凛の遊び相手として、凛の家に招かれ、散々『遊んだ』後、凛たっての希望で、一緒にお風呂に入ることになった。 留守中に、お風呂までいただくのはどうかと、那月は躊躇するのだが、「今日は那月ちゃんとお風呂入るって言ってて、お風呂の湯沸かし予約もしてもらってるの」と、綿密なプランまで言われてしまい、那月は凛と、浴室に向かうことになった。 那月としても、凛とのお人形ごっごで、すっかり、ドロドロになってしまった身体をリセットしたい気持ちもあるにはあったのだ。 ガラガラ、と、浴室に続く扉を開けて、那月はギョッとする。 一般家庭のお風呂と呼ぶには、広すぎるバスルームが広がっていたからだ。 ホテルの家族風呂を思わせるような複数人が入れそうな湯船に、ジャグジーが完備。 シャワーも二つ、設置されている。 壁には当たり前のように、テレビが埋め込まれており、天井からは品の良いBGMが流れている。 なにここ……。スイートルームのお風呂……? スイートルームのお風呂とかもあんまり知らないけど……。 驚く那月とは対照的に、きゃっきゃと歓声を上げて、洗面器いっぱいのオモチャを抱えて、凛がさっさと浴室に入り込む。 凛の普段の暮らしに、圧倒しながらも、那月は扉を閉めて、凛に続く。 「走ると危ないよ、凛ちゃん」 「わかったー!」 言いながら、ストン、とバスチェアに座る。 那月もその隣に設置されたバスチェアに座り、洗面器にお湯をためて、身体に湯を流す。 「ねえ、那月お姉ちゃん。髪、洗ってー!」 「いいよ。シャンプーハットは?」 「凛はおねえさんだから、もうしないの」 「へえー、すごいねえ」 言えば、うれしそうに凛が笑う。 シャワーの温度調整を確認してから、凛の髪を濡らす。 複数種類、並ぶシャンプーボトルに、那月は、うーん、と悩む。 どれもこれも、高級そう……。見たことないものばっかり。 「凛ちゃん、どのシャンプー使ってるの?」 「凛のは、マジカルシャンプーリンスだよ!」 ビシッと指差すそこに、キャラクター柄の描かれたシャンプーボトルが目に入る。 お金持ち感満載の家ながら、凛自身は、年相応のかわいらしさを持ち合わせていて、那月は安心と愛しさを感じる。 凛ご指名のシャンプーリンスを、手で泡立てながら、凛の髪を洗う。 「おかゆいところ、ないですか~?」 「きゃははは、ないでーす」 「凛ちゃん、動くと泡、目に入っちゃうよ~」 わしゃわしゃと、細くきれいな髪の泡を、お湯で流していく。 水浸し状態の髪を、軽く、タオルで拭いてから、那月がくるりと凛の髪を丸めて、頭上にヘアクリップで固定する。 その様子に、凛が鏡越しで見て、感動を覚える。 「すごーい! 那月お姉ちゃん、これどうやったのー?」 「髪、丸くまとめてクリップで止めてるだけだよ。身体洗いやすくなるでしょ」 「すごいすごーい! 凛、初めてこんなのやったー!」 自分の髪が長いため、日常的にやっていることを、つい凛にも行っただけなのだが、ここまで感動されるとうれしくなってしまう。 「それなら良かった。身体、洗っちゃおうね」 「じゃあ、今度は背中、洗って~」 「いいよ。背中以外、洗い終わったら教えて」 「はーい!」 凛が、動物柄のボディタオルで懸命に身体を洗い出す中、那月もシャワーで髪を濡らす。 使用するのも忍びない、と、庶民心を出しながら、大人用に置かれてると思われるシャンプーを拝借して、髪を泡立てる。 目の前の鏡で、髪の泡立てっぷりをなんとなしに見ていて、ふと、自分の肌に、ぽつぽつ、と赤い痕がついていることに気付く。 