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タゴシロー(改名)

タゴシロー(改名)

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タゴシロー(改名) posts

2025年5月のご挨拶と、更新予告

5月ー!!!

いつもご支援いただき、ありがとうございます!!!!!!!

本当にありがとうございます!!!!


近々、FANBOX限定公開の小説をアップします!!


タイトルは、

八センチに縮んだ私が、シャボン玉に閉じ込められて、深夜の公園で、いっぱいえっちしちゃう話

の予定です。

26409文字くらいです!


暖かくなってきたから、外に出てみたで!!


大まかなあらすじは、こんな感じの予定です。

(あらすじ)

 外から見えないシャボン玉の中に入り、身体を縮めて、好きな場所で、シャボン玉とえっちができるアプリを手にいれた那月は、

 身体を八センチに縮め、シャボン玉の中に入り、深夜に、近所の公園へと繰り出す。

 自動販売機の前や、缶コーヒーを飲むサラリーマンの顔の目の前で、那月は、シャボン玉に激しく抱かれ、興奮を覚えながら、昂っていく。

 公園のゴミ箱の中で、シャボン玉とのえっちに夢中になっていると、

 なぜか、シャボン玉と那月が見えている野良猫に、シャボン玉を割られてしまい、那月は、八センチに縮んだ身体のまま、野良猫に全身を舐められてしまい……。

(あらすじ終わり)


夢のあるアプリや!

あと、先月に引き続き、ペンが見つからないので、今回もサムネはたぶん文字だけです。


上記をアップするタイミングで、

現在、ワンコインサイズに縮小!プランで閲覧できる

天才科学者の同級生の女の子に協力して、身体を縮ませた私が、実験器具でいっぱいえっちされて、更に縮んでいっちゃう話」は、

「縮小娘、餌付けプラン」へと移行します~


今月もよろしくお願いします!

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2025年4月のご挨拶と、更新予告

4月!!!!ほとんど終わりかけの4月!!!

いつも、ご支援いただき、本当にありがとうございます!!!!!


めっちゃ遅くなってしまいましたが、

近々、FANBOX限定公開の小説をアップします!!今月中にします!!


タイトルは、

天才科学者の同級生の女の子に協力して、身体を縮ませた私が、実験器具でいっぱいえっちされて、更に縮んでいっちゃう話

の予定です。

Heeeey!!百合だぜー!!久々だなー!28000字くらいです!


ペンシルが、行方不明になったので、

アップ時は、おそらく、サムネがないor文字だけになるかと思います。

どこ行ってしまったんや、myペン……探してます……。あんなに一緒だったのに!


上記をアップするタイミングで、

現在、ワンコインサイズに縮小!プランで閲覧できる

パワースポットの山奥で、身体が小さくなって、升酒(ますざけ)の中で、蛇にえっちされちゃう話」は、

「縮小娘、餌付けプラン」へと移行します~


今月もよろしくお願いします!

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3月のご挨拶と、更新予告

3月!!後半に入ってもうたがな!!

いつも、ご支援いただき、本当にありがとうございます!!!!!


近々、

FANBOX限定公開の小説をアップします!!

タイトルは「パワースポットの山奥で、身体が小さくなって、升酒(ますざけ)の中で、蛇にえっちされちゃう話

を予定しています。春っぽいね!頭が!年中やな!

結構サイズ縮んでいく予定です。


だいたい、22000文字くらいです!!


あとサムネ描いて、全体チェックをざっとしたら完成です。


上記をアップするタイミングで、

現在、ワンコインサイズに縮小!プランで閲覧できる

[19811文字]10センチに縮んだ私が、遠距離恋愛中の年上の彼氏の前に、遠隔操作バイブと共に現れちゃう話」は、

「縮小娘、餌付けプラン」へと移行します~


今月もよろしくお願いします!

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2月の挨拶、更新予告、お知らせ事項

大変お久しぶりです。

長らく更新できておらず、本当に申し訳ありません!!!!!!


空白期間も、ご支援頂いた皆様、本当にありがとうございます!!!!!

皆さまのおかげで帰って来れました。


久々となりますが、

支援者限定の小説、更新させて頂きます!


タイトルは、

「10センチに縮んだ私が、遠距離恋愛中の年上の彼氏の前に、遠隔操作バイブと共に現れちゃう話」

となります。この記事とほぼ、同時に投稿してます。


これは、夏入学を目前とした話でして、

いつ頃、書き始めていたか分かっちゃう感じの、いえ、季節の先取りだと思って読んでください!


また、お知らせ事項です。

今月より、プランの更新をさせて頂きます。


<変更前>

・過去すべての作品を見たい方→「ワンコインサイズに縮小!プラン」1コインプラン


<変更後>

・最新作のみ見たい方→「ワンコインサイズに縮小!プラン」1コインプラン

・過去すべての作品を見たい方→「縮小娘、餌付けプラン」2コインプラン

(※「縮小娘、餌付けプラン」10コインプランでも全作品閲覧可能です。)


頭の花畑を育てるにあたり、苦渋の判断で、プランを更新させていただく運びとなりました。

大変恐れ入りますが、ご了承のほど、よろしくお願いいたします。

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7月の挨拶と、更新予告


7月ですね!

今月もご支援いただき、ありがとうございます!


先月、少し予告していましたが、

今月、FANBOXに小説更新します。


タイトルは

キレイなお姉さんにおっぱいをマッサージしてもらって、部屋を覆いつくす程、胸が大きくなった後、三センチに縮んだ身体を谷間に閉じ込められて乳首イキしちゃう話

でいきたいと思います。


久々の百合は、胸を重点的に置いてみました。

楽しんでいただけますと幸いです!


今月もよろしくお願いします。

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次回予告

来月に向けて、久々に百合を書いております。

おっぱいで文言検索したら、52個ありました。

胸に至っては109個。胸だけで煩悩の数を超えました。お楽しみに!

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6月のご挨拶と更新予告


長らく更新、ご挨拶できておらず、大変申し訳ございません……!!!!!!!

ブランク期間も、ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。

本当に、申し訳ございません!!!!!


今月、小説を更新させて頂きます。


「彼氏と掃除中に、身体が縮んで、電動モップやお掃除ロボットとえっちしちゃう話」を予定しております。

あの、あれ……、年末大掃除の話です。いつ頃書き出してたか察せる感じ。

遅くなりすみません、、ちょいシンプルに行きました。


あと微修正&サムネが出来たら、アップします!


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[分岐ルート2-2]稜季に魔力を入れてもらうんじゃなくて、私から魔力を少しずつ吸わせてもらおう。

この話の続きです。



 魔力が零れちゃう……。それなら。

「それなら……、稜季に魔力を入れてもらうんじゃなくて、私から魔力を少しずつ吸わせてもらう」

 那月は、とろりと熱を帯びた頭で提案すると、稜季が、怪訝そうな顔をして、那月を持った片手を顔に近づける。

「稜季……、舌、出して」

「吸うって、……お前、マジかよ」

 稜季が、少し目を反らして、ためらう様を見せる。それは、嫌悪というよりは恥じらいに似たもので、「さっきとどう違うのよ」と言えば、片眉を下げて舌を出される。

 べろりと、大きな舌を目の前に出され、そこに大きな魔力が宿っているのを感じる。

 那月は、大きな手に掴まれたまま、ぐいと、身を乗り出し、稜季の大きな舌に、はむ、と甘噛みする。

「ん、ぅ……っ、ふぁ……っ」

 トクントクン、と少しずつ、舌越しに、稜季の魔力に吸い付く。

 那月は、心地良さに、とろりと目を細めながら、稜季の魔力を味わう。やはり、相手から注入されるより、自身で吸い取る方が、刺激を調整できてやりやすい。

 これなら、元の大きさにも、ちゃんと戻れるかも。

 那月が、期待と共に、大きな舌に小さく吸い付いていると、その大きな舌が、するりと、一度、稜季の咥内へと戻っていく。

「待ってよ。まだ全然足りてない」

 那月は、稜季の口元に小さな手を添えて、せがむように大きな稜季を見上げる。

 咎めるように、稜季の大きな舌が、再び、にゅるりと口から飛び出し、那月の小さな口をつつく。

「ふひゃぁあっ」

 大きな魔力が込められていた舌に、那月が、ビクンッと手のなかで、身体を震わす。

「がっつくな。舌出したままでいると疲れるんだよ」

 ふいうちで魔力を移行された那月は、稜季の唾液で濡れた小さな頬を、むぅ、と膨らませる。

 目の前で大きく鎮座する舌を、小さな手で掴み、ちぅ、と吸い付く。

 勢いあまって、舌を甘噛みするようになってしまう。この体格差だし大丈夫かな、と高を括るも、小さな那月を支える手の力が、少し強まるくらいには、痛かったらしい。

「痛ぇ。噛むな」

「ごめん、難しくて」

「キス下手すぎだろ。大動物の口内を掃除する鳥みたいになってたし」

「べっ、別に、キスじゃないし、こんなのっ」

 もはやそれ以上の行為をすでに行っているのだが、気恥ずかしくて否定すれば、稜季が「ふーん?」と面白くなさそうな声を出す。そして、大きな舌を出したかと思えば、那月の小さな口をぐちゅり、ぐちゅりと、何度も押してくる。

「んっ、んぅっ、んんむふぅっ、んぁっ、待っ、んふぇっ」

 声を出そうと口を開ければ、その中に、大きな舌を入れ込まれ、魔力が挿入される。

 身体が火照りだし、那月は、苦し気に呼吸をする。逃れようともがくも、腰回りを、相手の片手だけで、がしりと掴まれているのだ、敵うわけもなかった。

「はぁっ、ぁあぁっ、ふぁ……っ、ん……っ」

「ほら、……はぁっ、ちゃんと吸い取れよ。──魔力、取るためにしてるんだろ?」

 稜季が目を細めて、楽し気に言った後、那月の小さな口の奥深くまで、大きな舌を押し込む。

「んぐぅうっ!! ふはぁあ、ぁあぅぐっ」

 唾液に混じって魔力を一気に流し込まれ、那月は、くらくらと眩暈をさせながら、ドクンッと、熱を高める。

「んぅっ! んんんっ、ぁは……っ、ぃ、つきっ、んふぅっ、ぁああぁ……っ、おおきく、なるぅっ!!」

 二十センチの身体が、熱を放出し、ぐぐぐ、と大きくなっていく。

「ぁあああぁああ……っ!!」

 とさり、と素足が、土に着き、那月は、裸のまま、地面に座り込む。 

 ふらふらと、力なく顔を見上げれば、目の前に、稜季の大きな脚が見えた。

 

 かなり大きさを取り戻せたみたいだ。期待して立ち上がるも、那月の背丈は、稜季の股下ほどに留まってしまう。

 完全回復には、まだ遠いか、と思案していると、ぽん、と頭に大きな手を乗せられる。

「背丈、半分くらいは戻ったか? もう少しだな」

 見上げれば、那月の頭を撫でる稜季と目が合う。

 八十センチほどにまで、背丈が回復したらしい。

 妙齢の女子が一糸まとわぬ姿だというのに、幼子をあやすようなことするんだから。

 那月が、胸元に手を当て、むぅ、と拗ねていると、頭を撫でていた手が、ゆるゆると頬に降り、那月の小さな口元を、むにむにと触れた後、ぐい、と那月の小さな顔を、上に向けさせた。

「那月。──次は、強めの魔力を入れてみるか」

 稜季に首をかしげると、稜季の空いた手が、するりと自身の黒いローブをずらし、スラックスに包まれた腰元に手を添わす。

「コアに近い方が、より強い魔力を与えられるだろ」

 目の前に見えるスラックスに、トクトクと、熱を帯びた膨らみがあることが、服越しでも、見て取れた。

 稜季も興奮してくれてる。

 恥ずかしさに嬉しさが混じり、那月は、こくん、と小さくうなずくと、稜季のスラックスへ、小さな手を伸ばす。

 未だに、元の背丈の半分ほどまでしかない身体は、己が幼い子供にでもなったかのように錯覚させ、背徳感による興奮が増していく。

 ちりちりと、ファスナーをおろし、下着の布地に眠る大きな熱源を、布越しに恐る恐る触れる。

 小さな手では包みきれないほどの大きな熱が、ドクドクと波打っているのが伝わる。

 こんなに大きな魔力、挿れられちゃったら、どうなるんだろう。

 那月は、くらくらと、欲熱で目をとろかせた後、ずるりと下着を引っ張った。

 ぶるんっ、と大きく熟れた稜季の男根が、小さな那月の目の前に飛び出てくる。

 毒々しい赤色の先端部からは、先走りの液が、ぷくりと水滴をつくり、濃厚な魔力をまとっている。

 那月は、朱色の瞳で、じっと凝視した後、ゆっくりと、先端部へ、小さな顔を近づける。

 そっと、小さな裸足で背伸びをして、そそり立つ陰茎の先端に、唇を寄せる。

 ──ちゅ、と。大きな半透明の雫にキスをして、那月は、思わず瞳を閉じる。

 小さな口元から、心地よい熱が、喉元から全身へと広がり、那月を溺れさせる。

「ん……っ、はぁ……っん」

 小さな舌を絡ませ、先端から溢れる粘液を舐めとる。体液に宿った魔力が、那月の中へ侵入し、熱く狂わせていくようだった。

「ちゅむ……っ、ん、ふぁ……っ、んぅっ……はふぅ……はぁっ」

 ちろちろと遊ばせていた舌では物足りなくなり、那月は、小さな口を開けて、ひくつく先端部に唇を乗せる。

 ちゅぶ、ちゅぶ……、と、小さな唇で先端の尖りに吸い付く。

 半分ほどにまで背丈を取り戻したとはいえ、大きな先端部を咥えるには、まだまだ小さい。

 もう少し吸わせてもらったら、大きくなれるかな。

 那月が、背伸びしていた爪先に、ぐっと力を入れた時だった。

 稜季の大きな両手が、那月の小さな頬とこめかみを、包むように添えられる。

 大きな親指が、するりと那月の唇を撫でた後、ずぼり、と那月の小さな咥内に侵入した。

「んぅっ!!」

 那月が声を上げるや否や、大きな指が、ぐいっと、容赦なく、那月の口をめいいっぱい広げさせる。

「んひぅっ!!」

 二本の親指が、那月の咥内で側面をなぞった後、稜季の大きな手が、強い力で、那月の顔を、己の下腹部へと押さえつけた。

「んうぅううぅうっ!!!」

 大きく膨れ上がった陰茎が、那月の咥内を圧迫し、喉奥まで一気に挿し込まれる。

 濃厚な雄の匂いと共に、小さな頬を、硬い陰毛が撫でる。

 那月は、怖気づき、息苦しさに、後ずさりしようとするが、大きな稜季の手が、それを許さなかった。

 咥内に敷き詰められた熱棒が、喉奥を突いたかと思えば、乱暴に引き抜かれ、すぐさま、最奥まで再び突かれる。

「んぐぅっ、ぅううっ、ふうぅふうふううっ!!!」

 口に挿れられた男根は、ドクドクと唸り硬度の増していく。

 那月が、息苦しさに生理的な涙を流し、稜季のスラックスを小さな手で握る。

 どちゅ、どちゅ、どちゅ、どちゅ、どちゅ!!

「んぅっ、んんんっ、ふぅぐぅうっ、んぅっ、んぁっ、あぁあっ、んふぶふぅううううっ!!!!」

 ぐちゅちゅちゅちゅちゅちゅちゅちゅ、ごぷぅううううっ!!!!

 咥内に侵入した熱い巨根が、欲熱を吐き出し、那月の中に放たれる。

 どろりとした、粘液が、肉棒を伝い、狭い咥内を満たしていく。

「ごほっ、ふはっ、ぇほっ、ぇうっ、ぁはっ」

 小さな口から、とぷとぷと、白濁の粘液を零し、咽ながらも、那月は、欲液を飲みこむ。

 濃厚な魔力と欲を含んだ精液が、那月の喉から体内に流れ込み、胎に辿り着いたそれが、どくん、と熱を宿す。

「ひ……ぁ……っ」

 那月は、大きな陰茎を咥えたまま、ビクンッと跳ねあがる。

 涙目で稜季を見上げれば、ようやく、小さな口から大きな陰茎を離すことが許された。

「ふはぁっ、はぁ……っ、はへぁっ、あぁ……っ」

 喘ぎにも似た荒い呼吸と共に、小さな手で、口元を拭う。

「ふへ……っ、はぁ……っ」

 くらりと眩暈がして、ぺたりと土に座り込む。柔らかな太ももを、枯葉と土が受け止める。

「わらひ……、……っ!! はぁっ、あぁああっ、あぁああああっ!!!!」

 ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ!!!

 八十センチの小さな身体が、大きく昂り、那月は、声を上げる。

「ぁああぁあっ!! 熱い……っ、ぁああぁ……っ、おおきくっ、なるぅ……っ!!!」

 那月は、稜季の足もとで、ぺしゃりと、顔から土に倒れ込む。

 全裸で、尻を突き出すような体勢のまま、那月は、小さな身体のサイズを上げていく。

「ひぅっ、ひぁっ、ぁああぁ、あぁあぁああんっ!!」

 嬌声を上げるたびに、少しずつ、身体が大きくなっていく。柔らかな肌を受け止めていた枯葉が、大きくなる那月に押されて、パリパリと悲鳴を上げて崩れていく。

 ぐぐぐぐ……、と身体が軋むような錯覚と共に、那月は、自身のサイズを百二十センチにまで、回復させた。


「はぁっ、ひぃうっ、……はぁあぁ……っ」

 土に頬を寄せ、尻を突き出したまま、那月は、熱を持て余した身体を動かせずにいた。

 ひくひくと震える小さな尻を、がしりと、大きな稜季の手が掴む。

「ぁふぅ……っ」

 那月が力なく声を上げると同時に、稜季に尻を持ち上げられ、小さな身体は、易々と足を浮かし、手だけが土についた状態となる。

「ぁ、あぁ……っ」

「軽……。元のサイズまで、あと少しだな」

 息を零して笑う声が、背後の上空から聴こえる。

 那月は、ぎゅ、と、小さな手で、土と草を掴む。

「いつ、き……」

 小さな顔を少しひねって、背後を伺おうとするも、よく見えない。

 代わりに、柔らかな尻を大きな手で撫でられ、那月は、ぴくんっと震えあがった。

「ひゃっ」

「ここまで来たら、お互いのコアが近い移行、するしかないよな?」

 コア、と言われ、那月の下腹部が、きゅんっと疼いた。

 私と稜季のコア。それって……。

 ドキドキと、まだ小さな身体が鼓動を上げ、那月は、ぱくぱくと、恥ずかしさで言葉を失う。

 口とは裏腹に、ぴくぴくと、次の侵入を期待する那月の割れ目に、くちゅり、と稜季の熱源を充てられた。

「はぁんっ!」

 先端を結合部に触れられただけで、ドクドクと、濃厚な魔力が伝わってくる。

 欲しい、欲しい、欲しい。

 目の前の土を、小さな手で、きゅ、っと握り、こくん、と息を呑む。

 那月は、くいっ、と小さな尻を上げると、ぴとり、と稜季の昂る先端部に、より尻を近づけた。

「ぁはぁ……っ」

 体勢を整えたことで、結合部の密着が増し、視界が熱でとろけそうだ。

「はぁっ、はぁ……っ、い、稜季の……っ、大きな魔力、……挿れてぇっ!」

 淫らなお願いに応えるように、那月の小さな腰に、大きな手を回され、ぐちゅぅんっ、と那月の中に、熱い男根が挿入された。

「ふひゃあぁあぁあっ!!」

 大きな圧迫が、すぐに最奥まで到達する。刹那、那月の下腹部のコアから桁違いの快楽が急速に放出した。

「きゃふ……っ」

 快楽はとどまることなく、高速の周波のように、下腹部から、手足の爪先、頭のつむじにまで、何度も何度も駆け巡る。

「ぁひ……っ、はぁ……、ひぃ……っ」

 ちかちかと、目に火花を散らしながら、那月は、口元からだらりと唾液を零し、快楽の波に合わせて、小さな身体を揺らす。

 下腹部でコアと結合したままの那月の魔法石が、容量オーバーを迎えると同時に、コアに放出され、コアが高速のポンプのごとく、那月の全身に魔力を流しこんでいるようだ。

 ただの魔力回復の行為が、桁違いの魔力量と回数、繰り返される。加えて、魔力の酷い枯渇状態だった身体に、快楽まで伴っているのだ。

 那月の理性が吹き飛ぶのも、あっという間だった。

「ぁあぁぁ……っ、ぁひぃ……っ、ぃ、いつ、きぃ……っ」

 ぷるぷると震える手が、土を離すと、ふわりと、上半身が浮いた。

 那月は、稜季に背と尻を向けたまま、百二十センチの小さな身体を、稜季に持ち上げられ、何度も打ち付けられる。

「あぁはひぁぁああっ、ぁひぃっ、はぁあっ、あぁあぁんっ! しゅごいっ、なに、これぇえっ、那月っ、那月ッ、こわれちゃうぅううっ!!」

 どちゅっ、どちゅっ、どちゅっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ!

 小さな身体が、慰めの道具かのように、乱暴に稜季の股間に打ち付けられ、その度に、那月は、快楽の魔力補充の波に全身を揺らされる。

 柔らかな胸が、衝撃の波に従い、ぶるんっぶるんっ、と上下にうごめく。

「はひっ、はひっ、ひぎぃっ! コアが熱いのぉおおっ!! 那月っ、魔力いっぱい、吸っちゃうのおおっ!! あぁあんっ、あぁあんっ!! いいっ、いいのっ、稜季の魔力、きもちいいよおぉおっ!! あぁあんっ、ああぁあっ!! イクっ、イクぅうううっ!!!」

 ビクビクッ、と小さな身体を震わせ、那月が、絶頂を迎え、稜季の熱源を、きゅんきゅんと食らいつく。

「すげぇな……っ、なんだこれ……、魔力奪われてるのに、すげえ気持ちいい」

 稜季が、息を吐く様に笑い、背を向けてよがる那月の腰と胸元に、背後から手を回す。

「んひぃいいぃいっ!!」

 挿入されたまま、ぐい、と身体を起こされ、ぴたりと、背中から抱き寄せられる体勢となり、那月は、甲高い声を上げる。

 汗ばみ空気に触れていた背中に、稜季の服が擦れ、那月の肌を刺激する。

 秘部への圧迫が増し、魔法石とコアへの刺激がより強まり、那月は、宙に浮いた足を、ぴくぴくと震えさせた。

 後ろから支える大きな手が、那月の柔らかな胸を掴み、耳元とうなじに大きなキスが降る。

「んはぁっ、あぁあぁぁ……っ、稜季っ、らめぇっ、これぇえぇっ、私っ、私……っ、きもちよすぎてっ、私の魔法石っ、溶けちゃうよぉおっ、あぁあはぁあぁんっ」

 ぴんっ、と小さな身体を反らし、那月は何度も身体を跳ねさせる。その小さな身体を、稜季が、がしりと抱き寄せ、下から何度も突きあげる。

 どちゅっ! どちゅっ! どちゅっ! どちゅっ!

「はぁっ、ひぃぁっ、あぁんっ! ぁっはぁっ!! イク……っ、イクっ、イクゥ!」

 突き上げるピストン運動は、徐々にスピードを増し、那月は、快楽を昇りつめていく。

 どっちゅんっ! どっちゅんっ! どっちゅんっ! どっちゅんっ! 

「ひはっ、はぁっ、イクっ、イっちゃうっ、ぁあぁっ、わらひっ、イクっ、きちゃうっ!! あぁああっ!」

 ばちゅんっ、ばちゅんっ、ばちゅんっ、ばちゅんっ、ばちゅんっ、ばちゅんっ!!

「イクぅっ、イクっ!! イクぅううっ!! もうらめぇえっ!!! ぁあぁあっ、あぁあああ、はぁあんっ、あぁあああああああっ、ひぁっ、あぁあああああああああああっ!!!!!!!!」

 きゅうん、きゅうんっ、と膨れ上がった陰茎に吸い付き、那月は、絶頂に辿り着く。

 胸元と腰を背後から抱えられ、足は、ふらふらと宙に浮き。

 空でも飛んでいるようだ。

 目を白ませながら、そんなことを想い、那月は、快楽に身を包んだ。


 ドクンッ!!

「ぁ……っ」

 小さな百二十センチの身体が唸り、那月は声を上げる。

 魔力を満たした身体が、器が小さいと言わないばかりに、身体を元のサイズへと押し上げているようだった。

「戻っちゃう……っ」

 那月が、とろけるような顔をしたまま呟けば、ぐいっ、と腰を掴まれ、身体が前後反転した。

「んひゃあぁあっ!?」

 ぐるりと身体を回されると共に、ごりごりと、最奥と側面が擦られて、那月は、嬌声を上げる。

 稜季と繋がったまま、那月は、正面を向き合い抱き抱えられた体勢に変えられる。

 頬を真っ赤に染めた顔を上げれば、稜季と目が合う。

 汗ばむ身体は、少しずつ密着を更に上げていて、自身の身体が、本来のサイズに戻りつつあることを体感する。

 それと同時に、非日常な現状を、快楽に溶けきった頭が、じわじわと自覚していく。

 私……。同じパーティの稜季相手に、自分だけ裸になって、抱き着いちゃってる。その上、えっちして、相手の魔力を吸い上げちゃってる。

 淫魔のような行いをしていることにようやく気付き、那月は、サッと、稜季から目を反らす。

「ぁ……っ、あの、私……」

 那月は、胸元に手を当て、空いた手で、稜季の服を握ると、その手首を、稜季にそっと掴まれた。

 手を、稜季の肩に動かされ、那月は、稜季の首元に抱き着くような体勢となる。

「ほら、掴まれよ。落ちるぞ」

「でも……」

「戻りたいんだろ?」

 言うや否や、稜季が、那月に深く口づけする。

「んぅ……っ」

 とろりと、口から魔力が流し込まれ、那月は、稜季へと力なく寄りかかる。

 先ほどまで、小さな子どもが大人に抱き着くような体勢だったのに、すっかり、対等な大人同士の大きさに回復していることに気付く。

 もう充分、と口に出そうとした刹那、グリィッ、と結合部を揺らされ、那月は、「きゃぅうっ!」と甲高い声と共に、稜季に力強く抱き着く。

「ぁあ……っ、稜季っ! 中……っ、魔法石に当たって、ぁああぁんっ!」

 ぐちゅうんっ、ごりっ、ぐりいっ! 

 稜季の容赦ない突き上げに、逃げ腰になるも、向き合って抱き着いている以上、すぐにずるりと、身体が稜季を求めるように受け入れてしまう。

「ひぁっ、あぁあぁ……っ、らめぇっ、深くてっ、魔力がいっぱいでっ、溢れちゃうよぉっ! あぁあぁあんっ!!」

 鳴き声を上げる那月の尻を、力強く抱え、稜季が、何度も結合部に打ち付ける。

 ぱんぱんぱんぱんっ!!

