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タゴシロー(改名)

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タゴシロー(改名) posts

SHOCK!! お詫びとご連絡

大変申し訳ございません。

昨日の深夜に上げていた小説が、一時的に全体公開になっておりました。

現在は、限定公開に更新させて頂いております。

ご連絡いただき、誠にありがとうございました。


というわけで、あの、

お詫びに、近々、もう一本、何か限定公開用にお話をあげようかと思います。

あのあれ、詫び百合を、ひとつ、書こうかな、と。

詫び石みたいに言うんじゃない! 半分寝ながら更新するからこんなことになるんやー!! (謝罪の滝壺にDIVE)


えー、タイトルは、こんな感じでいこうかなと。

八十センチに縮んだ私が、五センチに縮んだ幼馴染♀に、おっぱいでえっちされて、ミルクを出しちゃう話


ヘエエイッ!! 今度は幼馴染♀が縮みますよ、ヘエエイッ!(深夜三時のテンション)

お酒飲んでる話でして、筆者はこの話を書くにあたりボトルを二本あけました。(ミネラルウォーターを)


どうぞよろしくお願いいたします。

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[7161文字]八十センチや十センチに縮められて、大きな師匠とえっちしちゃうお話


 焦げ茶色の木の床を、駆け足で進み、廊下が盛大にきしむ音が響いた。

 外はすっかり夜が更けていて、突き当りのガラス窓は真っ暗で、室内にいる那月を、鏡のように照らしていた。

 白基調に、赤い花を散らしたワンピースが、大胆にひるがえり、膝上の肌を見せていたことに気付き、少し減速する。

 走ったせいか、灰色のロングヘアが、自由に跳ねまくっている。

 那月は、師匠の寝室へと繋がる、重厚かつ上質な扉の横で一度立ち止まり、ちょいちょい、と前髪をいじった後、扉をノックした。


 室内に招き入れられたものの、招いた本人、師匠の顔は渋い。

 両腕を組み、那月の前に立ちはだかったまま、難題の解決策を探るような面構えだ。

「うーん……」

「どうしたんですか、お師匠様。用事ってなんですか?」

 柔らかな絨毯を踏み、那月は、一歩、師匠に近づき、ムスッとした顔を覗き込む。

 魔力の影響で、外見年齢が青年の姿で止まったままの師匠は、整った顔立ちにしわを寄せることも厭わず、片眉をしかめる。

「いや、色気がねえなって思って」

「人を夜更けに呼びつけておいて、なんで急にディスったんですか」

 那月がムッとして、師を睨みつけると、師匠は、組んでいた腕を解き、大きな手を那月へと伸ばす。ぽすん、と頭に手を置いた後、那月のロングヘアの滑らかさを確認するかのように、骨ばった指で髪をすきながら、那月の頬を撫でる。

 那月は、わずかに目を細め、身をよじる。

「お師匠様、くすぐったいです」

 しかし、師匠は、手をとめず、中指を那月の耳裏に添わす。那月が、ビクリと身体を震わすのもかまわず、人差し指と中指で、耳たぶを緩やかに挟み込む。

「ひぅ……ッ」

 那月が息を漏らすと同時に、師匠が口を開く。

「依頼が入ってな」

「今度は、何するんですか?」

「貴族の娘を手中に収めて、情報を聞き出す」

「じゃあ、師匠なら、あっという間に終わらせちゃいますね~、んぐッ!?」

 呑気な声を上げた那月の口に、師匠の大きな親指が突っ込まれる。

 頬に添えられた手が、ぐい、と顔を押さえつけ、那月が離れるのを阻む。

 那月は、舌で、押し出そうとするも敵わず、親指がぼたぼたと唾液で濡れていく。

「おひひょうひゃまあ」

 もごもごと声を出すも、師匠は、ハァとため息をつく。

「他にも、色々、案件があってな。こんなショボい依頼くらい、弟子に任せたいところなんだよな」

 那月は、両手で、師匠の腕を掴み、なんとか親指を口から引き離す。師匠の親指にまとわりついた唾液が、絨毯の床に、染みを作っていく。

「弟子に任せるって、貴族の娘さんなんでしょ。女の私じゃなくて、男の師匠が、適当にあることないこと言ってたぶらかした方が、早いじゃないですか」

 那月が、師匠の腕をつかんだまま言えば、師匠がじろりと睨む。

「だから、相手が女だろうがなんだろうが、たまには、お前がたぶらかして来いっつってんだよ」

「私がですかあ? 出来ないですよ、女の人相手なんて」

 男の人相手も、したことないけど。

 那月が、眉をハの字にして声を出せば、師匠が那月を抱き寄せ、するりと腰を撫でまわす。

「ッ、師匠……、ん、ぅうっん」

 非難すべく顔を上げると、深く口づけされた。暖かな舌が、那月の口から離れ、わずかにできた隙間から、低い透き通った声が漏れる。

「同じ女同士、どうしたら心地良いか、よくわかるだろ」

「そこは、個人差というか……」

 師の唾液で、己の唇を潤わせながら、那月が言えば、笑われる。

 那月は、情欲を宿した瞳に見つめられながら、ワンピース越しの愛撫に身を任す。

「はぁっ、……あぁ……んっ、お師匠さまあ……っ」

 師匠のいやらしい手が、那月の臀部を包むように撫でた後、指先が柔らかな双丘の狭間をなぞり、つつつ、と背筋からうなじへと進んでいく。ゾクゾクと、那月は身体を震わせ、力が抜けていく身体を、師の胸元へと預ける。

 浅い口呼吸と共に、那月は、掠れた声を出す。

「こんなの、私、できないですよぉ……ッ」

 師匠の胸元のシャツを、両手で、きゅ、っと握りながら、那月が見上げて言えば、師匠は肩を震わせて笑う。

「まあ、確かに不向きではあるな。仕方ない、別の手で行くか」

 気を取り直した師匠に、那月が安堵していると、師匠の大きな手が、那月の頭を撫で、頬に添えられる。

「色気が無理なら、情に訴える方向でいく。──那月。ちょっと、子どもくらいまで縮め」

「へッ!? ──きゃああぁあああ!?」

 師の言葉と同時に、那月の平均より少し高い背を持つ身体は、ドクンッと唸りを上げた後、しゅるしゅると縮み始めた。

 目の前で大きくなっていく師匠や、部屋の様子に、那月は困惑しながら、背を縮めていく。

「な、なんですか、これっ。師匠、やめてーっ!」

 しかし叫びもむなしく、那月は、あっという間に、一メートルにも満たない、八十センチほどのサイズに身体を縮めてしまっていた。

「な、なに、私、小さくなってる……!」

 師匠の腰よりも小さな背丈で、那月は、きょろきょろと辺りを見渡し、慌てふためていると、背後から大きな手が脇を掴み、ひょいと持ち上げられる。

「ひゃぁああ!?」

 ぷらぷらと、小さな両足が宙に浮き、那月が驚いていると、後ろから抱えた大きな師匠が、くるりと那月を正面に向かせ、抱きかかえる。

「んー。さすがにちょっと、縮ませすぎたか? ガキくらいの背にさせようと思ったんだが、これだと、幼児だな。標的に近づく前に保護されそう」

 那月は、幼い子供のように抱きかかえられながら、顔を真っ赤にして声を上げる。

「師匠! 何するんですかっ! 元に戻してくださいっ!」

 じたばたと足を動かせば、那月と共に小さくなった靴が、すっぽ抜け、絨毯が敷かれた床へと落ちていく。

 師匠が暴れる幼子をあやすように、那月を抱えなおしながら、しみじみと声を出す。

「あー、なんか、お前が小さかった頃を思い出すな」

「弟子入りした時、ここまで小さくなかったでしょ! いや、そもそも、私、身体が小さくなっただけで、別に年齢変わってないんだから、子どもの振りなんて、できるわけないじゃないですか」

「そこに別に違和感はないな。色仕掛けよりずっと成功率上がると思うけど」

「師匠ーっ! 失礼ですね、子ども扱いしないでください!」

 那月がブチ切れていると、師匠が、ひょいと那月を抱え、大きなベッドへと座らせる。

 いつもより広く感じるベッドの上で、那月が座り込んでいると、師匠が、ギシリと音を立て、那月の横に寝転がる。

 幼子を寝かしつける大人のごとく、那月へと身体を向けて寝たまま、ぐい、と那月の小さな手を引き、簡単に、那月を隣へと倒す。

 大きな師匠の横で、子どものように寝転がりながら、那月は至近距離で師匠に見つめられる。

「なら、そのサイズのまま、年相応に扱ってやろうか?」

 楽しげに、獲物を狙う茶色の瞳が、那月を捕らえた後、那月は大きな口付けを受けた。


「はぁ……んっ、んんっ、ふぁっ、あふぅっ、んん、んーっ」

 那月は、大きなベッドの上で、大きな師匠に組み敷かれながら、息を漏らす。

 咥内をかき回す舌が、いつもより大きくて、生理的な涙が目尻に溜まる。

 身体の年齢は変わっていないはずなのに、まるで子供に戻って、大人の師匠に抱かれているような背徳を覚えて、ぞくぞくしてしまう。

 幼い頃に、密かに抱いていた師への恋心すら蘇り、那月は、いつもより確かな興奮を感じていた。

「はぁんっ、あぁ……っ、お師匠さまぁっ」

 頬を紅潮させ、甘い声を出す那月に、師匠が、息を混ぜて笑う。

「小さくなってるのに、いつもより積極的だな」

 大きな手が、那月の脚を撫で上げた後、するりとワンピースをかき分け、ショーツへと到達する。

 すっかり潤ったそこを、大きな指が、トントン、とリズムよくたたき、那月は、小さな身体を震わせる。

「ぁっ、ひぁっ、ひぃんっ、師匠っ、あぁあっ」

 那月は、怯えて大人に縋る子供のように、大きな師匠に身体を寄せて、おおよそ子供らしからぬ、欲に溺れる女の顔を見せる。

 師匠が満足気に笑みを浮かべた後、大きな指が、するりとショーツをかき分け、愛液で溢れた蜜壺へと進める。

「ひっ、ぁーっ! あぁあ……っ、やぁあっ、ゆ、ゆび、大きいっ」

 ぐちゅぐちゅ、と大きな水音を立てて、大きな指が、那月を圧迫していく。

 那月は、幼子のように小さな身体を、弓なりに反らし、師の胸元で、はくはくと浅く呼吸する。

 ぐい、と大きな師匠に抱き寄せられながら、師の大きな指が、更に中へと進んでいく。

 ぐちゅん、ぐちゅん、ぐちゅん。

「ひぃあっ、あぁんっ、師匠っ、きゃぅっ!? らめっ、そこ、らめぇっ!! 那月、おかしくなるっ、あぁあっ、ひゃぁあんっ!!!」

 大きな指が、那月の最奥で、側面を確かめるように擦り上げ、那月は、身体の芯を掴まれたかのような感覚を受け、嬌声を上げる。

「あぁんっ! はぁんっ! あぁあっ、イクぅっ、イクっ、師匠、師匠っ、やぁっ、らめぇっ、あぁんっ、あぁあ、ひぁっ、ひゃあ、あぁぁああああああああああああああッ!!」

 カクカクと、那月は八十センチほどの小さな身体を、大きな師匠に抱かれながら揺らし、絶頂する。

 ぷしぃいぃ、と音を立て、師匠の大きな指とベッドのシーツに、小さな潮を吹いた。


「あーあ。お漏らししちまって、困った弟子だな~?」

 師匠が、さも楽しげにニヤニヤと笑いながら、那月から指を引き抜く。

 那月は、泣きそうな顔を真っ赤にして、脱力した身体をなんとか動かし、内股を寄せる。

「ち、ちが……っ、こ、これは、師匠のせいだもん……っ」

「へぇー? 誘惑どころか、ひとりだけ気持ちよくなるんじゃ、任せられねえな~」

 那月は、赤く染めた頬を、むう、と膨らませて、拗ねるような顔をする。

「こんなサイズじゃ、抵抗だってできないもんっ。そもそも、貴族の娘さんがこんなことするわけないでしょ」

「サイズねえ~、確かに、不向きかもな」

 師匠が、大きな手を、八十センチの那月へと伸ばし、那月の髪をかき上げる。

 長い付き合いで、那月がハッと、嫌な予感を受けた時、師匠は既に口を開いていた。

「なら、次は、──十センチくらいに縮んでみろよ、那月」

「な……っ、んぅ!? ひぁあぁぁあああんっ!!!」

 那月は、八十センチの身体を、熱く震わせ、みるみるうちに、そのサイズを縮めていった。


「あぁああぁあ……っ!! やだあ、縮んじゃうっ、だめぇっ、止めてぇ、お師匠さまあ!」

 那月が必死で叫ぶも、しゅるしゅると身体は縮み続け、那月は、すっぽりと師匠の手に包まれるほどにまで縮んでしまった。

「ははは。さすがに十センチともなると、小さいな」

 師匠が、那月を片手で掴んだまま、ゆるりと身体を起こし、ベッドに腰掛ける。

 那月は、すっかり、変わり果てた巨大な世界に言葉を失った後、自分を片手で掴む師匠へと叫ぶ。

「な、なんてことするんですか師匠!」

「このくらい小さいと、妖精とかなんとか言って騙せるかと思ってだな」

「だます前に、私、踏まれて死んじゃいますよ!! 元に戻してくださいっ」

「まあ、物は試しだろ」

「きゃああ!?」

 ぶわりと、風圧を伴い、那月は大きな手と共に下降する。

 ぼすんと押し付けられたのは、服越しでも、ドクドクと血脈を感じる、師の下腹部だった。

「ひぁ……っ」

 スラックスの下で、確かな熱を持つその鼓動。それに呼応して、十センチの那月の身体が、ドクンドクンと、揺さぶられる。

 わ、私……、今、師匠のおちんちんの上に落ちちゃってる……。

 大きな目が、小さな那月を凝視する視線も感じ取り、那月は、かぁっ、と、全身を恥ずかしさで火照らす。

 顔すら上げられずにいると、那月の頭上を、大きな指がかすめる。

 その指は、ためらうことなく、目の前の大きなスラックスの留め具を外し、チリチリと、ジッパーを下ろしていく。

 那月が、言葉を失っている間に、巨大なジッパーが、那月の横を通り過ぎる。

 大きな指先が、スラックスと下着をかき分け、那月よりも大きな陰茎を、ぶるりと飛び出させた。

「きゃあっ、ひぁんっ!!」

 巨大な陰茎が、反動で、那月が掴んでいたスラックスを揺らす。十センチの那月の身体には耐え切れず、ころりと、那月は後方へ転がり落ちる。

「きゃああっ!!」

 小さな那月を、大きな師匠の手が受け止め、そのまま、手が那月ごと、硬い熱源を握り込む。

「ひぃあぁぁああんっ!!」

 雄々しく唸る巨大な陰茎を、まるで抱き枕かのように、抱えられ、那月は羞恥の許容を超え、パニックに陥る。

「やらぁあああっ、お師匠さまああっ、らめぇええ、大きすぎますうっ! 離してぇええっ、あぁあぁんっ!」

 那月は、手のひらと男根の狭間で、必死に身体をばたつかせるが、むしろそれは、ただただ、師に快楽を与えているだけだったようだ。那月ごと己を握る師の手は、動きに激しさを増していく。

 雄々しい欲塊の熱と臭い、叶わない力を見せつけるかのように那月の全身を揺さぶる血脈。逃げる隙を、一ミリも見せない大きな手のひら。全てが、那月を、深い欲熱へと沈めていく。

 那月は、熱に充てられた小さな身体を、なされるがまま、男根に小さな脚を巻き付ける。内股を自らこすり付け、次第に嬌声を上げていく。

「あぁうっ、はぁんっ、お師匠さまぁっ、あぁんっ、お師匠様のおちんちん、熱くてきもちいですう」

「はぁッ、……那月っ、はぁ……っ」

 那月ごと掴んだ手の律動は、速度を増し、那月はくらくらと上り詰めていく。

「あぁんっ、はぁっ、ぁんっ、お師匠様ぁっ、那月っ、大きなおちんちんと一緒に、イっちゃうっ! ぁあぁっ、ああぁんっ! もうらめぇっ!! イクイクぅっ! あぁあっ、あぁぁんっ!! イク……ッ、あぁあ、あぁああああああああっ!!!!」

 ドクドクドクッと、ひと際、激しく陰茎に揺らされ、那月は恍惚とした表情で絶頂に到達する。

 そして、己よりも大きな陰茎から、白濁の粘液を、とぷとぷと全身に浴びた。


「ふ、ひゃぁ……っ、はあぁあん……」

 どろどろと、粘液を全身にまといながら、那月は、熱にうなされた顔をして、大きな師匠を見上げる。

 那月と同じように、情欲の熱をまとった目をした師匠が、精液で汚れた小さな弟子を見つめていて、那月は、小さな手で、どろどろの顔を拭う。小さな手では、拭いきれず、視界が晴れたのはわずかばかりだったが、その目は変わらず、師匠は、ふっ、と口角を上げて笑う。

 大きな指が、小さな那月の顔を、そっと拭い、那月をやさしく持ち上げる。

「手の中に収めておくのも悪くないけど、小さすぎて無くしそうだな」

 言葉と共に、師匠の手から暖かな魔力が溢れ出す。那月の小さな身体は、その熱を全身に受け、少しずつ、身体のサイズを元の大きさへと戻していく。

 十五センチ、二十センチ、三十センチ……。手に乗るには困難なサイズにまで回復し、那月は、すとんと、ベッドに着陸する。

 幼子と言われた八十センチにまで、大きくなったところで、那月は、師匠へと顔を上げる。

「お師匠様」

「うん?」

 那月の声に、師匠が手を止め、こちらを見つめる。

「その、……私が、貴族の娘さんのこと、どうにかしなかったら、師匠がこの魔法、その人にもかけるんですか?」

「小さくさせる魔法を? なんでだ」

「だって、手中に収めて情報聞き出す、って言ってたから」

「発想が物理的だな。ものの喩えだろ。そこまでしたら、騒ぎになるレベルだぞ」

 師匠の笑う声に、那月は、ベッドに座り込んだまま、師匠に背を向け、ほっと、安堵する。

 大きな師匠の腕が、子供のような背丈の那月へと胸元を添うように伸び、那月を背後から片手で抱き寄せる。

「なんだよ、めずらしいな。師匠にたぶらかせようとさせてた奴が、縮小させる魔法には嫉妬か?」

 再び、師匠の手が熱を持ち、那月の身体が、少しずつ、元の大きさへと近づいていく。

 今更ながら、自分の師と、貴族の娘が接近することに、心が燻ったことを的確に言い当てられただけではなく、身体のサイズが戻っていくことにより、師匠との密着度が増し、那月は、複雑な恥ずかしさを覚える。

 感情を打ち消すように、那月は、ベッドの上で、師匠に背後から腕を回されたまま、じたばたとベッドの上で足をばたつかせる。

「ちがいますよっ! こんな危ない魔法、師匠が一般人に使っちゃったら危ないと思って聞いただけですっ」

「ふーん?」

 師匠が、ぱっと、那月に回していた腕を離す。いつの間にか、那月の背は、元の大きさに戻っていた。

 正常なサイズを取り戻した那月は、もぞもぞと、乱れたベッドから床へと降り立つべく、足を伸ばしていると、背に師匠の声が響く。

「こんなのお前以外に使うわけないだろ」

 師匠の言葉に、那月は驚きでぴたりと動きを止めた後、ゆっくりと振り返る。

「え……っ」

 那月は、師匠を見つめたまま、慣れない鼓動の高鳴りを覚える。

 那月以外に。それは、特別視とカウントして良いのか。いや、でも師匠のことだ。小さくさせるのは那月じゃないと面白くないとか、そういう理由かもしれないし。

 ぐるぐる考えていると、師匠が、軽く息を吐くように笑い、那月の頭に手を乗せ、ひと撫でする。

「べっとべとだな。風呂、入るか」

 そして、スタスタと歩き出すので、今度は、那月が、師の背に向かって声をあげる。

「えッ、一緒にですか!?」

「そのまま待ってたいなら、別でもいいけど」

「いや入りますよ、師匠のせいで、べったべただし」

 那月が、隣に追いつけば、軽く頬をつねられる。

 師匠って、私のこと、もしかして、ちょっとくらいは好きなのかな。

 離れ業とはいえ、ここまで肌を重ねておきながら、那月は、今更な疑問を浮かべる。

 師も手を焼くほど、無自覚な那月が、わずかに自覚が芽生えつつあったが、

 その後の風呂場にて、師匠の「お前をものすごく縮めて標的の胎内に入れたら、お前でもたぶらかせるんじゃねえのか」の一言で、那月はその考えを改める運びとなったが、それはまた別の話である。

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FANBOXに小説アップ予定です。

更新予告です!

FANBOXに、小説アップ予定です。


タイトルは、

八十センチや十センチに縮められて、大きな師匠とえっちしちゃうお話

の予定です。


ライトな感じでサイズ差ありの話にしてみました。

楽しんでもらえると幸いです。


よろしくお願いします~!


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11月のご挨拶と更新連絡

11月!!

今月も、ご支援、フォロー、作品を閲覧いただき、ありがとうございます。

いつも励みになっています。

時の流れが、振り落とされそうになるほど早くて冬!!


更新連絡です。

先程、skebでリクエスト頂いて書いた話を、pixivにアップしましたー!

縮小化願望のある私が、同級生の魔法使いに五センチに縮めてもらって、えっちしたり、おっぱい大きくしてもらっちゃうお話」です。



リクエストありがとうございました!

秋晴れのさわやかな百合を目指しました笑



今月中に、FANBOXにも一本、上げたいなあ、という気持ちはあるんですが、

まだ書きあがってないので、更新の目途がついたら、連絡します~。


今月もよろしくお願いします!

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小説サムネイラスト、文字なしverです⑥(小説本体のリンク付き/上司や彼氏のあそこの中に入っちゃうシリーズ(所により百合))

 小説サムネに使っているイラスト、あらすじの文字なしイラスト公開します。

実に、11か月ぶりのサムネイラストまとめの更新でして、時経つの早すぎて秋。

 最近書いた3話続きものをまとめて貼ってみました。

#上司や彼氏のあそこの中に入っちゃうシリーズ(所により百合)

 おまけ要素として、書いてた時の思い出話載せてます。

 小説本体のリンクも貼ってますので、また読みたくなったぜという方、いましたら、ぜひ、読んでみて下さい~。

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「[20571文字]嫉妬深いアラサー上司(師匠)に、身体を縮められ、下着の中に入れられたまま彼氏の前で会話されたり、オナニーに使われたり、あそこに入れられちゃう話」サムネ

思い出話:ハッピーデートからの強制縮小⇒INの流れってエモいな。あとどんどん無力になってく感じもいいな、とノリノリで書いてました。

サムネが、モヤシにならんとって!いやモヤシ姦もそれはそれで美味しいけども!みたいな葛藤がありました。深夜のテンション。

ありがたくも、彼氏の昂輝と絡む続編をと感想頂きまして、あの状況で彼氏の中に入るには、一回、百合挟むしかないよな…となり、次の続編は愛人の茉莉さんに降臨して頂きました。

[20571文字]嫉妬深いアラサー上司(師匠)に、身体を縮められ、下着の中に入れられたまま彼氏の前で会話されたり、オナニーに使われたり、あそこに入れられちゃう話

 駅前広場にそびえ立つ、錆びた柱時計が、夕方のメロディを流すのを聴いて、那月は、ハッと我に返る。 「あれっ!? もうこんな時間?!」  慌てて柱時計を見上げ、一つに束ねた灰色の髪が振り子のように揺れ動く。 「用事? ごめんね、引き留めちゃったね」  那月の隣で、昂輝が申し訳なさそうな顔をするので、那...


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「[10190文字]精子より小さく縮んであそこに入れられた私が、ゴムの中に射精され八センチになった後、上司の愛人とえっちなお風呂に入っちゃう話」サムネ

思い出話:別ジャンルの創作仲間に、「NTR略奪系から彼氏に戻る話を書くために、一回百合を挟むねんけど」と説明したけど「何言ってるか分からない」と言われました。珍しく今回、縮小化はしてない(マイクロサイズから元のサイズへとじわじわ大きくなってく)んですが、好評頂いて、ありがたかったですね。この現象はなんてタグ付けしたらええんや。

[10190文字]精子より小さく縮んであそこに入れられた私が、ゴムの中に射精され八センチになった後、上司の愛人とえっちなお風呂に入っちゃう話

 那月は、師匠の陰茎の中で、自分の十数倍の大きさをした大量の精子に、全身を犯されながら、高速で運ばれていた。 「ひぃあぁあんっ!! イグぅう! また私、イっちゃう!! あぁああ、あぁああぁああんっ!!!」  何度目になるか分からない絶頂を遂げた頃、那月の周囲は、急激に光を取り戻す。  ぐちゅ、ぐちゅ...


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「[16653文字]彼氏の目の前で、十センチに縮んでしまった私が、彼氏に愛撫されたり、あそこに抱き着いたり、彼氏のあそこの中に入っちゃう話」サムネ

思い出話:1話と状況は似つつも反応が違う感じを目指してたんですが、彼女の特殊性癖に心優しく応えてあげる彼氏だな、と思いながら書いてました。応援頂き、ありがとうございました。

[16653文字]彼氏の目の前で、十センチに縮んでしまった私が、彼氏に愛撫されたり、あそこに抱き着いたり、彼氏のあそこの中に入っちゃう話

 ベージュ色のフローリングに、ソファーを兼ねたローベッドとテーブルにテレビ。  どれもこれも、見慣れた、那月の単身用アパートの部屋の家具だ。  けれど、いつもと大きく違う要素が、今日はある。  那月は、ふかふかのラグの上に座り込んだまま、ぱちぱちと、瞬きをして、目に溜まった涙を床に落とす。  そして...

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これを機に、また読んでもらえたら、うれしいです。

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[16653文字]彼氏の目の前で、十センチに縮んでしまった私が、彼氏に愛撫されたり、あそこに抱き着いたり、彼氏のあそこの中に入っちゃう話


 ベージュ色のフローリングに、ソファーを兼ねたローベッドとテーブルにテレビ。

 どれもこれも、見慣れた、那月の単身用アパートの部屋の家具だ。

 けれど、いつもと大きく違う要素が、今日はある。

 那月は、ふかふかのラグの上に座り込んだまま、ぱちぱちと、瞬きをして、目に溜まった涙を床に落とす。

 そして、ちらりと隣に目をやる。

 落ち着いた茶色の髪をした昂輝と目があった。昂輝は、見守るような表情をして、那月に微笑む。

「那月ちゃん、寒くない? 何か飲み物作ろうか?」

 昂輝の言葉に、那月は、ハッとして慌てて立ち上がる。

「あっ、あの、ごめんね、折角来てもらったのに、なにもしてなかった。私、作るよ」

「そんなのいいよ。突然来たのは僕の方だよ」

 昂輝が苦笑しながら、那月と共に、小さなキッチンスペースへと歩む。

 那月に尋ねて、昂輝が電気ポットを準備する。那月は頬に涙の痕を残したまま、その様子をじっと見つめる。

 昂輝くんが私の部屋にいる……。こんな時が来るなんて思ってもいなかった瞬間だった。

 夢みたい。そう思うと同時に、ここに至るまでの経緯を思い出し、那月は、心を沈めていく。

 

 師匠に変なチョコレート食べさせられて身体を縮められて、小さな身体を慰めに使われた。挙句に師の性器の中に入れられ、もはや人間の可視すら叶わぬサイズで、精子に抱かれてしまった。

 それだけじゃない。私は、それに快楽を得ていた。悦んでしまっていた。

 そして、師匠の愛人にまで、えっちなことされたのに、いっぱいいっぱい、何度も絶頂して……。


 常軌を逸した今日の出来事が、那月の中を巡り、那月はぐらりと眩暈を感じる。

 カチリ、と電気ポットが湯を沸かす音を鳴らし、昂輝が振り返る。

「お湯できたよ。那月ちゃん、何、飲みたい?」

 そして、昂輝が、驚いて目を見開いた後、那月を覗き込む。

「どうしたの、那月ちゃん」

 那月は、再び、ぼろぼろと涙をこぼしていた。

「う……、ぅう……っ、ごめんなさ……っ、昂輝く……っ」

 頬を涙で濡らす那月の両腕を、昂輝がそっと支え、ローテーブルの傍へと座るよう促す。

 そして、那月をやさしく抱きしめた。

 昂輝の暖かな体温を、服越しに感じる。

「こう……っ、きくん……っ」

「もう大丈夫だよ。僕も此処にいるから」

 昂輝の声が身体に沁み込んでいく。那月は、ぎゅ、っと昂輝の服を掴んだ後、ちらりと昂輝へと顔を向ける。

 微笑む昂輝が、そっと身体を離した時だった。

 背後のソファーベッドに昂輝の腕が当たり、ドサリと音を立てて、置いたままの那月の布鞄が床へと落ちた。

「あ、ごめんね落としちゃった、中身、大丈夫だったかな」

 昂輝が後ろを振り返り、床に落下した布鞄に手を伸ばす。

 茉莉の車から降りた時に持たされた布鞄だ。大したものは入っていなかったはず。

 那月は座り込んだ姿勢のまま、身体を傾け、背を向ける昂輝を覗き込む。

 そして、背筋が凍った。


 昂輝が伸ばそうとしている手の先に、那月を縮めた球型のチョコレートの箱が、中身をのぞかせてひっくり返っていた。


「これチョコレート? フタ開けちゃったね、床には飛び出てないみたいだけど、大丈夫かな」

 昂輝が申し訳なさそうな声をして、フタの上に落ちたチョコレートを元に戻そうとするのを見て、那月は思わず声を上げた。

「昂輝くん、それっ、──たべちゃダメっ!」

「え?」

 那月が身を乗り出して叫ぶ様に、昂輝は不思議そうな顔をして振り返る。そして、昂輝に抱き着かんばかりの勢いだった那月の口元に、昂輝が、ひょいと、手元のチョコレートを当てた。

「ん、むぅっ!」

 己の勢いが相まって、那月は自ら、口の中に昂輝の持つ丸いチョコレートを入れてしまう。

「んむぐぅっ、ぁ……っ」

 舌に触れた途端、チョコレートが、那月の体内に沁み込むように溶けていく。

 するりと、那月の唇から、昂輝の指先が離れていく。

「そんなに欲しかったの?」

 昂輝が、ふふふ、と優しく笑う傍で、那月は口元に手を当て、もう自分の中に取り込まれてしまったチョコレートを感じていた。

 どうしよう……。小さくなっちゃうチョコレート、また食べちゃった……。


 昂輝を見れば、変わらず笑みを浮かべたまま、那月を見守っている。

 那月は、そっと、口元から手を離し、昂輝を見つめる。

「あのね……、昂輝くん」

 膝元に置いた手で、ぎゅっと、茉莉から借りたワンピースを握り、言葉を続ける。

「信じてもらえないかもしれないけど……、その……、このチョコレート、食べると縮んじゃうの」

 那月がなんとか紡いだ言葉に、昂輝は、きょとんとした顔をする。

「縮むって、何が?」

「それは、その、……私の身体が」

「那月ちゃんの身体が、──縮む?」

 昂輝が言葉を繰り返したその刹那。ドクンッと那月の身体が大きく唸る。

「きゃんっ!!」

 那月は座ったまま、びくんっと飛び上がるように身体を震わせた後、昂輝の言葉に従うように、その身体を縮め始めた。

「ぁあぁ……っ、ひぃあぁんっ!」

 しゅるしゅると、那月は、部屋中が、昂輝が、大きくなっていくような感覚を覚えながら、サイズを縮めていく。

 そして、昂輝よりほんの少しだけ小さかった身体が、あっという間に、小学生程の一メートルと少しくらいの背丈にまで縮んでしまっていた。

「はぁっ、はぁ……っ、はぁ……っ」

 那月は息を上げて、手元を見つめる。広げた小さな手は、茉莉から借りた紺色のワンピースに埋もれてしまっていた。ぱさり、と音を立てて、ハーフアップにまとめていた髪が、支えを無くし、那月の肩に零れる。後ろでまとめてもらっていたシュシュが滑り落ちたらしい。

 今回は、なぜか、服のサイズは元のままのようだった。

 ずるり、と肩からワンピースの襟元が落ちそうになり、那月は慌てて、ぶかぶかの袖越しに服を掴む。

「那月ちゃん……」

 昂輝が那月の向かいに座ったまま、目を丸くして驚いた様子を見せる。

 幼い子どもを見つめる大人のごとく、今の那月と昂輝には、サイズ差が生まれてしまっていた。

「あの、えっと、……これ、茉莉さんが師匠にあげたチョコレートなんだけど、師匠のところで食べさせられて、私、小さくなっちゃって、それであの……」

 那月が、ぶかぶかの服に苦戦しながら、しどろもどろに説明をしていると、昂輝が大きな手を那月の小さな肩へと伸ばす。

 幼い妹の着替えを助ける兄のように、昂輝は、そっと、那月の露わになった小さな肩とブラジャーの紐に、大きな那月のワンピースの首襟を被せた。

「本当に小さくなってるね」

 昂輝は、じっと、那月の大きさを見定めるように見つめた後、口を開く。

「今日、先生のところにいたんだね。こんな小さくなってたの?」

 問われ、那月は、子どものように小さな身体で、首を横に振る。

「ううん、もっと小さく縮んでたの」

「──もっと縮むって、どのくらい?」

 昂輝の言葉に、再び、那月の身体が、ビクンッと震えあがる。

「ぁっ、まって、昂輝くん、ひぃあぁんっ!」

 那月の叫びもむなしく、那月の身体は速度を上げて、更にそのサイズを縮めていく。

 ぶかぶかの服は、那月を飲み込むように大きくなり、那月はその重さに耐えかねて、服の下にどさりと倒れ込む。それでも、那月の身体は、縮小の速度を停めなかった。

「いやっ、だめ、昂輝くんっ、停めて、私、昂輝くんの言葉で小さくなっちゃうの!」

 那月が、紺色の巨大なワンピースの下で、必死で叫んだ声は、まだ昂輝には届いたらしく、昂輝の困惑した声が聴こえてくる。

「僕の言葉? 僕が言えば、那月ちゃんが縮むのが止まるの?」

 応えるように、那月の身体はようやく縮小化を停止する。

 那月の身体は、十センチほどにまで小さくなってしまっていた。

 紺色のワンピースは、もはや舞台の幕ほどの巨大な布と化していて、那月はもぞもぞと四つん這いになり、暗がりの中、出口を探す。

 身体にたすき掛けのように絡まる長い紐が進路を塞ぐ。茉莉から借りた赤いブラジャーの肩紐で、明かりの少ない、重い布の下で那月が苦戦していると、突如、布が持ち上がり、光が生まれる。

「ぁ……っ」

 昂輝の大きな手のひらが、那月の巨大なワンピースの首襟から覗くのが見えた。

 ゆっくりと、広げられた手が、那月へと近づいてくる。

 ドキドキと上がる鼓動が身を包む。大きな指先が、そっと、巨大なブラジャーに絡まったままの那月を持ち上げた。

 紺色のワンピースの布が取り払われ、那月の小さな身体は、部屋のLEDの灯りに容赦なく照らされる。

 那月はブラジャーの半球型のカップに座り込み、肩紐を身体に巻き付けた状態で、昂輝の手のひらの上で、十センチの裸体を曝け出していた。

 かああああっ、と那月は、小さな身体を恥ずかしさで火照らせる。

 どうしよう、なんで服は大きいままなの。昂輝くんの前で、服、脱げちゃった……。

 那月は、絡まったブラジャーの肩紐の上から、両手を胸元でクロスさせ、両脚を寄せる。恥ずかしさと情けなさで泣きそうになっていると、昂輝の大きな指が、那月へと伸びる。

「昂輝く……」

 那月の小さな声を遮るように、昂輝の大きな人差し指が、那月の口元をかすめ、那月の小さな胸元に到達する。

 交差させた那月の両手を、昂輝の大きな指先は簡単に引きはがし、那月の胸元に絡みつく、大きなブラジャーの肩紐へと爪先を引っかける。

「あ、あの……っ」

 那月が小さな声を上げる間も、昂輝の指先は動きを止めることなく、那月に絡まった肩紐を解いていく。

 はらり、と那月を纏う大きな肩紐が全てなくなったところで、那月は、昂輝の親指と人差し指に、そっと腰を摘ままれ、上空へと持ち上げられる。

 茉莉から借りた茉莉の赤いブラジャーが、ぼとりと、昂輝の手から落ち、床に敷かれた紺色のワンピースを僅かに動かした。

 那月は、昂輝の広げた左手に足を下ろされるも、昂輝の大きな右手は、那月の腰元を掴んだままだった。

 十センチの身体の身とはいえ、昂輝の大きな指先と手のひらが、腰と足元に直に触れている。おまけに、那月は今、一糸まとわぬ姿だった。

 那月は、小さな片腕を、もじもじと胸に添わせ、もう片方の手を下腹部に当てる。

「よかった。止まったみたいだね。……先生のところで、このくらいになってたの?」

「……うん、……このくらいの時もあった」

 本当はこれでも大きなくらいだったが、元に戻る方法を先に伝えなければと、那月が言い淀んでいると、昂輝が少し悩む様子を見せた後に、口を開く。

「服、どうしてたの」

 那月は、昂輝に腰を掴まれたまま、顔を上げて、大きな昂輝の瞳を見つめる。

「あのっ、その、師匠のときは、服も一緒に小さくなってたの。でも、あの……、途中で、もっと小さくされた時に、破れちゃって、それで……」

 勢いをなくしていく那月の言葉を受け取るように、昂輝が言葉を続ける。

「じゃあ、……酷いこと、されたの?」

 那月がビクッと身体を震わせると、それを取り消すように、那月を乗せていた昂輝の大きな手が、那月の小さな全身を包み込む。

「ふぁ……っ、こ、昂輝く……っ」

 那月の小さな両腕のガードは簡単に意味をなくし、那月は、ぴたりと十センチの全身を昂輝の大きな手のひらに添わしてしまう。

 十センチの身体、全身に、昂輝の手のひらの温度を感じ、ぞくぞくと身体を震わせる。

 私、今、昂輝くんに、全部、包まれてる……!

 今日一日で、小さな身体に叩き込まれた快楽が、再び騒ぎ出しそうになり、那月は、必死で目を瞑り、ぶんぶんと小さな頭を横に振る。

 そして、昂輝を見上げる。

 今日のこと、ちゃんと説明して、昂輝くんに謝らなくちゃ。

「昂輝くん、私……っ、ごめんなさい、……っ、今日、──ひゃぁあんっ!」

 説明しようとした矢先、那月は、小さな身体に電流が流れるような刺激を受け、昂輝の手の平の中で、エビぞりになる。昂輝の大きな手が、ゆるゆると動き、指と指の間に、那月の柔らかで小さな胸が、巻き込まれるように挟まれていた。

「ぁっ、ぁあっ、こ、昂輝、く……っ、あぁあんっ」

 昂輝の指が気まぐれに動き、指と指に挟まれた那月の胸が、ぐにぐにと形を変え、絞り出されるように胸の先端は尖りを帯び、小さな桃色が存在を主張していく。

 足の付け根の横まで真っすぐにおろした両手や、手のひらから辛うじて飛び出ている両脚を、昂輝の手のひらの中でバタバタと動かすも、ビクともしなかった。

 那月の虚しい抵抗で擦れる下腹部は、ヒクヒクと潤いを見せ、那月は益々、焦りを覚えていく。

 小さな頬を紅潮させ、荒く息をする那月の小さな顔に、昂輝の人差し指が近づく。

 昂輝の指の腹が、那月の乱れたロングヘアを頭上から、ぷにと撫でた後、那月の小さな顔をそっとなぞる。

「先生にも、こんなことされたの?」

 昂輝の声が頭上から降り、那月は大きな快楽の中で、目に涙が浮かんでくる。

「はぁっ、ぁあっ、昂輝くんっ、ごめ、なさ……っ、わたし、ひぃあぁあんっ、あぁあんっ!」

 言葉を紡ごうとするも、小さな身体に次々と快楽が襲ってくる。

 昂輝の大きな手のひらは、やわやわと、那月の全身を愛撫するし、小さな胸は指と指に挟まれたまま、ぐにぐにと先端を刺激する。昂輝の指の腹は、気まぐれに、隙間から那月の小さな鎖骨や、腰、脚に触れていく。

 那月の十センチの小さな身体は、大きな快楽で、くらくらと視界を白ませていく。

「んぁっ、はぁんっ、昂輝くんっ、昂輝くんっ! 私、私……っ、あぁあぁ、だめ、昂輝くんっ!」

 那月が、ばたばたと小さな両脚を、昂輝の手のひらの隙間から動かしていると、ふいに手のひらが少し緩む。反動で少し大きく開いた脚の間に、昂輝の大きな指が滑り込む。

「ひぃ……んっ……!!」

 くちゅり、と小さな水音を立てて、昂輝の爪先が那月の割れ目を刺激し、那月は、小さな身体をピンッと反らし、小刻みに震えあがる。

「ぁ……、あぁ……、ぁう……、はぁ……んっ……」

「気持ちいいの? 那月ちゃん」

 昂輝は優しい声を掛けながら、大きな指先を、ゆっくりと前後に動かしていく。

「昂輝く……っ、ふぁ……っ、あぁ……っ」

 那月は、昂輝の指の動きに従い、十センチの身体を前後にカクカクと揺らされていく。

 ぐらりと、那月を包む手のひらが後ろへ傾いていく。

 昂輝の手のひらは、ぽすんと、ソファーベッドに乗せられ、那月は、昂輝の手のひらの上に寝転がる体勢のまま、昂輝の大きな指先に割れ目を揺らされていく。

 自室のベッドの上、見慣れた天井を背に、大きな昂輝が小さな那月を覗き込んでいる。

 熱を帯びた目で、裸の自分を見つめて。

 こんな状態で、こんな日を迎えるなんて。

 那月が手のひらに収まる程にまで小さくなっても、昂輝の触れる指は、泣くほどに優しい手つきだった。

 那月の小さな身体は、快楽に取り込まれていく。

 くちゅり、くちゅん、くちゅんっ

「ひぅっ、あぁあっ、はぁんっ! 昂輝くんっ、昂輝くんっ!」

 昂輝の大きな手のひらの上で、那月の十センチの小さな身体は、ドッと汗ばんでいく。

「私っ、イっちゃう、あぁんっ、昂輝くん、はぁんっ、あぁあ、あぁあんっ!」

 那月は、小さな両脚で、昂輝の大きな人差し指を、ぎゅっと挟み上げる。

 小さな腰を浮かし、ぐりぐりと、昂輝の指先へと押し付け、生まれた欲にままに振る。

「あぁあぁああっ、イクぅ、イクぅーッ! 昂輝くんっ、あぁあんっ、はぁあっ、あぁああああああああああっ!!!!!」

 大きな昂輝の手のひらの上で、那月は、絶頂に達した。


「はぁっ、はぁ……っ、はぁっ……」

 那月が、昂輝の手のひらの上に仰向けで寝転がったまま、大きな絶頂の余韻で荒く息をする。

 呼吸のたびに、那月の尖りを帯びた先端を持つ胸が、忙しなく上下に動いていた。

 全身が汗ばみ、小さな顔にはりついた那月のアッシュグレーの髪を、昂輝の指先が、そっとかき分ける。

「大丈夫? 那月ちゃん」

 昂輝が心配そうな顔をして、那月を覗き込む。

 那月は、昂輝のこれまでと変わらぬ優しい様に、くしゃりと顔をゆがめ、昂輝の大きな指に小さな両手を絡める。

「……うぅっ、ふぁ……っ、昂輝、くんっ」

 ほろほろと、小さな涙を昂輝の手のひらに落とし、昂輝の人差し指に抱き着く。

「那月ちゃん……、ごめんね、痛かった?」

 昂輝の声に、那月は首を横に振り、顔を昂輝の指へとうずめる。

「ごめ、なさいっ……、昂輝くんっ……、私、わたし……っ、いっぱい、いっぱい、師匠の家で、……っ、えっちなこと、しちゃったの……っ、昂輝くんがいるのに、私……っ」

 昂輝の指に抱き着きながら、那月は小さな身体を震わせていた。

「ごめんなさい、ごめんなさい……っ」

「那月ちゃん……」

「小さい身体で、師匠や茉莉さんに、いっぱい……っ」

「茉莉さんも?!」

 昂輝が少し驚く声を上げた後、人差し指に絡みつく那月の小さな頬に、親指の腹を添わす。

 小さな涙をぬぐった後、那月に視線を合わせる。

「那月ちゃん。……無事でよかったよ。怖かったよね、もう大丈夫だよ」

 昂輝が手のひらを自身の大きな頬に近づけ、小さな涙を流す那月に頬を寄せる。

 驚き、涙を浮かべたまま昂輝を見つめる那月に、昂輝は言葉を続ける。

「本当に無事でよかった。……僕、気付けなくてごめんね。あの時、先生のところにいたんだよね」

 昂輝が顔を上げ、辛そうな顔をする。

「そんなに謝らないで。助けられなくてごめん。もう大丈夫だからね」

 小さな那月を撫でた後、昂輝が口を開く。

「僕は、那月ちゃんのこと、好きだよ」

「昂輝くん……」

 昂輝は、涙で濡れた小さな那月に、そっと、大きな唇を寄せた。


 昂輝の大きな唇が、那月の小さな口と頬に触れる。今、口を開けて舌を伸ばされたら、首元や鎖骨を簡単に舐められそうだ。そんなサイズ感の狂ったシミュレーションが、頭に瞬時に巡り、那月は、ぞわりと身体を震わせる。それは、恐怖による震えではなく、期待めいたものだったが、昂輝の大きな口付けは、すぐに 那月から離れた。

 昂輝は、那月を、そっと、大きなソファーベッドの上に置くと、視線を自身が座る床へと移す。

「那月ちゃん。元に戻るのって、どうすればいいの? さっき、その大きさになったのは、僕の言葉に反応するとか聞いたけど……」

 取説とかあるのかな、とチョコレートの箱へと手を伸ばしかける昂輝から、那月は目が離せなかった。

 トクン、トクン、トクン、と。小さな身体は、背丈に合わない程に、大きな熱を放っている。

 昂輝は優しく那月に触れて、那月を責めるどころか、介抱していて。那月の中に、嬉しいとか、大好きとか、今日身体を縮められるまでに抱いていた普通の感情が溢れていく。

 その一方で。

 コクン、と、那月は、小さな生唾を飲み込む。

 ──足りない。……もっと、いっぱい、……昂輝くんに触れたい。

 小さな身体は、満たされない熱欲で、那月に鞭を打っていた。

「……っ、……──昂輝、くん」

 那月の小さな声に、昂輝が、ひょいと顔をソファーベッドに小さく座り込む那月へと向ける。

 手元には、チョコレートに備え付けられていたらしき、小さな説明書がもたれていた。

「那月ちゃん? どうしたの」

 澄んだ綺麗で大きな瞳が、小さな那月を捕らえている。

 那月はその目を見つめたまま、口を開いた。

「私……、小さな身体のまま、昂輝くんと、──えっちしたい」


 大きな目を見開いて驚く昂輝に、那月は小さな全身を火照らせて、昂輝へと身を乗り出す。大きなソファーベッドのシーツがわずかに音を立て、那月の小さな胸が、小さく揺れる。

