この話の続きです。
魔力が零れちゃう……。それなら。
「それなら……、稜季に魔力を入れてもらうんじゃなくて、私から魔力を少しずつ吸わせてもらう」
那月は、とろりと熱を帯びた頭で提案すると、稜季が、怪訝そうな顔をして、那月を持った片手を顔に近づける。
「稜季……、舌、出して」
「吸うって、……お前、マジかよ」
稜季が、少し目を反らして、ためらう様を見せる。それは、嫌悪というよりは恥じらいに似たもので、「さっきとどう違うのよ」と言えば、片眉を下げて舌を出される。
べろりと、大きな舌を目の前に出され、そこに大きな魔力が宿っているのを感じる。
那月は、大きな手に掴まれたまま、ぐいと、身を乗り出し、稜季の大きな舌に、はむ、と甘噛みする。
「ん、ぅ……っ、ふぁ……っ」
トクントクン、と少しずつ、舌越しに、稜季の魔力に吸い付く。
那月は、心地良さに、とろりと目を細めながら、稜季の魔力を味わう。やはり、相手から注入されるより、自身で吸い取る方が、刺激を調整できてやりやすい。
これなら、元の大きさにも、ちゃんと戻れるかも。
那月が、期待と共に、大きな舌に小さく吸い付いていると、その大きな舌が、するりと、一度、稜季の咥内へと戻っていく。
「待ってよ。まだ全然足りてない」
那月は、稜季の口元に小さな手を添えて、せがむように大きな稜季を見上げる。
咎めるように、稜季の大きな舌が、再び、にゅるりと口から飛び出し、那月の小さな口をつつく。
「ふひゃぁあっ」
大きな魔力が込められていた舌に、那月が、ビクンッと手のなかで、身体を震わす。
「がっつくな。舌出したままでいると疲れるんだよ」
ふいうちで魔力を移行された那月は、稜季の唾液で濡れた小さな頬を、むぅ、と膨らませる。
目の前で大きく鎮座する舌を、小さな手で掴み、ちぅ、と吸い付く。
勢いあまって、舌を甘噛みするようになってしまう。この体格差だし大丈夫かな、と高を括るも、小さな那月を支える手の力が、少し強まるくらいには、痛かったらしい。
「痛ぇ。噛むな」
「ごめん、難しくて」
「キス下手すぎだろ。大動物の口内を掃除する鳥みたいになってたし」
「べっ、別に、キスじゃないし、こんなのっ」
もはやそれ以上の行為をすでに行っているのだが、気恥ずかしくて否定すれば、稜季が「ふーん?」と面白くなさそうな声を出す。そして、大きな舌を出したかと思えば、那月の小さな口をぐちゅり、ぐちゅりと、何度も押してくる。
「んっ、んぅっ、んんむふぅっ、んぁっ、待っ、んふぇっ」
声を出そうと口を開ければ、その中に、大きな舌を入れ込まれ、魔力が挿入される。
身体が火照りだし、那月は、苦し気に呼吸をする。逃れようともがくも、腰回りを、相手の片手だけで、がしりと掴まれているのだ、敵うわけもなかった。
「はぁっ、ぁあぁっ、ふぁ……っ、ん……っ」
「ほら、……はぁっ、ちゃんと吸い取れよ。──魔力、取るためにしてるんだろ?」
稜季が目を細めて、楽し気に言った後、那月の小さな口の奥深くまで、大きな舌を押し込む。
「んぐぅうっ!! ふはぁあ、ぁあぅぐっ」
唾液に混じって魔力を一気に流し込まれ、那月は、くらくらと眩暈をさせながら、ドクンッと、熱を高める。
「んぅっ! んんんっ、ぁは……っ、ぃ、つきっ、んふぅっ、ぁああぁ……っ、おおきく、なるぅっ!!」
二十センチの身体が、熱を放出し、ぐぐぐ、と大きくなっていく。
「ぁあああぁああ……っ!!」
とさり、と素足が、土に着き、那月は、裸のまま、地面に座り込む。
ふらふらと、力なく顔を見上げれば、目の前に、稜季の大きな脚が見えた。
かなり大きさを取り戻せたみたいだ。期待して立ち上がるも、那月の背丈は、稜季の股下ほどに留まってしまう。
完全回復には、まだ遠いか、と思案していると、ぽん、と頭に大きな手を乗せられる。
「背丈、半分くらいは戻ったか? もう少しだな」