「んひぃいっ!! らめぇえっ、イクぅっ!! もうらめぇっ! 那月、もう、おおきくなったからぁっ!!」

「ここまで吸い付いといて、今更っ、何、言ってんだよっ!」

 ばちゅっばちゅっばちゅっばちゅっばちゅっばちゅっばちゅっばちゅっ

 那月の中の魔法石が、その形が胎内で分かるほどにまで、熱く、眩い紫色に輝く。

「はっ、はぁっ、はぁ……、那月っ!」

「ぁひぃっ、ふひぃんっ、んぉおっ、ほひぃっ、んんぁあぁっ、ひぐぅっ、溶けるぅうっ!! もうはいらないよぉおっ!! わらひ、魔力もう、いれちゃらめぇええっ、あぁあひぁあぁんっ、あはぁひぃっ! ひぐぅっ、イグゥウっ!! イグイグっ!! イグぅううっ!! あぁふひぃいっ!! おひぃほぁあぁっ!! あぁはぁああんっ、あぁはぁっ、はぁあんっ、あぁあああ、あぁあああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!」

 ぷしぃいいいっ!!! ごぷぅううっ、どぴゅうぅううんっ

 結合部に、濃厚な魔力を含んだ精液が放たれる。同時に、那月も絶頂と共に何度目となるか分からない潮を吹いた。


「ぁあぁひぃ……んっ」

 ぴくぴくと、身体を震わせ、稜季に抱き着いた手と足が、なんとか絡みつく。

 膣内でドクドクと唸る熱源に、呼応するように、那月の下腹部も熱を持ち、ドクンッと唸る。

「ぁあぁ……っ」

 那月の全身が、紫色の光に包まれる。魔法石が熱を放っているようだった。

「ぁあぁあぁああっ、ひぃあぁあぁあぁああんっ!! きゃふぅうっ」

 那月が喘ぐも、光はやがて薄れ、下腹部の熱も静かに弱まっていった。


「ん……っ、んん……っ」

 すっかり元の大きさに戻った那月は、裸に紺色のローブだけを纏い、恥ずかし気に頬を赤く染めて、稜季に寄りかかる。

 すらりと伸びた艶めかしい脚が、稜季の支えと共に、高く上げられ、晒された秘部には、稜季の大きな指がずぶりと、深部にまで入り込んでいた。

 ぐちゅり、ぐちゅり、と卑猥な水音を立てて、指が動くたびに、とろとろと、白濁混じりの粘液が、那月の蜜壺から溢れ返ってくる。

「はぁっ、ぁあ……んっ、……い、稜季……っ」

「んー……。見つからねえな」

 稜季がため息と共に、そう言えば、那月が、キッ、と稜季を睨む。

「嘘でしょ!? 私の魔法石、どこ行っちゃったのよ。ちゃんと探してよ」

「探してるっつーの」

 稜季が、ずぼり、と入れる指を二本に増やす。

「ふきゃぁあっ!」

 那月が、悲鳴に近い嬌声を上げ、震えていると、中に入れられた指に、魔力を込められ、更に余裕をなくしていく。

「ぃあぁああぁっ!! らめらめぇっ、魔力使っちゃやらぁあっ!」

「やっぱり無くなってるな。繋いでた革紐しかない」

 ずるりと、引き抜かれた指が、どろどろに濡れた革紐を掴む。

「そんな……、じゃあ、魔法石、どこ行っちゃったの?」

 那月は、稜季に寄りかかったまま、胸元で紺色のローブを掴み、稜季を見上げる。

「うーん。魔力入れすぎて壊れて消えたか、お前が吸収しちゃったんじゃねえの」

「えーっ!?」

 叫びながら、確かに、魔法石の光に全身が包まれる感覚があったことを思い出す。

 吸収してしまった、と聞くと、少し不安を覚えるものの、身体は魔力に満ち足りている。

「それって、私の魔力を溜める最大値が上がったってこと?」

「おそらく」

 なら、悪い話ではない気がする。

「なるほどね。じゃあ、今の私、もはや稜季より、魔力値高いかもしれないわけね」

 素っ裸に紺色のローブだけを纏ったまま、那月が、フフンと自慢げに言うも、稜季は、「かもな」と、あっさり認める。

 あれ。悔しがったり嫌味言ったりすると思ったのにな。

 そう思った矢先、ぐい、と引き寄せられ、口付けされる。

 舌先に魔力が絡む。けれど、その魔力が向かう先は、那月ではなく稜季だった。

「ん、っふぁ……っ、なんで、私の魔力、稜季が吸い取ってるのよっ」

 那月が、なんとか口を離して言えば、稜季がべろりと、舌なめずりをして、にやりと笑う。

「散々、取られたんだ。今度は、俺が貰う番だろ? せっかく、沢山、魔力貯められるようになったんだしな」

 そう笑う口が再び、那月の口を塞ぐ。

 じわじわと魔力が減っていく。けれど、心地よい。

 また、魔力がなくなって、小さくなっちゃうかも。

 そんなことが頭によぎるも、それすら、すぐに、快楽がかき消していった。



エンディング3:私の身体は稜季の魔法石 End


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[分岐ルート2-1]でも、他に魔力を移行させる方法なんて、あるのかな。

 この話の続きです。


でも、他に魔力を移行させる方法なんて、あるのかな。

 快楽でとろけた頭で、そんなことを考えていると、ぐらりと、那月を掴む手が傾く。

 灰色の髪が、さらさらと、那月の小さな肩や、稜季の手の甲から零れ、那月は、仰向け状態で大きな手に掴まれた状態となる。

 きょとんとする間もなく、稜季の大きな口が、はむり、と、小さな那月の胸にしゃぶりついた。

「ひゃぅ……っ」

 柔らかな、白く緩やかな曲線を帯びた那月の胸に、稜季の紅葉色の唇が、ドンと乗せられ、那月の両胸を、容易く呑み込んでいる。

 ずちゅ、ぐちゅ、べちょ。

 大きな唾液の混ざる音と共に、那月の柔らかな胸が、稜季の咥内でむにょむにょと、愛撫される。

 稜季の大きな唇で優しくプレスされたかと思えば、大きな舌でふたつの尖った先端を押し潰される。

 乳房を包み、乳頭から押し込まれる唾液には、もちろん、濃厚な稜季の魔力が織り交ぜられている。

「ぁあぁ……、ひぁ……っ、あぁあぁ……っ、はぁあぁ……っ、む、胸……っ、きもちいい……!」

 那月は、稜季の顔と手のひらの狭間で、ぴくぴくと震えながら、小さな胸を差しだすように背を反らす。

 身体が熱を帯び、汗ばんでいく。

 トクントクンと、鼓動が高鳴り、大きな唇の中にある那月の胸の先端が、チリチリと熱を持つ。

 くすぐったさが混じる暖かな心地良さが、那月の乳首に灯され、そこから那月の内部へと、熱が流れ込んでくる。

 稜季の魔力が、おっぱいから全身に注がれてる。

 ずちゅぅ、ずちゅぅん、ぶちゅん……。

「ぁっ……、あぁはぁ……っ、熱い……っ! 胸が、せつないよぉっ。身体がっ」

 稜季の舌使いに合わせて、那月は身体を震わせる。胸を中心に、熱が昂り、ぴくぴくと身体を震わせる。

「私っ、私……っ!」

 ──大きくなる!

 確信と共に、ドクンッと、ひと際強く、身体が唸る。

「ひぎぃいっ、あぁあぁあぁ、ぁあぁぁあああああああっ!!!」

 稜季の口に含ませた、那月の小さな胸が、ぶるぶるぶると、小刻みに震え、先端が高熱状態でそそり立つ。

 そして。

 ──ぼぉおおんっ!!!!

 胸に強い衝撃を受け、那月は、稜季に胸をしゃぶられたまま、小さな身体を、幾度にも跳ねさせた。

「ひぁあぁぁああぁああぁんっ!!!」

「ふぅうぐっ……っ!?」

 那月の悲鳴と共に、稜季の頬が、頬袋のように、ぶくりと膨らんだ。

 稜季の咥内で、那月の胸が、胸「だけ」が、巨大化したのだ。

「ぅあ……っ、でか。喉詰まる」

 稜季は、手に掴んだままの那月を口元から引きはがし、口の中に敷き詰まった那月の大きな胸を、口から取り出す。

 どたぷんっ、と大きな胸が、稜季の唾液にまみれて、口から零れ落ちた。

 粘液にまみれた柔肌の乳房は、二つ合わせて稜季の握りこぶし一つ分ほどの大きさにまで成長していた。

 ぼよんっ、ぼよんっと、重力に従い波打つ巨乳は、ずしりと、二十センチの小さな那月の上へと乗せられる。

「ふきゃ……っ」

 巨大な果実でも乗せられたかのような重量感だ。息をするたびに、ぶるんっ、ぶるんっ、と胸が揺れ、大きな揺れに小さな身体が持って行かれてしまいそうだ。

「な……っ、なにこれ……っ!? 私のおっぱい、どうなっちゃったの?」

 那月が混乱しながら、己の胸に目をやる。膨らんだ胸が大きすぎて、足先が見えない。

「魔力が胸にだけ、溜まっちまったんじゃないのか? それで胸だけ元の大きさに戻った、と」

 那月の横乳に、稜季の大きな指が伸びたかと思うと、むに、と押される。大きな爪が、那月の乳房に余裕で埋もれるほど、巨大な柔らかさだった。

「ひぁあぁぁあんっ」

 たぷぅん、たぷぅん、と胸を揺らしながら、那月は、嬌声を上げる。サイズだけではなく、感度まで上がってしまっているらしい。

 那月の揺らす小さな巨乳を、稜季の大きな手が、ぐわりと開き、鷲掴む。

「それか、魔力が溜まりすぎて、元のサイズより大きくなってるかもな」

 むにょん、むにょん、ぐにょおん、と、小さな那月に大きな振動を与えながら、那月を胸全体をほぐすようにこねくり回される。正常なサイズであれば、拳をお見舞いするような仮説であるが、感度が上がった胸を揉みしだかれた小さな那月には、選び得ぬ話であった。

「はぁあぁ……っ、ぁはぁ……、あぁああんっ! おっぱいがぁ……っ、あぁあぁんっ」

 熱を帯び、稜季の手の中で暴れ出す胸に、那月は生理的な涙を浮かべて、声をあげる。

 稜季が、口を「あ」と開けると、那月の胸を、ぐいと引き寄せ、ぱくんと先端を口に含ませた。

「ぅひゃぁあぁぁあぁぁあっ、らめぇえぇえ、イクぅうううっ!!」

 那月が、稜季の片手で全身を掴まれたまま、ぴきんと、両脚を伸ばし、ぴくぴくと震える。

 稜季はかまうことなく、もう片方の那月の胸の先端も、口に入れ、ちゅくちゅくと、那月の乳首を吸い上げた。

「ひぅっ、ぁぁぁあぁっ、あぁはぁあっ! おっぱい、あぁあぁっ!!」

 唇を上下に動かし、桃色に熟れた乳首の弾力を味わうように、遊ばれる。

「ぁうっはぁあっ、おっぱい、おかしくなるぅううっ! んひぃいいいっ!!!」

 咥内に含めた胸の先端を、舌で突き上げられ、二つの乳首を歯の裏で転がされた後、ちりちりと甘噛みをされる。

「ひゃめてえぇええぇええっ!!! 那月、こわれちゃうっ!! おっぱいでおかしくなっちゃうからぁあああっ!! あぁああぁあんっ!!」

 涙を流しながら、那月は、自身の膨れ上がった胸をかきわけ、大きな稜季の口元と頬に、小さな手を当てる。

 懸命に、稜季を引きはがそうとするも、次々と、胸に流れ込んでくる快楽に力が入らない。那月自身を支えてくれている片手ですら、解くことなど、この体格差で出来るわけもなく、那月は、されるがままだった。

「イクゥううっ!! イクぅううっ!! おっぱいが熱いのぉおっ!! イクぅううっ、那月、イっちゃうぅう!! 稜季、稜季っ!! もうらめぇええっ!! あぁあぁあっ」

 カクカクと身体が震え、那月の視界が白んでいく。

 私……、もう元の身体には戻れないかも。

 頭の片隅に、そんなことが掠めた矢先、大量の魔力が、那月の胸から注がれた。

「あぁぁあああああああああああああっ!!!!!!!!!」

 絶頂の嬌声と共に、那月は、爆音と共に、ふたたび、胸を膨らませた。


 *


 ずしん……、と重厚感のある音と共に、那月の胸が、草地に着地する。

 遠目から見ると、人間よりも大きな、巨大な桃でも落ちているのかと見紛うほどだ。

 その天辺に、じたばたともがく、二十センチの那月の姿があった。

 稜季の手から零れ落ちた後も、那月の胸は、膨らみ続け、もはやその胸だけで、稜季よりも背丈が勝っている。

 那月は、巨大な胸の上で、必死にもがくが、もはや、二十センチの那月が、動いたところで、どうにかできる大きさではなかった。

「はぁ……っ、はぁんっ、ぁあぁああっ」

 巨大な胸に圧し潰された胸の先端は、地面に擦れて、快楽を伴う刺激が生まれる。

 那月は、それに合わせて、嬌声を上げる。そして、快楽を得るたびに、胸が、ぼよおん、ぼよおん、と揺れ動き、胸上に乗せられた那月を激しく跳ね上げさせながら、まだまだサイズを膨らませていく。

「ぁあぁんっ! たす、けてぇっ! 胸が……っ、大きくなるのが、止まらないっ!」

 ぼむうんっ、ぼよおんっ、ぼぅうんっ!

 上下に激しく弾みながら膨れ上がる胸に、那月は、小さな身体で必死に叫ぶ。

「胸がっ、熱いのおっ。くるしいっ、稜季、たすけてぇ──っ!!」

 二メートル、三メートルと、胸が膨れ続けていく。

 稜季は、那月の膨らみ続ける胸を、少し離れた場所で見つめながら、口を開く。

「すげぇな……。魔力が、勝手に増え続けてる。魔力の源泉状態って、本当にあるんだな」

 感心している様に、那月は、泣き叫ぶ。

「稜季!! 私の魔力っ、抜いてぇええっ!!! おっぱいに魔力が、たくさん溜まって、くるしいの!! お願い、今すぐ、吸い取ってぇえええ!!!」

 那月の懇願に、稜季が、息を零して笑う。稜季は、膨れ上がった那月の乳房に近づき、片膝を土につける。引き締まった腕を、ぼむんと、乳房に添わせ、骨ばった手で、がしりと胸を掴み、持ち上げる。

「ぁあぁはぁあぁんっ」

 遥か上空で、小さな那月が嬌声を上げるのも気にせず、ぱらぱらと、土と小石を落としながら、ビクビクと震える乳首に目を向ける。

 片手で、那月の乳房を支えながら、稜季は、ガリ、と空いた手の中指をかじり、指にはめていた指輪を口で外す。

 指輪に埋め込まれた薄紫色の魔法石が、唾液にまみれ、たらりと糸を引かせながら、稜季は、その指輪を、那月の左の乳首へとはめ込んだ。

「んっ、ぁああぁあああぁああ!!!」

「──Suction《吸引》」

 ズガァア!!! と鈍い音と共に、指輪が強烈な紫色に瞬き、那月の胸に溜まった魔力を吸い込む。

「ひぃぁああぁぁああああぁあああああああああああっ!!!」

 膨れ上がった胸を、緩やかにしぼませながら、那月は、魔力を稜季の指輪へと放出させていく。

 気持ちいい……。おっぱいから魔力が出ていくの、気持ちいいよお……。

 魔力が奪われているはずなのに、快楽が伴い、那月は、くらくらと堕ちていく。

 指輪をはめられた左だけでなく、右の胸も、早く放出させたい。ううん、もっと、もっと……、いっぱい……。

「ぁあぁ……っ、らめ……っ、溢れちゃう……っ!! イク……っ、らめぇ、来ちゃう……っ、あぁああ、あぁあっ、ひぅ……っ、ふひゃぁああぁああああああああああああああああああっ!!!!」

 ぶるぶると、双方の乳首が震え、ばちんっ、と、指輪が抜ける。

「んはぁああぁあああああああああっ!!!!!!」

 プシュウァァアアアアアアアアアアアアッ!!!

 那月のぷくりと熟れた乳首から、弾けんばかりに、白濁の乳液が噴出された。

 シュゥウウゥウウ!!! プシュウウウウ!!! どぴゅううううううっぷしゅわぁあぁあああああ!!!!

 凄まじい噴出音と共に、母乳が吹き出し、那月の乳房の周りに、白い水たまりを作る。

 一方、那月の強烈に膨れ上がった乳は、母乳の吹き出しと共に、少しずつ、サイズを縮めていく。

「ぁあぁ……っ、ぁぅう……っ、おっぱい、きもちいい……。こわれちゃった……」

 那月は、ようやく一メートル程にまでしぼんできた巨乳の上に、二十センチの小さな身体を乗せたまま、へにゃりと笑う。

 未だ、規定外の大きさのある那月の乳房の横で、母乳でできた水たまりの中に座り込んだ稜季が、ちゃぷ、と白濁の液だまりに、手を伸ばし、何かを掴む。

 那月の乳首から弾けとんだ、稜季の指輪だった。先端に飾られた魔法石は、眩い紫の光を妖しく纏っている。

「すげー魔力……」

 稜季が、那月の母乳でずぶ濡れになった額を拭い、白く濡れた髪をかき上げる。

「貯蔵能力に刺激を与えた魔物に、感謝、だな」

 母乳が騒がしく噴き出す横で、ひとり、呟いた。


 *


 数日後。

「ぅうぅうう……」

 那月は、一人、ふらふらと、森の中を歩く。その姿は、数日前と変わらず、一メートルと六十センチほどの、平均より少し高いほどの正常な背丈だ。灰色の髪を、さらさらと揺らしながら、森の奥へと足を伸ばす。

「身体の中の魔力が……、いっぱい溢れて苦しい……。魔物、もういないの……?」

 頬を赤く染めて、荒く息をしながら、きょろきょろと、暗い森を見渡す。

 今日も今日とて、何十件、ハイクラスの魔物を粉砕してきたか分からない。

 それなのに、己の体内に湧き出る魔力が、ちっとも静まらない。

 稜季に魔力を補充してもらって以来、那月の魔力は、枯渇とは程遠い、永遠にあふれかえる源泉と化してしまったのだ。

「はぁ……っ、はぁっ……、はやく、しないと私……。あっ……!」

 ふらついた足が、土に転がる石に取られ、那月は、ぺしゃりと膝を地につける。

「はぁ……っ、はぁっ、はぁ……っ、ぁっ、だめ……っ。は、早く、魔力、放出しなくちゃ……」

 胸元をみれば、紺色のローブと白のワンピースに包まれた胸が、既に、ぷるぷると震えているのが見て取れて、那月は思わず、ぎゅっと、自身の胸を両手で握る。

 那月の身体に入りきらない魔力が、器をがたがたと揺らし、暴走しつつある兆しだ。

「ひぅっ……! だ、だめっ、静まってぇ……!」

 涙目になって地面にへたりこんでいると、目の前で、大きな光の魔法陣が出現する。

 魔法陣の魔力に共鳴するように、那月の胸が、むずむずと動き、那月は、更に恥ずかしさで泣きそうになる。

 光が消えると共に、そこに稜季の姿があった。

「まーた、ふらふらになってる」

 地面にへたり込む那月を、稜季が、呆れた目で見下ろす。

「ほら、魔力吸い取ってやるから、来いよ」

 スッと伸ばす手に、薄紫色の輝く指輪が光っている。もともと波長が近かった魔力は、数日前の魔力移行を経て、すっかり判別が難しいほどに、お互いそっくりになってしまった。

「だって……」

 那月が、目を反らして、口を尖らせる。魔力の吸引って。

 恥ずかしさに言葉を閉ざす那月に、稜季が、口を開く。

「そのまま耐えて街に戻っても、人前で胸、爆発的に膨らませて母乳撒き散らすことになると思うけど」

「分かってるわよ!!! もうちょっと言い方ってもんがあるでしょ!?」

 那月が、顔を真っ赤にしながら思わず立ち上がり、稜季を睨めば、へらりと笑われる。

 数日前の醜態を、稜季に晒しただけでもダメージが大きいのに、赤の他人に見せるわけにはいかない。あと、無尽蔵の魔力を悟られるわけにもいかない。後半の方がかなり大事なのだが、那月には、前半部分を頭に刻み、意を決する。

 胸元を見れば、すでに、むにょむにょと、胸がワンサイズ上に成長してしまっていた。白いワンピースが窮屈そうに引っ張られている。

「ぅ……」

 恥ずかしさのあまり、稜季の顔を見れないまま、那月は、スッと、膨らみつつある胸元に手を添える。

 紺色のローブの留め具を外し、白いワンピースのボタンを、ひとつ、またひとつ、外していく。

 たぷぅんっ、と自由を得た胸が、露わになり、ゆらゆらと動く。

 熱を帯びた乳頭が、冷えた空気に晒され、既に心地良さが生まれつつある。

 ぼよん、ぼよん、と暴れながら、更に成長をしようとする胸を、那月は、下乳に手を添え、動きを和らげる。

 くいっ、と、赤く熟れた乳頭が、上になるように向けると、桃色の潤った唇を、そっと開く。

「…………す、……吸って、ください」

 那月が、なんとかそう言えば、すぐに、大きな胸を、稜季の手で鷲掴みにされ、胸の先端をしゃぶられる。乳頭から魔力が減っていくと共に、那月は、快楽の熱で、顔をとろけさせていく。

「いつか、魔法石も中から取り出さないとな」

 魔力を吸い取る狭間で、稜季が口を開く。愛撫に抱擁が加わり、大きな指先が、つん、と那月の下腹部をつつくが、魔力の吸引に夢中な那月には、耳に入らない。

 もはや、自身が稜季の魔法石と化していることにも気付かず、那月は、嬌声と共に、大きな胸から、魔力の宿った母乳をどぷりと零した。


エンディング2:私のおっぱいは稜季の魔法石 End


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[分岐ルート1-2]稜季の考えを聞いてみよう。

この話の続きです。



「取れなくて痛いとかはないんだけど……、どうしちゃったんだろ?」

 那月が、涙目になりながら、稜季に尋ねると、稜季が、ふむ、と思案した後、口を開く。

「……、コアが、魔法石の一部を呑み込んでる気がする」

「えっ……?」

 那月が、驚いて、大きな稜季を見れば、眉間にしわを寄せた稜季が目に入る。

「狭すぎて取れないんじゃなくて、お前のコアが、魔法石を掴んで離さない状態になってる。魔法を使って外すとなると……、お前のコアに俺が魔法かけることになるから、あんまりよくない気がする」

 他者のコアに魔法を施すとか、魔物にトドメを刺す魔法使いが行う術に近い。

 快楽で理性が飛んでいた那月も、さすがに、血の気と引き換えに、冷静を取り戻していく。

「どうしよう……。なんでそんなことに……」

「魔力の補充が、まったく足りてない状態だから、コアが離すまいと食いついたんじゃねえのか。お前、欲しがりだし」

「そんな人を食いしん坊みたいなノリで考察しないでよ」

 那月が、小さく訴えるも、ぶわりと稜季の片手が動き、那月の二十センチの身体は、両手で支え直される。

 小さな両脇を、それぞれの手で支える体勢は、那月の胸や下腹部、脚を、さらけ出す体勢に等しい。

 那月は、かぁああっと頬を染め、混乱する。

「えっ? え……っ、な、なに? 稜季……」

「つまり、魔力が元に戻れば、コアも、魔法石を離す、ってことだろ」

 にやりと笑った後、稜季が、大きな舌を、那月の下腹部へと伸ばした。

 じゅぷ……、と大きな舌が、那月の割れ目に到達し、それと同時に、稜季が那月の中に、魔力を流し込む。

「ひぃきぃんっ! ぃあぁっ、ぅああぁあぁあぁあんっ!!」

 那月は、二十センチの小さな身体を、ぴきんとフリーズさせたまま、とてつもない快楽に甲高い声を発する。

 唾液が滴る魔法石から、じわじわと魔力を得るのとは、桁違いの刺激だ。

 薄めた液体と原液、暖炉の熱と直火。これまでの刺激に比べると、計測針が弾け飛ぶほどの差で、那月は、壊れたように、小さな身体を、稜季の手の中で、何度も何度も、跳ね上げていた。

「ぃあぁあぁあぁああああぁああっ!!」

 ぺちぺちと、那月の小さな脚が、稜季の頬を反動で蹴り上げる。稜季が、補水目的のガラス瓶でも持つかのように、片手で那月を持ち直す。那月の小さな背中を、稜季の大きな手のひらが覆い、空いた左手が、那月がカクカクと震える小さな両脚をぐい、と開き、固定する。

 熟れた果実をかぶり付くかのように、稜季が、再び、那月の滴る割れ目に大きな舌を充てた。

「ひきぃいぃ、ふぁあぁひぁああぁああっ、あぁあぁああぁひぃぁあぁああああっ!!」

 那月は、ビリビリと、身体中を震わせ、稜季の魔力に小さな身体を浸す。

「ほひぃいんっ、おぉおぉぉんっ、んひぃいぃいいいい、コアが……っ、燃えちゃうぅうぅ、ぁああぁあぁひひぃいいいいっ!!!」

 那月の小さな下腹部は、火がついたように熱い。実際、魔法石を呑み込む程に枯渇状態だったところ、急激に濃厚な魔力を流し込まれて、オーバーヒートしているのだろう。

 身体が焼ける程の熱い快楽を受けながらも、那月の身体のサイズは、まだ二十センチのままだった。

 那月を己の手で、しっかりと握っている稜季には、分かり切っているはずのことだが、稜季は、舌の動きも魔力の移行も止めない。

「稜季ぃいいぃいいっ!! はひぃいいぃいいっ、わらひ、あぁあぁはぁっ!! とけちゃうぅううぅううっ!! らめぇえぇえええっ!!! はなひへぇえぇええっ!!! イクぅううっ!! もれちゃうぅう、でちゃうよぉおおぉおっ!! いあぁああぁあああああっ、あぁぁあああっ、ぁっはぁあっ、あぁ、あぁあああああああああああっ!!!!!!!」

 稜季の大きな舌に、自身の秘部を、何度も押し当てるように、那月は、ビクビクビクッと、小さく跳ねあがり、とてつもない絶頂へと到達する。

「ふひゃあぁぁあああああああああああああああああっ!!!!!!!」

 ぴゅくっ、ぴゅるる……っ。コアの悲鳴にも似た、微かな潮を、那月は稜季の舌へと撒き散らした。


「はひぃ、は、ひぃ……ん……っ」

 稜季の片手に握られたまま、那月は、短く息をする。

 私……。稜季の顔に、潮吹きしちゃったよぉ……。

 じわり、と小さな涙を浮かべ、那月は、恥ずかしさと情けなさで、顔を真っ赤にしながら、恐る恐る、大きな稜季へ視線を上げる。

「ぁ、あの……、私……」

 許してもらえるだろうか、と。けれど、見上げた先には、熱を帯びた目で、那月を見つめ、べろりと、舌なめずりをする稜季しか見えなかった。

「稜季……?」

「刺激が強すぎるみたいだな」

 そう呟いた後、獣のように大きく開かれた口から、舌が伸び、那月の小さな口に到達した。

「ん、ふぅう、むぐぅうっ、──ッぅあぁあああっ!!!」

 大きなキスが、舌を使って、那月の小さな咥内へと侵入し、魔力を宿す。

「んぅっ、ふぅうっ、ふあぁはぁあんっ!!」

 コアから少し離れているからか、下腹部に舌を充てられた時よりは、幾分、刺激が抑えられている。とはいえ、那月に恥じらいと理性を飛ばさせるには、充分たる濃さの魔力だった。

「んちゅ、ちゅむ、んふぁあぁあ……っ、稜季……っ」

 小さな唇と頬を、稜季の大きな唾液で、ぼとぼとに濡らしながら、那月は、とろりと目を細める。

 那月の様子を、満足気に見つめながら、稜季が、そっと舌を離す。

「大きさが、なかなか戻らないな。小さすぎて魔力が零れちまってるのか」

 二十センチから、元の大きさへと、なかなか大きくなれない。


どうしよう?

でも、他に魔力を移行させる方法なんて、あるのかな。

稜季に魔力を入れてもらうんじゃなくて、私から魔力を少しずつ吸わせてもらおう。





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[分岐ルート1-1] 無理やり、引っ張ってもらおう!

この話の続きです




「は、早く抜いてぇ……っ! おかしくなっちゃう……っ!!」

 稜季が、ふむ、と思案した後、那月の目の前で、大きな指を使い、円を描く。

「──Bubble blower《泡創り》」

 光でできた円から、ぷくりと大きなシャボン玉が生まれ、ぼわぼわと揺れ動く。

 那月を余裕で包み込むほどに大きなそれは、あっという間に、那月へと接触する。

「へっ、なに急に……、ひゃぁあ!?」

 むにゅり、と柔らかで透明な膜が那月を覆い、冷たさに目を瞑る。

 その間に、ぐにょんと那月は、大きなシャボン玉の中に呑み込まれてしまった。

 那月を掴んでいた稜季の大きな手が離れ、那月は、ひとり、浮遊するシャボン玉の中に取り残される。

「きゃあっ! どうするの稜季?」

 大きな、といっても、中で立てるほどの大きさもないシャボン玉の中で、那月には座り込むしか術がなく、また、石けん液の性質なのか、つるつるに滑る内側は、自然と那月の脚を、はしたないMの字に開かせ、濡れそぼった割れ目からは、ちょろりと、卑猥な尻尾のように、愛液に濡れた革紐を伸ばしている。

 革紐は、石けん液の膜を突き抜け、重力に従い、ちょろりと、真っすぐに伸びており、那月の入ったシャボン玉を風船のように仕立て上げていた。

「稜季……」

 那月が不安げにシャボン玉の中で声を上げると、稜季が大きな手のひらをシャボン玉に添え、もう片方の手で、濡れた革紐を掴む。

「シールド張った状態で抜けないか試す」

 つん、とシャボン玉を大きな人差し指で触った後、稜季が、ぐぐ、っと両手に力を入れ、シャボン玉と革紐を、それぞれ逆方向へと引き離そうと試みる。

「ふきゃあぁあぁあっぁん!」

 那月は、Mの字に開脚した状態で、二十センチの裸体をぺたりと、シャボン玉の曲面に張り付かせる。

 ビンッと糸を張った状態の革紐が、ぎちぎちと音を立てて、脱出を試みるが、那月の膣内に潜む魔法石の片鱗が飛び出ることも、革紐が千切れることもなく、ひたすら、接続を維持したままだった。

 シャボン玉型のシールドに護られた那月は、身体が傷つくことはなく、ただひたすら、膣内に快楽を伴う刺激と共に、膣内で左右にぐりぐりと、革紐と魔法石で、中をかき混ぜられるだけであった。

「は、っひぃいんっ! ふひぃ、ふぃいぃんっ! あぁはぁあぁっ!」

 ぐちぐち、と革紐に繋がれた那月の中の魔法石が、那月の中で革紐に従い、暴れ動く。

 革紐が、いたずらに、那月のひだと秘芽を擦り、那月は、ますます、快楽を駆け上がっていく。

「おぉぁぁあっ、はひぃっ、ああぁはぁんっ! 稜季っ、らめぇっ、あそこが熱くて、あぁあぁぁ……っ、また、わらひ、イグぅ……っ」

 ビクビクッと、シャボン玉の側面に、小さな両脚と太もも、濡れそぼった割れ目を、むにゅりと押しつけるように、張り付いたまま、那月は、小刻みに震えあがっていく。

「ぁひ……っ、はひぃっ、ぁはぁあぁ……っ、はあぁあぁんっ!」

 ぴゅくっ、ぴゅく……っ、と、小さな粒上の潮が、那月から僅かに吹き上がり、那月は小さく達する。

「全然、取れねえな」

 稜季がため息をつきながら、革紐をぐるぐると、手の甲に巻き付ける。

 シャボン玉とほぼ境目のない状態まで、革紐を持ち、石けん液の膜越しに稜季の大きな親指の爪が、那月の濡れそぼった割れ目のすぐ下に添えられる。

「稜……、きゃぅううっん!?」

 ふいに、那月は、激しく上下に身体を揺さぶられる。

 稜季が、那月の中に繋がる革紐を持ったまま、シャボン玉ごと、上下に揺らしたのだ。

「ひぁあぁあぁぁ……っ、らめ、あそこが壊れひゃうぅううぅっ、ふひゃぁん、あぁあぁあ、ひぎぃいぃいいいっ!!!」

 石けん液の膜越しに見える景色が、上下、めちゃくちゃに動き、認識できないほどだ。

 カクカク、ガクガク、ぎちゅちゅちゅちゅ、ぎぎぎぎ、ぐちゅうぅううんっ!!