「私、小さくなってから、身体がいっぱいえっちになってるの。でも、もう、昂輝くん以外の人に触られたこと、思い出したくない」

 那月の言葉に、昂輝が辛そうな顔をして、那月へと手を伸ばす。

 その大きな手に、那月は抱き着く。

「昂輝くん。……いっぱい、触って」


 昂輝の大きな唇が、那月の小さな胸元に触れ、那月は昂輝の手と顔の狭間で、小さく跳ねる。

「はひゃぁんっ」

 その顔は、快楽で歪みきっていて、はしたなく広げた小さな両脚は、ぶるぶると震えていた。

「大丈夫? 痛くない?」

 昂輝が心配そうな声を上げる一方で、那月は緩みきった頬で、へにゃりと笑い、声を上げる。

「いいのっ、気持ちいいの、おねがい、もっとキスして」

 那月の淫らな声に、昂輝も次第に遠慮を無くして、小さな那月に舌を伸ばす。

 べろり、と那月の身体を唾液で濡らし、その刺激に合わせて、那月は甲高い嬌声を上げる。

「あぁあんっ! 昂輝くんっ、気持ちいいよおっ! あぁんっ、あはぁんっ!」

 大きな舌は、小さな那月の胸をへしゃげるように舐めてから、Mの字に広げた脚の間に達する。とろとろと愛液を零す蜜壺に、昂輝の舌が全体を包むように達し、那月は狂ったように悦びの声を上げる。

「はぁあぁああんっ!! イクうぅううっ! 昂輝くんっ、昂輝くんっ!! すき、好きっ!! 那月、イっちゃううう、あぁぁああああぁあんっ!!!」

 ちゅぶ、ちゅく、ちゅぅうう。昂輝の唾液と那月の愛液が混ざる水音が響く。

「はひぃい、ひぃいんっ、あぁあぁひぃいいい、イグっ、イクぅううっ、あぁああ、あぁあああああああああああっ」

 那月は、小さな身体を、カクカクと何度も跳ね上げ、昂輝の手のひらと顔の間で往復し、絶頂する。

 液の糸を引いて昂輝が口を離す。手のひらで乱れまくった那月を、熱にうなされたような顔で見つめている。

 那月は、絶頂の余韻を纏いながら、昂輝の顔を見つめる。

 昂輝くんも、私を見て、そんな顔、してくれるんだ……。

 那月は、手のひらの上で、へにゃりと笑う。

「昂輝くん……、昂輝くんのことも、私、気持ちよくしたい……」

 那月の言葉に、昂輝は、ごくりと唾を飲む。

 少し迷う様を見せた後、那月を乗せた手のひらが、ゆっくりと、昂輝の座り込んだ膝元へと近づく。

「……ッ、いいの?」

 昂輝が、呼吸の合間で尋ね、那月はうなずく。昂輝の空いた手が、ズボンの留め具に伸びる。ゆっくりファスナーがおろされ、窮屈そうに下着におさまっていた熱源が、昂輝によって取り出される。

「わぁ……っ、……大きい」

 那月は、思わず、うっとりとした声で、昂輝の手のひらから身を乗り出し、昂輝の足へと小さな手をつく。

 ドクドクと血脈を震わせ、そそり立つ昂輝の陰茎は、今の那月よりも大きい。

 那月は、四つん這いで、昂輝の下着の布の上を進み、熱くそびえ立つ昂輝の陰茎に近づく。

「ドクドクしてる……」

 那月は、四つん這いのまま、昂輝の性器へと、そっと手を伸ばし、小さな手で触れる。

「……ッ、……那月、ちゃん……」

 昂輝の声に、那月は四つん這いの体勢で、ちらりと顔を反らす。

 欲を宿した目で、荒く呼吸をする昂輝が、那月を見おろしていた。

 那月は、へらりと満足気に笑った後、ゆっくりと身体を起こし、昂輝の陰茎へと抱き着いた。

「~~ッ、な、つき、ちゃんっ」

 ビクリと昂輝が身体を震わせる。那月は、夢中で自分より大きな陰茎にしがみつく。

 ドクンドクンと、全身に、陰茎の血脈を感じ、那月を揺らす。

 あんなに優しく触れてきた昂輝の中に、こんな欲の塊があるなんて。それを独り占めできているなんて。嬉しくてたまらなかった。

「うれしい……っ、昂輝くんのおちんちんっ、触れられるなんて、うれしいよお」

 那月は、唸る陰茎に、小さくキスをする。大きな血管の形を唇で確かめるように、何度も口付けを繰り返し、小さな両手で側面を何度もなぞり上げ、抱きしめる。

「はぁんっ、あぁ……っ、昂輝くんのおちんちん、あったかくて、気持ちいいよお」

 那月は、ぎゅっと、大きな陰茎を抱え込み、陰茎に自身の胸を何度も擦り付ける。

 上下に胸を動かし、陰茎の熱と血管の凹凸に、うっとりとする。

「あぁんっ、これ、きもちいいっ、昂輝くんっ、きもちいいよおっ」

 那月は、小さな手で、きゅっと、昂輝の陰茎を摘まみながら、胸を執拗に擦り付ける。

「ぁっ、はぁっ……っ、那月ちゃんっ……」

「昂輝くんの大きなおちんちん、ゴリゴリしてて、きもちいのおっ」

 那月は、昂輝の陰茎に小さな腕のみならず、両脚まで絡ませる。

 両手、両足で陰茎に絡みつくと、再び、十センチの小さな身体を上下へと動かす。

 カリの部分に両手を添え、発情しきったメスの顔をして、那月は、自身より大きな陰茎相手に、腰を振り続ける。

「ぁんっ、ぁんっ、あんっ、あんっ! 昂輝くんっ、昂輝くんっ! イクっ、イっちゃう! 那月、昂輝くんのおちんちんで、イっちゃうううっ、あぁぁんっ」

「ハッ、はぁっ、那月ちゃんっ……、僕も……、イきそうっ」

 昂輝の大きな両手が、那月を陰茎ごと包む。そして、より激しさを増して、上下へと揺らされる。

「ひぃあぁぁああぁぁあああっ、しゅごい、あぁあぁあああ、昂輝く……っ、はあぁあぁぁああんっ!!」

「那月ちゃんっ、あぁっ」

「イクぅうう、イクぅううう!! あぁぁああああああああああああっ!!!!!!!!!!」

 那月の絶頂の最中。ドクドクドクと、那月の抱え込んだ陰茎が、ひと際大きく震えあがる。

 そして、白い熱液が那月に降り注いだ。

「ひぁあぁあああああっ!!」

 ドプドプと、暖かな液体が、那月の小さな顔を濡らしていく。

 とろとろと、昂輝の両手の中を伝い、那月の全身を纏っていく。

「あぁあ……」

 那月は、きゅるりと、小さな下腹部を疼かせる。

 小さな全身を、昂輝の精液に浸されたことに、確かな悦びを感じていた。

 それは、那月の理性が、快楽に振り切れた瞬間でもあった。


「……はぁっ、はぁ……、……ッ、ごめん僕、……汚しちゃった」

 昂輝が、自身の精液に濡れた両手を陰茎から引きはがし、両手の中に寝かせた那月を慌てて見下ろす。

「那月ちゃん、本当ごめん……っ!」

 しかし、両手の中で精液まみれの那月は、頬をゆるませ、幸せそうな顔を浮かべる。両手を広げ、しげしげと、精液で濡れた自身の小さな手を見つめている。

「うれしい……。昂輝くんと大きなえっち、しちゃった……」

 とろんとした目をして、そう言った後、那月は、精液で濡れた身体をゆっくりと起こす。

「昂輝くん……、那月、もっと、小さくなりたい」

「え?」

「もっと小さくなって……、昂輝くんのおちんちんの中に、入ってみたいの……」

 熱にうなされるような顔で、へらりと笑いながら、昂輝を見上げる。

「おねがい……。那月のこと、もっと小さくして……」


 手のひらの上で、快楽に溺れ切った目をする那月に向かって、昂輝は驚きの声を上げる。

「僕の中って……、どれだけ小さくなるつもりなの? そんなの危ないよ、絶対駄目だよ、那月ちゃん」

「大丈夫だもん……、那月、ちゃんと戻ってくるから。昂輝くんの精子に運んでもらうから……」

 那月は、くらくらと大きな快楽に溺れながら言葉を紡ぐ。強いアルコール漬けにでもされたかのように、視界もろれつも不安定だったが、強い快楽への渇望だけは消えなかった。

「昂輝くんの中に、那月のこと、入れてぇ……」

 精液まみれの小さな身体で懇願する那月に、昂輝は、数回瞬きをして見つめた後、少し目を細めて、口を開く。

「……、先生の家でも、同じことされたの?」

 昂輝の声に、那月は、こくんと小さくうなずき、ほぼ本能のまま、言葉を紡ぐ。

「那月……、昂輝くんがすきだから、昂輝くんの精子とえっちする」

 昂輝の大きな両手が、少し震えて那月を抱え込んだ後、再び那月を陰茎へと添わす。

 陰茎にしがみつく十センチの那月を、指の腹でひと撫でした後、昂輝は口を開く。

「那月ちゃん……。──縮んで」


 ドクンッと那月は、小さな身体を震わせた後、身体を縮ませていく。

「ひゃうっ、はぁんっ、あぁああああああああっ」

 しがみついた陰茎が、どんどん大きくなり、抱き枕のように抱き着いていたのが、側面にはりつくような形になっていく。

「あぁあぁあああっ、私、縮んでいく……っ!」

 那月は、灼熱のように身体を熱くさせながら、身体を縮ませていく。

 縮み続ける那月を、昂輝が二本の指でつまむ。

 その間にも、那月はサイズを縮小させていくので、昂輝は、人差し指の腹を、くるりと上へ向け、その上に、小さな小さな那月を乗せた。

「昂輝くんっ、昂輝くんっ!」

 指の腹の上で、ちまちまと蠢く那月を、昂輝が見つめる。

 慎重に指を、陰茎の先端へと近づける。

 トン、と先端に指先が着地した。ただそれだけの行為だが、既に数ミリ単位にまで身体を縮めていた那月には、大きな振動と化していた。

「きゃああああああっ」

 縮むのを停めない微小な身体は、昂輝の指の腹から簡単に投げ出される。

 そして巨大な穴の中へと落下していった。


「きゃあぁあぁあああぁあああっ!!」

 那月の視界の先には、今、微小な那月が落ちた陰茎の穴が見えていた。

 大きな光を漏らす穴が、どんどん小さくなっていく。那月の視界はノイズがかかるように光りを失い、暗闇の飲まれていく。

 那月は、自分が落下しているのか、流されているのか、身体がまだ縮み続けているのか、分からなくなり、ぎゅっと、一度、強く目を瞑る。

 息は出来ている。ふらふらと、両脚が、揺れていて、まだ自分が、どこかへと移動しているのが分かる。

 今の那月は、どのくらいの大きさなのだろう。

 そんなことを考えていると、背中に柔らかな衝撃を受ける。

「ひゃうううんっ!」

 那月は思わず目を開ける。那月の小さな身体は、淡い光を放ち、辺りを照らしていた。大きな肉壁らしきものにぶつかり、反動で小さな身体が弾き飛ばされている最中だった。

「きゃあああああ」

 那月は放物線を描いた後、ぽすんと、肉壁の床にうつ伏せで着地する。

 床、といっても、ここが本来の下になるのかどうか分からない。

「ん……、うぅんん……」

 那月が、そっと目を開けようとした刹那。

「んむぐぅう!?」

 ドムンッと、那月の小さな口に、何かが入り込んだ。

 目を開ければ、大きな大きな精子の先端が、那月の口の中に突っ込まれていた。

「ん、んんん-っ!!」

 大きなロールパンを、無理やり押し込まれたかのようなサイズ感だった。

 すっかり、精子と対角と言えるほどのサイズにまで縮んでしまったらしい。

 那月が暴れる精子の尾を掴み、なんとか口からとりあえず離そうとするも、力強い精子は、諦めずに那月の咥内を犯していく。

「んぅっ、んんんっ、んむぅーっ!!」

 那月は、力を入れるべく、うつ伏せで寝そべったままだった身体の膝を立てる。

 必然的に、尻を突き出すような格好となった瞬間だった。

 ぞわり、と臀部に刺激が走り、那月は、微小な身体を跳ねあがらせる。

「んひゃうぅううんっ! あぁあんっ!!」

 あまりにも激しく、身体が跳ねあがったせいか、那月の口から精子が抜け出す。

 身体を反らして背後を見れば、大きな精子の先端が、那月の尻を撫で上げていた。

 それだけではない。

 無数の精子が、那月をめがけて、こちらに向かってくるのが視認できた。

「ぁ……っ」

 きゅるり、と那月は下腹部が疼くのが分かった。

 大量の精子に向かって、突き出した臀部は、ひくひくと震え、期待するメスの蜜壺を示しているかのようだった。

 来る……っ、きちゃう……! 昂輝くんの精子が、いっぱい……。私のところに。

 那月の小さな蜜壺は、とろりと愛液を垂らし、肉壁の床に乗せた柔らかな胸は、ぴくぴくと、先端を尖らせた。

 こくん、と小さな唾を飲み込むと、那月は、ふるり、と自らの尻を振った。

「……っ、き、来て……っ。昂輝くんの、精子さんたち……!」

 飢えた獣のように、昂輝の精子が、一斉に、微小な那月に群がった。


「はぁああああああああああんっ!!!!!!!! んぶふむうううんっ、はひぃいいい、はぁあぁああんっ、ふきゅあああああああああ、んむうう、んむううう、ふひぃいいいいん!!!!!」

 どちゅどちゅどちゅどちゅ、ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!!!

 激しい水音と共に、那月は、無数の精子に犯され続けていた。

 ここに辿り着いた時に見えていた肉壁も、今はもう、大量の精子で見ることが叶わない。

 那月の視界は、途方もない程の巨大な群の精子に囲まれ、それらの精子に次々と抱かれ続けていく。

「あぁあぁあんっ! んひぃいいい! イクうう、んんん、んむうううっ、ふひゃぁああああんっ!! あぁああああああああっ!!!!!!!」

 ばちゅばちゅばちゅと、膣の中で昂輝の精子が暴れ狂う。嬌声を上げる那月の口に、別の精子が入り込み、咥内を犯す。耳や脇、胸の狭間、首元。小さな那月の身体中を、精子が隙あらば入り込み、激しい愛撫と化す律動を繰り返す。

「ひぃいいんっ! ひぃいいんっ! 激しいよお! あぁんっ、あぁあんっ、んふぶううう、んむう、んむぐぅううっ!!」

 尻穴にまで入り込まれ、那月は腰を左右に振り、逃げ腰になるが、体勢が変わったことを鋭く嗅ぎつけた他の精子が、既に入り込んでいる先の精子にも構わず入り込み、那月はますます、余裕をなくしていく。

 那月の膣穴や尻穴からは、精子の細長い尾がいくつも飛び出て、激しく蠢いている。

「あひぃいぃんっ! あぁあんっ!! どんどん入ってくるっ! こんなにいっぱい、那月、入らないよぉおお!! あぁあぁああんっ!!!」

 ぷくりと、精子の頭部で、下腹部を膨らませながら、那月はめちゃくちゃに揺さぶられる。

 無数の精子の群れで出来た球体。その中心部に放り込まれた小さな小さな那月は、ガクガクと雄々しい本能の欲塊に突かれていく。

 普段の優しく紳士めいた昂輝からは、考えられない程にかけ離れた、荒々しい精子の集団だった。

 あの昂輝くんが、こんなに激しい精子を持ってるなんて。

 那月は、めちゃくちゃに抱かれながらも、不思議と興奮を覚えていた。

 昂輝自身も知らないであろう昂輝の中で、昂輝の欲の塊に犯されている。

 自身が、昂輝と一体化できたような錯覚すらして、堪らなかった。

「昂輝くんっ! あぁんっ!! ああぁああんっ!! んむうぅうっ、んちゅうぅううっ、はぁうぅ、あぁあぁぁあんっ! 那月っ、昂輝くんの精子で、いっぱい、イっちゃうううう!! あぁああああああああああああっ!!!」

 那月が、快楽に満ち溢れ、うれし涙を浮かべながら、大量の精子の群れの中で絶頂していく。

 もう何度目の絶頂になるかも分からなかった。

 けれど、精子の激しい抱擁も、那月の欲求も、まったく衰えることはなかった。

 人間の髪、一本の太さにすら満たない小さな塵ゴミ程の大きさにまで縮んだというのに、那月の身体は、火が付いたかのように欲熱を発し、ちっとも落ち着きをみせない。

 下腹部を歪に膨らませ、無理やり、我先にと入り込む巨大な精子を、那月の膣は、貪欲にきゅんきゅんと吸い付き受け入れる。マイクロサイズにまで縮んでしまった那月は、精子の集団の上に置いた腰を浮かせ、妖麗にグラインドさせていた。

「はぁっ、はぁんっ! 私ッ、全然、えっちなのおさまらないっ! あぁあぁんっ、んちゅっ、むぐぅううっ! 私、おかしくなってるよぉおお! あぁはぁぁあああんっ!!」

 精子に跨り、何匹もの精子が突っ込まれた秘部を曝け出したまま、那月は小さな身体を快楽で揺らす。

 柔らかな胸が、振動に合わせて、上下に激しく揺れ動き、食らいつくように、また別の精子たちが那月の胸に巻き付いた。

 人の域を超えたサイズに縮んだだけでなく、雄の欲液に浸されて、那月の人としての感性が壊れてしまったのだろうか。本能のままにメスを求める精子のように、那月は、ひたすら永遠に、周囲の雄を欲するメスと化してしまっていた。

 でも、この精子は……、全部、昂輝くんの精子……。

 自分と変わらぬほどに大きな精子とぎゅうぎゅう詰めにされた那月が、その中で、へにゃりと笑う。

 微小な身体が再び、熱を上げていき、大量の精子に己の場所を指し示していく。

 全部、全部、昂輝くん……。私、こんなにいっぱいの昂輝くんと、えっちできるんだ……。

「昂輝くんっ! いっぱいいっぱい、私のこと、えっちしてぇ……っ!」

 那月が発情したメスの顔を浮かべ、精子の群れの中心で、うねうねと腰を動かす。

 すぐに精子の集団が、小さな那月へ集中砲火を始めた。


「んむううっ、んひいいい、あふう、あはぁああん、おひぃい、おひいん、あっひゃひぃいいん!!!」

 昂輝の精子は、次々と那月の周囲に集まっていく。

 少しでも、小さな那月のどこかに触れようと、その密度は増す一方だった。

 球体を帯びた精子の群れは、少しの隙間も見当たらない程に、ぎちぎちに詰まっていく。

 那月は、その中心部で、マイクロサイズの身体を、めちゃくちゃにされていた。

「ふひゃぁあぁああ、あはぁぁああんっ、おひぃいんっ、あぁあぁひぅああああああっ、イクううううっ」

 全身を精子の頭部と尾が、那月の肌をなぞり上げていく。

 咥内も膣も、アナルも、耳すらも。那月の中へ入り込めるところすべてに、昂輝の精子が何匹も入り込み、那月に律動を与えていた。

 小さな身体を大の字に広げられ、好き勝手に揺さぶられながら、那月の瞳はあまりの快楽で焦点が定まっていない。けれど、その顔はメスとしての悦びに満ちていた。

「昂輝くんっ、昂輝くんっ! はあぁんっ、大好きっ、大好き!」

 那月は、目の前に連なる精子を、束ねるように抱き着き、嬌声を上げる。

 やがて精子は小刻みに震えだし、共に敷き詰められた那月も、身体を揺さぶられる。

「あぁあぁ、あぁぁあっ、あぁんっ、なに、ひゃぁあんっ!!」

 ぶるぶると震わせられながら、那月は、小さな身体が桁違いの快楽の階段を上りだしていることに、本能的に悟る。

「ぁあぁっ……、待って、はぁっ、なに、か、来ちゃうっ……! 私、ひぐぅっ!!」

 微小な身体を汗ばませ、精子だらけの空間で、那月が背を反らしていると、震える精子が急激に、暴れ出す。

「ふぁあぁぁぁあんっ!! いやぁああっ!! こわれる、あぁあひぃいんっ!!!」

 どちゅんどちゅんどちゅん、と水音を立てながら、那月は、巨大な精子の群れに高速で運ばれていく。

「あぁぁああんっ!! イクうッ、来ちゃう!! 私、こんなに小さいのにっ、精子でイっちゃう!! 昂輝くんの精子でイっちゃうのおお!! んむうううっ!! 昂輝くんっ、昂輝くん!!! イク、イクイクぅー!!!」

 高速で精子と共に流されながら、那月は腰を振り、悦びの涙を流す。

 もはや、自分が精子に犯されているのか、ただ、精液と共に体内を移動しているのか、分からなかった。

 自分に覆いかぶさる精子の束に、那月はしがみつき、無我夢中で鳴き叫ぶ。

「あぁあぁっ!! ひぎぃいい! ふひぃいいぃんっ! もう、らめぇえぇえ!! あぁんっあんっ、あんっ、はぁんっ、イクイクイクっ、イクぅううううっ!!! あぁぁぁああああああああああああああああっ!!!!!!!!」

 精子の集団の中心で、那月は視界がブレる程に、激しい高速で、上下にシェイクされる。マイクロサイズの身体、全ての細胞が、快楽に泣きわめいているかのようだった。

 那月は甲高い嬌声を上げ続けながら、やがて意識を手放していった。


 *


 優しく自分を呼びかける声がして、那月は、そっと目を開ける。

 心配そうに自分を覗き込む昂輝が見えて、那月は、ハッと意識が冴えわたる。

 那月は、自室のソファーベッドに横たわっていた。服は着ていなかったが、薄手のタオルケットが掛けられていて、那月を見つめる昂輝も、部屋も、全て、見慣れた大きさだった。

「良かった……、無事で」

「昂輝くん……」

 那月が上半身を起こすと、昂輝が、ギシリとベッドを軋ませ、那月に顔を近づける。

「ちゃんと外に出して元に戻せたけど、那月ちゃん、意識を失ってたから」

 昂輝が泣きそうな顔をしながら、那月を優しく抱きしめる。

「僕の中で、怪我とかしたんじゃないかって心配で……」

 那月の肩に顔をうずめて、そう言う彼に、那月は、慌てて声を上げる。

「私、大丈夫だよっ、あの、ありがとう、昂輝くん」

 顔を上げて那月を見る昂輝を、那月は、少し照れながら、上目遣いで昂輝を見上げる。

「そのえっと……、……昂輝くんの、おちんちんの中、気持ち良かったよ」

 素直に伝えた後、昂輝が、恥ずかしそうに頬を染めて一瞬、目を反らすのを見て、那月は、ようやく己の言葉の内容のすごさを自覚する。

 ハッ、私、今、とんでもないことを言ってしまったのでは。

 それはもはや今に限った話ではないのだが、那月も、ぱっと目を反らし、頬を紅潮させる。

 そして、ふと、ソファーベッドの足もとに、茉莉が勝手に持たせた、身体を小さく縮めるチョコレートの箱が転がっているのを見つけた。

 先程、那月が一つ、食べてしまったものの、長方形の箱の中には、まだ、丸いチョコレートが、いくつか鎮座しているのが見えた。

 那月は、思わず、それを凝視する。そして、小さな身体で触れた、昂輝の大きな肌や、性器、そして体内に潜む雄々しい精子が、脳裏を巡り、貪欲な身体が、再び熱を上げていく。

「……──那月ちゃん」

「は、はいっ」

 昂輝の声が聴こえて返事をすれば、ほぼ、同時に、昂輝が那月の頬に手を添え、那月をこちらに向けさせた。

 眉をハの字に下げ、照れにほんのわずかな拗ねを混ぜたような目をしていた。

「……僕のこと、細胞レベルで愉しんでくれるのもうれしいけど、……僕自身のことも、もっと知ってくれる?」

 那月は、少し間を置いてから、言葉の意味を悟り、わたわたと焦る。

「あのそのえっと、私……っ」

 片手で申し訳程度に支えていたタオルケットを、自身に引き寄せると、昂輝が那月の手の上から、タオルケットを掴む。

「今度は、元の大きさの那月ちゃんを、ちゃんと見せて」

 昂輝の優しい声に、那月は、こくんとうなずく。

 那月を纏うタオルケットが、昂輝の手により、ぱさりとめくられ、那月の肌が露わになっていく。

 無数の精子に抱かれ、常軌を逸した悦びを覚えてしまった身体を正すかのように、昂輝が、そっと、那月の口元に、唇を重ねた。


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10月のご挨拶と更新予告

10月!!急に寒くなってきましたが、お元気されてますでしょうか?

今月もご支援いただき、ありがとうございます!

ご支援、作品の閲覧、感想など、いつもとてもモチベーションを頂いています。

本当にありがとうございます。


近々、FANBOXで更新予定です。

タイトルは、

「彼氏の目の前で、十センチに縮んでしまった私が、彼氏に愛撫されたり、あそこに抱き着いたり、彼氏のあそこの中に入っちゃう話」

でいこうかな、となっております。


この7月に始まり、先月、続編を書いた話の続きです。

[20571文字]嫉妬深いアラサー上司(師匠)に、身体を縮められ、下着の中に入れられたまま彼氏の前で会話されたり、オナニーに使われたり、あそこに入れられちゃう話

 駅前広場にそびえ立つ、錆びた柱時計が、夕方のメロディを流すのを聴いて、那月は、ハッと我に返る。 「あれっ!? もうこんな時間?!」  慌てて柱時計を見上げ、一つに束ねた灰色の髪が振り子のように揺れ動く。 「用事? ごめんね、引き留めちゃったね」  那月の隣で、昂輝が申し訳なさそうな顔をするので、那...


[10190文字]精子より小さく縮んであそこに入れられた私が、ゴムの中に射精され八センチになった後、上司の愛人とえっちなお風呂に入っちゃう話

 那月は、師匠の陰茎の中で、自分の十数倍の大きさをした大量の精子に、全身を犯されながら、高速で運ばれていた。 「ひぃあぁあんっ!! イグぅう! また私、イっちゃう!! あぁああ、あぁああぁああんっ!!!」  何度目になるか分からない絶頂を遂げた頃、那月の周囲は、急激に光を取り戻す。  ぐちゅ、ぐちゅ...


あと、最終チェックしてサムネ描いたら終わります、もう少しでゴールです。

レッツアナザーコックボア!(夜のテンション)

いやー、続きを書けたのはご好評いただいてるおかげです、本当に。ありがとうございます。他の話と良い意味で違いが出てるといいなあと思ったり。

これに限らず、ここがええんやで、みたいなのがありましたら、そっとでもいいのでぜひ教えてください。うれしいです。笑


今月もどうぞよろしくお願いします!

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[10190文字]精子より小さく縮んであそこに入れられた私が、ゴムの中に射精され八センチになった後、上司の愛人とえっちなお風呂に入っちゃう話


 那月は、師匠の陰茎の中で、自分の十数倍の大きさをした大量の精子に、全身を犯されながら、高速で運ばれていた。

「ひぃあぁあんっ!! イグぅう! また私、イっちゃう!! あぁああ、あぁああぁああんっ!!!」

 何度目になるか分からない絶頂を遂げた頃、那月の周囲は、急激に光を取り戻す。

 ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、どちゅん!!!

「ひぃんっ! ぁひぃいんっ!!」

 那月は、巨大な精子に絡まったまま、大きな衝撃を受ける。

 泳ぎ続けていた精子が、行き止まりに辿り着いたのか、うぞうぞと所せましと回遊する中に、那月は放り出されていた。

 二十五メートルプールのコースロープ程の大きさを誇る精子が、ひとり迷い込んだメスの那月に、巨大な尾と先端で、那月を弄る。

 長い精子の尾が、那月の小さな脚と腕に絡みつき、那月をMの字に開脚させ、小さな、けれど、欲情しきった割れ目をなぞり上げる。

「あぁあぁっ、やぁあぁっ、こんなの大きすぎて、挿いらないよぉおっ」

 那月は、精子の束の中で、ちっぽけな身体を震わせながら、嬌声を上げる。

 上も下も、右も横も、師匠の巨大な精子が取り囲んでいて、何も見えなかった。けれど、これまでと違って、周囲に光が戻ったのは確かだった。

 どこかに射精されたのだろうか。

 那月が、大量の精子の尾の上で、微小な身体の熱を上げている時だった。

 ──ドクンッ、と全身が大きく震える。

「はぁぅっ!?」

 ぴくぴくと、精子に捕まった小さな身体が小刻みに震えた後、那月は、大きな絶頂を迎えた時のような快楽が、全身を駆け巡った。

「ひぃぎぃいいっ、なにこれ、あぁああぁんっ、わたし、わたしっ、イクぅううううっ!!」

 小さな腰を左右に激しく振りながら、那月は泣き笑うようにして、絶頂し、そして、その身体の大きさを少しずつ、大きくしていた。

「あぁぁあはぁあんっ! うそっ、私、大きくなって、あぁあぁんっ!! ふきゃぁあああっ!!」

 あんなにも大きかった精子に、那月は少しずつサイズを近づけていく。尾の先すら挿入が困難だった那月の膣に、精子の先端が入り込み、那月は、更に快楽を駆け上る。

「あぁあんっ!! 精子に突かれてるぅうう! 奥まで入ってるぅうう!! はぁぁ、あぁぁあぁんっ!!」

 熱を放ちながら、那月の成長は止まらず、精子はやがて、那月にとってドクターフィッシュのようにまとわりつくサイズへと変貌する。

 ちりちりと、全身をこすりあげる精子に、那月は、もどかしい心地良さを得ながら、腰を振る。

 やがて、精子は、那月の全身をまとわりつく液を化す。

「ぁ……っ」

 那月は、両手にべとつく精液を見つめ、泣きそうな顔をする。

 この液よりも縮んだ那月を、ずっとメスとして認識し、求め続けてくれていたのに。

 寂しさを感じてしまっている自身に困惑しながらも、べとつく液をそっと撫でる。

 しかし、そうしている間も、那月の成長は止まらず、やがて、むぎゅううう、と全身を包む、柔らかなものに触れた。

「な、なに、これ」

 薄桃色の半透明の膜が、窮屈に那月を包んでいる。

 那月が、手で、触れると、ぐにょりと曲がる。

 もしかして、これは、ゴム?

 思案している最中、ぶちり、と大きな音が上空から響き、那月は驚いて上を見上げる。

 薄桃色、一色だった世界が、急に、鮮やかで大きな様々な色を見せる。

 その大きな空から、巨大な親指と人差し指が伸びて来た。

 白く細長い指先で、那月の顔よりも大きな爪は、ベージュ色のマニュキュアが塗られていた。

 驚き固まる那月は、あっという間にその巨大な指先に、腰を摘ままれる。

 どろりと、精液を溜めたゴムの中から取り出され、小さな那月の身体から、ぽたぽたと、白濁の液が落ちる。

「──ようやく見えるサイズになったわ。やっぱりここにいたのね」

 ぽとり、と那月を手のひらに落とし、那月を大きく見下ろす彼女の顔を、ようやく那月は確認した。

「……茉莉、さん……?」

 那月を小さくしたチョコレートを持ち込んだ張本人。師匠の愛人の大学院生が、全裸で那月を見下ろしていた。


 茉莉のウェーブのかかったセミロングの髪が、ずぶ濡れ状態で、頬にはりついている。全身がぽたぽたと大きな雫が垂れていて、大きな湯気と石鹸の香が、茉莉と小さな那月を包んでいた。

 きょろきょろと辺りを見渡し、知らない浴室にいることに気付く。

「ここはあたしの家のお風呂場よ」

 茉莉がそう言い添えると、大きな白い指先を、手のひらに座り込んだ那月へと伸ばす。

 むに、と那月の胸を、指の腹で包むように押す。

「ひゃぅっ、きゃぁあっ!」

 大きな力に敵わず、那月は、茉莉の手のひらの上に仰向けで倒れ込む。

「どう? 今、八センチくらいまで戻してあげたの。さっきまで、コンドームの中にいるのかも、よく分からなかったんだから。ずいぶん、世界が大きく見えるんじゃない?」

 茉莉が妖麗な笑みを浮かべて、首をかしげる。ぽたりと大きな雫が那月の小さな頭に落ちて、那月の顔を濡らす。

 ザー、と遠くで、大きなシャワーが流れる音が聴こえる。

「チョコレート。先生にあげたのに、那月ちゃんが食べちゃったのね」

 茉莉の柔らかな声が那月を包み、那月は、サッと血の気が引いていく。

 爛れた関係とはいえ、師匠に夢中の茉莉だ。この誤解は、絶対にいいものではない。

 那月は、必死で小さな身体を起こそうとしながら、声を上げる。

「ち、違うんです! あれは、師匠が私に無理やり食べさせてきて、私、どんどん身体が小さくなっちゃって……!」

 那月は、じたばたと、手のひらに押さえつけられた小さな身体を動かすが、茉莉の細長い人差し指に胸元を押さえつけられていて、起き上がることが出来なかった。

 その様は、ひっくり返ってもがく亀や虫のようで、茉莉は、瞳を甘く細め、ふっと息を漏らして笑う。

「先生が那月ちゃんに食べさせたの? ふうん。先生ったら、年上のくせに悪戯っ子なのね」

 そんなレベルの所業ではなかったが、那月は、息を殺しながら、茉莉の様子を見守る。

 むにむに、と、那月を押さえる指が増え、大きな茉莉の指が、那月の小さな身体を妖しく愛撫していく。

「ひぁんっ、や、やぁっ、茉莉さんっ」

「それで? そこから何があって、那月ちゃんは先生の中に、はいっちゃったの?」

 那月の小さな全身にべとついていた精液を、茉莉の大きな指の腹が拭う。

 優しく微笑みかける茉莉の目は、少しも笑っていなかった。


「ぁ、あの……っ」

 那月は、小さな身体を茉莉の手の上で震え上がらせる。

 するすると、茉莉の白く細い、人差し指と中指が、那月の顔に近づく。

 ベージュ色のマニュキュアに塗られた爪が、那月の両頬を、むに、と挟んだ後、茉莉の指よりも細い、那月の首先へと到達する。

 湯に濡れた大きな指が、那月の小さな首の両端を支えている。 

 那月は、茉莉の手の上で、恐怖でガクガクと震えあがる。

 死んじゃう……。

 那月が小さな涙を浮かべ、小さな口をぱくぱくと声すら出せずにいると、茉莉はかまわず、ふぅ、と大きなため息をついて口を尖らせる。

「珍しくゴム使って、おかしいと思ったのよね。半信半疑だったけど、中から那月ちゃん出てきて、びっくりしちゃった」

 茉莉の大きな親指が、那月の両足をかきわけ、那月の小さな割れ目をぐいと押しやる。

「ひぃ……んっ!」

 ぐり、と大きな爪が、那月を押し上げ、那月は、ビクンッと身体を揺らす。

「ねえ、先生の中、気持ち良かった? 濃厚な精子、いっぱいだったんでしょう?」

 カクカクと、指先を揺らされ、那月の小さな身体は、快楽に溺れていく。

 きゅ、と首元に置かれた二本の指が、那月の頭を支え、那月は、息苦しさと快感を入り混じらせながら、余裕をなくしていく。

 粒のように小さな乳頭は、ぷくりと尖りを帯び、小さな全身から、汗が噴き出していく。

「ぁっ、ぁんっ、あぁっ、はぁんっ!」

 くちゅくちゅと、茉莉の親指の先が、那月の小さな愛液で濡れていく。

 警鐘を鳴らしていた頭とは真逆に、那月の小さな身体は、今日一日で、すっかり、快楽に敏感かつ貪欲になり果ててしまっていた。

 己より、はるかに大きなものに全身を揺さぶられることに、すっかり虜になり、那月を翻弄させていく。

「いったい、何匹の精子に抱かれたの? 那月ちゃん」

「あぁあぁっ、らめっ、茉莉さ……っ、はぁんっ! ぁあぁんっ、私っ、イっちゃう、ひぁ、あぁあ、あぁああああああああああああっ!!!」

 ガクガクと、那月は小さな身体を震わせ、茉莉の手のひらの上で絶頂する。

 ぷしぃいい、と小さな水音を立てて、茉莉の親指を潮吹きで濡らした。

「ひぃ……んっ、はぁ……っ」

 絶頂の余韻で、息も絶え絶えの那月から、茉莉は支えていた指を離し、那月を見下ろす。

「人の手の上で潮吹いちゃうなんて、いけない子ね」

 茉莉が冷たく言い放った後に、手の上で横たわる那月の尻を、強く指先で弾く。

「きゃんっ! きゃあぁああぁあああ!!」

 那月は、勢いよく弾き飛ばされ、茉莉の手のひらから落下する。

 どぷんっ!!

 鈍い音と共に、那月は、薄く湯が張られた巨大な洗面器の上へと落下した。

 ボディソープの泡が、小さな那月の肩と腹部に乗り上げる。

 洗面器に不時着した臀部が、じんじんと痛む。

 尻餅をつくような体勢で、那月が上を見上げると、大きな茉莉と目が合った。

 茉莉はバスチェアに座り、長いすらりとした脚を、膝をつけた状態でこちらを向けていた。両手を膝に置いて、大きな胸に、むにゅりと谷間を作り、洗面器に落ちた那月に顔を近づける。

「那月ちゃんが、こんなにえっちな子だったなんて、知らなかったわ。それで先生も惑わされちゃったのかしら」

 茉莉は、うーん、と悩まし気な声を出した後、那月の入った洗面器を両手で掴む。

「このまま流しちゃったら詰まっちゃうわね。もう少し、小さくしようかしら」

 恐ろしいことを言われ、那月は、弾かれるように八センチの身体を起こし、ざばざばと薄い湯をかき分け、洗面器の端へと小さな両手を乗せる。

「まっ、待って!! 待ってください!!! 茉莉さん、私、彼氏います!! 私、師匠のこと、狙ったりなんかしてません!!!」

 必死で小さく叫べば、茉莉が、大きな瞳を那月へと向ける。

「……ふうん。那月ちゃんって彼氏いたんだ」

「います!! 全然、師匠のことなんて、好きじゃないです!!」

 散々、体内で師の精子に犯され悦んでいたことを棚に上げ、那月は、生き延びるために必死でアピールする。

 しかし、茉莉は、洗面器を、那月の後方へと少し傾ける。

「きゃあっ!!」

 とぽとぽと、湯が少し零れ、那月は湯に圧され、両手を思わず離し、洗面器の縁へと小さな身体を滑り落す。

「ひぃっ、落ちちゃう!!」

 那月が傾く洗面器の縁に、背中をくっつけ、傾斜が生まれた洗面器の底に、両脚を預ける。

 湯に濡れた那月のロングヘアが、洗面器の縁から飛び出て、ぽたぽたと小さな雫を浴室の床へと落とす。

「……ッ、茉莉さんっ」

「ということは、先生の片思いってことなのね。かわいそう。それならいっそ、那月ちゃんがいない方が楽なんじゃないかしら」

 茉莉の飛躍的発想に、那月は、洗面器の縁でばたばたと小さな身体を動かす。

「違います、違います!! 絶対そんなことないです、私、実験に使われたんです! 小さくなって中に入るなんて危ないじゃないですかっ、死ぬかと思いましたもんっ。だから……っ」

 那月が必死で並べる言葉に、茉莉は、大きな瞳を、ぱちぱちと瞬きさせ、くるりと那月に向ける。

「実験……」

「そう、そうですっ」

「そうだったのね」

 ぐらりと、洗面器が水平を取り戻し、那月は、ころりと洗面器の上に転がる。

「先生ってば、那月ちゃんに毒味させちゃったのね。いけない人ね」

 茉莉が、ほんのり頬を染めて、うっとりと声を出す。

 どこにうっとりする要素が、と那月が、洗面器から茉莉を見上げて思っていると、茉莉が、大きな指を再び伸ばし、八センチの那月を摘まみ上げる。

「それなら、あたしも那月ちゃんで先に試すべきよね」

「え……っ?」

 熱を帯びた茉莉の大きな瞳が、那月をじっと見つめる。

「ちゃんと先生が小さくなったときに気持ちよくできるよう、那月ちゃんで実験しておかなくちゃいけないわね」

 桃色の艶めいた茉莉の唇が大きく開かれ、小さな那月にしゃぶりついた。


「んっ、んんっ、はぁっ、茉莉ひゃんっ、あぁんっ」

 那月は全身をスティックキャンディーのように舐められ、茉莉の手の中で身もだえする。大きな舌と唾液の音が、己の小ささを物語っていた。

「んちゅっ、む、ちゅぶっ、はぁんっ……、先生の匂いがするわ。素敵……っ」

 茉莉が息を荒げて、夢中で那月を舐め上げる。

 どろどろと、茉莉の唾液が那月を包み、生暖かい大きな舌が、那月の胸を圧し潰し、小さな割れ目をなぞり上げる。

「ひきぃいぃんっ、あぁあぁんっ」

「ちゅむっ、ちゅぅ、ちゅっ、ちゅぶ……っ、はぁんっ、那月ちゃんは、ここが好きなのね。ふうん」

 茉莉が、大きな舌で、那月の割れ目をトントンと突き上げる。

「はぅっ、はひぃんっ、茉莉、ひゃんっ! あぁあぁ、らめぇ、私っ、また、イクっ、イっちゃうっ、あぁあひぃい」

「んっ、ふぁっ、んんっ、ちゅっ、いいわよ、こんなに小さいんだもの。那月ちゃんのえっちなお漏らしも、今度はあたしが舐めてあげる」

「イヤーッ! だめぇえええ、お願い、茉莉さんっ、あぁあんっ、私、ホントにイっちゃうっ、離して、あはぁあんっ! イク、イクイクっ、きちゃうぅうう!!!」

 はむん、と茉莉は那月の小さな下腹部に、柔らかな唇で包み込み、じゅくじゅくと音を立てて、舌で撫で上げる。

「ひきゃぁあぁああぁあああ、あぁぁあぁあぁあっ、ら、めっ……、あぁああ、あぁあああああああああっ!!!!」

 那月は、視界を白く飛ばしながら、小刻みに身体を震わせる。

 全身からドッと汗が吹き出し、長い絶頂へと飲み込まれていく。

 そして、ちょろりと、微量な潮を、茉莉の咥内へと吐き出した。


 手のひらで、唾液と愛液にまみれ、はしたなく全身を緩ませきった那月を他所に、茉莉が口元に人差し指を当て、思案する。

「うーん。那月ちゃんは女の子だものね。先生も、こんな風に舐めて悦んでくれるかしら」

 どろどろ状態の那月を、茉莉は、指先で、ぷにと押す。那月が、ぴくんっと身体を小さく跳ねる。

「ねえ、那月ちゃん。どうすれば先生、悦んでくれるかしら。あなたは今、どうされたい?」

「も……、元に、戻りたいです……」

 那月がなんとかそう言えば、茉莉は、首をかしげる。

「もう戻ってしまうの?」

 尋ねる茉莉の指に、那月は、小さな両手を絡め、身体を震わせた後、ぽたぽたと小さな涙を流し始めた。

「私……っ、こんなにいっぱい……っ、えっちなことしちゃった。っ、昂輝くんに、嫌われちゃう……っ」

 精子よりも小さく縮められていたときは、もはや、人間を視認できることすら叶わないと思い、目の前の精子に縋りついていた那月だったが、八センチまで、サイズを回復させた今、那月はようやく、自分が越えてしまった行いを自覚するまでに至る。

 あんなに、ずっと好きで、ようやく両想いになれたのに。

 キスだって、今日、初めてしたのに。

「茉莉、さんっ……っ、ひっく、ぐすっ、お願いします……っ、私のこと、元に戻して……っ」

 茉莉の手の上で、那月は懇願し、泣き続ける。

「ふうん……。昂輝君のこと、そんなに好きなのね」

 感心するような声を上げた後、茉莉は、手のひらごと、那月をシャワーの真下へと持って行く。

 出続けていたシャワーの湯が、那月を大雨のように濡らしていく。

「ふきゃぁああああっ」

 流れ落ちそうになり、那月は、茉莉の指にしがみつく。

 茉莉が、サッとシャワーの真下から手を引き戻し、カショカショと音を立て、空いた手に、ボディソープを乗せた後、那月へとソープを塗り付けてきた。

「んっ、やぁあっ、茉莉さんっ?」

「そんなに彼氏くんのこと好きだなんて、素敵だわ。すぐに綺麗にして戻してあげる。好きな人とは、少しでも一緒にいたいものね。分かるわ~」

 ふふふ、と笑いながら、茉莉が、ボディソープにまみれた大きな指で、那月の全身を洗っていく。

 同系列に扱われるのもどうなのか、と思いながらも、茉莉の気が変わると、排水溝に流されるかもしれないと、那月は口を噤む。

 それに、ソープで、ぬめぬめした指が、那月の全身を撫で上げるので、再び、身体が快楽に転落してしまいそうで、那月は、必死で耐えていた。

 茉莉には見透かされていたようで、むにむにと、大きな指が、胸と内股を撫で上げ、妖しい声が降り落ちる。

「あら。いいのよ、我慢しなくて。女の子同士なら、問題ないでしょう?」

 絶対、そんなことない、と思いながら、那月は、茉莉の手の中で、小さく身体を跳ねさせた。


 大きなフェイスタオルにくるまれ、那月の濡れた身体は、あっという間に、水分が拭われる。

「ちょっと待っていてね」

 脱衣所のカゴにタオルごと置かれた那月は、目の前で行われる茉莉の着替えを静かに見守る。

 豊満な胸を、たぷたぷと揺らしながら、茉莉はバスタオルで全身を拭いた後、小さな那月を包んだフェイスタオルの横に置かれたショーツへと手を伸ばす。

 濃い紫の布地に、蝶が飛び交い黒のレースをあしらった、大人っぽいショーツへと、茉莉が長い脚を通していく。

 同じ柄のブラジャーを、手に取り、大きな胸へとあてがう。

 あんなに大きなサイズのブラジャー、間近で見たの初めてかも。何カップくらいかな。

 己の立場を忘れて、那月は、ついそんなことを考えてしまう。

 茉莉の胸が巨大に見えるのは、けして、那月が八センチに縮んだせいだけではないだろう。

 ブラジャーをつけおわった茉莉が、黒のゆったりとしたシャツを着込む。

 下着がなんとか隠せている程の丈だが、茉莉は、それ以上の衣類を着込まず、フェイスタオルに包まれた那月を手に取り、脱衣所を後にした。


 リビングと寝室を兼ねそろえた茉莉の部屋まで運ばれ、シンプルな白のシーツが敷かれたベッドへと置かれる。

 そして、茉莉が、ちょん、と那月の小さな頭を指先でひと撫でした後、じっと那月を見つめて、口を開く。

「──那月ちゃん。元の大きさまで、大きくなあれ」

「……──ッ!!」

 途端、ドクンッと那月は、小さな身体を震わせ、むくむくと身体を成長させていった。

「あぁあぁ……っ、ひぁっ、ひゃぁああああっ!!」

 那月を布団のようにすっぽりとくるんでいたフェイスタオルは、あっという間に、那月の胸元すら隠すことができなくなり、ひらりと、ハンカチサイズへと成り果てる。

 茉莉の部屋が、小さくなっていくような感覚を覚えた後、那月は、ぼすんと、茉莉のベッドの上へ、全裸で倒れ込んでいた。

 素肌をシーツが撫で上げる感触がぞくりとして、那月は、慌てて身体を起こして、茉莉のベッドに座り込む。

 しかし、フェイスタオルは、那月の衣服の代わりとしては、もう成り立たないサイズとなっており、那月は、もじもじと、両手を、胸元と下腹部に当て、正座を崩すようなポーズをして、内股を摺り寄せた。