見上げれば、那月の頭を撫でる稜季と目が合う。
八十センチほどにまで、背丈が回復したらしい。
妙齢の女子が一糸まとわぬ姿だというのに、幼子をあやすようなことするんだから。
那月が、胸元に手を当て、むぅ、と拗ねていると、頭を撫でていた手が、ゆるゆると頬に降り、那月の小さな口元を、むにむにと触れた後、ぐい、と那月の小さな顔を、上に向けさせた。
「那月。──次は、強めの魔力を入れてみるか」
稜季に首をかしげると、稜季の空いた手が、するりと自身の黒いローブをずらし、スラックスに包まれた腰元に手を添わす。
「コアに近い方が、より強い魔力を与えられるだろ」
目の前に見えるスラックスに、トクトクと、熱を帯びた膨らみがあることが、服越しでも、見て取れた。
稜季も興奮してくれてる。
恥ずかしさに嬉しさが混じり、那月は、こくん、と小さくうなずくと、稜季のスラックスへ、小さな手を伸ばす。
未だに、元の背丈の半分ほどまでしかない身体は、己が幼い子供にでもなったかのように錯覚させ、背徳感による興奮が増していく。
ちりちりと、ファスナーをおろし、下着の布地に眠る大きな熱源を、布越しに恐る恐る触れる。
小さな手では包みきれないほどの大きな熱が、ドクドクと波打っているのが伝わる。
こんなに大きな魔力、挿れられちゃったら、どうなるんだろう。
那月は、くらくらと、欲熱で目をとろかせた後、ずるりと下着を引っ張った。
ぶるんっ、と大きく熟れた稜季の男根が、小さな那月の目の前に飛び出てくる。
毒々しい赤色の先端部からは、先走りの液が、ぷくりと水滴をつくり、濃厚な魔力をまとっている。
那月は、朱色の瞳で、じっと凝視した後、ゆっくりと、先端部へ、小さな顔を近づける。
そっと、小さな裸足で背伸びをして、そそり立つ陰茎の先端に、唇を寄せる。
──ちゅ、と。大きな半透明の雫にキスをして、那月は、思わず瞳を閉じる。
小さな口元から、心地よい熱が、喉元から全身へと広がり、那月を溺れさせる。
「ん……っ、はぁ……っん」
小さな舌を絡ませ、先端から溢れる粘液を舐めとる。体液に宿った魔力が、那月の中へ侵入し、熱く狂わせていくようだった。
「ちゅむ……っ、ん、ふぁ……っ、んぅっ……はふぅ……はぁっ」
ちろちろと遊ばせていた舌では物足りなくなり、那月は、小さな口を開けて、ひくつく先端部に唇を乗せる。
ちゅぶ、ちゅぶ……、と、小さな唇で先端の尖りに吸い付く。
半分ほどにまで背丈を取り戻したとはいえ、大きな先端部を咥えるには、まだまだ小さい。
もう少し吸わせてもらったら、大きくなれるかな。
那月が、背伸びしていた爪先に、ぐっと力を入れた時だった。
稜季の大きな両手が、那月の小さな頬とこめかみを、包むように添えられる。
大きな親指が、するりと那月の唇を撫でた後、ずぼり、と那月の小さな咥内に侵入した。
「んぅっ!!」
那月が声を上げるや否や、大きな指が、ぐいっと、容赦なく、那月の口をめいいっぱい広げさせる。
「んひぅっ!!」
二本の親指が、那月の咥内で側面をなぞった後、稜季の大きな手が、強い力で、那月の顔を、己の下腹部へと押さえつけた。
「んうぅううぅうっ!!!」
大きく膨れ上がった陰茎が、那月の咥内を圧迫し、喉奥まで一気に挿し込まれる。
濃厚な雄の匂いと共に、小さな頬を、硬い陰毛が撫でる。
那月は、怖気づき、息苦しさに、後ずさりしようとするが、大きな稜季の手が、それを許さなかった。
咥内に敷き詰められた熱棒が、喉奥を突いたかと思えば、乱暴に引き抜かれ、すぐさま、最奥まで再び突かれる。
「んぐぅっ、ぅううっ、ふうぅふうふううっ!!!」
口に挿れられた男根は、ドクドクと唸り硬度の増していく。
那月が、息苦しさに生理的な涙を流し、稜季のスラックスを小さな手で握る。
どちゅ、どちゅ、どちゅ、どちゅ、どちゅ!!