胸元の赤は、先ほどの『人形遊び』で散々、凛に綿棒で押し潰すように触られた痕だろう。 腰から内股にかけてついている痕は、怪獣のフィギュアを、自ら押し付けるようにして欲した痕に違いない。 「……ッ」 かああああッ、と忘れかけていた羞恥が戻り、那月は振り払うように、シャンプーを流す。 考えないっ、考えない! 今はとにかく、考えない! お風呂に入って、全部リセットするんだから。 自分に言い聞かせながら、那月はリンスを手に取る。 髪に手際よくリンスを浸してから、折角なので、普段使ったことのない高級リンスを堪能すべく、髪になじませる。 その間に、ボディソープを、フェイスタオルに浸して泡立て、自らの身体を洗っていく。 快楽に溺れて、ドロドロになっていた身体を、いろんな意味で清めたい。 そう考えながら、身体を洗っていると、隣に座る凛が、声を出す。 「那月お姉ちゃん~。背中洗って~」 背中以外、泡だらけの凛が、背中を向ける。凛から、ボディタオルを受け取り、背中を洗う。 小さな背中は、あっという間に泡だらけになる。 本当に、こんなに小さな子供なのに。こんな子供相手に私、なんてことしちゃったんだろう……。 お風呂ごときでは忘れられない程の、自分の淫らな醜態を、那月は思い出し、こっそりため息をつく。 もう、お留守番は、来るべきじゃないかも……。 懐いた凛には、申し訳ないが、那月はひそかなる決意をしてから、凛の身体をシャワーで流した。 「あったかーい!」 「ふふふ。私も、身体洗っちゃうから、湯船、入るのは少しまってね」 「那月お姉ちゃん。凛が、背中洗ってあげる~!」 「えー、いいの? じゃあ、お願いしようかなあ」 子どもが大人の背中洗うのは、大変そう、と思いながら、背中を向けようとすると、凛が制する。 「まって、那月お姉ちゃん。こっち向いて」 「え? あ、ボディタオル、使う?」 くるりと向きなおすと、予想以上に凛が近くにいて驚く。 「ううん。使うのはおやつだよ」 「え……ッ? ん、ぁううッ」 ぽかんと開けた口に、凛がぽい、とお菓子を放り投げて、那月の口を押える。 びっくりしたまま、ふと、凛のバスチェアに目をやると、大量に持ち込んだおもちゃの中に、防水性の小さな宝箱が置いてあり、半開きのそこには、見覚えのあるお菓子が置かれていた。 那月を、何度も縮ませた、チョコレートに違いなかった。 「り、凛ひゃん、これ……ッ、ひゃんッ!」 慌てて中身を取り出そうとするも、お風呂で体温の上がった那月の咥内は、すぐにチョコレートを取り込んでしまう。 そして、すぐに悦んで身体が反応しだす。 そんな……ッ、折角、今日、元のサイズに戻れたばかりだったのに! やっぱり、戻れた時に、すぐに帰るべきだった。 今更過ぎる後悔をするも、身体の反応はもう止まらない。 泡にまみれた艶めかしい身体を揺らしながら、那月は身体の縮小と共に訪れる快楽に、ビクビクと身を震わせる。 「ゃああッ、だめぇッ、止まってぇッ! また私……ッ、あぁんッ! はぁんッ! 小さくなっちゃうッ!」 じっと、楽しげに見守る凛の前で、那月は周囲の景色が、どんどん拡大されていくのを感じた。 手に持っていたフェイスタオルが大きくなり、重くて持てなくなり、浴室の床へとべしゃりと落ちる。 バスチェアから、すらりと床に伸ばしていた脚が、床を離れて届かなくなり、那月は胸を抱えて、身体中を走る快楽に少しでも耐えるようにしながら、嬌声を上げた。 