「ふふ。これで元通りね」

 平然として微笑む茉莉を他所に、那月は、恥ずかしさで、茉莉を見れずにいた。

 ようやく元に戻れたとはいえ、今、那月は、己だけが裸で、茉莉のベッドの上に乗り上げているのだ。

「ぁ……っ、あの、……も、元に戻してくれて、ありがとうございます……」

「一度、戻ったら、次のチョコレート食べるまで小さく出来ないの。だから、安心してね」

 くすくす笑う茉莉に、那月は、なんとか声を出す。

「茉莉、さん……、私…、服とか、縮んじゃったときに、破れちゃって……」

「あぁ、そうね。着替えがないんだったわね。ちょっと待っててね」

 茉莉が、壁に備え付けられたクローゼットへと足を運びながら、頬に手を当て、はぁ、と甘い溜息をつく。

「ということは、先生が小さくなったとき、ちゃんと着替えをここに置かないといけないわけね。先生のお洋服、用意しておかなくっちゃ」

 うっとりと妖しい話が聴こえ、那月は、聴かなかった振りをする。

「下着、これでいいかしら。未使用なんだけれど」

 茉莉がぴらりとショーツを両手に持ち、那月へと見せる。

 真紅の狭い布地に、サイドは結んだ紐で留められているだけ。フリルの隙間から茉莉の手のひらが見えていて、ショーツの後ろ側は、本来あるべき布がほとんどないことがうかがえる。

「それは、その……っ、ちょっと、お借りするには、勝負すぎるっていうか……」

「でも、この後、昂輝君と会わないの? 下着だって、可愛くしておかないと」

「……会えるなら、会いたいですけど……」

 下着を見せることを前提とした逢瀬を想定する茉莉を他所に、那月は、那月の忘れた携帯を持って、師匠の店まで那月を探しに来てくれていた昂輝を思い出す。

 なんて話して、どう謝ったらいいのだろう。

 那月が、意気消沈している最中、茉莉が、ぐい、と那月の手を引き、ベッドから起き上がらせる。

「わっ、茉莉さん?」

 那月は、柔らかな胸をふるりと揺らして、全裸のまま、茉莉の向かいに立つ。

 ほんの少し、那月より背の高い、茉莉を見上げれば、茉莉はくすりと笑う。

「可愛くしてあげるわ」


 茉莉が、てきぱきと、那月に妖麗な下着をつけさせる。

 ブラジャーはサイズが合わないのでは、と那月が焦るも、借りた下着の未使用の理由は、胸のサイズを誤って購入したから、だったらしく、杞憂に終わる。

 やっぱり、私より、全然、サイズ大きい。

 那月が、胸元の、真紅のブラジャーを見て、少しだけ口を尖らせる。

 紺色のワンピースを着た那月に、茉莉が、化粧を施した。

 細い筆先で、那月の唇に紅をひいた後、那月のアッシュグレーの髪を、クシで掬い、ハーフアップへとまとめ上げ、シュシュを添える。

「ほら、素敵よ。これでいいわ」

 茉莉が壁に置いた姿見を指差し、那月は、自身の姿を見つめる。

 目で見つけることすら叶わない程に縮められ、精子にいたぶられていたとは思えない程に、身なりの整った、正常な大きさをした那月がそこにいた。

「そろそろ出発しましょう。送ってあげるわ」

 茉莉に促され、那月は、茉莉の部屋を後にした。


 茉莉の軽自動車が、那月を単身アパートの自宅へと運んでいく。

 ふわりと、花の香がする静かな車内には、すっかり陽が傾き、夜の街の灯りが差し込んでいた。

 師匠の店の玄関で、師の下着越しに聴いた話では、昂輝は自身の家に戻ると言っていた。今もいるのだろうか。

 茉莉の携帯で、彼が預かっているはずの那月の携帯を鳴らしたが、受話器が上がることはなかった。

 紳士らしい彼のことだ、那月宛てのプライベートコールを気遣って出なかったのかもしれない。

 那月は、助手席から、ちらりと運転席でハンドルを握る茉莉を見つめる。

 整った顔立ちと、長いまつ毛に護られた瞳が、じっと前を向いている。

 綺麗な人だな、と思う。

「……茉莉さんは、」

「え?」

 茉莉が、前を見たまま、聞き返す。

 どうして、あんな人のこと好きなんですか。

 言えば、再び、サイズが変わりそうな質問が、喉元まで出かかり、那月は飲み込んだ。

「いえ、……運転、上手なんですね」

「よく乗っているからね」

 賑やかな街を抜け、カーナビが目的地に近いことを知らせた。


「あっ」

 茉莉に、自宅への道を教えている途中で、那月は声を上げる。

 那月の単身アパートの入り口近く。アパート名の描かれた塀と生垣の傍に、昂輝の姿を見つけたからだ。

「へえ、彼が昂輝君? ふうん」

 茉莉が、興味深そうに言った後、すぐ傍で車を停める。

 すぐに気付いた昂輝がこちらの様子をうかがう最中、茉莉が、「はい」と那月に小さな布鞄を渡す。

「先生の家に置いたままだったもの、入れておいたわ」

 中に、那月のハンカチやらポーチが隙間からうかがえた。縮む前に、職場に置いたままだった那月の私物だ。

 那月は、ぺこりとお礼をした後、茉莉の軽自動車から降り立つ。

 すぐに茉莉は、車を発進させ、那月は昂輝とふたり、陽の落ちた住宅街へと取り残される。

 家の淡い灯りが、降り注ぐ。

「昂輝くん……」

 那月のぽつんと呟いた声に、昂輝は心配そうな顔を浮かべて、那月へと近づく。

「ごめんね、那月ちゃん。遅くに急に来ちゃって。携帯、忘れてたから、那月ちゃんの先生のお店に届けに行ったんだけど、来てなかったみたいだから、こっちかな、と思って」

 那月は、首を左右に振り、「ううん」と言った後、なんとか口を開く。

「ありがとう、あの、……私……っ」

 そこまで言って、那月は、急にこみ上げ、ボロボロと涙を流していた。

「那月ちゃん……っ、どうしたの?」

 昂輝が、那月の背中をそっと触れて、那月を覗き込む。

「うぅうう、……っ、ごめん、なさい、私……っ、ふ……っ、うぅう」

 昂輝に会えた安心と、罪悪感で、涙が止まらなくなってしまった。

 泣き続ける那月を、昂輝は、ぎゅっと手を握り、痛ましい顔をする。

「とにかく、まず部屋で落ち着こう」

 昂輝に促され、那月は、アパートの自宅へと進む。

 昂輝は、那月と共に那月の家の扉の前まで来て、那月が布鞄から鍵を取り出すのを見ながら、優しい声で尋ねる。

「──僕、一緒に居てもいい?」

 彼の声に、那月は、再び、涙を流し、強くうなずく。

「うん……っ、おねがい、一緒にいて」

 昂輝は那月にうなずき、那月の開いた扉のドアノブを握る。

 ゆっくりと開かれる、那月の家へ、ふたりは足を踏み入れた。

 茉莉が那月に持たせた布鞄の中に、那月を縮めたチョコレートが入っていることなど、この時、那月は、知る由もなかった。

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9月のご挨拶と更新予告

9月が後半に差し掛かっている!

ご挨拶遅くなりまして申し訳ございません。

生きています。

ちょっと、忙しくしている間に、日が経ってしまいました。タイムイズ早すぎへん?


今月も、ご支援いただき、本当にありがとうございます。

創作活動のモチベに直結しています。


近々、FANBOXで更新予定です。


タイトルは、

「精子より小さく縮んであそこに入れられた私が、ゴムの中に射精され八センチになった後、上司の愛人とえっちなお風呂に入っちゃう話」


で行こうかなと思います。

7月にあげた、この話の続編です。

[20571文字]嫉妬深いアラサー上司(師匠)に、身体を縮められ、下着の中に入れられたまま彼氏の前で会話されたり、オナニーに使われたり、あそこに入れられちゃう話

 駅前広場にそびえ立つ、錆びた柱時計が、夕方のメロディを流すのを聴いて、那月は、ハッと我に返る。 「あれっ!? もうこんな時間?!」  慌てて柱時計を見上げ、一つに束ねた灰色の髪が振り子のように揺れ動く。 「用事? ごめんね、引き留めちゃったね」  那月の隣で、昂輝が申し訳なさそうな顔をするので、那...


ぜひともanother cockvoreかましたかったんですが

話の流れ的に、一回、百合を挟まなあかんなとなりまして

(※今月、一番、何を言ってるかよく分からない文章)


愉しんで頂けますと幸いです!


今月もよろしくお願いします。

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[22535文字]幼馴染♀に海辺の更衣室で乳首責めされた後、感じると身体が縮んでいく薬液が入ったバイブを挿れられたまま浮き輪を膨らませたり、シャワー室の中で、膨乳し母乳を噴出したり幼馴染の膣に入る話

 若草色のゴザに置いたスポーツバッグから那月はタオルを取り出し、汗をぬぐう。

「は

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八月のご挨拶


8月ですね!

いかがお過ごしでしょうか。

今月も、沢山、ご支援、フォロー、作品を閲覧いただきまして、

誠にありがとうございます!


近々、FANBOXにて、作品を更新したいと思います。


タイトルは、

『幼馴染♀たちと海に来た私が、更衣室で日焼け止めを塗られながら乳首責めされた後、感じると身体が縮んでいく薬液が入ったバイブを挿れられたまま浮き輪を膨らませたり、シャワールームの中で、胸を膨らませて母乳を出しながらバイブごと幼馴染の中に挿入されちゃう話』


となります。

今、最終チェックとサムネ作っていますので、もう少々お待ちください。

いや、詰めたなあ~、と。

久々に百合ってみました。開放的な季節に開放的な話で愉しんでいただければと思います!


今月もよろしくお願いします。


※タイトル長すぎたので、本編はちょっと変えました!

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[20571文字]嫉妬深いアラサー上司(師匠)に、身体を縮められ、下着の中に入れられたまま彼氏の前で会話されたり、オナニーに使われたり、あそこに入れられちゃう話


 駅前広場にそびえ立つ、錆びた柱時計が、夕方のメロディを流すのを聴いて

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七月のご挨拶

七月!!!!

めちゃくちゃ日付空いてしまってすみません!!!!!!

え、11日!?

もう三分の一過ぎてるがな!!


申し訳ない!!


今月も、ご支援、作品閲覧いただき、本当にありがとうございます!!

夏バテ大丈夫でしょうか!?


近々、更新させて頂きます!!!!

まだ、最終チェックとサムネが終わっていない状態ですが、

今月中には、FANBOXに一本、話、あげますんで!!!


タイトルは、

「嫉妬深いアラサー上司(師匠)に、身体を縮められ、下着の中に入れられたまま彼氏の前で会話されたり、オナニーに使われたり、あそこに入れられちゃう話」


でいこうと思います!!

ほらもう、そんな、山あり谷ありな話盛りだくさんでするから、こんな時間になるねんお前~、早めに書いておけよ~(自戒)


夏の大冒険!!

絶対読んでくれよな!(深夜のテンション)


今月もよろしくお願いします・・・・・!!!!

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[15581文字]8センチに縮んだ俺が、社会人のお姉さんに拾われて、一緒に風呂に入る話

 高校からの帰り道。冬場で早くも陽が暮れたその日。

 住宅街を縦断するように伸びた縦長の公園を突っ切っていて、やけに今日はカラスが鳴くな、と思っていると、そのカラスが、こちらに低空飛行で飛んで来た。そして、俺のカバンにぶつかって、またどこかに飛んで行った。

 不器用なカラスだな。あんな飛び方する鳥だったか? それとも、カバンについてたタグでも狙ってたのか? それか、袖口についた学ランのボタンとか?

 公園に立ち並ぶ樹々の向こうに消えたカラスを目で追った後、ふと、足元に視線を落とせば、赤いビー玉が落ちていることに気付く。こんなの落ちてたっけ。カラスが落としたのか、これを狙って取るのを失敗したのか。

 土埃のついた赤いビー玉に手を伸ばせば、ばちり、と静電気が走る。

「痛ぇッ」

 なんでガラスに電気走るんだよ。冬場の静電気強すぎだろ。

 顔をしかめて、ふたたび、ビー玉を睨み、そして、ハッと息を呑む。

 プチトマトのようなビー玉が、じわじわと膨らむように大きくなっている。

 指先でつまめる程だったそれが、けん玉程度、手のひら大に変わっていき、そして、片手で掴むのも難しい程の大きさに変わる。

「なんだこれ?」

 後ずさりして、周囲に目を向け、言葉を失う。

 細長い土の道が続いていたはずのそこは、広大な大地へと変わっている。

 整備されていたはずの土には、ゴロゴロと大きな石が転がっている。

 上を見れば、遥か彼方に、樹々の葉が見える。

 ビー玉が膨らんでいるんじゃない。──俺が縮んでいる。

「な……っ」

 理解した後、言葉を失っていると、ギャアギャアと大きな鳴き声が聴こえる。

 頭上の、樹々の葉をかき分け、俺の五倍くらいの大きさはある巨大な黒の塊が、旋回した後、勢いよく、こちらに急降下してきた。さっき、カバンに激突してきたカラスだった。

 まずい、死ぬ。

 今、自分に起きている状況を受け入れる前に、本能が死を悟り、小さな足を蹴って巨大な土の上を駆け出す。

 とりあえずビー玉から、離れなければ、と必死で、足を動かす。

 ザリザリザリガシャアアア、と、硬いクチバシが土を削る音が聴こえる。

 小さな身体とはいえ、元の大きさの数歩分は、ビー玉から離れたはずなのに、カラスの迫る音は、確実に俺へと近づいて来ている。

 嘘だろ、オイ。光物狙いじゃなくて、もしや、エサとして、俺を狙ってるってことか?

 寒い冬の夜だというのに、背中から、どっと汗が噴き出る。握った拳も、汗で濡れ、力がうまく入らない。

 突然、サファリパークの檻の中に、放り出されたかのように、全身が、命の危機を感じている。

「う、ぐぅ、かはぁッ」

 背中に鋭い痛みを感じ、咽る。痛みは一度で終わらず、すぐに、背から腰に掛けて、鋭利な棘でなぞられるような痛みを受ける。

 そして、前方へ、大きく弾き飛ばされた。

「ぐぁああッ!!」

 べしゃり、と鈍い着地音を立て、小さな身体が、泥の水たまりに落下する。

 公園内に、備え付けられた水道の水が排水溝へと流れる途中に出来た、小さな水たまりだ。

 普段の自分の靴のサイズ一つ分、くらいの大きさのそこに、身体が入り込み、泥まみれになる。

 冷たい泥水に、巨大なカラスから受けた打撃。

 身体が悲鳴を上げる中、すぐ傍に浮かぶ、ドロドロの枯葉に捕まり、身体を可能な限り、泥水に浸す。

 旋回していたカラスが、ほんの数メートル先の土の上に、降り立ったからだ。

 きょろきょろと、黒い身体を左右に揺らし、小さな獲物を探している。

 なんでこんなことになったんだ……。

 いつも踏み越えていた水たまりで、息を潜ませることになるなんて思ってもみなかった。

 見つかったら食われる。頼む。諦めて、どっか行ってくれ。

 祈るような気持ちで、泥水に浮かぶ枯葉を握っていると、──ザクザク、と、工事現場のような地鳴りが聴こえてきた。


 暗がりの中、視線だけを、音の方へ見れば、公園の街灯に照らされた、白い巨大な人影が見える。

 それは、人間だった。

 ベージュのダッフルコートとタイトスカートのスーツを身にまとい、すらりと伸びた脚で、ヒールをかつん、かつんと、鳴らしている。

 大きすぎる上に、暗さでよく見えなかったが、ギャア、ギャアと、カラスが鳴き、「きゃあ」と人影が甲高い声を上げ、若い女性だと悟る。

 巨大な人間の襲来により、カラスは鳴き声を上げて、空高く、飛び上がっていく。

「夜にカラスなんて、珍しい。なんかあったのかな」

 歩きながら、女性が独り言ち、俺が潜む水たまりへと歩を進める。

 そして、途中で、足を止め、じっと、地面を見つめる。

「あ、ビー玉だ。懐かしい~。忘れ物かな。あー、これ狙ってたのかな」

 彼女が、タイトスカートから覗く、ストッキングで包まれた足を、惜しみなく晒しながら、膝を曲げて、地面にしゃがみ込む。

 公園の街灯が、ちょうど、彼女を照らし、ハーフアップにまとめられたアッシュグレーの髪と、柔らかな肌、ガラス玉のような大きな瞳を照らす。

 スーツ姿に反して、幼い顔立ちに、状況も忘れて、一瞬、目を奪われる。

 あ、あの人、知ってる。

 たまに駅までの同じバスに乗るひとだ。

 あんな声だったんだ。

 そんなことを考えた後、ハッと我に返る。

 白魚のような手が、赤いビー玉へと触れようとしている。

 俺は、泥の水たまりから、小さな身体を這い出し、あらん限りの声をあげた。

「──それに触るな!!」

 彼女が、ビクリと、身体を震わせた後、俺が潜む水たまりへと、目を向ける。

 ぱちくり、と瞬きをした後、目を凝らし、そして、じりじりと水たまりへ、身をかがめながら近づいて来る。

「にん……ぎょう……?」

 大きな瞳と思いきり、目が合う。もうごまかせない。けど、仕方がない。

 彼女が、水たまりの前に、膝をついてしゃがみ込む。

 細長い指先が、泥まみれの小さな俺を、恐々と触れて、手が泥まみれになることもいとわず、両手で拾い上げる。

 ぽたぽた、と泥水が、指先を汚していく。しゃがみ込んだ女子に持ち上げられただけなのに、かなり高い場所に来た感覚が消えない。

 じっと、大きな瞳が俺を見つめた後、艶やかな唇が、そっと開く。

「……生きてる……の?」

 巨大なカラスに命を狙われていた危機を脱して、身体は安堵しているが、正直、別の意味で、鼓動が高鳴っている。

 好みの容姿の女子を、こんな至近距離で見るもんじゃねえな、と思う。

「そのビー玉に触ると、身体、縮められるぞ」

 伝える忠告に、喋ったぁあああ!? と驚き、手を滑らせそうになった彼女の袖口に、小さな手でしがみついた。


 *


 とまあ、それが、今日の夕方に起きたことだ。それは憶えてる。

 それが、どうしてこうなったんだ。

 滝壺クラスの水音が背後から聴こえる。浴槽にお湯を溜めている音だ。

 俺は腕を組み、足元を睨む。

 プラスチックの枠組みで出来た脱衣かごが見える。白いカゴの縁が、今の俺には、もはや、陸上トラックにすら思える。

 その中を埋め尽くすように、巨大な、通常の人のサイズの女性もののパジャマと下着が置かれている。

 その上に、ちょこんと、どこからともなく調達されてきた、人形用らしき、小さな寝間着グッズが置かれている。

 きゅッ、と水栓が閉じられる音が聴こえ、浴室から、ひょこり、と、彼女、──那月が顔をのぞかせる。

「ねえねえ。入浴剤、桜の香りとヒノキの香り、どっちがいい?」

 満面の笑顔で個包装された粉末状の入浴剤を見せられる。

 おすすめは桜だけど、男の子ってそういうの好きじゃないのかな、と言われて、自分が男とカウントされていながらも、ある意味カウントされていないのを、改めて痛感させられる。

「……あの、那月……サン?」

 通学途中のバスと駅で、たまに見かける程度だった彼女に、こうして名前を呼ぶ日が来るとは思いもしなかった。

 それも、バスルームで。

「なあに?」

 こちらのそんな内心など、全く、考えもしていないのであろう、無邪気な顔をしたまま、年上の彼女が、浴槽に入浴剤を入れた後、浴室にしゃがみ込んだまま、幼い声を上げる。

 冬のダッフルコートと、スーツの上着が取り払われ、白いシャツに、タイトスカート。そこからのぞく、ストッキングに包まれた脚。ハーフアップにまとめていた薄墨色の髪は、鎖骨の辺りまで、おろされている。

 しゃがみ込んだのは、脱衣かごの上に立つ、背丈、わずか八センチ程に縮んだ俺に視線を合わせるためだからだろう。

 そうだとは思うが、ストッキングを履いた長い脚が無防備にさらされていて、目のやり場に困る。

 物理的にも大きな瞳から、ちらりと目線を反らし、なんとか口を開く。 

「本当に、風呂、いいのか?」

 泥まみれの小さな俺を拾い上げた彼女は、俺をこうして縮めた原因であろう、赤いビー玉を、果敢にも間接的に触れながら拾い上げ、ひとまず、ビー玉と共に、俺を、こうして彼女の一人暮らしのマンションへと連れてきてくれた。

 ローテーブルの上に、タオルハンカチを置き、その上に、ビー玉と小さな俺を乗せ、那月が見守る中、色々と確認したものの、何も、変化が起きない。どうしたものかと途方に暮れていた時に、彼女が提案したのが、「とりあえず、お風呂でも入って、泥まみれの身体と服、なんとかしよう」だった。

 正直、今は暖かな室内にいるとはいえ、冬場に、全身泥まみれで、こんなわけの分からん状況下に置かれ、心身共に冷え切っていたので、ありがたすぎる申し出ではある。あるのだが。

 空になった入浴剤のパッケージを、くるくると細めて、おみくじのように結ぶ彼女が、にこりと笑う。

「もちろん、いいよ。ゆっくりお風呂入って、まずは身体、休めよう。寒かったよね、遅くなってごめんね。泡ぶろとか出来たら、もっと楽しかったんだけど、買っておけばよかったなあ。残念~」

 無邪気に、そんなことを言う彼女に、自分の中の疑問が、一般的なものなのか否か、自信を無くしそうになる。

「いや、その……、そっちもありがたいんだけど、そうじゃなくて」

「?」

 彼女本人に自覚がないのか、社会人と学生による経験の差なのか。

「俺と、ほんとに風呂、一緒に入るのか? 別に、小さい容器にお湯入れておいてくれたら、一人でも全然」

「そんな危ないよっ。シャンプーとかボディソープのボトルだって、今は君より大きいし、何かの間違いで流されそうになったら大変だし」

「…………、いや、そりゃ……、そこはそうだろうけど」

「それに、私も一人だと、ついシャワーで済ませちゃうことが多いんだよね。なかなか、お湯張ってお風呂まで入らなくて。久しぶりだからちょっと楽しみ」

 うふふ、と笑われて、どこまで人のこと、男だと意識してないんだよ、と思う。

 アシストなしでは入れない状態だからって、人のこと、意識しなさすぎだろ。お前、これ、元のサイズの俺相手でも同じこと出来るのかよ。……出来たらどうしよう。

 うーん、とうなっているうちに、那月が、浴室から脱衣所へと戻って来る。

「じゃあ、ゆっくりお風呂はいろっか」

「……お、……おう」

 なんの疑いもなく、満面の笑みを浮かべる那月に、小さく返事をする。

 まあ、でも、俺は確認取ったし、しゃあないよな。

 本人がいいって言ってるんだし。実際問題、俺、いつまでもこんな泥だらけでいるわけにいかねえし。

 とりあえず、身体さっぱりさせて、こんなわけわからん状態を、一刻も早く解決しないといけないわけだし。

 うん、しゃあない、しゃあない。これはもう、一緒に風呂、入るしかねえよな。

「ついでに今日着てる制服も洗っちゃおうね」

「あー、そうだな。助かる……って、何、脱がそうとしてるんだよ」

 脱衣所のかごの上に立つ俺に、那月がしゃがみ込み、大きな指先を伸ばすので、慌てて距離をとる。

 バランスを崩して、かごの中に、落ちそうになるのを、必死で、小さな足に力を入れて、体勢を整える。

「え? あ、そっか。服は自分で脱げるよね」

「当たり前だろ……っ」

 自分の小さな顔の先で、那月の大きな指の腹がかすめたことに、想像以上に、ドクドクと鼓動が鳴っている。これはあれだから、生命の危機を感じたそれだから、と自分に言い聞かせる。

 落ち着け、俺。

「えへへ、ごめんね。なんか、誰かとお風呂入るのとか久しぶりだから」

 言いながら、那月が立ち上がり、首元のブラウスのボタンをぷつり、と外していく。

 その光景も、なかなか目のやりどころに困るのだが、聴こえた内容に、内心、エッ、と耳を疑う。

 誰かと風呂入るの久しぶりって……。えっ。こんな風に風呂、誰かと一緒に入ったことあるのか?

 誰と? 彼氏と? 久しぶりってことは、元カレと?

 そりゃまあ、社会人だし、彼氏なり、元カレなりいるのは、不思議じゃないけども。

 いや、たまに、満員のバスや電車で見かけたとき、指輪してるかな、くらいは正直、見たことはあったけれども。

 いやでも、こんな、幼げ天然系のくせして、シュッと彼氏と風呂入って、服、脱がせあったりするか? いや、逆に、押しに弱くて、彼氏に言われたら色々、やったりするかもしれん。

 それがきっかけで、今、こうして、何ら疑問を持たず、行きずりの男子高校生と風呂入る彼女が爆誕したとか、そういう……。

 一瞬で、そんなことを、悶々と考えているうちに、那月は、白いブラウスのボタンを外し終わり、バサリと、脱ぎ捨てる。


 モスグリーンのブラジャーが、肌の白さを際立たせるように、視界に入る。肩紐が、肩から鎖骨、乳房の曲線を強調するように流れ、柔らかそうな乳房がカップから飛び出すのを食い止めるように、ブラジャーのカップに繋がれている。

 こちらの目が釘付けになっていることに、気にも留めないのか、今の身体が小さすぎて視線に気付きすらしていないのか、那月は服を脱ぐ手を止めない。

 くびれた腰の左に両手を添え、タイトスカートのファスナーのホックを外す。細い指先で、ジー、と音を立てながら、ファスナーを下ろし、ぱさりと、タイトスカートを床へと落とす。ストッキングをまとった足と、ブラジャーと同じ色のショーツが、露わになる。

 すらりと伸びた脚の全貌と、白い柔肌の腿がストッキングに押し寄せられている。今の自分の全長と大差ない高さの布地が、彼女の丸みを帯びた下腹部を覆っていて、自分の小ささを思い知らされると共に、目の前の光景の破壊力にくらくらしてしまう。

 白い指先がストッキングと太ももの間に入り込み、するすると、ストッキングをずらし、素足を晒していく様から、目を離せないでいると、頭上から声が降り注ぐ。

「そうだ、制服は、中で一緒に洗った方がいいよね。流れちゃうと大変だし。中で脱ごっか」

 提案に顔をあげれば、那月が、ちょうど、背中に両手を当て、ブラジャーのホックを外しているところだった。

 もはや、制服の洗濯どころの話じゃない。じっと、見つめたまま、うなずきも返事もせずにいると、特に気にすることなく、那月が、するりと、ブラジャーを取り外す。

 押さえつけるものをなくした、彼女の柔らかな胸が、たゆん、と大きく揺れた後、ふるふると小さく震える。

 果実のような桃色の乳頭が、振動を示すように、上下に動いている。

 くびれのあるウエストを、ひねり、那月が、唯一、身に着けている、ショーツに手をかけ、するすると、脱いでいく。

 ぷくりと膨れ申し訳程度にアンダーヘアを生やした下腹部が、太ももに寄せられてあらわになる。

 那月は、白く柔らかな双丘をわずかに揺らして、脱いだ衣服を、洗濯機に中に入れた後、今更のように、胸元に、フェイスタオルを当て、こちらに近づく。

 右手でタオルを押さえたまま、身をかがめ、左手のひらを脱衣かごの枠、つまり俺の足もとの傍に添えさえる。

「はい。お待たせ。お風呂はいろ~」

「……ッ」

 小さな俺に目線を合わせるべく、身をかがめたことで、必然的に、胸が寄せられ、巨大な谷間が出現している。

 これと一緒に風呂って、色々と身体が無事で済まない気しかしない。

「どうしたの? 泥だらけで、身体冷えちゃった? 早くあったまらないとだね」

 那月の大きな指先が、小さな俺の首根っこを、ひょい、と摘まみ上げる。

「ぅ、わっ、ちょッ、那月」

「お風呂お風呂~!」

 暖かな手のひらに乗せられた後、那月は楽しそうに鼻歌を歌いながら、ぱたり、と浴室の扉を閉めた。


 *


 首根っこの支えがなくなったと思った途端、小さな身体が重力に従って落下する。

 ぽとり、と落とされたのは、洗面器の中だった。

 ゆっくりと立ち上がるも、洗面器の縁が、今の俺の高さより高い。湯桶の向こう側に、ボディソープやシャンプー、リンスの容器の上部が少し見えた。

 背後の、遥か上空で、ごそごそと、大きな那月が動く気配を感じる。

 一糸まとわぬ彼女が、後ろにいるのか、と、ごくりと息を呑む。きゅっ、と高い蛇口を動かす音が聴こえたかと思うと、温水が勢いよく、頭上から降り注いできた。

「ぶわぁああっ!?」

 シャワーによるお湯は、もはや、土砂降りの雨のような勢いで、泥まみれだった制服を、あっという間に水分で重くし、制服についたままだった泥が、洗面器の底に溜まっていく。

 水浸しの黒髪が視界を塞ぐので、手の甲で退かす。お湯を限界まで含ませた学ランが、もはや鎧のように重たく張り付いている。

 足首から、脛あたりまで、温水が溜まったあたりで、俺は、洗面器の側面に、小さな手をつき、声をあげる。

「那月! ちょ、これ、溺れる!! 息できないから!」

 力の限り張り上げた声だったが、今の大きさで叫んだところで、声量が小さいのか、シャワー音でほとんど内容が聴こえなかったらしい。

 那月が、くるりと、シャワーを洗面器の外へと向きをずらしてから、「えー?」と呑気な声を上げる。

「あれ? ちょっと熱かった? ごめんね」

 見当違いの謝罪を入れられた後、那月の白く長い腕が、頭上を横切る。

 マフラータオルでも通り過ぎたくらいのサイズ感に、思わず、身構えていると、那月の手が、がしょがしょと音を立てて、ボディーソープを手のひらに乗せる。

 そして、その大きな手が、俺の入った洗面器へと入れられる。

 泥とソープが、ぐるぐると、足元のお湯に混ざり合っていく。

 大きな水流に、足元を取られ、ぱしゃん、と洗面器の中で、尻餅をつく。手首と腰元が、お湯に浸される。

 泥と石鹸の匂いに煽られながら、頭上を見上げると、大きな大きな那月が、両膝をくっつけて、踏み台に座り込み、洗面器へと、片手を突っ込んでいる。

 灰色のロングヘアは、大きなヘアピンで、うなじを見せるように、アップされていて、那月は後れ毛を、耳へとかきあげる。ぽたり、と、頬から鎖骨、胸元へと、しずくが流れ落ちていく。

 すげー綺麗。

 こんな風に、裸、拝める日が来るなんて、思ってもみなかったな。

 なんてことを考えていると、ぐらり、と座り込んでいた洗面器が傾く。

「ん? って、うおわっ!?」

 ざばり、と洗面器の中のお湯が捨てられ、それと同時に、俺の小さな身体も、浴室の床へと投げ出される。

 お湯の勢いと、石鹸のぬめりで、小さな身体が、排水溝へと滑っていく。

「だーッ、流される!!」

「あーっ! ごめんっ、間違って、一緒に流しちゃった」

 那月の、割と命に関わるうっかり声を聴きながら、浴槽と排水溝の隙間で、俺は勢いよく、両手を突き出し、浴槽の壁を掴む。

 真下を見れば、大きな網目で出来た排水溝のフタの下に、ごぽごぽと音を立てながら、石鹸水が流れていくのが見える。

 あの中に紛れて、下に落ちたら、もうきっと助からない。

 ゾッと、していると、那月が、慌てて、俺の小さな腰元を、大きな親指と人差し指でつまみあげ、救出する。

「ごめんね。良かった、流されちゃわなくて」

「いや、もう、ほんと、気をつけろよな」

 意外と雑な扱いに、状況も忘れて、思わず言うも、那月は、再び俺を、洗面器の中に置いて、しょぼんと申し訳なさそうな顔をする。年上のはずの彼女が、大人に叱られた子供のような顔をして、そのギャップがなんとも、煽情的だ。

「ほんとにごめんね。……あっ、そうだ」

 彼女は、浴室の中で、すっくと立ちあがり、浴槽の真上に取り付けられたつっかえ棒に手を伸ばす。

 そこには、小さなフェイスタオルが干されていた。

「排水溝のフタの上に、タオル置いておくね」

 そう言いながら、浴槽の縁に片手を添え、つっかえ棒に干されたフェイスタオルの先へと、もう片方の手を伸ばす。

 すらりと伸びた脚が、ぴん、と伸ばされ、白い背中が反り返り、柔らかな胸が、ぷるりと揺れ、乳房と乳首から、ぴちょん、と水滴が浴槽へと落ちる。タオルを取るのに苦戦する彼女が、身体を更に伸ばそうと、上下に動く。桃のように、艶やかで透き通った柔肌の双丘が、こちらを誘うかのように、連動して、ふるりと揺れる。

 こんな小さな身体でなければ、そのくびれた腰と柔らかな尻を一思いに掴み、欲のまま、犯してしまっていただろうに。

 那月が、フェイスタオルを掴み、手元で小さくたたんだ後、排水溝の上へと被せる。

「これで大丈夫だね。安心してね」

 微笑みながら、那月が、バスチェアに座り、俺へと両手を伸ばす。

「ほら、早く脱いで。制服洗っちゃうよ」

 身体の周囲に、傘の柄のように長く大きな指が、十本。俺の周りで待機している。

 その巨大な指の先、手のひらの向こう側。那月の大きな胸を見つめたまま、俺は無言で、制服の学ランのボタンを外していく。

 俺の小さな腕から引き抜くように、那月の白い大きな指が、俺の学ランを受け取り、大きな手のひらの上に乗せる。

 ぽたぽた、と、俺の顔から、小さな雫が落ちていく。

 大きな那月の瞳が、次の服が脱がれるのをじっと待っている。

「泥水、いっぱいかかっちゃって、大変だったね」

 白いシャツのボタンを小さく外していく俺を見ながら、那月が大きく呟く。

 年上の一糸まとわぬ女子の前で服を脱ぐ、という、これまでの短い人生では該当データのない体験に、色々と限界が来そうな中、シャツとインナーシャツを脱ぎ捨てる。

 上半身の肌が露わになったのに、ちっとも身体は冷えない。

 足元の大きな洗面器にはられた湯のせいか、煽情的な大きな彼女を前にしているからか。

 学ランのスラックスの留め具を外したところで、那月が、大きな指の腹を、俺の鳩尾あたりに添わし、ビクリと身体が震える。

「ッ!? なんだよ!?」

「あ、ごめんね、急に。怪我してるのかなって思ったんだけど、泥がついてただけだったみたい。よかった~」

 柔らかな指の腹が、ぷにぷにと、俺の小さな素肌の腹と胸部を撫でていく。

「~ッ」

 那月は、声なき声を上げるこちらを気にせず、大きな指先を、小さなスラックスの端にひっかけ、ずりずりとずらしていく。

「オイ、脱がすな!」

「だって、泥水、染みになっちゃうよ。早く洗って、お風呂入ろうよお。身体、冷えちゃうよ?」

 冷えるどころか、熱くなる一方なのだが、那月は、大きな力で、こちらのスラックスを引っぺがす。

 反動で、お湯の溜まった洗面器の上で、俺が下着一枚で尻餅をついていると、那月が、ぽいとスラックスと、手のひらに持った小さな服を、洗面器の中に入れる。

 那月は、大きなボディソープボトルから、とろりと石鹸液を出すと、大きな手で泡立てた後、泡まみれの手を、小さな俺へと伸ばしてきた。

「うぶふぅおッ!?」

 八センチの小さな身体は、彼女の手にすっぽりと入ってしまう程の小ささで、暖かな手と、ぬめりのある洗剤と泡で、簡単に洗われてしまう。

 彼女の細長い、十本の大きな指が、うねうねと動き、俺の小さな全身を包み、撫で上げて洗っていく。

「はぁっ、はぁ……、那、月……っ!」

 ドクドクと、一枚の、湯と泡まみれの布の下で、欲熱がうねりを上げる。

 那月は、鼻歌を歌いながら、両手を組み、隙間から小さな俺の頭をのぞかせる。

 大きな二本の親指が、俺の泡まみれの両頬を、ぷに、と突いた後、するりと、親指が下を向く。

 そして、下着をずるりと脱がし、洗面器の中へと落とした。

「は……っ、はぁ…っ」

 パシャン、と小さな水音が、宙を浮いた足の下で響いた。

 那月の大きな細い指先が、柔らかな手のひらが、俺の小さな裸体を、直で包み込んでくる。その上、ぐにぐにと、粘性の強いボディソープをすり込むように動かしている。八センチに縮んだ小さな身体は、火が付いたように熱を持ち、酸欠状態のように、激しく口呼吸をする。

「ッぁ、ハァッ、待っ、那月……ッ、俺……ッ」

「ふふふ。泥水、冷たかったよね。いっぱい洗っておこうね~」

 那月の大きな指が、目の前に、ぬっと現れる。

 泡と白いボディソープの粘液をまとったその指は、俺の小さな頬を撫で上げた後、ぬるりと、小さな首筋を撫で、耳の後ろとうなじを、同時に、ぷにぷにと遊ぶ。

 湯と泡でべとべとに濡れた小さな髪を、指の腹が、撫でて、泡立てていく。

「はぁ……っ、ぅあ、ッツ、那月っ」

「あっ、痛かった? ごめんね、もうちょっと力抜くね」

 より一層、ゆるやかな力で、ゆっくりと全身を指で撫でられ、俺の小さな身体は、熱を上げるばかりだった。

 巨大な泡と塗りたくられたボディソープの影で、そそり立つ陰茎は、硬度と唸りを増していく。

 那月は、性格なのか、体格差ゆえなのか、こちらを気にすることなく、大きな手のひらに、俺をうつ伏せに預ける。

 柔らかで大きな手のひらに、泡まみれの下腹部と陰茎を押し付けることになり、俺は、大きな指に思わず口を押し当て、全身に力を入れて耐える。

「ふぅッ、ぐ……っ!」

「どうしたの? 背中、痛いの?」

 那月の大きな指が、石鹸のぬめりと共に、俺の小さな背を、指の腹でなぞっていく。

 それと同時に、手のひらにうつ伏せにされた小さな身体は、接合面への圧を増していく。

「~ッ、違っ、ハァッ、もう背中、押すなっ……!」

 熱い呼吸の狭間で、なんとかそう言えば、那月は何を思ったのか、少し悪戯めいた顔をして笑う。

「なあに? 背中、もしかして、くすぐったがりなの? こしょこしょこしょ~」

 そして、大きな指の腹が、小刻みに動きながら、背中のあちこちに移動する。

「うぁッ!? ばッ、やめ、ひぃっ」

 背中越しに大きな振動を受け、那月の指の間に顔を突っ伏し、息を漏らす。

「あはは。本当に、くすぐったがりなんだね」

 硬い熱源の先端からは、とろりと先走る液が溢れ、那月の手に、小さな一滴の汚れを堕とす。

 しかし、那月は、微量の欲に富んだ粘液が付着したことに気付くこともなく、大きな指を、俺の小さな頭に押し付け、俺は、息苦しさに、咽るような呼吸をする。

 ──死と性欲が交互に来て、頭、死にそう。

 那月の大きな指が、俺の小さな両脚を割り、内股に潜りこみ、俺は、力を振り絞って、顔を上げる。

「那月……っ、ちょっ、さすがにそこは……」

「え? なんで?」

 那月は、きょとんとした顔をして、右手の平に寝かせた俺を、大きく覗き込む。

 大きなヘアピンで束ねたアッシュグレーの髪の後れ毛から、ぽたりと大きな雫を落としている。

「マッサージみたいに、全身ほぐしたら、楽になるかなあって思ったんだけど……」

 俺は、一瞬、那月の大きな手に包まれたまま、考える。マッサージ……。全身を……。絶対、身体もたんわ。

 俺の沈黙をどう捉えたのか、那月は、少し不安げに、小さな俺を覗き込む。

「嫌だった?」

 那月の頬から雫が伝い、白い柔肌へと落ちる。透明の粒が、ころころと、那月の胸元の谷間へ吸い込まれていく。

「……ッ、嫌なわけないけど、その……、さすがに身が持たないっつうか……」

 ぼそぼそと言葉を足せば、那月は、「そっかあ」と分かったのかどうか分からない返事をする。

「じゃあ、ちょっとここで休憩ね」

 そして、小さな俺を、那月の大きな膝の上に、上向きで寝かせられる。

 ぴたりと閉じられた那月の柔らかな太ももは、大きな谷間と化していた。俺は、その狭間に腰を滑り落とし、身体をVの字に曲げるようにして、那月の大きな太ももに座り込む。

 小さな両脚を、彼女の大きな太ももに乗り上げるように座り、ヒートアップした身体全身に、素肌のぬくもりと柔らかさを感じる。

「那月……っ」

「えへへ。これだと、ちょうど椅子みたいで休めるでしょ」

 休息の意味をまったく分かってない。

 泡だらけの小さな身体を、大きな太ももの谷間で滑らせながら、なんとか体勢を整えようとしていると、那月が「そうだ」と上空から声を降らす。

「冷えちゃわないように、お湯入れておくね」

 那月は、大きな両手を湯船に伸ばし、お湯をすくい上げると、俺が座り込む那月の腿の狭間へと、湯を落とす。

「ぅわ……っ」

 那月おすすめの桜色の湯が、花の香をまといながら、小さな俺の身体を濡らした後、那月の内股の狭間に、小さな湯の泉を作り上げていく。

「どう? 源泉かけ流し~。君専用の、小さな温泉みたいでしょ」

 上空を見上げれば、那月は、透き通る瞳を細め、得意げに笑われる。

「……どこにお湯、溜めてんだよ」

 なんとかぽつりと呟いた声は、小さすぎて聴こえなかったらしい。

「今の内に、制服洗っちゃおう」と、那月が、上半身を動かし、背筋を伸ばす。反動で、柔らかな胸が、ぷるりと揺れるのを目の当たりにして、思わず、しばし見つめる。クソ。せめてもう少し俺がデカければ。わしづかみにでもしてやるのに。

 ちらりと、視線を更におろしていく。

 くびれたウエストに、美しい曲面を際立てるへそが、頭上に見える。

 彼女の膝の上に乗せられているというのに、へそすら、辿り着くのが困難だ。

 室内の蒸気に、太ももに溜められた湯、そして彼女の体温に浸された小さな身体が、熱欲を鎮めるわけがなく、俺はちらりと真横に目を向ける。

 桜色の湯に、那月のぷくりと膨れた下腹部が、無防備に浸され、わずかに生えたアンダーヘアが、湯に揺れている。

 ほんの数歩先のそこに、少しでも、この小さな身体で触れたら、彼女はどうなるのだろう。

 と、そこまで考えたところで、ぐらりと、身体を預けていた膝が傾く。

「うわッ!?」

 太ももの狭間に溜められたお湯は、傾斜に従い、下腹部近くの内股から膝先へと流れ、俺の小さな身体も押し流されていく。

「ちょッ、ヤバイ、流される!!」

 小さな手と脚を、那月の膝先へと伸ばし、小さな身体で踏ん張っていると、上空に影が差し、「ん?」と見上げる。

「だッ!? うおッ」

 物理的にもサイズ的にも大きな胸が、上空からこちらに迫ってくる。と気付いた次の瞬間には、もう、那月の巨大な胸に、上から覆いかぶされる。

「ふ、ぶぅうっ!」

 恐ろしく柔らかで、暖かな、今の自分の何倍もある那月の胸に、顔も、腕も、腹も、脚も、熱を帯びた下腹部でさえも、プレスされる。

「んん、んーッ!!!」

 全身に、桁違いの甘い刺激を受けながら、少しずつ、体内で酸素が不足していく。

 小さな腕をもぞもぞと、わずかな隙間を求めて、文字通り、必死で動かす。

「お洗濯~、お洗濯~。わあ、制服、ちっちゃいねえ。って、──きゃぁぅんっ!?」

 那月は、大きな胸を、ぶるん、と震わせて、上半身を僅かに起こす。

 バスチェアに座りながら、上半身を膝に寄せるような体勢のまま、那月は、膝でぐったりと横たわる俺に声を上げる。

「わあ、何、何?! もぞもぞ動いたら、くすぐったいよお。びっくりした」

「……っ、何じゃねえよ。潰されるかと思ったっつーの」

 息も絶え絶え言うが、那月は、むう、と頬を膨らませたままだ。

「私、そんなに重くないよお」

「いや、重いっつうか、デカいっつうか……。体格差、考えろよ」

 思わずそう言えば、那月が、今度は、急に頬を赤く染め、手の甲を口元に当てる。

「デっ、デカいって、なにそれ、どこ見てるのっ」

 那月が、慌てながらもう片方の手で、乳房を隠す。

「今更、何言ってんだよ。お互い、服も着てねえのに」

 あと胸以外もデカい。

 那月の膝に、熱い小さな身体を預けたまま言えば、那月が、口を尖らせて声を出す。

「だって、身体が小さいとあんまり見えないから、いいかなって思ったんだもん」

 那月の大きな白い指先が、俺の小さな顔に伸びて、指の腹で頬を撫でられる。

 俺は、その大きな指に、小さな手を添えて、指先の向こうに見える、巨大な那月を見上げて、睨む。

「お前はそうだろうけど、俺は違うだろ」

「え?」

 那月が不思議そうに首をかしげ、濡れた髪先から、ぴちゃりと雫が落ちる。

「だから、俺にとって、今の那月は、すげー巨大な、ビルとかタワーみたいなサイズなわけであって……」

 数秒間、那月が沈黙した後、ぐわっと赤面し、そして、膝に置いた小さな俺に顔を近づける。

「ままま、待ってよ、それじゃ、ずっと、私、すっごく大きな裸、見せちゃってたってこと!?」

「今、気付いたのかよ……。相手の視点に立てないタイプ?」

「相手が小っちゃくなっちゃうことなんて、初めてだもん。わかんないよ、そんなの」

 那月が、顔を真っ赤にしたまま、そう言った後、大きな瞳をちらりと横に反らす。困ったように、眉をハの字にしてから、再び小さな俺と、目を合わす。頬がリンゴのように赤く染まっている。