「んぅっ、んんんっ、ふぅぐぅうっ、んぅっ、んぁっ、あぁあっ、んふぶふぅううううっ!!!!」
ぐちゅちゅちゅちゅちゅちゅちゅちゅ、ごぷぅううううっ!!!!
咥内に侵入した熱い巨根が、欲熱を吐き出し、那月の中に放たれる。
どろりとした、粘液が、肉棒を伝い、狭い咥内を満たしていく。
「ごほっ、ふはっ、ぇほっ、ぇうっ、ぁはっ」
小さな口から、とぷとぷと、白濁の粘液を零し、咽ながらも、那月は、欲液を飲みこむ。
濃厚な魔力と欲を含んだ精液が、那月の喉から体内に流れ込み、胎に辿り着いたそれが、どくん、と熱を宿す。
「ひ……ぁ……っ」
那月は、大きな陰茎を咥えたまま、ビクンッと跳ねあがる。
涙目で稜季を見上げれば、ようやく、小さな口から大きな陰茎を離すことが許された。
「ふはぁっ、はぁ……っ、はへぁっ、あぁ……っ」
喘ぎにも似た荒い呼吸と共に、小さな手で、口元を拭う。
「ふへ……っ、はぁ……っ」
くらりと眩暈がして、ぺたりと土に座り込む。柔らかな太ももを、枯葉と土が受け止める。
「わらひ……、……っ!! はぁっ、あぁああっ、あぁああああっ!!!!」
ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ!!!
八十センチの小さな身体が、大きく昂り、那月は、声を上げる。
「ぁああぁあっ!! 熱い……っ、ぁああぁ……っ、おおきくっ、なるぅ……っ!!!」
那月は、稜季の足もとで、ぺしゃりと、顔から土に倒れ込む。
全裸で、尻を突き出すような体勢のまま、那月は、小さな身体のサイズを上げていく。
「ひぅっ、ひぁっ、ぁああぁ、あぁあぁああんっ!!」
嬌声を上げるたびに、少しずつ、身体が大きくなっていく。柔らかな肌を受け止めていた枯葉が、大きくなる那月に押されて、パリパリと悲鳴を上げて崩れていく。
ぐぐぐぐ……、と身体が軋むような錯覚と共に、那月は、自身のサイズを百二十センチにまで、回復させた。
「はぁっ、ひぃうっ、……はぁあぁ……っ」
土に頬を寄せ、尻を突き出したまま、那月は、熱を持て余した身体を動かせずにいた。
ひくひくと震える小さな尻を、がしりと、大きな稜季の手が掴む。
「ぁふぅ……っ」
那月が力なく声を上げると同時に、稜季に尻を持ち上げられ、小さな身体は、易々と足を浮かし、手だけが土についた状態となる。
「ぁ、あぁ……っ」
「軽……。元のサイズまで、あと少しだな」
息を零して笑う声が、背後の上空から聴こえる。
那月は、ぎゅ、と、小さな手で、土と草を掴む。
「いつ、き……」
小さな顔を少しひねって、背後を伺おうとするも、よく見えない。
代わりに、柔らかな尻を大きな手で撫でられ、那月は、ぴくんっと震えあがった。
「ひゃっ」
「ここまで来たら、お互いのコアが近い移行、するしかないよな?」
コア、と言われ、那月の下腹部が、きゅんっと疼いた。
私と稜季のコア。それって……。
ドキドキと、まだ小さな身体が鼓動を上げ、那月は、ぱくぱくと、恥ずかしさで言葉を失う。
口とは裏腹に、ぴくぴくと、次の侵入を期待する那月の割れ目に、くちゅり、と稜季の熱源を充てられた。
「はぁんっ!」
先端を結合部に触れられただけで、ドクドクと、濃厚な魔力が伝わってくる。
欲しい、欲しい、欲しい。
目の前の土を、小さな手で、きゅ、っと握り、こくん、と息を呑む。
那月は、くいっ、と小さな尻を上げると、ぴとり、と稜季の昂る先端部に、より尻を近づけた。
「ぁはぁ……っ」
体勢を整えたことで、結合部の密着が増し、視界が熱でとろけそうだ。
「はぁっ、はぁ……っ、い、稜季の……っ、大きな魔力、……挿れてぇっ!」
