少年は、いや、「少年だった少女」は、気がつくと体が動かなくなっていた。
薄暗い路地裏に窮屈な体勢で浮いている。
浮いているというより張り付いているかのようだった。
自分は壁画のように壁に「描かれて」しまっていた。
どこから噂を聞きつけたのか、見知らぬ男たちはひっきりなしに少女を弄ぶ。
男たちは欲望をゴミ箱に捨てるように吐き出し続ける。
来る日も来る日も続く屈辱と快感に少女は身を震わせるしかなかった。
もっとも絵とかしてしまった少女は周りから見ても何も変わらないのだが。
1ヶ月目、使われ続けた少女の体は少しづつ擦れ、塗料となった体は少しずつ消えていく。
3ヶ月目、遠のく意識の中でもとめどなく襲ってくる快感だけが少女を生かし続ける。
8ヶ月目、噂で広まった艶めかしい不思議な穴の上には、誰が描いたのかわからない趣味の悪い落書きが書かれていた。
行方不明の少年のポスターが街中にはられていた。
何でも数年前から行方がわからなくなっているとのことだった。
その店のオーナーは、壁の破損箇所を見つけると丁度良い目隠しだとその穴の上に貼り付けるのだった。
行方不明者などこの街では日常茶飯事である。そんなことより自分の店のことが大切。ポスターの貼り付けに協力すれば多少のお金ももらえるのだから安いものだ。
もっともこんな裏路地に貼っても効果はあるのかわからないのだが。
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ケモロリ化・壁画化・中出しのskebの依頼だったんだけど、とてもぐっと来たのでたくさん差分を描いてSSをつけちゃった。
気に入った依頼だったらこんな感じでおまけしちゃったりするかもなので、もしよかったら依頼してみてね。
skebはこちら
https://skeb.jp/@modoki_dog
K.S//スコフィールド
2023-02-15 16:26:34 +0000 UTC