「…ケッコン?」 「ええ、そのとおりです、提督。」 駆逐艦・フレッチャーが突拍子もない提案をしてきた。 妹のヘイウッドと、ケッコンしてほしいというのだ。 「し、しかしだな…私は現にお前とも、しているのだし…あまり無暗に伴侶を増やすというのも…」 「ええ、存じ上げておりますよ。私以外にも、多くの艦娘とケッコンしていることも。」 フレッチャーは相変わらずの聖母のような優しい笑顔。 しかし、その笑顔の奥には、得体の知れない「何か」がある気がしてならない。 「…何を企んでいる?」 「no way! 私はただ、先日の”セキニン”を取っていただきたいだけなんです。可愛い妹ですから。」 「…」 確かに、成り行きから私はヘイウッドに手を出してしまった。 海外艦である彼女達は、我が軍に所属しているわけではない。 あくまで同盟国と協議した上での移籍であり、言ってしまえば、レンタルである。 ともすれば、私は「借り物」に唾をつけてしまったことになる。 「…責任、ね。」 なるほど。 私が彼女らとケッコンしてしまえば、彼女らは正式にこの国の艦娘となるわけだ。 その程度の願いなら、聞き入れてやらんこともない。 「…わかった。ケッコンすると、ヘイウッドに伝えてくれ。」 フレッチャーは、優しい笑みを崩さずに言う。 「ありがとうございます。では私は簡単な”式”の準備をして参りますので、夕刻にまたお呼び立て致しますね。」 ヒトナナマルマル。 フレッチャーに言われ、普段使われていない一室へと足を運ぶ。 式なら、もっと広い場所で行えば良いのでは…? そう思いつつも、部屋の扉を開ける。 部屋は、式典を行う会場とは程遠い、ただの寝室だ。 そんな寝室に、既にヘイウッドが待機していた。 …が、その恰好たるや、驚くべき装いであった。 ほとんど肌が透けて見えそうな白いスクール水着に、ウェディングベールを付けた、何ともアブノーマルなドレス姿。 それに、何やらヘイウッドの様子がおかしい。 股間を抑えながら、息荒く肩を上下させている。 こちらを見る目はとろんとした様子で、顔も紅潮していた。 「て、提督…」 この状況を見て、すぐにフレッチャーの仕業だと分かった。 スク水ドレスなどという一見奇異な装いは、私の性癖にどストライクなのだ。これを知っているのは、フレッチャーをはじめ一握りのケッコン艦しかいない。 それにこのヘイウッドの様子からして、明らかに何らかの薬を盛られているに違いない。 「据え膳」という以外形容すべき言葉が見当たらないこの状況、裏でフレッチャーがあの笑顔で「召し上がれ」と言っている様子が容易に想像できた。 いいだろう。 この状況を目の当たりにして、撤退する男などいない。 既に私の股間のマストは上げられ、帆が張られた状態だ。 全速前進、主砲装填。目標、駆逐艦ヘイウッド。 私はヘイウッドを抱き上げ、荒々しくベッドに押し倒す。 衝撃で眼鏡が外れてしまったが、問題ない。 私はむしろ眼鏡ナシ派なのだ。 驚いて何か言葉を発そうとするヘイウッドの口を、私の口で塞ぎ込む。 ”キス”などというロマンチックな言葉とは全く違う、獣が獲物を貪るが如く、ヘイウッドの口内を蹂躙していく。 あまりにキスの時間が長かったせいか、将又あまりに気持ち良かったのか、彼女の意識は飛びかけていた。 汗と愛液で体中が濡れ、もはや水着は秘所を隠す役割を果たしていない。 ぐったりと脱力する彼女の下肢を握り、股を開かせる。 溢れ出る愛液により生地がぴったりと張り付き、もはや何もつけていないのと同じように見えた。 それほど薄い生地なのだから、手で破くのは容易い。 ビリビリ、と股間の部分を破き、割れ目を露わにする。 既に臨界点に近い我が主砲をズボンから取り出し、愛液が止まらない膣に照準を定める。 あまりに潤滑液が多いせいか、砲身は「にゅるり」と奥へと誘い込まれていった。 初めてヘイウッドを抱いた時は、きつくてここまですんなりと行かなかった。 何度も性交を重ねていくうちに、徐々に「私の形」になっていくということだろう。 「ふふ…ケーキ入刀、だな…」 自分でも気持ちの悪いことを言っているな、という自覚はあったが、仕方のない事。 脳はドーパミンに支配され、酔っぱらっているように、自制心が効かないのだ。 対するヘイウッドも、媚薬と快楽によってもはや理性など無く、涙を流しながら 「て…提督…しゅきぃ…あんっ」 と快楽に溺れている様子。 その姿は、いつもの聡明なヘイウッドの様子は微塵も残っていなかった。 そろそろフィニッシュが近い。 私は彼女を抱き抱え、立ち上がる。 その状態のまま、彼女をモノのように上下させ、それに反比例する動きで私の腰も上下させる。 パン、パン、と、私の腰が彼女に打ち付けられる音が大きくなる。 そしてその間隔は、徐々に短くなり、音も激しくなっていく。 「くっ…もう出すぞ、ヘイウッド…!」 するとヘイウッドは、私を逃がすまいと、両手足を使って身体に抱き着ついてきた。 「膣内に…お願いします…提督っ…!」 もとより、快楽に支配された私の頭には、中出し以外の選択肢は無かった。 まるで砲身が破裂したかのような勢いで、私は子種をヘイウッドの中にぶちまけた。 事後。 ヘイウッドは私の隣で、すやすやと寝息を立てている。 その頭を撫でながら、私はフレッチャーの策略について考えていた。 彼女は何故、こんな回りくどいやり方で、妹を抱かせているのだろうか。 …そういえば、ジョンストンの時も、フレッチャーがあの手この手で私とケッコンさせようとしていたな。 私がフレッチャー級とケッコンする度に、新しいフレッチャー級が同盟国から送られてくる。 「ふふ…この調子だと、私はあと172回、ケッコンしなければならないのかな…?」 我ながら笑えない冗談だ。 この時はまだ、笑えない「冗談」で済んでいた。 まさか、冗談でないことに、気づかされるまでは。
dc282466
2024-09-20 04:17:57 +0000 UTC