淫らなお願いに応えるように、那月の小さな腰に、大きな手を回され、ぐちゅぅんっ、と那月の中に、熱い男根が挿入された。
「ふひゃあぁあぁあっ!!」
大きな圧迫が、すぐに最奥まで到達する。刹那、那月の下腹部のコアから桁違いの快楽が急速に放出した。
「きゃふ……っ」
快楽はとどまることなく、高速の周波のように、下腹部から、手足の爪先、頭のつむじにまで、何度も何度も駆け巡る。
「ぁひ……っ、はぁ……、ひぃ……っ」
ちかちかと、目に火花を散らしながら、那月は、口元からだらりと唾液を零し、快楽の波に合わせて、小さな身体を揺らす。
下腹部でコアと結合したままの那月の魔法石が、容量オーバーを迎えると同時に、コアに放出され、コアが高速のポンプのごとく、那月の全身に魔力を流しこんでいるようだ。
ただの魔力回復の行為が、桁違いの魔力量と回数、繰り返される。加えて、魔力の酷い枯渇状態だった身体に、快楽まで伴っているのだ。
那月の理性が吹き飛ぶのも、あっという間だった。
「ぁあぁぁ……っ、ぁひぃ……っ、ぃ、いつ、きぃ……っ」
ぷるぷると震える手が、土を離すと、ふわりと、上半身が浮いた。
那月は、稜季に背と尻を向けたまま、百二十センチの小さな身体を、稜季に持ち上げられ、何度も打ち付けられる。
「あぁはひぁぁああっ、ぁひぃっ、はぁあっ、あぁあぁんっ! しゅごいっ、なに、これぇえっ、那月っ、那月ッ、こわれちゃうぅううっ!!」
どちゅっ、どちゅっ、どちゅっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ!
小さな身体が、慰めの道具かのように、乱暴に稜季の股間に打ち付けられ、その度に、那月は、快楽の魔力補充の波に全身を揺らされる。
柔らかな胸が、衝撃の波に従い、ぶるんっぶるんっ、と上下にうごめく。
「はひっ、はひっ、ひぎぃっ! コアが熱いのぉおおっ!! 那月っ、魔力いっぱい、吸っちゃうのおおっ!! あぁあんっ、あぁあんっ!! いいっ、いいのっ、稜季の魔力、きもちいいよおぉおっ!! あぁあんっ、ああぁあっ!! イクっ、イクぅうううっ!!!」
ビクビクッ、と小さな身体を震わせ、那月が、絶頂を迎え、稜季の熱源を、きゅんきゅんと食らいつく。
「すげぇな……っ、なんだこれ……、魔力奪われてるのに、すげえ気持ちいい」
稜季が、息を吐く様に笑い、背を向けてよがる那月の腰と胸元に、背後から手を回す。
「んひぃいいぃいっ!!」
挿入されたまま、ぐい、と身体を起こされ、ぴたりと、背中から抱き寄せられる体勢となり、那月は、甲高い声を上げる。
汗ばみ空気に触れていた背中に、稜季の服が擦れ、那月の肌を刺激する。
秘部への圧迫が増し、魔法石とコアへの刺激がより強まり、那月は、宙に浮いた足を、ぴくぴくと震えさせた。
後ろから支える大きな手が、那月の柔らかな胸を掴み、耳元とうなじに大きなキスが降る。
「んはぁっ、あぁあぁぁ……っ、稜季っ、らめぇっ、これぇえぇっ、私っ、私……っ、きもちよすぎてっ、私の魔法石っ、溶けちゃうよぉおっ、あぁあはぁあぁんっ」
ぴんっ、と小さな身体を反らし、那月は何度も身体を跳ねさせる。その小さな身体を、稜季が、がしりと抱き寄せ、下から何度も突きあげる。
どちゅっ! どちゅっ! どちゅっ! どちゅっ!
「はぁっ、ひぃぁっ、あぁんっ! ぁっはぁっ!! イク……っ、イクっ、イクゥ!」
突き上げるピストン運動は、徐々にスピードを増し、那月は、快楽を昇りつめていく。
どっちゅんっ! どっちゅんっ! どっちゅんっ! どっちゅんっ!