 燃えるように熱い膣が、魔法石と紐、しょぼん玉越しの振動で、人間離れした水音を放つ。

 那月は、シャボン玉の中で、愛液や唾液、涙をまき散らす。

 快楽で壊れていく視界が、スローモーションで、再生される。那月の卑猥な液が、シャボン玉の中で、粒上に浮遊し、小さな那月と共に、シャボン玉の側面へと叩きつけられた。

「んむぅうううぅ、ふぎゅぅうううっ!!」

 むにょん、と小さな身体の前面が、シャボン玉の側面に押し付けられる。

 柔らかな乳房が、シャボンの液にプレスされ、乳首を中心とした円状のオブジェがふたつ出来上がる。

 開脚した脚と対になるように、Wの字で開かれた両腕も、快楽で緩みきった小さな顔も、そして、未だ魔法石の全てを呑み込んだまま、ぷくりと僅かに膨らんだ下腹部も。ひっくり返ったカエルのようなポーズで、すべてをさらけ出した状態のまま、小さな那月は、シャボン玉に張り付いていた。

 稜季が、那月の入ったシャボン玉ごと、高速で回転させたからだった。


「んふぶぅうぅううううっ!!! ふひぃいぃいっ、イクッ、イクイクイクっ!! あぁあひぃいいぃんっ! あぁあああああああっ!!! らめぇっ!! 那月、こわえゆぅううううう、ふひぃあぁぁああああああっ、またイグぅううううううううっ」

 前に倒されいくように、那月は、シャボン玉と共に、超高速で、回転していく。

 遠心力に押された後面のシャボン玉が、ぐにょりと変形し、那月を後ろからも包み込む。

 那月は、シャボン玉の膜液に包まれながら、めちゃくちゃにまわされる。

「ぁあぁぁあぁあぁっ、ぉおぉおおぉんっ、ヒグぅううううっ!!! イグのが、とまらないぃいいっ!! もう、とめてぇええぇえっ、ひきゃあぁぁああぁあああんっ、ぁあぁあぁひぃいぃいいんっ!! イクぅううううっ!!! あぁぁあああああああああああああああああっ!!!」

 何度、回され、何度達したか、分からない。

「イクイクイクぅううっ!!! イっちゃうぅうううっ!!! あぁあぁあぁあああああああああああああっ!!!!!!!!!!!」

 ぷぴゅる……っ、ぷしぃいぃ……っ。

 控え目な潮を噴きながら、那月は、小さな身体の隅々まで、徹底的に快楽を叩き込まれていった。


 *


「ぁひ……、ふひぁ……っ」

 那月を纏っていたシャボン玉が、稜季によって割られ、那月は、二十センチの身体をシャボン液でどろどろに濡らした状態のまま、とろけきった顔をしていた。

 あれだけの高速回転を、幾度もされたにも関わらず、那月の割れ目からは、未だに、ちょろりと、濡れた革紐が伸びており、ひくひくと震えを留めないその深部には、那月の魔法石が埋め込まれていた。

 快楽で溶けきった二十センチの那月を、片手で鷲掴みしたまま、稜季は、「ふーん」と声を出す。

「コアが、魔法石の一部を呑み込んでる気がする」

 稜季の声に、那月は、ぴくんっと、快楽の余韻で身体を震わすだけに終わるが、稜季は、気にせず言葉を続ける。

「狭すぎて取れないんじゃなくて、お前のコアが、魔法石を掴んで離さない状態になってるな」

 那月の身に起きている変化を伝えるも、那月は、肩を揺らして荒い呼吸をしたまま、言葉を出せずにいた。

 全身に力が入らず、だらりと、稜季に小さな身体を預けたまま、けれど、両脚だけは、ぴたりと寄せて、すりすりと、刺激を下腹部に与えている。

 稜季は、その様を、楽し気に目を細めて見つめた後、口を開く。

「魔法を使って外すとなると……、お前のコアに俺が魔法かけることになるから、あんまりよくない気がする、って話なんだけど……。お前はもう、それどころじゃないみたいだな」

 他者のコアに魔法を施すのは、魔法使いが魔物にトドメを刺す際に行う術に近い。

 しかし、今の那月は、もはや、コア以前に、全細胞に快楽を埋め込まれているような状態だった。

「稜季……」

 那月のすり寄せた両脚から、ぽたぽたと、シャボン液と愛液が混ざりあった、どろどろの粘液が、伝って落ちる。

 光を取り戻してもなお、その瞳は、熱欲で染まりきっていた。

「もっと、私の魔法石で……、かき混ぜてぇ……っ!」

 那月の懇願に、稜季は、にやりと笑みを浮かべ、するりと欲液にまみれた革紐に、大きな指を絡めた。

 すぐに、濡れた革紐は、ぴん、と糸を張り、繋がった魔法石を埋めた那月に、嬌声を与えた。

「ぁあぁあぁあ……っ! きもちいいっ、きもちいいよぉおっ」

 泣いて喜ぶ那月。けれど、いくら悦を得ようとも、埋め込んだ魔法石は、とっくに媒介の液を失い、ただの快楽を与えるだけに過ぎない。那月に魔力を与え、身体を元の大きさに戻すことはない。

 それを気付けるほどの理性は、もう那月には残っていなかった。

「もっと、混ぜてぇ……っ!! 那月の中、めちゃくちゃにしてぇっ! あぁあぁああぁんっ!! あぁああああああああっ!!!」

 大きな手の中で、悦に狂う那月を、稜季の大きな手が、ぎゅ、と握る。


 まるで、未来の手綱を握られたかのように、強く。



エンディング1:快楽漬けの魔法石と化した私 End



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[全33786文字]《START》魔物に魔力を全部吸われて、十センチに縮んだ私が、男の魔法使いに体液を介して魔力と背丈を回復してもらう話

 足元の魔法陣の光が失われたと、那月が気付いたのとほぼ同時に、地中から細長い大量のツルが這い出て来た。

「きゃあっ!! なにこれっ、痛っ……!」

 硬い土を簡単にひび割り、大量のツルが、高速で伸びる。そして、あっという間に、那智に絡みつき、ぐるぐる巻きにしていく。魔法使いの証である、ゆったりとした紺色のローブと白いワンピース。そして、首から掛けた、紫色のドロップ型の魔法石がついたペンダント。

 それらが、ぎゅむり、と緑のツルに締め付けられ、那月のやらわかな胸のカーブと、すらりとした脚の曲線を露わにしていく。

「ん……っ、く……っ、苦しい……っ、離してったら!」

 両手、両足も、ぴたりとくっつき、縛られてしまった。

 ペンダントの革紐が、首に擦れて痛い。

 すっかり魔法陣が消えてしまった土に、パンプスを履いた足で、ぐりぃ、と力を入れ、那月は、己に絡みつくツルを引き千切ろうと試みる。

「魔法使えなくしたら……っ、勝てる、なんて、んぐぅううっ……、思わないでよ!」

 ぷちぷち、と数か所で、ツルが悲鳴を上げる。魔力ではなく物理で脱出を試みる那月が、「よし行ける!」と踏んで、両手を握りこぶしに変えて、更に力を入れた時だった。

 ぶわりっ、とツルが、一気に伸びあがり、ぐるぐる巻きにされていた那月も、宙へと持ち上げられる。

「ひゃあぁあ!?」

 那月が驚き、声を上げている間に、ツルは伸び続け、那月をキツく締め上げていく。

 ぎちぎちぎちっ、ぎゅむうぅうっ!!

「痛……っ! いやッ、やだ、離してっ、だめっ、あ、熱……っ!」

 縛り上げていたツルが、急に熱を持ち、那月が悲鳴を上げる。

「ぁっ、あぁあっ、ぁうっ……! なにこれぇっ、熱いっ、だめぇっ、たすけてぇっ!」

 びくんっ、と身体が大きく震え、那月は、全身を縛られたまま、のけ反る。

 頬が熱く紅潮し、目尻に涙が溜まる。時折、ぴくぴくと、身体を揺らしながら、ぱくぱくと、口を開ける。

 ツルは熱と共に、強度を増していく。つまり、魔力を増しているのだ。

 その魔力の出所は、縛り上げている那月からに違いなかった。

「私……っ、魔力、取られてる……? いやっ、いやぁあっ、離してっ」

 カクカクと震えながら、那月は、声を上げ、熱い光に包まれていく。

「あぁああぁああああああああ!!」

 溶けてしまいそうに熱い、光の中で、那月は、絶叫した。

 くらくらと、高熱に魘されるように、那月は、目を細め、意識を手放す。

 かくん、と、肩に巻き付いた緑のツルに、顔を預ける。

 白い肌は、赤みが増していて、長いまつ毛の影を落としている。

 汗ばんだ肌に張り付いた灰色の髪が、緑のツルに撫でられたと同時に、那月の身体はひと際大きく、跳ねあがった。

「はぁ……んっ……!」

 緑のツルを持つ植物型の魔物が、那月の魔力を、ひとかけらも残すまいと、吸い上げていく。

 意識を失った那月は、時折、身体を跳ねさせながら、強張っていた身体を弛緩させ、だらりとツルに身体を預けてきた。

 カッ!! 那月をぐるぐる巻きに絡みついていたツルが、激しく閃光する。

「ひぁ……っ、あぁあぁぁぁ……っ」

 光の中で、意識を失ったまま、那月は声を上げるが、その声は徐々に小さくなっていく。

 否、声だけではない。

 那月の身体も、少しずつ、そのサイズを縮めていっていた。

 光に包まれた那月の身体は、ツルに巻き付かれた紺色のローブの中へと飲み込まれていく。


 やがて。

 バサリ、と。ツルの隙間から、紺色のローブと、白のワンピースだけが、地面へと滑り落ちた。


 *


 暗がりの中で、那月はちいさなくしゃみを一つして、うっすら目を開ける。

「……あれ? どこ……、ここ……」

 もぞりと、身体を起こして、頭に大きな布が掛かっていることに気付く。

 大きな布団だろうか。布団の中にいたから、暗かったのか。

 ごそごそと、手を伸ばし、布団をめくろうとするも、端っこが見つからない。

 不思議に思い、両手を床につけば、じゃり、と大きなゴツゴツした石にぶつかり、「ひゃっ……」と小さく声を漏らす。

「なにこれ。大きな石……? これ、もしかして、下は土なの?」

 ぽすぽすと、布越しに手を進め、気付けば、四つん這いのようなポーズを取っていた。

 大きな布を被せられていた状態に、空洞が生まれ、那月は、四つん這いになったまま、ハッと気付く。

「私……。服、着てない……っ!」

 思わず叫んだと同時に、たぷん、と、柔らかな胸が揺れ、桃色の乳頭がぴくりと震える。

 すらりと伸びた両脚に、ふわりと空気が触れ、那月は、もじもじと、足を引き寄せた。

 片手を胸元に寄せ、ぽすんと、再び、布越しの地面に座り込むと、誰がいるわけでもないのに、きょろきょろと辺りを見渡す。

「私、どうなったんだっけ……? 確か、魔力を吸い取られて……」

 右の手と腕で、胸を抱えるようにして隠しながら、那月は、そっと、左手を巨大な布に添え、持ち上げる。

 べろん、と布が視界を広げ、那月は、少し先に、巨大な何かが落ちていることに気付く。

「あ……っ」

 那月の腕くらいの太さの革紐。そして、その紐の先には、大きなドロップ型の魔法石が、繋がり転がっている。

 もはや、那月よりも大きな魔法石で、こんなに大きなものは見たことがない。

 魔法使いが魔力を溜めるために使う石だが、ハイレベルの魔法使いでも、こんなに大きなものを扱ったりはしないだろう。使いづらいことこの上ない。

 那月は、しばし、固まった後、目の前に転がる、大きな大きな、魔法石に、顔を近づける。

 向こう側が透けて見える程、透明なその石に、那月の小さな顔が映された。

「これ……、もしかして、私の、ペンダント……?」

 ドロップ型の魔法石の傍に座り込んだまま、おそるおそる手を伸ばす。ぺたり、と触れると、冷たい感触が帰ってくる。

 那月の魔力の色を示した、紫の光は、すっかり消えてしまっているが、この感触は、覚えのあるものだった。

 那月は、小さな口を、めいいっぱい開き、「ちゅっ」と、ドロップ型の魔法石のわずかばかりの先端を口付ける。

 そして、そっと、口を開き、唱える。

「──Transfer《移行》」

 己の魔力を石へと移す魔法だ。わずかに、那月の周りと石が光る。が、燃料の足りない炎のごとく、すぐに、その光は消える。

 私の魔力に反応した……。それに加えて、私、全然、魔力が残ってない。

 ということは……。

「私……。小さくなってる……」


 サァー、と血の気が引き、現実を振り払うように、那月は、その場に立ち上がる。

 相変わらず、大きな布が、那月を押し付けるように覆いかぶさり、那月は、小さな両手で、ぼふぼふと、逆らう。

「これって、じゃあ、もしかして、私の服ってこと?! 嘘でしょ!? なにこれ、どうしよう」

 出口すら見つからず、半ばパニック状態となっているその時だった。

 ──ザク、ザク、ザク、と。大きな足音が聴こえ、那月は、ビクンッと震えあがり、大きな魔法石の傍に座り込む。

 誰か来る……。

 足音だけでも、攻撃でも受けるかのような、衝撃だ。

 人の気配に、こんなに恐怖を覚えたのは、初めてだった。

 どうしよう。踏まれちゃったら、私、しんじゃう。

 ぶるぶると震えている間に、足音が停止する。様子をうかがったのも束の間。

 ──ばさり、と。

 頭上一面を広大に覆っていた布が上へ上へと、離れていき、周囲に光が戻ってくる。

 那月が、大きなペンダントの横で、ぽかんと、見守っていると、光が溢れ出す空間から、ぐわっ、と那月よりも大きな巨大な手が現れた。

「ヒィッ……!!」

 息を呑んでいる間に、巨大な手は、あっという間に、那月とペンダントを、むぎゅりと、掴む。

 ペンダントの魔法石と、巨大な手の中指につけられたリングが、那月の小さな裸体に押し付けられる。

「キャ────ッ!!! いやあああ、離して離してっ!! 助けてぇええ──っ!!!」

 那月は、手のひらから、頭と足を出した状態で、じたばたと暴れながら、大きな指の隙間を探す。

 人差し指と中指の狭間に潜り込み、抜け出そうとして、ふと、大きな中指につけられたリングに目が入る。

 広い横幅を持つリングは、もはや、今の那月の顔ほどに大きいそれで、ごてごてと、象形文字が象られた金のリングには、紫色の魔法石が組み込まれていた。

 この色とデザイン。これって……。

 そっと、魔法石に手を乗せれば、馴染みのある魔力の波動をわずかに感じる。

「──暴れるなよ。落ちるぞ」

 ぽすんっ、と頭に、大きな衝撃を受け、那月は、自分が大きな指の腹で、頭を押さえられたことに気付く。

 見上げれば、そこに、大きな手で小さな那月とペンダントを掴む、大きな稜季(いつき)の姿があった。

 黒い短髪の狭間から、茶色いたれ目が、じとりと、那月を睨んでいる。

 彼は、かつて那月に魔力の扱い方を教えた、那月の元指導者兼、同じパーティの仲間である。


 *


「稜季(いつき)っ! 助けに来てくれたの? ありがと……」

 那月は、彼の大きな指に、小さな手を乗せて身を乗り出す。

 パニック寸前だった心が、瞬時に、落ち着きを取り戻し、全身が、ホッと力が抜けていくのが分かる。

 自分が小さく縮んだせいで、距離感がバグってしまうが、大きな姿で、じっとこちらを見る様は、なんだかドキドキしてしまう。

 至近距離で見ているような、大きな絵画に拡大されているような、不思議な感覚だ。

 稜季、目が綺麗……。まつ毛も結構長いんだな。手も、骨ばってて大きいし、かっこいいなあ。

 那月自身を容易く握った、物理的にも大きな稜季の手に、視線を落とし、そこでようやく、那月は大事なことに気付く。

「はっ……!!! 待って……っ、キャ────ッ!!!! わわわ私、今、服着てないっ!!! みっ、見ないで……!」

「気付くの遅ぇな……」

 那月が、稜季の手の中で、わたわたと焦るも、稜季は、ため息ひとつで終わってしまう。

「うっすい魔力しか感じない上に、地面に服が散らばってたのを見つけた時は、溶けてなくなったのかと思ったけど、元気そうだな」

「恐ろしい想像しないでよ!! ツルいっぱいの魔物に魔力吸われちゃって、こうなったんだってば」

 稜季の手に小さな全身を握られたまま、那月は、小さく叫ぶ。

 那月は小さな片手を、もぞもぞと動かし、胸に添わせ、ちらりと、自身に絡みつく、大きな稜季の指を見つめる。この大きな指に、自分の素肌が触れていることに、今更ながら、そわそわしてしまう。

 大きな手。私、裸のまま、全身、掴まれちゃってる……。恥ずかしいよぉ。早く戻らなくちゃ……。

 こんなに小さくなっちゃうなんて思ってもみなかった。

 稜季の手より、ちょっと大きいくらいだから、今は十センチくらいになってるのかな。

 恥ずかしさで熱が上がった頭で、なんとか、現状を計算していると、ふいに、那月を掴む大きな指が解かれ、傾き、那月は、悲鳴に近い声を上げる。

「いっ、稜季、ちょっと、キャ──っ!! 手、開いちゃだめぇっ」

 大きな稜季の手のひらに座り込むような体勢になり、那月は、胸と下腹部に手を当てながら叫ぶ。

 素肌を覆っていた稜季の人肌が離れ、小さな身体が空気に晒される。冷たい空気は、那月の肌を羞恥でむしろ熱くさせる。

 稜季の大きな空いた手のひらが、ぐわりと、小さな那月に近づき、那月は、びくりっと身体を震わせた。

 大きな指が、風を切って、那月のすぐ傍をすり抜け、那月の真後ろに転がっていたペンダントの石を掴む。

「ぁ……っ」

 きらりと透明な光を返しながら、ドロップ型の魔法石のペンダントが離れていく。

 魔法石に引っ張られる形で、付属の革紐も、稜季の手のひらから、するりと落ちた。

「石の中の魔力も、すっからかんだな」

 透明の石を光にかざして呟く稜季に、那月は、小さくうなずく。

「う、うん……。全部取られちゃったみたい」

 溶けてなくなったかと思ったと軽口をたたかれたものの、あながち、冗談では済まなかった状況だった。

「なんか今頃になって、よく無事だったなって思ってきちゃった……。トドメ刺されてもおかしくなかったよね」

「まあ、人間も、魚や肉の骨は残したりするし」

「リアルに恐怖心を増させないでよ!! 人を食べ残しみたいに言わないで!!」

 那月が、ぐわっと小さく怒るも、稜季は大きな手のひらで、那月のペンダントを遊ばせた後、ドロップ型の石と革紐の接続部分を摘まむ。

「ま、そんだけ叫ぶ元気があるなら、とっとと魔力を補充して、元の大きさに戻しても大丈夫だな」

「そっか、魔力が戻れば、身体も元に戻るよね」

 人が素っ裸なのに、まったく動じないんだから、こいつは本当に。

 那月は、恥ずかしさと拗ねを混ぜて、ひそかに小さく頬を膨らませた後、稜季の提案にうなずく。そして、ハッと我に返る。

「待って、魔力の補充って……」

 他者からの魔力を己に移行させる。

 人体の血肉に宿る魔力を分け与える術は、容易なものではない。

 微々たる魔力の移行や、血の繋がりがある者同士なら、魔力回復の術を他人に向けるだけで成立する。が、今回のように、ほとんど魔力が尽きた者に、他人が魔力を与えるとなると、もはや、魔法を一切使えない、ただの人間を、魔法使いに仕立て上げるようなもの。血などの体液を介した、古来の術式をしなければならないはずだ。

「稜季、血を使うつもりなの? 怪我しちゃうよ」

「そんなの媒介にしたら、お前も血を出さないといけないだろ。もっと簡単な方法でやるよ」

「え?」

 稜季は指先で摘まんでいた那月のペンダントを、くるりと回し、自身の口元へと近づける。

 口を小さく開くと、ぱくん、と、ドロップ型の石を、半分ほど、容易く口に含ませる。

「ぁっ、それ……っ」

 ついさっき、私も口に含んだのに! いや、含んだというか、先端部分に水滴がついたか否か、くらいしか、口に入れられなかったけど。

 那月が、ひとり、焦っている間に、稜季は「Transfer《移行》」を行い、那月の石が、明るい紫へと、光を取り戻す。

 あっという間に、魔法石に補充されちゃった。

 那月が、稜季の手のひらの上で、感心していると、稜季が空いた手で、すっと、口に含んだペンダントを離す。

「ほら、ここに入れた魔力吸えばいいだろ」

 スイッと、大きなドロップ型の石を目の前に突き出される。

 なるほど、血液じゃなくて唾液を媒介にするわけね~。魔法石に一旦補充しておけば、お互いの負担も少ないもんね~。

 って間接キスじゃん!!! 全然よくないわ!! いやもう、さっき、私が一回、口に含んでるから、もう間接キス成り立っちゃってるけども!! なんとも思わないって言うの、こいつは!?

 最終的に、こうせざるを得なかったとしても、実行する前に、一言、許可取りなさいよ!! 私の魔法石に、稜季の魔力入れちゃったら、もう、するしかないじゃんか。間接キス──っ!!

 ものすごく言いたいことが、那月の脳裏に駆け巡る。しかし、物理的に、稜季に手のひらを返されたら、小さな裸体ごと土に落下するしかない程、今の那月には、他に選択の余地がなかった。

「もう……」

 いつも意識するのは、こちらばかりなんだから。

 那月は、片手を胸元に添えて、乳房をかばいながら、座ったまましゃきりと背を伸ばす。

 魔力を他人からもらうって、ほとんどしたことないんだけど……、吸い付いたらいいのかな。

 小さな口を、可能な限り大きく開き、ぱくん、と大きな魔法石を咥える。

「ん……ぅ」

 吸い付くようにして、魔力を探れば、口元に、ほんのりと、稜季の魔力を、石越しに感じる。

 ドクンッ!

 魔力を認識した途端、那月の身体は、桁違いに熱を帯びだした。

「ちゅぅ……っ、んぅ、ふぁ……っ」

 小さな身体が、枯渇を自覚し、本能的に魔力を求めだしたのだろう。

 那月は、うっすらと汗ばみ、頬を紅潮させ、無我夢中で、自身より大きなドロップ型の魔法石にむしゃぶりつく。

「はぁ……っ、はぁん……、ん、ちゅむ……っ、んむぅ」

 魔力を補充されるの、気持ちいい……。

 那月は、うっとりと目を細める。

「んん……っ、はあぁ…っ、ちゅふぅ……」

 ちゅくちゅく、と、紫色の石の端に吸い付く。

 身体が小さくなっているからか、那月が、夢中で魔力を頬張るも、石の色は薄れていない。

 那月の身体も、依然として、小さいままだった。

 魔力の補充完了には、程遠いことは歴然で、加速するのは、那月の理性の消失ばかりだ。

 小さな裸体をかばうように添わせていた手は、いつしか、両手で、しっかりとドロップ型の魔法石を掴んでいる。

 ぷるん、と柔らかな胸が、那月の動きに合わせて、揺れ動き、ぷくりと尖りを帯びた桃色の乳頭が、ぷるりと波打った。

「はぁ……んっ、ぁむぅっ、んちゅっ、ちゅぅっ」

 頬を染めて無我夢中で魔法石を舐めまわす那月だったが、己の口が小さいのか、それとも、媒介の体液が薄れてきたのか、甘い蜜のように感じていた魔力が、薄れていく。

「ぁれ……? んっ、ちゅむっ、くちゅっ……。ふぁ……っ、たりないよぉ……っ」

 那月が、小さな口を開けて、魔法石の先端から口を離し、極細の唾液の糸を作りながら、泣きそうな声を上げる。

「稜季……っ! 魔力、吸えなくなっちゃったよぉ……っ」

 大きな手のひらの上で、小さな瞳を涙で潤わせて、那月は、大きな稜季を見上げる。

 那月を凝視していた稜季は、茶色の垂れ目を、すっと細めて、那月の横に転がしていた魔法石へと手を伸ばす。

「もう、媒介の唾液、吸いつくしたのか?」

 今の那月の半分くらいの大きさもある魔法石を、稜季は、軽々と摘まみ上げ、再び口へ咥える。

 石が、ぽぅ、と紫の光を灯したかと思えば、稜季は片手でドロップ型の魔法石を口から離し、べろり、と、舌で、魔法石の先端を舐め上げた。

「ぁ……っ」

 那月は、稜季の手のひらの上で足を崩すように座り込み、両手を稜季の大きな手のひらに置いたまま、稜季の補充する様に見惚れる。一糸まとわぬ小さな身体が、露わとなり、柔らかな胸が、両腕で、むにゅりと卑猥な谷間を作り上げていることも、気付かぬほどに、那月は、目の前の光景から目が離せなかった。

 おいしそう……。

 稜季の魔法石を舐める様を見て、頭を占める感情がそれだった。

 べちょり、と、紫色の魔法石が媒介液に浸されていけばいくほど、頭上に持ち上げられた巨大な魔法石が、移行可能な魔力へと変わっていくのだ。

 かつてないほど、魔力を枯らし切った那月の身体は、魔法使いとしての生命を維持すべく、爆発的な欲求を細胞中に指示し、那月を欲に溺れた本能に従う動物へと、堕としていく。

「稜季……っ」

 那月は、掠れ声を上げる。

 魔法石から発された紫色の光を、瞳に浴びて、那月の朱色の瞳は、すっかり魅了一色に染まっていた。

「それ……、稜季の魔力っ……、はやくちょうだい……っ」

 荒い息と共に、苦し気にせがむ。おあずけをくらった家畜が、主にねだるかのような姿だ。

 稜季は、手のひらの上で、小さく堕ちた那月を見て、息を漏らすように笑う。

「これ? そんなに欲しいのか?」

 舌先で遊ぶように舐めていたドロップ型の魔法石を、稜季がスッと離し、那月の目の前でちらちらと揺らす。

「うん……」

 欲熱に染まり切った那月の瞳が、魔法石の動きに合わせて、うろうろと動く。

「いっぱい……、ください……っ」

 那月が小さく口を開けてねだると、その小さな口に、ズボッと、極太の魔法石を突っ込まれた。


「んぐぅうぅぅ……っ」

 ぎちぎちと、音が聴こえそうな程に、那月の小さな口は限界まで拡げられ、咥内が魔法石で埋め尽くされる。

 口角からは、たらたらと、稜季と那月の混ざり合った唾液が伝い、落ちる。

「ぁ、ぁあぁ……っ、はぁあぁ……っ」

 喉奥まで挿れられた苦しさより、媒介して得られる稜季の魔力の存在の方が大きく、那月の小さな身体は、快楽に悲鳴を上げていく。

「んっ、んんっ、ぁあぁあっ、んふぅうっ、んむぅうっ、ふぐうぅうっ」

 那月は、巨大な魔法石を口に咥えたまま、大きな手のひらの上で、十センチの身体を、びちびちと跳ねさせる。

 次々と、小さな身体に、稜季の魔力が流れ込んでくる。

 小さな電流でも浴びさせられているかのような刺激だ。

「んひぃーっ、はぁんっ、ふひぃ、ひぃっ、激ひぃっ、ぁひぁ……っ!」

 那月は、巨大な魔法石を咥えたまま、朱色の瞳を泳がせる。

 たらたらと唾液を流し、焦点の合わない目をさせる那月に、稜季が、ずるりと、那月の口から魔法石を引き抜く。

「んぁあっ!」

 那月は、小さな身体を手のひらの上で、背を反らして跳ねさせた後、ぜぇぜぇと、息をする。

 ぴん、と尖り切った桃色の乳頭が、那月の息に合わせて、ぷるぷると震える。

「大きさ。ぜんぜん戻らないな」

 稜季が、ドロップ型の魔法石を摘まんだまま、先端の側面で、ちょんちょん、と、那月の小さな頬をはたく。

「はひぃ……」

 那月は、小さな全身に与えられた快楽の余韻で、いっぱいいっぱいだったが、小さな口から吸い上げたところで、全身の大きさを戻すまでの量には、程遠いらしい。

 元の大きさ。おおよそ十六倍くらいはある、那月の元の背丈に至るほどの魔力。

 それって、あと、どれだけ、稜季の魔力、吸わないといけないの……?

 那月が、脳裏に、期待と不安を駆け巡らせているときだった。

 手元の魔法石を、ぺろりと舐めた稜季が、そっと口を開く。

「貯蔵するコアが近い方がいいのかもな」

 稜季の提案に、那月は、手のひらに寝そべったまま、きょとんとする。

 大きなドロップ型の魔法石が、稜季の大きな指先に支えられたまま、ゆっくりと下降してくる。

「ぁ……っ、んっ」

 ちゅ、と、那月の小さな唇に、触れるだけのキスをするように、魔法石を充てられ、那月は、ぴくんっと身体を跳ね上げる。

 魔法石は、そのまま、那月の咥内に侵入することはなく、喉元から首筋に降り立ち、むにゅり、と、那月の小さな胸を踏みつぶすように那月の身体をなぞっていく。

「んあぁぁ、はぁあぁんっ!!」

 ダイヤカットのように複雑な角を帯びた魔法石の尖りが、那月の柔らかな胸を、カリカリと擦り上げ、那月は星が散るように視界が白む。

「ぁ、あぁぁ……っ、ひぁ……っ」

 かくかくと震える、小さな立てた脚を、大きな魔法石が、簡単に、ちょい、と広げさせ、既に、とろとろに濡れそぼった割れ目を露わにする。

「──此処」

 ふっくらと丸みを帯び、申し訳程度に陰毛を生やし、愛液が光るそこ。

 稜季が、軽く、魔法石でそこを押して、口角を上げる。

「挿れてやろうか? 魔力」

 ぞわり、と全身が震え、那月は息を呑む。

 口からの移行で、あれだけの快楽を得たのに。一瞬、触れた胸の先端越しに感じた魔力ですら、壊れてしまいそうなほど、気持ちよかったのに。

 こんなところから注入されたら、私、どうなっちゃうの。

 警告に似た思考が走るも、那月は、へにゃりと、頬を歪ませる。両脚の狭間に、ドンと鎮座する大きな魔法石を、無意識に小さな脚で、すりすりと擦り合わせていた。

 魔法石に纏わりついた媒介の唾液が、早くも、那月の割れ目に、わずかに到達し、微量な魔力が那月の中に流れ込み、那月は、ひくひくと割れ目から愛液を更に溢れさせていた。

「──那月」

 躾のなってない犬を正すかのように、大きなドロップ型の石が、ぐい、と那月の割れ目におしつけられる。

「はぁあぁんっ」

 那月は、ぎゅむりと、小さな両脚で、魔法石を挟み上げ、弓なりに身体を跳ね上げる。反動で、魔法石の先端が、より、那月のどろどろに濡れそぼった割れ目に触れ、那月は、「ぁっ、はぁ……っ!」と息を零す。

 ぱくぱくと、口で呼吸し、目に涙を浮かべる。

 欲しい、欲しい、欲しい。こんなの、がまん、できない……っ!!

