この話の続きです
「は、早く抜いてぇ……っ! おかしくなっちゃう……っ!!」
稜季が、ふむ、と思案した後、那月の目の前で、大きな指を使い、円を描く。
「──Bubble blower《泡創り》」
光でできた円から、ぷくりと大きなシャボン玉が生まれ、ぼわぼわと揺れ動く。
那月を余裕で包み込むほどに大きなそれは、あっという間に、那月へと接触する。
「へっ、なに急に……、ひゃぁあ!?」
むにゅり、と柔らかで透明な膜が那月を覆い、冷たさに目を瞑る。
その間に、ぐにょんと那月は、大きなシャボン玉の中に呑み込まれてしまった。
那月を掴んでいた稜季の大きな手が離れ、那月は、ひとり、浮遊するシャボン玉の中に取り残される。
「きゃあっ! どうするの稜季?」
大きな、といっても、中で立てるほどの大きさもないシャボン玉の中で、那月には座り込むしか術がなく、また、石けん液の性質なのか、つるつるに滑る内側は、自然と那月の脚を、はしたないMの字に開かせ、濡れそぼった割れ目からは、ちょろりと、卑猥な尻尾のように、愛液に濡れた革紐を伸ばしている。
革紐は、石けん液の膜を突き抜け、重力に従い、ちょろりと、真っすぐに伸びており、那月の入ったシャボン玉を風船のように仕立て上げていた。
「稜季……」
那月が不安げにシャボン玉の中で声を上げると、稜季が大きな手のひらをシャボン玉に添え、もう片方の手で、濡れた革紐を掴む。
「シールド張った状態で抜けないか試す」
つん、とシャボン玉を大きな人差し指で触った後、稜季が、ぐぐ、っと両手に力を入れ、シャボン玉と革紐を、それぞれ逆方向へと引き離そうと試みる。
「ふきゃあぁあぁあっぁん!」
那月は、Mの字に開脚した状態で、二十センチの裸体をぺたりと、シャボン玉の曲面に張り付かせる。
ビンッと糸を張った状態の革紐が、ぎちぎちと音を立てて、脱出を試みるが、那月の膣内に潜む魔法石の片鱗が飛び出ることも、革紐が千切れることもなく、ひたすら、接続を維持したままだった。
シャボン玉型のシールドに護られた那月は、身体が傷つくことはなく、ただひたすら、膣内に快楽を伴う刺激と共に、膣内で左右にぐりぐりと、革紐と魔法石で、中をかき混ぜられるだけであった。
「は、っひぃいんっ! ふひぃ、ふぃいぃんっ! あぁはぁあぁっ!」
ぐちぐち、と革紐に繋がれた那月の中の魔法石が、那月の中で革紐に従い、暴れ動く。
革紐が、いたずらに、那月のひだと秘芽を擦り、那月は、ますます、快楽を駆け上がっていく。
「おぉぁぁあっ、はひぃっ、ああぁはぁんっ! 稜季っ、らめぇっ、あそこが熱くて、あぁあぁぁ……っ、また、わらひ、イグぅ……っ」
ビクビクッと、シャボン玉の側面に、小さな両脚と太もも、濡れそぼった割れ目を、むにゅりと押しつけるように、張り付いたまま、那月は、小刻みに震えあがっていく。
「ぁひ……っ、はひぃっ、ぁはぁあぁ……っ、はあぁあぁんっ!」
ぴゅくっ、ぴゅく……っ、と、小さな粒上の潮が、那月から僅かに吹き上がり、那月は小さく達する。
「全然、取れねえな」
稜季がため息をつきながら、革紐をぐるぐると、手の甲に巻き付ける。
シャボン玉とほぼ境目のない状態まで、革紐を持ち、石けん液の膜越しに稜季の大きな親指の爪が、那月の濡れそぼった割れ目のすぐ下に添えられる。
「稜……、きゃぅううっん!?」
ふいに、那月は、激しく上下に身体を揺さぶられる。
稜季が、那月の中に繋がる革紐を持ったまま、シャボン玉ごと、上下に揺らしたのだ。
「ひぁあぁあぁぁ……っ、らめ、あそこが壊れひゃうぅううぅっ、ふひゃぁん、あぁあぁあ、ひぎぃいぃいいいっ!!!」
石けん液の膜越しに見える景色が、上下、めちゃくちゃに動き、認識できないほどだ。
カクカク、ガクガク、ぎちゅちゅちゅちゅ、ぎぎぎぎ、ぐちゅうぅううんっ!!