「……、私とお風呂入ったって、絶対ないしょだからね」

 恥じらいを覚えた彼女の、破壊力の高い表情に見惚れていると、大きく広げられた両手が、小さな俺へと伸びて来る。

「那……っ」

 声を上げる間もなく、あっという間に、大きな両手が俺をすくい上げ、ゆっくりと持ち上げていく。

 ぽたぽたと、那月の大きな指の隙間から、湯が零れ落ちる音が聴こえる。大きな両手に寝かせられた俺は、じっと、こちらを見つめる大きな那月を見上げる。

 巨大な捕食者に見つかった獲物、というよりは、何かの間違いで、荘厳な別世界の者と対峙しているような気さえする。

 大きな那月が、ふわりと笑みを浮かべる。

「じゃあ、今度こそ、洗ってあげるね」

 泡とボディソープにまみれた大きな手が、俺を包み込んだ。


「ふぅぁぐッ、はぁっ、はぁッ」

 ぬるぬるとした大きな指が、小さな身体にからみつく。大きな泡が、身体にまとわりついていく。

「那月、もうやめ、ッはぁ」

 大きな那月の片手の上に寝かせられながら、声を出すも、那月はおかしそうに笑うばかりだ。

「なあに。恥ずかしいの? 君だって、私の裸見たんだから、おあいこでしょ。ちゃんと優しく洗ってあげるから文句言わないの」

「そういう問題じゃな、──ぅあぁあっ!」

 那月の大きな人差し指が、脚の間を割って入り、ぞわりと身体が震えあがる。

 大きな手のひらの上で、背を反らし、身体から泡が流れ落ちる。

 那月は、大きな指先で泡をかき分け、俺の小さな下腹部に辿り着く。

 ぷくりと硬度の増した陰茎を、大きな指の腹でゆっくりと押す。

「~ッ、ぅ」

 思わず漏れた声を飲み込むように口をきつく閉じるが、那月は、指の動きを止めない。

 泡に埋もれた陰茎の形を指先で探るかのように、大きな指の腹で、ゆっくりと円を描く。偶然ではなく、明らかに狙った動きだった。

 高熱でぼやけていく目で、なんとか大きな彼女の瞳を見れば、恥ずかしさと僅かな悪戯めいた色を見せて、笑う。

「お風呂、気持ちいいね」

 大きな人差し指が、指の腹で陰茎を押さえつけたまま、ぐりぐりと左右に揺らす。

 那月の親指が、下方からぬるりと近づき、臀部と睾丸を持ち上げるように親指の腹でプレスされる。

「はぁっ、ぅあっ!」

 陰茎を押さえる人差し指と、睾丸と臀部を支える親指が、互いに引き合うように近づき、小さな身体に柔らかな圧を加えられる。

「ハァッ、那月、これやばいッ、待っ、ぅああぁっ!!」

 光が飛ぶ視界に、那月の大きな中指が映る。桜色の濡れた爪先は、目の前で止まることなく、俺の小さな口の中に入り込む。

「んんぐっ!!」

「ふふふ。大丈夫だよ。いっぱい気持ちよくなっていいよ。もっと見せて」

 ぐりぃ、と下腹部を挟む二本の指の圧が増し、指が左右互い違いに、素早く動かされる。

「んぶふう─ッ!」

 那月の大きな中指に、唾液を僅かに濡らして小さく叫ぶ。

 小さな身体が、かつてない程に、小刻みに震え始める。自分が向かう先が、絶頂なのか絶命かすら分からなくなるほどだった。

「ぅう、ぁあぁああ──ッ!!」

 大きな彼女の手のひらの上で、巨大な瞳に見守られながら、白い欲を小さく吐き出した。


 *


「ハァ……」

 巨大なプールのように広く深い浴槽の上で、半分ほどお湯を入れた透明のコップが、ぷかぷかと浮かぶ。その中で、体長八センチの俺は、膝を立てて座り込み、ため息をついた。

「どうしたの? のぼせちゃった? お水、足そうか?」

 湯船につかりながら、大きな那月が、コップの中を覗き込みながら、声を上げる。

「いいよ、これ以上足したら、沈むし、俺、息できなくな……って、待て、足すな!!」

 ぶくぶくと恐ろしい音を立て始めるコップの中で、慌てて立ち上がれば、那月の大きな指が差し出されるので、しがみつく。

 那月の細く長い人差し指に、抱き枕のように身体を添わせれば、那月が、くすりと笑い、大きな爪先で、下腹部を突いてくるので、小さく睨む。

「これ以上、人の身体にMを叩き込むな」

「エム? そんなつもりじゃなかったんだけど……、そっかー。私が大きいとそうなっちゃうんだね」

 自覚の足りない発言に、呆れていると、那月は、柔らかに笑い、小さな俺を見つめる。

「じゃあ、君が元の大きさに戻ったら、今度は普通にお風呂はいろっか」

「普通にって……」

 心臓が騒ぎそうになるのを、必死で隠しながら、言葉を紡ぐ。

「一緒に風呂入るような奴、いるんだろ」

「え? 誰それ」

「服、脱がしたりするって言ってたじゃん」

 人差し指にしがみつきながら言えば、那月がしばし沈黙した後、笑いだす。

「あれは、幼稚園に通ってる従妹の話だよ。実家にいた頃、時々、面倒見てたの」

「フーン……。そうなんだ」

 納得していると、身体を預けていた人差し指が上昇し、小さな身体が持ち上げられていく。

 ぽたぽたと、小さな雫が大きな湯船に落ちていく。

 湯に濡れた髪を頬にはりつけた、大きな那月が、穏やかな笑みを浮かべて見つめている。

 人差し指の上の俺と、那月の顔。すこしずつ、距離が縮まる。それは止まることなく、那月は、ついばむように、指に乗せた俺に、大きなキスをした。


 *

 

 タオルハンカチが敷かれたローテーブルの上で、赤いビー玉を蹴っ飛ばしていると、那月に「あぶない」と怒られた。

「もっと小さくなったらどうするの」

「それはさすがに困るな……」

 テーブルの上に立ち、赤く光るビー玉を睨む。

 明日の朝、もう一度、公園に行くしかないか。自力で行けないのが、辛いところだ。

 ふう、とため息をついて、ちらりと視線を、大きな彼女に戻す。

 いそいそと、一人分の布団と、その枕元に、小さな俺用のお手製簡易ベッドを、ハンカチやらタオルやらで作っている。

「早く普通のお布団で眠れるようになるといいね」

 那月が、どこか楽しそうに準備をしながら、さらりとそんなことを言うので、咽そうになる。

 畜生。絶対、一刻も早く、元に戻ってやる。


 その結果か否か、明け方には、無事、熟睡する那月の横で、元の大きさに戻るわけだが、それはまた、別の話である。


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更新予告(アンケート対応作品)

6月に、FANBOXで小説更新予定です!

タイトルは

「8センチに縮んだ俺が、社会人のお姉さんに拾われて、一緒に風呂に入る話」

です。

えっ、これはまさか…

そう、

2021年6月に開始したアンケートで、残り一個の未対応作品です!バーン


6月て!一年前やないか!

さすがに一年かかるとは思ってなかった。

あの時、一票を投じてくださった皆さん、お待ちいただいてありがとうございました。

いや、去年の冬くらいから、ちまちま書いてはいたんですけど、

ちょっと間が空いてしまって、まずい、一年越える……と、なって書き上げました。


冒頭の冬のシーンは、そういう裏事情のもと構成されています。


というわけで、

フルコンプリート!!!

アンケートご参加いただいた皆様、

作品を読んでいただいた皆様、ありがとうございました!

今回のお話も、楽しんでいただけるととてもうれしいです!


最近は、実験的にskebも始めましたので、

興味ある方は、こちらもどうぞ~

https://skeb.jp/@tagoshi6u



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[16672文字]五センチに縮んでしまった私が、男の先輩に虫取り網で捕まった後、オナニーに使われちゃう話


 時刻は、深夜二時近く。

 那月は、私立の魔法学校の学生寮を抜け、人の気配が消えた校舎へと忍び込んでいた。

 下校時間どころか、寮の消灯時間すらとっくに過ぎた校舎は、暗闇そのものだ。一階エントランスの、延々と続く長い廊下は、吹き抜けのガラス窓から差し込む、淡い月明かりだけが、足元を照らしていた。

 那月は、その薄暗い廊下で、じっと目を凝らす。今から向かおうとしている廊下の奥に、蛍のように小さく、血のように赤いライトが、浮遊しているのが見えた。

 ふよふよと、宙をさまよう、校内見回り用、警備ランタンだろう。

 あれは、光を向いた方角半径一メートル以内に入らなければ、感知されない。

 那月は、じりじりと、壁に身体を寄せ、警備ランタンの視覚に入らないよう、慎重かつ早足で、歩を進める。

 しゃれた石畳の床の廊下に、月明かりと、那月のシルエットが差し込む。


 ──この廊下を抜けて、地下一階に降りさえすれば、室内植物庭園に行ける。あと少しだ。


 那月は、石畳に映る影へと、視線を落としながら、廊下を進む。

 窓ガラスと柱の影が、規則的に続く中、ふいに、提灯の形をした影を見つけ、すばやくその場にしゃがみ込む。

 朱色のリボンを胸元にあしらった、灰色のワンピースタイプの制服を身にまとっていた那月であったが、今は、深夜二時。まったく人気がない。

 那月は、ためらわずに、その場に、四つん這いになり、廊下を進む。

 膝丈のワンピースは、那月に想定外のポーズを取られ、するすると、那月の尻から腰へとめくり上がっていく。

 那月は、すらりと伸びた素足を、月明かりに照らしながら、廊下を四つん這いで進んでいく。

 なんか、すごい格好しちゃってるけど……、誰もいないからいいいよね。

 ひとり、言い訳をしながら、那月は、進む。

 前へ、四つん這いで進むたびに、スカートは、どんどんめくり上がり、後ろから見ると、柔らかな双丘を包む淡いピンクのレースショーツが丸見え状態だった。

 どこかで、窓が開いているのか、隙間があるのか、那月が、深夜に一人で晒している尻に、夜風が、ふわりと撫で上げる。

「ひゃん……ッ」

 那月は、ビクリと身体を震わせ、その場で内ももを合わせ、小さく声を上げる。

 慌てて、四つん這いのまま、上空を見上げるが、警備ランタンは、声を認識していないのか、特に作動することなく、ふよふよと動いたままだった。

 ほっと、安堵して、那月は、四つん這いで、警備を突破する。


 *


 地下の階段を下りて、すぐに、フェンスで出来た扉が、那月を迎えた。

 もう警備ランタンも見当たらない。

 那月は、灰色ワンピースの制服姿の身体を、べちゃりと、フェンスに押し付ける。そして、フェンスに、手足をかけ、よじ登り始めた。

 膝丈のワンピースが、艶めかしい脚をさらけ出すことも厭わず、ガシャガシャと、フェンスをよじ登る。

 頂上に達すると、フェンスの上に跨り、大胆に、足を上げ、ショーツをのぞかせながら、フェンスの向こう側へと移り、そして床へと飛び降りた。

 パラシュートのように、ワンピーススカートを広げながら、那月は、落下していく。淡いピンクのショーツが、レースと、小さなリボンを、強風で揺らしながら、さらけ出される。

 ストン、と床に降りた後、那月は、迷うことなく、前を向き、そして、笑みを浮かべる。

「やっと、着いた! 室内植物庭園。よしっ、さっさと回収しちゃおう」


 タッと駆け出す先は、室内ながら、体育館ほどの広さの庭園を誇り、あらゆる植物が生息していた。

 植物工場かのように、床一面は、芝生と人工砂利が敷かれ、壁は、シダ植物だの毒々しい花だの、絡み合った樹木だので覆われている。

 植物を育てる関係なのか、暗い校舎と一転して、庭園は昼間のように人工照明で明るく照らされていた。

 那月は、植物の迷路のような道を、突き進み、やがて、あらゆる木の実をつけた樹木へと辿り着いた。

「あった、ラズベリー」

 でこぼこの赤い実をつけた細い樹に近づき、那月は嬉しそうな声を上げる。

 そして、その一つを、ぷつりともぎ取る。

「これで、明日の課題、なんとかこなせる……。良かったあ」

 次の日に控えた、実技の授業で必要な素材だ。

 本来であれば、事前に、裏山で採取するか、街に降りて購入すべき代物だが、前日の夜に思い出した那月は、こっそり、校内の備品で代用することに決めたのだ。

 校内植物庭園は、一切の採取を認められていないし、何よりこんな時間にうろちょろしている時点で、バレたら、ただでは済まないのだが、バレなければ、明日、無事に実技の単位を得られるのだ。背に腹は代えられない。

 歴代の寮生による、夜中に校内に忍び込んだ時の記録を、こっそり読んでおいて本当に良かった。

 よし、採取したし、帰ろう。

 那月が、踵を返した時だった。

 カチリ、と天井で音が聴こえたかと思うと、上空から、大量の雨が降り出してきた。

 ザアアアアア。

「きゃああああ!?」

 バケツをひっくり返したかのような、容赦ない液量に、那月は、あっという間に全身ずぶ濡れになる。

 驚きのあまり、採取したラズベリーも、地面に落としてしまった。地面にできたばかりの水たまりに、木の実が水紋を作っていく。

 那月が、両手を顔に当て、大雨に耐えていると、急に雨はぴたりと止んでしまう。

 ずぶ濡れの那月は、柔らかなロングヘアも、すっかり水浸しで、顔にはりついてしまっていた。

 灰色の制服ワンピースも、水の重みで膨らみをなくし、肌にはりついている。

「ひゃあ……。濡れちゃった。水やり、深夜にしてたのかなあ」

 那月は、泣きそうな顔をしながら、全身を見渡していると、周囲の植物が、キラキラと輝き始める。

 不思議に思っていると、植物は、浴びたばかりの水を吸い上げるかのように、水浸しの姿から、通常の姿へと戻っていった。

 足元に出来ていた水たまりも、ゆっくりとフェードアウトし、元の乾いた地面へと変化していく。

「もう水、吸収しちゃったの?」

 那月が驚いていると、今度は、自身の身体がキラキラと輝き始めた。

 那月の濡れた髪と服、身体、全てから、水蒸気のような輝きが、上空へと舞い上がっていく。

 ドクンッ、と那月の身体が、熱くなる。

「ふぁっ!?」

 那月は、ふらりと眩暈を感じた。

 少しずつ、那月の全身は、周りの植物と同様に、浴びたばかりの水分をなくし、乾き始めていた。

 しかし、那月は、元に戻るのではなく、それと同時に、少しずつ、身体を小さく縮め始めていた。

「ひゃ、ひぁっ!? な、何……っ!? 樹と草が、大きくなっていってる!?」

 全身が熱い。

 熱で、蒸気を飛ばしているのだろうか。それとも、液が、体内に溶け込み、何かの魔法が発動しているのだろうか。

 ぐんぐんと、大きくなる周囲の様子に、那月は戸惑うが、地面に落としたままだった、ラズベリーもまた、どんどん大きくなり、那月のサイズに近づいて来るのを見て、那月は、ようやく、変化しているのは、自分自身だと気付く。

「や、やだあっ、なんで、私、小さくなっていってるの!? やだやだ、止まって! きゃああああああっ!!!」

 熱を上げたまま、那月は、縮み続け、そして、ぽすんと地面に尻餅をついた後、地面に倒れ込む。

「ハァッ、ハァッ、ハアッ」

 荒く息を上げ、地面に寝そべったまま、那月は周囲を見渡す。

 先ほど、手のひらに乗せていた、三センチほどのラズベリーが、目の前で、自分の半分ほどの大きさになって転がっている。

 那月は、そっと、上半身を起こした。 

 ずぶ濡れ状態から、すっかり解放され、乾いたロングヘアが、那月の肩から滑り落ちていく。

 室内の植物庭園は、自分の何十倍も桁違いに大きいジャングルと化していた。

「私……、小さくなっちゃった……」

 ぽつんと呟いた声は、巨大な室内植物庭園には、響かない。

 どうしよう。

 こんな魔法、解除できる術、私、まだ覚えてないのに。

 どうやって元に戻ろう。

 誰かに頼むにしても、こんな大きさで、寮はおろか、庭園の出口までたどり着くなんて……。

 那月は、五センチほどに縮んだ身体で、途方にくれる。

 きょろきょろと、巨大な植物の周囲を見渡す。

 そもそも、どちらから来たっけ……? サイズ感覚が変わって、方角すらあやふやだ。

 どうしよう……。

 泣きそうになりながら、うつむく。座り込んだ地面に転がる巨大な小石に、小さな涙を落としていた時だった。


 ガサリ、と巨大な音を前方から聞き、那月は、震えあがる。

 ガサガサ、ザクザクと、明らかに、何かがこちらに近づいてる音だ。

 植物庭園に、生物は離されていないはずだ。

 一体、何が。

 那月は、五センチの小さな身体で怯え切っていると、あっという間に、その音の正体は那月の目の前に現れた。

 黒く大きな革靴。那月の倍以上はある大きさだ。それが那月の目の前で、ぴたりと止まる。

 那月は、驚き固まったままの小さな身体で、そろりそろりと、視線を上げていく。

 靴の上は、学校指定の灰色の制服のスラックスが見えた。ということは、男子生徒か。

 紺色のセーターに、白シャツ、朱色のネクタイを目視する頃には、那月は、小さな座ったままの身体をめいいっぱい、反らさないといけない程だった。

 巨大なランドマークのタワーのように大きな相手の顔をようやく見上げれば、黒い短髪の男と目が合った。

 かと思いきや、男は、すばやく魔法を発動させ、手の中に虫取り網を出現させると、くるりと那月を網の中へとすくい上げた。

「きゃああああッ!!!?」

 那月が、白いナイロン製の網の中で、尻餅をつくような格好のまま、持ち上げられていく。

 五センチの小さな身体は、網に入れられたまま上昇し、虫取り網の持ち主の顔の真横にまでたどり着く。

 網越しに、男子生徒が目を細め、那月を凝視する様が分かり、那月は、じたばたと、網の上でもがく。

「すっげ、生きてる。妖精が出る、って本当だったのか」

「よ、妖精!?」

 那月が驚いて、なんとか虫取り網の中で立ち上がると、男が、「おっと」と声を上げ、網の出口を手で握る。

那月は、ナイロン製の白い網を、小さな手で握り、網の向こうの男に向かって、声を張り上げる。

「待ってよ、私、妖精じゃないの。ここの生徒よ! さっき、急に、こんな小さくなっちゃったの」

「ハァ? 生徒? こんな夜更けに、生徒がうろついてるわけねえだろ。逃げたいからって嘘つくなよ」

 男は、メッシュの網を、両手で掴むと、生クリームでも絞りだすかのように、網を塞ぐ手を、那月が立つ網の底へと滑らせる。

 たゆんでいた網は、みるみるうちに余裕をなくし、那月の自由に動けるスペースを狭め、那月を包み込むように、密着していく。

 那月は、ナイロン製の白い網に押し付けられながら、慌てて声を上げる。

「ちょっと、やめてよ! 何するの! あなただって、私と同じ生徒なんでしょ!? 制服姿じゃない!」

 網の中で、キーキー叫べば、男は、片眉をひそめ、虫取り網の中の那月をいぶかしげに見つめる。

「そういや、お前、うちの学校の制服着てるな。妖精ってもっと、古風な格好してるもんだと思ってた」

「だから、妖精じゃないって言ってるじゃない! あなた、二年でしょ? 襟の学生証バッジ、ちゃんと見えてるんだからね! そっちこそ、こんな夜更けに、何しに来てるのよ!」

 那月が、小さな手で、パンパンと、網を叩けば、ふいに、目の前から網が消える。

「ひゃあッ!?」

 支えを無くした那月は、真っ逆さまに落下し、そして、ぽすんと、男の手のひらの上に落ちた。

 魔法で出した虫取り網を消したらしい。

 那月がうつ伏せで倒れ込んだ、男の手のひらは、那月にとって、クイーンサイズのベッドにすら感じる広さだった。那月が振り返って抗議をしようとする前に、那月よりも大きな人差し指が、那月を手のひらへと押し付ける。

「ふきゃあっ!!」

 硬い手のひらの体温を、全身で感じるという奇妙な体験をしながら、那月は抜け出すべく、身体をよじる。しかし、すぐに、背に乗せられたままの人差し指の腹が、那月の背と尻の上で、むにむにと動き始め、那月は、ビクンッと小さな身体を震え上がらせた。

「ひゃんッ! な、な、何するの……っ!」

「羽もついてないのか」

「つ、ついてるわけないじゃない! 私、ここの生徒だよ!?」

 顔を無理やり斜め後ろへねじり、男子生徒を見上げれば、大きな彼が小さな那月を見つめたまま、指の腹を、那月の尻の真上へと動かす。

 小さな制服ワンピーススカートの上から、那月の小さな尻の弾力を確かめるように、ぷにぷにと、リズムよくプッシュされる。

「ひゃっ、やぁっ、あぅッ!」

 那月は、人差し指の動きに合わせて、五センチの身体を、背を反らして震わせる。

 私……! 知らない人に、お尻を何度も触られてる!

 羞恥で、那月は、小さな顔を真っ赤にしていると、男の指先が、那月の内股へと伸びる。スカートの裾を爪の上に乗せると、ぺらりと、スカートをまくり、那月のショーツをあらわにした。

「キャーッ! いやー! 何してんのよ!!」

「尻尾も生えてないみたいだな。となると、召喚された使い魔の類でもないのか」

 那月の声も無視して、淡々と語る男子生徒に、那月は、強い怒りを覚える。

「信じらんない!! 離してよ馬鹿ッ!」

 那月は、小さな足で、男子生徒の人差し指を蹴りとばすと、身体を起こして、手のひらの端へと駆け出した。

 そして、すぐにハッと足を止める。

 眼下には、体感、何十メートルになるか分からない程の高さから見下ろすジャングルと化した庭園が広がっていた。

 こんなところから落ちたら、ただでは済まない。

 足をすくめていると、小さな腰に、男の人差し指と親指が添えられ、那月は、ひょいと簡単に持ち上げられてしまった。

 ぶわりと、風を感じながら、那月は、身体の向きを、男の真正面へと向けられる。

 彼は、空いた手の人差し指を、那月の小さな首元へとのばす。

 男の大きく太いひとさし指が、那月の細く小さな首と、アッシュグレーのロングヘアの間をすり抜ける。

 男は、大きな指を、そっと、那月から離していく。指に乗ったままだった那月の細長いロングヘアが、やがて限界を迎え、さらさらと零れ落ち、那月の肩と腕に流れ落ちていく。

「──そのバッジ、お前、一年なんだな?」

 那月の小さな首元を囲む、制服の襟首のバッジの色を見たのか、男はにやりと笑う。

 先ほどまでの、小さな身体、全身を熱くさせた怒りはすっかり消え去り、那月は血の気を引かしていた。

 ふらふらと宙に浮いた小さな足先にまで、緊張で汗ばんでいる。

 今、ここで、男に手を離されるだけでも、那月は、ただでは済まない。

 今更ながらに、ようやく、那月は、自分の置かれた立場を思い知らされていた。

 那月が、無事に、この場所を離れ、元の大きさに戻るには、この男の協力が不可欠だ。

 男は、那月の考えを知ってか知らずか、楽し気に笑い、少し、那月を摘まむ力を強める。

「おい。そうなんだろ?」

「ひぅ……ッ、そ、そうです。一年です」

「だったら、それ相応の態度があるよな?」

「ご、ごめんない……、無礼を働きました……、──先輩」

 小さな身体で、腰を掴まれたまま、那月がぺこりと頭を垂れると、先輩は息を漏らして笑う。

「なんだよ。ずいぶん素直になったな? ぴーぴー、刃向かってくるのも、結構、面白かったのに」

 好き勝手言う様に、ムッとするも何も言えない那月は、無理やり口を閉じ、結果として口を尖らせるような顔を浮かべる。小さな手を、無意識のうちに、先輩の大きな指の上に添わせていた。

「名前、なんて言うんだ?」

「那月です……」

「フーン、那月か。なんでまた、こんな夜更けに、室内庭園なんかに忍び込んでたんだ?」

 こちらのセリフとしても成り立つ問いかけだが、逆らえない那月は、素直に、もごもごと口を動かす。

「それは、その……、ラズベリーが欲しくて」

「ラズベリー?」

 先輩が怪訝な顔を浮かべるので、那月は、小さな身体を少し反らし、遥か下に広がる地面の一角を指差す。

「あれです、赤い木の実」

「どれ?」

 那月が地面に置いたままだった木の実を指差すも、先輩は目に入らなかったのか、身体を半歩動かす。そして、ブチッ、と鈍い音を立てて、木の実がプレスされる。

「あ、ヤベ。踏んだ」

「ギャーッ!!」

 那月は、小さな身体で、あらん限りの叫び声を上げ、涙を浮かべる。

「ちょ、オイ、泣くほどかよ。そこらへんに沢山生えてるやつだろ、これ。何か、特別な細工してた訳でもないんだろ」

 先輩は、小さな那月を目線まで持ち上げ、気まずさと呆れを交えた顔を浮かべるが、那月は、小さな身体を震わせたまま、泣くのをやめない。

「わっ、私と、同じくらいの大きさの木の実が……、先輩の足で、簡単につぶれた……ッ」

「それで泣いてたのかよ。さっき、手のひらの上から飛び降りるの踏み止まって、正解だったな」

 先輩が、しみじみと言った後、那月を持った手を、ラズベリーの樹へと近づける。

「ほら。これが欲しかったんだろ。好きなだけ食えよ」

「んむうっ」

 那月は、自分の半分ほどの大きさをしたラズベリーの実に、顔を押し付けられる。もぞもぞと顔を動かし、小さな手で、木の実を押さえる。

「違いますっ、私、木の実食べるために来たんじゃないです!」

「そうなのか? 夜中に空腹に耐えかねてつまみ食いに来たのかとばかり……」

「そんな理由で、校舎の庭園にまで来るわけないでしょ!! 明日の実技で使うんですよ!」

 謂れのない想像に那月が小さく抗議すると、先輩が、「実技?」と首をかしげた後、納得するような声を出す。

「あー。植物学か。一年だもんな。って、それ、別に、この庭園の木の実じゃなくたっていいだろ。むしろ、ここの植物使ったら、キレられると思うけど」

 人に食べさせようとしておいて、指導モードに入る先輩を、那月は拗ねるような目を向ける。

「だって、明日までに準備しないといけないって気付いたのが、さっきだったから……」

「裏山に生えてるの、召喚で呼び出せばいいだろ」

 先輩が、空いた手で、パチンと指を鳴らし、ラズベリーの実を出現させる。

 庭園に生えたものと異なり、赤黒さが増した実が、コロリと大きな手のひらに転がる。

 那月は、むう、と口を尖らせて、目を反らす。合点がいったらしい先輩が、にやりと笑う。

「はーん? 召喚術、まだできないのか。あー、それは、単位取得に、必死にもなるなあ」

「い、一年生で出来る人の方が珍しいです!」

 那月の精一杯の反論も、先輩には刺さらない。ラズベリーを乗せた手のひらに、先輩が、小さな那月を、そっと置く。

 大きな指の支えがなくなり、那月は、不安げに、先輩の手のひらの上に座り込み、クッションのように大きなラズベリーを、抱え込む。

「一年生にして、身体を小さくさせる魔法を使える方が、レアだと思うけど」

「これは……、さっき、天井から大雨が降ってきた後、こうなっちゃったんです」

 那月が、小さな指で天井を差すと、先輩が上を見上げる。

「雨? あぁ、庭園植物の制御に使ってる薬液だな」

 那月が、手のひらの上に座ったまま、きょとんと不思議そうな顔をしていると、先輩が、説明を続ける。

「室内庭園で、植物が育ち過ぎないように、人のいない深夜に、成長阻害薬を混ぜた水を撒くんだよ。それ被って、お前は、縮んじまったんだな」

「そんな……!」

 ただの放水だと思っていたのに。あの水にそんな意味があったとは。

 那月は、先輩の大きな手のひらの上で、ショックを受ける。

「どうしよう。私、どうやったら元に戻れるの」

「学校が管理してる薬液なんだから、学校側に言えば、いくらでも戻れると思うけど」

 先輩が、淡々と提案するも、那月は、「うっ」と口を噤む。

 黙り込む那月の言葉を汲んで、先輩が続きを紡ぐ。

「まあ、深夜にしか散布されない薬液を被ったって分かれば、室内庭園に入ってたことも即バレだわな~」

「うぅうう~」 

 那月は、クッションサイズのラズベリーを抱え込んだまま、涙目でうなだれる。

 単位どころか、在学すら危ぶまれる話だ。

 小さな涙で、大きなラズベリーを濡らした後、那月は、そっと顔を上げる。

「……ッ、先輩。先輩なら、私のこと、元の大きさに戻せますか?」

「俺? そりゃ、俺は、二年だから、サイズ変換の魔法ぐらい習ってるけど」

「じゃあ、それで、私のこと、元の大きさに戻してくれませんか?!」

 那月は、先輩の手のひらに両手をついて、背筋をぐいと伸ばし、大きな先輩にすがるように見上げる。

 しかし、先輩は、「うーん」と気乗りしない声を出して、視線を明後日へと向ける。

「でもあれ、人相手に使うの禁止されてるしな。俺が使ったってバレたら、俺が停学くらう可能性だってあるわけだし」

 渋る先輩に、那月は、もぞもぞと手のひらの上を四つん這いで動き、先輩のシャツの袖口を両手で掴む。

「そこをなんとか、お願いします。私、誰にも先輩に元に戻してもらったって、言いません」

 くいくい、と小さく先輩の袖を引っ張り、那月は懸命にお願いするが、先輩は依然として乗り気でない。

「そりゃ、お前は言わないだろうけど。深夜に庭園に忍び込むような後輩のために、そこまでリスクを冒したって、俺に、まったく利点がないよなあ」

 わざとらしくため息をつかれ、那月は、小さな頬をむう、と膨らませる。

「深夜に庭園に忍び込んでるのは、先輩も同じじゃないですか。その……っ、先輩が忍び込んでたこと、私にバラされたら困るんじゃないんですかっ」

 那月は五センチの身体で、精一杯、そう言えば、先輩は、スッと目を細め、那月を冷たく睨みつける。

「何それ、脅しか? そんな小さい身体で、いい度胸だな」

「うッ……。で、でも……」

 那月の小さな手が汗ばみ、先輩の大きな袖口を、わずかに湿らせる。

「俺は別にどうとでもなるぜ? 深夜に校舎へ忍び込む後輩がいたんで、追いかけて注意をしようとしたら、薬液ぶっかかって縮んで困ってました、とでも言って、管理棟へお前出せば、むしろ褒められるだろうし」

 先輩による、丁寧な説明により、那月は、小さな口を完全に閉ざす。

「立場の違い、分かったみたいだな」

 那月の真横から、先輩の大きな人差し指の腹が近づき、那月の小さな顔をつつく。

「停学、喰らいたくないんだろ?」

「……はい」

「じゃあ、俺を頼るしかないよな」

「……はい」

 那月は、小さくうなずく。うなだれながらも、那月は、小さな身体で、懸命に頭を働かせる。

 とにかく、元の大きさに戻らなくちゃ。

 今の状態だと、このまま管理棟に引き渡されたら、何もかも終わってしまう。

 けれど、元に戻った後なら、むしろ、先輩の魔法によって元に戻ったことは、先輩の弱みにもつながる。

 最悪、先輩に脅されてました、とかなんとか言えば、こっちの罪も軽くなるだろうし。

 全く反省していない那月は、そう結論に達し、小さな顔を、先輩へと向ける。

「先輩。私、元に戻るためなら、頑張って、先輩の利点になるようなことします!」

「ほお。どんなことしてくれるって言うんだ?」

 楽しげに次の言葉を待つ先輩を横目に、那月は、ふむ、と頭を働かせる。

「そうですね。……タンスの裏側に落としたきりのコインを拾ったりしますよ」

「思ってた以上にショボいな! そんなもん、魔法でどうとでもするわ」

「じゃあ、えっと、……うーん」

 こんな小さい身体で、できることと言ったら、なんだろう。

 雑務と言っても、効率が悪すぎるし、どこかに忍び込んで悪事を働く、なんてのは避けたい話だし。

 那月が悩んでいると、先輩が空いた手を動かし、魔法を発動させる。

 周囲の大きな緑は消え去り、クリーム色の壁に、茶色の木組みがされた、洋室へと移動していた。


「あれっ。どこですか、ここ」

「俺の部屋」

 校舎から瞬時に、寮室へと動いたらしい。

 バリケードをも超えた結構な距離の移動を、難なく行う先輩に、那月が驚いていると、先輩は歩を進め、寮の私室の中へと移動する。

 那月の住まう寮室と似て、洗面台と備え付けクローゼットを超えると、シングルベッドが置かれている。その更に奥に、本棚と学習机が鎮座していた。

 先輩は、那月を、机の上に、ぽいと放り投げる。

「きゃあっ」

 那月は、机に広げられたノートの上に、転がり落ちて、悲鳴を上げる。

 ざらざらとした紙の上で、那月がうめいていると、那月がノートに乗り上げた反動で、傍にあった万年筆が、ゴロゴロと転がっていく。棒倒しの棒ほどの大きさのそれに一瞬、目を奪われた後、那月は顔を上げる。

「先輩、もっと丁寧におろして……」

 文句を言おうと顔を上げて、那月は、途中で勢いを失う。

 先輩は、朱色のネクタイを緩めて外し、無造作に机へ投げ捨てる。

「わあっ、危ないっ」

 自身の三十倍ほどもある布切れが、上空から降ってきて、那月は、全力疾走で、机の奥へと逃げる。

 机上に備え付けの本棚の壁に逃げ込みながら、那月は、声を張り上げる。

「先輩!! こっちに投げないでくださいよ!! 私、今、先輩のネクタイより、小さいんですからね!」

 ネクタイですら、ちょっとしたビルの防音シート程の大きさにすら感じる那月が、必死で訴えるも、先輩は、こちらを気にせず、紺色のセーターを脱ぎ始める。

 女子の前で着替えする気か。先に、こちらを元の大きさに戻してくれたらいいのに。

 私が小さいからって、意識しなさすぎなんじゃないの。

 那月が、呆れて、ぷいと目線を反らす。目の前の、二階建ての家ほどの大きさもあるブックスタンドに目をやる。ブックスタンドは、古めかしい書体を綴った古書を支えていた。


 ──妖精の捕まえ方。


 古臭い書体で、タイトルがそう綴られているのを見て、那月は、どきりとする。反射的に目線を下におろす。

 古書の背表紙を見れば、禁書かつ持ち出し禁止のシールが貼られていた。

 図書室で、閲覧制限のかかっている本の証だ。

 なぜ、こんなところに。

 那月は、少し後ずさりして、机上に立てかけれらた本から離れる。

 じりじりと動かしていた小さな足は、机上に置かれたままのノートにつまずき、那月は、再びべしゃりとノートの上に倒れ込む。

「ひゃっ」

 視界を塞ぐロングヘアを耳にかき上げ、上半身を起こし、足元に広がるノートを見つめる。

 今の自分の顔と、大差ない大きさの文字が、紙の上に並んでいる。

 魔法学校の妖精伝説。出現時間は深夜二時以降。妖精は、一年生の姿を模していることがほとんど。

 つらつらと並べられた文字に、身に覚えがありすぎて、那月が固まっていると、ノートの半分を覆うかのごとく、先輩の大きな手のひらが、那月の傍にバシン、と落ちて来た。

「ヒッ」

 振り返れば、制服シャツを、楽に着崩し、片手をスラックスのポケットに入れた先輩が、那月を見降ろしていた。

 大きな茶色い瞳が、じっと小さな那月を捕らえて離さない。

 那月は、小さな口を開き、声を出す。

「せ、……先輩。私、……妖精じゃないです」

 那月のなんとか出した声に、先輩は吹き出すように笑う。

「知ってるよ、そんなの」

「でも、えっと……、妖精を探しに来てたんですよね」

「まあな。でもいいよ」

 先輩の大きな手が、ぐわりと伸び、大蛇のように那月を捕まえる。

 那月は、天敵に捕まった小動物のように、先輩の手中で身を強張らせる。

 先輩が、瞳に熱を宿して、小さな那月を見つめる。

「お前が俺の利点になってくれるみたいだしな」

 

 *


「はぁっ、はぁ……んっ」

 那月を握る先輩の手が、ぐにぐにと、妖しく動き、小さな那月の全身を撫でまわしていく。

 小さな制服が、大きな指で乱される。形を崩したリボンが、ぱさりと、大きなベッドへ、赤い糸くずのように落ちた。

 ベッドに片膝を立てて座った先輩は、手の中でうごめく那月が、少しずつ熱を帯びていく様を、満足気に見つめている。

 ゆっくりと、那月を握る指先に顔を近づけ、大きな唇の口角を上げ、唇の隙間から、巨大な蛇のように、舌を出す。

「はぁ……っ、ひぁッ、ひゃうっ」

 大きな舌が、那月の顔全体を濡らしていく。唾液が入り込んだ耳は、もはや雨に濡れた時のようだ。小さな制服が、懸命に大きな唾液を吸い込んでいく。


 ベッドに腰掛ける先輩は、スティックキャンディーでも舐めるかのように、小さな那月の腰を掴み、べろりと、那月を舐め上げていく。

「ふきゃぁっ」

 舐め上げるごとに、那月が小さく喚き、先輩は楽しげに笑う。

「小さいな。舌で押すだけで、首が取れちまいそう」

「ヒッ」

 那月が怯えて、小さく悲鳴を上げると、更に楽しそうに笑う。

「そこまでするわけないだろ」

 那月は、先輩に腰を掴まれたまま、小さく怯えていると、先輩の指先が、ちょんと、那月の小さな頬に触れる。そして、指先が、首元から、唾液に濡れた那月の胸元へと動く。

 唾液まみれの制服越しに、指の腹が那月の胸をぷに、と押し、那月は、先輩の手の中で、小さくピクンッと跳ねる。

「やぁんっ」

 指の腹で、両胸が押しつぶされたかと思うと、ぐにぐにと左右に引き延ばすように動かされる。

「あぁっ、はぁんっ! 先輩っ! 胸、こわれちゃうよお!」

 那月が小さな身体を、ぴくぴくと動かしていると、先輩の大きな中指が、するりと那月の小さな両脚を割って入る。

 そして、ぐに、と小さなショーツ越しに、那月の秘部を押し上げて来た。

「ひぁあぁああっ!? あぁあっ、あぁあんっ! だめっ、そんなとこ、触っちゃ、だめえっ!」

 那月が必死に身をよじるも、小さな身体は、まったく力が敵わず、逃げられない。

 ぐにぐにと、指の腹で弾力を確かめるように、何度も押され、那月は、はくはくと口を開け、短く息をする。

「ひやぁっ、先輩っ! だめぇ、あぁあッ、離してぇっ! あぁあ、あぁああっ!」

 那月は、指先で大きく揺さぶられながら、どんどん視界が白んでいくのが分かった。

 感じたことのない心地良さに、恐怖すら覚えて、己を揺らす、大きな中指に、小さな身体を摺り寄せる。

 制服ワンピースを身に包んだ、五センチの身体は、艶めかしい脚を無防備にさらけ出していく。

「いやあ、こわい、こわいよ、先輩っ! もう揺らしちゃだめえっ」

 しかし、那月が切羽の詰まった声を上げれば上げるほど、先輩は、指の動きを速めていく。

 カクカクと、中指が伸縮を繰り返し、那月の五センチ身体は、先輩の指に、されるがまま揺さぶられていく。

「先輩っ、先輩っ!」

「ほら、気持ちいいんだろ。いいから一回イけよ」

 那月を乗せた中指が、ショーツ越しに、ぐりぃ、と爪先をねじ込むように動き、那月は、小さな身体を、ピンと張り詰め、ひと際大きな嬌声を上げる。

「はぁんっ!! あぁあ、あぁあんっ、いやぁあ、あぁあ、イク、イっちゃう、あぁああ、あぁあああああああああっ!!」

 くちゅり、と那月は、ショーツを愛液で濡らし、先輩の指に絡みついたまま、一人、達する。

 那月が、ぐったりと大きな指に身を預けていると、先輩の口呼吸の息が、幾度も降り注ぐ。

 もたれかかった指の隙間から、ぼやける視界が眼下に広がる景色を捉える。

 白いベッドの上に座り込んだ先輩のスラックス。大きな手が、下腹部に伸び、スラックスの留め具を外し、ファスナーがおろされる。大きな指先が、下着の布をかき分け、ドクドクと熱を帯びた男性器を取り出す。

 那月の数倍はありそうな男根は、狙いでも定めるかのように、那月の方へと上向いて、雄々しく波打っている。先端の穴からは、すでにぷくりと、先走りの液で粒を作っていた。

「ひっ……」

 那月が、小さく息を呑むと、那月を乗せた先輩の中指が、ゆっくりと男根の傍へと降りていく。

「~ッ、せんぱいっ」

 那月がたまらず声を上げるも、先輩はためらわず那月を摘まむ。

「元のサイズに戻りたいんだろ」

 切り札のようにそう言うと、那月の返事も待たずに、小さな那月を、己の性器に押し付ける。


「ん、むうっ!」

 硬く熱い欲の塊を、那月は、全身で感じ、慌てて顔を離す。

 小さな手の下で、大きな血脈が波打っているのが分かる。ドクンドクンと、震える男根が、那月の小さな全身を揺らし、小さな足に大きな陰毛が絡みついた。咽返るように濃厚な欲の匂いが、那月の小さな身体を包む。

「やべぇ……っ、小さい女が俺にはりついててゾクゾクする。ハァ……ッ、ハァッ、すげえ、興奮する」

 先輩が、那月と自身の熱源を、片手で包み込む。

 大きな親指が、那月の小さなうなじを、ぐいと押さえつけ、密着を増す。

 かなり強い力のそれは痛みを伴うもので、那月は、「キャア」と叫び声をあげる。

「先輩っ、首、痛いっ」

 じたばたともがいて小さな抵抗を見せるも、先輩は、より荒い息遣いを返すばかりだ。

 那月ごと熱源を握った指先を、うねるように動かした後、那月を先端へと動かしていく。

 小さな足に絡まっていた大きな陰毛が、足首から外れ、那月は、全身を男根に添わされながら、先輩の性器の先端へと移動する。

「ほら、……ッ、舐めてみろよ」

 那月の後方から那月を見下ろす先輩が、荒い呼吸の合間に、そう言う。那月は、そっと身体をねじり、先輩を見上げれば、性欲の対象を凝視する雄の顔がそこにあった。

 もしかしなくても、自分は、一番、捕まってはいけない人間に捕まったのでは。

 小さな身体が、今更ながらに警告するも、抵抗する前に、那月は、先端部に小さな顔を押し付けられた。


「ん、むっ、んむぅっ、んちゅ……っ、ちゅむう」

 小さな唇が、カリ首に引っ掛かり、口が開いたかと思うと、顔を更に押し付けられ、那月は、ほぼ強制的に巨大な男根を舐め上げる形となる。

「はむぅ、んちゅ、ちゅく、ちゅぶぅ」

 那月は、大きなペニスに小さなキスを繰り返す。小さな身体を、大きな手と、欲を潜めた男根の狭間に捕らえられ、五センチの身体は、あっという間に、火照りだしてきた。

 肉壁の間で、那月の小さな制服は、めくれ上がり、汗と体液で、じっとりと濡れている。

「はぁっ、んん、ちゅ……っ」

 濃厚な熱欲を間近にして、小さな身体の脳が不具合でも起こしたのか、はたまた、極限の支配状態に考えることをやめたのか。那月は、いつしか、ただひたすら、目の前の巨大な雄を悦ばせることに、没頭していた。

 赤々と熟れた先端に、那月は小さく吸い付き、カリ首にしがみつく。

「ん、はふぅ、ちゅむっ」

「ハァッ……、ッ」

 先輩の吐息が、那月の身体に降り注ぐ。汗ばむ大きな手が、那月をもどかしそうに掴み、巨根の裏側へとずらす。

「ひぁッ、あぁあ、はぁんっ」

 ドクドクと唸る陰茎に貼り付けられ、那月は、全身を血脈の振動で揺さぶられる。

 振り落とされそうになるのを、必死で陰茎のシワにしがみつき、全身をもぞもぞと動かす。

 小さな両脚を大きく広げ、大の字になり、陰茎の裏筋で、那月は小さく懸命に奉仕する。

「はぁっ、はぁんっ、はぁっ、んんんっ、ちゅぅっ」

 サイズで言えば、小指ほどの大きさの動く人形が、陰茎の裏にはりついているに等しかった。しかし、身体を縮められたちっぽけな女子が、必死で小さな全身を使って慰めようとする様は、男に興奮を覚えさせるには十分だった。

「小さくて、可愛い……」

 先輩が吐息まじりの声を漏らし、那月と陰茎を強く握り込む。そして、包み込む手を素早く上下へ動かした。

「ひぅっ、あぁはぁっ、ふきゃっ、はぁんっ」

 那月は、悲鳴に近い嬌声を上げ、全身で巨大な陰茎を擦り上げていく。手のひらと陰茎にプレスされて、すりつぶされてしまいそうな錯覚がして、ほろほろと小さな涙をこぼす。

「せんぱいっ、つぶれ、ちゃうっ、はぁっ、あぁぅっ、らめえっ」

「ッ、那月、那月!」

 しゅしゅしゅ、と素早く動く手の中で、そそり立つ陰茎がひと際大きく、唸りを上げる。

 乱れた制服越しに、振動を感じ、那月の小さな下腹部も連動して、陰茎の側面に擦り上げられる。

「あぁあひゅぅう、せんぱいっ、ゴリゴリして、きもちいいっ、ひぁああぁ、はぁああんっ」

「ハァッ、那月っ、あぁあぁあ、那月!」

 ビクビクと陰茎を震わせた後、先輩は那月のうなじを指先で強く押さえつける。

「んふぅうぶうう!」

 先端の穴から湧き出る粘液の粒に、那月は小さな顔を突っ伏す。それとほぼ同時に、穴から勢いよく、精液が噴出された。

「ひきゃあぁあぁふぶふぅうんむうぶうううっ!!」

 濃厚な欲液を、息つく間もなく小さな口に受け、那月は吹き飛ばされそうになるも、先輩の大きな指がそれを許さなかった。

「あびゃひゃひゃあぁぶふうぶううううっ!!」

 那月は、先輩の大きな陰茎の先端で、熱源の肉壁と手のひらに挟まれたまま、飛び出る精液に顔を押されながら、ガクガクと身体を揺らされる。

 小さな口の中は、白い欲で溢れ返り、小指の爪先ほどの大きさをした顔は、どろどろに濡れている。

 受け止めきれなかった液体は、那月の顔をどぷどぷと汚した後、小さな首筋を伝い、美しかったワンピースを、重く濡らしていた。

「ぁ……ぅ……」

 那月は、小さな全身を、先輩の精液でべとべとに汚しながら、小さくうめく。

 虚ろな目をして虫の息をする那月を、先輩は、うっとりとした目で、見つめ続ける。

 待ち望んでいたものをようやく手に入れたかのように、静かにゆっくりと息を吐いた後、口角を上げる。

「言えないことが増えちまったな」


 *


 終業のベルが木造校舎に響き渡る。茶色い樹の扉が開かれ、授業を終えた生徒が一斉に散っていく。

 那月が、授業で使い終わったラズベリーの実を、手のひらの上で遊ばせていると、背中から教師の声が降ってきた。

「那月さん。今日の実技、とても良かったわ。あなたのこと、先生、見誤っていたみたい」

「はぁ……。それは、どうも。ありがとうございます」

 那月が、目線を反らして、複雑そうな顔をしながら礼を言う。

「もしかして、放課後に練習でもしていて? それとも、誰かいい指導者を見つけたのかしら」

「えッ、いえ、まさか!! そんなはず無ッ、──きゃうっ!!」

 勢いよく否定する途中で、那月は、ビクンッと背筋を伸ばし、声を上げる。

 驚く教師の前で、那月は、ハッと我に返る。頬を染めて口元に手を当てた後、慌ててお辞儀をする。

「ごめんなさい、私あの、ちょっと約束がありまして、行かないといけないんです! お褒め頂き、ありがとうございます、それでは!」

 超早口でそれだけ伝えると、那月は教室を飛び出した。


 ドクンドクンと、身体が熱を上げて、鼓動が早まっていく。身体が知らせるカウントダウンに違いなかった。

 那月は、木造校舎の廊下を、バタバタと激しい足音を立てながら、人気のない空き教室を目指し、かけていく。

「もう! なんで、授業終わったタイミングでこんな、ひゃぁんっ!! 待って待って、まだ、ダメ! 縮まないでー!」

 那月の叫びもむなしく、那月の身体は、ドクンッとひと際大きく熱を上げると、しゅるしゅると縮みだした。

「いやーっ!!」

 走りながら、那月は、どんどん身体を縮めていく。

 手の中に握っていたラズベリーが、那月の小さくなっていく手のひらでは包めなくなり、両手で抱え込む。

 茶色い空き教室の扉、白い木組みのガラス窓。クリーム色の板の壁、それら全てが、次々と大きくなり、木目の床板が、どんどん近づいてくる。

「きゃあっ!」

 大きな身体の変化についていけず、那月は、廊下で壮大に転ぶ。

 手から離れたラズベリーは、ぽんぽん、と二、三回、木目の床板を跳ねた後、大きな革靴を履いた足に当たり、ころりと動きを止めた。

 大きな指が、床に転がるラズベリーに伸び、摘まみ上げる。

 転んだ状態のまま、身体が五センチまで縮んだところで、ようやく縮小を終えた那月は、目線を上げる。

 そこには、ラズベリーを手に、にやりとこちらを見つめる先輩の姿があった。

「実技、うまくいったみたいだな」

「先輩!! 勝手に人の魔法、解かないでくださいよ!! こんなところで小さくして、見つかったらどうするんですか!」

「お前のダッシュ力が足りないんじゃねえのか」

 風圧を生みながら、先輩は一歩、足を踏み出し、那月のすぐ傍へたどり着く。

 空いた手が、はるか上空から那月に伸ばされると、那月の腰を摘まみ、ラズベリーを置いた手のひらへと乗せ、立ち上がる。

「あと忠誠心も足りない」

「なんで、人のサイズ、勝手に縮ませる人に忠誠を誓わないといけないんですかっ! ただの脅しですよ!」

「誰のおかげで、薬液の効果消してもらった上に、植物学突破できたと思ってんだよ。理解力も足りてないみたいだな」

「いだいいだいいだい、握りしめないでください、潰れる!!」

 那月が手の中で喚いている間に、いつのまにやら先輩の私室へと魔法で移動していた。

 途端に那月は、叫ぶのをやめ、恥ずかしげに先輩の大きな手にしがみつくので、先輩は楽しげに笑う。

「今日は何してもらおっかなー」

 ゆっくりと手のひらが開かれ、傾き、那月とラズベリーの実が、大きなシングルベッドへと落ちていく。

 ぽすん、とベッドに落下した後、那月は、先輩を見上げる。

 巨大な山に向かってやまびこでも作るかのように、那月は、大きな先輩に向かって、叫び声を上げる。

「先輩! 二年になったら私、自分でサイズ変換の魔法覚えて、先輩なんて頼らずに元のサイズ維持してみせます!」

「へえ~? 植物学すら苦労したお前が? 見ものだな~」

 那月の喚き声を、先輩は小動物の鳴き声でも聞いたかのような顔をして、さらりと流す。

「そんでもって、その時は、先輩にサイズ変換の魔法かけますから、覚悟しといてください!」

「それは新しいな」

 那月は、大きなベッドの上に立ち、五センチの身体で、精一杯強がるも、大きな先輩は、軽くひと笑いするばかりだ。

 先輩が、那月の何倍もの大きさを持つ、大きな手の平を、クモの巣のように広げ、小さな小さな那月を捕まえた。

 手のひらの影に隠れ、那月が密かに上げた嬌声は、ベッドの衣擦れにかき消されていた。


 終わらない小さな逢瀬が、始まろうとしていた。


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五月のご挨拶と更新予告とリクエストのお知らせ

五月ですね、GWいかがお過ごしでしょうか。


今月も、ご支援、応援いただき、本当にありがとうございます!