「あぁああああああああッ」 そして、ようやく縮小を終えた時、那月はふらり、とバスチェアの上に倒れこんだ。 「ハァッ……、ハァッ、ハァッ……」 「わーい! 凛、お人形さんとお風呂、入りたかったんだ~。ママがお風呂用のおもちゃ以外は、持ち込んじゃだめって言うから、いつもできなかったんだよね」 にこにこと笑いながら、凛が、那月を持ち上げる。 「じゃあ、さっそく、身体洗ってあげるね。那月ちゃん」 「あ、危ないよ、凛ちゃん! 私、こんなに小さくなったら、凛ちゃん、ひとりでお風呂入っちゃってることになるでしょ?」 だから戻して、と懇願するも、凛は聞き入れない。 「大丈夫だもん。一人で入ったこともあるし、凛はもうお姉さんだもん。那月ちゃんのこと、ちゃんと洗ってあげる」 オモチャを大量に入れた洗面器から、凛が、子供用の歯ブラシを取り出す。 それにたっぷりと、ボディソープをつけて、遠慮なく、那月の身体にこすりつける。 「んひゃあぁッ、や、やだッ、歯ブラシやだああッ」 「那月ちゃん、わがまま言ったらダメでしょ。お風呂は毎日、ちゃんと入らなきゃダメ~」 歯ブラシを身体に当てられるのは、もはや初めてではないのだが、初めて当てられた電動歯ブラシの衝撃で、自身が人として壊れかけた那月には、恐怖の記憶の方が強かった。 いやいや、と小さな子供のように身体をよじり、逃げようとする那月を、凛は、しっかりと手で摑まえる。 そして、凛が小さな那月をひっくり返し、背中を歯ブラシで、ごしごしと洗う。 「ひゃううッ」 ビクゥッと身体を那月が震わす。 背中を向けられて、いつ来るかわからない刺激。加えて、ボディソープにより、柔らかく緩衝されたそれに、那月はほんのりと心地良さを感じてしまう。 「り、凛ちゃん……ッ、も、もう、洗えたから大丈夫だよ」 「じゃあ、次は前ね」 「えッ、ま、前はもう、自分で洗ったからいいよ!」 「ダメだよ。那月ちゃんは今、お人形さんなんだから、ちゃんとお人形さんの歯ブラシで洗わなきゃいけないの」 くるりと簡単にひっくり返されて、ぐしゅり、と歯ブラシが那月を洗う。 泡の下の、今日、散々、人形遊びで、もてあそばれた胸も、 怪獣のフィギュアで慰めた後、最後には、自ら綿棒を挿入するよう懇願し、沢山突いてもらった蜜壺も。 全て、まるで、これまでの快楽を忘れさせないかのように、遠慮なしに、無慈悲に、凛の歯ブラシが攻め立てる。 「ひゃああぁんッ! まッ、待って凛ちゃ……はぁあんッ」 「次はおしり~」 手のひらの上に、那月をうつぶせにさせ、くい、とお尻を突き出させる。 「やだやだ、洗っちゃだめええッ、ひゃううッ!」 「わー。那月ちゃん、おしり、ぷるぷるだね~。きゃはははは」 子ども用歯ブラシとはいえ、もともと人間のためのサイズで、那月にとっては、大きすぎるそれは、磨かれるだけで、丈夫な毛先が、那月の中にまで入り込んでしまう。 ボディソープに包まれた毛先が、ぬるりと、那月の突き出した臀部のあらゆる穴に入り込み、そして勢いよく抜ける。 それが短いスパンで、次々と繰り返されていく。 凛の手のひらの上で、尻を突き出したまま、那月はひたすら喘ぎ、いとも簡単に快楽の階段を駆け上がっていく。 「んひぃいッ、ぁひゃあぁッ、たしゅ、けてぇッ! ら、めぇえッ、あぁああッ」 那月は小刻みに身体を震わせながら、凛の大きな指の隙間に手を置いて、与え続けられる快楽に声を上げる。 お尻やあそこの中まで、いっぱいいっぱい、洗われちゃってる……! こんなの……ッ、こんなのおかしくなっちゃうよおお くらくらと、熱を帯びながら、那月の快楽も、頂点へと登っていく。 