燃えるように熱い膣が、魔法石と紐、しょぼん玉越しの振動で、人間離れした水音を放つ。
那月は、シャボン玉の中で、愛液や唾液、涙をまき散らす。
快楽で壊れていく視界が、スローモーションで、再生される。那月の卑猥な液が、シャボン玉の中で、粒上に浮遊し、小さな那月と共に、シャボン玉の側面へと叩きつけられた。
「んむぅうううぅ、ふぎゅぅうううっ!!」
むにょん、と小さな身体の前面が、シャボン玉の側面に押し付けられる。
柔らかな乳房が、シャボンの液にプレスされ、乳首を中心とした円状のオブジェがふたつ出来上がる。
開脚した脚と対になるように、Wの字で開かれた両腕も、快楽で緩みきった小さな顔も、そして、未だ魔法石の全てを呑み込んだまま、ぷくりと僅かに膨らんだ下腹部も。ひっくり返ったカエルのようなポーズで、すべてをさらけ出した状態のまま、小さな那月は、シャボン玉に張り付いていた。
稜季が、那月の入ったシャボン玉ごと、高速で回転させたからだった。
「んふぶぅうぅううううっ!!! ふひぃいぃいっ、イクッ、イクイクイクっ!! あぁあひぃいいぃんっ! あぁあああああああっ!!! らめぇっ!! 那月、こわえゆぅううううう、ふひぃあぁぁああああああっ、またイグぅううううううううっ」
前に倒されいくように、那月は、シャボン玉と共に、超高速で、回転していく。
遠心力に押された後面のシャボン玉が、ぐにょりと変形し、那月を後ろからも包み込む。
那月は、シャボン玉の膜液に包まれながら、めちゃくちゃにまわされる。
「ぁあぁぁあぁあぁっ、ぉおぉおおぉんっ、ヒグぅううううっ!!! イグのが、とまらないぃいいっ!! もう、とめてぇええぇえっ、ひきゃあぁぁああぁあああんっ、ぁあぁあぁひぃいぃいいんっ!! イクぅううううっ!!! あぁぁあああああああああああああああああっ!!!」
何度、回され、何度達したか、分からない。
「イクイクイクぅううっ!!! イっちゃうぅうううっ!!! あぁあぁあぁあああああああああああああっ!!!!!!!!!!!」
ぷぴゅる……っ、ぷしぃいぃ……っ。
控え目な潮を噴きながら、那月は、小さな身体の隅々まで、徹底的に快楽を叩き込まれていった。
*
「ぁひ……、ふひぁ……っ」
那月を纏っていたシャボン玉が、稜季によって割られ、那月は、二十センチの身体をシャボン液でどろどろに濡らした状態のまま、とろけきった顔をしていた。
あれだけの高速回転を、幾度もされたにも関わらず、那月の割れ目からは、未だに、ちょろりと、濡れた革紐が伸びており、ひくひくと震えを留めないその深部には、那月の魔法石が埋め込まれていた。
快楽で溶けきった二十センチの那月を、片手で鷲掴みしたまま、稜季は、「ふーん」と声を出す。
「コアが、魔法石の一部を呑み込んでる気がする」
稜季の声に、那月は、ぴくんっと、快楽の余韻で身体を震わすだけに終わるが、稜季は、気にせず言葉を続ける。
「狭すぎて取れないんじゃなくて、お前のコアが、魔法石を掴んで離さない状態になってるな」
那月の身に起きている変化を伝えるも、那月は、肩を揺らして荒い呼吸をしたまま、言葉を出せずにいた。
全身に力が入らず、だらりと、稜季に小さな身体を預けたまま、けれど、両脚だけは、ぴたりと寄せて、すりすりと、刺激を下腹部に与えている。
稜季は、その様を、楽し気に目を細めて見つめた後、口を開く。
「魔法を使って外すとなると……、お前のコアに俺が魔法かけることになるから、あんまりよくない気がする、って話なんだけど……。お前はもう、それどころじゃないみたいだな」
他者のコアに魔法を施すのは、魔法使いが魔物にトドメを刺す際に行う術に近い。
しかし、今の那月は、もはや、コア以前に、全細胞に快楽を埋め込まれているような状態だった。
「稜季……」
那月のすり寄せた両脚から、ぽたぽたと、シャボン液と愛液が混ざりあった、どろどろの粘液が、伝って落ちる。
光を取り戻してもなお、その瞳は、熱欲で染まりきっていた。
「もっと、私の魔法石で……、かき混ぜてぇ……っ!」
那月の懇願に、稜季は、にやりと笑みを浮かべ、するりと欲液にまみれた革紐に、大きな指を絡めた。
すぐに、濡れた革紐は、ぴん、と糸を張り、繋がった魔法石を埋めた那月に、嬌声を与えた。
「ぁあぁあぁあ……っ! きもちいいっ、きもちいいよぉおっ」
泣いて喜ぶ那月。けれど、いくら悦を得ようとも、埋め込んだ魔法石は、とっくに媒介の液を失い、ただの快楽を与えるだけに過ぎない。那月に魔力を与え、身体を元の大きさに戻すことはない。
それを気付けるほどの理性は、もう那月には残っていなかった。
「もっと、混ぜてぇ……っ!! 那月の中、めちゃくちゃにしてぇっ! あぁあぁああぁんっ!! あぁああああああああっ!!!」
大きな手の中で、悦に狂う那月を、稜季の大きな手が、ぎゅ、と握る。
まるで、未来の手綱を握られたかのように、強く。
エンディング1:快楽漬けの魔法石と化した私 End