「ぁ……っ、い、……ッ、挿れて……っ!! 那月のなかに、稜季の魔力、いっぱい、いっぱい、挿れてぇ……っ!!」

 泣きながら、那月が言えば、稜季が満足気に笑う。那月の寝そべった手のひらが揺れたかと思えば、大きな親指が、那月の両腕を、ぐいと、手のひらに押さえつけた。そして。

 くちゅり、と。

 魔法石の先端が、那月の割れ目に、わずかに侵入を始める。

「んぉっ!?」

 桁違いの刺激が、那月に走り、那月は、ぴきんっと身体を強張らせる。

「ほら、力抜け、那月」

 稜季が、ぐりぐりと、魔法石を左右に回すように動かし、隙間を探るような様をする。

「奥まで挿れられねぇだろ?」

 言い添えるその目は、獲物を狙う目そのもので、ぎらりと妖しく光っている。けれど、小さな那月は、小さな身体に、びりびりと走る刺激で、気付く余裕などあるわけもなかった。

「ま、待って、これ……っ、私っ、あぁあぁんっ!! ひぃっ、激し……っ、ぁあぁっ……、こんなの、挿れたら、私……っ」

 先端だけで、震えがとまらない程の快楽に、那月は、恐れをなして、イヤイヤと首を振るが、稜季の大きな指は、しっかりと小さな那月の腕を押さえつけ、那月を逃さない。

 ずちゅ、ぐちゅ……っ、ぐちゅうぅっ。

 大きな魔法石が、ゆっくりと確実に、小さな那月の中へと侵入する。

 それと同時に、那月の下腹部は、キュンキュンと魔力に反応し、獲物を逃すまいと、魔法石に吸い付いていく。強い快楽を伴い翻弄される那月など、おかまいなしに。

「ひぃぁあぁぁあんっ! あぁあっ、あぁぁあんっ!! 魔力、いっぱいっ、はいってくるぅうううっ!!! うぁあぁぁっ!! らめぇっ、ひゃめへぇえっ、あぁぁあぁんっ!!! 那月、こわれちゃうぅううっ!!!」

 那月は鳴き叫び、小さな両脚をはしたなくMの字に広げる。愛液を決壊させひくつくそこは、口とは裏腹に、大きな侵入を許し、那月の下腹部を、ぼこりと膨らませていく。

 どちゅぅうん……、ぐちゅぅ、ずぶずぶ……。ぐちゅぅん……。

 重く最奥に到達したらしい魔法石は、ごりごりと、それを分からせるかのように、小さな那月の中で、左右に半回転を繰り返される。

「はぁあぁあ……っ!!! ひぃっ、ひぃいぃんっ!!」

「ほら……っ、挿いったぞ、全部」

 稜季が、トントン、と、軽いピストンを行い、那月は、小さな身体を揺さぶられる。

「え……っ、ひぅっ、はぁあ……っ」

 己の下腹部へと視線を落とせば、異様なほどにまで膨れ上がった腹が、はしたなく広げた両脚を膝上ほどにまで隠している。

「ひぃっ……!! な、なにこれっ、私どうなって……っ!? ひぃやぁぁああっ!?」

 稜季が、那月の中に挿入した魔法石を、ぐりぐりと動かすと、那月は、膨れ上がった腹と共に、小さな身体を揺らす。動きと共に、下腹部が悦ぶように、キュンキュンと激しく疼き、那月は、ガクガクと身体を震わせる。

 体内に魔力を溜めるコアが、大きな魔力を逃すまいとするあまり、暴走しかけているようだ。

 本来、入るはずのないサイズの魔法石を、容易く侵入させ、桁違いの快楽を覆わせながら、那月のコアが、魔法石をしゃぶりついているらしい。

 身体中の全ての細胞が、今、膣内に挿入された巨大な魔法石を求め、悦んでいる。

 そんな異常事態と言える状況の快楽に、那月は晒されていた。

「ひぎぃいぃいいっ!!! たしゅけて、らめぇええぇえっ!! わ、わらひ、おかしくなるぅうううっ!!! んひぃいいいいっ、あぁぁああぁああっ!!!」

 那月が小さな身体でめいいっぱい泣き叫ぶも、魔法石のピストン運動は、容赦なくそのスピードを上げていく。

 どちゅ、ぐちゅ、ずちゅ、どちゅどちゅ、どちゅどちゅ、どちゅどちゅ。

「いぁっ! ひぁっ!!! ぁああぁああっ!! 稜季っ!!! 稜季ぃいっ!!! 魔力、いっぱいで、わらひ、こんな……っ、あぁああひぃいいんっ!!! ほひぃいいっ!!!! いぁあぁあぁあっ!!!!」

 どちゅどちゅ、どちゅどちゅ、どちゅどちゅ。

 ──ばっちゅっ、ばっちゅっ、ばっちゅっ、ばっちゅっ!!!

「ぁっ、あぁっ、あぁあぁああっ!!! 魔力っ、いっぱいっ、はいっちゃうぅううっ!!! 私っ、魔法石でイっちゃううぅううっ!!! きちゃうっ!!! あぁあぁああぁっ、あぁあぁあぁああっ!!!」

 ちかちかと視界が白み、小刻みに身体が震え、那月の小さな身体は、快楽を駆け上がっていく。

 下腹部が、より一層、熱く疼き、那月は、はしたなく顔を歪ませる。

「あぁあぁひぃいいんっ、おひぃいぃ、イグぅうううっ!! わらひのコアが、吸い上げちゃうぅうううっ!!! 稜季の魔力、いっぱい、吸い上げちゃうぅうううっ!!!!」

 ──ぎちゅちゅちゅちゅ、どちゅちゅちゅちゅ、ぐちゅちゅちゅちゅ、どちゅうううううんっ!!!!!!

「あぁぁあああぁああ、あぁひぃあぁぁああああああっ!!! らめぇえっ、イクぅうううっ!!! きちゃうぅうううううっ!!! ぁぁああぁぁあ、あぁぁああ、イクぅううううううううっ!!!! あぁああああああああああああああああああああああああっ!!!!」

 那月は、膨れ上がったお腹を差しだすように、弓なりに身体を反らし、大きく跳ねあがる。

 ──ぷしぃいぃいいいっ!!!

 小さな潮吹きと共に、絶頂すると、稜季の手のひらを卑猥に濡らした。


「ぁあぁひぁ……っ」

 那月が、へにゃりと顔を緩ませたまま、焦点の合わない目をして、絶頂の余韻に浸る。

 とろとろと、割れ目からは愛液が溢れていた。

 挿入された魔法石の形が分かるように、歪に膨れ上がった腹が、やがて、少しずつ、へこんでいく。

 否。那月の身体が、少しずつ、大きくなっている。

「ひぁ……っ、熱……いっ……! 身体が、熱いのぉっ!!」

 那月が、稜季の手のひらの上で、悩まし気に身体をくねらせる。

 少しずつ、那月の身体は、そのサイズを拡大させていく。

 片手の上に乗るには、すこし大きい。手乗り、というよりは、片手で鷲掴みのような持ち方をされた。

 携帯するボトル瓶ほどの大きさ。二十センチほどにまで、サイズを回復させたところで、那月の変化は落ち着いた。

「はぁ……っ、はぁん……っ。はぁっ……、私、大きくなってる……っ」

「まだ充分、小さいけどな」

 稜季が息を漏らして笑う。

 片手で鷲掴みされた那月は、上半身を稜季の大きな指で巻き付かれたような格好だ。

 大きな指が、むにゅう、と二十センチになった那月の、柔らかな胸を押し付けている。

 ぷらぷらと、足場をなくした小さな両脚は、その狭間から、とろとろに愛液で濡れた革紐を生やしている。

「なーんか、お前が魔法石みたいになってるな」

 稜季が、愛液まみれの革紐に手を伸ばし、ぐいっ、と容赦なくその紐を下へ引く。

「ひぁあぁぁああぁんっ!!!?」

 那月は、深部を掴まれたかのような感覚を、強い快楽と共に受け、稜季の片手に掴まれたまま、嬌声を上げる。

 ぴくぴくと、身体を震わせていた最中、稜季が、「あれ?」と声を出す。

「なんか抜けねえな」

「ふぇ……?」

 那月は、泣きださんばかりに情けない声を上げながら、ちらりと、宙に浮いた足元を見つめる。

 大きな稜季の手に掴まれた、どろどろの革紐は、依然として、その先端が、那月の中へと続いている。

 那月自身、キュンキュンと疼く下腹部に、心地よい圧迫感があり、己の膣内に、依然として魔法石が居座っていることを体感する。

 十センチだった頃に挿入を許していたので、深く考えてはいなかったが、さっきまでの状態が特殊すぎるわけであって。

「取れなくなっちゃったってこと……?」

 血の気が引きつつも、恥ずかしさで死にそうな、複雑な表情で、那月が尋ねれば、稜季が「ん──……」と声を漏らす。

 そして、大きな指先が、ぐちゅうんっ、と那月の割れ目に、容赦なく触れる。

「ひゃああぁあぁんっ!?」

 那月が、驚いて身体を震わせ、へにゃりと、脱力し、稜季の手に身体を預ける。

「何、声上げてんだよ。今、魔力移行させてないだろ」

 稜季がそう言いながら、くちゅくちゅと、卑猥な水音を立たせ、指先で、那月の割れ目をかきわけていく。

「い、移行とかじゃなくて……っ、ひゃぅううっ!! あぁあぁ……っ」

 稜季の大きな指が、私の中に、入ってくるぅううっ!!

 那月は、羞恥で染まった赤い顔を隠すように、ぎゅっと目を閉じて、下を向く。

 十センチだったころは、手の中に隠れることも可能だっただろうが、二十センチに回復した今、那月に逃げ場はない。

 魔力を伴っていれば、言い訳が効くものの、指だけで触られていたら、ただ自分がいやらしく感じているだけになってしまう。

 魔力移行のことを差し引いても、既に、手のひらの上で、散々、卑猥な自身を晒しまくっている那月だったが、それを棚に上げて、必死で、声を我慢する。

 ずちゅん……っ、と水音を立て、稜季の大きな指が、一本、那月の中に挿入する。

「ぁ……っ」

「これ……、だな」

 革紐に繋がった、魔法石の先端を指先で見つけたらしく、稜季が、膣内で、トントンと叩く。

「んッ! ぉおぉ……っ、はぁぅっ!!」

 それと同時に、那月は、ピンッと身体を強張らせ、声をあげる。我慢、なんて簡単な言葉で済むような刺激ではない。下腹部のコアを突かれたようだった。

「んー……」

 ぐりぐりと、大きな指の腹で、那月の中に埋もれる魔法石を前後に揺らされる。

「はぁっ、ぅ……っ、ひぅ、あぁぁんっ……! い、つき……っ、これ、変に、なるぅ……っ!」

 那月が、切なげな声を出して、天をあおぐ。とぷとぷと、革紐を伝って、那月の愛液が伝っていく。

「妙に食い込んでるな。……もしかして」


どうしよう?

無理やり、引っ張ってもらおう!



稜季の考えを聞いてみよう






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11月のご挨拶と更新予告

11月、長らく更新できておらず、申し訳ございません!!!!!


ブランク期間も、沢山ご支援いただいていた方々、フォロー閲覧いただいた方々、

本当にありがとうございます!!!!

御礼やご挨拶が遅くなり、本当に申し訳ないです。

大変嬉しかったです、創作のモチベに直結していました。

本当にありがとうございました。


ようやく時間をもぎ取れたので、

今月はFANBOXにて、小説を更新させて頂きます。


今回は、ちょっと、分岐ものに挑戦してみました。

4つの選択肢、3つのエンディングが楽しめちゃう感じの話でして、

タイトルは、

「魔物に魔力を全部吸われて、十センチに縮んだ私が、男の魔法使いに体液を介して魔力と背丈を回復してもらう話」

を予定しています。

ぜひ、3万字ほどの全ルート、フルコンプしてください!

どのルートも癖を詰め込んで圧縮しています。

最終確認が終わり次第、アップします!


FANBOXの仕様上、分岐先のページを別々の記事に上げないとうまくリンクを貼れないので、

次の更新が、ドカッと複数来た場合、日時が古いものから読んでください。

サムネにも、この記事からスタートします、これは分岐ルートのあれです、的なのを書く予定です。

最初に読むべき記事をクリックすると、後は、記事内のリンクを押せば、ゴールにたどり着けます。


楽しんでいただけますと幸いです!

どのルートが刺さったか、最初に読んだか等も、教えてもらえると嬉しいです。


今月もよろしくお願いします!



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6月のご挨拶とお詫び


今月もご支援、作品を閲覧いただき、本当にありがとうございます。

挨拶もできておらず、申し訳ないです。


少し多忙な日が続いておりまして、更新ができていない状態となっています。

すみません。


サクッと短い話だけでもなんとか更新できればとなっていたんですが

ちょっと調整が、やはり難しく、少しお休みさせて頂ければと思います。


頭は、常に、創作に向いているので、

時間ができれば書きたいとは思うんですが、

気長にお待ちいただければと思います。


よろしくお願いします。

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[12578文字]ウサギの耳と尻尾が生えた私が、ホテルで先輩とえっちをした後、十五センチに縮んで、もっとえっちしてもらう話


 格子状に並ぶキーボックスは、あらゆるベッドルームを映してまばらに点灯している。

 その中で、ウサギのシールが張られた部屋のボタンを、先輩は、カチリと押して、隣に置かれた機械から出たカードキーを、しゅるりと引き抜く。

 先輩がその場に留まることなく、すぐさま、選んだ部屋へと踵を返すので、那月は、ひょこひょこと、フレアスカートを揺らしてそのあとに続く。

 シックな扉の向こうに二人で入り込んでから、那月は、ようやく口を開く。

「先輩、手慣れててすごいです……」

「よく来てる、みたいなニュアンスで褒めるなよ。パッと見りゃ分かるだろ」

 先輩が、咽るようなため息をついた後、那月をひと睨みするので、那月は、むぅと赤らんだ頬を膨らませる。

「だって、部屋を選ぶのも迷いがなかったし」

「お前が事前に、ウサギを試したいって言ってたからだよ。普通のホテルと大差ないだろ」

 先輩がそう言いながら、手元のカードキーを、壁に備え付けられたカードポケットに差し込む。

 薄暗い部屋に、ほのかな灯りが照らされ、部屋の全貌が明らかになる。

 大きな部屋の大半を占める二人用のベッドに、大きなテレビ。サイドテーブルには、カラオケのマイクのような形をしたマッサージ機と、ずらりとコンドームが置かれている。絶対、普通のホテルにこんなの置いてない。

 大人向けアイテムを、大人向けホテルで凝視するのも気が引けて、那月が目を反らして口を噤んでいると、背後に先輩の声が響く。

「ほら、あったぞ那月。これだろ? お前が使ってみたいって言ってた奴」

 先輩の声に振り返れば、テレビの横に置かれていたらしい“それ”が、先輩の指先で支えられていた。

 ウサギを象ったアイシングクッキー。ベージュ色の下地に、白でコーディングされ、黒いチョコペンで「Rabbit」と書かれている。

 ネットで事前に見ていたものと同じものが、先輩の手中に収められているのを見て、那月は、きらきらと目を輝かせ、先輩のもとへと駆け寄る。

「それです、それです。わ~、おんなじだ~」

 那月が、目の前に向けられた先輩の手のクッキーを、まじまじと見つめて感激の声を上げれば、先輩が、息を吐いて笑う。

「すげー食いついてきたな」

「だって、これ食べたら、ウサギの耳生えちゃうんですよ。すごくないですか?」

「この技術を開発しきる勇気と、ホテルに提供する度胸には、賞賛したいな」

 先輩が遠い目をして誉め言葉を言うのを他所に、那月は、先輩の手に支えられたクッキーを、先輩の手ごと、両手で支える。

 ほんの少し前から、一部の界隈で話題の、ラビットクッキー。

 食べると一定時間、ウサギの耳と尻尾が生えて、触覚も備わっているという、夢がつまったアイテムである。

 ジョーク商品として発売されたそれだが、一般人には、需要としてとらえるには、時代が早すぎたらしく、置いている店が大変限られており、ネットでは売り切れ続出、という事態に見舞われた中、こうして常設されている店を見つけた、というわけである。

「たぶん、ハロウィンとか学祭シーズンになったら、よく売られるようになると思うけど」

「そんな先まで待てないですよっ。それに、なんというか、その……、使うなら、やっぱり人前は避けたいというか」

「今、思いっきり目の前に俺がいるけど」

 ファンシーなアイテム好きで、ぜひとも試したいと意気込んで、ここに至った那月に、先輩がそう言えば、那月は、ぎゅっと、両手で先輩の手を握って、ちらりと上目遣いで先輩を見つめる。

「先輩はいいんですよ。……彼氏だし」

 なんとかそう言えば、先輩が、フッと笑い、那月を空いた手で頭をひと撫でした後、指先で支えたままのラビットクッキーを揺らす。

「じゃあ試してみれば」

 先輩の声に、那月は、こくんと息を呑み、そっと口を開ける。はむ……、と、先輩の手先に支えられたクッキーをついばむように唇で捕らえ、カリカリと、クッキーを飲み込んでいく。

「んく……っ、むぅ……っ、ぁ……、おいしいです」

 ふわりと甘さが香るラビットクッキーに、那月は、夢中になって頬張る。

 灰色のロングヘアが、ぱさりと、頬を撫でるので、片手で髪を耳にかけ、再び、両手で先輩の手を包み込む。

 ラビットクッキーは、あっという間になくなり、先輩の指先に、わずかに溶け残ったホワイトチョコレートを、那月は、ちろりと舌を伸ばして舐めとる。

「……ッ」

 ぴくりと、先輩の手が震え、那月の両手から離れる。その手が、那月の柔らかな頬を、むに、と包み、那月の顔をぐいと、上へ向ける。

「ぁ……っ、先輩」

「……なんだよ」

 唇が重なる寸でのところであげた那月の声に、先輩がぴたりと止める。

「今キスすると、先輩もウサギになっちゃうかも」

「ならねーよ。溶けた分までお前が完食しただろ」

 先輩が少し笑ってそう言った後、那月に噛みつくようなキスをしてきた。

 

 ベッドに押し倒された那月の上で、四つん這いになって見下ろす先輩が口を開く。

「大丈夫か?」

「せん、……ぱい……っ」

 はぁ、はぁ、と息が上がり、ブラウスに包まれた胸が、上下する。身体が熱い。

 フレアスカートに包まれた足を、もじもじと擦り合わせ、那月は潤んだ瞳で、先輩を見上げる。

「私……っ、なんか、変れす……っ」

「身体がウサギになりかけてんのかな。どこが変なんだ?」

 先輩が目を細めて、ギシリとベッドを鳴らし、那月の横に寝転がる。

 肘をついて頭を支えながら、空いた手が、ゆるりと那月へ伸びる。

 ブラウスを留めるボタンをなぞるように、するすると、那月の胸元を折り進み、シャツ越しにへそと腹部をくるりと撫で上げる。

 先輩の指の動きに合わせて、那月は、ぴくんっぴくんっと、身体を揺らして、熱くなった身体を震わせる。

「ひゃぅっ、……はぁんっ」

 先輩の指が下腹部へ近づけば近づくほど、那月は、身体が、ドクンッドクンッと、より熱を帯びていくのが分かった。

「ぁ……っ、ひぁっ……、せん、ぱいっ……! ふあぁっ……」

 那月は、ベッドの上で、刺激に耐えるように目を閉じ、ころりと先輩の方に身体を横向ける。ぎゅっと、先輩のシャツを掴む。

 先輩が那月の背に手を回し、耳元に顔を寄せる。

「ここ?」

 透き通った低い声で囁き、大きな指先が、那月のフレアスカートをたくし上げ、合わせた太ももをすり抜け、ショーツへと達する。

 すでに、とろりと潤いを浸透させたそこを、大きな指の腹が、トン、と撫で上げ、那月は、ひと際大きく、身体を跳ねさせる。

「ひぃあぁんっ!」

 那月の嬌声を気にすることなく、先輩は、ショーツを指でまくり、濡れそぼった那月の蜜壺へと指を添わす。

 くちゅり……、と、卑猥な水音を立てながら、先輩の指がゆっくりと、動かされる。

「ぁ……っ、あぁ……っ、やぁぁっ……」

 とくん、とくん、と那月の身体は、どんどん熱を帯びていく。

「らめぇ……っ、きちゃうっ、わたしっ……、イっちゃう……っ」

 那月は、小刻みに震えながら、ぎゅむ、っと、両脚で、先輩の手を挟み上げる。

 カクカクと、腰を動かしながら、先輩にしがみついたまま、声を上げる。

「ぁっ、あぁぁっ、イクッ、イクっ、らめぇえぇっ、ぁぁあぁぁあぁああぁっ!!」

 絶頂に達したまま、那月は、ドクンッと身体が大きく唸った。

「ひぁぁああああぁあっ!!?」

 快楽を伴ったまま、那月は、ぴんっと全身を真っすぐ伸ばす。

 ばさり、と灰色のロングヘアが、紅潮する頬にはりつく。

「すっげ……。本当に生えてきたな」

「え?」

 那月が荒い呼吸の狭間に聞き返せば、先輩が那月の頭へと手を伸ばす。

 灰色の髪をかきわけたその手は、那月の頭から生えた、白いウサギの耳に到達していて、ぎゅむ、と握られた瞬間、那月は、かつてない感覚が全身を走り、「ふきゃあぁあっ!?」と甲高い声を上げた。

「おー。マジで感覚があるんだな」

 先輩が感心するような声を上げながら、親指と人差し指で、那月の白いうさ耳を挟み、ぐりぐりと擦り合わせる。

 那月は、その動きに合わせて、ベッドの上で、ぴくぴくと身体を震わせ、嬌声をあげる。

「ぁんっ、ふぁあぁっ、らめっ、せんぱいっ、みみ、さわっちゃ、やらぁっ」

 頬を赤らめ、涙目で訴える那月に、先輩は、興味深そうに笑う。

「これは置く店選ぶ品だな」

 耳をいじる手が離れると、那月のフレアスカートの中へと進む。

 先輩の手は、那月のくびれたウエストから柔らかな尻へと撫であげた後、尻の上に、ちょこんと生えた那月の丸いウサギの尻尾を、むぎゅりと掴む。

「きゃぅっ!!」

「尻尾もちゃんと生えたんだな。へー。もこもこで気持ちいいな」

 先輩の大きな指先が、那月の丸い尻尾を挟み上げる。骨ばった指が、尻尾の弾力を楽しむべく、ぐにぐにと、両端から力を入れ、指の腹が、すりすりと、那月の尻尾と尻の境目をいたずらに撫で上げる。

「ぁっ、ぁっ、はぁっ」

 ぴりぴりと、お尻から微弱な電流が流れるような刺激を受け、那月は、甘い息を漏らす。

 甘い熱は、臀部から下腹部に広がり、とろとろと那月を溶かし、より強い刺激を求めだす。

 那月は、白く長いウサギの耳を、へにゃりと倒し、顔を真っ赤にして、くねくねと腰を揺らす。

「せんぱい、せんぱいっ。もっと、いっぱい、触ってくださいっ。那月、もうがまんできないですっ」

 那月がねだれば、先輩がフッと笑みをこぼし、那月の胸元へと手を伸ばし、ブラウスのボタンを外していった。


 素肌を重ねあったまま、抱き着けば、那月の生やした白いうさ耳に、先輩がキスを落とす。

 ぞわりと、強烈な快楽が那月の全身を襲い、那月は、甲高い声を上げる。

「ぁあぁ……っ」

 ちろちろと、先輩が舌で、那月のうさ耳を舐めていく。

「ひゃぁあぁっ!! これ、きもちいっ、あぁぁあんっ!」

「熱……っ、すげぇ熱いな、お前。……大丈夫か?」

 先輩が汗ばむ額を指先で拭いながら那月を見るも、那月は、首を横に振る。

「やだやだ、やめちゃやだぁっ! もっと舐めてぇっ、せんぱいっ」

 涙目で懇願する那月に、先輩が「これがウサギ効果か……」と納得しながら、再び、那月のうさ耳にキスを落とす。

 うさ耳を口付けされるたびに、視界を白ませながら、那月は、嬌声を上げる。

 小刻みに揺れる身体に合わせて震える胸を、先輩が大きな手で鷲掴み、骨ばった指先で、尖りを帯びた先端を、くにくにと倒す。

「ぁっ、はぁんっ、先輩っ、ひぅっ」

 那月が刺激に耐えるように、脚と背を丸め、先輩に背を向ける。先輩が、那月のアッシュグレーの長い髪をかき分け、うなじにキスした後、舌を背中から腰へと遊ばせていく。

「ひぁあぁああっ!?」

 那月は、うさ耳を、ぴくーっ、と真っすぐ伸ばし、思わず逃げようとするも、先輩の手が那月の腹にまわされ、それも叶わない。背後で遊ぶキスは、那月の腰に到達し、先輩の舌が、べろりと、那月の丸い尻尾を舐め上げる。

「ひぃあぁあぁんっ!!」

 尻尾から全身に、大きな快楽が流し込まれ、那月は、身体をぴんっと強張らせた後、へにゃりと力が抜ける。

 先輩は、那月の腰を掴むと、ぐい、と持ち上げる。力が抜けて、なされるがままの那月は、先輩に尻を突き出すような格好で、ベッドにうつ伏せになる。

 へにゃりと、うさ耳を、灰色のロングヘアと共に、ベッドに横たわらせながら、荒く呼吸をする。

「せんぱぁい……っ」

「すげぇ格好だな……っ」

 先輩がわずかに息を呑んだ後、むぎゅりと、那月のまるい尻尾を掴み、那月は、「きゃうっ」と声を上げる。

「やっぱり、ここは敏感なんだな」

 先輩が呟いた後、指先で丸い尻尾の周りで、円を描く。

「ぁっ、あぁあ……っ」

 那月が甘い声を上げると、先輩は、両手で、むぎゅぅと、那月の尻を掴んだ後、那月の丸い尻尾を大きな口で咥えこむ。

「きゃぅううっ!!」

 べちょり、と唾液が混ざる音を立てながら、先輩が那月の尻尾を、じゅくじゅくと舐め上げていく。

「やぁっ、ひぃやぁああぁんっ、先輩先輩ッ! これらめぇええっ! 那月っ、おかしくなるうぅううっ!」

 那月は、意識を振り落とされそうになりながら叫ぶ。先輩は、丸い尻尾を唇ではさみ、甘噛みをした後、楽し気に声を出す。

「ウサギの耳と尻尾、生やしたかったんだろ?」

 那月の尻を揉みしだいていた先輩の手が、するりと球面をなぞった後、決壊したように愛液を垂らす那月の蜜壺へと指を挿れる。

「ひぁあぁあぁああんっ!!」

 中指が最奥に達し、コツコツと、圧と感触を楽しむように動く。

「びしょ濡れだな。慣らすまでもなかったかな」

 するりと指が抜かれ、那月の愛液に濡れた先輩の手が、ギシリとベッドを鳴らした後、サイドテーブルに置かれたコンドームを掴む。ビリビリと、封が切られる音を背後で聴きながら、那月が、とろりとした目をして、ベッドのシーツを掴む。なんだかこの体勢って……。

 快楽に浸された頭の中で浮かんだ言葉を口にする前に、先輩の大きな手が、那月の背を、そっと撫でた後、腰を掴む。

「なーんか、ツガイにでもなった気分だな」

 先輩が笑ってそう言った後、大きな熱源を、那月の中へと挿れ込んだ。


 どちゅんっ、と卑猥な水音と共に、最奥が突かれる。

「ぁあぁあぁんっ!!」

 きゅるりと下腹部が疼き、那月は、与えられる快楽に嬌声を上げる。

「は……っ、すっげ……、締め付けてくる」

「あぁあぁあっ、せんぱいっ、せんぱいっ!」

 那月は、尻を先輩に突き出したまま、ねだるように、左右に揺らす。先輩の唾液に濡れた那月の丸い尻尾が、連動して、ふりふりと揺れる。

 先輩が、目を細めて笑った後、がしりと、那月の尻尾と尻を掴み、腰を打ち付ける。

「あぁあぁぁあっ!!」

 ぱん、ぱん、と肌がぶつかる音が鳴り、那月は強い快楽に泣き叫ぶ。

 下腹部と尻尾の両方から、かつてない刺激を受け、身体を揺さぶられる。

 まるで本当にウサギになって、獣に犯されているかのような錯覚を受ける。

 白む視界は、とっくに焦点を失い、嬌声を上げ続ける口からは、だらりと唾液が零れていく。

「ぁんっ! ぁあぁん! イクっ、らめぇっ! 那月っ、イっちゃうっ!! あぁぁあっ、イクイクっ、ひぃああぁあっ、あぁああっ、あぁあああああああああああっ!!!」

 ビクゥンッと、身体がひと際強く跳ね、那月の下腹部が、きゅるりと先輩に吸い付く。

「……ッ!」

 ドクドクと、那月の中で先輩の熱源が波打ち、薄膜越しに欲液が放たれた。


 ベッドの上で、那月は一糸まとわぬ姿でうつ伏せになり、うさ耳と尻尾を生やしたまま、悩まし気に腰をくねらせる。ベッドに座った先輩の後ろから、腰に手をまわし、甘い声をあげる。