「ひはっ、はぁっ、イクっ、イっちゃうっ、ぁあぁっ、わらひっ、イクっ、きちゃうっ!! あぁああっ!」
ばちゅんっ、ばちゅんっ、ばちゅんっ、ばちゅんっ、ばちゅんっ、ばちゅんっ!!
「イクぅっ、イクっ!! イクぅううっ!! もうらめぇえっ!!! ぁあぁあっ、あぁあああ、はぁあんっ、あぁあああああああっ、ひぁっ、あぁあああああああああああっ!!!!!!!!」
きゅうん、きゅうんっ、と膨れ上がった陰茎に吸い付き、那月は、絶頂に辿り着く。
胸元と腰を背後から抱えられ、足は、ふらふらと宙に浮き。
空でも飛んでいるようだ。
目を白ませながら、そんなことを想い、那月は、快楽に身を包んだ。
ドクンッ!!
「ぁ……っ」
小さな百二十センチの身体が唸り、那月は声を上げる。
魔力を満たした身体が、器が小さいと言わないばかりに、身体を元のサイズへと押し上げているようだった。
「戻っちゃう……っ」
那月が、とろけるような顔をしたまま呟けば、ぐいっ、と腰を掴まれ、身体が前後反転した。
「んひゃあぁあっ!?」
ぐるりと身体を回されると共に、ごりごりと、最奥と側面が擦られて、那月は、嬌声を上げる。
稜季と繋がったまま、那月は、正面を向き合い抱き抱えられた体勢に変えられる。
頬を真っ赤に染めた顔を上げれば、稜季と目が合う。
汗ばむ身体は、少しずつ密着を更に上げていて、自身の身体が、本来のサイズに戻りつつあることを体感する。
それと同時に、非日常な現状を、快楽に溶けきった頭が、じわじわと自覚していく。
私……。同じパーティの稜季相手に、自分だけ裸になって、抱き着いちゃってる。その上、えっちして、相手の魔力を吸い上げちゃってる。
淫魔のような行いをしていることにようやく気付き、那月は、サッと、稜季から目を反らす。
「ぁ……っ、あの、私……」
那月は、胸元に手を当て、空いた手で、稜季の服を握ると、その手首を、稜季にそっと掴まれた。
手を、稜季の肩に動かされ、那月は、稜季の首元に抱き着くような体勢となる。
「ほら、掴まれよ。落ちるぞ」
「でも……」
「戻りたいんだろ?」
言うや否や、稜季が、那月に深く口づけする。
「んぅ……っ」
とろりと、口から魔力が流し込まれ、那月は、稜季へと力なく寄りかかる。
先ほどまで、小さな子どもが大人に抱き着くような体勢だったのに、すっかり、対等な大人同士の大きさに回復していることに気付く。
もう充分、と口に出そうとした刹那、グリィッ、と結合部を揺らされ、那月は、「きゃぅうっ!」と甲高い声と共に、稜季に力強く抱き着く。
「ぁあ……っ、稜季っ! 中……っ、魔法石に当たって、ぁああぁんっ!」
ぐちゅうんっ、ごりっ、ぐりいっ!
稜季の容赦ない突き上げに、逃げ腰になるも、向き合って抱き着いている以上、すぐにずるりと、身体が稜季を求めるように受け入れてしまう。
「ひぁっ、あぁあぁ……っ、らめぇっ、深くてっ、魔力がいっぱいでっ、溢れちゃうよぉっ! あぁあぁあんっ!!」
鳴き声を上げる那月の尻を、力強く抱え、稜季が、何度も結合部に打ち付ける。
ぱんぱんぱんぱんっ!!