ぐしゅぐしゅぐしゅぐしゅぐしゅぐしゅ 「はぁあんッはぁああんッあぁああんッあぁはあぁあッ! イッ……ク……ッ! イッ、ちゃ……う……ッ! ひぅッ! あぁあああああああああああああああああ」 那月が凛の手のひらで果てた後も、凛は気付かず、しばらく、那月を執拗に洗い続けていた。 焦点の合わない目をして、快楽に堕ちた那月は、凛が飽きるまで、ひたすら、与えられる快楽に合わせて、ただただ、小刻みに身体を震わせていた。 * ぴしゃり、と冷たい水を感じて、那月は目を覚ます。 気付けば、那月は、凛の手のひらに貯められた小さな水たまりの上で、意識を失っていたらしい。 「那月ちゃん、だいじょうぶ?」 「あれ……? 私……」 そっか……。凛ちゃんに身体中、洗われて、イっちゃって気を失っていたんだ……。 「のぼせちゃった? お水のむ? ママがね、のぼせそうになったら、まずお水飲みなさいっていつも言ってたの」 そっと、那月よりも大きなコップを目の前に持って来られる。 那月の場合は、のぼせたことが要因ではないが、確かに、身体が火照っていたことを思い出し、那月は、そっと、身体をコップに持たれかける。 冷えたカップが心地良い。 手で掬いたいところだが、支えを無くすとコップの中に落ちてしまいそうで、那月は、顔を水面に寄せて、ちびちびと直接水を飲んだ。 本当に、私、小さくなっちゃったんだなあ……。 既に、何度か縮んでしまっているにも関わらず、この不思議な状態に慣れない。 身体が回復してきて、ホッと息をついていると、凛が那月を覗き込む。 「那月ちゃん、だいじょうぶ?」 「うん。ありがとう。お水のおかげで元気になったよ」 原因が、のぼせたのではなく、お風呂場で淫らに絶頂を迎えた、が正解なだけに、那月は、心配する凛に慌ててそう答える。 「じゃあ、お風呂、入れる?」 「お風呂? うーん、このサイズじゃ、さすがに怖いかな……」 「凛のおもちゃ貸してあげるよ」 小さな丸い小物入れを見せられる。ここに少しお湯を入れて、湯船に浮かす、という寸法らしい。 その小物入れがひっくり返れば、那月は、体感何百メートルも深い湯船に投げ出されてしまうのだが、 凛が支えると言い張り、凛の身体が冷えることも心配になり、湯船へと進む。 ちゃぷん、と丸い小物入れに入れられ、那月は大きな湯船の中を浮かべられる。 一寸法師にでもなったかのようだった。 凛がにこにこと、小物入れを揺らしたり、進ませたりするので、那月は、ハラハラしながら、入れ物のふちを掴んだ。 「凛ちゃんッ、もう、怖いから上がらせてよ。それか元に戻して」 「怖くないよ、楽しいでしょ」 「入れ物がひっくり返りそうで怖いの」 「じゃあ、凛が直接持っててあげるよ」 ひょい、と小物入れから那月を取り出す。 「きゃああッ、だ、ダメダメッ、もっと怖いから、もう戻して」 「怖くないよおー。那月ちゃんは怖がりだなあ」 那月を掴んだまま、ちゃぷちゃぷと、那月をお湯につけたり、離したりして遊ぶ。 たまにいたずらに、那月の口元にまで、湯がつかり、那月の恐怖が増していく。 「ひゃぶうッ、ん、ふぇッ、凛ちゃ……ッ、はぶううッ、やめ、てえ」 必死で凛の手を掴むも、この手から離れると、湯船に落ちてしまうので、逃げるわけにもいかない。 何度か、湯をつけられている内に、那月は、恐怖と、数メートルの上下運動により、ぜぇぜぇと息切れをする。 「あれ? 