「せんぱぁい……。那月、身体がまだ疼いて、熱いのが消えないですぅ……」

「もはやこのクッキーは、耳と尻尾が生えるというより、催淫効果を売りにした方がいい気がしてきたな」

 先輩がへらりと笑って、縛ったゴムをゴミ箱へと投げ入れる。

「そろそろ元の姿に戻りそうな気もするけど」

「やだやだっ! まだ、ウサギのまま、先輩とえっちします!」

「かつてない積極性だな」

 先輩の声を他所に、那月は、ぴょこんとベッドから飛び降りる。

 裸のまま、とてとてと、ホテルのフローリングを数歩歩き、テレビの横に、目当てのものを見つけ、へにゃりと頬を緩ませる。

「もう一個、クッキー食べれば、もっと長くウサギでいられるはず……」

 那月が、備え付けのラビットクッキーに手を伸ばし、ためらいなく口にしようとするのを見て、先輩が「あっ」と声を上げる。

「オイ、待て。もう一個って、それ“Real Size”の方じゃ……」

 先輩が止めるより先に、那月は、ぱくりとクッキーを飲み込んでいた。

「え? リアルサイズ?」

「あー、も~。ひと思いに飲みやがって……」

 ベッドに座ったまま呆れる先輩を前に、那月は、どくんっと、身体が熱を帯びて跳ねあがる。

「ひぁ……っ!?」

 視界が揺れたかと思うと、くらりと眩暈がする。

 ほのかな灯りに照らされたホテルの部屋が、大きなベッドとテレビが掛かった壁が、ベッドに座り込み那月を見つめる先輩が、ぐんぐんと、大きくなっていき、那月は、驚いて息を呑む。

「えっ、えぇっ!? なに、これ……、ひゃあぁあぁああっ!?」

 全身の熱い熱に、身体が溶けるように、那月は自身のサイズが小さくなっていた。

 己の膝上ほどだったベッドのサイドテーブルが、立ったままでも見上げる程に大きくなっていて、那月はぽかんと口を開く。

 小さな足は、大きなフローリングの床で、ふらりとふらつき、那月は、ぺたりと大きな床に座り込む。

 木の床は、ひやりと冷たく、那月の熱い身体に心地良さを返す。

 全身が燃えるように熱く、力がうまく入らない。

「本当に小さくなった。すごい技術だな。開発者の執念を感じる」

 上空から大きな声が聴こえたかと思うと、那月は大きな両手に、すっぽりと両脇から腰まで包まれ、ふわりと身体を持ち上げられる。

「十五センチくらいか? リアルなウサギの大きさにもなれるラビットクッキーが、“Real Size”バージョンなんだとさ。さっき、そこに置いてある説明書きに載ってた」

 体感にして、今の那月の数倍の大きさもある先輩が、小さな那月を両手に持ったまま、にやりと笑って、そう言った。


「ウサギ、サイズ……ッ?」

 那月が、先輩の大きな両手に力なく小さな身体を預けたまま、ちらりと辺りを見渡す。

 同じ部屋ながら、十五センチほどにまで縮んだ那月にとって、巨大な部屋と化していて、巨人の部屋に迷い込んだ小人の気分だった。

「ウサギって、もう少し大きいんじゃないんですか」

 どちらかというと、モルモットとかに近い気がする。

「二個も食うから、効き過ぎたんじゃねえのか。こんなに小さいとぬいぐるみみたいだな」

 先輩が両手で持った十五センチの那月を、目を細めて笑った後、大きな骨ばった手を、ゆるゆると動かす。

 柔らかな小さな胸を親指の腹でむにゅりと押し、小さな尻を左右の薬指でやわやわと上下に動かし、那月の小さな丸い尻尾を、むにむにと那月の尻で挟み込む。

「ぁっ、ぁうっ、はぁ……んっ! せ、せんぱい……っ!」

 那月は、大きな両手の中で、尻尾を小刻みに震わせ、小さな両膝をぎゅっと合わせる。

 とろとろと、小さな割れ目から溢れた愛液が、那月の小さな太ももを伝い、小さな足先をなぞって、粒の水滴をシーツに落とす。

「なーんか、感度上がってる気がする。……まあ、二個も食べりゃそうもなるか」

 先輩が、口角を上げ、べろりと舌なめずりをする。大きな口が開かれ、小さな那月の顔に近づいて来る。

 那月は、先輩の大きな手に包まれたまま、バクバクと心拍が上がっていくのが分かった。

 先ほどの、通常の大きさで肌を重ねた時は、ツガイの獣になったかのだったのに。

 今の自分は、狼に捕まった兎のようだ、と。

 頭がそう認識し、那月は、ぶわりと涙目になり、泣き叫ぶ。

「いやぁあ──っ!! 食べないで先輩ぃいいっ!!」

 小さな手で、先輩の大きな指先を掴み、那月は、ぎゅっと目を瞑り、涙をこぼす。

 それと同時に、頭に生えたうさ耳から、桁違いの甘い刺激を受け、那月はビクウウッと背を反らす。

「ふきゃあぁあぁあぁあっ!?」

 ちかちかと光が飛ぶ。見上げれば、すぐ頭上で、大きな先輩が、那月の生やしたうさ耳を、ぱくりと口に含んでいる。

「ぁあぁ……っ、せん、ぱい……っ」

 舌先と唇で、那月のうさ耳を転がしながら、先輩が大きな目を細めて、小さな那月を楽し気に見つめる。

「食べる、ってなんだよ。今度はそういうプレイがしたいのか?」

 先輩が唇で、那月の小さなうさ耳を押さえた後、ちゅう、と吸い付く。

「ふひゃぁあぁああんっ!! あぁあぁあんっ! み、みみ、だめぇえっ!」

 那月は、先輩の大きな手の中で、ばたばたと小さな足を動かし、小さな手にめいいっぱいの力を入れて、脱出を試みるが、まったく力が敵わない。

 先輩の大きな手が、きゅっ、と隙間を埋めるように、更に、小さな那月を握り、那月は、「きゃうっ」と小さな声を上げる。

 那月が生やしたウサギの耳を、大きな唇から、するりと逃がした後、大きな舌が、那月の小さな顔へと伸びて来る。

「ぁ……っ、んぅっ!」

 ぐちゅ、と大きな水音を立てて、大きな舌先が那月の小さな唇へと押し当てられる。

「んむぅうっ、んぅうっ、ふぅっ!」

 ぐりぐりと、先輩の大きな舌先が、那月の小さな口をこじ開け、無遠慮に小さな咥内を押し進む。

 あっという間に、那月の小さな口は、先輩の舌でいっぱいになり、那月は、限界まで小さな口を押し開けられたまま、苦し気に息を漏らす。

「ふぅっ、んぅうぅっ、んむぐぅうっ!」

 くちゅ、と小さな口の中で、大きな舌が所せましと、隙間を求めて、ゆったりと動く。

 ぐりぐりと、大きな舌先を、前後に出し入れされ、那月は小さな頬を紅潮させ、ぴくぴくと苦し気に、小さな身体を震わせる。

 ぼとぼとと、大きな唾液が、那月の小さなあごに大きな雫を作って、シーツへと落ちていく。

 息が苦しい。なのに、気持ちいい……。

 ぐるぐると、小さな身体の五感が快楽で狂っていく。

 那月の生やしたウサギの耳が、へにゃりと力なく垂れて、ぷるぷると震える。

 大きな舌が、ずるりと、那月の小さな咥内から引き抜かれ、とろりと、二人の唾液が糸を引いて、シーツに落ちていく。

 小さな長い髪と、小さな長い耳を、先輩の大きな指がするすると撫でる。

 唾液でべとりと濡れた那月の小さな頬に、髪がはりつき、那月は、ぼおっとしたまま、小さな顔を上げる。

 大きな先輩の瞳が、熱を帯びた色をして、凝視している。

 小さな那月を支える親指が、ぐい、と動き、那月の小さな足の下に回り込み、那月の両足を、大きく開かせる。

「ひゃぁ……っ!」

 大きな親指が、那月の両手と両足を押さえつけ、那月は、先輩の手のひらの上で、Mの字に開脚したまま身動きがとれなくなってしまった。

 愛液で濡れそぼった割れ目が、必然的に大きく開き、空気に触れ、ひくひくと疼く様をさらけ出している。

 小さく柔らかな胸は、先端に実った赤い果実を主張するかのように、尖りを帯びて、たぷん、と小さく揺れている。

 唾液に濡れてびしょ濡れの白いウサギの耳は、ハの字に垂れて、震えていた。

「ぁ……っ、だ、だめっ、みちゃやだあっ」

 那月は、かああ、と身体を羞恥で火照らせ、小さな手足に力を入れるが、先輩の大きな指が、ぐぐ、と抑え込み、逃げることが叶わない。

「いつもより小さいのに?」

 先輩が少し笑った後、口を開け、大きな舌を小さな那月へと伸ばす。

 ぬるり、と大きな舌が、小さな胸と腹部を圧し潰すように覆い、舐め上げる。

「ひぃあぁああああああああっ!!!!!!」

 那月は、師匠の手のひらに拘束されたまま、ビクビクと何度も小さく跳ねあがる。

 生暖かい大きな舌が、那月の決壊した割れ目に到達し、執拗に小さな愛液を舐め取っていく。

「ふきゃああぁああああっ!! らめ、せんぱいっ、これ、あぁあぁっ! 那月っ、こわれちゃうっ、ひぃぅうっ、あぁひぃいいぃんっ!!」

 ガクガクと、小さな身体を激しく震わせながら、那月は凄まじい快楽に呑まれていく。

 大きな舌が、ぐちゅぐちゅと、小さな割れ目をかきわけ、小さなヒダと、粒のような秘豆をなぞる。

「ぁぁあぁぁはぁああああっ!! らめぇっ、先輩っ、せんぱいっ!! きちゃうぅううっ! 那月、もう、イクぅうううううっ!!! でちゃうぅううっ!! だめだめぇええっ!!!! いっぱいイっちゃうぅううっ!!!!! ひぁあっ、あぁぁあっ!! イクイクイクッ!! イクぅううっ!!!!! あぁぁあぁああっ、ふぁ……っ、あぁあああああああああああああっ!!!!!!!!!」

 那月は、先輩の両手の中で、小さな足をMの字に拘束されたまま、壊れたオモチャのように激しく上下に身体を揺らし、絶頂する。

「ひぐぅうううううっ!!! あぁあぁああああああっ!!!」

 ぷしぃいい、と、小さな割れ目から、小さな潮を、先輩の大きな舌へと吹き出した。


「ぁあぁ……、ひぁ……っ」

 那月が焦点の合っていない目をしたまま、ぷるぷると、快楽の余韻で震える。

 Mの字に拘束された小さな足は、小さな愛液が混ざった唾液で、どろどろだった。

 先輩が、そっと舌を離し、唇についた那月の小さな愛液と潮を舐めとる。

 妖しく光を反射させる目は、手の中で荒く息をする小さな那月しか見ていない。

 するりと、先輩の大きな片手が、那月から離れ、那月は片足だけ、だらりと自由を取り戻す。

 が、すぐに、その足が再び、先輩の指に引っかけられる。

 那月が、絶頂の余韻で、ふわふわとした目をして、大きな先輩を不思議そうに見上げた時だった。

 ──ぐちゅぅうんっ。

「ひあぁあああああっ!?」

 先輩の大きな中指が、那月の中へと、ためらいなく挿入された。

 ぷくりと、那月の下腹部は、先輩の大きな中指で膨れ上がり、ひくひくと指に吸い付く。

「ぁあぁ、せんぱいっ……、大きいっ、らめぇっ、こんなの、はいんない……、はぁあぁあんっ!」

 ぐちゅぐちゅぐちゅ、と大きな中指が、那月の中に進み、ぐりぐりと、中で回転する。

「ぁあぁあぁ……っ! 中で、動いちゃ……らめぇっ、あぁぁあんっ」

「この辺か? 小さいと分かりづらいな……」

 ごり、と中指の腹が、那月の最奥で側面をなぞり、那月は、指を挿入されたまま、身体を反らして喘ぐ。

「ふきゃあぁあああっ!! あぁあぁぁんっ! せんぱいっ! あぁあぁああっ!」

 指に吸い付き、小さな愛液をまき散らす那月に、先輩は指のピストン運動に、激しさを増していく。

 ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん。ぐちゅう、ぐちゅんっ、ぐちゅうっ。

 大きな中指に揺らされ、那月の小さな胸と長い耳が、連動して、上下へと揺れ動く。

「ぁあぁあっ、らめ、らめぇっ、なつき、先輩の指で、イっちゃう! もうらめぇえっ、またイクっ、イクっイクッイクっ、イクぅうううっ!! ぁあぁぁあ、あぁあああ、あぁあああああああああああああっ!!!」

 ぷぴゅるぅう、と、再び、僅かな潮を噴いて、那月は絶頂に達する。

 中指を陰茎だと誤認した小さな身体は、きゅるりと、指を吸い上げる。

「ぁあぁぅ……っ」

 はーっ、はー、と那月は、必死で息をする。立て続けに達したというのに、身体の熱が一向に収まらない。

 私……、いったいどうしちゃったの。

 貪欲に次の刺激を求めてヒクつく下腹部を主張するかのように、那月は、熱にうなされたまま、くねくねと小さな腰を揺らす。

「まだ足りねえのか? さすがウサギになっただけあって、性欲が尽きねえな」

 頭上から先輩の声が聴こえたかと思うと、那月の小さな身体は、ふわりと下降する。

「ぁ……っ」

 そして、大きくそそり立つ、先輩の陰茎のふもとへと座らせられた。

 今の那月と大差ない大きなのそれは、Mの字に足を開いて座り込んだ那月には、見上げる程の大きさで、ドクドクと唸る。

 むわりと感じる欲の臭いと、存在感を放つ熱に、那月は、小さな下腹部をキュンキュンと疼かせながら、その場で息を呑む。

 ほんの少し前まで、那月の中に咥えこんでいたそれだが、今の那月には、先端を包み込むすら不可能だ。

 それなのに、熱に浸りきった小さな身体は、目の前の巨大な欲塊を、欲しい欲しいと、那月の全身に訴えかける。

 とろとろと、小さな割れ目は、愛液を溢れさせ、那月は、大きく開いた脚を、カクカクと震わせながら、どうにかなってしまいそうだった。

「ぁあぁ……っ、せんぱぁい……っ」

 瞳を熱欲一色で染め上げ、はしたなく笑みを浮かべる那月を、先輩の大きな手が乱暴に掴み、小さな那月を自身の陰茎へとあてがう。

 太く硬い熱棒に押し当てられ、大きな浮き出た血管に、那月の小さな頬と唇が歪む。

「ふひゃぁあぁ……っ、おおきい……っ」

 那月は、うっとりと声を上げ、大きな陰茎に抱き着く。

 ドクンドクンと、陰茎が、張り付いた小さな那月を揺らす。

 先輩の大きな指が、那月の小さな尻に生えた、小さな丸い尻尾を摘まむ。

「んきゅああぁああっ!」

 くりくりと、ネジでも回すように、二本の指先で、尻尾を擦り上げると、那月は、壊れたように嬌声を上げ、震えながら陰茎を強く抱きかかえる。

「あぁぁひぃいいっ、ぉおおぉおひぃんっ、しっぽでイっちゃううぅうっ、あぁあぁぁひぁぁああんっ!」 

 丸い尻尾を指先で圧したまま、先輩の手が、那月ごと、陰茎を掴む。

 さらにもう片方の手が、那月の垂れた長い耳と那月を包み、ぎゅ、っと陰茎に押し付ける。

 先輩の両手で、小さな身体を陰茎と共に包まれたかと思うと、先輩の手が、那月ごと、陰茎をしごいていく。

「ぁあぁあぁあっ!! せんぱいっ! せんぱぁいっ! きもちいいっ、あぁんっ、あぁあぁあんっ!」

 那月は、激しく上下にしごかれながら、小さな両脚と両手で抱えた大きな陰茎に、全身を撫で上げられていく。

「ひぃああぁんっ! きもちいいよおぉっ、先輩ッ! 私、先輩の大きなおちんちんで、いっぱいイっちゃう! 小さくてえっちなウサギさんになって、いっぱいイっちゃうのおおおおっ!!」

「はぁ……っ、那月……っ!」

「あぁぁあぁんっ!! イクぅうっ! らめぇえっ! あぁああ、はぁあぁんっ、あぁあぁっ、あぁあ、あぁああああああああああっ!!」

 那月が大きな手と陰茎の狭間で震え上がった刹那。ひと際大きく、陰茎がうなり、那月は、ぐい、と小さな身体を持ち上げられる。

「んむううっ!?」

 そして、先端部に、強く顔を押し付けられ、「んぶぅうっ、ふきゅっ、んむぐぅう、ふきゅんぐぶうぅううっ!!」

 小さな顔に射精の直撃を受けた。

 白濁の粘液が、那月の小さな顔と咥内を満たし、どろりと汚していく。

「ぁあぅ……っ」

 力なく開けた小さな口から、ごぼりと、大きな精液を零した後、那月は、けほけほと、小さく咽る。

 身体だけでなく、視界をも、白く染められたのかと思うほどに、那月は、強い快楽で意識が白んでいた。


 〇


「んー……。まだ、なんか頭ふらふらしますう……」

 那月が風呂場のバスチェアに座ったまま、力なく言えば、出しっぱなしのシャワー音が響いていたにも関わらず、背後にいた先輩にも声がきちんと届いていたらしく、骨ばった手が、那月の頭に触れる。

 大きさも正常に戻り、うさぎの長い耳も消失した那月の濡れた頭を、よしよしと撫で上げた後、ごつごつした指が、那月の髪を洗っていく。

「時間を置かずに二枚も食うからだろ」

「だって、気持ちよかったんだもん」

「性欲に忠実すぎるだろ」

 背後で先輩が呆れ声を出しながら、欲液で汚れていた那月の髪を、シャンプーで泡立てていく。

 優しい手つきで頭皮を刺激するその様に、那月は、ちらりと曇った鏡ごしに、後ろの先輩を見つめる。

 那月の要望に付き合い、身体を気遣う彼だが、那月が身体を小さく縮めた際に、ふと見せた強引な様に、那月は、密かにドキドキと新鮮さを覚えていた。

 先輩にも、あんなところがあるんだ。

 私が小さくなったから? それとも、ラビットクッキーで、えっちな空気になっちゃったから?

 那月は密かな好奇心を胸に、そっと口を開く。

「先輩。今度は、先輩もラビットクッキー食べてくださいよ」

「え。俺も? いや別にいいけど……。それは絵的にどうなんだ」

 困惑しながらも快諾する先輩に、那月は、ふふ、と笑みをこぼす。

「だって、ほら、二枚、設置されてたってことは、ふたりで愉しむってことでしょ」

「それだと片方が小さくなるだろ」

「あ、そっか。じゃあ、先輩にラビットサイズになってもらおうかな」

「お前は俺をどうしたいんだよ」

 呆れる様に、那月は声をあげて笑う。

 再び、この部屋に訪れる日は近そうだ。

 遠くない未来を想って、那月は、笑みを浮かべた。




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5月の挨拶と、更新予告

5月ですね!

今月もご支援いただき、本当にありがとうございます!

いつも大変モチベを頂いております。


近々、FANBOXにて小説を更新予定です。

タイトルは

ウサギの耳と尻尾が生えた私が、ホテルで先輩とえっちをした後、十五センチに縮んで、もっとえっちしてもらう話

の予定です。

GWどころかイースターがまだ続いてるやないか!!

本物の耳が生えた話が書きたかったんや許してくれ……。頭が万年春なんだよ。


楽しんで頂けると幸いです!

今月もよろしくお願いします!

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小説サムネイラスト文字なしver8(小説本体のリンク付き)


イースターなので、サムネも文字なし版アップします!


[16618文字]棚の下に落ちた陶器製のウサギの人形を取るために、魔法使いの彼女に身体を小さくしてもらった私が、棚の下でウサギにえっちされちゃうお話

思い出話:朝5時くらいまで書いてた記憶があります。ウサギとのシーンは、本命が傍にいるからなあとちょっとブレーキかけたものの、もっとやっても良かったなあと。

[16618文字]棚の下に落ちた陶器製のウサギの人形を取るために、魔法使いの彼女に身体を小さくしてもらった私が、棚の下でウサギにえっちされちゃうお話

 木製の階段を、一段、一段、慎重に降りる。 「ぃよっと」  那月は、段ボールを抱え直し、ギシリと階段を軋ませながら、一階へと降り立った。  バイト先のアンティークショップの一階は、灯りこそ点いてはいるものの、人気はゼロだ。  普段、開け放たれている入口のガラス戸は、ぴたりと閉められ、レースのカーテン...

閲覧ありがとうございます!

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[16618文字]棚の下に落ちた陶器製のウサギの人形を取るために、魔法使いの彼女に身体を小さくしてもらった私が、棚の下でウサギにえっちされちゃうお話


 木製の階段を、一段、一段、慎重に降りる。

「ぃよっと」

 那月は、段ボールを抱え直し、ギシリと階段を軋ませながら、一階へと降り立った。

 バイト先のアンティークショップの一階は、灯りこそ点いてはいるものの、人気はゼロだ。

 普段、開け放たれている入口のガラス戸は、ぴたりと閉められ、レースのカーテンが敷かれた格子状のガラス窓には、『Closed』の札が、表に見えるよう、掛けられていた。

 買い出しに出た店長は、那月に、外の通りに面した窓辺の飾りつけを頼んだ後、閉店仕様に戸締りだけしたらしい。

 那月は、すっかり陽が落ちて、薄暗い夕方となった外に目をやりながら、ふう、とため息をつく。

 入口のガラス戸の向こう、石畳の緩やかな坂道は、休日の夕暮れにふさわしく、まだ、ちらほらと観光客や街の住民がウィンドウショッピングを楽しんでいるのが目に映る。

 これだけ人混みが見えるということは、あちらからも、店内の様子が見えている、ということだ。

「しょうがないなあ」

 那月は、両手に抱えた段ボールを、窓辺のディスプレイ近くの床に置くと、中から、ごそごそと、白いウサギの耳がついたカチューシャを取り出した。

 そして、一人、渋い顔をしながら、ぽすんと、己の頭に、うさ耳をつけた。

「く……っ。なんで一人でこんなのつけないといけないのよ」

 むう、と頬を膨らませた後、ちょいちょいと、前髪をいじり、襟首にひっかかっていたポニーテールを、さらりと手で、背中へと流した。

 今回のディスプレイのテーマは、イースター。

 ディスプレイ中は、窓からお客さんの目に留まりやすく、普通の作業着を着た人間が窓辺に座り込んで作業をしていると景観を損ねるから、という店長の信念により、うさ耳をつけるよう、指示されたのである。

「お店のエプロン着てるんだし、充分、店員が業務中だって分かるでしょーが」

 ぶつぶつ、一人、文句を言いながら、那月は、深緑のエプロンの肩紐を直した後、段ボールの中から、樹木を模した鉄のオブジェを、よいしょと、取り出し、窓辺へと設置する。

 葉っぱが枯れてなくなってしまったクリスマスツリーみたい、と思いながら、那月は、窓辺に乗り上がり、イースター用のツリーを、がしゃがしゃと、組み立てていく。

 学習机ほどの大きさをした窓辺の床は、人が一人乗り上げるのには余裕であるが、ディスプレイをするとなると、少し狭い。あと、ウサギの耳が、天井に当たって、とても作業がしづらい。

「作業に向いてないよ、店長!」

 那月が、一人、届かぬ声を上げながら、窓辺の壁に大きなキルトを飾っている時だった。

「わぁっ」と、小さな声が、背後の窓の向こう側から聴こえ、くるりと振り返る。

 そこには、母親の手をぎゅっと握りながら、きらきらと輝く目を那月に向ける、幼い少女の姿があった。

「うさぎさん!」

 窓辺に立って作業をする那月に向かって、窓の外にいる少女が小さな指を差し、声をあげる様に、隣に連れ添う母親も、にこにこと笑みを浮かべる。

「ぁ……、えっと……」

 那月は、窓辺に立ったまま、うろうろと視線を反らした後、再び、少女を見つめる。

 そして、ぎこちなく、はにかみ、慣れない笑顔と共に少しだけ手を広げ、小さく手を振った。

「……ばいばい」

「うさぎさん、かわいい!」

 少女は、那月のぎこちなさを全く気にすることなく、笑顔を浮かべ、全力で手を振り返す。

 可愛らしい反応に、那月が、照れながらも癒されていると、立ち止まる親子の後ろから、コツコツと、人が近づいてくるのが見えた。

 ローファーの靴に、紺色のハイソックス。赤いチェックのスカート。紺色のベストに、ふわりとなびく、くすんだ薄桃色のハーフアップされたロングヘア。

 見覚えのある制服姿に、那月は、ハッと、身を強張らせる。

「うんうん。うさぎさん、とっても可愛いよね」

 にこにこと微笑みながら、楽し気にディスプレイの那月を見つめる、菫(すみれ)だった。

 彼女こそ、那月の同級生かつ、この街、唯一の魔法使い。さらにいえば、那月の恋人である。


 〇


「那月ちゃん、こんばんはー! 頭の耳、可愛いね!」

 『Closed』の掛札を全く気にすることなく、菫は、がちゃりと店のガラス戸を開け、那月の乗り上げたディスプレイへと近づいてくる。

「お店は、もう閉店です」

 那月は、恥ずかしさを隠すべく、ぷいと、視線を反らし、口を尖らせてそう言うも、菫は、まったく笑みを絶やさない。

「お買い物に来たんじゃなくて、恋人の那月ちゃんに会いに来たんだよ~」

 そして、丁寧に認識を改めた後、那月の手に、自身の手を絡ませてくる。

 きめ細やかで柔らかな、菫の白い手が、那月の手の甲を撫でた後、ぎゅっと握りしめる。

 那月と背丈がほとんど変わらない菫だが、ディスプレイの窓辺に乗り上げた那月を、必然的に見上げる形となり、藍色の大きな瞳が、くるりと、那月を上目遣いで見上げている。

 どこからどう見ても美少女の彼女は、にこりと笑った後、しっかりと握った那月の手の甲を、するりと引き寄せ、菫は、桃色の艶やかな唇で、手の甲にキスを施す。

「ひゃ……っ」

 ちゅ、っと音を立てて、キスをされ、那月は、くすぐったさに、身を捩らせる。

「なに、してるのよ……っ」

 かあ、と頬を染め、なんとかそう言うも、菫は、コロコロと笑い、那月の手の甲を、自身の柔らかな頬へと寄せる。

「那月ちゃんが可愛かったから、キスしちゃった」

 恥ずかし気もなく、そう言う菫に、那月は、むううと、口を紡いだ後、ぴょこんと、床に降り立つ。

「もー、……私、まだバイト中なんですけど」

 顔を真っ赤に染めたまま、菫を真っすぐ見れず、そう言えば、菫は、うんうん、とうなずく。

「窓辺のディスプレイ、イースター仕様にするんでしょう? さっき、そこの坂道で店長さんにすれ違って教えてもらったよ。このウィンドウ、いつも素敵だな~って思ってたんだけど、那月ちゃんがしてたんだね」

