ご覧頂きありがとうございます!
先日、自分の創作っ子二人のイラストを描きました。
左側が夏休みに駄菓子屋の店番がてら独自の売り上げアップ作戦を展開する玲(れい)くん、
右側が学校の理科の時間に毎回えらい目に遭っている奏斗(かなと)くんです!
それぞれ接点など特に意識せずに考えたキャラですが、実は顔見知りとかそれなりに仲良いとかありだな……という自己満足で描いてみました。
奏斗くんが夏期講習帰りに玲くんのお店に立ち寄っているイメージです。
今回は今月の全体公開記事として、こちらのイラストの制作過程と、没案なども少々ご紹介していこうと思います!
記事の構成上ラフや下書きは後でまとめて掲載することにして、線画からのスタートです!
ガサガサとした描き味の鉛筆系ブラシを使ってペン入れしています。
敢えて線同士をきっちり繋がず、ラフな印象になるように線を引きました。
線画完成後、キャラクターの部分に薄く色をつけておいて、この後の色塗り作業の際にマスキング(色が他の領域にはみ出さないようにすること)するために使います。
パーツごとにフォルダとレイヤーを分けて、ベースとなる色を塗りました。
奏斗くんの方は今回が初めてのカラー絵なので、色選びからのスタートです!
髪は茶髪のイメージだったのですんなり決定しました。昔から茶髪の男の子が好きなもので……
逆に制服の色はイメージが無かったので、どうするか悩みました。青やベージュ、ネイビーなど制服っぽい色を一通り試して、派手すぎず地味すぎないグリーンに落ち着いた次第です。
漫画ではいつもカーディガンを着ていますが、この絵では玲くんの設定に合わせて夏の装いなので半袖です!
玲くんの方も腰から下の服を描くのは今回が初めてだったので、夏休みの少年らしく見えるようにハーフパンツとサンダルを履かせてみました。
ハーフパンツはちょっと厚手のゴワゴワした生地をイメージしてます!
瞳を描き込んだり、奏斗くんの制服のチェック柄を描き込んだりしていきます。
(このチェック柄は描く度に微妙に違っていることは秘密です)
瞳を描き込むと一気に表情がいきいきとして可愛くなり、描いている側のテンションも上がるので、前工程のベース塗りが終わったら真っ先に瞳に取り掛かることが多いです!
奏斗くんと玲くんの瞳の色は若干変えていますが、ぱっと見だとあまり違いがわからないですね……?
二人が頬を染めているのは真夏で暑いからです。
決してエッチなことが起きているわけではありません。
多分。
髪や肌などにハイライトを入れます。
また、合成モードをオーバーレイにしたレイヤーを一番上に置いて、髪などに淡いオレンジ色をふわっと乗せて暖かみをプラスしました。
背景は白でもいいかなと思ったのですが、夏らしさや元気な感じを出すために黄色で着色することにしました。
足元に影っぽいものを描きます。
次に線画の色トレスを行います。
(色トレスとは、線画が色塗りとなじむように線画の色を変えることを指します)
耳や首元など、肌のエリアの線は暗めのブラウンに変更します。
アウトラインも所々色を変えています。背景が黄色なので、色の三原色を揃えると華やかになるかな?と思って赤と青にしてみました。
光が当たっている画面左側に赤、影になる画面右側に青が来るように意識して着色しています(青はあまり目立っていませんが……)。
絵の状況やキャラクターの性格を表現するために、セリフと擬音を追加します。
玲くんはちょっぴり慌て者で、奏斗くんは基本落ち着いた子……という二人の対比が伝わっていたら嬉しいです!
絵全体にオーバーレイのレイヤーを重ねて、濃いオレンジとブラウンの中間くらいの色で塗り潰しました。
なんとなく夏らしい鮮やかさや暑苦しさが加わって、いい感じの温度感になった気がします。
これで完成です!
せっかくなので、没案や修正前の状態も載せておきます。
没ラフ
躍動感を出したくて二人がぶつかっている風にしてみたラフです。
が、普通に危ないし奏斗くんはおとなしい子のイメージなので躍動感はいらない気がするし……という理由で没にしました。
グレー彩色ラフ
大体よさげな線画が完成した後、グレーで塗ってみた状態です。
完成直前で修正したもの
ほぼ完成という状態まで描いたものの、物足りない部分や不自然な部分をいくつか見つけたので、ここから色々と手を入れて最終的な完成版へ至りました。
(髪の毛の流れを加筆したり、段ボールの数を増やしたり……)
細かな差ですが、手を入れたおかげで完成版の方がクオリティが上がったかなと思っています!
今回の記事は以上となります。
最後までお読み下さってありがとうございました!
奏斗くんと玲くん、作者である自分以外にも多くの方から可愛がって頂いているようで、本当に嬉しいです!
これからもこの二人の漫画を描いたり、また新たな創作少年を生み出していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!