那月ちゃん、疲れちゃった?」 「う……、うん、ちょっと……。もう、お風呂、上がろうよ、凛ちゃん……」 「そっかー。あ、そうだ。疲れをねえ、取るいい方法があるんだよ」 「?」 凛が、そっと、那月をお湯につける。 意図が掴めず、不思議に思っていると、凛が壁に組み込まれたボタンを押す。 すると、すぐに、那月のすぐ真横から、巨大なジャグジーが稼働した。 「きゃああああああ!!」 ゴボゴボゴボゴボッと恐ろしい水圧と濁流を帯びながら、那月を襲う。 「すごいでしょー。これ、疲れたところを治すんだってー。パパが言ってたよ」 那月の顔よりも大きな水泡で、那月は溺れそうになるも、凛がしっかりと身体を押さえていて、逃げられない。 「ごぼ、がばッ、あぐうッ、り、凛ちゃ……あぶうッ、い、息できな、ひゃぐう」 「凛はジャグジーに座れるけど、那月ちゃんは今、小さくて座れないから、凛が椅子になってあげるね」 凛の指が、くい、と那月の足を曲げるよう固定させ、手の指で簡易的な椅子を作り上げる。 椅子、とはいっても、足を曲げさせて、背と腕を凛の手で支えているだけで、それ以外はただただ、無防備に水泡へと晒していて。 「んぎゅひいいいいッ、ごぼぁあッ、ああがぁあッ、つ、潰れちゃぅ……ッ、ごばはぁあッ、凛ひゃ……ッ、あぶぅうッ、私ッ、壊れちゃ……、ごほぉおおッ」 喘ぎながら、いたずらにお湯が身体に入り込む。 那月は、苦しさで涙を流しながら、規定外の水圧を全身に受ける。 死にそうな状態ですら、身体は新たな刺激に悦びを上げていて、那月は、すっかり凛に開発されてしまった身体に再び、翻弄される。 「イグウウッ、がはぁああッ、わらひッ、まひゃ、イグッ、あ゛あ゛あ゛あ゛ッ、ああ゛ぁあああッ、ひょめへえッ、あぁああッ、ひぐぅううッイグウウッ、あぁあああああああああああああ」 ごぼごぼと、湯を飲みながら、那月は再び、絶頂を遂げた。 * 那月が再び、目を覚ましたのは、大きなベッドの上だった。 大きな、といっても、それは、本当にキングサイズのそれで、那月自身の身体は、もう、いつものサイズに戻っていた。 ベッドの傍には、凛と凛の母親がいて、凛はしょんぼりと意気消沈している。 凛によく似た、知的と優しさを兼ねそろえた母親が、那月の身を心配する。 浴室で二度も、絶頂を達し、二度目に至っては溺れかけながらのそれだった那月は、再び意識を失っていたらしい。 凛が、小さい那月を介抱し、なかなか目を覚まさないので、元のサイズに戻して、ベッドに寝かせていたところを、母親が帰宅したらしい。 那月が、凛の手で小さくされていることなど、微塵も知らない凛の母親は、凛がむずかり、いつまでもお風呂にいたせいで、那月がのぼせたと思っているらしく、ひたすら謝罪をしている。 小さな子供を、風呂場にひとりきりにしたうえに、いつの間にか着ている寝間着の着替えは、きっと、凛の母親の手によるものだろう、と察した那月は、むしろ、そちらを謝罪する。 今は、もう回復して大丈夫、と主張する那月を、半ば強引に、ベッドへと戻させる。 「とりあえず、今日は家に泊まって休んでください。何か、消化しやすいものも用意させますね」 「えッ! いやあの、本当、大丈夫なので!」 むしろ泊まってしまったりすれば……。 ちらり、と凛を見れば、数秒前まで泣きそうな顔をしていたはずが、今は、那月が泊まると聞いて、目が輝いている。 私、どうなっちゃうの……! もう、今日でお留守番は最後、とすら思っていたのに。 状況は悪化するばかりであった。