 菫が、ぱっと、那月の手を離した後、床に置いてある段ボールへと手を伸ばす。

 そして、すちゃっと、ピンク色のウサギの耳がついたカチューシャを取り出した。

 菫は、まったくためらうことなく、うさ耳を頭につけると、えへんと胸を張る。

「というわけで、那月ちゃん。私もディスプレイ、お手伝いするよ! 店長さんも歓迎してたし」

 菫が、そう言った後、ディスプレイへと乗り上がる。

 イースター用のツリーと、那月に、菫。少し狭めだった作業スペースが、更に縮まり、那月は、壁に背を当て、スペースを作る。

「もー。ふたりも乗ると、飾れないでしょ」

 那月が指摘するも、菫は、窓の向こうに広がる街並みを興味深そうに見つめた後、道行く観光客らに手を振られ、陽気に振り返している。

 まあ、そりゃ、それだけうさ耳着こなしてたら、店長も歓迎でしょうよ。

 那月はため息をついて、金属製のツリーに、パステルカラーの卵を飾り付けていく。

 卵の先端に付属されたリングをツリーの枝に引っかけようとして、つるつるした卵が手から滑り、那月は「あっ」と声を上げる。

「あー、あぶない~」

 後ろからにょきっと、手が伸び、那月の落としかけた卵がキャッチされる。

 菫が、那月の背後から抱き着くように手をのばしていた。

「えへへ、ナイスキャッチだったでしょ。あっ、今のは魔法を使ってないよ。私の実力です」

 ぴたりと、そしてむにゅりと那月の背中に豊満な胸を押し当て、菫が那月の耳元でふわりと甘い声をあげる。

 柔らかな体温に、くすぐったい息遣い。

 那月は、ぴくんと、身体が反応し、熱が上がりかけるのに気づき、ぎゅ、っと目を瞑る。

「……っ、こ、こんなところで、ひっつかないでよ」

「狭いんだもん、しょうがないでしょ。落ちたら割れちゃうよ」

 ぎゅむむ、と更に密着され、那月は、ますます余裕をなくしていく。

 菫は、パステルカラーの卵を片手に、那月の肩に、頬を乗せ、耳元で、くすくすと楽しげに笑う。

「それに~、那月ちゃん、拾ってもらったら、なんて言うの?」

 ふぅー、と、耳元に息を吹きかけられ、那月は、「ひゃぅ……っ」と声を漏らす。

 キルトを飾り付けた壁に、両手を突き、ふるふると身体を震わせながら、なんとか口を開く。

「ぁ……っ、ありが、と……っ」

「えー? 聴こえないなあ~」

 菫が耳元に唇を寄せ、ちろり、と舌を伸ばして、那月の耳たぶをつついた時だった。

「もーッ!! 飾りつけ終わらないでしょーがっ!!」

 那月が、顔を下に向け、懸命に叫ぶと、ばっと、しゃがみ込み、ディスプレイの窓辺から床へと降り立つ。

 そして、顔を真っ赤にして、窓辺に立ったままの菫へと叫ぶ。

「何考えてんのよ、こんな人目につくところで! お手伝いはどうしたのよ、お手伝いは!」

 那月が力いっぱい、怒りを示すと、菫が、てへ、と先ほどまで那月の耳を遊んでいた舌を出す。

「だって、ウサギ耳つけた那月ちゃんが可愛かったから~。恥ずかしがって震えてると、ウサギの耳までぷるぷるしてるんだもん~。ほんとにウサギさんみたい~」

「──悪いことしたら、なんて言うのよ」

「ごめんなさい」

 菫が、ディスプレイの窓辺に立ったまま、深々と謝罪のお辞儀をした。反動で菫のピンクのうさ耳が、ぺこりと一緒に垂れていた。


 〇


 窓辺に置かれたツリーに、ひとしきり卵を飾り付けした後、那月は、てくてくと、店内にある木製の商品棚へと近づく。

 そこには、手乗りサイズのミニチュアの人形やオモチャが並べられていた。

 可愛らしい服を着た女の子に男の子。動物園にいるような動物から、空想の生き物。お花や食べ物。種類は豊富だ。

 那月は中腰になり、商品棚をじっと見つめ、自然と笑みを浮かべる。

 那月の隣に、菫が、軽やかな足取りで近づき、ひょこりと覗き込む。

「可愛いお人形さん、いっぱいだね」

「うん。どれか窓辺に飾ろうと思って。イースターなら、やっぱりウサギかなあ」

 那月は、指先をそっと伸ばし、棚から陶器製の白いウサギを慎重に掴み、手のひらに乗せる。

 赤い目をして、前足を上げ、ちょこんと座るウサギを、那月は、大きな指先で、撫でる。

「何匹か飾ろうかな。棚にあるウサギ、全部飾っちゃうと、ウサギを欲しくなったお客さんが取りづらくなっちゃうから、少し残しておく」

「オッケー! じゃあ、私も運ぶね」

 菫が、にこりとエンジェルスマイルを浮かべ、美しい白魚の手で、丁重に他のウサギの人形を摘まむ。

 ふと、那月は、自身が菫の魔法で、五センチの大きさに小さくしてもらい、目の前の人形のように、指先で摘まみ上げられた時を思い出す。

「……~っ」

 トクンッと、身体が熱をあげ、那月は下腹部を、きゅんっと疼かせた。

 菫にあんなこと言っておいて、私ったら、こんな時に、何考えてるのよ。

 かぁっと、自身に恥ずかしさを覚え、うつむいていると、ふいに菫が声をあげ、こちらを振り返る。

「あ、そうだ那月ちゃん。このキノコとか一緒に飾るのはどう?」

「えっ!? あ……っ」

 那月は驚き、思わず手の中に持っていたウサギを手から離してしまう。

「あっ、待って、落ちちゃうっ!」

 慌てて手を伸ばし、一瞬、ウサギの足に触れるも、掴み損ね、コロリと木製の床に落下し、棚の下に転がり込んでしまう。

「わあ、落としちゃった……」

「ごめんね、とっさで魔法使えなくて拾いそびれちゃった」

 菫がしょんぼりするので、那月は、「ううん」と慌てて首を横に振る。

「私がぼんやりしてただけだから」

 というか、変なこと考えてただけだから。

 那月は、私服の水色のスカートをするりと太ももに添わし、木製の床に膝をついてしゃがみ込む。

 ウサギの人形が転がり込んでしまった、木製の商品棚の下を覗き込むべく、顔とうさ耳が床につきそうな程にまで、身体を曲げる。那月のポニーテールが、ゆらりと揺れて、木の床にその尾が到達していた。

 薄暗い商品棚の下。薄暗いそこの中心部に、陶器製のウサギが転がり落ちている。

 棚の向こうは、同じサイズの商品棚が、反対側から見えるようにぴたりと背中合わせでくっつけていて、あまり光が届いていない。

 那月は、商品棚の下へと、するすると手を伸ばす。

 ざらざらとした砂埃が指の腹をなぞり、ちくちくする商品棚の板の背面が、那月の手の甲をひっかいてくる。

「いたた……、結構狭いなぁ……」

 慎重に進めていた手の甲も、やがて、ごつんと、棚の留め具にぶつかり、進めなくなってしまう。

「うーん……! あと、ちょっとなんだけど、取れない……」

 ぷるぷると伸ばした指を震わせるも、あと一歩が届かない。

 爪伸ばしておけば良かったかな、と明後日の方向に後悔をしつつ、那月は、自身の手を棚から引き抜く。

「私が魔法で取るよ~、那月ちゃん」

 菫が、那月の向かいで、床にちょこんと正座して座ってそう言う。

「魔法って、どうやるの」

「ウサギさんに、自分で、ちょこちょこ~っと、動いてもらうの」

「でも……、棚の留め具があって、結構、取りづらいよ。傷ついちゃうかも」

 落とした時に、壊れてないことを祈りながら、那月がそう言えば、菫が、ひょこっと、棚の下を覗き、「なるほど~、確かに~」と声を上げる。

「うーん。じゃあ、ウサギさんに来てもらうんじゃなくて、迎えに行く方がいいかな?」

「迎えに……?」

「うん。那月ちゃんが小さくなって、棚の下のウサギさんを運んで来るの。これなら、留め具が当たらないルート、選べるでしょ」

「え……っ!?」

 床に座り込んだまま、那月は、再び、きゅるりと、下腹部を疼かせた。


 〇


「えっと、その……」

「小さくなるの、嫌? 那月ちゃん」

 嫌なわけがない。むしろ、小さくなれると分かっただけで、身体が火照って仕方がない。

 那月は、幼い頃からミニチュアの人形が大好きで、自分自身も同じくらい小さくなって、ミニチュアのオモチャで遊べたら、と願うほどだった。

 魔法を使える菫と出会って、生まれて初めて、身体を五センチに縮めてもらった時は、あまりの興奮で、菫の前で淫らに乱れてしまったことすらあるほどだ。

 しかし、だからこそ、ここで、容易に、小さくなってしまうと、自分がどうなってしまうか分からなかった。

 また私……、菫の前で、いっぱい、えっちになっちゃうかも。

 きゅ、っと膝の上で水色のスカートの裾を握り、那月は、なんとか口を開く。

「えっと、その……、お店の中で、流石に前みたいに、裸になっちゃうのは、ちょっと……」

 前回、自身の服に呑み込まれる勢いで小さくなった時のことを思い出し言えば、菫が「あぁ~!」と声を上げる。 

「大丈夫だよ~。今度はねえ、ちゃんとお洋服も一緒に、小さくするよ」

「そうなの?」 

 そんなことも出来るのか、と那月は、不思議に思っていると、菫が、「うんうん」とうなずく。

「小さくなるのが大好きな那月ちゃんのために、この菫、魔法を練習いたしましたっ」

 菫は、豊満な胸の上に乗った制服のリボンに、ぽすんと手を当て、えへんと誇らしげな顔をする。

「そっ、そんなの言わないでよ」

 菫にしか打ち明けたことのない、自身の願望を言葉に出され、那月は、かああぁと頬を赤くしながら、声を上げる。那月のために、密かに練習していたのかと思うと、嬉しいのだが、いかんせん、二人きりとはいえ、バイト先で、堂々と言われると、うれしさも恥ずかしさに埋もれてしまう。

 菫は、那月を見て、ふふ、と優しく笑みを浮かべ、小首をかしげて那月を覗き込む。

「お洋服着てるなら、小さくなっても大丈夫?」

「ぅ……っ、そ、その……、暗い中、ウサギを運べるか心配というか」

 素直に、小さくなると言うのがためらわれ、つい、そう言うも、菫は、ふふんと、得意げな顔をする。

「大丈夫! お任せください」

「何か魔法を使うの?」

「スマホのライトを、棚の下に立てかけておきます」

「現代技術」

 那月は、菫と初めて出会ったころ、連絡先をスマホで交換しあおうと言われ、驚いた時を思い出していると、菫が、雪肌の美しい指を、口元に添え、笑みを浮かべる。

「じゃあ、行くよ~、那月ちゃん」

「えっ、あっ……」

「──那月ちゃん、五センチになあれ」

 指先で投げキッスでもするように、ついっと動かした菫の指から、虹色の光が溢れ、木の床に座り込んだ那月を包み込んでいく。

「ひゃっ、ひゃぁあぁあぁぁあああっ!!」

 虹色の光と共に、身体を更に火照らせながら、那月は、しゅるしゅると身体を縮めていった。


 〇


「ぁっ、あぁあっ、ふひゃぁあぁぁああぁあっ!!」

 沢山のミニチュア人形を並べた商品棚と、目の前に座る菫が、どんどん巨大化していく。

 私……、どんどん小さくなっていってる……!

 強烈な熱と快楽を伴いながら、那月は、身体が縮小化していく感覚を受け入れる。

 気持ちいい……! 小さくなるの、気持ちいいよお……っ。

 身体を火照らせ、ほとんど嬌声に近い叫びを上げながら、那月は、どんどんサイズを縮めていく。

 この心地良さは、魔法によるものなのか、那月が小さくなることを幼い頃から望んでいたからだろうか。

 答えが己の中で出る前に、那月は、縮小による快楽に呑まれていった。

 ようやく反応が終わり、菫の魔法の言葉の通り、身体が五センチにまで縮んだ頃。

 那月は、顔を火照らせ、へにゃりと頬を緩ませ、床にうつ伏せで倒れ込んでいた。

「はぁ……っ、はぁっ……」

 私……、また小さくなっちゃった。

 とろりと、目を甘く細め、浅い呼吸をしていると、目の前に、菫の大きな指が現れる。

 ぷに、と、那月の小さな顔をつつくと、大きな菫の声が、空から降ってくる。

「ふふ。また、小さな可愛い那月ちゃんになっちゃったね。大丈夫?」

「ぅ、……うん……」

 那月は、ふらふらと、身体を起こし、なんとか立ち上がると、大きな菫を見上げる。

 何もかもが巨大化した世界で、自身の三十倍以上の大きさをした菫が、正座をして座っている。

 菫の膝よりも小さくなってしまった那月には、今の菫は、荘厳な女神のようにすら感じてしまう。

 くらくらと、この状況を、快楽と認識て酔ってしまいそうなのを、那月は、ぐっと、小さな足に力を入れて、深く息を吸って吐き出す。

「ウサギの人形、取って来なくちゃ」

 那月は、くるりと、踵を返し、商品棚へと向き合う。

 棚の下の隙間は、すっかり、那月と同じくらいにまで、大きくなっていた。

 薄暗い棚下の奥に、ころりと転がる大きなウサギの陶器製の人形が目に入る。

 コトンと、背後で大きな音がしたかと思うと、パッと光が差し、奥の様子がよく見渡せるようになった。

 振り返れば、那月よりも大きなスマホが、菫の大きな手によって置かれ、灯りを照らしていた。

「これでよく見えるでしょう?」

 菫の声に、那月は、「うん」と言いながら、眩しさに目を瞑り、身体をくるりと棚に向ける。

 お店で見かけるような、巨大な姿見ほどのスマホに灯りを照らされ、目がちかちかしてしまう。

「よしっ。じゃあ、取ってくるね」

 那月は、ひょこり、と中腰になると、商品棚の下へと潜り込んだ。


 〇


 菫と同じくらいの大きさだった頃に、指の腹で触った砂埃が、小さな那月には、小石のように感じた。

 ざりざりとした木の床を進み、大きなスマホの光に、小さな影を映しながら、那月は、少し先に転がるウサギを目指す。

 途中、ちらりと、左右を見渡すと、那月の顔よりも大きい綿埃が、少し先に落ちているのが見えた。

 お掃除しなくちゃだなあ、と思いながら、クモとか居ないといいなあ、と少し怖がりつつ、足を進める。

 くんっ、と頭を引っ張られるような感覚がして、ぎょっと足を止め、上を見れば、棚板の背面に出来た、木目のギザギザに、那月のウサギ耳が引っ掛かっていた。

 さすがに、ウサギ耳のカチューシャは、外してくれば良かったかな。

 那月は、小さく背伸びをして、板の尖りに引っ掛かった自身のウサギ耳を丁重に外す。

 今ここで、カチューシャを外してもなくしちゃいそうだし……。

 那月は、自身のウサギ耳に両手を添わし、ぴょこりと、耳が垂れるよう、折り目を入れる。

 針金が入っていたらしい耳は、真ん中で角度がつけられ、那月のうさ耳を含めた身長を縮めさせる。

 全長を調整した那月は、再び、歩を進めていく。

「あっ、今度は、ネジが飛び出てる……」

 商品棚を固定させているらしいネジが、突き出ていた。

 那月は、エプロンを身に着けた胸元に、きゅっと両手を置き、そっと中腰になり、そのネジを潜り抜ける。

 その先に、目的のウサギの人形が転がっていた。

「わっ……、意外と大きい。今の私より、もしかして大きいかも」

 那月は、しげしげと、転がる陶器製のウサギの人形を見つめる。

 てっきり、本物のウサギくらいのサイズになるかな、と思っていたけど、ウサギというよりは、大型犬とか、牛に近いサイズ感だった。

 先ほどまで、自分の指先で摘まめていたけれど、今の那月は、摘まみ上げられてしまう程に小さいのだから、人形と同等のサイズになっているのは当たり前か。

 那月は、「ほぅ……」と息を吐くと、ふらふらとウサギに引き寄せられる。

 ぴたりと、小さな手をウサギに当てると、ひやりと冷たい。

「私……、こんなに小さくなっちゃったんだ……」

 ひとり、ぽつりとつぶやき、頬を染める。

 そして、ハッと、我に返り、ぶんぶんと、首を横に振る。

 違う違うっ、えっちなこと考えてる場合じゃないんだったら。

 那月は、その場にしゃがみ込み、転がるウサギの人形を、入念に観察する。

「良かった……。壊れたり、傷できたりはしてないみたい」

 意外と頑丈なんだなあ、と思いながら、那月は、抱き着く様に、体感として牛ほどにまで大きいウサギの人形に、両手を添わす。

「ん……っ、んーっ」

 ぐぐぐ、と力を入れる。わずかにウサギを床から浮かすことは出来るも、重量感があり、那月は、ふらついた後、ぽすんと、その場に、再びウサギの人形を置いてしまう。

 ぺたり、と大きな木の床に座り込み、「はぁ」と大きく息を吐く。

「こんなに重かったっけ、この人形」

 自身の非力さが信じられない様子で、那月が独り言ちる。

「ちょっと、小さくなりすぎちゃったかも」

 那月が、しゅん、と心を沈めた後、棚板の留め具と板を覗き込み、大きな灯りを照らす出口へと、小さな声を張り上げる。

「菫~っ」

「はーい。呼んだ~? 那月ちゃん。どうしたの」

 大きな菫が、ひょこっと、棚の下を覗き込む。 

 藍色の大きな瞳が、ばさばさと、長いまつ毛で何度も瞬きされている。

「えっと、ウサギが大きくて運べなくて」

「そっか~、那月ちゃんを同じ大きさにしたら小さすぎちゃったんだね」

 棚の向こう側で、菫が納得するような声を上げる。

「那月ちゃんを、ちょこっとだけ大きくしようか?」

「うーん……」

 菫の提案に、那月は、悩みだす。

 そりゃ、五センチじゃなくて、八センチとか十センチとかになれば、運べるかもだけど。

 ちらりと、上を見上げ、ネジのでっぱりや尖った板の裏が目に入る。

 そこまで大きくなっちゃったら、今度は、私が出られなくなっちゃうかも。

 何より、菫はそこそこの確率で、うっかり魔法を失敗してしまうことがある。

 前回も、菫は、那月のシャツの胸囲と間違えて、那月本人の胸囲を大きくしてしまい、那月の胸は、運動会の大玉サイズにまで膨れ上がってしまったのだ。

 今ここで、間違えて元の大きさに戻っちゃったら、棚が全部ひっくり返って、今度こそ、お人形壊しちゃうかも。

 本人にやんわり失礼なシミュレーションを胸に、那月は、そっと口を開く。

「棚の板が意外と低いから、そうなると、私が出れなくなっちゃうかも」

「なるほど~。それじゃダメだね」

 菫の納得する声に、那月は少し安堵する。

「運べなくても、転がすのはどう? ネジが飛び出たところを超えたら、ウサギさんが一人で出口に出れるよう、魔法で動かしちゃうよ」

「あ、それならいけるかもしれないね」

 那月は、再び立ち上がり、ウサギの背後へと回る。

「ん……っ、っしょっと、ってい!」

 渾身の力を込めて、陶器製のウサギを押せば、ずず、と少しずつ動き出す。

 那月は、今度は、タタッと小さく駆け出し、ウサギの前へと移動する。

 尖った鼻先を掴み、慎重に向きを変え、ネジのでっぱりがウサギに当たらないよう、動かす。

「んーっ、もう、少し……っ。ひゃあっ」

 ウサギの大きな鼻を掴み、自身に引き寄せるように動かしていた那月は、つるりと手を滑らせ、ぺしゃりと仰向けに倒れ込む。

 立てた膝から、ぺらりと、水色のスカートがまくれ上がり、小さな太ももが露わになっていた。

「いたた……。こんなに大きなウサギ、指先だけで持ち上げてたなんて、信じられない」

 那月は、はぁ、とため息をついた後、小さく立ちあがり、ぱっぱっ、とエプロンやスカートについた大きな土埃を払う。

「那月ちゃん、大丈夫~?」

「うん、なんとかずらせたよ」

「じゃあ、ウサギさんに動いてもらうね。──ウサギさん、出口まで、動いて~っ」

 商品棚の隙間を、虹色の光が、ギュンッと動き、那月の目の前に転がるウサギを包み込む。

 那月が眩しさに一瞬、目を閉じた後、目を開くと、倒れていたウサギが、ぴょこんっと前足を上げるように座り込んでいた。

 そして、これからかけっこでも始めんばかりに、その場で、カタコトと音を立て、前後に跳ね始めた。

「わぁ……。すごい。ウサギの人形が動いてる……」

 オモチャのように小さくなって、小さなオモチャと遊びたい。そんな願望を、幼い頃から抱いていた那月には、感慨深い光景だった。

「ふふふ。ウサギさん、おいでおいで~!」

 菫の声に、ウサギが、ちらりと赤い目を向ける。

 やっぱり、菫の魔法ってすごい。

 こんなに夢みたいなこと、本当に出来ちゃうんだ。

 那月が、目を輝かせ、ウサギの人形を見つめている時だった。


 ──ピリリリリリリ。ピリリリリリリ。


 ライト替わりに立てかけていた菫のスマホが、大きく鳴り響いた。

「わわっ! 電話だ。ちょっと待ってね。──はい、もしもし~?」

 菫が、大きな手で、大きなスマホを手に取り、床から引き上げる。

 途端に、那月とウサギのいる棚下が、急激に暗闇を取り戻す。

「あっ、菫っ。待って。まだ、スマホ取らないで」

 暗がりに目が慣れず、那月が不安げな声を出したその時。

 ドンッ! と、背中に衝撃を感じ、那月は、うつ伏せに倒れ込む。

「きゃあッ!!」

 大きな樹の床と、小石のような砂埃が、那月の小さな身体を撫で上げる。

 むぎゅうう、と、上から重いものがのしかかり、那月は倒れ込んだまま、身動きが取れなくなってしまった。

「えっ!? え、何、なに?!」

 那月が驚き、訳が分からず、身体をねじって後ろを見つめると、那月の小さな身体に、体感にして牛ほどにも大きい白いウサギが、那月に乗り上げていた。

「え……っ? ウサギ? なんで」

 那月が、状況を理解しきる前に、那月に乗り上げたウサギは、ガクンッ!! と那月の上で、前後に動き始めた。

「ひゃぁあっ!? やっ、何、なにするの」

 那月が、じたばたと小さな手足を動かし、抵抗するも、ずしりと重いウサギを退けるには至らない。

 ウサギは、カクカクと、まるで、木馬のように、那月に乗り上げたまま、前後に動き続ける。

「ぁっ、やぁっ、なんでっ、やだっ、退いてっ!」

 暗くて、出口までの道が分からなかったのだろうか。

 それとも、棚に引っ掛かって、ウサギが動けなくなってるのか。

 那月は、上に乗り上げるウサギの動きに、されるがまま、小さな身体を揺さぶられる。

 小さな頭に、ちょこんとつけられたカチューシャのウサギ耳が、那月とウサギの律動に合わせて、ぷるぷると揺れ動く。

 その様は、小さなウサギ耳を生やした那月と、巨大なウサギのオスが、生殖行為に及んでいる様にも似ていた。

 那月の水色のスカート越しの小さなお尻に、巨大な陶器のウサギが、ぱんぱん、と後ろ足が当てられ、那月は、ウサギの下で、ヒクヒクと身体を震わせる。

「ぁんっ、やぁんっ、ち、ちが……っ、私、ウサギじゃないったら!」

 那月は、涙目になり、顔を赤らめながら、必死でウサギの下から逃げ出そうと、身体を捩る。

 カクカクと動き続けるウサギの人形に、那月の小さな水色のスカートがまくれ上がり、那月は、桃色のショーツに包まれた柔らかな尻を、ウサギの人形に曝け出してしまう。

 カクカクカクカク、と揺れ続ける陶器製のウサギの足の尖りが、那月のショーツ越しの秘部に当たり、那月は、更に追い詰められていく。

「ぁあぁっ、らめっ、そんなとこ、らめぇっ!」

 那月の小さな身体は、小刻みに震え始め、手足の力が抜けていく。

 遠く、僅かな光を零す、商品棚の向こう側。

 菫の大きなローファーが見える。電話に応じて、立ち上がっているらしく、那月の声は届いていないらしい。

 カクンッカクンッカクンッ、──くちゅり。

「ひぁ──ッ!」

 繰り返し、那月のショーツに律動を加えているうちに、ショーツまでずれてしまったらしい。

 那月は、ウサギの人形の足の先端を、ついに、秘部にまで受け入れ始めてしまった。

 カクカクカク、くちゅくちゅくちゅ、ぐちゅんっ、カクカクカク、くちゅくちゅくちゅ、ぐちゅんっ。

「ぁっ、ひぃ……っ、あぁっ、あぁんっ、な、なつき……っ、ウサギと……っ、えっち、しちゃってるぅ……っ!」

 ちかちかと目に火花が飛び、那月は快楽の階段を駆け上がっていく。

 だめっ、だめっ! こんなの、だめ! 菫の傍で、バイト先のお店で、ウサギの人形で。

 那月の僅かに残った理性が必死に叫ぶも、小さな身体に力は入らず、重い陶磁器の人形を退かすに至らない。

 カクカクカクっ、ぐちゅんっ! ぐちゅんっ! ぐちゅんっ! 

「ぁうっ、あぅっ、はぁんっ! らめぇ、も……っ、イク……っ、イクっ、イっちゃ、う……っ、あぁあっ……、ぁっ、あぁっ、あぁっ、あぁんっ、ぁ……っ、あぁぁあぁぁぁああぁぁぁあっ……!!」

 巨大なウサギの下で、那月は、ウサギ耳をピクピクと震わせながら、絶頂に至る。

 那月が焦点の合わない瞳をして、絶頂の余韻から覚めない間も、ウサギの人形は、カクカクと、那月の上で動き続けていた。


 〇


「あれ? 那月ちゃんとウサギさん、全然でてこないなあ」

 電話を終えた菫が、床に正座した後、スマホで灯りを灯すや否や、ウサギの人形が、ぴゅーっと、一直線に、菫のもとへと駆け寄ってきた。

 そして、菫の手のひらで、コロリと転がり、元の動かぬ人形へと戻る。

 菫は、ウサギを不思議そうに一瞥した後、木製の商品棚へと視線を移す。

「那月ちゃん?」

 菫がひょこっと、棚の下を覗き込めば、那月がうつ伏せで、息も絶え絶え、倒れ込んでいた。

「わーっ、那月ちゃん、どうしたの」

 菫は、ウサギの人形を床に置くと、迷うことなく、人差し指を振り、虹色の光を那月に放つ。すると那月は、ぎゅんっと、菫の手のひらへと吸い寄せられた。

 菫の大きな両手に寝かせられた那月は、力なく、菫を見上げる。

 白シャツと水色のスカートは、乱れてぐしゃぐしゃで、那月の白く柔らかな脚や胸元を露わにしており、深緑色のエプロンも、肩紐がずれて、ほどけかかっていた。

「菫……」

「那月ちゃん、しっかりして」

 菫が泣きそうな顔をして、手のひらの上に寝た那月に、顔を近づけ、那月の小さな身体に、大きなキスを、ちゅっと降らす。

 那月の小さな身体が、きらきらと光り、少しずつ、力が戻ってくる。

「何があったの?」

「ウサギの人形が……、上に乗っかって退いてくれなくて……」


 事の顛末を話せば、菫が、ぶわわっと、大きな瞳に涙を浮かべる。

「そんな……っ、そんな、ごめんね、那月ちゃん、ごめんねっ」

 ぼろぼろと大きな涙をこぼし、那月は、菫の手のひらに座り込み、大きな菫を見上げる。

 手のひらに座った那月の小さな脚にも、大粒の涙が、零れ落ちてきた。

「菫、待って、泣かないで」

「だって、私の魔法で、那月ちゃんに酷い目合わせちゃった……。ごめんなさい、ごめんなさい。那月ちゃんの大切なお店とお人形で、私……っ」

 大きな涙が、那月の小さな頭に落下し、那月のポニーテールが、べちゃりと首筋に張り付いた。

 巨大な真珠のような涙を、頬に伝わす菫を見上げ、那月は、ぱちぱちと、瞬きをする。

「菫……」

 那月は、大きな手のひらに立ち上がり、菫の濡れた頬へと小さな手を添わす。

 小さな手の甲が、あっという間に、びしょ濡れになってしまうほどの、大粒の涙だった。

「えっと、……確かに、暗がりでウサギが退いてくれなかった時は、ちょっと驚いたけど。……私は、菫がいるのに、人形相手に感じちゃったのが、嫌だったっていうか」

 恥ずかしさで燃えてしまいそうな程、身体を火照らせながら、那月が言葉を紡げば、菫が、ぱちぱちと瞬きをして、瞳に溜まっていた涙をこぼしていく。

「那月ちゃん……っ!」

 菫は、両手を丸めると、手の中の那月を、ぎゅっと包み、自身の口元へと寄せる。

「那月ちゃんっ、那月ちゃん……!」

「菫、ちょっと、苦しい、待って、潰れる!」

 那月が、じたばたと、手の中でもがいていると、菫が、艶やかな唇から、そっと舌を出し、小さな那月を舐め上げる。

「ふひゃぁあんっ!」

 べちゃりと、甘い刺激を受け、那月は嬌声を上げる。

「私の魔法で、那月ちゃんのお人形への大切な気持ち、壊しちゃったかと思った」

 菫の声に、那月は、菫の手の中で、身体だけでなく、心まで熱を帯びていくのが分かった。

 ずっと誰にも打ち明けていなかった、那月だけの特別な気持ち。

 小さな人形やオモチャを好み、自らも小さくなりたいという想い。

 菫は、すべてありのままに受け止め、那月と同じように、大切にしてくれているのだ。

 那月の小さな視界が、じわりと歪み、大きな涙が溜まっていく。

 やがてそれは、限界を迎え、ぼろぼろと零れ落ちていく。

「那月ちゃん? どうしたの、怪我しちゃったの? 怖くなってきちゃったの?」

 菫の案ずる声に、那月は、ふるふると首を横に振り、ぎゅっと、大きな手のひらに抱き着いた。

「ありがとう、菫」

 私、菫の前では、小さなお人形も、小さくなる自分も、好きでいていいんだ。

 菫の暖かく、大きな手のひらの中で、小さな那月は、しばらく大粒の涙を流していた。


 〇


「どう? 那月ちゃん。結構、可愛くできたと思わない?」

 菫が、肩に乗せた小さな那月に尋ねながら、窓辺のディスプレイを指差す。

 壁にかけたキルトに、パステルカラーの卵を飾った金属製のツリー。

 そのふもとは、緑色のマットが敷かれ、たくさんのウサギと、キノコや切り株、木の実や花のオモチャが並べられている。

 アドバイザーの那月を肩に乗せながら、菫が飾り付けたものだ。

「すごっく可愛く出来たじゃない。……ていうか、一人で飾り付けなくても良かったのに」

 休んでて、と那月を小さくしたまま肩に乗せるや否や、菫は一人でディスプレイをこなしたのだった。

「だって、小さい那月ちゃんに見せたかったんだもん」

 菫は微笑むと、肩に座り、菫の髪を握っていた那月を、ひょいと指先で摘まむ。

 那月はあっという間に、窓辺のディスプレイへと運ばれてしまった。

 とすん、と緑のマットが敷かれたディスプレイに置かれ、那月は、「わぁ……」と声を上げる。

 自分と背丈の変わらない、ウサギたちが集まり、まるで椅子やテーブルほどにまで大きい木の実や切り株、キノコが那月を取り囲んでいた。

 森の中に迷い込んだかのようだ。

「可愛い……」

 那月は、うっとりと、小さな人形が並ぶディスプレイを見つめる。

 本当に私、オモチャの中に、入り込んでる。

「気に入ってくれた?」

「うん……! ありがとう、菫」

 那月は、喜びで満ち溢れた笑みを浮かべ、大きな菫を見上げる。

 小さな那月を見つめ、菫も、咲き誇る花のように、美しい笑顔を見せた。


 〇


 菫の大きな手のひらが、トン、と床に置かれ、那月は、ぴょこりと、大きな木製の床へと降り立つ。

「店長さん帰ってくるまでに、元に戻っておかないとね」

「ここまで遅いと、もう帰って来ないつもりのような気もするけど」

「どちらにしろ、その大きさでお家には帰れないでしょ。はい、行くよ~、那月ちゃん」

 菫が、くすくす笑いながら、人差し指を振ろうとするので、那月は、ハッと我に返る。

「ねえ、菫。一応、確認なんだけど、……ちゃんと、私、元の大きさに戻るとき、服も大きくなるわよね」

「大丈夫だよ~。ふふふ。身体だけ戻ったら、大変だもんね」

 おかしな冗談のように笑う菫を見上げながら、ほっと安堵する。

「じゃあ、行くよ~。──那月ちゃん、大きくなあれ~!」

 ぱちん、とウインクすると共に、菫が人差し指を振ると、虹色の光が生まれ、那月の小さな身体へと飛び込んできた。

「ふぁ……っ! ぁあぁ……っ、あぁぁあああ……っ」

 全身が、急激に熱くなり、那月は、ピンッと身体を張る。

 ふるふると身体が震えると、ぐぐぐ、とそのサイズが大きくなっていく。

 ぐんぐんと、視線が上がっていき、周囲の景色が、馴染みのある元の大きさへと戻っていく。

「はぁ……っ、はぁっ、ぁあぁ……っ、ん……っ」

 那月は、元の背丈にまで成長すると、胸元に手を当て、荒く息をする。

「も、戻った……、かな」

 見慣れた大きさの景色が周囲に広がっていたが、トクントクンと、鼓動が高鳴り、身体はまだ熱を帯びたままだった。

「あれ……? 菫……、私、まだ戻ってないのかな」

「ん? 那月ちゃんの背、いつもの大きさになってると思うけど」

 菫の不思議がる声を聴きながら、那月は、ふらふらと足を動かし、ディスプレイされた窓辺のガラスを鏡代わりに写す。

 確かに、見慣れた自身の背丈が、窓ガラスに映っている。

 それなら、この熱は一体……。

 那月が疑問に思った、その刹那。


 ──ドクンッ!


