こんにちは、Feryquitousです。
今回の記事では、私の2ndアルバム「Saqriphrx」に関してお話ししてみたいと思います。
このアルバムは、とある神話にかんするモチーフをもとに作られていました。
それは「クリフォトの樹」です。
クリフォト、とはユダヤの神秘主義カバラにおける悪の勢力もしくは不均衡な諸力を表す概念を
神話に当て込めて図式化したものになります。
私自身、カバラ神話には創作的にかなりの影響を受けておりまして、
単曲でもテーマにすることがかなりあります。
このクリフォトを端的に説明いたしますと、
善性・美徳とされる「セフィロト(生命の木)」の複製として存在している
所謂「人が高次元へ至る為の条件」のようなものですね。
つまり、「この掟と概念を破ってしまうと、人の箍から外れてしまう」10の条件になります。
以下Wikipediaから引用させて頂きますが・・・
1i バチカル(Bacikal、無神論)
2i エーイーリー(Iweleth、愚鈍)
3i シェリダー(Sheriruth、拒絶)
4i アディシェス(Adyeshach、無感動)
5i アクゼリュス(Akzeriyyuth、残酷)
6i カイツール(Kaitul、醜悪)
7i ツァーカブ(Shakah、色欲)
8i ケムダー(Chemdah、貪欲)
9i アィーアツブス(Aiyatsbus、不安定)
10i キムラヌート(Qimranut、物質主義)
上記に則したように、10曲拵えさせて頂いた所存です。
このネガティブな感情を、私の解釈で具現化するために
統一感を持たせる工夫を織り交ぜつつ形に出来たかなと思っています。
アルバム全体を通して、これらを有機的に表す音を入れるために
生録りの音を入れている箇所が多く存在します。
水音、打音、環境音、人の声などなど・・・
これらを取り入れて、人の生々しさなどを表現できればいいなと思い制作していました。
私の中にあるネガティブな感情を、10のセフィラに即したテーマ性で
音に出来たかなと思っています。
当作品に関してさらに詳しく掘り下げて頂けるのならば、クリフォトに関して調べて頂ければ
より深い理解を得られるかもしれません。
次回以降の記事では、アルバム「Irui」のストーリーを分割しつつ公開していこうかと思います。