付けて、時限式の『世界順応』も標準で……」 生まれた子供へのケアもしっかりとこなし、満足げにその場を去った。 「人数をこなせばこなすほど、いじれる数値が増えていく。ならドンドンやっていかないと」 そう呟きながら、足早に次の目的地へ向かう。 ◆◆◆ 次に向かったのは、多くの人が行きかう大通りのスクランブル交差点だった。 無数の人が行きかい、忙しなく歩き続けている。 真は交差点の全体が良く見えるビルのテラス席にいた。ここに着くまでにも何人も超多胎妊娠ステータスに変更し、いじれる数値を少しだけ増やしている。 (これだけの人数を個別に変更するのはまず不可能。だったら……) ステータス画面を開き、プログラミングの様な画面に変更した。 (これで指定した範囲に収まった人間は、容赦なくステータスを変更される。とは言え、同じ数値じゃ面白くないから、範囲ランダムで変更できる仕様にしないと) 画面を指で操作し、ステータス操作の仕様を変更する。 (さあ、お楽しみのお時間だ) スクランブル交差点全体を指定し、ステータス操作を実行する。 実行と同時に、交差点を行きかう人々は、次々に超多胎妊娠していく。 OL、学生、ギャルはもちろん体型が変貌し、男性は良い感じの女性へと性転換した後、超多胎妊娠していく。更に歳をいった男女も歳が調整され、超多胎妊娠に適した状態に変更され、変貌する。老若男女問わず最適な状態に操作され、大小さまざまな超多胎妊娠体型へ変貌していくのだった。 それを見ていた真は、股を濡らしながら愉悦に浸っている。 (最高の光景……! これで今夜のオナニーも捗るなあ……!) 心の中だけで言葉を留めながら、汚い笑みだけは隠せなかった。 (次はどんな風にステータス操作しようかな) そんな事を考えながら、世界が超多胎妊娠に飲まれていくのを眺めているのであった。