更新予告です!

近々、サイズフェチな話を、FANBOXにて更新します。

タイトルは、

「五センチに縮んでしまった私が、男の先輩に虫取り網で捕まった後、オナニーに使われちゃう話」

になります。

NLにしてみました。


あと、

実験的試みで、skebを始めてみました。

https://skeb.jp/@tagoshi6u


基本的に、オリジナルを対象に、

FANBOXに上げてるようなジャンルで、技術が足りれば書けるかなと思います。

まだ何もリクエスト来てないので、比較的空いてますw

ご興味ありましたら、ぜひ、検討してみてください~

お待ちしております!


今月も、どうぞよろしくお願いいたします。

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[15431文字]お人形サイズに身体を縮められた私が、チューリップのめしべでえっちしたり、蜂に襲われちゃう話


「わあ。チューリップ、いっぱい咲いてる」

 春の穏やかな昼下がり。

 那月は、高級住宅が並ぶ遊歩道を歩きながら、ひとり、思わず声を上げる。

 アスファルトの車道と、薄いオレンジ色の石を敷いた歩道の境目に、延々と長い花壇が作られていて、沢山のチューリップが植えられていた。

 遠い親戚の、凛の家に向かうべく、遊歩道を行けば行くほど、隣のチューリップは、黄色、オレンジ、赤、ピンクと、徐々に、色のグラデーションを進めていく。

「この前、つぼみだったのに、もうすっかり春だな~」

 那月は、春の匂いを堪能しながら、笑みを浮かべる。

 遊び相手を頼まれている、幼い凛の家まで、あと少し。

 暖かくなってきたから、たまには、外へお散歩とかも楽しそうだな。凛ちゃんのご両親に、断り入れないとだめかなあ。

 那月は、歩きながら、今日の遊ぶ内容を考える。

 でも、凛ちゃんが、外より中で遊ぶ方が好きかもしれない。

 それに、外で遊ぶと、さすがに私、小さくなれないよね……。でも、屋外で小さくなるなんて、したことし、ちょっと興味あるな。

 住宅街の真ん中の遊歩道を歩きながら、那月は、春の暖かな気候を楽しむ女子大生から、未知なる快楽にうつつを抜かす淫らなメスへと変わっていく。

 凛の家に、近づけば近づくほど、身体のスイッチが切り替わってしまうようだ。

「はぁ……ッ、ん……、早く、小さくなりたいよぉ……」

 那月は、閑静な住宅街の真ん中で、他に人がいないことをいいことに、ひとり、甘い吐息を漏らし、内股をすり合わせながら歩く。

 薄手のスプリングコートの下に着たフレアスカートのワンピースが、那月の淫らな腰つきに巻き込まれ、コートの下で、密かに太ももに挟まれる。

「んん……っ、濡れてきちゃう……っ」

 瞳をとろりと細め、頬を桃色に染め、那月は、ふらふらとした足取りで、角を曲がる。

 ひと際、大きな、白基調のお屋敷が見えた。もはや、道路は、その屋敷に続く私道と言っても過言ではない程の規模だ。通いなれた凛の家である。

 鉄の格子で複雑な装飾をした門まで、もうすぐだ。

 今日は、どんな風に、縮めて遊んでくれるんだろう。

 幼子の遊び相手として来たはずの那月は、すっかり凛のオモチャとして待ちわびた顔をして、凛の家の入り口に立ち、チャイムを鳴らした。


 *

 

 那月は、お屋敷の一番上の窓を、じっと見上げているが、カーテンは微動だにしない。

 チャイムの音で、いつも、凛が、那月を見てから駆け下りてくるのに。

 今日は、自室にいないのかな、と考えていると、玄関扉は閉じたままなのに、目の前の門からいきなり、ガチャリと、解錠音が聴こえた。

 あれ。チャイムの応答もしてないのに、オートロック解除? と首をかしげていると、門が、開かれる。その陰から、凛が現れた。

「わっ!? 凛ちゃん!」

 那月が驚く様子に、凛は、満面の笑みを浮かべる。

「えへへ、ばあ~! びっくりした? 凛ねえ、門の横に隠れてたんだよ! 那月お姉ちゃん、全然気付かないから、笑うのがまんするの大変だったんだ~」

 くすくすと肩を揺らし、左右に結われたみつあみが揺れる。

「もう。全然気付かなかった」

 那月は、緩みきっていた頬を隠すように、両手を自身の頬に添え、むに、と頬っぺたを上げる。

 凛が、満足気に笑った後、那月のスプリングコートの裾を引っ張る。

「今日はねっ、那月お姉ちゃんとお庭で遊びたいのっ! 早く来て来て!」

「えっ、……お庭……?」

 那月が、どきりとしている間に、すぐに敷地内へと引っ張られる。

 がちゃりと、門がオートロックされる音を背後で聴きながら、凛に服を引っ張られ、那月は、凛と走る。

 手入れされた芝生に白い石が敷かれた通路に、広い駐車場を抜け、凛の家の裏へと回り込む。

 リビングルームから一望できる、お庭へと辿り着いた。

 一面、緑の芝生。細い庭木に、白いベンチが置かれ、白いブランコまである。ちょっとした庭園か公園みたい……、と那月が思っていると、凛が、リビングルームの前にある、サンルームの前で足を止める。

 白の大理石の上にある、白枠のガラス扉が一枚開いており、どうやら、凛はここから門まで来たらしい。

「見てみて、那月お姉ちゃん! これ、昨日咲いたばっかりなんだよ!」

 凛が、はしゃいだ声をあげながら、サンルームの脇に置いてあった植木鉢を指差す。

 レンガ色の丸い植木鉢に、赤いチューリップが一輪、咲いていた。

「わあ。かわいいね」

 那月は、中腰になり、芝生が広がる庭先から、サンルームの入り口へと目線を落とす。

「凛ちゃんが育てたの?」

「そうだよ! がんばってお水あげてたんだ! あのねえ、パパが会社でもらってきてくれたの」

「へえ」

 有名な研究所で働く、凛の両親を思い出す。春だから、球根を配ったりするのだろうか。植物をプレゼントなんて、おしゃれだな、と那月が思っていると、凛が、那月を見上げる。

「ねえ、那月お姉ちゃん。凛、今日は、那月お姉ちゃんに、チューリップのお姫様になってほしいな」

「え?」

 那月が、凛を見れば、凛は、キラキラと目を輝かせる。

「この前ね、幼稚園で読んだ絵本に、お花から生まれるお姫様が出てたの。那月ちゃんにそっくりで、このお花が咲いたら、絶対、那月ちゃんに、なってもらおうって、凛、決めてたんだ」

 凛の言葉に、那月は、ドクンッと再び、熱を上げる。

「ぁ……っ、えっと、あの……」

「ねえ、那月お姉ちゃん。──口、開けて」

 言葉に、身体が反射的に口を開けそうになり、那月は、慌てて口を結ぶ。

 そして、わずかに隙間を作りながら、ぽそぽそと声を出す。

「こ、ここは、ちょっと……。お外でしょ? 見られちゃうよ……?」

「お庭だもん。誰も見てないよ?」

 凛が、きょろきょろと辺りを見渡す。そりゃ、こんな豪邸、セキュリティレベルの高い大きな壁に囲まれてるし、敷地が広すぎてその壁も遠いし、お隣さんの家もよく見えないくらいだけど、でも……。

 くらくらと頭が混乱しながらも、行きに期待した通りの提案に、那月は、こくんと生唾を飲む。

「私のこと、……なくしたりしない?」

「大丈夫だよ! あのね、凛、那月ちゃんに、チューリップの中に入って欲しいんだ」

「……ッ!」

 ドキリとして、那月は、チューリップの中を覗き込む。

 赤い花の底は、黄色へと色を変えており、黒の毒々しい六つのおしべと、黄色の歪な形をしためしべが侵入者を待ち構えている。

 ここに、私……、入っちゃうの……?

 那月は、頬を赤く染めながら、チューリップに釘付けになる。

 こんな、えっちなかたちしたお花で、私、私……。

「──那月お姉ちゃん」

 凛の可憐な声が聴こえ、顔を上げる。

「はい。あーん」

「……、ぁーん……」

 那月は、熱にうなされた目をして、素直に口を開けた。


「んひゃぅう!? んむう、り、凛ひゃんっ、いきなり二粒もいれないでぇっ!」

「だって、お花のお姫様なら、このくらい食べないとダメだよ?」

 那月は、凛の小さな手で、キューブ型のチョコレートを二個、口に押し込まれながら、ふるふると身体を震わせる。反射的に、チョコレートを押し出そうとする那月の口を、凛の小さな手が押さえ、凛の小さな指が、那月の口の中に入り込む。

「ふふふっ、那月お姉ちゃん、くすぐったいよお」

「んんっ、んぅっ、んーっ!!」

 舌の上に乗せられたチョコレートが、どろりと溶けだし、那月の身体が呼応して、小さくなっていく。

「んひゃぅっ!! あぁあーっ!!!」

 スプリングコートの袖が、那月の手を飲み込み、コートの裾と、フレアスカートが、サンルームの前の、白い大理石の床にべちゃりと広がる。

 那月が中腰で見下ろしていた凛が、少しずつ大きくなり、那月と同じ目線になる。

 那月が口の中に、軽く含んでいた凛の指も、圧迫を増し、めいいっぱい口を開けないと咥えていられない程に、大きくなっていく。

 サンルームのガラス戸も、細い小柄だった庭木も、にょきにょきと伸びるように大きくなっていく。

「んはぁ……っ!」

 凛の指が大きくなりすぎて、那智の小さな口では、咥えきれなくなってしまった。

 口から指が離れた途端、身体は、しゅるしゅると、スピードを上げて縮めていく。 

「あぁあぁあ……っ! いっぱいいっぱい、小さくなっちゃうっ!」

 那月は、スプリングコートとワンピースに呑み込まれるように、小さな身体を、衣服の海に沈めていった。


「はぁっ、はぁ……っ、はぁっ」

 身体を五センチ丈程に縮めた那月は、スプリングコートの下で、丸裸のままうつ伏せで倒れていた。

 すごい……。一気に、こんなに小さくなっちゃった……。

 お洋服の上に倒れてるだけで感じちゃうっ……!

 那月は、スプリングコートの布の縫い目を、小さな足で挟み込み、すりすりと擦り合わせる。

 淡い色のスプリングコートに、那月は、小さな愛液をにじませながら、卑猥に腰を振っていく。

「あぁ……んっ! 布が、食い込んでっ、きもちいいっ!」

 びくんっと、身体が小さな快楽の波に跳ねていると、ふいに、スプリングコートがめくられ、上から光が差す。

「那月ちゃん、ここにいた~! 今日は、お姫様だよ~」

「んぁっ、ひゃうう」

 凛の丸く大きな指先が、那月を摘まみ上げる。

 ぷにぷにとした柔らかな指の腹が、那月のくびれた腰と、柔らかな胸を包み込む。

「はぁん……!」

 凛ちゃんの指、暖かくて気持ちいいよお。

 つつー、と小さく愛液の糸を、垂らし、粒のような染みを、コートと大理石の床に落とした。

 ふわり、と暖かな風が、那月の小さな肌を撫でる。

 那月は、縮小化に伴う快楽の熱を抱えながら、視線を、そっと周囲に向ける。

 広大な凛の家の庭が、広がっていた。

 静かな休日の昼下がり。春の鳥の鳴き声、風にあおられた葉の音。

 室内では得られない、自然の刺激が、那月の小さな裸を撫でていく。

「ぁ……っ」

 那月は、凛の大きな指先につままれたまま、きゅるりと、下腹部を疼かせる。

 私……、凛ちゃんのお家のお外で、全裸になっちゃってる……!

 ひくひくと、潤った秘部から、愛液が漏れる。

 もじもじと、内股を寄せ、那月は、小さな手を胸元に当て、尖り切った乳首を隠すポーズをとる。

「り、凛ちゃん……。お洋服、着せて」

 那月は、興奮を覚えながらも、凛にそう言うと、凛が、にこりと笑う。

「じゃあ、凛が那月ちゃんを、お姫様にしてあげるね」

 凛が、てくてくと歩き、サンルームの入り口に腰掛ける。

 植木鉢の脇に置いてあったオモチャの小物入れから、指人形用の洋服を取り出す。

 ピンク基調で、赤いリボンと白いレースがあしらわれたドレスだった。

 半そでのパフスリーブが、丸い膨らみを帯びていて、おとぎ話に出て来るお姫様の衣装にそっくりだった。

 凛が、慣れた手つきで、熱でどろどろの小さな那月に、ドレスを被せる。

 膝丈ほどあるドレスが、那月が早々愛液を垂らしていた太ももを隠す。

「ひぅ……ッ」

 ドレスは、外側は、つやつやで煌びやかな布だったが、内側は、人が着ることを想定していないのか、裏地もなく、ザラザラの素材だ。

 乱暴でむき出しの繊維が、那月の柔らかな肌をなぞり、那月の熱を上げていく。

「んぁ……っ、はぅ……」

 尖ってるおっぱいが、擦れちゃう……!

 那月は、凛の指先につままれたまま、おおよそ、姫と程遠い、はしたない顔をする。

「それでえ、那月ちゃんは、チューリップのお姫様だから、ティアラをつけなきゃなんだ」

 凛が、一度、那月をちょこんと、凛の足もと、屋外の大理石の床に立たせる。

 指人形のように、五センチほどしかない背丈になってしまった那月は、小さな身体で、辺りを見渡す。

 先ほどまで、簡単に足で踏みつぶしていた芝生が、那月よりも高い。

 凛の支えなしで、屋外の微風を直に感じ、強風が来たら、今の自分は、簡単に吹き飛ばされてしまうことを体感し、凛の脱ぎ散らかしたサンダルの傍に、そっと身体を添わせた。

 行きは、外で小さくしてもらいたい、なんて思ってたけど、こんなの危険すぎる……。


 熱を帯びながらも、さすがに、怖くなってきた矢先だった。

「あったー! 那月ちゃん、お待たせ~!」

 ズガン、と大きな衝撃を身体に受け、那月の小さな身体が、ポ───ンッ、と吹き飛ばされた。

 那月が、サンダルの傍に、わずかながら移動していたことに、凛が気付かず、勢いよくサンダルを履き、蹴り飛ばしてしまったらしい。

「ひゃぁああああああああっ!?」

 強い逆風を身体に受けながら、那月は、大理石の床を飛び越え、緑の芝生へと急降下する。

 ドサッ、と芝生の上に、うつ伏せで倒れ込む。

 那月は、驚きで、目を白黒させながら、顔を上げる。

 自分の背丈の倍以上はある、細長い緑の芝生が、自分を囲んでいる。

 小さな素足が、大きな芝生に、小さな手の平が、大きな土の塊に触れる。

 ぽかん、と広大な自然にあっけを取られていると、背後からガサガサと、芝生から音がして、那月は震えあがる。

 どうしよう……。今の大きさで、虫でもいたら、私……。

 小さな身体で身を強張らせていると、ふいに、身体が、ぶわりと舞い上がる。

「あー、良かった~。那月ちゃん、いた~!」

 那月を探しに来た、凛の足音だった。

「凛ちゃん……!」

 那月は、思わず、凛の指に、小さな手を添わせて、しっかりと掴む。

「もー。ダメだよ那月ちゃん。勝手に動いちゃ。凛、びっくりしたよ」

 那月が大ジャンプで大移動した芝生と大理石の外床を、凛が、てくてくと数歩進み、サンルームの入り口へと戻る。

 那月の懇願により、サンルームの中の床に着地する。

「もう、那月ちゃんは怖がりだなあ。そうそう、王冠ね」

 凛が、幼い手に、セロハンテープを掴み、ぴーっ、とテープを伸ばし、切る。

 折り紙をいびつな王冠の形に切っただけの小さな王冠に、セロハンテープを半分貼り、そしてもう半分を、那月の小さな頭の後頭部に、べちゃりと貼り付けた。

「きゃあっ。凛ちゃん、髪が痛いよお」

「だって、那月ちゃん、小さすぎて、お人形さんのティアラ、つけられないんだもん。しょうがないでしょ」

 凛が、幼い指を、那月の小さな頭に押し付け、テープのはりつきを強化する。

 強く抵抗すると、自身の身体が壊れてしまいそうで、那月は、なすがままにされる。

「やったー、できた~! 那月姫の完成だよ~!」

 凛が那月の腰をつまみ、満足気に、那月をしげしげと見つめる。

 そして、凛が那月の口真似をして、遊びが始まる。

「こんにちはっ、あたし、那月姫。チューリップから生まれたの」

 ひょこひょこと、左右に身体を揺らされ、那月は、凛のお人形と化す。

 セロハンテープで雑に止められた王冠の紙と、テープで乱れた那月の髪が、ぴらぴらと舞う。

「あたしのお家は、真っ赤なチューリップ。今日はちょうちょさんといっしょに遊ぶのよ!」

 ぴょんぴょんと、那月を上下に揺らした後、那月を、大きな植木鉢に咲いた、一凛のチューリップへと近づける。

 お花の中に、入っちゃう……!

 那月が、ドキドキしながら、上空から、チューリップを見下ろす。

「ちょうちょさん、まだかしら。先に、お家で待ってよ~っと!」

 ひゅうううう、と身体が下降する。

 ジェットコースターで味わうような無重力感すら伴いながら、那月は、勢いよく、チューリップの中心にそびえ立つ、めしべへと乗せられた。

「あひゃぅううっ!!!」

 ぐちゅん、と、歪な形のめしべが、那月の秘部へと突き刺さる。

 優雅なドレスに被せられ、傍から見れば、めしべの芯を持つ指人形のようにすら見える。

 しかし、その実、めしべの先端は、那月の中に食い込み、じゅくじゅくと、那月の愛液を伝わせ、チューリップの底へと、ぽたり、と液を零していた。

「ぁ……、あぁ……っ、私……っ」

 ぴくぴくと、那月は、宙に浮いた足を震わせる。

 素足が、おしめの先端にわずかに触れ、那月の素足に花粉をつける。

「わー! 那月ちゃん、可愛い~! チューリップのお姫様になっちゃったね~!」

 凛が、無邪気に声を上げ、那月の突き刺さり具合を試すかのように、那月の腰と肩に、指を添わせ、上下へと、軽く揺らしていく。

「あぁあんっ! あひゃあぁっ! 凛、ひゃんっ、らめ、揺らさない、でえ!」

 ぐちゅぐちゅと音を鳴らし、那月はめしべを濡らしていく。白い脚が、おしべの花粉で汚れていく。

「那月ちゃん、動いたら、落ちちゃうよ! もっと、奥までいれなきゃだめ!」

 ぐい、っと凛が、那月を上から強く押し、めしべが那月の中にめり込んでいく。

「ふきゃああああああああああっ!!!」

 那月が、めしべの上で、身体を反らし、小刻みに震え、絶頂する。

 とろりと、めしべの芯に、那月の愛液が伝い落ちる。

「あぁあ……、あぅ……」

 那月が、余韻で目を虚ろにしていると、凛が、きょろきょろと辺りを見渡す。

「うーん。ちょうちょさん来てくれないなあ」

 凛は、ガラガラと、サンルームのガラス戸を、全開する。

「昨日は、黄色いちょうちょさんが来てたのになあ。那月ちゃんと遊ぶところ見たいのに」

 むう、と口を尖らせた後、凛が、チューリップの上で、はしたない顔を浮かべる那月に声をかける。

「那月ちゃん。凛、ちょうちょさんの準備してくるから、ちょっと待っててね」

 くるりと身をひるがえし、凛は、リビングの奥へと走っていく。

「ぁう……、凛、ちゃ……」

 那月は、めしべに突き刺されたまま、チューリップの真ん中で、小さな声を上げる。

 両脚で、しっかりと、めしべを挟み込んだまま、胸元に手を当て、顔を上げる。

 血のように赤い、チューリップの大きな花びらが、那月の目の前に広がっている。

 先ほどまで、はるか頭上から覗き込んでいたのに、今は、一枚の花びらが布のように大きい。

 その事実が、那月を、どうしようもなく興奮させる。

「はぁ……んっ、はぁ……ッ、私、小さくなってるよぉ……」

 ぎゅむ、とめしべを太腿ではさみ、那月は左右に腰を動かす。ぐちぐちと、結合部の卑猥な水音が、那月の小さな身体に響く。

「ぁんっ、あぁ……っ、チューリップきもちいい……!」

 可憐な赤い花の中で、小さな姫の格好をして、那月は、ひとり、淫らに自慰を行う。

 赤から黄色のグラデーションとなった花びらに、小さな那月の乱れた影が映る。

 ガラス戸が全開にされたサンルームに置かれた植木鉢に、そよそよと、春の風が吹き込み、真っすぐ伸びた一凛のチューリップが、ぐらぐらと、風に踊る。

 一本の茎の延長上にある、めしべに突き刺さった那月もまた、風にあおられていた。

「ぁひゃぁあぁあんっ!! だめぇっ、こんなの激しすぎるよぉ!」

 チューリップのめしべが、那月の膣に入り込み、那月を前後左右に、激しく揺らす。

「あぁんっ! あぁああぁ……っ、しゅごい、ひゃう……っ、いい、いいのぉ」

 大きな花に抱かれているような錯覚すらして、那月は理性と恥じらいを、次々と捨てていく。

「あぁんっ、あぁああっ、ああぁんっ!! ひぅうっ、イきそう、はぁあんっ!」

 那月が快楽を駆け上っていくが、風は弱まり、チューリップの揺れがおさまっていく。しかし溺れ切った那月は、それを許さなかった。

「あぁんっ! やだ、やめちゃやだぁ! もっと、突いて! お願い、やめないでえ!」

 那月は、小さな身体をめいいっぱい伸ばし、目の前の花びらに両手でしがみつく。

 はしたなく、両脚を大きく拡げて折り曲げ、しっかりとめしべに添わせる。そして、自ら、ぐにぐにと身体を素早く上下に動かした。

「ぁんっ、ぁんっ、ぁんっ!! 気持ちいいっ、チューリップさんっ! 那月っ、那月、チューリップだいすきっ!! あぁはぁあああぁあっ!!」

 チューリップの花と茎が、那月の激しい自慰によって、不自然に揺れる。

 花びら越しに、めしべの先端に、大きな虫か何かが暴れているようなシルエットを映しながら、那月は夢中でめしべで自身をかき混ぜる。

「はぁあぁあっ、あぁあああっ、イクっ! イクイク! イっちゃう!! 那月、チューリップで、イっちゃうのぉお! あぁあああ、はぁあん、あぁっ、あぁああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!」

 ビクビクッと身体を震わせ、那月は小さな身体を弓なりに反らす。

 反動で、花びらを手放し、めしべが那月を突き刺したまま、前後に大きく揺れる。

「はひぃぃぁぁあぁあああああああああああっ!!!」

 那月は、ぷしぃいい、と潮を吹き、めしべを濡らす。チューリップの底は、那月の卑猥な雫で濡れていた。


「はぁ……っ、はぁ……っ、はぁっ……」

 めしべに突き刺さったまま、那月は、うっとりと、快楽の余韻に浸っていた。

 すごかった……。私、チューリップとえっちしちゃった。

 那月は、頬を、へにゃりと緩ませ、だらしのない笑みを浮かべる。

 ちらりと、下腹部に目をやると、歪なめしべが入り込み、ぼこりと膨れ上がっている。

「私の中に、こんなにめしべが入っちゃうなんて……」

 これって、チューリップの女の子と、えっちしちゃったことになるのかな。

 って、何考えてるの、私……。

 目を反らすように、慌てて、足元へと視線を落とす。

 めしべに突き刺さったまま、宙に浮いた足先には、おしべの花粉が、那月の自慰の反動で、はりついてしまっていた。

 そして、おしべとめしべが生える花びらの底には、那月が興奮と共にまき散らした愛液の雫が小さな粒で存在している。

 その様を見て、那月は、きゅるりと、下腹部を疼かせた。

 なんだか、自身がめしべとなり、受粉したかのような気になってしまった。そして、興奮を覚えてしまった。

 ちがうちがう、何考えてるの! 私、こんなに小さいことに慣れすぎだよ!

 ぶんぶんと首を横に振り、煩悩を振り払っていると、凛の大きな声と足音が聴こえてきた。


「那月ちゃーん! あったあった、ちょうちょさんのだよ!」

 顔を上げると、植木鉢のすぐ傍に座り込む凛が、覗き込んでいた。

「凛ちゃん……」

「これ持ってきたの。これなら、きっとちょうちょさん、遊びに来てくれるよね」

 その手元には、はちみつの入ったチューブボトルが握られていた。

 那月は、小さな身体に、本能的な危険を感じ取る。

「そ、それ……、どうするの?」

 尋ねた傍から、凛は、ボトルのキャップを外す。

「ちょうちょさんに食べてもらうの」

 そして、ためらいなく、那月の真上から、はちみつを垂らした。


 どぷん、どぷん、と粘度の高い液が、那月の頭から降り注ぐ。

「きゃふっ、ふぇっ、凛、ちゃ……! やめて、息、できな……、んんっ!!」

 那月は、顔を両手で押さえながら、頭上からひっきりなしに降り注ぐはちみつに耐える。

 頬を覆い、あごから首筋、鎖骨をぬめぬめと落ち進み、桃色のドレスに重みを与える。胸元から、地肌に入り込み、無防備な乳頭や、めしべを貪欲に挿入して変形したヘソや下腹部、愛液に濡れそぼった秘部と太もも、めしべに絡みつく足にも、ぬかりなくはちみつが伝い、那月を覆っていく。

「ひゃあぁ……っ!」

 那月は、顔を手で覆ったまま、ぞくぞくと、全身を震わせる。揺れた反動で空いた背中の隙間にも、容赦なくはちみつは垂れ、那月は、はちみつでコーティング状態になってしまった。

「凛、ちゃ……! ゃめてぇ……っ! しんじゃうよぉっ」

 か細い声で訴えると、ようやく声が通じたのか、飽きたのか、蜜がなくなったのか、はちみつ攻撃が終わる。

 那月は、小さな手の甲で、ぐいと、額をぬぐい、視界を開ける。

 開けた口にも、甘い蜜が広がっていた。

 ドレスも全身も、はちみつだらけで、重い。袖の膨らみを帯びていたパフスリーブも、すっかりぺちゃんこだ。

 はちみつが混ざり、涙目になった那月は、おぼろげに、凛の顔を視界にとらえる。

 はちみつだらけの髪がはりつき、声がよく聞こえない。

 ぐい、と耳元を手で拭うと、凛が、にこりと笑って、指を近づけてくる。

「──ねえ、那月ちゃん。口開けて」

 どうして、と尋ねる前に、調教されきった身体が、小さな口を大きく開く。

 だめ、と頭が叫ぶ前に、那月は、凛から三個目のチョコレートを口にしていた。


「ん、ひゃぁぅうううっ!!!」

 ビクビクと、身体を震わせ、はちみつを花の下に飛ばしながら、那月は、縮小を始める。

 その様を、凛が見つめながら、うんうんとうなずく。

「やっぱり、チューリップのお姫様って、もう少し小さい方がいいと思うんだ。ちょうちょさん、きっと、那月ちゃんが大きすぎるから、怖がってたと思うの」

 凛の声を遠くで聴きながら、那月は、しゅるしゅると身体を縮ませていく。

「ぁひぃいんっ! あぁひぃい! からだ、縮んじゃう……! 熱いのぉお! 溶けちゃうよおお!!」

 蜜だらけの重たい鎧と化したドレスが、那月という支えをなくしていく。

 縮んだ那月は、めしべにつきささったまま、ドレスのえりぐり、ネックホールから、小さな身体を通過させてしまった。ドレスはめしべを中心に置いたまま、どさりとチューリップの底へと落下した。

 はちみつをため込んだ底に、ドレスが加わる。

「めしべがああっ!! キツイのお、こんなのもう、入らないよおお!!」

 那月は、泣き叫び、卑猥な腰を左右に振る。

 容量オーバーとなった膣により、那月は、めしべの上部へと押し上げられる。

 那月よりも大きくなってしまった、頭上に貼られた王冠が、チューリップの底へと落ちた頃、ようやく、那月は、縮小化を終えた。

 体は、わずか1センチほどにまで、縮んでしまっていた。

 虫のような大きさで、めしべの先端ではちみつまみれで那月が仰向けで寝そべっていると、凛が、残念そうな声をあげる。

「んー。お姫様の格好、脱げちゃった……。今度は、小さくさせすぎたかなあ」

 那月が、なんとか声をあげようとした時だった。

 凛が、ふいに、顔を上げる。

「あっ! ちょうちょさん?」

 しかし、すぐに、顔色を変え、凛は悲鳴を上げる。

「蜂だ!! だめーーっ! 来ないで!!」

 ブンブンブンと、羽音が近づいて来る。凛は、恐怖の声を上げ、リビングの奥へと駆けていく。

 那月が、驚いて顔を上げると、巨大な花びらのすぐ上に、ホバリングした大きな蜂の姿があった。


「ぁ……っ」

 那月はめしべの上であおむけに寝そべった、恐怖で身体を強張らせる。

 今や、那月の倍くらいの大きさだ。

 黒くて丸い身体に、黒い羽が生えた首元は、黄色い毛がまとっている。大きな羽音を立てながら、じっと、那月を見つめている。

「ぃ、いや……っ」

 那月は、か細い声を上げ、身体を起こそうとした刹那。

 蜂が、那月に覆いかぶさってきた。

「きゃああああああああっ!!!」

 毛だらけの足が、那月を、がしりと掴む。蜂の首元に生えたもこもこの黄色い毛が、那月の首から下、足先までを撫で上げる。

「いやああ! いやああ! 離して! 助けてぇえええ!」

 那月が泣き叫ぶも、まるで力が敵わない。

 蜂のクチバシのように尖った口が、ぱかりと縦に割れると、中から、毛が生えた舌が現れた。

 那月が、恐怖で固まっている間に、蜂が容赦なく、その舌を、那月の顔に押し付ける。

「ひゃぐぅう!」

 そして、蜜をなめとっていく。

「ゃら、やらぁあっ!」

 べとべとに、はちみつと涙で濡らす顔を必死で反らすと、那月の小さな口の中に、蜂の舌を入れ込まれた。

「ふぐぅう、んんっ!!!」

 べちゃべちゃと、音を立てながら、那月は咥内を、蜂の舌でかき混ぜられる。

「んんんっ、んぅううっ、んむぅーっ!!!!」

 那月は、小さな口を、蜂の舌で歪に膨らませながら、必死で身体を反らす。

 毛だらけの足に捕まえられたわずか一センチの身体は、チューリップのめしべの上で、身体を前後に揺らすだけに終わる。

 しかし、それは、無防備な裸体を、蜂のもふもふの毛に、押し付けるに等しい行為だった。

「ふひゅぅうっ、ぅううぅんっ!」

 ふかふかの蜂の体毛が、那月の濡れそぼった秘部と、尖り切った乳首を撫で上げる。

 那月は、蜂に咥内を犯されながら、小さな裸体に与えられた刺激に、快楽のスイッチを入れていく。

「んっ、んんんっ、んむぅう、はふぅんっ!」

 恐々、那月は、小さな足を広げ、そっと、蜂へと、足を絡ませる。

 くちゅり、と水音を立て、那月の愛液が、蜂の体毛を濡らしていく。

 気持ちいい……。

 那月は、頬を桃色に染める。

 その顔は、すっかり、快楽が恐怖を上書きした顔だった。

 そろりと、小さな腕を、蜂にまわし、那月は、柔らかな胸を、黄色い体毛へと押し付ける。

「ぁんぅ……っ! あひぃ……!」

 接する面が増え、ホバリングの振動を、より直に感じ、那月は小刻みに揺らされながら、瞳を快楽で歪ませる。

 ずるりと、蟲の舌を、咥内から抜かれ、那月は、蜜と唾液を、だらしなく垂らす。

「ひぐぅ……っ! んはぁ、はぁんぅっ! きもひい……っ! 蜂さんの毛が、もぞもぞ震えて、こすれてるぅっ! あぁはぁぁんっ!」

 新たな蜜を吸わんばかりに、蜂は、毛の生えた舌を、那月の小さな顔を舐めまわす。

「あひぃいぃっ! きもちいいのおっ! いいよぉお!」

 那月は、小さな身体を、前後に小刻みに動かす。

 蜂にしっかりと抱えられながら、わずかな隙間で、黄色い体毛を生やした蜂の身体に、自身を打ち付ける。

 ぶぶぶぶぶぶ、と重い羽音と、ぱちゅ、ぱちゅ、ぱちゅという、小さな水音が、花の中に鳴り響く。

「あんっ! あんっ! あんっ! もっと、もっと那月の蜜、吸って! あぁああぁんっ!」

 那月が、蜂の黄色い体毛に覆われた首元に強く抱き着く。

 羽の振動をより強く感じ、那月が身体を震わせながら、大きく声を上げる。

「ぉおぉあぁああぁあッ、しゅごい、あぁひぃあぁああぁあっ!!! イク、イクぅ! 那月またイクぅうう!」

 ビクビクッと身体を震わせ、那月が、小さな身体を蜂に押し付ける。

「ん、んん、イクーッ!! あぁあああああああっ!!!」

 蜂の黄色い体毛の身体を、羽交い絞めするように、那月は強く抱き着き、達する。

 ふわりと、意識を飛ばした刹那、ホバリングしていた蜂が、めしべを離れ、ゆっくりと上昇する。

「あぁはぁああぁあんッ! きゃぅううッ!! 飛んでるぅう!」

 背中越しに触れていためしべがなくなり、はちみつで濡れた背中が、空気でひやりとする。

 毛の生えた蜂の脚で掴まれた首元と肩から、那月のロングヘアが、ばさりと重力に従い垂直に垂れる。

 仰向けで、蜂と向かい合うように抱かれたまま、那月は、ゆっくりと、チューリップの上空へと飛び上がる。

 上昇に伴う風と、蜂の羽による振動、蜂の大きな目に映る景色が、くるくると変わる様に、那月は、自身が、浮かび上がっていることを、全身で悟る。

 そこでようやく、我に返った。

「だめぇッ! 離してぇッ! 元に戻れなくなっちゃう!!」

 那月は、泣き叫びながら、必死で身体を左右にねじる。

 周囲を、けばけばしいラブホの壁のように囲っていた、赤い花びらは、見えなくなり、凛が開け放っていたガラス戸のサッシが見えた。

 那月は、一センチに縮まされた身体で震えあがる。

 凛の歩幅にして、数歩先の、芝生が生い茂る庭に落とされるだけでも、今の身体ではただで済まない。この家の敷地より外に飛び上がられたら、那月は、どうあがいても、元の大きさに戻ることはないだろう。

「いやぁああああああっ!! 助けて、助けてぇええッ!! 凛ちゃん!! 那月、小さいまま、蜂にさらわれちゃう!! お願い、離してぇえええ!」

 那月が小さく暴れ出したからか、蜂は、蛇行運転のようにへろへろと、凛の家のサンルームを飛び回る。

 那月は、蜂に抱えられた小さな身体に、不規則な羽の振動を与えらえながら、上へ下へと飛ばされる。

「ひぃあぁぁあんッ! あぁあああ、おぉおぁあはぁああぁあッ!」

 風圧に加え、下降に伴う無重力感が、小さな那月の身体に、新しい快楽を刻んでいく。

 傍から見れば、二センチほどの蜂の黄色い体毛に、一センチほどの虫かゴミでも張り付いているようにしか見えない。蜂が、振り払おうとしているようにすら見える。

 しかし、これまでの数々の快楽に浸されてきた那月には、空中で蟲に抱かれているようにしか思えなかった。

 人間の常識の範囲を超えた快感に、那月は、全身の細胞が浮遊するかのような気さえして、サンルームの上空で、小さく泣き叫ぶ。

「あぁあぁあああああぁッ!! もう許してぇええ! こんなの私、こわれちゃう!!! あぁひぃあぁあああああッ!!!」

 空中で、蜂に組み敷かれながら、那月は、ふたたび絶頂する。

 ちかちかと、白み、全身の力が抜け、ずるりと手足が、蜂から滑り落ちる。

 那月からのしがみつきがなくなった途端、蜂は、脚で那月を抱えるのをやめる。

 支えを一切なくした一センチの身体の那月は、ぽとりと、重力に従い、落下をする。

「あぁあ、ぁう……ッ」

 絶頂したまま、那月は、頭から真っ逆さまに落ちていく。

 風圧を感じ、死すら覚悟した刹那。

 どぷん。

 鈍い水音と共に、那月は不時着した。

 はちみつと五センチだった頃の那月による愛液が溜まった、チューリップの底だった。

 那月の五倍くらいはある、赤い花びらに囲まれた底は、電柱のように巨大なめしべと、那月よりも背の高いおしべがそびえ立っている。

 那月は、はちみつと愛液のため池に浸された、五センチの頃だった那月が着ていたドレスの上に寝そべり、両脚を大きく拡げ、それぞれ、別々のおしべの上に乗せる形で、不時着していた。

「生きてる……」

 なんとか、ぽつりと言葉を紡ぎ、那月は、遥か彼方の上空へと、足をおしべへ投げ出したまま見上げる。

 那月が抱き着いていた蜂が、サンルームの天井を、まだ、ホバリングしていた。

 良かった……。なんとか、花の中に戻れたなら、凛ちゃんにも、見つけてもらえる。

 那月が安堵していると、ドレスの上に仰向けで寝そべっていた身体が、ゆっくりと、はちみつの中に浸されていくことに気付く。

 わずか一センチに縮んだとはいえ、はちみつに浸されたドレスは、那月を乗せ続けるほどの力は残っていなかったらしい。 

 とぷん、とぷん、と、那月の裸体が、はちみつに沈んでいく。

「ひゃあっ、沈まないで!」

 那月が慌てて、おしべに乗せたままの両脚を下ろそうとするも、沈んでいく上半身がバランスを崩して、うまく動けない。

 じたばたと、両脚をVの字にあげたまま、もがき、那月の尻と秘部に、はちみつが入り込んでいく。

「ん、ひゃぅう……っ! 変な感じするよぉ!!」

 脳裏に、かつて、五センチほどに縮んだ身体をケージに入れられ、ネズミにたっぷりと下腹部を精液で満たされたことが過り、那月は、ビクンッと身体を震わせる。

「ぁひぃ……んっ!」

 那月は、とぷんと、はちみつに身を任す。

 五センチだった頃の那月の愛液入りのはちみつは、那月の腰を浸し、腹とへそを飲み込み、赤く熟れた乳首の際にまで至る。

 那月は、花びらの壁になんとか手を伸ばし、身体と頭を支えながら、はちみつ漬けされた身体をうっとりと眺める。

 そっと、両脚を曲げ、より深い内部への侵入を、はちみつに許す。

「あぁあ……っ、すごい……ッ、いっぱい、入ってくるっ!」

 ぷくぷくと、小さな気泡が、那月の膣から湧き出る。

 くねくねと、那月が、卑猥に腰を動かして、夢中になっている時だった。

 ブン、と低音の羽音が聴こえる。

 顔を上げた時には、蜂が再び、花の中へと訪れていた。


 下降した蜂は、一瞬、身を固まらせた那月にかまうことなく、はちみつが浸された底を目指す。

 そして、二つのおしべにそれぞれの足を乗せた那月の、下腹部へと、舌を伸ばした。

 ぐちゅうううんっ!!!

「ひきゃぁあああああああああっ!!!」

 蜜と共に、那月の中に、毛の生えた蜂の舌が入り込む。

 気に入ったのか、蜂は、舌をより深く進める。濡れるのを嫌ったのか、身体を那月の上半身へと乗せる。

 シックスナインのような体勢を取られ、那月は、黄色い体毛を顔まで押し付けられる。

 ぶぶぶぶぶぶぶ、と鈍い羽音と共に、那月は揺らされ、はちみつ漬けの膣に、舌を入れ込まれる。

「んひぃあぁぁああぁああああっ!! ひきぃいいいぃいっ!!!」

 頭が白む。蜂を退かせようと、黄色い体毛に覆われた胸部に手を添わすが、まるで力が敵わない。

 翅の振動に、一センチの身体は、されるがまま揺らされる。

 おしべに乗せたままの両脚が上下に揺れ、連打する形で、花粉をまき散らしていく。

「ひぐぅうッ、また、イグゥッ!! 私、蜂にッ、犯されてるッ、あぁぐぅうッ! とめて、とめてぇえええ、もう、らめぇえ、あひゃぁあぁああッ、あぁああぁあッ!!!」

 はちみつが溜まる花の底と、黄色い体毛が生えた蜂の胸部の狭間で、那月は、一センチの身体を、強風にあおられたゴミのように、ガクガクと揺らす。

 おしべに乗せた両脚は、花粉まみれになっていた。

「イグぅううッ、イグ、イグから、もう、わらひ、あひぃあぁあああッ!! でないよぉお、もう、はちみつ、出ないから、あぎゃぁあぁああ、ふきゃあぁああんッ!! たしゅけて、イク、イクっ、またイク、イクぅううううううッ!! あぁあああああああああああああッ!!!!」

 那月は、黄色い体毛の下で、焦点の合わない目をして、めいいっぱい声を上げ、何度めになるか分からない絶頂を遂げる。

 裸体を弓なりに反らし、しばらく、ぴくぴくと震えた後、ぱたりと脱力した。


 *


 チューリップの上部から、一本の割りばしが顔を出す。

 はちみつと那月の愛液で濡れためしべを通り過ぎ、花粉を底に落としきったおしべも避け、はちみつ漬けされたドレスの上に放心状態で浮かぶ、一センチの那月の横に到達する。

 割りばしは、ぬぷり、とはちみつの中に浸かり、小さな那月の真下に入り込んだ後、ぬるりと、那月をすくい上げる。

 ゆっくりと浮上すると共に、割りばしから、乗せきれなかったはちみつが、とぷとぷと、花の底へ落ちていく。

 割りばしの上で、はちみつまみれになりながら、那月は、ぼんやりと大きな上空を見つめていた。

 割りばしの持ち主、凛がこちらを覗き込んでいた。

「那月ちゃん、みーっつけた! もう蜂さん、どこかに行ったから大丈夫だよ~! お花の中に隠れるなんて、本当にチューリップのお姫様みたいだね」

 隠れていたどころか、蜂と散々、情事を重ねていたのだが、そんなことを知る由もない凛は、無邪気な笑みを浮かべる。

「ねえ、那月ちゃん。ちょうちょさん、お家の中だと、なかなか遊びに来てくれないみたいだから、次は、お外に出てみようよ! 今度こそ、ちょうちょさんとお友達になろうね」

 凛が割りばしを持ったまま、サンルームのガラス戸から大理石の床へ飛び降り、サンダルを履く。

 その振動だけで、下に落ちてしまいそうになりながらも、那月は、言葉を出せずにいた。

 ちょうちょさんだと、どんな風に抱いてくれるのかな……。

 再び、快楽で理性は壊死し、那月は、へらりと頬を緩ませる。

 ふわりと、春風が、はちみつにまみれた小さな裸体を、なぞり上げていった。



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FANBOXのURL変更のお知らせと、更新予告

お疲れ様です!