「ひぁっ!?」

 那月の胸が、ビクンッと大きく震えたかと思うと、シャツとエプロンの下の、那月の胸が、ヒクヒクと震えだした。

「ぇっ!? え、えっ、何これ。おっぱいが熱い……っ! ぁっ、あぁあんっ、菫っ、私っ、おっぱいが変っ! だめっ、だめぇっ!! 来ちゃうッ、なにか、来ちゃうよぉおおっ!!!」

 ドクンッドクンッドクンッと、おっぱいが波打ち、ぐぐぐと那月のブラとシャツを押し上げ、ぴちりとシャツとエプロンが膨れ上がる。

「あれ……? 那月ちゃんのおっぱい……、もしかして大きくなってる?」

 ばつ─────んッ!!!!!!!!

「あぁぁあぁぁああああああああああんっ!!!!」

 ボタンが激しい音と共に弾け飛び、自由を得た那月の胸が、ぼよぼよと激しく波打ちながら、巨大に膨れ上がっていく。

「あぁぁあぁあぁあああぁああんっ! イクぅううっ!!! おっぱいが弾けちゃうぅぅうぅうう!!!!」

 激しくバウンドしたおっぱいは、ガシャガシャと、窓辺のツリーを倒した後、ぱこんっと、ディスプレイ用の窓辺の中に、まるまるはまり込んでしまう。

 むぎゅうううう、と、四角い大きな窓に、那月の膨れ上がった胸は、まるで、箱詰めされたふたつのパウンドケーキのように、隙間なく、詰まってしまった。

「ぁあぁあぁ……っ、む、胸が……っ、膨らんでるぅうぅ……。気持ちいい……ッ! あぁあぁぁん……っ」

 那月は、両胸を窓辺にはめ込んだまま、ヒクヒクと、胸が急激に膨らんだ快楽の余韻に、顔を歪ませた。


 〇


「うー~ん……。えっと、その~……、前に那月ちゃんのシャツを大きくしようとして、間違って那月ちゃんのおっぱいを大きくしちゃったときの魔法の履歴、消しきれてなかったみたい」

 スマホの予測変換みたいなノリで、菫が、申し訳なさそうな笑みを浮かべる。

「でも、えっと、那月ちゃんのおっぱい、大きすぎて、もはや今、外から見ても、肌色の風船が敷き詰まってるようにしか見えないと思うから、たぶん、那月ちゃんのおっぱいだって、外の人は分からないと思うよ!」

「この事態には責任、感じなさいよ!!」

 握りこぶしを作ってポジティブに励ます菫に向かって、那月は窓にはまって抜けなくなってしまった自身の超乳と格闘しながら、声を上げた。

 元の背丈に戻った那月が、精一杯、力を入れてはみたものの、ぴっちりと隙間なく埋まった超乳は、まったく微動だにしなかった。


 〇


「あれ。まだいたのか」

 ガラス戸の入り口を、キィと開けて、店へと戻った店長が、店内にまだ残っていた那月と菫を見て、驚きの声を上げる。

「遅くまで悪いな。ディスプレイ、仕上げてくれたんだな」

 店長が、綺麗に飾り付けられた窓辺を見ながら礼を言った後、那月と菫を見て、「ん?」と眉をしかめる。

「なんか乱れてね? 段ボールでもひっくり返したのか」

 那月の灰色のポニーテールに、菫のくすんだ桃色のハーフアップ。それらがぐしゃりと歪み、後れ毛が重力に逆らって、自由に伸びている。

「ちょっとツリーを一回、倒しただけです」

「そうそう、急いで直しただけでーす!」

 ダッシュで、膨らんだ胸によって破れた服を直してもらい、もう一度、飾りつけをした、という詳細を省いた二人の説明に、店長は納得してうなずく。

 遅くまで共に準備した菫にも、お礼しないと、と言い出す店長に、菫は、「はいっ」と手を上げる。

「店長さーん。私、お礼のほかに、これも欲しいでーす!」

 すちゃっと、手の平を広げると、そこには、陶器製の白いウサギの人形が置いてあった。

 商品棚の下で、那月に乗り上げ、那月をイかせた人形だった。

「そ、それ……っ!」

 那月が言葉を失っていると、店長がすんなり承諾する。

 「気に入ったのか」、と尋ねる店長に、菫が、うんうん、と大きくうなずく。

「これから、楽しい思い出いっぱい、増やしたいんだ」

 その《愉しい》思い出に、どれだけ自分は淫らに乱れてしまうんだろう。

 菫の手のひらに置かれたウサギを見つめ、那月は、ひそかに甘い息をもらす。

 きゅるり、と、那月の下腹部は貪欲に、唸りを上げていた。




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4月のご挨拶と、更新予告


4月!

新年度ですね!

今月も、ご支援いただき、誠にありがとうございます。


4月なので、イースターにちなんで、

うさ耳つけた縮小娘の話を、近々アップしようと思います。

残すところ、あとサムネでして、

まだ描いてないので、もうしばらくお待ちください。


タイトルは、

棚の下に落ちた陶器製のウサギの人形を取るために、魔法使いの彼女に身体を小さくしてもらった私が、棚の下でウサギにえっちされちゃうお話

でございます。


この話の続きでーす!今回も膨乳もあるでよ。


今月も頭が春爛漫。春なので膨らんで頂きました。


楽しんでいただけますと幸いです。

今月もよろしくお願いします。


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[19037文字]熟睡中の師匠にキスをしたら、身体が縮んでしまい、大きな手のひらでえっちしたり、あそこに抱き着いたり、中に入っちゃう私の話

 木製の重厚な扉をノックして呼びかけても返事がしない。

「お師匠様~。開けますよー?」

 ギィ、と重い音を立て、那月は、師の寝室の扉を開ける。

 カーテンが閉ざされ、弱々しい灯りがともされていた。

 那月が、ぽすぽすと絨毯の敷かれた床を進み、広々とした部屋に鎮座するベッドを見れば、すやすやと眠る師匠の姿があった。

 ブランケットを被ることなく、シャツとスラックスという普段着のまま、片膝を立てて眠っている。

 仮眠が熟睡に変わって、起きない感じ。

 那月は、ふむ、と観察しながら、師匠が眠るベッドを覗き込む。那月の灰色の髪が、赤いショールを纏った肩から零れ落ちていく。

「師匠~。起きなくていいんですか?」

 白いシャツ越しに師匠の腕に触れ、声を掛けるも、師匠は、寝たまま少し顔をしかめただけで、睡眠を続行する。

 これは無理に起こしても、寝起き悪さ最高値を記録するだけかもしれない。

 那月は、うーん、と一人、悩みながら、眠る師匠の顔に近づく。

 魔力の影響で、外見年齢が青年で停止している師匠だが、眠っていると、より一層、幼さが増している。

 つまらなさそうな顔や、呆れる大人びた表情を見せず、垂れ目を静かに閉じているからかもしれない。

 那月は、無防備に寝顔を見せる師の顔に、そっと手を伸ばし、額にかかった彼の黒い前髪をかき上げる。

 頭部をなぞるように撫でていけば、さらさらと、柔らかな黒髪が、那月の白い指先から零れていく。

 心地良い触感だ。

 髪質、いいなあ。同じシャンプー使ってるはずなのに。これも魔力のなす術かな。

 なでなでと、平常時にしたら、平常では済まない行為を堪能した後、那月は手を胸元に戻す。

 赤いショールの下に忍ばせた、渡すつもりだったものを、布越しに感じながら、那月は、じっと、眠る師匠を見つめる。

 全然起きない。

 キスでもすれば起きるかしら、なんて、本人には絶対に聞かせられない八割がた冗談の案が頭をかすめた後、那月は、くるりとベッドに背を向ける。

 窓辺に向かおうとして、那月は、ハッと目を見開く。

「あっ……」

 大きなカーテンを開けて、光でも入れようかと思ったのだが、その手前のテーブルに、複数の贈り物が置かれているのを見つけ、那月は、むう、と口を尖らす。

 バレンタインの贈り物だ。

 愛しい人に贈り物を贈る。異国の文化が、那月の街にも浸透したのは記憶に新しい。

 師匠の立場上、日頃の感謝という名の、義理に分類されるものが届くのは珍しくはないのだが。

 リビングに置いていたはずなのに、一部の品だけ、ここに持ち込むなんて。

「特別だったのかなあ……」

 那月は、口元に手のひらを添え、テーブルを覗き込む。

 桃色やら赤やら、可愛らしいラッピングを施された小さな箱が並べられている。

 ここに、私の分も、置いたらダメかなあ。

 那月が、ショールの下に隠した小箱をそっと撫でていると、ふいに、カタン、と音が響く。

 それは、目の前のテーブルに置かれた一つの小箱からで、薄紫色の箱に、赤いリボンが添えられたそれが、カタコトと、小さく左右に揺れていた。

「えっ、生き物?!」

 那月が、ぎょっと驚いていると、小箱が、ぴょこんと飛び上がり、那月の目の前で浮遊する。

 驚き、身構える前に、小箱は、ぽぉおおぉおおんっ!! と弾けるような音を立て、那月に向かって白い煙を噴射させた。

「きゃぁあぁあ?!」

 那月は、ぎゅっと目を瞑り、両手で顔をかばうも、足がふらつき、その場に尻餅をつく。

「けほっ、けほ……っ、……なに、今の」

 顔を上げるが、浮遊していたはずの、薄紫色の小箱が見当たらない。那月は、身体を起こし、テーブルの上を探すも、やはり見つからない。

 那月は、灰色の長い髪を、指先で耳にかけながら、師匠のベッドへと駆け寄る。

「お師匠様っ。今、師匠のプレゼントが爆ぜたんですけどっ」

 変わらず眠る師匠にそう声を掛ける那月だったが。

 ──ドクンッ。

「ひぁ……?!」

 師匠の寝顔を見るや否や、那月は、自身の身体が、桁違いに熱を帯びていくのが分かった。

 ビクンッ、とベッドのシーツを掴んだまま、那月は小さく飛び上がる。

 肩にかけた赤いショールの隙間から、ころりと、那月が用意していた小さな贈り物の小箱が、ベッドの上へと転がり落ちる。

「はぁッ、はぁ……っ、ん……」

 那月は、荒い呼吸をしながら、そっと顔を上げ、眠る師匠を見つめる。

「お師匠、さまぁ……」

 那月は、もぞり、と靴を脱ぐと、ベッドへと正座を崩すように座り込む。

 ギシリ、とベッドを軋ませながら、那月は、眠る師匠へと顔を寄せる。

 そして、ためらうことなく、師匠の唇に口づけをした。

「ん……っ、はぁっ……、んぅっ……」

 ちゅ、ちゅ、と音を立て、那月は、熱い身体を持て余しながら、師にキスを繰り返す。

 どうしちゃったんだろ、私。師匠に触りたくてたまらない。

 頬を赤く染め、ぼんやりとした顔を浮かべる。なんとか自身を律するように、上半身を起こした時だった。

 ──ドクンッ!!

「ふきゃあぁあ!」

 ひと際大きく、身体が震えあがり、那月は声を上げた後、しゅるしゅるとその身体を縮めていったのだ。

「な、なにこれ……っ、身体が、私、小さく……っ、きゃあああ」

 赤いショールと白いワンピースが、だぼだぼに膨れ上がり、那月は巨大な布に呑み込まれていく。

「むぐうっ、んーっ!!」

 ばさり、と重い布の下敷きになり、那月は、小さな裸体で、ばたばたともがきながら、出口を目指す。

 ほふく前進に近い体勢で、巨大な襟首から小さな那月は顔を出す。

 何もかもが大きくなった世界が、十三センチほどにまで縮んでしまった那月の視界に入り込んできた。

 片手に乗る程だった薄紫色の小さな箱の贈り物は、那月の半分ほどの大きさになって、ベッドの上にずしりと転がっていた。

 巨大なビルを覆う防音カバーほどの大きさのベッドカバーが、延々に続いている。


「私……、小さくなっちゃった……」 

 那月は広大なベッドにうつ伏せで寝そべったまま、驚きで、ぱちぱちと瞬きをした後、恐る恐る、視線を横へとずらす。

 そこには、広大なベッドにふさわしい巨大な師匠の巨大な脇腹があった。

 白シャツと黒のスラックスが、規則的な寝息に合わせて、大きく上下に動いている。

 いまや、那月と師匠には、十数倍に至るサイズ差が生まれていて、師匠の全貌を見ることは叶わない。

 那月は、そっと、十三センチの小さな身体を起こし、広大なベッドの上に立ち上がる。

 胸元に心許なく片手を添えて、きょろきょろと辺りを見渡しながら、師匠の大きな腰元に辿り着く。

 立っても向こう側が師匠で見えない……。

 那月は、小さな手を、そっと伸ばし、スラックスのベルト通しのわっかを握る。

 くいくい、と引っ張りながら、那月は、小さく声を上げる。

「お師匠様……っ、私、身体が小さくなっちゃいました。助けてください~っ!」

 たぶん、師匠へのプレゼントのせいだよね。

 那月は、自分が小さくなる直前のことを思い出す。プレゼントが破裂して、それから……、師匠にキスもしちゃったけど。

 考えながら、那月は、かぁっと、頬を赤く染める。

 なんであんなことしちゃったんだろ。寝込み襲ったせいで小さくなった、とかだったら、どう言い訳しよう。

 那月は小さな裸姿で、ぐるぐると考えるも、やがて、首を横に振る。

「とにかく、元の大きさに戻らなくっちゃ」

 キスなら前にもしたことあるし、関係ないはず。

 恥ずかしさを紛らわすように、那月は、そう結論付け、大きなスラックスとシャツを小さな手で掴む。

「お師匠様っ、起きてくださいよ。助けてください」

 くいくいと布を引っ張り、小さく叫ぶも、師匠は起きない。

 元の大きさの時ですら、起きなかったしなあ。どうしたものか。

 那月は、師匠の腰元で、大きなシャツを掴んだまま、小さくむう、と口を尖らせる。

 そして、ふと、那月が小さく引っ張ったせいで、シャツがずれ、師匠の素肌が僅かに見えていることに気付く。

 くすぐったりしたら起きるかな。

 元の大きさでは一度もしたことないけど。

 那月は、そっと、小さな手を、シャツがはだけた師匠の大きな脇腹へと伸ばす。

 こしょこしょと、那月は、小さな右手を動かす。

 この大きさじゃ、小さすぎて、触っても分からないかなあ。

 そんなことを考えながら手を動かしている時だった。

 ふと、人生で一二を争うレベルで危機的気配を感じ、那月は、ハッと顔を上げる。

 ぶわり、と強大な風圧と共に、巨大な腕と手のひらが、上空から那月へと近づいて来ていた。

「きゃ──ッ!! 潰れちゃう!!」

 那月は、十三センチの小さな身体をめいいっぱい動かし、全速力で大きな師匠から離れる。

 ずしん、と、激しい振動と共に、那月のすぐ背後に、師匠の巨大な手のひらが落ちて来た。身体に張り付く小さなゴミ(那月)を無意識に払いのけようとしたらしい。

「ひゃあぁあ!?」

 那月の小さな身体が、反動で跳ねあがり、ぽすん、と大きなベッドに転がり落ちる。

「痛い……っ、顔から落ちちゃった」

 うつ伏せでベッドの上に転がったまま、那月は、涙目をこする。

 ちらりと横を見れば、師匠の巨大な手が、すぐ傍に置かれていた。

 弟子をゴミのように払いのけようとしておいて、未だ、眠っているらしい。

 那月の全長すら超える程の大きな手は、指先の力が抜け、丸みを帯びている。

 那月は、巨大なシーツの大きなシワを、きゅっと握り、四つん這いになると、もぞもぞと、師匠の大きな手へと近づく。

 灰色の長い髪が、那月の素肌を撫で、背中から肩へと零れていく。柔らかな胸が、たぷん、と揺れる。

「大きな手……」

 那月は、横倒しされた師の大きな手のひらの下に寄り添う。

 大きな手のひらでできたかまくらに入る小動物のごとく、那月は小さな身体を丸ませる。

「暖かい……」

 暖をとる猫のごとく、那月は、師匠の大きな指に、すりすりと小さな頬を寄せる。

 すごく幼かった頃。この大きな手が、すっぽりと那月の小さな手を包むように握っていた。

 あの頃より、もっと小さくなっちゃったけど。

 那月は、当時より、ぐっと大人びた身体つきをした裸体をもぞもぞと起こし、折り重なる師匠の指に、十三センチの裸を押し付ける。

「はぁ……んっ」

 ごつごつとした大きな手のひらの内側から、ぴょこりと小さな顔を出し、那月は甘い声を上げる。

 小さな手で、師匠の大きな手の甲を掴み、すりすりと、小さな裸体を手のひらにこすり付けていく。

「ぁんっ、はぁっ、あぁ……っ、師匠の手、大きくて気持ちいいよぉっ」

 暖かな手にひっつき、素肌全体に、師匠の体温を感じ、那月は再び、熱を上げていく。

 ふらふらと、熟睡中の師匠にキスした時のように、那月は夢中で、大きな手に身を寄せる。

「はぁっ、あぁ……んっ、お師匠さまぁっ。あぁはぁんっ」

 ぷくりと尖りを帯びた乳首が、師匠の大きな手のひらに押し付けられ、柔らかな乳房に呑まれるように沈んでいく。

 ぐりぐりと、那月が上下に裸体を怪しげに動かし、乳頭を擦り付ける。

「あぁぅっ、おっぱい、きもちいいよぉっ」

 那月は、きゅっと目を瞑り、頬を赤く染め、口から息を漏らす。

 桃色に潤んだ唇をそっと開き、目の前の大きな手のひらに、ぱくりと小さく吸い付く。

「んむぅっ、んぅっ、ふぅはぁっ」

 師の大きな手の甲を、僅かばかり濡らしながら、那月は、小さな内股をすり寄せ、昇り詰めていく。

「んぅうっ、ふぅっ、ふひぃっ、はぁんっ」

 イクっ、イきそうっ、私、師匠の手のひらの中で、イっちゃうっ!!

 絶頂まであと少し、という刹那。

 ──ぎゅむううっ。

「ひゃぁああっ!?」

 大きな手のひらが、突如、那月を握りしめ、那月は驚きの声を上げる。

 ごつごつした指が、那月の小さな身体をぐるぐる巻きにするがごとく、那月に巻き付き、那月の柔らかな胸も尻も太腿も、むにゅりと指に押し付けられる。

 大きなシーツについていた小さな足が、ふわりと宙に浮くと、那月の小さな身体は、大きな手のひらに持ち上げられていた。

「ぁ……っ」

 大きな手がくるりと向きを変えたかと思うと、那月は小さな横顔全体を、大きな親指に、むに、と押され、強制的に顔の向きを上げさせられる。

「──何、してんだよ」

 そして、大きな大きな師匠が、寝起きMAXの機嫌の悪さを伴う顔をして、小さな那月を睨みつけているのが、目に入った。

 大きなベッドに横たわったまま、小さな那月を掴んだ手だけを持ち上げ、厳しい茶色の瞳が、那月の答えを待っている。


 さすがに起こしちゃった、謝らなくちゃ。

 頭の片隅で、通常の思考が働くも、那月は、目の前の大きな師匠から目が離せなかった。

 桃色のもやが全身を覆い、強い快楽への渇望に、身体の制御を奪われたかのように。

「お師匠さまぁ……っ」

 那月は、師匠の大きな手のひらの中で、悩まし気に腰を振り、甘い声を上げる。

 密着度が増した手の中で、那月が、もぞもぞと動き、息を荒げ、朱色の瞳で、じっと、大きな師匠を見つめる。

 師匠に見つかったところで、自慰を止めるどころか、その目は、淫らな期待で満ち溢れていた。

「那月……」

 師匠の鋭く睨みつけていた目が、ふと緩められ、小さな那月を凝視する。

 小さな那月を握り、持ち上げていた手が、ゆっくりと師匠の顔へと近づいていく。

 那月は、大きな手の中で、きゅ、っと師匠の指を握り、大きな師匠を見つめる。

 師匠に近づけば近づくほど、鼓動がトクトクと高鳴っていった。

 大きな口が、ゆっくりと開かれ、那月の顔よりも大きな赤黒い舌が、ぬるりと現れる。

「師匠……っ。はぁんっ」

 その舌は、べちゃりと、小さな那月をたしなめるように、那月の小さな顔をつついてきた。

「んぅっ、あぁ、ふはぁっ、あぁぁっ、ふぅうんっ!」

 那月の小さな口に、師匠の大きな舌先が、無理やり入り込む。

 ぼたぼたと、大きな唾液が、那月の小さな唇を伝い、師匠の大きな頬へと落ちていく。

 大きな指が、ぐにぐにと妖しく動き、那月の十三センチの小さな身体を撫で上げる。

「はぁっ、あぁっ、んぅっ、お師匠様ぁっ! 気持ちいいですぅっ。好きっ、好きっ!」

 那月は、全身を熱く火照らせ、悦びに満ちた表情を浮かべる。

 舌先で、小さな那月の柔らかさを味わいながら、師匠が、ふっ、と呆れを混ぜた笑みを浮かべる。

 ぎしりと、ベッドを軋ませ、師匠がベッドに座り込むようにして、上半身を起こす。

 立てた膝に那月を掴んだ手を置き、師匠が手の中に寝させた那月を覗き込む。

 その目は、熱を宿し、獲物を楽し気に見つめる色に変わっていた。

 全身に絡みつく大きな指が解かれたかと思うと、空いた手が近づき、大きな人差し指が、那月の小さな裸体へと伸ばされる。

「ひゃぅっ!」

 むにゅりと、柔らかな胸が、師匠の指の腹に押さえつけられる。

「師匠の寝込みを襲うとかいい度胸だな」

 むにゅ、むにゅ、むにゅ。大きな指の腹が、那月の小さな胸を、弾力を味わうように、上下に動かされる。

「ぁっ、やぁっ、ひぁっ、お師匠っ、さまぁっ、あぁんっ!」

 那月は、大きな手のひらの上で、ぴくぴくと、身体を震わせる。

 手のひらから、那月の灰色のロングヘアが、さらさらと零れ、ゆらゆらと那月の動きに合わせて揺れる。

 那月は、小さな手を、師匠の大きな手に添わせ、すらりと長い脚を、もじもじとすり寄せる。

 大きな甘い刺激に耐えるかのように、那月は、ぎゅっと、小さな瞳を強く瞑る。

 執拗に、那月の小さな胸をこねくり回す指が離れたかと思うと、ふいに桁違いの刺激が全身を襲い、那月は、叫び声を上げた。

「ひぃっ、きゃああああああぁあんっ!!」

 ぬるり、と、師匠の大きな舌が、那月の小さな裸体を舐め上げていた。

 大きく暖かで柔らかな舌が、ぐにゅりと、那月の胸を圧し潰し、尖った乳頭を舐め上げた後、にゅるりと、腹を覆い、下腹部へと進んでいく。

「あぁ……っ、ひ……っ、ぃあ……っ、あぁぁっ」

 那月は、小さな身体をぴくぴくと小刻みに震わせながら、身体を反らす。すり寄せていた両脚の力が抜け、僅かにできた隙間を、師匠の大きな指が、割り込む。ぐいと小さな足を押さえ、大きく開かせる。

「らめぇ、師匠っ、ひぃぁっ!? あぁあ、あぁあああああっ!!!」

 ぐちゅり、と大きな舌先が、那月のとろとろに濡れた蜜壺に到達し、那月は、小さく叫び声を上げる。

 ちかちかと視界が白み、大きく甘い快楽に、全身を揺さぶられていく。

「ひぃあぁんっ! あぁあぁんっ! 師匠っ! ひいぃんっ、あぁひぃあぁあっ! 激しっ、ぁあぁっ、らめぇぇえ、那月っ、イっちゃううっ!」

 那月は、カクカクと、小さな全身を震わせ、熱を帯びた身体は、ドッと汗ばむ。

 あまりの快楽の強さに、手のひらの上で、小さな身体を左右に揺らし、逃げようとするも、師匠の大きな指先に押さえつけられる。

 大きな手のひらの上で、両手と、Mの字に開かされた脚を、大きな指で拘束され、ひたすら昇りつめていく。

「あぁあぁっ、らめぇえっ、お師匠さまぁっ! イクぅっ、イクぅっ!! あはぁぁんっ!!! 来ちゃうっ!! もうらめぇえっ!! ぁあぁあっ!!! イクイクイクっ!! ひぁあぁっ、あぁあ……っ、あぁああああああああああああああっ!!!!」

 ガクガクガクッ、と那月は、小さな身体をひと際大きく震わせ、大きな舌に押さえつけられたまま、絶頂に達する。

「ひぁ……っ、ぁあぁあ……っ」

 ぷしゅぅっ、と。

 大きな舌に密着したままの蜜壺が、小さく潮を噴き、きゅるりと下腹部が疼いていた。


 師匠が、舌なめずりをして、口元を濡らした那月の愛液を拭いとる。

 手のひらの上で、荒い呼吸をする那月に、大きな指先を伸ばすと、唾液まみれの小さな裸体を、胸元から腹部へいたずらに撫でていく。

「誘うなら、もっとでかい時にしろよ。──で? 何があってそうなったんだ?」

 那月は、ぼんやりと、瞳を甘く緩め、唾液に濡れた身体を起こし、師匠の手のひらに座り込む。 

 そして、小さな手を伸ばし、師匠の人差し指に、小さな腕を絡ませる。

「お師匠さまぁ……」

 すりすりと、小さな裸体を添わし、甘い声を上げる。

「那月、もっと欲しいですぅ……」

 すっかり色欲に染まった目をして、師匠にねだる様に、師匠が少し驚き、目を見開く。

「お前……」

 スッと、指を那月から離そうとする様に、那月は、慌てて、師匠の指に小さな身体を絡ませる。

「やだやだっ、離れちゃダメですっ。那月、もっと、まだ足りないですう」

 那月のしがみついた師匠の指は、駄々をこねる那月を乗せたまま、ぶわりと動き、小さな足が、宙に浮く。

 はぁ、と師匠は小さくため息をつき、ぽつりと呟く。

「まあ、小さいお前も嫌いじゃないけど」

 師匠の空いた手が、小さな那月を横切り、師匠のスラックスのジッパーへと伸びた。


 ずるりと、雄々しく唸る陰茎が、緩んだスラックスから現れる。

「わぁ……っ」

 那月は、うっとりとした表情で、声を上げ、師匠の手のひらから、師匠の下腹部へと降り立つ。

 唾液でべたついた小さな裸体で四つん這いになり、那月は、じりじりと巨大な男根へと近づく。

 ドクドクと唸るその振動が、下腹部越しに響き、那月の淫らな期待が溢れていく。

「今の私よりも、大きい……」

 小さな手を伸ばし、猛々しい熱源に、そっと触れる。

 ドクン、ドクン、と大きく脈打つ鼓動を直に感じ、那月は、ぼおっと、熱に充てられた顔をする。

 炎に惹かれる虫のように、那月は、自身と変わらぬほどの大きさの、巨大な陰茎にしがみついた。


「ぁあぁんっ、熱くて、大きくて……っ、気持ちいいっ!」

 那月は、巨大な陰茎にしがみついたまま、くねくねと小さな身体を揺れ動かす。

 両手と両足を絡ませた陰茎は、ドクンドクンッと大きく唸り、小さな那月を揺さぶり、那月に大きな快楽を与えていく。

「あぁあぁっ、お師匠様のおちんちんっ、大きくて気持ちいいのぉっ!」

 那月は、夢中で腰を動かし、淫らな嬌声を上げる。

 カリを小さな手で掴み、小さなキスを繰り返す。

「ちゅむっ、んちゅぅっ、ぁはぁんっ、那月っ、お師匠様のおちんちんで、えっちしちゃってるっ! あぁぁあぁんっ!!」

 雄の熱と匂いを放つ陰茎に、小さく群がる弟子の様を見て、師匠は、僅かに熱を混ぜた息を吐き、大きな指先で小さな弟子をなぞる。

 那月の艶やかな灰色の髪と、きめ細やかな白い肌を持つ背中を、するりと撫で、忙しなく振る小さな臀部を、指の腹で押し上げる。

「ふきゃぁあぁんっ」

 ぐにゅりと、己の秘部が巨根の側面に、より密着し、那月は、小さな嬌声を上げる。

「こんなに小せぇのに、かつてない程、乱れてんな……っ。何があったんだか」

 師匠の大きな指で、ぐりぐりと、尻を撫で上げられ、那月は、恍惚とした表情を浮かべる。

「ぁんっ、あぁっ、はぁんっ! お尻とあそこが、おかしくなっちゃうっ、あぁんっ!」

 側面に浮き出た血管が、那月の割れ目に食い込み、那月は、ビクビクッと小刻みに震える。

 ドクドクと唸る振動を直に当てられ、強い快楽に目が眩むほどだった。

「ぉおぉあぁあんっ! 那月っ、イクぅっ! イっちゃう! ぁっ、あぁっ、あぁっ、あぁんっ! あぁぁあああああああああああぁぁっ!!」

 師匠の大きな陰茎にはりついたまま、小さな那月は、快楽を昇りつめ、絶頂を遂げる。

「ぁあぁひぃ……っ、那月、またイっちゃったですぅっ……」

 へにゃりと顔を緩ませ、消えない快楽の余韻をまとったまま、那月は、ゆっくりと顔を上げる。

 しがみついたカリの更に上、先端部。ぷくりと、先走りの粘液が、大きな粒となって、湧き出ているのが目に入った。

 熱を帯びた頬が、淫らに歪ませ、那月は、欲に満ちた粘液の粒に、目を輝かせる。

「那月?」

 師匠の不思議がる声が、頭上から降る中、那月は、もぞりと小さな裸体を動かし、陰茎の先端部に、小さく柔らかな胸が乗るほどに、よじ登る。

 お師匠さまの、精液だ……。

 那月は、小さな口を、めいいっぱい、大きく広げ、大きな粘液の粒を、くちゅり、と飲み込んだ。

「んぅ、むぅっ、んぐぅっ」

 小さな口をあっという間に満たす先走りの液を、那月は躊躇いなくゴクンと飲み込む。

 そして、更なる欲液を求めるがごとく、那月は、小さな舌を、欲を放つ穴へと入れ込ませた。

「おい、何して……、──ッ!! ぅ、くっ、……バッ、那月!!」

 ガクンと、師匠が身体を揺らし、思わず声を上げるが、那月は動きを止めなかった。

 先端部の尿道を、小さな唇で塞ぐかのように吸い付き、チロチロと、小さな舌を出し入れさせる。

 ビクビクッと、師匠の大きな脚が震え、巨大な陰茎が、これまでと桁違いに那月を揺さぶっていく。

 那月は、小さな手に力を込め、巨大なカリにしっかりとしがみつく。

「んっ、はぁ……っ、んちゅぅっ、ふはぁんっ、お師匠さまぁ……」

 大きな陰茎に揺さぶられながら、那月は、無我夢中で、尿道の穴に吸い付く。

 とろとろと溢れる粘液を、水を飲む小鳥のごとく、尿道に小さな舌を繰り返し入れ込み、飲み込んでいく。

「は……ッ、那月……っ」

 師匠の大きな息遣いを上空に感じていると、大きな手が背後に回される。

 暖かな体温に包まれ、那月が、とろりと瞳をやわらげた時だった。

 ──ドクンッ!!