「んひぃいっ!! らめぇえっ、イクぅっ!! もうらめぇっ! 那月、もう、おおきくなったからぁっ!!」
「ここまで吸い付いといて、今更っ、何、言ってんだよっ!」
ばちゅっばちゅっばちゅっばちゅっばちゅっばちゅっばちゅっばちゅっ
那月の中の魔法石が、その形が胎内で分かるほどにまで、熱く、眩い紫色に輝く。
「はっ、はぁっ、はぁ……、那月っ!」
「ぁひぃっ、ふひぃんっ、んぉおっ、ほひぃっ、んんぁあぁっ、ひぐぅっ、溶けるぅうっ!! もうはいらないよぉおっ!! わらひ、魔力もう、いれちゃらめぇええっ、あぁあひぁあぁんっ、あはぁひぃっ! ひぐぅっ、イグゥウっ!! イグイグっ!! イグぅううっ!! あぁふひぃいっ!! おひぃほぁあぁっ!! あぁはぁああんっ、あぁはぁっ、はぁあんっ、あぁあああ、あぁあああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!」
ぷしぃいいいっ!!! ごぷぅううっ、どぴゅうぅううんっ
結合部に、濃厚な魔力を含んだ精液が放たれる。同時に、那月も絶頂と共に何度目となるか分からない潮を吹いた。
「ぁあぁひぃ……んっ」
ぴくぴくと、身体を震わせ、稜季に抱き着いた手と足が、なんとか絡みつく。
膣内でドクドクと唸る熱源に、呼応するように、那月の下腹部も熱を持ち、ドクンッと唸る。
「ぁあぁ……っ」
那月の全身が、紫色の光に包まれる。魔法石が熱を放っているようだった。
「ぁあぁあぁああっ、ひぃあぁあぁあぁああんっ!! きゃふぅうっ」
那月が喘ぐも、光はやがて薄れ、下腹部の熱も静かに弱まっていった。
「ん……っ、んん……っ」
すっかり元の大きさに戻った那月は、裸に紺色のローブだけを纏い、恥ずかし気に頬を赤く染めて、稜季に寄りかかる。
すらりと伸びた艶めかしい脚が、稜季の支えと共に、高く上げられ、晒された秘部には、稜季の大きな指がずぶりと、深部にまで入り込んでいた。
ぐちゅり、ぐちゅり、と卑猥な水音を立てて、指が動くたびに、とろとろと、白濁混じりの粘液が、那月の蜜壺から溢れ返ってくる。
「はぁっ、ぁあ……んっ、……い、稜季……っ」
「んー……。見つからねえな」
稜季がため息と共に、そう言えば、那月が、キッ、と稜季を睨む。
「嘘でしょ!? 私の魔法石、どこ行っちゃったのよ。ちゃんと探してよ」
「探してるっつーの」
稜季が、ずぼり、と入れる指を二本に増やす。
「ふきゃぁあっ!」
那月が、悲鳴に近い嬌声を上げ、震えていると、中に入れられた指に、魔力を込められ、更に余裕をなくしていく。
「ぃあぁああぁっ!! らめらめぇっ、魔力使っちゃやらぁあっ!」
「やっぱり無くなってるな。繋いでた革紐しかない」
ずるりと、引き抜かれた指が、どろどろに濡れた革紐を掴む。
「そんな……、じゃあ、魔法石、どこ行っちゃったの?」
那月は、稜季に寄りかかったまま、胸元で紺色のローブを掴み、稜季を見上げる。
「うーん。魔力入れすぎて壊れて消えたか、お前が吸収しちゃったんじゃねえの」
「えーっ!?」
叫びながら、確かに、魔法石の光に全身が包まれる感覚があったことを思い出す。
吸収してしまった、と聞くと、少し不安を覚えるものの、身体は魔力に満ち足りている。
「それって、私の魔力を溜める最大値が上がったってこと?」
「おそらく」
なら、悪い話ではない気がする。
「なるほどね。じゃあ、今の私、もはや稜季より、魔力値高いかもしれないわけね」
素っ裸に紺色のローブだけを纏ったまま、那月が、フフンと自慢げに言うも、稜季は、「かもな」と、あっさり認める。
あれ。悔しがったり嫌味言ったりすると思ったのにな。
そう思った矢先、ぐい、と引き寄せられ、口付けされる。
舌先に魔力が絡む。けれど、その魔力が向かう先は、那月ではなく稜季だった。
「ん、っふぁ……っ、なんで、私の魔力、稜季が吸い取ってるのよっ」
那月が、なんとか口を離して言えば、稜季がべろりと、舌なめずりをして、にやりと笑う。
「散々、取られたんだ。今度は、俺が貰う番だろ? せっかく、沢山、魔力貯められるようになったんだしな」
そう笑う口が再び、那月の口を塞ぐ。
じわじわと魔力が減っていく。けれど、心地よい。
また、魔力がなくなって、小さくなっちゃうかも。
そんなことが頭によぎるも、それすら、すぐに、快楽がかき消していった。
エンディング3:私の身体は稜季の魔法石 End