FANBOXのURLも変えてみました。ちょっと文字数がすっきり。

https://tagoshi6u.fanbox.cc/


前のアドレスでも、自動で飛ぶっぽいんですが、

有料記事の一覧をまとめた記事で、

タグ付け記事のURLがリンク切れだったので、更新しています。

FAN限定公開の記事をフルコンプしたい時は、ここをクリック!

支援者限定の公開記事も、なんだかんだで増えてきたので、 限定公開の記事に、シュッと飛べる、ショートカットのリンクを、貼っておきます! 限定記事、フルコンプしたい!! という方、下記、青文字をクリックください。 #支援者限定(R-18)…限定公開の小説の一覧です! #支援者先行公開……先行公開の小説の一覧です! #...

ほかにも自動では飛ばへんがなってところあったら、シュッと教えてください。


そんでもって、

近々、FANBOXにて、小説を一本、更新します。

タイトルは、

「幼稚園児に身体を縮められた私が、チューリップのめしべでえっちしたり、蜂に襲われちゃう話」

で、ございます。


この、頭に春が来た感じ。お楽しみに~!



あと、プランが少し、増えました。

内容は変わらないのですが、モチベ拍車コースと、爆速コースが増えてます。

興味ある方はぜひ、サムネだけでも見て行ってください。

すでにプランに入って頂いた方、ありがとうございます!!!

https://tagoshi6u.fanbox.cc/plans


よろしくお願いします☺



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久々のご挨拶と、改名のお知らせ

長らく音沙汰ない状態となってしまい、申し訳ありません……。

生きてます。

どうひいき目にみても、春、新年度になってしまいました。

こんなに切羽が続くとは夢にも……。


こちらが、修羅場にぶち込まれている間も、

変わらず、ご支援、フォロー、いいね頂き、本当に本当に、ありがとうございます。

本当にうれしく思います。


これから、脳みそを暖めて、また、何か書いていきたいな、と思う状態なんですが、

ひとまず、お礼をと思い、更新させて頂きました。


あと、心機一転、ハンドルネーム変えました~。衣替えみたいなノリで変わるやん。


折角なので、アドレスも変えようかなと思います。

公開内容は、今のところ特に変化ないですが、また、改めてお伝えします。


取り急ぎ、あの、あれ…、

漁ったら出て来た落書きを置いていきますね、夏やん。


よろしくお願いします。



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pixivの連続投稿が、一年を超えました!

ツイッターで少し、呟きましたが、

pixivの投稿が、前回で、54週連続の作品投稿となりました。

ほぼ一年!! 

あっという間ではありましたが、落書きを挟みながら、なんとか、一年を越せました。

ありがとうございます!

ポチ太のpixivの作品ページ

全87作品のうち、小説は46作品となってました。

FANBOX限定を入れると、もうちょっと増えるかな、と。


現在、少し、業務・私生活が切羽詰まっており、お時間頂いている状態になりますが、今後も、創作は続けていきたいなあ、と思います!


どうぞよろしくお願いします。ポチ太

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[15007文字]幼馴染♀に身体を五センチに縮められた私が、幼馴染の膣の中に挿れられて、幼馴染の自慰に使われちゃう話


 メッセージアプリから、着信を知らせる通知が光り、那月はベッドで寝転がったまま、スマホに手を伸ばした。

「あれ。雛子からだ」

 那月の幼馴染である彼女からの着信だった。

 スマホのディスプレイをタップし、那月は電話に応じる。

「もしもし。どうしたの、雛子」

 ベッドに寝そべったまま尋ねれば、聞きなれた雛子の声が聴こえる。

「那月、あけおめ~! 今って、実家? 下宿?」

 新年を迎えて、そこそこの日付が経つが、かまうことなく雛子が新年の挨拶を交わす。

 年明けの瞬間に、メッセージを送りあったことを、ふと思い出し、那月は一人、笑って、口を開く。

「もう、大学の方の家に戻って来てるよ」

「そっか、良かった~。あのね、私も今、下宿なんだけど……、今から、私の家に来れない?」

「えっ」

 突然の提案に、那月は、戸惑いの声をあげる。

 残り少ない冬休み。お互いの家に遊びに行くことなど、これまでは珍しい話ではなかったのだが、今となっては、どきりとしてしまう。

 だって、私たち、これまでとは、立場が違うわけだし。

 そんな那月の様子もかまわず、雛子は言葉を続ける。

「実は、ちょっと、私、今こまってて……。那月に助けてもらえたらなあって」

 雛子の、参るような声に、那月は、悶々としていた頭をすぐに切り替える。

「いったいどうしたの? 大丈夫?」

「那月、こっち来れそう?」

「うん、もちろん行くよ。体調でも悪いの?」

「そうじゃないの、ちょっと手を貸して欲しいの。急がなくてもいいわよ。あ、今日中に来ては欲しいけど」

「何それ」

 こっちは、今にも駆け出そうとせんばかりだったのに。

 150と数センチしかない小柄な雛子が、160と数センチもある那月の頼み事というと、

 高い棚に置いてあるものを取るとか、収納箱を組み立てるのを手伝え、とかそんなのかな、と那月が想像していると、雛子が、くすくす笑いながら、声を出す。

「デートのつもりで来てね、ってこと」

 雛子の、透き通った甘い声に、那月は、ぐ、っと息をのむ。

 幼い頃から知ってる、小柄のくせして、おっぱいの大きい彼女は、れっきとした那月の恋人なのである。


 *


 小さなエントランスで、オートロックをインターホン越しに解錠してもらい、那月は、コンクリートで出来た階段を上る。

 何度も来たことがある、雛子の一人暮らしの家なのに、こんなに緊張するなんて、初めてだった。

 階段の踊り場に出ると、白い無機質な壁に、階数が描かれていた。思わず、確認してしまうほど、動揺している。

 なに、私、ここまで緊張してるのよ。

 雛子が困ってるって言ってたし、それ助けるだけよ、それだけよ。

 言い聞かせた後、那月は、雛子の部屋の扉へと足を進める。

 扉の前に辿り着く前に、ドアが開かれ、中から、ひょこりと雛子が現れた。

 栗色のねこっ毛が両サイドにまとめられ、ふわりと風に舞う。

「ふふ。待ってたわよ。那月」

 もこもこ生地のフード付きパーカーとホットパンツをはく雛子を見て、那月は、むう、と少し口を尖らせる。

「寝間着姿で? ホントは寝てたんじゃないの」

「部屋着よ~。あ、那月はデートだから、おしゃれしてくれたのね。ありがと。そのコートかわいいわね」

 玄関でパンプスを脱ぎ、ノーカラーコートを脱ぐと、那月は、ぷい、と雛子から顔を反らして、ずかずかと雛子の家に入り込む。

 ニットワンピースを、タイツを履いた足で蹴とばすようにして、短い廊下を突っ切る。

「それで? 何を手伝えって言うの? 棚でも組み立てるわけ?」

 廊下の先、雛子のワンルームの私室に足を踏み入れ、そして、ぎょっと身体をフリーズさせる。

 雛子の寝床も兼ねた、ロータイプのソファーベッドの上に、ピンク色のごつごつしたペンライトのようなものが置かれている。

 髪を巻くヘアアイロンにしては小さいし、ライトにしては、光る場所が見当たらないし……。

 これって……。

「あ、見つけちゃった? 那月って、ちゃんと、そういうの知ってるんだね」

 くすくす笑いながら、雛子が追いつき、背後から、ぽすん、と身体をひっつける。

 もこもこしたパーカーと、柔らかな胸が、那月の背中をあたためる。

「実はねえ、その大人のおもちゃでねー、さっき色々、試してたんだけど~」

 雛子が、甘えて頼み事をする時の声を出しながら、那月の背後から、両手をまわし、那月の胸元へと、到達する。

 那月は、ぴくんっ、と身体を小さく震わせた後、背後にしがみつく雛子へと、視線をなんとか向けながら、声をあげる。

「たッ、試すって何をよ?! ていうか、何やってるのよ!」

「いいじゃない。大人が大人のおもちゃ使うんだから」

「そっちじゃなくて、どこ触って……、ひゃんッ!」

 むにむに、とニットワンピース越しに、胸を軽くもまれ、那月は思わず声をあげる。

 雛子は、満足気に笑みを浮かべながら、更に、手を、那月の下乳に添える。

「んー。なんか、夏ごろよりは、おっぱい少しおっきくなってない? 服が分厚いだけかなあ」

「もー! ばかばか、なにしてんのよっ! 雛子のばかっ!」

 那月は、雛子の両手首をつかみ、いやらしく値踏みするように動く雛子の手を、引きはがす。

 くるりと、身体を雛子に向け、キッと雛子を睨みつける。

 頬が真っ赤に染まっているのが自分でも分かったが、雛子は那月の様子に、にやにやと笑みを返すばかりだ。

「何よもう! せっかく心配して来てあげたのにっ! そんなえっちなおもちゃで、私に何かするために呼びつけたわけ!?」

 つい先ほどまで、服越しに触られた胸が、ひくひくと疼き、呼応して、下腹部もきゅんと、潤いを増してしまっている。

 そんな自身を隠すように、那月が問い質すも、雛子は、しれっとした顔で、口を開く。

「ちがうちがう。ほんとに助けてほしいの。あのね、今朝、そのオモチャで、ちょっと遊んでたら、取れなくなっちゃったのよね」

「……? 何が? どういうこと」

 内容が読み取れず、那月が怪訝な顔をして聞き返すと、雛子が、もこもこパーカーのポケットから、スッと平らな四角形の袋を指に挟んで取り出す。

 二辺がギザギザになっていて、中身が丸い線を描いてくぼんでいる。

 こ、これは……。

「ゴム。中に入ったまま、取れなくなっちゃったの」

 てへ、と、バトミントンの羽を飛ばしすぎた、とでも言うような顔で、言われ、那月は、より一層、顔を真っ赤にして、雛子に突っかかる。

「って、なにそれ、どういうこと?! ぜんぜん、わかんない。なんで、そんなの持ってるのよ!」

 知識こそあれ、学校の授業くらいでしか触れたことのないコンドームの登場に、那月は動揺に拍車をかけるが、雛子は依然として、顔色を変えない。

「エチケットでしょ~。衛生面としての」

「いや、そりゃ、そうかもだけど、そうじゃなくてっ」

 焦る那月に、雛子が、くい、と背伸びして、目と鼻の先ほどにまで、顔を寄せる。

「私が男の子に使うとでも思ったの? 那月がいるのに?」

「……ッ、だ、だって、私、そんなの、ほとんど使ったことないんだもん」

「はいはい。お子ちゃまの那月に説明してあげると、オモチャにゴムつけて使ってたら、外れて私の中に入っちゃったの」

 本当に何してんのよ。那月の理解の許容値を超える内容を、しれっと語った後に、雛子が続ける。

「それでね、那月に取って来てほしいんだ~」

「……、どこに、何を」

「私の中に、取れなくなっちゃったゴムを」

 今日、何度目になるか分からない叫びをあげるも、雛子は変わらず笑みを浮かべたままだった。


 *


「はー!? 何言ってんのよ! 出来るわけないじゃない、そんなの」

「大丈夫よ。ちゃんと、ばあばの家から、那月がちっちゃくなっちゃうお薬、拝借してきたから。これで那月が小さくなって、私の中から、ゴム、取って来てくれればいいでしょ」

「いいでしょ、じゃないわよ。人にマニアックプレイ強要してないで、さっさと病院行きなさいよ!」

「だって、さすがにこんなの病院で依頼するの恥ずかしいじゃない。ていうか、今の時期、病院、閉まってるでしょ」

「そんな、だって……っ、私……っ」

「大丈夫、大丈夫。那月、何度か小さくなったから分かると思うけど、小さくなると、身体が結構、頑丈になるみたいなのよね。だから、危なくないと思うわよ。それにホラ、胎内回帰なんて、こんな機会がないと絶対できないことだし、人生の経験を豊かにすると思って、お願い~」

「そんな軽々しく胎内回帰とか提案しないでよ」

 上目遣いで、甘えた声を出しながら、とんでもないことを言い放つ。

 那月は、ぐるぐると、追いつかない思考を、必死に働かせながら、雛子の『お願い』を考える。

 私が、雛子の中に、入っちゃう……?!

 雛子に、身体を小さくされたことは、何度か経験済みではあるし、雛子の大きな胸に閉じ込められて、とんでもないことを散々されたことだってある。

 柔らかな胸に全身を包まれた時は、心と身体が壊れてしまうかと思う程の快楽だった。

 雛子の中に入ると、今度はどうなってしまうのだろう。

 既に、頭が、未知なる経験を、一種の快楽として認識し始めてしまっていて、那月は、慌てて首を横に振った。

 いけない、いけない。

 もっと、冷静に考えなくちゃ。

「ゴムを取るって、そんな簡単に見つかるものなの? 中は真っ暗なんだから、私、探して持って帰って来れる自信がないわよ」

「あ、それは大丈夫。ちゃんと見えるように出来るから」

 ちょっと準備が良すぎないか。

 那月が怪しむ顔をするも、雛子はニコリと笑う。

「ほら、もともとの用途に合わせて、色んなお薬があるわけよね」

 いろいろと恐ろしい話をされ、那月は、雛子の祖母宅に思いを馳せる。

「もちろん、これ、那月の貸しでいいわよ」

「ほんと? 何してくれるの」

「そうだなあ。那月がゴム取れなくなっちゃった時は、私が取ってあげる」

「もっと違うことに使いたい」

 那月がため息をついていると、雛子が、どこからともなく、小さな小瓶を取り出し、キリキリと音を立ててフタを外す。

「さあ、それじゃ、小さくなってみよっか。那月」

 中身に、不思議な光をゆらりと反射させる、わずかな液が見え、那月を縮めてしまう薬が入っていることを悟る。

「……ッ、もう、ほんと、貸しだからね。あと、取れなかったら、有無言わさず、病院行かせるからね」

「はいはい。はーい、あーん」

 適当な返事をしながら、小瓶を那月の口元へと、雛子が手を上げる。

「あ、……あーん」

 那月が、ほんの少しだけ、膝を曲げて、雛子の小瓶へと口を寄せる。

 ちり、と、強い炭酸を、ほんの一滴、受けたかのような感触が、舌に触れる。

 その刺激が、スイッチとなり、舌から、全身へ、急激に激しい熱が広がっていく。

「ひゃぅッ!」

 那月は、驚いて、小瓶から口を離す。

 ぐらり、と空間が歪むような感覚を受け、雛子と、雛子の部屋に目を向ける。

 ドクンドクンと、身体が熱のうねりを上げると同時に、目の前の雛子と、雛子の部屋が、どんどん大きくなっていく。

「ぁ、あぁあ……ッ、私……、ちいさく、なってる……ッ!」

 ニットワンピースの重みが増し、タイツは脱げかけのように緩み、スカートの裾が床につく。

 雛子の目線が、同じ高さになったかと思うと、すぐに、那月は、雛子を見上げる形になり、そして、あっという間に、顔を上げるだけでは、彼女の目を見ることが叶わなくなってしまった。

 雛子のもこもこ素材のソックスに包まれた足元で、那月は、ニットワンピースとブラジャーやショーツ、タイツの山の中に、小さな身体を沈めた。


「ふふふ。すっかり小さくなっちゃったね。今回も、五センチくらいかな~。あんなに大きかった那月を、指先でつまめちゃうなんて、変な感じね」

 雛子が笑いながら、服の下でもがいていた那月を、指先でつまみ上げる。

 雛子の指の腹が、那月の胸元から腹部にかけて、すっぽりと添えられている。柔らかな感触と、暖かな熱を、地肌に直接感じながら、那月は、もじもじと、身体を左右にねじる。

「ひ、雛子……。恥ずかしいから、早く、下におろして」

 縮んだとはいえ、服を脱いだのは、自分だけなのだ。

 雛子の家で、自分だけが裸という状況が、那月の羞恥を上げるが、雛子は、くすくすと笑うばかりだった。

「どうして。私にならいいでしょう? 手の中にいた方が暖かいんじゃない?」

 面白がって、雛子は、小さな那月を、二本の指の合間で、コロコロと転がす。

 那月は、くるくると指の間で回されながら、されるがままになっていた。

「ゃだっ、もう、私の身体で遊ばないでよおっ。ぁんッ」

 指の腹で、胸を押し潰すように回され、那月は甘い声をあげる。

「ふふ。いきなり小さくしちゃったけど、折角だから、大きな時に、脱がしてから小さくしても良かったかなあ~? 那月、こんなに可愛い下着、つけてきてくれてたんだねえ」

 片手に那月をつまんだまま、雛子は、床に落ちた那月の下着に手を伸ばす。

 ニットワンピースの間から、桃色のショーツが、ずるりと引きずり出される。

 雛子のつまんだサイドストリングの紐が、花の刺繍を浮き立たせた小さな布地に繋がっており、ひらひらと、宙に揺れる。

 雛子の左手で揺れるショーツよりも、更に小さく縮んでしまった那月が、同じく、雛子の右手で、必死に、じたばたともがいている。

「やだやだっ、そんなの、引っ張り出さないで!」

「えー、どうして。那月が、この下着、着てるの、もっとしっかり見たかったなあ」

 笑いながら、雛子が、那月を、那月の履いていた下着の上に、ぽとりと落とす。

「きゃあああ!」

 那月は、少ない布地面積の下に、うつ伏せに倒れ込む形で、不時着する。

 縮んでしまう前に、ひそかに湿らせていた、自身の愛液が、那月の顔を濡らし、那月自身のメスの匂いが、那月を包む。

 羞恥で、頬を染めていると、ぐい、と那月がうつ伏せで寝そべるショーツが持ち上がる。

 雛子が、サイドストリングの紐を両手に持ち、ショーツを持ち上げたようだ。

「もう、大きすぎて、着れなくなっちゃったわね」

 花柄レースの隙間越しに、大きな雛子を見上げれば、雛子が、目を細めて、ゆっくりと口角を上げる。

 かよわい獲物を捕らえたときの瞳だった。

 小柄で可憐な幼馴染は、もはや、大きな敵わぬ存在と化していた。

「──好きよ、那月」

 甘く、強い声で言われ、那月は、ビクリと身体を強張らせる。

 その様子すら、雛子は、満足気にほほ笑み、小さな那月を低いベッドへと、下着ごと運ぶ。

 ぽすん、とベッドの柔らかさを、下着越しで全身に受ける。

 雛子が、那月をつまみあげ、ころんと、仰向けに向かせる。

 今や、自分の数十倍の大きさとなった巨大な雛子が、那月をじっと見つめながら、もこもこのパーカーのポケットから、小さなピルケースのような、丸い入れ物を取り出す。

 小さな、といっても、今の那月は、中に収納されてしまえる程のサイズで、那月は思わず身構えてしまう。

 雛子は、苦笑するように笑い、金色の縁取りがされた、丸いピルケースを、くるくると回し、開ける。

「これが、私の中に入っても、ちゃんと中が見えるようにしてくれる薬剤よ」

 カポン、とフタを取ると、中に、透明のジェルが入っていた。

 雛子の大きく細い人差し指が、そのジェルに、とぷんと入り、ひとすくいして、指の腹にジェルを乗せる。

「少し、べとべとしちゃうけど、許してね」

 大きな指先につけられたジェルが、那月へとつけられる。

 崩れやすいゼリーのような柔らかさだった。雛子の指が、那月の全身を撫で上げる。

「ん、んんぅ……っ」

 小さな頬や、胸が、大きな指で、ぐにぐにと形を変えてしまいそうな程に、押し付けられる。

 小さな背を、首筋から、臀部へとなぞられ、べとり、とジェルを塗られる。

 ぐい、と枝のように小さくなってしまった那月の脚を、雛子が指先で持ち上げ、同様にジェルを塗り上げる。

 濃厚な愛撫に、すっかり、熱が上がった那月は、ぼんやりと、雛子を、下着に寝そべったまま、見上げる。

 雛子が、クスリと笑って、大きな手のひらを広げ、那月へとのばす。

 捕まえられてしまうのかと、思いながら、見つめていると、手のひらは丸みを帯びて、指先を隙間なくぴたりとくっつける。そして、那月を、覆い隠してしまった。

「光っているのが、分かる?」

 雛子の言葉の通り、簡易的な闇の中で、那月は、自身の身体が、ぼんやりと、蛍のような淡い光を放っているのが分かった。

「ね。これで、見えるようになるでしょう?」

 再び、手のひらのカバーを解除し、雛子が、にこりと大きく微笑む。

 そして、自身の胸元に手を伸ばしたかと思うと、ゆっくりと、もこもこパーカーのファスナーを下ろした。

 大きな雛子のFカップの胸が、たぷん、と揺れて、露わになる。

「それじゃあ……、那月のこと、私の中に、挿れちゃうね」

 甘ったるい声に、情欲にまみれた瞳。那月は、小さな身体、全身で、それを受け止めながら、こくん、とうなずいた。

 雛子は、頬を染めながら、ホットパンツに、指先をかけ、するすると、脱ぎ下ろす。

 サイドに白いリボンをあしらったレースのショーツが、あらわになる。

 雛子が、膝を、ロータイプのソファーベッドに乗せ、那月のショーツの上に寝る那月を見下ろす。

 巨大な雛子の裸体を真下から見上げることとなり、那月は、雛子のくびれたウエスト、美しい曲線を描く巨乳に、圧倒される。

 雛子は、へそに手のひらを添えて、ひと撫でした後、ゆっくりと、サイドのリボンを解き、ショーツをずらしていく。

 とろりと、潤いに満ちた大きな割れ目を、上空で見上げ、那月の思考は、熱で鈍さを増していく。

 あそこに……、いまから、私、はいっちゃうんだ……。

 トクン、トクン、と不思議な鼓動が上がっていく。

 ぎしり、と、裸の雛子が、ソファーベッドへ、大きく足を広げて座り込む。

 大きな雛子が座ることでベッドが揺れ、那月の小さな身体が、小さく跳ねる。

 雛子の大きな指先が、ジェルでべとべとになった那月をつまむ。

「那月。お願いね」

 情欲に満ちた笑みと共に、雛子がそう呟くと、小さな那月を、自身の割れ目へと押し当てた。

 

 ぐちゅん、と雛子の溢れる愛液に、全身が大きく濡れる。

 那月が驚いて、目を閉じ、じたばたと手足を動かす。

「ぁんッ! やだ、那月。暴れないでよ」

 雛子が、ヒクヒクと、割れ目を疼かせ、とろとろと愛液を零す。

 しかし、那月は、溺れてしまいそうな恐怖が勝り、動きを止めない。

 もはや、小さな水滴の中に落とされた虫のような気にさえなっていた。

「ゃっ、いき、できない……っ!」

 やみくもに動かした手が、柔らかで、ざらりとしたものに触れる。

 雛子の割れ目を覆うヒダか、申し訳程度に残されたアンダーヘアにでも触れたのだろうか。

 ふいに、水滴の感触が消え、那月が、うっすら瞳を開けると、目の前に、大きな雛子の割れ目と、雛子の指先が見えた。

「もー。那月ったら。くすぐったいじゃない」

 雛子の声が、上空から聴こえる。

「だって、息できなかったんだもん」

「大丈夫よ。今の那月の身体は、頑丈になってるんだから」

「ほんと?」

 むしろ、力の加減を間違えたら、簡単に壊れてしまう、華奢な存在になり下がった気しかしないのだが。

 しかし、那月が尋ねる前に、雛子は、自身のヴァギナを、ぐい、と大きく拡げ、ふたたび、那月を近づけてしまう。

「那月……っ、いくよ」

「ま、待って、雛子っ、私、──ふぁあぁあ!?」

 どぷん、と鈍い水音を共に、那月は、雛子の中へと、挿入される。

「んっ、んんっ!! ぁああぁ!」

「あぁあぁんっ! 那月!」

 那月は腹部と背中を、雛子の指先に支えられながら、上半身を、雛子の中へと入れられる。

 ぽぅ、とぼんやりとした柔らかな光が、内部を照らす。

 まだ、最奥ではないそこは、目の前が、小さな闇の穴が続いている。

 私……、本当に、雛子の中に、入っちゃった……。

 那月が、呆然と、雛子の指先に掴まれたまま、その場に動けずにいると、ふいに、全身を包む柔らかな壁が、ぎゅぅうう、と那月を締めつけてきた。

「ひぅ……ッ?!」

 那月が驚いていると、すぐに、とろとろと、雛子の愛液が、那月を包みこむ。

 濃厚な雛子のメスの匂いに覆われながら、那月が身動きを取れずにいると、大きな雛子の声が届いてくる。

「はぁんッ! あぁあぁ……ッ、すごい……ッ、私っ、那月のこと、中に挿れちゃってる……ッ! あぁあぁんっ!」

 雛子の嬌声と共に、内部の肉壁が、ぐにぐにと揺れ動く。

 那月を締め付ける肉壁が、左右で圧を変えながら、那月を揺らしていく。

 ヴァギナに突っ込まれた上半身の動きに従い、まだ、外に出たままの、那月の尻と両足が、ぶんぶんと揺さぶられていく。

 雛子が、腰を揺らしているに違いなかった。

「んっ! あぁあんっ! ゃあぁあ、雛子っ!」

 くらくらと、眩暈を感じながら、那月が必死で叫ぶも、雛子は動きを止めない。

 それどころか、那月を支える指先を、するすると、那月の腹部と背から、両脚へと動かしていく。

「ゃ、やだ! 離しちゃだめぇ! 離さないでぇえ! 私、でられなくなっちゃう!!」

 那月が恐怖で叫ぶも、雛子の指先は、雛子のヴァギナから、自身の指先を引き抜き、那月の小さな足首をつかむ。

「ごめん、那月……っ、私、もうがまんできないっ!」

 ぎゅ、と強く足首を掴まれたかと思うと、那月は、一気に、全身を、雛子の中へと入れ込まれた。

 ──どちゅぅううんっ!

「あぁああぁああッ!!」

「はぁあぁあんっ!! きもちいい!! 那月っ、那月っ! あたし、那月でオナニーしちゃってるよぉおおお」

 雛子が嬌声を上げながら、激しく、小さな那月を、ピストンのように動かしていく。

 きゅん、きゅんっと、全身を、雛子の膣が締めあげていく。

 どぷん、とひっきりなしに、愛液が溢れかえってくる。

「ひぁっ、はぁあぁ、あぁぁああ……っ!」

 那月は、薄明りに照らされた、雛子の膣の中で、上下に激しく揺さぶられ、膣に締め付けられながら、小さく声を漏らしていた。

 まだ、最奥は見えず、探し物のゴムも見当たらない。

 全身を、愛液とジェルで、べとべとに濡らしながら、那月は、自分が、なぜ、無事で済んでいるのかが分からなかった。

 私の身体、いったい、どうしちゃったの……? 私、どうなっちゃうの?

 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ、と、激しい水音に包まれながら、那月は、上下の揺さぶり速度を上げていく。

 雛子の限界が近いのかもしれない。

「ぁあぁッ、あぁぅッ、ふひゃぁああ」

「ぁん! あぁんっ! あぁあんッ! 那月、那月っ! 私、那月で、イっちゃうぅうう!!」

 雛子が、自身の腿を、ぐい、と寄せ上げ、小さな那月を限界まで飲み込む。

「ぉあぁあひぃうぅうううぅ!?」

「イクぅうううううううう!!!」

 雛子の絶頂と共に、那月は全身を、限界まで締め付けられる。

 大きな蛇に、丸のみでもされたかのような状態で、身体中を、雛子の愛液にまみれながら、那月は、雛子の絶頂に、小さな身体を包まれた。


 雛子の膣の中で、那月が、力なく動けずにいると、ふいに、ずるり、と足を引っ張られ、外へと引きずり出される。

 愛液とジェルにまみれた身体が、空気に触れ、かすむ視界の向こうに、大きな雛子が見える。

 小さな身体を、両手で支えられているらしい。

 大きな雛子の顔が、どんどん、近づいているのが、ぼやける視界ながらも、わかった。

 雛子が大きな口を開け、中から、舌をのばす。

 べろり、と、生暖かい雛子の舌が、那月を舐め上げる。

「ふふふ。那月」

「ひな、こ……」

 那月が、弱々しい声を出すと、雛子が微笑む。

「ありがと。気持ち良かったわ」

「私……、まだ、ゴム、取れてないわよ……」

「あー、そうよね。まあ、ゴムなんてないんだし」

「へ?」

 どろどろに濡れたまま、那月が、目の前の大きな雛子を見れば、くすりと笑われる。

「ゴムが取れなくなった、なんて嘘よ。そんなヘマするわけないじゃない」

「な、なにそれっ! 私のこと、小さくまでさせといて、なんで」

「うーんと、前に、那月、小さくなりすぎちゃって、もう私のこと、気持ちよく出来ないって言ってくれたことあったでしょ」

 初めて、雛子の祖母の家で、ふたりして身体を縮めたときのことだ。

 お盆の上のお猪口で、初めて、雛子の肌に触れた日を、那月は思い出す。

「あのときに、別に、那月が、すっごく小さくなっても、それはそれで、気持ちいいこと、いっぱいできそうなのになあ、って思ってて、色々考えてるうちに、ちょっとやってみたくなった感じ」

「何よそれ! もともと、私の胸、大きくするって話だったのに、何に目覚めちゃってるのよ、あんたは!」

 那月が、小さい身体で必死に訴えるも、雛子は、全く、反省する様子が見られない。

「ふふふ。そんなちっちゃい身体で、文句言われても、全然怖くないわね」

「元の大きさで言っても、反省するタイプじゃないでしょ、あんたは」

「反省くらい、私だってするよ~。おわびに、今度は、ちゃんと、那月も気持ちよくさせてあげる」

 ぎらりと、雛子の目が光り、那月は、ビクンと身体が震える。

 長年培った、幼馴染の勘が働き、那月は、慌てて声を上げる。

「ま、待って、まず、私のこと、もう元の大きさに戻して」

「そう言わないで、その大きさでないと味わえないこと、いっぱいしてあげるから」

 雛子が言いながら、ベッドの傍に落ちていたもこもこパーカーのポケットから、コンドームの袋を取り出す。

 桃色の艶やかな唇が、その四角い袋の端を、ぱくりと咥え、空いた手で、ぴりぴりと、袋を破る。

 中からゴムを取りだす雛子を、那月は、雛子の指先で捕まえられながら、見つめる。

「な、何する気……?」

「ふふふ」

 那月をつまんだ手の、空いた指先に、雛子がゴムを引っかける。

 空いた左手で、雛子は、ベッドに転がる、オモチャを掴んだ。

 那月の全身よりも、大きな、それは、ピンク色のペンライトのような形をしていて、ごつごつしたイボと、柔らかなトゲが、びしりと周りを覆っている。

 えげつないオブジェを目の前にして、那月が声を失っていると、雛子が、そのオブジェに、那月をぺしりと押し付ける。

「ん、んぅううっ! ゃ、何するの、雛子!」

「暴れないで。ほーら、きもちいいでしょ~?」

 雛子が、ぐりぐりと、オモチャの側面に、小さな那月をおしつける。

 ペンライトを覆うイボとトゲが、いたずらに、那月の小さな割れ目と胸を擦り上げる。

「んはぁあぁッ!」

「今日は、これ使って、私と一緒にイこっか」

 可愛い声でそう言った後、雛子が、ぎゅっと那月をオモチャへと押し付ける。そして、素早く、オモチャと那月を、コンドームで覆ってしまった。

「ん、んぎゅぅ、ふぅううっ! ゃ、やだっ!! なにするの!」

 那月は、オモチャとゴムの狭間で、小さく暴れるが、コンドームは、那月を逃げ出すことを許さず、ぴたりと全身をバイブに寄せ付けさせていた。

 オモチャの表面にびしりと並ぶ、イボとトゲが、那月の小さな身体を、ぐに、と押し潰す。

 ささやかな抵抗のごとく、那月が、狭い隙間で暴れると、咎めるかのように、イボとトゲが、那月の肌を撫でつけていく。

「ん、んんっ……! ぁあ、ゃあんッ!」

 柔らかなイボとトゲによる刺激に、那月が身悶えしていると、雛子の大きな指先が、那月の身体をゴム越しに掴む。

「ほら、那月。足、もっと広げて、オモチャに絡ませて。その方が気持ちいいわよ」

「ぁんっ! ぃやあぁ、らめぇ、イボもトゲも、中にはいっちゃうぅ!」

 くちゅん、と小さな水音と共に、那月の中に、オモチャのイボとトゲが入り込む。

 刺激を待ち望んで愛液を零していた那月の小さな割れ目が、途端に、ぷくりと、小さく膨れ上がる。

「ぅあぁ……っ、な、か、苦し……っ、キツイ、よぉ!」

「ふふふ。那月の中にも、はいっちゃったね。……じゃあ、ちょっと試しに動かしてみよっか」

「ひぃ……ッ! や、やだ、こんなの動いたら、私、しんじゃう!」

「大丈夫よ。那月は、今、ちっちゃいんだから、こんなので死んだりなんかしないよ」

 雛子の甘く、しかし容赦のない声に、那月は、バクバクと、鼓動が上がっていく。

 手足がカタカタと震える。ジェルと愛液にまみれた自分の手が汗ばむ。柔らかなイボから、手が滑り落ちてしまいそうだ。

 那月は、自身が縮んでしまったことにより、今や、雛子の手助けなしでは逃げられない、ひ弱な存在であることを、今更ながらに思い知っていた。

「た、たすけて……、雛子……っ」

 那月は、掠れた声で、弱々しく、雛子に助けを求める。

 けれど、雛子は、うっとりとした瞳をして、妖しく笑う。

「どうしたの、那月。怖いの? だいじょうぶよ。私が、いっぱい、気持ちよくしてあげる」

 雛子の声に反応して、身体の下腹部が、きゅるりと、疼き、那月は、ぴくんっと小さな身体を、コンドームの中で震わせた。

 身体は、確実に、目の前の大きなオモチャと雛子の行いに、快楽を感じてしまっている。

 こんな異常な状態で、快楽を感じてしまっている。自身の身体が、もはや、取り返しのつかない変化を遂げてしまったかのように思えて、怖くて仕方がなかった。

「一緒に、いっぱい、イこうね」

「ゃ……ッ、だ、めぇ! だめぇ、やだぁあ! ぃやぁああああ、あぁあ、あぁあああああああ!!!」

 カチリ、と。雛子がオモチャの底についたボタンを押す。途端、那月が半強制的にしがみついていたオモチャが、小刻みに容赦なく、那月を揺さぶり、震えあがる。

「ひぎぃあぁぁああああああああああああッッッ!!!!」

 那月は、小さな身体を、バイブとコンドームの狭間で、めちゃくちゃに跳ねあがらせながら、あっという間に、快楽の階段を駆け上がった。

 何度も何度も、達して、絶頂していく。それでも、オモチャは動きを止めなかった。

「ヒグゥウウウ!!!!! イグゥウうう!!! あぁぁあああああ、はぎぃあぁああああああああっ!!! イグぅううう、イってるのぉおおおお!! いま、イってるのに、ひぎぃぃいいい!!! とめてぇえええええええ、ひなこぉおおおおおおおおおお!!!」

 那月は、白む視界の中、あらん限りの声を上げる。

 目の前に、大きなピンク色の物体が、残像を残しながら、激しく振動しているのが見える。その視界が、己の涙と朦朧とする意識で、揺らいでいく。

 もう、だめ、と思ったところで、カチリと、バイブは動きを止める。那月は、かくん、と脱力するが、ぴたりと那月を包むコンドームが、那月の体勢を変えることを許さず、那月は、バイブに抱き着いたままとなった。

「ぁあぁ……ぅあ……」

「わーお。那月って、こんな風になっちゃうんだ。かわいい」

 ゴム越しに、雛子が、オモチャにはりついた那月を、つんつん、と突く。

「私のなかでも、いっぱい、乱れてくれたら、うれしいな」

 雛子が、ぎゅ、とオモチャのスティックを両手で握る。

 そして、ゆっくりと、バイブを、自身の中へと、挿入していった。


 *


 トゥプン、と深い水音と共に、雛子のヴァギナが、コンドームに包まれたバイブと小さな那月を飲み込んでいく。

「ぁ……ッ、はぁう……っ! すごい……っ、いつもより、おっきい……ッ、那月が、私に、はいっちゃう……!」

 雛子がうっとりとして、声を上げる。

 ぐにゅぐにゅと、那月は、雛子の膣壁に圧され、停止したバイブに、隙間なく押し付けられる。

「んひぅううぅっ、ぁあぁ……っ、たす、けてぇ……っ!」

 しかし、雛子は、手を止めることなく、奥へ、奥へと、バイブと那月の挿入をすすめる。

「はぁんっ……! どんどん、はいっちゃう……! 私、那月を、ぜんぶ、ぜんぶ、私の中に、いれちゃってるよぉおっ!! 那月のぜんぶが、私の中に、はいっちゃうっ……!!」

 つぷん、とバイブを限界まで挿入させ、それと同時に、那月は、完全に、雛子の膣の中に、入れられてしまう。

 雛子は、荒い息を上げ、うつ伏せで、腰だけを、くいっと持ち上げる。

 ソファーベッドに、大きなFカップの胸を押し付け、両手で、ベッドのシーツにしがみつく。

「はぁ……ッ! はぁッ、あたし、あたし、那月をぜんぶ、挿れちゃった……っ! すごい、すごいよぉお! いま、あたし、那月のこと、ぜんぶぜんぶ、あたしのなかに、あたしの、中にぃいいい!!」

 きゅんきゅんと、大きく、雛子の膣が、バイブと小さな那月を締め付ける。

 ゴムの中に閉じ込められた那月は、全方位から押し寄せる雛子の膣壁に、ゴム越しで、激しく愛撫される。

「あぁあんッ! んひゅぅううう! 雛子ぉおお! 私、つぶれちゃうぅう! あぁあんんっ!! バイブがどんどん、挿ってきちゃうよぉお! 雛子!! 外に出してぇええ!!」

 那月は、小さな下腹部を、ヒクヒクと疼かせながら、ピクピクと震える。

 しかし、もぞもぞと動く様は、雛子の中を、余計、刺激させ、雛子の膣壁の動きに激しさを増すばかりだった。

「やぁああぁんっ! 那月が動いてきもちいよぉお! ぴくぴく、小さく動いて、感じちゃうぅう!! あたしの那月が、あたしの中で、暴れてきもちいいのぉおお!!」

 雛子が、うつ伏せのまま、ベッドに顔を押し付けて、あられもない声をあげる。大きな口から、たらりと唾液が零れ、瞳は完全に、快楽しか映していなかった。

 雛子は、自身の大きな太ももを、ぎゅっと隙間なく寄せ、膣の中に挿入したバイブと那月を、更に追い詰める。

 バイブにはりついた那月が、ビクビクと、より一層、激しく暴れるのを、膣で感じ、雛子は己を昂らせていく。

「はぁッ、はぁっ、那月が、あたしの中で、いっぱい、動いてる……っ!! すごく感じちゃうっ! もう、もう、こんなのガマンできない!!」

 雛子は、艶めかしい両脚を、大きく拡げ、うつ伏せのまま、ベッドに抱き着くようにして、己の下腹部をベッドへと打ち付けた。

 うつ伏せで寝そべったまま、大きなロデオでも乗るかのように、ぐい、と下腹部を、ベッドにこすり付けるように、激しく、自慰を続ける。

「あんっ! あんっ!! あぁんっ!! 那月っ、那月!! あたしといっしょに、いっぱい、あぁあぁああんっ!!」

 こすん、こすんと、那月をはりつけたバイブは、雛子の膣の最奥を突いていく。

 那月は、コンドームの内側、バイブの側面に、抱き着かせられたまま、雛子の腰の動きに合わせて、バイブのイボに犯されていく。

「ひぁっ、ひ、なこ……ッ! わらひ、こんなのっ、あぁあぁあんッ、こわれ、る……ッ! ひぎぃッ、ふぁあぁッ」

 柔らかな光を放つ、己の身体。

 雛子の膣の中、大きなイボとトゲだらけのオモチャに抱き着いたまま、コンドームの中に閉じ込められて。

 那月は、ジェルと愛液まみれの身体を、揺さぶらせながら、快楽にのみこまれていく。

「あぁんッ! なつき、なつきっ! もっと、もっと、いっぱい、あたしの中でこわれてぇええ!!」

 雛子が、激しく腰を揺らしながら、バイブのスイッチを入れた。


 ヴヴヴヴヴヴヴヴヴィーン、と容赦ない機械音と共に、バイブが振動を始める。


「ひぎぃああぁぁあああああああああ!!!!!!!」

「あぁあぁああああんッ!!!!!! すごいっ! 那月のバイブ、きもちいい!! もうとまらないよぉお!!! 雛子ッ、那月でイっちゃううぅううう!!!」

 膣が那月とバイブを締め上げ、那月は、身体を弓なりにして、泣き叫ぶ。

「ひきぃいいいいいっ!! あぁああぎゃあぁはひぃいいいいいいいっ!! 出して、出してぇええええええ!!! わらひ、おかしくなっちゃううぅうう!! イグウウう、イグから、もうイグからゆるしてぇええええええ、あぁああああ」

「「あぁぁあああああああああああああああああああッッッッッッ!!!!!!!!」」

 

 雛子の大きな嬌声と、那月の小さな叫びが重なり、ふたりで、絶頂に達した。


 *


 ずるり、と愛液でドロドロに濡れたバイブを、雛子が膣から引き抜く。

 雛子は、ペンライトのような形をしたバイブの持ち手を、片手で縦に握ったまま、ゆっくりと、己の目の前まで持ち上げる。

 コンドームに覆われたバイブは、バイブのイボと、バイブにはりついた那月で、歪な形をしている。

 雛子は、くすりと笑った後、くるくると、バイブを手でまわす。

 お菓子でデコレーションされたアイスキャンディーでも見つめるかのような瞳だ。

「なーつき。寝ちゃったの?」

 甘える声で尋ねた後、白魚のような肌をした指先が、バイブの持ち手の底にあるスイッチを、かちりと押す。

 ヴヴッ、と一瞬、バイブが揺れる。しかし、すぐに、その動きは止まってしまう。

「あれ。動かなくなっちゃった。壊れちゃったかな」

 雛子が、なんでもないような口ぶりでそう呟く。

 かちかち、と何度かスイッチを押しても、結果は同じだった。

「あーあ。乱暴にしすぎちゃったかな。それか、電池切れ?」

 雛子が呼吸のような小さなため息をついていると、バイブを覆っているゴムが、ぴくり、と動くのが見えた。

 那月と思わしき、小さな人型の塊が、ヒク、ヒク……、と弱々しく、ほんのすこし動いていることに気付く。

 雛子は、途端に、つまらなさそうな顔から、愛しくてたまらないという顔へと、表情を変える。

「ふふふ。おはよ、那月。ちょっと、激しすぎちゃったかなあ」

 細長い、雛子の指先が、バイブを覆うコンドームの先端をつまみ、ゆっくりとゴムのカバーを引き上げる。

 愛液とジェルに身体を濡らし、小さくバイブに抱き着いたまま、焦点の合わない瞳をした那月があらわになる。

「さいしょだから、びっくりしたかもだけど、これから、ゆっくり慣れていこうね、那月」

 クスクスと、雛子が妖麗な笑みを浮かべる。

「まだ、いっぱい、小さくなれるおくすりはあるから、安心してね」

 そして、雛子は、大きな手のひらをめいいっぱい広げ、ちいさなちいさな、那月へとのばした。


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アンケート結果と、コメントのお返事

昨年末に、

こちらの記事で取っていたアンケートの結果です!


今日の気分の結果は、こう!(ドン! 0%0%0%)(※消えてません)


1位 F 無邪気なロリにお人形ごっこされちゃう縮小娘 

2位 C ネコに襲われちゃう縮小娘コース

3位 B 自分を縮めた女子に捕まり元に戻れない縮小男コース

   G 小柄巨乳な幼馴染と身長逆転えっち

5位 D ネズミに襲われちゃう縮小娘コース

6位 A 縮んだ状態ながらも自分を縮めた女子を攻める縮小男コース

   E クワガタに襲われちゃう縮小娘コース

8位 H 優しげなお姉さんに雪の上に落とされマッチ棒でこすられる

   I 生意気なショタにバイブを挿入されバイブにされる

   J 神父の体液でどんどん縮められる


お人形ごっこは、やっぱり強いですね~

さすが、pixivブクマ最多数シリーズ。ありがとうございます。

今回、最下位を獲得したお姉さんとショタくんと神父さんには、

縮んでいただき、6位のクワガタを添えて反省会をしたいと思います。


つづいてコメント返信です。

ふわっと、中略、引用して、お返事しています。


>thank you for the stories!

→Thank you for your comment! I'm very glad. I wish you a wonderful year.


>幼馴染♀~、unbirth 見たいです。

→ちょうど考えてたネタがあるんですよ、旦那~! 今月、更新します、お楽しみに!


>身長逆転系が大好きです 後子供扱いされるくらいのサイズ差も凄くツボです

→逆転、おいしいですよね!普段なら、絶対負けないのに~、みたいなんが、好きですね。

 あと、自分も、最近、子ども扱いされるサイズのおいしさに目覚めました。

 子どもサイズだけど、子どもじゃない。子どもサイズでおおよそ、子どもらしくないことをされる。これは……美味しいでぇ!(語彙力)

 コメントありがとうございました!


>アンケート、人間や生き物に奮闘したり~、これまでどの話もとてもとても良かったです。個人的にはアリスの話とかまた書いて頂けたらなと思います。今後も応援しております。

→ありがとうございます!

 まだ未開拓の百合、大変、奥深いなああ!となってました。確かに、年の差が近い間柄だからこそ生まれる関係と感情がありますよね。あと成長期、思春期の世代も、確かに、独特の雰囲気があるなあ、と、無限の可能性を感じて、こちらもワクワクさせてもらいました。先輩後輩とかも自分は、大好きですね。

 アリスの話も、結構、気に入っているので、また書けたらなあ、と思います!

 うれしいコメント、たくさん、ありがとうございました!



>いつも素晴らしい作品をありがとうございます。縮小娘の作品を色々と探していますが、ポチ太さんの書かれるシチュが一番私に響きます。~の方

→ありがとうございます!!涙

 縮小化に対する、エモいパッションを、言語化していただき、本当にありがとうございます。ほんまそれ、それが言いたかってん……涙、となりました。縮小化は、ぱっと見、周囲、世界全体が大きくなっているように見えるのに、自分自身の身体が、明らかに異常をきたしている、っていうのがもう、むっちゃ美味しいなあと思っているので、大事にしたいこの想い(倒置法)と改めて感じました。

 あと、快感がトラウマというパワーワードが、個人的に、大変刺さったので、これを脳に刻んでいきたいと思います。ありがとうございます。

 自分の作品で、少しでも楽しんでもらえたら、本当にうれしいです! 


アンケートにご参加いただいた、皆様、

本当にありがとうございました!☺


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ご挨拶と今後の更新につきまして

1月ですね!

今月も、ご支援、フォロー、作品を閲覧いただき、本当にありがとうございます。


新年早々、一発目から、

大変、申し訳ないのですが、

業務と私生活が、かなり切羽つまってきまして、

今月の、新作小説を1本、更新後、

春頃まで、小説の更新をお休みさせて頂きます。

本当に申し訳ないです……orz


ただ、そうは言っても、

物心ついた頃からある性癖と、創作活動愛が消えるわけではないので、

予想外の時間が取れた時や、現実逃避で作品をかき上げた時は、

シュッと更新したいと思います。


というわけで、

今月は、

幼馴染♀×縮小娘の新作を、1本、

FANBOXにて更新を予定しています。


タイトルは

幼馴染♀に身体を五センチに縮められた私が、幼馴染の膣の中に挿れられて、幼馴染のオナニーに使われちゃう話

です。

この、新年になっても、煩悩が拭われなかった感じ。原点回帰ならぬ胎内回帰。

お楽しみいただけますと、うれしいです。


昨年末に作らせてもらったアンケートも、

たくさんご回答、いただき、ありがとうございました!!

さきほど、回答締め切らせてもらいました。

コメントまでくださった方、本当にありがとうございます!

大変、エモいコメント頂いていたので、結果も含めて、

こちらは、また、改めて、シュッとお返事させてもらいます!


どうぞよろしくお願いします。タゴシロー。

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あけましておめでとうございます!

あけまして、おめでとうございます!

皆さまのおかげで、無事、新年を迎えることが出来ました。

たくさんのご支援、フォロー、作品を閲覧いただき、本当にありがとうございます。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。


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今日の気分で小説を選べるフローチャート(おまけのアンケート付き)

年末ですね。早い!!!!

一年の振り返りも兼ねて、

これまでの作品を、今日の気分で選べるフローチャートを作ってみました。

質問に答えて辿り着いた、A~I の10タイプに基づいて、

該当する作品を、記事の一番最後に、リンクで貼ってます!




A 縮んだ状態ながらも自分を縮めた女子を攻める縮小男コース 

B 自分を縮めた女子に捕まり元に戻れない縮小男コース

C ネコに襲われちゃう縮小娘コース

D ネズミに襲われちゃう縮小娘コース 

E クワガタに襲われちゃう縮小娘コース

F 無邪気なロリにお人形ごっこされちゃう縮小娘

G 小柄巨乳な幼馴染と身長逆転えっち

H 優しげなお姉さんに雪の上に落とされマッチ棒でこすられる 

I 生意気なショタにバイブを挿入されバイブにされる 

J 神父の体液でどんどん縮められる


好みのタイプに辿り着けましたでしょうか?

もしよければ、結果、アンケートで教えてもらえるとうれしいです!


あれもこれも、フローチャートに入れようと思ったんですが、

思ってた以上に、いろいろあって、詰め込みきれなかった。

寒い日、続きますが、ちょっとでも、こちらの小説で楽しんでもらえると幸いです!


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[16371文字]お人形サイズに縮められた私が、えっちなクリスマスツリーのかざりになっちゃう話


 寒空の下、大学の校舎の隙間を縫って、那月は友人らと帰路についていた。

 話題は、もっぱら、迫りくるクリスマスの予定で持ち切りだ。

 待ち遠しさのテンションが、彼氏の有無で、大きな高低差が出来ている。

「今年のクリスマスは、水族館のイルミネーションに連れていってもらうの。クリスマスは、特別に夜も営業してるんだって。ライトアップしたプールで、イルカのショー、見るんだ」

 友人らの中で、数少ない彼氏持ちの梨沙が、輝かしいエピソードを語り、彼氏のいない友人らのテンションを更に下げている。

「雨降ればいいね」

「なんでよ! 酷いわね!」

「間違えた、雪降ればいいね」

 前を歩く友人らの愉快な会話を聞き、那月が笑っていると、隣を歩く絵実が、口を開く。

「いいわね、楽しそうで」

「ほんとだね。絵実ちゃんは、クリスマス、何か予定はあるの?」

 那月は、絵実を見つめる。緩やかなウェーブがかかった長い髪を、一つに束ね、スレンダーな身体をしゃきりと伸ばして、スタスタと歩く彼女に、彼氏がいないことが不思議だ。高嶺の花過ぎるのだろうか。

「最初はね、サークルの忘年会の話が上がってたんだけど、クリスマスにするとか正気かって、方々から文句が来て取りやめになっちゃったんだよね」

「リア充が多いサークルも大変だね」

 サークル熱心な友人に相槌を打つと、絵実が、カラカラと笑う。

「代わりに新年会することになったから、今年は、早めに実家に帰ることにしたんだ。兄貴がね、姪っ子たち連れて来るの」

「へー。それも楽しそうだね」

 上に兄弟のいない那月は、自分にはないエピソードに新鮮味を感じていると、絵実が肩をすくめる。

「遊び盛りだから、大変だけどね。あ、でも、那月ちゃんって、ベビーシッターやってるんだっけ?」

「凛ちゃんのこと? 幼稚園児だよ。ベビーじゃないよ」

 どきりと、しながら、那月が否定すれば、絵実が、まあ要するに子守りでしょ、と言われる。姪っ子たちと近い年ごろに当たるらしい。

「あの世代、めちゃめちゃ元気だから、大変じゃない? この前、会った時も、アニメ映画のネット配信みた後、ずーっと、その真似っこしててさ。悪役しろって言われて、かなり台詞、覚えちゃった」

「そうなんだ」

 返事をしながら、那月は、凛とのこれまでの遊びを思い出す。

 凛の持つ、不思議なチョコレートで、身体をドールサイズや、指人形サイズに縮められた後、オモチャのように扱われたり、ケーキに飾られたり。料理で使うガラスボウルの中で、溺れてしまう程、小さくされたり。竹ぼうきの上の塵ゴミのようなサイズまで小さくされたり。

 どれもこれも、日常では味わえない程の快楽を伴う出来事だった。

 凛ちゃんの小さな、ぷにぷにした指で、全身を掴まれ、撫でられるの、本当に気持ちいいんだもん。

 もちろん、私の中に、チョコレートとか、クッキーとか、オモチャとか挿れてもらうのも大好きだけど。

 自然と頬が火照り、那月はとろんと、瞳を甘く細めながら、凛との情事を思い出す。

「那月ちゃんは、クリスマスどうするの? ベビーシッターするの?」

「えっと……、会いたいとは言われてるんだけど、ご両親、いらっしゃるみたいだから、お邪魔するのもどうかなって思って」

 この前、凛の家に行った時のことを思い出しながら、那月は話していると、目の前を歩いていた梨沙らが、ぐるりと、後ろを振り返る。

「えッ!? ご両親に会う?! 何、那月、いつの間に、彼氏できたの?」

「うそー。知らなかった。那月ちゃんてば、そうなの?」

「ち、違うってば。親戚の子の家に行くって話」

 那月が慌てて否定すれば、なーんだ、と安心するような声をされる。

「あぁ、例のあの子? クリスマスにも会うの? もー、その子、那月の彼氏じゃん」

「お世話してるのって、女の子でしょ。男の子だったら、大人になるの待つのもアリだったのにね」

「あはは、いくつ離れてると思ってんのよ、さすがにないでしょ」

 言いたい放題の感想を述べる友人らに、那月は、もー、とため息をつく。

 彼氏かあ。いっぱい、私は、えっちしてもらっちゃってるけど、凛ちゃんにとっては、全部、ただの遊びなわけだし。

 って、言葉にすると、すごいことしちゃってるな、私。

 自己嫌悪に陥りながらも、相変わらず、身体が既に、凛によって与えられる快楽を求め始めてしまっている。

 雑念を振り払うように、那月は、口を開く。

「変なこと言わないでよ。凛ちゃんは、私で遊んでるだけだってば」

「私と、でしょ? なんか、その言い方だと、那月ちゃんが遊ばれてるみたいだよ」

「那月、オモチャにされてるの。最近の子供は怖いわね」

 テンション高く、笑う二人に、那月は、ウッ、と言葉を飲み込む。

 素で言い間違えてしまった。気を付けなければ。

 話題を反らすべく、那月は、絵実に顔を向ける。

「そうだ、絵実ちゃん。絵実ちゃんの姪っ子ちゃんたちが見てたのって、なんの映画?」

 凛ちゃんも好きだったり、するのかな、と聞けば、くるみ割り人形の話だと言われる。

 確か、クリスマスを舞台にした話だったと思うが、話の詳細が思い出せない。

「くるみ割り人形って、悪役誰だっけ? あれって、女の子が、くるみ割り人形くらいの大きさになって、ネズミさんと結ばれる話だったっけ?」

 尋ねれば、絵実が、吹き出して笑う。

「違うよ。那月ちゃん、なんの話と勘違いしてるの? くるみ割り人形と一緒に、ネズミをやっつけるの。そしたら、人形の呪いが解けて、人形だった少年と結ばれるのよ」

「あー、……そうだったけ」

 想像以上に、自分の中で、身体が縮んでしまうことが、日常に染み込んでしまっている。

 身体を小さくされて、ネズミ三匹に抱かれたことすらある那月は、再び、自己嫌悪に陥ってしまった。


 *


 子供部屋と呼ぶには大きすぎる、凛の部屋に辿り着いた那月は、良質な木材で出来た扉の前で立ち止まる。

 ボール紙と折り紙を貼り合わせたお手製のクリスマスリースが、扉につけられている。

 凛が幼稚園で作ったのだろうか。

 情欲の期待に満ちた頭が、一瞬、凛の幼さを思い出し、那月は、ふふ、と姉らしい顔を浮かべる。

 しかし、その顔は、那月の到着にしびれを切らした凛が、扉を開き、那月の名を呼んだ途端、すぐに緩みきった笑みへと戻る。

「那月お姉ちゃん、早くぅ! いっしょにクリスマスツリー飾るって、約束したでしょう?」

「……、うん」

 小さな子供の手で、ぎゅっと手を引かれ、那月は、大きな子供部屋へと足を踏み入れた。


 *


「うわあ。大きなツリーだねえ」

 那月は、凛の部屋に横たわる、緑のクリスマスツリーを見て、思わず声を上げる。

 立てれば、おそらく、那月よりも少し高いくらいではないだろうか。

「クリスマスツリーって、お家の前に飾ってる樹のことかと思ってたよ」

 凛の家の大きな庭にそびえたつ、モミの木が、既に飾りつけられていて、那月は首を傾げながら、部屋まで来ていたのだ。

 まさか、家の中にも、こんなに大きなツリーがあるとは、思ってもみなかった。

「あっちはねえ、この前、パパがはしご使って飾ってくれたの。凛はねえ、那月お姉ちゃんと凛で、飾りつけしたかったから、お部屋用のツリー、買ってもらったんだ」

「そうなんだ。誘ってくれて、ありがとう」

 ためらわず、娘の要望に資産を投げる凛の両親に思いをはせながら、那月は、フローリングの床へとしゃがみ込む。

 クリスマスツリーの写真がプリントされた、大きな箱から、ツリーの足場の固定具を取り出す。ツリーの入っていた箱が、ツリーが大きすぎて、もはや棺桶のようにすら感じる。

「パパやママと一緒じゃなくて、良かったの?」

 今日は、午後に帰宅すると聞いていたが、かまわなかったのか、と尋ねるも、凛は、にこにこと笑う。

「いいの。那月お姉ちゃんと飾りたかったの」

「そっか」

 那月は、微笑み、横たわるクリスマスツリーの根本に、固定具を差し込んでいく。

 かち、かち、と音を立てて、足場が安定しているかを確認していると、凛が、きゅ、っと口角に力を入れて、とてとてと、那月へ歩み寄る。

「それにねえ」

 フローリングの床にしゃがみ込んだ那月の耳元へ、凛が、ほんの少しだけつま先を上げて、口元を寄せる。

「凛、クリスマスツリーに、那月ちゃんを飾りたかったんだ」

「えッ」

 凛の甘く可愛らしい声が、耳元に響き、那月は、ぴくんっと身体を震わせる。

 私を、ツリーに……?

 脳裏に、ぴかぴかと輝くツリーに、小さく縮んで裸姿となった那月が、亀甲縛りでぶら下げられている様子が浮かぶ。

「ぁ……ッ」

 那月は、厚手の黒のワンピースと、ワインレッドのタイツの下に包まれた、下腹部をキュルリと疼かせ、思わず床に座り込んでしまった。

 正座を崩したような形で座り込んだ那月は、熱を帯びた下腹部に、冷たい床を感じながら、とろりとした顔で、横たわるクリスマスツリーを見つめる。

 今日は、私、このツリーで、いっぱい、えっちしちゃうんだ……。

 もじもじと、ひとりでに、熱を慰めるよう、座り込んだまま、腰を左右に揺らす。

 ひやりと冷えた床が、那月の熱い下腹部に触れ、那月は、ほぅ……っ、と息を吐く。

「ほら、那月お姉ちゃん。座り込んでないで」

「は、はい……」

 那月が、頬を真っ赤に染めて、凛へと顔を上げる。

 ぺたりと、両手に床をつけて、両脚を内側に向けて座ったまま、ちらりと上目遣いをする。

 こくん、と息を呑んだ後、ご褒美を待つメス犬のような顔をして、口を開く。

「えっと……、じゃあ、私、……今日も、小さくなっちゃうんだね」

 那月を縮めるチョコレートを、すぐにでも飲み込めるよう、口を開くが、凛は、笑って首を振る。

「ううん。凛ひとりじゃクリスマスツリー、飾りつけ出来ないから、飾りつけが終わってからね」

 那月の開いたままの口に、凛の小さな手が、ぺたりとつけられる。

 むに、と柔らかな指先が、那月の桃色の唇に触れ、まるで犬に待て、と言わないばかりの動作だ。

 お預けをくらった那月は、しょんぼりとした顔をした後、焦らされた身体を、再び、もじもじと動かす。

 しかし、凛は、そんな那月を放って、部屋の中央に置かれたソファーへと駆け出す。

 ソファーの横にある、大きな箱を、ずるずるとひきずり、クリスマスツリーの近くへと運んできた。

 その中には、クリスマスツリーの飾りが、山ほど、入れられていた。

「那月お姉ちゃん。飾りつけ手伝って!」

「ぁ……っ、はい」

 那月は、熱を帯びた身体を、なんとか起こし、飾りつけに取りかかる。

 

「ん、しょっと」

 寝かせていたクリスマスツリーを、立てかける。

 箱に収納するため、枝が折りたたまれていて、緑の大きな棒と化しているツリーを、一つ一つ、広げ、ツリーの形を整えていく。

 細い緑色のプラスチックの棒に、ギザギザの葉を模した柔らかなヒダがついていて、那月が枝を広げるたびに、手のひらをくすぐっていく。

 この枝、一つ一つに、ツリーの飾りをつけることになるんだよね……。

 那月は、ぱちん、ぱちん、と枝を広げながら、ツリーの完成を想像する。

 今は、私の手のひらで、枝を包めてしまうけど、私が小さく縮んだら、この手のひらくらいの大きさになっちゃうわよね。

 トクン、トクンと鼓動が上がっていく。

 この葉っぱのギザギザ、私の小さな身体にこすり付けられたら、すごく気持ちいいだろうなあ。

 那月の脳内で、小さな那月が、裸でツリーの枝に跨り始める。

 小さな那月は、小さな手で、懸命に大きな枝を掴む。

 ふらふら、と宙に浮いた不安定な足に力を入れ、歪でギザギザな葉を、一枚一枚、悦しむように、小さな腰を前後へと揺らしていく。

 ギザギザを、ぐちゅぐちゅと、小さな那月が卑猥な音を立て、快楽に溺れていく。

「んもー!! 那月お姉ちゃん!」 

 バチンッ! と、那月は、凛の小さな手で、スカート越しに尻を叩かれる。

「きゃぁあんっ!?」

 ビクンッと那月は、大きな身体を、飛び上がらせると同時に、下腹部を、きゅんきゅんと疼かせる。

「なんで、凛がずっと呼んでるのに、知らんぷりするの。ツリー広げ終わったんなら、飾りつけしようよ!」

「ぁ、う……、うん……、ごめんね。ぼーっとしちゃってた」

 とろん、と熱にうなされた顔をしながら、那月は、ツリーの飾りが入った箱へと近づく。

 すっかり、スイッチの入ってしまっている身体を持て余しながら、那月は、ガチャガチャと、ツリーの飾りを適当に探る。

 けれど、ドクンドクンと、鼓動を上げる身体が落ち着くことはなかった。

 私……、今、凛ちゃんにお尻触られて、感じちゃってた……。

 今は、まだ、私、大きいままなのに。

 小さくなった時だけじゃなくて、大きい時まで、身体が、えっちになってきちゃってる……。

 泣きそうになりながらも、今は罪悪感より、焦らされた快楽への期待が勝っている。

 すぐに小さくされたなかった分、那月は、すっかり、欲求不満の痴女と化してしまっていた。

「見て―! 那月お姉ちゃん。きんぴかのボール。かわいいでしょ。これ、凛が、クリスマスショップで見つけたんだよ」

 金や銀の球体に紐が取り付けられた飾りを見せられ、那月は、へにゃりと笑う。

「うん……、可愛いね」

 でも、小さい私の中には挿れられないかなあ。むしろ、今の大きさのままなら、中に……。

 そんなことすら考えて、ハッと我に返る。

 ち、違う。そんなためのものじゃないのに、私、何考えてるの。

 凛から、球体の飾りを受け取り、那月は、慌てて、ツリーの上部へと、飾りをつけていく。

 那月の卑猥な心の内に、凛は全く気付くことなく、次々と、箱の中から、ツリーの飾りを取り出していく。

「これはねえ、この前、ショッピングモールのおもちゃ屋さんで買ってもらったの。子猫のサンタさんなんだよ」

 凛の小さな指先が、サンタの格好をして、二本足で立つ猫の飾りの紐を支える。

 ゆらゆらと揺れる猫の飾りを、那月は、中腰になり、じっと見つめる。

 催眠術師が揺らす振り子のように、那月は、その飾りに釘付けになる。

 子猫の被ったサンタさんの帽子……。尖ってて、気持ちよさそう。

 たぶん、チョコレートをひとつ食べたら、私が帽子の飾りを、中に挿れるようにして、座れちゃう。

 子猫の頭の上に、肩車してもらうみたいな恰好になっちゃうから、凛ちゃん、怒っちゃうかな。

 そうだ……。チョコレートを、ふたつ食べたら、もっと小さくなれるから、そうしたら、私、子猫のサンタさんよりも縮んじゃうよね。そのサイズなら、私、子猫のサンタさんに抱いてもらえるかも……。サンタさんのお洋服のベルトの部分、ちょうど尖ってて、気持ちよさそうだし。

 つらつらと流れる、桃色の想像に、那月は、ぽ~っと、身を任せ、再び、凛に怒られる。

「那月お姉ちゃんってば。今日、ほんと、どうしたの」

 問われて、那月は、泣きそうな顔をする。もう我慢の限界だった。

 こくん、と生唾を飲み、ふたたび、ぺしゃり、と床に座り込む。

 凛が、拗ねた表情に、不思議がる様子をプラスして、那月を見つめる。

 幼い顔をした凛に、那月は、欲情しきったメスの顔をして、口を開く。

「凛……ちゃん……。わ、私……」

「? どうしたの、那月お姉ちゃん」

「私……っ、……ち、……小さく、なりたいの」

 言葉にした途端、ドクンッと身体が唸る。また一段と熱が上がった気さえする。

 ぱちぱち、と瞬きをする凛を見つめ、卑猥なおねだりでもするかのような顔をして、那月は、懸命に声を振り絞る。

「お願い、凛ちゃん……。那月のこと、今すぐ、いっぱい、縮めて……ッ! 小さな私を、クリスマスツリーに飾ってぇっ!」

 床に押し付けた下腹部と尻が、ぷるぷると震えてしまっている。

 両脇を閉めて両手を床についているせいで、ワンピースの上から、むにゅりと、大きな谷間ができている。

 傍から見れば、とても、幼女の前に座り込む大学生の姿ではないのだが、凛は、すっかり見慣れているのか、気にも留めず、けらけらと笑う。

「那月お姉ちゃん、そんなに、ツリーに飾られたかったの? もう、我慢できないなんて、しょうがないなあ、那月お姉ちゃんは」

「ぅ……っ、ごめんなさい……。でも、もう、私……」

「いいよ! 凛はねえ、那月ちゃんのお姉ちゃんだから、許してあげる。待ってて」

 とてとてと、凛が、おもちゃ箱にダッシュした後、すぐに戻ってくる。

 両手に、見慣れたチョコレートを抱えているのが目に入り、那月は、それだけで、大きな興奮を覚える。

「うーんと、いつもの那月ちゃんだと、ちょっと大きすぎるから、今日は、チョコレート、一個じゃ足りないかも」

 凛の思案する声に、那月は、ぶんぶん、と首を大きく縦に振る。

「そ、そうだね……っ、いっぱい……、小さくしていいよっ」

 ハァハァ、と息を荒く肯定すると、凛が、握りこぶしの中に、何粒もチョコレートを掴んだまま、指先で一粒のチョコレートを、個包装の中から、くるりと取り出す。

 凛の胡桃型の大きな瞳が、きらきらと輝きを放ちながら、那月を見つめる。

「じゃあ、那月お姉ちゃん。──口、開けて」

「……ぁ、……あーん」

 へらりと笑みを浮かべた那月が、ゆるゆると口を開くと、その中に、チョコレートが一粒、放り込まれる。

「ん、ぁ……、はぁん……ッ」

 熱を持つ柔らかな焼石でも入れられたかのようだった。

 舌先から、魅惑の成分が染み込み、那月の全てを書き換えていくのが分かる。

 那月の瞳が、ちかちかと光に覆われていく。

「那月お姉ちゃん、もう一個、食べなきゃだめでしょ。もっと口開けて」

「ぁあぁんっ……!」

 ぐい、と乱暴に、那月の口の中に、凛が更に、チョコレートを突っ込む。

 一度に、二粒のチョコレートを放り込まれた那月は、床の上にぺたりと座り込んだまま、身体を大きく跳ねあがらせた。

「ぉおぁあぁあぁあああッ!! ふきゃぁああぁあああっ!? あぁあああ……! ち、小さく、なっちゃうぅうううっ!! あぁあああああんっ!!!」

 顔を火照らせ、激しい快楽に身を包まれながら、那月は、どんどん、自身の身体を縮めていく。

 その顔は、ようやく得られた快感に、心の底から悦び、涙していた。

「きもちいいいっ!!! 縮んでるよぉおおお! 私、小さくなっていってるよぉおお!! らめぇええっ!! 那月、小さくなるの、だいすきぃいいいっ!!! あぁああああんっ!!!!」

 那月は、座り込んだまま、刺激に合わせて、ピクピクと、身体を跳ねさせ、その度に、サイズを縮ませていく。

 Vネックの厚手のワンピースが、両肩から滑りおち、ぶかぶかになったブラジャーをあらわにする。

 両サイドに広げていたワインレッド色のタイツを纏った脚も、やがて、ぶかぶかになり、布と化し、ぺたりと床にしぼみ、ワンピースの下敷になる。

 もともと、大きかった凛の子供部屋が、視界でとらえきれない程の大きさに変わる。

 那月の背丈ほどだったクリスマスツリーは、巨大な大木となり、幼い子供の凛が巨人へと化してしまう。

 やがて、那月は、自身の黒のワンピースの中に、飲み込まれ、周囲の様子すら、見ることが出来なくなってしまった。


「ふひぃん……ッ、あぁああぁ……。やっと、小さくなれたよぉ……。気持ちいい……」

 那月は、背丈を五センチ程にまで縮めていた。

 そして、自分が先ほどまで身に着けていたブラジャーの上に転がり落ちていた。

 焦らされていたからか、一度に、二粒のチョコレートを急に吸収したからか、いつもより、性欲に振り切れてしまっていて、身体がまったく、落ち着かない。

 那月は、自身のブラジャーのカーブの上にうつ伏せで跨り、くにくにと、割れ目を擦り付けてしまっていた。

「ぁあぁ…んっ、私、自分のブラで、えっちしちゃってる……!」

 割れ目から、那月の愛液が溢れ出していたが、小さな身体から溢れたところで、那月のブラジャーに、じわり、と一滴の雫でも零れたかのような痕しかつかなかった。

 己の大きな黒のワンピースの下で、ブラジャーに跨り、もぞもぞと自慰に勤しんでいると、ふいに、ばさりと視界が明るくなる。

「やっと見つけた~! 那月ちゃん、いつもより小さいから、見つけにくかったよ~。なくなっちゃったかと思った」

 しれっととんでもないことを言う凛だったが、那月は、ブラジャーのカップに跨ったまま、腰の動きを止めることなく、凛に、へらりと緩みきった笑みを浮かべる。

「那月のこと、なくしちゃだめだよお、凛ひゃん……、はぁん……っ!」

「ふふふ。じゃあ、那月ちゃん。お着がえしましょうねえ」

 べり、とブラジャーにしがみつく那月を、凛が引き剥がす。

「ぁあんッ!」

 那月が、とろりと、愛液を小さな太ももに垂らしながら、凛の大きな指先に挟まれる。

 凛の大きな手のひらの上で、ぼんやりとしている間に、凛が手早く、小さな那月に指人形用の服を着せていく。

「那月ちゃんは、かわいいサンタさんね」

 ごきげんな凛の歌声を聞きながら、那月は、小さな頭に、サンタ帽子をぐいと、指先で被せられる。

 赤いコートのような形の服に、白い襟と袖、白い丸のボタンが三つ並んだ、サンタのコスチュームに着せ替えられる。

 服の身丈は、かなり短く、那月の膝どころか、太ももすら、見えてしまっている程だ。

 潤った割れ目が、空気に触れ、心もとない。

 十数センチの背丈を持つ、ドールサイズの時と異なり、指人形のような五センチの身体に合うような服だからだろうか。

 裏地のない赤い布は、凛が少し力を入れれば、簡単に破れてしまいそうな程、華奢な造りで、布も、ごわごわと荒い目をしていた。

 しかし、荒い布地は、今の那月にとっては、身体に心地良い刺激を与えるものに変わっていたし、粗末な造りの服ですら、自分が小さく縮められたと実感できる、快楽の手助けに等しかった。

「わー! サンタ那月ちゃん、かわいい~! 飾るのもったいないなあ。どうしよう、どこに飾ったら、いいかなあ」

 凛が、サンタの格好をした小さな那月を、両手に抱えたまま、天井のLED照明にかざすかのように、大きく持ち上げたまま、くるくるとまわる。その後、スキップをして、クリスマスツリーへと近づく。

 つんつん、と凛の背丈でちょうど目の前にある、低めの枝を、凛がつつく。

「とりあえず、この辺、まだなんにも飾ってないし、かわいいかな! 那月ちゃん、ここに飾る~」

 そう言いながら、凛が、ほとんど投げるように、小さな那月を、枝の上へと乗せる。

「ひゃッ! 凛ちゃん、私、紐ついてないから、落ちちゃうよ!」

 那月が、枝の上で受け身を取ろうと試みるも、失敗に終わり、枝の上にうつ伏せで覆いかぶさるように着地する。

 ぐちゅり、と音を立てて、枝にびしりとブラシ状に生えた、モミの木の葉が、那月の割れ目を刺激する。

「は、ひぃん……ッ」

 那月は、ピンッと足を伸ばし、ぱくぱくと、口を開けて息をする。

 クリスマスツリーの設置をしていた時に、妄想し、期待していた状況と一致していたが、想像を超えた快感に、那月は小さく震える。

 モミの木の枝の、もじゃもじゃした葉っぱが、私の中に入っちゃってる……! クリトリスにも当たってる!

 きもちいい……! こんなに、きもちいいなんて……。動けないよお!

 小さく愛液で、枝葉を濡らしながら、那月は、うっとりと快楽に身を任せる。

 しかし、凛はそれを許さなかった。

「那月ちゃん、枝の上で寝ないでよお。ナマケモノみたいだよ~!」

 むう、とつまらなさそうな声を上げ、凛が、枝をつまみ、ぐい、と角度を鋭角へと傾ける。

「きゃああ!? 凛ちゃん、う、動かしちゃだめえっ!」

「那月ちゃんが、寝ちゃうからでしょ。 サンタさんなんだから、動いてよ」

 少しずつ角度を上げられ、那月は、慌てて、枝を小さな手で掴む。

 そして、小さな太ももで、枝を挟み込む。

 くちゅんっ、と卑猥な水音を立てながら、モミの木の枝葉は、より一層、那月の中に入り込み、那月の秘豆を擦り上げていく。

「り、凛、ひゃん……! わ、私、落ちちゃうから、元に、もどしてぇっ、ひあぁんっ!」

「だめだよ、那月ちゃん、今、サンタさんなんだから! もー、しがみついてちゃダメでしょ!」

 凛が、大きな指の腹で、那月の頭を、サンタ帽子越しに、ぐい、と力強く押し込む。

「ぁひぃいぁあんっ!!」

 ずりり、と那月は、ヒダのように葉が茂る枝を、滑り落ちる。

「ら、らめ、凛ひゃん、那月、こんなの、やら、ぁ、あぁあっ」

 ガクガクと、全身を震わせ、那月の小さな身体が、快楽の許容値を迎えようとしている。

 力がどんどん抜けていく中、那月は、必死で、すっかり直角に近い角度で傾いた枝を握るが、小さな抵抗が凛のお気に召さなかったらしい。

「那月サンタさん! お手て、離しなさーい!」

 強い口調と共に、グラグラと、枝が激しく、角度を上げ下げされる。

「ふきゃあぁああああんっ!! ぁああぁひぃいいい!! ひゃめへぇえええ」

 揺さぶられながら、那月は、嬌声を上げる。

 きゅんきゅん、と那月の膣が、侵入したモミの木の葉を歓迎して、吸い付いていく。

「ほら、早く、降りて!!」

 揺さぶりが終わったかと思った刹那。

 ひと際、大きな力を伴い、凛の指の腹が、那月の頭を押さえる。

 そして、ずりずりずり、と那月を枝の先端から、根本へと引きずり下ろした。

「ふひぃあぁぁあぁあああぁあああああああッ!!!」

 しっかりと合わせた太ももの間を、ブラシ状に生えたモミの木の葉が、那月を撫で上げていく。

 いたずらに那月の中に入り込み、秘部を撫でつけ、ぷくりと膨れた秘豆を転がし、粗雑な布の下の胸まで撫で上げていく。

 それだけでは、飽き足らず。

 ──ぐちゅんっ!!!

「おひぃいんっ!!」

 枝の根本に落下した那月の膣と臀部に、根元に生えた葉が、勢いよく挿れられる。

「ぁあぁ……ッ」

 那月は、クリスマスツリーの幹と、鋭角に立てられた枝の間に挟まれたまま、割れ目に、大きな葉を突き刺した状態で、ひくひくと身体を震わせる。

 ギザギザの葉を、歪に生やす枝に上半身を預け、両手と両足は、だらりと、降ろしていた。

 しかし、腰は、ゆるゆると、貪欲に左右に揺れている。

「んもー。那月サンタさんは、寝るのが好きなんだねえ。困ったねえ」

 凛が、おままごとの時の口調で、ツリーで自慰を続ける那月に語りかける。

「どうすれば起きるのかなあ。はやくしないとクリスマス始まっちゃうよお、那月サンタさん」

 那月は、うつろな瞳をして腰を動かしたまま、うっとりと笑みを浮かべる。

 クリスマスツリー、きもちいいよお……。もっと、いっぱい、ツリーでえっちしたいよお。

 那月は、半開きになった口から、声を漏らす。

「り、凛ひゃん……」

「那月サンタさん、どうしたの」

「わ、わらひ……、すぐ寝ちゃうの……。だから、那月を、さっきみたいに、いっぱい、葉っぱで撫でて起こしてぇ」

「葉っぱで撫でたら、那月サンタさん、起きてくれるの?」

「起きる、起きるからあっ、早くぅ」

 ふりふりと、那月が尻を振って、誘うような声を上げる。

 凛は、そうなんだあ、と楽しげな声を上げ、小さな那月を乱暴に、親指と人差し指でつまみ上げる。

 二本の指と那月で出来た輪の中に、ツリーの枝がある状態のまま、つまんでいて、那月の目の前には、枝が、背には幹があてがわれていた。そのどちらにも、モミの木の葉は、びしりと備え付けられていた。

「ぁ、あぁ、あぁあ……」

 那月は、ぞくぞくと、これから起こることを想像し、声を漏らす。

 そして、勢いよく、小さな身体が、モミの木の葉に擦られながら、持ち上げられた。

「ぁぁあぁああああああああああんっ!!!!!!」

 かと思いきや、すぐ様、身体を落下させられる。

「ひぃあぁああああああああああっ!!!!!!」

 ジェットコースターの頂上から落下するような浮遊感を身体に感じながら、那月はモミの木の葉に、乱暴な愛撫をされる。

 そして、──どちゅうううんっ!! と音を立てて、再び、膣とアナルへ、葉が挿入する。

「ぃひぃあぁぁあああああああああっ!!!!!!!!」

 快楽の上下運動を、凛の大きな手で、モミの木の枝と幹の間で、ひたすら繰り返される。

「ほーら! 那月サンタさん、起きて起きて~! クリスマスだよー!」

 どちゅんっ、どちゅんっ、どちゅんっ!!

 何度も何度も、那月は、クリスマスツリーの枝葉に、最奥を突かれていく。

「ぁあぁあぁああああッ!!! らめぇええええッ!! ふきゃぁああああっ!!! ぁあああんっ!! はげしぃい!! こわれ、ちゃ、うぅ、ぁあああぁああああッ!!!! 那月、おかしくなっちゃうぅうううう!!!」

 連続した摩擦に、那月のサンタ服は悲鳴を上げ、ビリビリと破れていく。

 やがて、白いボタンでとめられた赤い上着が、完全に留め具をなくし、那月の裸体を露わにしていく。支えをなくした那月の胸が、たぷん、と零れ、激しい上下運動に従い、大きく揺れ動く。

 もはや、ボロボロに破れた赤い布を、申し訳程度に、身にまとっただけとなった、那月を、凛が、ひたすら、ツリーの葉で、犯していく。

「ひぃいいぃんんんッ!! おっぱいまで、葉っぱで擦れちゃううううう!! あぁあぁあんっ!! はぁぁああんっ!!! もう、らめぇえええっ!! ヒグゥううッ!! イグウウっ!!! 凛ひゃぁあああっ!! ぁああぁああ、あぁあぁっ、ふきひゃぁあああああああああああああああああああああッ!!!」

 凛に摘まみ上げられながら、那月は、ガクガクガクと、小刻みに、何度も小さな身体を震わせ、絶頂に辿り着く。

 カクンッと力を抜いた後も、那月が再び、眠ったと思ったのか、凛は、ツリーで那月を犯すのをやめない。

 どちゅんっ、ばちゅんっ、ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、ぱちゅんっ!!!

「ひ、ひぅっ、あぁうっ、ひゃめ、らめぇえ、も……ッ、イった、から、凛、ひゃ、ぁああぁうっ、ふひぃいんっ!」

 那月は、絶頂後の浮遊感を保ったまま、更なる快楽の階段を上っていく。

 小さな小さな身体に、これまで味わったことのないような快楽の上限を、あっという間に上書きされていく。

 私、どうなっちゃうの……? 全身の細胞が、快楽に浸されて、壊されちゃう。

 何かが、来ちゃう……! 私、私……!!

「ぁ、あぁぁ……ッ、あぁぁあぁあああああああああああああああああッ!!!」

 小さな小さな身体で、あらん限りの声を上げ、那月は、ぷしぃいいいい、と小さく潮を吹いた。

 

 ティルルルルルル、ティルルルルルル。

 良質な高音の呼び出し音が響き、凛が、「あ」と声を上げる。

「おうちの電話が鳴ってる。凛、でなくちゃ。那月ちゃん、ちょっと、まっててね」

 激しい絶頂を迎え、放心状態に近い那月を、凛が、ツリーの枝から引きはがす。

 そして、那月を、ツリーの飾りを入れた箱の中に、ぽすんと、落とした後、ぱたぱたと、廊下へと出て行った。


 小さな那月は、飾りの入れられた箱の中、柔らかな風船の上で、しばらくうつ伏せで寝そべっていた。

 すごい……。なにあれ……。すっごく気持ち良かった……。

 全身、いっぱいいっぱい、葉っぱで撫でられて、あそこだけじゃなく、お尻まで挿れられちゃった……。

 しかし、アナルも、これまでのお人形ごっこで、とっくに開発されてしまっていた那月は、ただただ、悦びの顔を浮かべるのみだった。

 凛ちゃん、次は、どこに飾ってくれるのかな。

 この箱に、まだ、いっぱい、飾り、あるみたいだけど。

 すこし、余韻が引いた那月は、もぞりと身体を起こす。

 ツリーの他に、部屋の飾りつけも予定していたのか、那月が置かれたのは、風船の上だった。

 サンタとトナカイが微笑む風船だ。

 那月が来る前に、凛が、膨らませたのだろうか。

 まだ幼い凛には、少し難しいようにも思える。

 となると、もともと膨らんでいたのか、両親に頼んだのか。空気入れがあったのだろうか。

 箱の中を覗き込むように、風船の下を見ていると、風船本体が、ぐらりと揺れる。

「ひゃっ……!」

 那月が悲鳴を上げた時は、もう遅く、小さな那月は、風船の下、箱の深部へと落下していった。

「きゃ──ッ!!」

 体感数メートル程の距離を、落下していく。

 ぽすん、と那月は、トナカイのゴム製のぬいぐるみの上に落下した後、大きく身体を跳ね上げた後、がさがさと、雪だるまの人形の集団の中へと落ちる。

「ぃたぁあ……」

 自分よりもわずかに大きな雪だるまの集団の上に不時着したようだ。

 雪だるまと雪だるまの間に、尻を沈めるような形で、那月は両足を大きく開き、横たわる雪だるまに身体を預けている。

 背中の柔らかな感触を不思議に思い、身体を反らすと、別の風船が、那月を支えていた。

 真上を見上げれば、トナカイのゴムでできたぬいぐるみ、木製のそりに乗ったサンタの人形、星の形をしたオーナメント、那月の二倍程の大きさをした赤い靴下、などなど。とにかく、沢山の飾りが乱雑に積まれていて、その隙間から、わずかな光が差し込んでいた。

「だいぶ、下まで落ちちゃった……。凛ちゃん、ちゃんと見つけてくれるかなぁ……」

 那月は、ほとんど裸に近い身体を、起こそうと力を入れる。

 そして、雪だるまに乗せていた両足が、つるりと滑り、雪だるまを両脚ではさみ上げてしまう。

 反動で、雪だるまが起き上がり、そして、那月へと倒れ込む。

「ひゃぁあっ!」

 風船と雪だるまの間に挟まれた那月は、甲高い声を上げる。

 裸体に近い肌に、雪だるまの装飾が、触れてしまったのだ。

 二個の丸で出来た雪だるまの、身体の部分には、プラスチックで出来た赤いマフラーが装飾されていて、でっぱりとなっている。マフラーの先端には、白いボンボンが、丸い尖りをしていた。

 それが、那月の下腹部にちょうど当たってしまっている。

「ぁあぁ……ッ、ゃんっ! また、気持ちよくなってきちゃった……」

 くらくらと、那月の欲が昂っていく。

 まるで、大きな雪だるまに押し倒されて覆いかぶさられたような気さえしてくる。

 す、少しだけ……。凛ちゃんが、戻ってくる間だけだから……。

 那月は、ひとり、自分に言い聞かせ、雪だるまの人形に抱き着く。

 拡げた脚を、白い雪だるまの人形に絡ませ、かくかくと、身体を動かす。

「はぁん……っ! 雪だるまさんのマフラー、気持ちいいよお」

 ぐちゅぐちゅ、と那月は、激しく腰を動かし、雪だるまの人形で、自慰を続ける。

「んっ! ぁうっ!! あぁああんっ!! もっと挿れてぇ! 雪だるまさぁんっ!!」

 プラスチックの人形相手に、那月は完全に発情状態となり、ぱんぱんっと、腰を打ち付けるが、マフラーの尖りは、那月を満たす程には至らない。

 足りないよぉ……! もっと、いっぱい、挿れたいのに!

 那月は口を噤み、物足りなさのあまり、雪だるまに抱き着いたまま、きょろきょろと、辺りを見渡す。

 そして、かちり、と抱き着いた雪だるまから音が鳴り、那月が雪だるまを見つめる。

 すると、雪だるまが、ピカピカと、白や青、緑に赤と、色を変えて点滅し始めた。

 那月の周りに横たわる他の雪だるまも同様に、光を放つ。

 どうやら、電池式の電飾を兼ねた飾りだったらしい。

 那月は、ピカピカと光る雪だるまを、少し見つめた後、ふと、思い立ち、そっと、雪だるまを起こす。

 そして、雪だるまの足もとに手を入れ、ぐい、とプラスチックの雪だるまを、上へと持ち上げる。

 すると、中から、雪だるまを照らす、電飾のライトが現れた。

 ロウソクを模したような形のライトは、那月の三分の二程の大きさだった。

 裸体に近い那月を、白、青、緑、赤と順に点滅し、照らしている。

「わぁ……。雪だるまさんの、大きい……」

 へらりと、笑った後、那月は、ためらいなく、ライトを両手で掴む。

 材質のせいか、点灯を始めたばかりだからか、ライトは冷たかった。

 雪だるまの集団の上に、那月はふたたび寝転がり、ぴかぴかと光るライトを、ゆっくりと、自身の中へと引き込む。

 ぐちゅううん

「ぁああぁあ……ッ! すごい……! どんどん、挿いっちゃうう!!」

 ひくひくと両脚を震わせながら、那月は、ライトを挿入する。

 両脚の間に挟まれたライトが、白、青、緑、赤と、那月の裸体を艶めかしく照らしていく。

「あぁああんっ!!! しゅごい、これぇえ、深いよぉおお!! 奥がああ、熱いのおお!!」

 少しずつ、ライトが光によって熱を帯びていく。

 それは、まるで、生きた生物に、本当に陰茎を入れ込まれているかのような錯覚を伴い、那月は、再び、快楽に狂っていく。

 ライトは、コードで繋がれ、他の雪だるまと結合し、光を放っている。

 快楽をむさぼる那月が、有線のライトを膣に挿れたまま、腰を激しく降ると、それにつられ、周りの雪だるまも、ガタガタと動き出す。

 那月は、雪だるまの人形集団に、抱かれているような気すらして、ますます、昂っていく。

「あぁんっ! はあぁあんっ!! 熱いのおお! 那月の中、溶けちゃうよおお!!」

 めちゃくちゃに腰を振り、那月は、雪だるまの人形の上で、ライトを膣に差し込んだまま、転げまわる。

 有線につられ、雪だるまの人形が、那月に引っ張られ、那月の上に次々と倒れ込んでくる。

「ひぃぁああんッ!! 雪だるまさん達にッ!! いっぱい、えっちされちゃうよおおお!! あぁあああんっ!! 熱くて溶けひゃううううっ!!! たしゅけてぇえええ!!」

 那月は、転げまわった後、うつ伏せになり、真下に転がる雪だるまへと抱き着く。

 雪だるまの人形に、押し寄せられながら、しっかりと、両脚を雪だるまに巻き付かせ、カクカクと腰を動かし、膣に差し込んだライトを、雪だるまの側面へとぶつける。

 ぱちゅぱちゅぱちゅ、と反動で、ライトが、那月の中でピストン運動を始め、那月は、快楽に泣き叫ぶ。

「イクううぅううう!!! イクぅうううううう!!! 雪だるまさんのライトで、那月、いっぱいイっちゃうううううううう!!!! 雪だるまさん、熱くて気持ちいいのおおお!!!」

 那月の中で、ライトが、ぴかぴかと、白く、青く、緑と赤に、光り輝く。

 乱れ暴れる那月につられ、いくつか、雪だるまのカバーが外れ、電球があらわになったライトもあるようだ。

 狂ったように、雪だるまの人形に抱き着き、嬌声を上げる那月の周りも、色とりどりのライトがむき出し状態となり、那月の裸体を照らしていた。

 むき出しになったライトの一つが、那月の動きに耐え切れず、ぽとりと、那月の尻に、寄り添うように落ちて来る。

「あぁひああああああんっ!! お尻ぃいい!! お尻も熱いのぉおお!! もうらめぇええ!! 那月、イクううう!!!!」

 那月は、背を反らして、あられもない声を張り上げる。

 激しさを増した那月に、惹かれるように、那月の膣のライトに繋がる他のライトが、次々と、那月のもとへと落ちてくる。

 そのうちの一つが、那月の乳首を、ライトの先端でつつくように落ち、那月は、瞳にちかちかと光を飛ばす。

 もはや、自身の意識が飛びかけているのか、周囲に、大きなライトが落ちているのかすら、分からなかった。

 貪欲に快楽をむさぼり続ける身体に従い、ひたすら、腰を雪だるまに打ち付け、膣にライトを吸い付かせながら、泣き叫んでいた。

「たしゅけてぇええええ!!! 那月、もう、らめえぇえええ!!!!! とまらないのおおおお!! きもちよすぎて、からだが、こわれてるのおおお!!! あぁあんんっ!!! あぁああああ、イクうう、イクうううう!!! ヒグううう!! ぁああぁああああ、ふきぃひゃあぁああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!」

 ガクガクガクと、身体を小刻みに震わせ、那月は、虚ろな目をして、叫ぶ。

 その刹那、むき出しのライトの一つが、風船に食い込み、ゴムの膜を突き破った。

 ──パァアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!

「あぁあああああああああああああああッ!!!」

 激しい破裂音と共に、那月の小さな身体は、風圧に弾かれ、大量のオモチャの隙間を縫って、遥か彼方へと飛び上がった。

 焦点の合わない瞳をしたまま、那月は、ぽーん、と高く、身体が浮遊する。

 そして、放物線を描き、落下していく。

 半開きの口からは、唾液が、はしたなく両足を広げた割れ目からは、愛液が、溢れ、宙を舞っていく。

 バサリ、と音を立て、那月は、ツリーの枝の上に、不時着する。

「ぁあぁ……ひぃん……」

 奇跡的なのか、那月が口にしたチョコレートのせいなのか。

 なんとか無事に、ツリーに着地した那月だったが、人知を超えた快楽と刺激を与えられ、意識が戻るのは、かなり先となった。

 

 *


「もお~……。凛、ちゃんと、おうちの電話でて、えらかったのに! なんで、那月ちゃんは、ひとりで勝手に、ツリーで遊んでるの? 凛、飾りつけの箱に、ちゃんと那月ちゃん置いておいたのに」

 凛は、頬を膨らませる。そして、小さな手を伸ばし、枝の上で快楽に溶けきった那月を掴む。

 ダンダンと、足音を鳴らし、踏み台に乗った後、凛は、ツリーの天辺へと、那月を勢いよく突き刺した。

 ぐちゅううんッ!! と、愛液であふれかえった那月の膣が、ツリーの天辺の尖りを難なく飲み込む。

「ちゃんと起きるまで、もう、おろしてあげないんだからね!!」

 ぷい、とそっぽを向いて、凛が叫ぶも、那月は、快楽の向こう側にいったまま、まだ意識を戻さない。

 しかし、貪欲な身体は、既に次の快楽を得るべく、ツリーの天辺で、ゆるゆると腰を揺らしている。

 小さな那月の飾りつけは、まだまだ終わりそうになかった。


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【更新予告】ロリおね縮小娘クリスマス話アップします。

お待たせしました!

夜に、FANBOXでロリおね(縮小娘)シリーズ、一本、アップします。

夜中四時のテンションで書け上げました。


タイトルは

幼稚園児に縮められた私が、えっちなクリスマスツリーのかざりになっちゃう話

です。


今年のクリスマスは、縮小娘をツリーに飾って楽しもう!! イェー!!

今年はサンタさんが、首とか腰に、指輪つけられて飼われてる縮小娘をプレゼントするよ! いい子にしてたら、元の大きさに戻してあげるからね。HOHOHO。

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[15535文字]幼馴染♀に身体を五センチに縮められた私が、幼馴染のFカップの谷間に閉じ込められたまま、いっぱいえっちされちゃう話


 冷え切った冬の朝の空気を切り裂くように、快速電車が駅のホームに到着する。

 ドアが開くと共に、ホームに立ち並ぶ大学生が一斉に、車内へと駆け込み、那月もそれに続く。

 反対側のドアの隅を、手すりに背を預けるようにして陣取るも、車内に乗り込む学生は、まだ終わらない。

 大学最寄りの乗り換え駅かつ、この電車を逃すと、そろそろ遅刻のラインが見えてくるからだろう。

 車内は、満員電車と化していた。

 気持ち、場所を譲るように、一歩、足をドアに寄せる。

 わずかな隙間を埋めるように、人混みが、もぞもぞと動き、そして、ぽふん、と那月の正面に、一人の身体が預けられ、那月は顔をしかめて、その人物を見下ろす。

「──雛子、痛い。カバンが腰に当たってる」

 那月の胸元に顔を寄せ、満員の人混みに押さえつけられていた雛子が、ちらりと、目線だけを那月に向ける。

「えへへ、ごっめーん。あと二駅だし、許してよ」

 頬に影を落としそうな程に、長いまつ毛を、ぱちぱちと動かしながら、桃色に艶めく唇が、おどけた言葉を返す。栗色の二つに束ねた猫毛が、ふわりと頬を撫でる。

 透明感のある肌は、寒さでほんのりと赤らんでいて、那月は、触れてしまいそうな距離に、内心、どきりとしながら、目線だけを、電車のドアへと反らして口を開く。

「んもー。私は手すりじゃないんだからね」

 ガタンッ、と音を立てて、満員電車が、大量の大学生を乗せて、発車する。

 慣性の法則に従い、ぐらりと、身体が揺れ、雛子が、より一層、那月へと密着する。

 雛子の豊満な胸が、那月の上半身に押し当てられ、那月は、更に、鼓動を上げる。

 厚手のコート越しなのに、サイズ差を突き付けられる程の密着だった。

「ちょっと、雛子……っ」

「私の背じゃ、手すり、届かないんだもん。ありがと、那月」

 しれっとお礼を言って、そのまま、密着を保たれる。

 にこりと笑う様に、そんな笑顔されて、断れる人間はいない、と那月は思う。

 相変わらず、見目麗しい、小柄で可憐な幼馴染だ。

 私より、八センチも背が低くて、おっぱいは三サイズ大きいって、不公平が過ぎる。

 那月は、密着する雛子に、ドキドキしながら、一方で、そんなことを思い、密かに頬を膨らませる。

「ねえ、那月」

 雛子の小声が聴こえ、那月は、ちらりと目線を下へ向ける。

 深緑の大きな瞳が、那月を見ている。

「いま、何考えてる?」

「何って……」

 雛子って、本当に可愛いな、って。

 言えるわけないでしょうが、こんなところで。

「別に。……早く着かないかな、って。一限の教室、ちょっと遠いし」

「ふうん」

 雛子は、つまらなそうな顔をした後、くすりと笑う。

「私はね、この体勢って、なんか彼氏といるみたいだな、って思ってたわ」

「ハァ? 何言ってんのよ」

 動揺を交えて、那月が思わず声をあげるも、雛子は変わらずおかしそうに笑う。

「だって、ほら、満員電車で彼女をかばってる彼氏みたいじゃない? 少女漫画に出てきそう」

「誰が彼氏よ」

 あー、やだやだ、と那月は視線を、ドアの向こうの流れる景色に向ける。

 別に、好きで、平均より高めの身長になったわけじゃないし。

 それに、どっちかっていうと、彼氏は私じゃなくて……。

 思考がそこまでたどり着いた刹那、那月は、ぞわりと全身に刺激が走り、甘い声を漏らす。

「ひゃんッ」

 ちらり、と、周囲の大学生が、不思議そうな顔を、那月に向ける。

「どうかしたの、那月?」

 同じように、不思議な顔を浮かべた雛子は、カバンの影で、こっそりと、那月のコートの内側に入れた指で、再び那月のへその下を撫でる。

 雛子の小さな一本の指の腹が、ゆっくりと動くだけで、那月は、自身の下腹部が、きゅるりと疼きだすのが分かった。

「……ッ、ば、……、何、して……」

 那月は、小声で声を殺しながら、雛子に言うも、雛子は涼し気な顔で、指をなぞる。

 そして、妖しく瞳を細めた後、小さな声を添える。

「まあ、彼氏ならこんなことされて、そんな顔したりはしないかな」

 艶やかな唇の口角を上げ、笑った後、首を傾げ、柔らかな頬が、那月の胸元をコート越しに触れる。

「それに、おっぱい大きくしたい、とかも言わないもんね」

 小声が那月の耳を撫であげ、那月は、全身が、かぁああっと熱くなっていくのが分かった。

 雛子の祖母の家の茶室で、こっそり行った逢瀬。

 未だ、鮮明に思い出せる程の、淫らな情事。

 胸を大きくしてもらうはずだったのに、なぜか、身体を小さくされて、その上、自分でもめったに触れないような場所まで、たくさん、たくさん、触ったり舐めてもらって、それから……。

 高熱にうなされるような顔をして、那月がぼんやりしていると、急に、冷たい風が吹き込み、ハッと我に返る。

 電車が、大学の最寄り駅に到着し、次々と、乗客の生徒が降車していた。

 ぴたりと那月に接触していたはずの雛子も、何食わぬ顔で、那月を離れている。

「那月。はやく降りないと、電車、出発しちゃうよ?」

 あの日。祖母の薬品で、雛子は、那月の倍ほどの背丈をして、那月をあんなに激しく抱いていたのに。

 まるで嘘のように、今日も、小柄で可憐な、ついでに豊満なバストをして、那月の手を引き、大学へと向かうのだ。


 *


 授業開始前の大教室で、カバンとコートを座席に置き、雛子の隣の席に着いたところで、座席通路から、声が響く。

「雛子、那月ちゃん、おはよう! 隣、入ってもいい?」

 学籍番号が近く、基礎ゼミを通じて知り合った絵実(えみ)だった。

 ふわふわのウェーブヘアを、ひとつに束ねて、すらりと背の高い絵実が、臆せず那月に話しかけてきたのが、仲良くなるキッカケだった。同じように背が高くても、こんな風に、カッコいい系女子だったら、まだ良かったのになあ、と密かに思う。

「絵実ちゃん、おはよう~。うん、空いてるよ」

 絵実に、那月は、挨拶をしながら、荷物置きに使っていた椅子を開け、空席を作る。

 一枚板でできた長机がずらりと並ぶ大教室だが、授業開始直前で、座席がほとんど埋まってしまったようだ。

 通路側に座る雛子、その隣の那月、そして空席、となるわけだが、通路から三席動くのも大変だろう、と、那月は空席に移動し、雛子の隣の席を空けて、手で示す。

「はい、どうぞ」

「あ、ごめんね那月ちゃん。奥、行ってもらっちゃって」

「いいよ、そんなの」

 絵実が座席へ動こうとした矢先、雛子が、机上に広げていたテキストを、空席へと手でスライドさせる。

「お礼は、チョコレートでいいわよ」

 そして、雛子が、那月の隣へと席を詰め、通路側の席を空ける。

「雛子も、ありがとう」

 さわやかな笑みを浮かべて席に座る絵実に、雛子は、冷たい視線を向ける。

「絵実、いま来たの?」

「違うわよ。朝練が延びちゃったの。体育館から、本気でダッシュしたのよ」

 中高と続けていたバレーボールを、大学でも続けている彼女に、那月は、ほう、と息を吐く。

「朝から大変だね。二限は体育の方、履修してるんでしょ?」

「そうなの、さすがにキツイわね。今日、何回、着替えするんだか」

「時間割決めのセンスが欠けてたわねえ~。私たちみたいに座学にすりゃ良かったのに」

 冷たい言葉を返す雛子に、結実が、ちらりと顔を傾ける。

 そして、すばやく、雛子の胸に両手を乗せる。

「きゃあっ!? ちょっと、何するのよ!」

「雛子って、本当、胸大きいわよね。バレーボールくらいありそう」

「人の胸触りながら球技思い出してんじゃないわよ、このバレーボールバカ!」

 むにいい、と雛子の胸が、セーター越しに寄せられ、鎖骨が見える程のスクエアネックに谷間が出来てしまっている。

 首元に飾られたペンダントの鎖が、胸の曲線をなぞるように歪んでいて、那月は目のやり場に困ってしまう。

 そうこうしているうちに、雛子が絵実の手を払いのけ、自身の両手をクロスさせ、胸を守るようにして、ツンと冷たい顔をする。

「まったく、朝から冗談やめてよね。私の胸は、那月のものなんだから。ねえ? 那月」

「えぇッ?!」

 急に話を振られ、那月は、驚きの声を上げる。

「えー、何それ。そうなの? 那月ちゃん」

 絵実が、なんでもないようにカラカラと笑い、世間話の延長のように、那月を見つめる。

 ただの悪ふざけ、冗談の延長線。そんなことは頭でわかっているのに。

 今朝の車内でされた、短い愛撫と、それに引きずり出されたあの日の逢瀬が、頭を巡り、那月は、うまく、言葉を選べない。

 絵実や雛子どころか、可憐で小柄な雛子が、スレンダーで美人な絵実と戯れていたことにより、周囲の男子大学生の目も、なんとなく、こちらに向いているような気さえする。

 何を言えばいいのか、分からない。

「えっと、その……、そ、……そんなの、いらないもん……」

 真っ白な頭は、なんとか、ぽそぽそと、否定の言葉を出すので精一杯だった。

 雛子の顔が、スッと笑みが消えたのが、那月には気配で分かったが、雛子に背を向けられた絵実は、「あらら」と声を上げる。

「振られちゃったねー、雛子」

「……、そうみたいね。那月ってば、見る目なーい」

 一瞬の間を置いた後、雛子は、ぷい、と視線を前に向ける。

 それとほぼ同時に、講師が教卓へと現れ、すぐに講義がスタートした。

 どうしよう。

 なんで、あんな言い方しちゃったんだろう。

 板書をノートへと書き写しながらも、那月は、雛子のことで、頭がいっぱいだった。

 幼馴染だけあって、長い付き合いだ。すぐ隣の席で、平静を装っている彼女が、先程の那月の言葉に、不快を示したのは見て取れた。

 怒ってるかな。これまでだと、たぶんそうだけど、でも、今は、私たち、付き合ってるわけだから、悲しませたかもしれない。

 どうしよう……。

 悩んでいるうちに、授業は終わりを向かえ、終鈴の音が、教室に鳴り響いた。


 * 


 鐘の音と共に、密集していた大教室が、空いていく。

「雛子、那月ちゃん、席譲ってくれてありがとね。私、次、体育だから先行くねー! またゼミでね!」

「うん、バイバイ」

 颯爽と、長い脚で去っていく絵実に、那月は力なく手を振る。

 そして、ちらりと、雛子を見つめる。

「……あの、雛子、私……」

「ねえ。中庭行かない? 次、休講なんだって」

 那月の言葉を遮り、雛子が告げ、那月は小さく驚く。

「えっ、そうなの?」

「さっきの授業中に、アプリに通知が来てたの。この教室、次の授業入ってるし、図書室もカフェもどうせ混んでるでしょ」

「そっか、そうだね。うん、中庭行こうか」

 

 *


 冬場だけあって、中庭に人気は皆無だった。空き時間に屋外に出る人間は、この時期は、いないのかもしれない。

 人工芝生を、さくさくと進み、すっかり散ってしまった銀杏の木の下で、雛子が足を止めるので、那月もすぐ隣で、立ち止まる。

 謝るなら、今しかない。

 那月は、口を開く。しかし、声を出す前に、雛子が、くるりと踵を返して、那月をまっすぐ見つめるので、言葉を飲み込んでしまう。

「那月」

「は、はい」

「さっきは悪かったわ」

「え?」

 予想外の言葉に、那月は、きょとんと雛子を見つめる。

「絵実にからかわれたとはいえ、人前で、悪ふざけしすぎたわよね。那月、そんなの、好きじゃないものね。──ごめんなさい」

 ぺこり、と小さな身体で頭まで下げられ、那月は、慌てて声を上げる。

「わ、わーっ、待ってよ、雛子! 謝らないで。顔を上げて。私が、酷いこと言っちゃったから、謝ろうと思ってたのに。私の方こそ、ごめんね」

 雛子が顔を上げたのを確認してから、今度は那月が、頭を下げる。

「謝るって……、那月、怒ってないの?」

 雛子の意外そうな声に、那月は、頭を上げて、雛子を見つめる。

「怒るなんて、そんな……。どうして?」

「絵実の隣、取っちゃったし」

 雛子の言葉に、那月は内心、首をかしげながら、言葉を返す。

「隣って、座りづらいから、通路側、譲ってあげたんでしょ?」

「……まあ、それは、そうだけど。……ふーん」

 雛子が視線をそらして、思案する顔をする。ひょっとして、嫉妬というやつなのかしら。

 何それ、ちょっとかわいいかも。

 那月が密かに、そんなことを考えていると、雛子が可愛い顔を近づける。

「那月が怒ってないなら良かったわ。仲直りね」

「うん、そうだね」

 小さい頃、喧嘩しちゃった時、よくそんなこと言ってたっけ。淡い思い出に、那月は、ふふ、と笑う。

「昔みたいに、仲直りの握手でもする?」

「ううん。キスしよ」

「はッ!?」

 淡い思い出も一瞬で消し飛ぶ、おおよそ昔らしからぬ提案に、那月が、ぎょっとして声を上げるも、雛子は、臆せず、一歩、那月に近づく。

「だって私たち付き合ってるんでしょう?」

 胡桃のような大きな二重の瞳が、那月をまっすぐ見つめる。艶やかで柔らかそうな白い頬が、既に、触れてしまいそうな距離にある。

「そ、それは、そうだけど……っ」

 那月は、頬を赤く染め、視線を下に向けた後、おどおどと、周囲を見渡す。

「……ここで、しちゃうの?」

「こんな日に、中庭にいる人なんて、私たち以外にいないわよ。誰にもバレないわ」

「でも……」

 万が一、知り合いにでも見られたら……。

 満員電車の中のように、ぴったりと、雛子に引っ付かれながらも、那月が、もじもじと、意を決せずにいると、雛子が「もー」と声を上げる。

「じゃあ、那月、目を閉じて。私が、周りに誰もいないのを確認してから、キスしてあげる」

「……うん、わかった」

 ドキドキと鼓動を上げながら、那月は、瞳を閉じる。

 頬に、雛子の冷たい指が添えられ、ビクリ、と身体が震える。

「ひゃっ」

「動かないでよ。あと、目は閉じて」

「うん……」

 那月は、うっすらと開けていた瞳を、再び閉じる。

 通いなれた大学の中で、雛子とキスすることになるなんて。

 ドキドキしながら、じっとしていると、唇に、ふに、と柔らかな雛子の唇が触れる。

「ん……っ」

 わあ。雛子の唇、ぷにぷに。マシュマロみたい。

 美少女は、唇まで、可愛いのか。なんて思っていると、ぐい、と唇を押し付けられ、那月の中に、雛子の舌が入り込む。

「んひゅぅ?!」

 暖かな舌の感触に、那月は驚くが、雛子の手が那月を押さえつける。

「ひな、ふひゃ?!」

 こんなところで、ディープキスする気?! と、声を上げようと開けた口に、とろり、と液体が入り込む。

 雛子の口に入れていたものを、口移しで入れられたようだ。

「ん、ふっ、んんんっ、けほけほっ」

 離れることが叶わず、飲み込んだ後、那月は咽ながら、ようやく、雛子と距離を取る。

「なに、これ? 水……?」

 飲み込みきれなかった液体が、口元を濡らす。那月が指先で濡れた唇をなぞった後、雛子へと目を向け、息をのむ。

「え……っ?!」

 見下ろすのがデフォルトだった雛子の視線が、那月と同じ高さになっている。

 段差に乗っていたわけでもなかったのに、なぜ、と思っていると、雛子が那月より、どんどん大きくなっていく。

 雛子だけではない。

 中庭にそびえたつモミの木も、古ぼけた大学校舎も。那月を取り囲む全てが、大きくなっているのだ。

 覚えのある感覚に、那月は、自身の両手を見ようと、手のひらを広げる。が、そこには、ぶかぶかのサイズのコートの袖しか見当たらなかった。

 ──私、小さくなっていってる!!

「雛子……っ!」

「ふふふ。こーっそり、ばあばのお家から、貰ってきちゃった。那月を小さくしちゃう、お・く・す・り」

「こんなところで、何やって、──きゃああああっ!!」

 コートに、セーターに、ロングスカート。インナーに、ブラジャーに、ショーツ。当たり前に身にまとっていた衣服全てが、那月には重すぎて、那月は人工芝生の上に座り込む。

 大きなレジャーシートのように広がっている布地は、那月のショーツだった。 

 バサバサバサと、巨大な那月の服に、小さな那月は、押しつぶされ、服の中に埋もれてしまう。

「ん、んん……! 重たい……!」

 巨大な布の山の下敷になり、暗がりの中で、那月が小さくうめいていると、大きな白い指が、布をかき分け、那月をわしづかみにして捕まえる。

 雛子が、裸の那月を捕らえたのだ。

「わーお。お人形さんみたいね。といっても、このサイズじゃ、指人形って言った方がいいかな。どお? 久しぶりに、五センチになっちゃった気分は。今回は、私は、元の大きさのままだし、前より、新鮮な感じじゃない?」

 大きな指の腹で、雛子が那月の小さな頬を、むにゅう、と撫で上げる。

 裸体に、雛子の大きな指を巻き付けられた那月は、全身に降り注ぐ甘い刺激に、熱を上げながら、小さな身体を必死に動かし、雛子へと叫び声を上げる。

「いきなり何するのよ! どうしてこんなこと……っ!」

「だって、那月ってば、全然、私と恋人らしいことしてくれないんだもの。おっぱい大きくしたいって言ってたくせに、あれから結局、大きくするお薬使ったマッサージも、あんまりできてないし」

「それは、その……っ、雛子のおばあさんのお家に、何度もお邪魔するの、申し訳ないし……。訪問する理由だって、恥ずかしいし」

 何より、そんなことをしたら、再び、雛子と必然的に肌を重ねてしまうことになる。

 あの時の刺激が、那月の許容値を振り切れてしまっていて、那月は、未だに、自分の中で処理しきれていないのだ。

 幼い頃から、ずっと一緒だった、小柄で可憐な幼馴染が、こんな風に、恋人になってしまうことだって、あの日まで、考えてもみなかった。

 距離がずっと近かっただけに、恋人らしいスキンシップを恥ずかしがって避けてしまうと、幼馴染の親友としてのふるまいと結局変わらなくなってしまい、未だに、どこまで踏み込んでよいのか、分からないのだ。

 しかし、雛子がこうして、強行突破に出たことを考えると、彼女がかなり怒っていることがうかがえる。

 早く謝って、なんとかしないと、大変なことになる。もう既になっている気もするけれども。

 長年の付き合いで培われた経験が、頭で警告を鳴らし、那月は、ちらりと、雛子を慣れない上目遣いで見上げる。

「えっとあの……、ごめんなさい……。私、その……」

 どう説明したらいいか、考えながら、言葉を選んでいると、雛子が、小さな那月を両手で抱え、那月を目線まで持ち上げる。

「那月は……、私のこと、どう思ってるの?」

「えっ」

「私はね、那月のこと、ずっとずっと、大好きだったの。今だってそうよ。一緒にいられる時間が、少しでも長かったらな、って思ってるわ。那月は違うの? 隣にいる人、簡単に譲っちゃうくらいの気持ちなの?」

 問いかけられ、那月は、ハッと、先程の講義の席のやり取りを思い出す。

 雛子にとって、那月の隣が、それほどまで、重要な意味があったことに、今頃、思い知らされる。

「……──ごめん、雛子。私、そこまで雛子が、私のこと、想ってくれてるなんて、分かってなくて。私……、雛子は、ずっと可愛くて、完璧な美少女だって思ってて、まさか私のこと、好きなんて考えてもみなかったの。好きって言ってくれて、びっくりしたけど、すごくうれしかったの。でも、その、……こ、……恋人みたいに、って考えると、まだ、頭がふわふわしちゃって、身体がおかしくなっちゃうの。それで……」

 言わないといけないことを、いっぱい考えていたはずなのに。

 身体が小さくなると、心まで幼くなってしまうのだろうか。

 片手で足りるほどの年齢に戻ってしまったかのように、那月は、気持ちをつらつらと、話す。それと反比例して、身体は、確実に疼き始めていた。

 那月のつたない答えに、満足したのか否か、雛子は、にやりと悪戯めいた笑みを浮かべる。

「ふうん。お子ちゃまな那月には、あの日のえっちは、刺激が強すぎて、頭が未だバーストしちゃってるわけね」

「お子ちゃまって、何よお! あんなの慣れるわけないじゃないっ」

 ていうか同い年なんだけど。雛子は、経験値高かったりするのかな。あんまり知りたくない……。

 雛子の両手の中で、那月が、顔を赤らめていると、雛子が、「ふふん」と笑い、セーターのスクエアネックに指先をひっかけ、セーターを大きく引き伸ばす。

 隙間から、雛子の大きな胸と、レースと可愛らしいリボンが装飾されたブラジャーが、顔をのぞかせる。

「──それなら、慣れてもらうしかないわね」

「え? 何……、──きゃあああああああっ!」

 言い終わるや否や、雛子は、パッと手を広げ、小さな那月を、雛子の谷間へとぽとりと落とした。

 ぽよん、と、ふくよかな胸の谷間に、うつ伏せで倒れ込むように、那月は着陸する。

「ん、しょっと。はーい。中に居といてね」

 雛子が、自身の胸を、両手で支え、谷間を広げるように動かし、那月は重力に従い、雛子の胸の合間にずり落ちる。

「んひゃあああっ! やだ、雛子っ! ん、ぅうううっ、苦しいよおお!」

 雛子の胸の谷間に、押しつぶされかけながら、那月は泣き叫ぶ。

 人肌温度の巨大なプリンに、両サイドからプレスされているかのようだった。

 身動きも取れず、小さく声を上げていると、雛子が、一度、ひょいと、那月をつまみ上げる。

「顔は、外向いておいた方が、息しやすいかな。あ、そうだ。下に落ちちゃわないように、こうしておいたら、ちょうどいいわよね」

 雛子が、ブラジャーの真ん中、胸の谷間の中心部に位置する、ブラジャーの装飾されたリボンに人差し指を延ばす。

 リボンの留め具には、ティアドロップ型の朱色の宝石がつけられていた。

 それを、くるりと、上向きにした後、那月の両脚をぐい、と広げ、那月の膣に、ティアドロップの宝石を勢いよくはめ込んだ。

「ひぃあぁああぁああああんっ!!」

 雛子の谷間で、那月は、小さな身体を小さく震わせる。

「ぁあ……っ、ゃ……っ、ぬ、抜いて……っ!」

「ダメよ。落ちちゃったら大変でしょ。ほら、足、ちゃんと下ろして閉じて。しっかり、挿れておかないとダメだからね」

 ぐい、と両足を、真っすぐ、伸ばした後、那月をティアドロップの宝石に座らせるように固定する。

 そして、隙間を作っていた、雛子の胸を、元に戻す。

「あぁあん!!」

 両サイドから、再び、雛子の柔らかな胸に押さえつけられ、那月は、再び、身動きが封じられてしまう。

「いや! いやぁっ! 出して、雛子ぉ!」

「もー。静かにしといて、那月。私、これから、講義行かないといけないんだし」

 雛子が、セーターを、何事もなかったかのように元に戻して、そう言うので、那月は、谷間の中から、小さな声を上げる。

「えっ。講義って、休講でしょ?」

「あんなの、嘘よ。もう始まっちゃう。行かないと」

「なっ、嘘って、待ってよ! 私を小さくさせたまま、講義受ける気なの?」

「だって、出席率で単位決まる講義だって、先輩言ってたし。あ、ちゃんと、那月の出席簿にも丸つけといてあげるわよ」

「そういう問題じゃなくて、──ふひゃんっ!!」

 ぐにょり、と雛子の胸が、寄せられ、那月の中に挿れられた装飾具が、那月を突き上げ、那月は、声をあげる。

 雛子が、人工芝生へとしゃがみ込み、地面に落ちていた那月の服をかき集めたらしく、大きな胸が必然的に寄せ上げられたようだった。

「ぁ、ふぅ……っ、ひ、なこ……っ、これ、私、壊れちゃう……っ!」

「ふーん? ふふ、楽しみね。那月が要らないって言ってた私のおっぱいで、いっぱい乱れちゃうなんて。帰る頃には、どうなってるのかなあ」

 雛子の楽し気な声を聴いて、那月は、血の気が引いていく。この幼馴染、さっきのこと、全然ゆるしてない。

「帰る頃って、ゃ、やだ、だめえっ!」

 雛子が、鼻歌を歌いながら、那月の着ていた服を、くるくるとまとめ、ぽすん、と那月のカバンにしまい込む。

 そして、二人分のカバンを持った後、すっくと立ちあがり、自身の胸元を妖しく笑って見つめ、口を開く。

「じゃあ、さっそく、二限の授業、行ってみよっか。しゅっぱーつ」

 駆け出した雛子の胸が大きく揺れる。

 巨大な乳房にプレスされ、ブラジャーの装飾具に、大きく突き上げられ、那月は、嬌声を上げていたが、小さな声は、予鈴にかき消されてしまっていた。


 *


「はぁん……っ! あぁ……んっ」

 那月は、雛子の谷間で身動きが取れないまま、小さく身もだえる。

 両手両足を、ぴんと伸ばし、足の間には、ブラジャーの装飾、しずく型の宝石を挟み込み、その先端が、しっかり那月の中へと食い込んでいる。

 顔だけは、なんとか、雛子の胸から、飛び出せたものの、自力で脱出が叶わない、無力そのものの状態だった。

 完全に、顔以外が、雛子の胸の中に、埋め込まれてしまっている。

「ん、んん……っ」

 那月は、顔を真っ赤に染め、顔から下の、柔らかな圧がかかった身体に力を入れる。

 両手から、むにょり、とわずかに雛子の大きな胸がへこむが、へこんだところで、周囲の乳房に手が埋もれるだけで、那月が自由になる隙間は得られない。

 ぼよん、と大きく胸が揺れ、それと共に、那月の小さな身体も、大きく揺さぶられる。

「ぁあぁんっ!」

 振動と共に、膣にまで挿し込まれたティアドロップの装飾具が、那月の中を深く揺さぶる。

 きゅるり、と身体が悦びを示し、雛子の胸に、ぎゅ、っと押さえつけられた太ももの内側が、とろりと、愛液で濡れていくのが分かった。

 規則的に、揺れが続いていて、どうやら、雛子が校内を歩いているらしい。

 一歩、また一歩と進むたび、小さな那月は、大きく揺さぶられ、ひぃ、ひぃと、雌の声を上げていた。

 Fカップのおっぱいって、ブラジャーしてても、歩くだけでこんなに揺れちゃうんだ……。

 胸の振動と共に、中を突きあげられながら、そんなことを考えていると、両サイドの胸は、ひと際、大きく、寄せ上げられる。

 むにゅううううう

 そして、那月の中のティアドロップも、ひと際、大きく、那月の中へと入り込んでしまう。

「あぁあひぃんっ!! ひ、雛子っ、わ、私、つぶれちゃうよぉ……っ!」

 涙目になって、悶えながら声を出せば、雛子が、胸を両手で押し寄せながら、セーターの谷間をちらりと覗き、口を開く。

「もー。那月ったら、私が歩くだけで、いちいち、えっちな声出すんだもん。誰かにバレちゃうよ?」

「だって、だってっ、私の中に、飾りが、どんどん挿っちゃうから、ああんっ! お、おっぱい、押しちゃだめえっ!」

「ふふふ。那月って、ほんと、可愛い声で鳴くよね。そんなに私のおっぱい、気持ちいんだ?」

 ぎゅううう、と押さえつけた後、ぐりぐりと、上下に胸をすり寄せられる。

「あぁあはぁあああっ! ひゃめへぇえええっ、か、身体が、う、動いちゃうぅう!」

 那月は、雛子の大きな胸の動きに連動して、小さな身体を、揺さぶらされる。

 その動きは、くねくねと、腰を左右に振る動きにも似ていて、那月の中に挿れられたティアドロップが、誘われるように、中へ中へと入り込んでいき、那月の中をかき回していく。

「ひぎぃい、いぐぅううっ、わらひ、雛子のおっぱいと、ブラジャーで、いっひゃううううっ!!!」

 くちゅくちゅくちゅ、と規則的な水音を鳴らし、那月は、余裕をなくしていく。

 柔らかな雛子のおっぱいに包まれ、雛子のブラジャーの装飾に突き上げられ、那月は、快楽を上り詰めていく。

「おぉんっ、おひぃいっ、あぁひぃい、ひぐ、ヒグうっ、も、らめ、ぁっ、あぁっ、ああぁあっ、ひぐ、ひいい、あぁあああああああああああっ!!!」

 雛子のおっぱいに挟まれたまま、那月は小さな身体を、カクカクと揺らし、虚ろな目をして、大きな口を開ける。

 ピンッと、身体を強張らせ、しばらく、口を開けたまま、身体を震わせていたが、やがて、へにゃり、と焦点の合わない目をしたまま、身体を胸の中で脱力させる。

「はーい。まずは、一回目。ふふふ。じゃあ、もうすぐ、教室着いちゃうから、大人しくしててね。那月」

 雛子は、楽しそうに目を細めた後、ガラリと教室の扉を開けた。


 *


 一限の大教室程ではないが、裕に百人は収容可能な教室。その一番後ろの扉から、雛子が、中へと進む。

 絶頂を終えたばかりの那月は、雛子が、ゆっくりと歩む足取りで、再び、那月を突き上げるティアドロップに、再び翻弄されながら、必死で声を殺していた。

 ──声、出しちゃダメ。声、出しちゃダメ。

 那月のことがバレるということは、雛子との関係はもちろん、今、那月が、一糸まとわぬ姿で、身もだえていることが見つかるということになる。絶対に避けなければならないことだ。

 きゅんきゅん、と貪欲に疼く下腹部と、それに応えるように、那月を悪戯に突き上げるティアドロップに振り回されながら、那月は、ぎゅ、っと、口と目を瞑り、雛子の胸の合間で、縮こまっていた。

 早く終わって! こんなの、おかしくなっちゃう。早く、元の大きさに戻りたいよぉ。

 泣きそうになりながら、那月が、祈っていた矢先。

「──ひ~なこッ! 遅かったじゃーん」

 背後から、声が聴こえたかと思うと、バシン、と雛子が背を叩かれる。

「きゃあっ!」

「ふひぃいんっ」

 大きな地震かと思う程の振動で、雛子の巨乳が揺れ、那月はティアドロップに犯されながら、揺さぶられる。

 振動の波を、小さな身体を包むプリンのように柔らかな胸越しに感じ、那月は、小さな身体が溶けそうな程、熱くなる。

「ちょっと、もー! 何するのよ、梨沙」

「あはは、ごめんごめん、思ってた以上に、力入っちゃった。てか、なんか、今、変な声、聴こえなかった?」

 友人の声を聴きながら、那月は、ギクリと身体を強張らせる。

 きゅ、っと小さな唇をつぐみ、顔を下に向ける。

 ピクピクと、余韻で小さく震える下腹部に、叱咤を入れるべく、巨乳にぴたりと押し付けられた太ももに、更に力を入れる。

「そう? スマホが鳴ってたのかもね」

 動揺する様子も見せず、雛子が、すかさず話を逸らす。

「雛子、そういえば今日はひとり? 那月ちゃんと一緒に一限取ってるんじゃなかったっけ」

「あぁ、那月、ちょっと急用で電話しに行っちゃったの。カバンだけ預かったんだけど、戻るの遅くなるかもね」

 あることないこと、息を吸うように語りながら、雛子が、席に腰かける。

 机の上に、大きな胸を、ずしりと乗せ、友人との会話を続ける。

 新たな圧迫を受け、那月は、ビクンッと、胸にプレスされた小さな身体を震わせる。

 ブラジャーがなければ、柔らかでこぼれてしまいそうだった雛子の胸が、机上という支えを得たことにより、安定度が増し、那月の拘束を強める。

 巨乳の谷間から顔をのぞかせた那月は、荒く小さな息をしながら、視線を上へ向ける。

 雛子の薄手のクリーム色のセーターが見える。雛子の見事な巨乳により、セーターは、那月と密に面してはいないが、淡い色合いに薄手のセーターだ。あまり、派手に動くと、セーターの外側から、那月の様子が見えてしまうかもしれない。

 那月は、羞恥で、ぎゅ、っと瞳を閉じ、極力、気配を消す努力をする。

 しかし、雛子はそれを許さなかった。


 教室に、本鈴が鳴り響き、教室の雑談が消え、講師のマイク越しの声が聴こえ始めた頃。

 雛子は、椅子に腰かけ、大きな胸を机に乗せたまま、するり、と、左腕を、自身の胸の下に忍ばせてきたのだ。

「ひぃ……ッ?!」

 那月を拘束する胸の圧迫度が、より一層、増し、那月は、口を開けて、身体をピンと、強張らせる。

 谷間を強調させるように、胸が寄せられたことにより、那月の頭上のセーターは、オープンカーの屋根のように、するすると、開いていく。

 那月が、身動きができないまま、顔を真上へと上げると、にやりと妖しく笑う、雛子と目が合った。

 熱を帯びた色気ある瞳をしていて、透き通るような白い肌は、頬を少し、赤く染めている。

 那月は、雛子の色気に身体の芯を掴まれたかのように、下腹部が疼きだす。

 しかし、一方で、自分の置かれた状況を思い出し、泣きそうな顔をして、口を噤み、ふるふると、首を横に振る。

 雛子は、ますます、面白そうな顔をして、ゆっくりと、自身の胸の下にひいた腕を、やわやわと動かし、胸の下に、手を添わせた。

「は……ぁんっ」

 傍から見ると、雛子が腕を机に乗せているようにしか見えないだろう。

 しかしその実、腕と手をつかって、雛子は、那月を捕まえた自身の胸を、わずかながらに揺らしていたのだ。

 ぼよん、ぼよぼよん、と、強弱をつけて、雛子は、那月を胸ごと揺さぶらせる。

 そして、ぎゅ、っと脇を閉め、胸の谷間がより深くさせる。

「ひぅ……っ!」

 身体のほとんどを、大きく柔らかなプリンで捕まえられ、両側から、ぎゅっと圧をかけられているような、感覚だった。

 ゆっくりやさしく、時に、速く激しく、那月は、全身を、雛子の胸でゆさぶられ、その都度、ブラジャーの装飾具が、那月を容赦なく突き上げる。

「ん、ぁ……っ、んんぅ……っ」

 自身の口を手で押さえることも出来ない状況下のため、那月は、ぎゅ、っと唇を噤む。

 早く……! 早く、授業、終わってぇ……!!

 そうすれば、せめて、多少の声を出すことは許されるだろうに。

 那月は、瞳を閉じ、生理的な涙を流しながら、ひたすら耐え忍ぶ。

 しかし、いたずらにリズムを変えていた雛子の胸の揺れが、やがて、少しずつ、速度を上げられ、那月はすぐに目を開けた。

「ふ、はぁんっ……ゃ……っ! だ、め……っ!」

 たぷたぷん、ゆさゆさ。ぶるぶるぶる。

 ぐちゅぐちゅぐちゅんっ! どちゅんっ

「ぉひぃんっ」

 授業の講師のマイク音の裏で、那月は、小さく喘ぎ声を出す。

 那月は、涙を浮かべた小さな瞳を、雛子の大きな二重へと視線を合わせる。

 もう許して。私、これ以上、耐えられない。

 那月は涙目で訴える。

 これ以上、続けられたら、雛子の胸の中で、那月は、小さな身体ながら、あらん限りの声を上げて、イき果ててしまうだろう。

 那月の意図をくみ取ったのか、雛子は胸を揺さぶる手を止める。

 ほっとしたのも束の間、雛子は、細長い指でペンケースからボールペンを取り出す。

 くるりと、器用に半回転させた後、ペンのノック部分を、下に向け、ペン先部分を親指で押さえたまま、右ひじを立てて、頬を乗せる。

 ぐらり、ぐらりと、逆さまにしたボールペンを、肘を立てた右手で遊ばせながら、ゆっくりと、那月の顔へ近づけていく。

 那月は、目を見開き、少しずつ、こちらへ降りてくるボールペンを見つめる。

「ゃ……、ゃめ……っ」

 か細く小さな声を出しかけたその口めがけて、雛子がボールペンを押し当てる。

「ん、ぐぅううっ」

 那月が苦し気に声を上げることも気にせず、雛子は、ぐいぐい、とボールペンのノック部分を、那月の口の中へと入れ込む。

 ノック部分の先端が、わずかに唾液で濡れるほどの侵入ではあるが、背丈を五センチに縮められた那月にとっては、口を巨大なコルクでフタをされたかのような圧迫であり、めいいっぱい、口を開いたまま、んぐんぐ、と隙間から声を漏らす。

 雛子へ、小さな瞳を向けるも、雛子は、もはや、視線を那月に向けていなかった。

 素知らぬ顔をして、退屈そうに、教卓と黒板を見つめたままだ。

 那月は、全身を、ぴくぴくと、震わせながら、力の限り、顔を動かし、大きな大きなボールペンのノック部分にかじりつき、ボールペンを揺さぶらせる。

 三十倍以上の背丈を持つ雛子の握力に敵うはずもなく、ほんの数ミリ、ペンが揺れただけに終わる。

 しかし、手綱で繋がった犬の動きを感知する飼い主のごとく、那月が小さな抵抗を見せたことには気づいたらしく、雛子が、一瞬、ちらりと、視線を胸元へと落とす。

 にやり、と目を細めて、笑った後、雛子は再び、視線を前方へと戻す。

 そして、──ぐい、と更に強く、ボールペンで、那月を押し込んだ。

「んんぅううっ!!」

 反動で、那月は、雛子の胸に沈み、膣の中にティアドロップが深く入り込む。

 かと思いきや、ペンを押さえる力が弱まり、那月の身体は反動で、上へと浮き上がる。

「んぅうんっ!」」

 雛子の指が、くいくい、と動き、那月をボールペンで、沈ませては浮き上がらせる。

 ぐちゅん、ぐちゅん、ぐちゅん、と、小さな那月の上下運動に合わせて、ティアドロップが、那月の中をかき混ぜていく。

 やだ……っ、私……! 全然、動けない。

 雛子のおっぱいに挟まれて、雛子のおっぱいとペンに揺らされて、雛子のブラジャーにえっちされて……。

 身体の自由を完全に奪われ、全身を揉みしだかれ、膣と咥内を犯され、那月は、熱にうなされる顔をしながら、快楽をため込んでいく。

 雛子のペンで圧す力は、次第に増していき、那月は、一押しで、ついに、完全に頭の先まで、雛子の胸の中に入り込んでしまう。

「んふぅううううっ!」

 雛子の胸に全身を、完全に包まれた那月は、胸の中で、身もだえる。

 ペンを加えたまま、ティアドロップを、限界まで入れ込まれ、快楽と酸欠で、くらくらする。

 その状態のまま、雛子が再び、胸の下に忍ばせた手を使って、胸全体を、大きく揺らし始めた。

「んひぃいいいいッ! ぉおぉほふぉおおッ! ふぶぅううっ! ひぐう、ひ、ひぐうう、ひ、ひなこぉおお!!」

 那月は、雛子の胸に挟まれたまま、叫ぶ。

 ボールペンを咥えた口からは、唾液が溢れ、ティアドロップを咥えた膣からは、愛液が溢れかえっていた。

 しかし、声も液も、全て、雛子の胸の中に吸収されてしまっていた。

 吐息のような、雛子の笑い声が、頭上に響く。

「ふふ。……小さくて、何言ってるか、分からないわね」

 雛子は、たぷん、と胸の谷間を限界まで寄せ、胸に添わせた指先を、ボタンでも連打するかのごとく、激しく動かし、自身の胸を波立たせる。

「ひぎぃいいいいっ!! ひゃめへぇええ、わらひ、おかひくなるううう!! ひなこ、ひなこ、ひぎいい、ぁひぃいいいっ、ぁっ、ぁッ、あぁッ、イっちゃう、らめ、ぁッ、あぁあああああああああああ!!!!」

 雛子の胸の中で、那月は、全身をぴきん、と強張らせて、絶頂する。

 ぷしぷしい、と潮を吹き、ティアドロップを、とろとろに濡らし、焦点の定まっていない目からは涙を流す。ボールペンで限界まで広げられた口からは、たらたらと唾液が零れていた。

 しかし、あまりの小ささに、イき果てた後も、しばらく気付かれず、雛子の胸に、無抵抗のまま、揺らされ続けていた。

 もはや、ブラジャーの装飾の一部と同化してしまっていた。


 *


 二限が終わり、学生が騒ぎ、談笑しながら教室の外へと散っていく。

 その波に紛れて、雛子が、二人分の荷物を持ったまま、廊下を突き抜けた後、研究棟の人気のない更衣室へと辿り着く。

 個室の着替えブースに入り、自身のセーターのスクエアネックに、指先をかける。

「那月。生きてる?」

 くすくすと笑いながら、胸を張り、谷間に隙間を作る。

 そこには五センチに縮まされた那月が、相変わらず、ピントのずれた目をして、すっかり溶けきった顔を浮かべたままだった。

「うーん。そろそろ戻そうと思ったんだけど、しばらくこのままの方が、那月もよさそうね」

 勝手な解釈をしても、那月は、何も言わない。

 雛子は、ぱさりと、セーターと、厚手のミニスカートを脱ぎ捨てる。

 個室の更衣室の鏡に、雛子の艶めかしい下着姿が映り、その胸元に、小さな那月が挟まれている。

「それなら、私のおっぱい、びしょびしょに濡らしちゃったお仕置き。ここでしちゃおうかな」

 ぺろり、と舌なめずりをする雛子の表情は、捕らえた獲物を食べる前の捕食者の顔だった。

 那月が、元の大きさに戻れるのは、かなり先になりそうだが、事態に気付くより先に、雛子の大きな指先が、そっと、那月を、雛子の胸元から引き抜いた。

 


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12月の挨拶と更新予告

12月ですね!

もう年末に入ろうとしているのかと思うと、びっくりします。

今月も、ご支援、フォロー、ブクマ、いいね、そして作品を閲覧いただき、

本当にありがとうございます!


FANBOXを始めたのは、今年の2月からでしたが、

こうして、今年の最終月を迎えられて、とてもうれしく思います。

皆さまの応援なしでは、こんなに更新できなかったと思います。


今月も、少し、忙しめの月でして、

更新が、のんびり速度になるかと思いますが、

気長にお待ちいただけますと、幸いです。


取り急ぎ、直近では、

幼馴染♀と縮小娘のお話の続編を、FANBOXにて更新を予定しています。


タイトルは

「幼馴染♀に身体を五センチに縮められた私が、幼馴染のFカップの谷間に閉じ込められたまま、いっぱいえっちされちゃう話」

です。

この煩悩に溢れた感じ。お楽しみいただけると幸いです!


前編をもう忘れてしまったぜ、という人向けのリンクはこちらです。

【支援者先行公開 / 2021.12.2 pixivにも公開】幼馴染♀におっぱいを大きくしてもらうはずが、ふたりして身体が小さく縮んでしまい、五センチの身体を十五センチの幼馴染に、いっぱいえっちされちゃう私の話

 授業終了のチャイムと共に、那月は、大学の大教室を駆け足で飛び出した。その顔は、頬を桃色に染め、泣きそうな顔をしながら、息を荒くしている。  もうがまんできない!  声を掛ける同級生への返事もそこそこに、食堂へ向かう人混みに逆らい、渡り廊下を抜け、那月は、人気のない研究棟の女子更衣室の入口にまでた...

今月もよろしくお願いします☺

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