「ひぁあっ!?」

 那月は、師匠の手のひらと陰茎の狭間で、大きく跳ねあがる。

 全身が燃えるように熱くなるや否や、那月は、再び、そのサイズを縮め始めた。


「ぁあぁぁあ……っ!」

 掴んでいたカリが巨大化していく。那月の小さな口で塞いでいた尿道の穴が、じわじわと大きくなる。

 バランスを崩し、側面から腹部へと落下しそうになる那月を、師匠の大きな手が受け止める。

 指一本で事足りるほどの、五センチくらいまで縮んでいた。

「ずいぶん縮んだな。なんでまた……」

 人差し指に、五センチの那月を引っかけたまま、師匠が不思議そうにつぶやく。

 那月は、師匠の指先に、力なくだらりと身体をうつ伏せに預けたまま、ちらりと視線を動かす。

 最初に縮んだ時よりも、身体の熱も欲も、より酷くなっていた。

「もしかしたら」

 那月は、小さく呟き、師匠の指先から、目の前の大きな熱源へと足を伸ばす。

 ちょこんと、カリに小さな足を置き、ぽとん、と、陰茎の先端へと降り立つ。

 すっかり、先端部に座り込める程にまで、那月の身体は縮んでしまっていた。

 那月は、赤黒い先端に、正座を崩すようにして座り込み、大きな師匠を見上げる。

「お師匠様の体液、飲んじゃったからかも」

 那月の仮説に、師匠が眉をしかめる。そして口を開く。

「仮にそうだとして、それなら、お前、最初どうやって縮んだんだよ」

「それは……」

 獣のように師匠の寝込みを襲って深い口づけをしたから。

 と、本人を前にして言うのは、熱欲が上がった那月であっても、言うのをためらってしまう。

 元の大きさに戻るには、事情を正確に話して、師匠に戻してもらうしかないのだから、言い淀んでいても仕方がないのだけれど。

 那月は、言葉に悩み、うつむく。

 そして、小さな膝の傍に、粘膜をまとう尿道が目に入る。

 那月は、こくん、と小さく喉を鳴らすと、その穴に、小さな手を伸ばした。

「──ッ、っつ、那月!」

 たしなめる師匠の声を無視して、那月は、つぷり、と、小さな指を内部へと進める。

 きゅ、と柔らかな圧を返す肉壁に、へらりと笑みを浮かべ、那月は、肉壁の手触りを楽しむかのように、小さな指をくるくると動かす。

「……っ、く……ッ」

 ぶるぶると陰茎が大きく震え、師匠が息をもらす。

 那月は、小さく縮んだ身体にも関わらず、あの師匠から主導権を握れたようで、ぞくぞくと興奮を覚えていた。

 挿れる指を、二本に増やし、ぐに、と内部で指先を広げる。

 ぶるんっ、と陰茎が震え、那月は振り落とされないよう、先端部を掴む。

 ぬめりのある掴みづらいそこを、なんとか握り、挿れていた小さな指先を引き抜く。

 とろりと糸を引く指先を、うっとりと見つめながら、那月は小さな口を大きく開く。

「んぅ……っ」

 ちゅぷり、と、粘液にまみれた小さな指を、那月は舐める。

「ん……っ、むぅ、ちゅ……っ」

 ぺろぺろと、指先を舐め、那月は、再び、自身が昂っていくのを感じる。

 あ……、私、また縮んじゃう。

 本能的に、そう感じ取ったのと、ほぼ同時に。

 ──ドクンッ!!

 那月の五センチの身体は、大きく唸りを上げた。


「ひぃっ、ひゃあぁあぁんっ!!」

 那月は、師匠の陰茎の先端部で小さく跳ねあがると、ビクビクと身体を震わせながら、身体を縮めていった。

「ぁっ、あぁあっ……! また、小さくなっちゃう……」

 ガクガクと、震えは強まり、視界が揺さぶられていく。

 揺れる視界の中、尿道の穴が、どんどん巨大化していくのが見えた。

 己の震えに、那月は、ガクンッとバランスを崩し、大きな粘液に押され、小さな身体を滑らせる。

「きゃあっ!!」

 尻餅をつくように、両脚をあげたまま、那月は身体を縮ませながら、大きな尿道へと滑っていく。

「那月っ」

 師匠が声を上げる間も、那月の縮小化は止まらない。

「ひゃあぁぁあぁぁああっ!」

 指先を挿れて遊んでいた尿道は、あっという間に、那月を裕に呑み込むほどの大きさと化し、那月は、尿道の中へと滑り落ちていった。


「ぁあぁぁあぁあ──ッ!!」

 那月は身体を縮ませながら、肉壁越しに、陰茎内部を滑り進んでいた。

 当初は、那月を締め上げるように包んでいた肉壁も、那月の縮小化に伴い、隙間を増やし、那月を難なく、奥底へと促していく。

「ぁあぁひぃあぁあぁ──っ!! でこぼこが、いっぱい当たってるぅ──っ!!」

 那月は、両脚をはしたなくMの字に広げたまま、どんどん巨大化していく尿道の中を滑り落ちていく。

 肉壁の凹凸は、遠慮なく、那月の秘部を乱暴に撫でつけていく。

 内部にまとわりつく粘液は、突如侵入し逆流する那月を、潤滑油のように迎えるのみならず、滑り進む那月に、水しぶきのごとく飛び上がり、那月の小さな全身を、ずぶ濡れに浸していく。

「ふひゃぁあぁっ、私……っ、溺れちゃう……っ、ぁあぁひぃ……っ!!」

 とろとろの粘液に、全身を浸しながら、那月は、陰茎の奥へと滑り落ちていく。

 体内に入り込んでしまう程にまで、己の身体が縮小しているにも関わらず、人智を超えた快楽に襲われた那月は、事態を把握する理性は消し飛び、嬌声を上げる本能の塊へと成り下がっていた。

「ぁあぁあぁんっ!! イクぅっ! イクぅっ!! 那月、お師匠様の中で、イっちゃうぅう!! あぁあぁあぁあああああああっ!!!」

 ガクガクッと、粘液をまとったまま、那月は、陰茎内部を滑り落ちながら、絶頂に達する。

 絶頂の最中、はくはく、と、小さな口を動かす。

 那月をまとう粘液が、大きくなり、小さな那月の全てを包み込む。

 那月の爪ほどだった小さな気泡が、那月の手のひらサイズへと変わり、更に顔をすっぽりと包むほどへと膨れ上がる。

 さらに気泡は大きさを増し、那月は、気泡の中へと入り込む。

 那月は、小さな身体を、快楽の余韻で、ひくひくと震わせながら、自身の縮小化がまだ続いていることに気付く。

 気泡の中に入り込み、泡の表面に映る、一糸まとわぬ姿で淫らな顔をする自身の姿が目に入る。

 私……、今、どこまで小さくなっちゃったんだろう。

 頭の片隅で、そんなことを考えている時だった。

 ──ばちんっ、と。

 気泡が割れる音がして、どぷんっ、と、大きな粘液が流れ込み、那月は更に奥へと流されていった。


「ひゃぁあぁあんっ!」

 那月は、勢いよく大きな肉壁へとぶつかる。

 どろどろの粘液まみれの、小さな全身を、ゆっくりと起こす。

 薄暗いそこは、全景がよく拝めない。

 粘液をまとう、自身の裸体のみが、ぼんやりと光っているようだった。

 自分が、今いる場所に、どこから来たのかもよく分からなかった。

「師匠の中に……、入っちゃった……」

 ほとんど闇に近いそこで、那月は、ぽつんと呟く。

 ここが、師匠の中。

 もう、外には出れないかも……。

 ぼんやりとそんなことを思っていると、ふいに視界の隅に、わずかな白い光を捉える。

 那月が、そちらに目を向ければ、暗闇の奥に、小さな光が、少しずつ、近づいて来ているのが見えた。

 光は、ひとつではなく、ぽつぽつと、少しずつ数を増し、それらが全て、大きくなっていく。

 那月を目指して、近づいて来ていた。

「……? なあに、あれ」

 那月が不思議がっている間に、それはすぐに那月の傍まで辿り着いていた。

 白く、細長い尾を持ち、尖りを帯びた頭部を持つそれ。

 全長は、今の那月の倍ほどにもいたり、大海を泳ぐウミヘビのごとく、すいすいと優雅にうねり、那月の目の前へと辿り着く。

 神秘的に、白い光を放つそれは、那月のまわりに、くるくると、尾の軌跡を残しながら、那月の両手におさまりそうな程の大きさをした白い頭部を、那月の顔の前に向ける。

 那月は、小さな裸体に、白い光を当てられながら、きょとんとした顔をして、小さく口を開く。

「これって……、精子?」

 ぽつんと呟くその唇に、目の前の精子は、しゅるりと泳ぎ、那月の口元に、軽やかなキスをした。

「んっ、ぅ……っ」

 ちゅ、と、音を立てた後、精子が那月の口元から離れる。

 那月は、小さな裸体に白い光を当てられながら、カァッと、全身が火照るのが分かった。

 師匠の精子とキスしちゃった……。

 ドキドキと鼓動を高鳴らせながら、那月は恥ずかしさにうつむく。

 こんなに小さく縮んでしまったのに。塵ゴミと変わらぬほどにまで、小さくなっているのに。

 雄の本能の塊である細胞に、恋人のようなふるまいをされ、那月の中に、メスとして求められる喜びが沸き立つ。

 そっと、上目遣いで、目の前の大きな精子を見上げると、大きな精子は、するりと泳ぎ、再び那月の口元へと進む。

 そして、ちゅ、ちゅっ、と、ついばむような軽いキスを繰り返してきた。

「んっ、んんっ、ふぇ……っ」

 那月は、されるがままに、小さなキスを受け入れ、目を甘く細める。

 恋人を甘やかすようなキスに、那月はすっかり、とろけてしまっていた。

 目の前の細胞の主の、師匠にだって、こんなのされたことないのに。

 那月は、そっと、小さな口を開くと、近づく精子の頭部に、舌を伸ばす。

「ん、ちゅぅ……っ、ふぁぅ……、はぁん……」

 小さな那月の口に、くちゅり、と大きな精子の先端が僅かに入り、那月は、くちゅくちゅと、先端を舐め始める。

 うねうねと動く長い尾が、白い光の軌跡を描く。

 大きな精子の頭部を、那月は小さな両手で優しく包み込み、咥淫に勤しむ。

「んっ、んふぁっ、ふはぁっ、ひゃうっ!」

 那月の小さな口の中で、精子の頭部が、ぶるぶると暴れ出す。 

「んぅ、んんっ、んむぅっ、ふひゅぅうっ、んぁっ、あぁっ!」

 精子の頭部が、那月の小さな両手と咥内を、素早く出入りする。

「ぁうっ、ひゃうっ、んぁ、ふぁっ、ふひゃぁあっ」

 精子の激しい動きに押され、那月は、どさりとその場に、仰向けに倒れてしまう。

 肉壁の床を背に、目を開ければ、辺り一帯の視界が、すっかり明るくなっていることに気付く。

「ぁ……っ」

 それは、周囲一帯に、白い光を放つ無数の精子が、那月を取り囲んでいるからだった。

 那月が仰向けに倒れ込んだまま、もじもじと内股をすり寄せ、気おくれしていると、先程那月を押し倒した精子が、しゅるりと泳ぎ、那月に口づける。

「んぅ……っ」

 ちゅ、と音を立てた後、ぐちゅりと、那月の口を開かせるように、精子の頭部が咥内へと侵入してくる。

「はぅ……っ、んはぁ……っ」

 那月が、とろりと瞳をとろかせ、熱を上げると、周囲の精子らも、ゆっくりと那月に近づいてきた。

「ふひゃ……っ、はぁんっ」

 すりすりと、他の精子が、那月の全身を撫で上げる。

 灰色の髪や、赤く火照った頬、ぷくりと桃色の乳頭を実らせた胸、くびれた腰に、すらりと伸びた脚。

 那月の肌の柔らかさを確かめるように、むにむにと、撫でていく。

「んぁ……っ、ひゃぅ……っ」

 那月は、小さな口に、大きな精子の頭部を咥えたまま、心地よさに身を任せていく。

 小動物が甘えてすり寄るような、それでいて、愛しい者を大きな手で優しく守ってくれているような愛撫だった。

 気持ちいい……。溶けちゃいそう。

 こんなに小さくなっちゃったのに、なんだか師匠に甘やかしてもらってるみたいで、くすぐったい。

 へにゃりと緩めた口元から、唾液が糸を引き、零れていく。

「お師匠さまぁ……、ふひゃぁんっ」

 言葉を紡ぐ口に、すぐに精子の頭部が入り込み、ぐちゅぐちゅと、那月の咥内を犯していく。

 次第に、那月の全身を愛撫する精子たちの動きも、激しさが増してきた。

 那月の乳首を、乳房の中に埋め込むごとく、精子の頭部が、ぐりぐりと先端を押し潰す。

 白く光る、細長い尾が、那月の乳房と太ももに絡みつき、きゅるりと締め上げていく。

「やぁんっ、あぁ……っ、あぁあぁんっ」

 那月が、腰を左右に振ると、どんどん精子が那月のもとへ集まってきた。

 脚に絡みついた精子の尾は、ぐい、と引っ張り、那月の両足をはしたなく開脚させる。

 胸元に置いていた両手も、左右それぞれに、精子が絡みつき、ぐぐっ、と広げさせられてしまった。

「ひゃぁっ」

 那月の脳裏に、那月がまだ十三センチだった頃に、師匠の大きな手のひらの上に押さえつけられた記憶が過り、下腹部がきゅるりと疼きだした。

 お師匠様の指で、触ってもらった時と同じだ……。

 ひくひくと、期待が溢れる蜜壺に応えるように、大きな精子の頭部が、勢いよく、那月の秘部を突き始めた。

「ぁあぁんっ!」

 ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、と入口を掘り当てるかのように、大きな精子の頭部が、那月の濡れた秘部を、何度も突き続ける。

「ひぅっ、ひぃあぁんっ! やぁあっ、らめぇっ、挿いらないからぁっ!」

 突かれるたびに、那月は、精子の尾に縛られた身体を、ビクビクと震わせる。

 小さな那月をなだめるかのように、咥内を犯していた精子が、那月の口を離れ、頬をすりすりと撫でる。

「ふぁ……っ、んんっ、ひゃぁ……っ」

 愛撫は、頬から首筋、うなじへと移り、すりすりと背中を降りた後、腰から胸の谷間を進んでいく。

「ぁんっ、はぁあぁんっ」

 那月に、大きな愛撫を施す精子は、数を増していく。

 小さな那月の身体に、ぐるぐると、何匹もの精子が、那月を撫で上げ、那月は、精子の尾に縛られた小さな裸体を、ぶるぶると震わせ、力が抜けていく。

「精子に、なでなでされるの、きもちいいよぉ……っ」

 那月が、へにゃりと呟いた時だった。

 ぐぐぐ、と秘部にあてがわれていた大きな精子が、愛液で満たされた割れ目に入り込み、大きな精子の先端部を、中へと進めていったのだ。

「んぁあぁあっ!! ぉ、ひぃいぃんっ!!」

 桁違いの圧迫に、那月は、思わずはしたない声を上げる。

 精子は、一向に進行を止めず、頭部を愛液で濡らしながら、ずちゅずちゅと、那月の小さな中へと侵入していく。

「ぁあぁ……っ、こ、こんな……っ、大きいの、挿いらないよぉ……っ! ひぅ……んっ!」

 ふー、ふー、と那月は、息を吐きながら、大きな精子の挿入に、生理的な涙を浮かべる。

 圧迫こそあるものの、小さな那月の身体は、大きな精子の頭部を、少しずつ飲み込み、下腹部をぼこりと膨らませていく。

 ──どちゅぅんっ!

「あぁあぁんっ!!」

 やがて、大きな精子の頭部は、那月の中に、完全に挿入されてしまった。

 大きな侵入を許した那月の小さな膣は、ドクドクと、熱を放ち、小さな那月の全身を熱くさせる。

 こんなに大きい精子が挿いっちゃうなんて……。

 私の身体、どうなっちゃったの?

 那月は、頬を熱に染めながら、膨れ上がった自身のお腹を見つめる。

 大きく広げられた脚の狭間からは、那月の中に挿入した精子の尾がにょろりと飛び出ていて、優雅に泳いでいる。

 尻尾が生えちゃったみたい。

 呑気にそんなことを考えていると、ふいに、那月の中に入り込んだ精子が、ぶるりと震えあがる。

 どちゅ、どちゅ、ぐちゅうっ!

「ふきゃあぁああっ!!」

 那月は、大きく丸みを帯びたお腹を、びくびくと震わせながら、嬌声を上げる。

 小さな全身を揺さぶらんばかりの揺れだった。

 腹部に入り込んだ精子の動きに呼応して、那月に絡みつき愛撫する精子も震えあがる。

 ぐちゅぐちゅ、にちゅ、にちゅ。

「ひぁっ、ひゃぁああぁっ、ふひゃんっ、あぁぁあんっ!!」

 精子はぐるぐると那月を取り囲みながら、どんどん数を増していく。

 ここが、師匠の体内、陰茎の中だということを忘れてしまいそうなほど、白く光る精子に囲まれ、視界が白で埋め尽くされる。

 細長い尾が、小さな那月に次々と絡みつき、にゅるにゅると那月を撫で上げる。

 柔らかな胸が絞り上げられ、尖りを帯びた乳頭を、精子の先端が、ぐにぐにと押し倒す。

 ぶるぶる、ぐにゅぐにゅ、にゅるにゅる、にちゅぐちゅ、ずちゅう。

「ぁあぁああっ、らめ……っ、那月っ、こわれちゃう……っ! ふひゃあぁあんっ!」

 小さな那月を中心に、球体のように集まる精子の中で、那月は、大の字になり精子の尾に縛られながら、激しく攻められていく。

 エサに群がる動物のような、本能めいた激しさだった。

 那月に挿入された精子の頭部が、中で暴れて震え、那月は、尾に縛られ歪な形をした柔らかな胸を、がくがくと揺らす。

「ぁあふぁんっ! 激し……っ、からだ、溶けちゃうっ! はぁひぃいっ、那月、那月……っ、もうらめっ、イっちゃう……っ! お師匠様の精子で、イっちゃうのぉおぉっ!!」

 那月は、焦点の合わない目をして、巨大な精子にされるがまま、揺さぶられ、昂っていく。

 ぶぶぶぶ、ばちゅばちゅ、ぎにゅにゅにゅにゅ、ずちゅんっ!!!

「ぁあぁあはぁあぁっ!! イクっ! イクっ! イクぅううっ!! おっきな精子で、那月、イクぅうううっ!!! ぁんっ、あぁあっ、あぁんっ! ひぁっ、ふひぃっ、ぉひぃいっ!! ぁあぁあ、っ! あぁああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!」

 精子の群がりの中心。微小サイズにまで縮んでいた那月が、激しく揺さぶられながら、大きな絶頂に辿り着く。

 ぼこりと腹を精子の頭部で膨らませた那月は、絶頂に伴い、更に貪欲に、精子にきゅるりと吸い付く。

 那月に応えるかのように、那月に巻き付く精子も、ぎゅむりと、那月をしっかりと縛り付ける。

「ぁあぁ、ひぃ……っ、ふひゃぁ……っ」

 絶頂の余韻で、かくかくと震え、身動きの取れない那月にも構わず、那月を取り囲む精子は、那月を縛り付けたまま、ゆらりと、大きく泳ぎ出す。

「ひぅ……っ」

 精子の球体越しに、那月は、振動を受け、ひくりと身体を揺らす。

 振動は徐々に激しさを増し、移動速度が上がっていることに気付く。

「ぁあぁ……っ、流されちゃう……っ、たすけてぇ……っ」

 那月は膨れ上がったお腹をぷるぷると震わせ、再び熱を上げていく。

「ぉひぃいっ、私っ、また、イクっ、イっちゃぅううっ、あぁあひぁぁあぁんっ! ぁあぁんっ、イクぅーっ!!!」

 微小な身体は、燃えるように熱くなり、那月は激しい快楽に呑み込まれていく。

 ヒクヒクと身体を震わせながら、那月は、耐えるように、ぎゅ、っと、己に絡みつく精子の尾を握る。

「イクぅっ、イクっ、きちゃうっ!!! らめぇっ、あぁあぁっ、あぁぁあんっ、ひぃああぁああっ、あぁあ……っ、あぁあああああああああああああっ!!!!」

 激しい絶頂を伴いながら、那月は、精子と共に、流されていった。


 〇


 絶頂と共に、ほとんど気を失いかけていた那月だったが、ふいに、自身を縛り付けていた精子の尾の力が緩み、全身を襲っていた流動がなくなる。

 ゆっくりと瞳を開けると、絡みついていた尾が、しゅるしゅると力を失い、縮んでいく様子が見えた。

 尾に縛られ歪んでいた胸は、ぶるりと、元の曲線美がよみがえり、拘束されていた手足も自由を取り戻す。

 どさりと、手足を下ろし、お腹を見れば、ぼてりと膨らんでいた腹も、少しずつ元に戻っていく。

 那月の艶めかしい太ももの狭間から、にょろりと飛び出た精子の尾も、少しずつ、小さくなっていた。

「私……、もしかして、今、大きくなっていってる?」

 那月が、自身の秘部からはみ出た精子の尾を見つめながら、そっと呟く。

 那月の疑問に応えるかのように、精子の尾は、少しずつ縮み、那月の中の圧迫をなくしていく。

 そして、ハッと、那月は我に返る。

「ま、待って……っ、な……っ、中に入っちゃだめっ。外に、出てっ」

 那月は、慌てて縮んでいく精子の尾を掴もうとするが、素早く動きながら縮んでいく精子の尾を捕らえるのは、困難で、つかみ損ねるうちに、精子の尾は、吸い込まれるように、那月の中へと消えていった。

「私の中に、挿いっちゃった……」

 那月は、かぁっと頬を火照らせながら、正座を崩すように座り込み、己の下腹部を見つめる。

 恥ずかしさをごまかすように、視線を反らせば、胸元や腕に、小さな精子がはりついている。しかし、それもやがて、可視できない程にまで縮み、とろりとした液体に変わる。

 那月が、ぼんやりと、肌にまとわりつく精液を見つめていた時だった。


 ──がしり、と。巨大な指が、那月の身体の側面全体を掴む。

「きゃぁあっ!?」

 那月が驚きの声を上げている間に、小さな身体は、ふわりと浮き、那月は、ようやく周囲を認識する。

「──見つけた」

 そこには、那月を摘まみ上げた本心。師匠の姿があった。


 〇


「お師匠様……!」

 那月は、師匠の大きな指につままれたまま、きょろきょろと辺りを見渡す。

 巨大なベッドの上に座り込む師匠の指に捕らえられていることを悟り、ここが、師匠の部屋であり、身体の外だと気付く。そして、自身のサイズが、一センチほどにまで回復していることも、師匠の爪と自身のサイズを比較して悟る。

「私のこと、出してくれたんですか?」

 那月は、大きな師匠を見上げて、小さな声を張り上げて聞けば、師匠の大きな指が目の前に近づき、一センチの那月をピンッと、弾き飛ばす。

「きゃああ──っ!!!!」

 那月は、塵ゴミのごとく、師匠の指先から吹き飛び、激しい風圧に煽られながら、重力に従い、ベッドに落下する。

 ぽすん、とシーツの上に辿り着いた時には、身体のサイズが、十センチにまで回復していた。

「痛いっ、何するんですか、お師匠様!」

「何、じゃねえよ。勝手に人の体内に入り込むな。俺を殺す気か」

 ブチ切れた顔を浮かべる師匠の視線を浴びながら、那月は、むう、と大きなシーツを握り、座り込む。

 どちらかというと、死にかけたのは自分の方では、と思うも、確かに、しっかり体外に出してからサイズを戻さないとさすがの師匠も死んじゃうかも、と納得する。

 那月は、大きなシーツの上に、ひょこりと立ち上がり、てくてくと大きな師匠の元へと歩み寄る。

 黒いスラックスに包まれた、師匠の大きな膝の布を摘まみ、ちらりと師匠を見上げる。

「ありがとうございます。私のこと、助けてくれたんですね」

 那月が、おずおずとお礼を言えば、師匠が、ふう、とため息をつく。

「身体の中に、弟子入れっぱなしにするわけないだろ。死にかけといて礼言ってる場合かよ」

「でも……」

 那月は、身体にべとつく乾きかけた精液をちらりと見つめてから、再び、ぎゅっと師匠の膝を握る。

「師匠の精子、すごく優しく助けてくれましたよ」

 那月の言葉に、師匠が咽て、呆れたような顔を向ける。

「俺も知らない細胞レベルのデータを弟子が掌握してる……」

 師匠の声を他所に、那月は、すぐ傍に、元の大きさだった頃の自分が落とした小箱の贈り物が落ちていることに気付く。

 那月は、師匠の膝から手を離し、大きな薄紫色の小箱に近づく。

「お師匠様、私、師匠に渡さないといけないのがあって」

 小さな裸体のまま、那月が、自身の背丈と変わらない小箱に手を伸ばすと、師匠が「あ」と声をあげる。

「それ、俺の机にあった奴か?」

「え? 違いますよ。あっ、師匠の机にあった同じ色の箱は、窓開けようとした時に爆発しちゃったんです。ごめんなさい、頂き物だったのに」

「あぁ……。……それで、お前、そうなったんだな」

 師匠がようやく納得する声を上げ、那月は、ぱちぱちと瞬きをする。

「机に退けてた奴は、全部、やべー術がかかってるものだよ」

「えっ、そうだったんですか」

 てっきり、お気に入りだったのかと。那月は、うーん、と小箱の横で唸っていると、師匠の指が那月の小さな頭を撫でる。

「で? それはどんなやべーのが入ってるんだよ」

「入ってないですよ! 私が師匠のために用意した普通のチョコです」

 那月が、両手の拳を握って主張した後、いそいそと、赤い大きなリボンを解く。

 よいしょと、大きな小箱のフタを開けると、中に、丸型のチョコレートが詰まっていた。

 那月は、もぞもぞと、つま先立ちで小箱を覗き込み、大きなチョコレートを一つ、抱え込む。

 巨大な西瓜でも抱えているような気分だ。

 那月は、丸いチョコレートを抱え直し、大きな師匠を見上げる。

「ほら、普通のチョコレートでしょ。師匠にあげようと思って……ひゃぁっ!?」

 那月が言い切る前に、那月は、師匠の大きな手に腰を掴まれ、持ち上げられる。

 ゆっくりと、那月の小さな身体は、師匠の顔に近づいていき、那月は、丸い大きなチョコレートをぎゅっと持ったまま、身を強張らせる。

 那月の様を見て、大きな師匠は、にやりと笑った後、口を、あーんと開き、那月の持ったチョコレートを、ぱくりと唇ではさむ。

 小さな那月の手を、ぬるりと唇でなぞった後、ころりと、那月のチョコレートを口の中へと奪っていった。

「ふぁ……っ」

 那月は、小さな手を師匠の大きな唾液で濡らしながら、呆然と大きな師匠を見つめる。

「へぇ……、美味しいな」

 大きな茶色のたれ目が、ぎらりと妖しく光っている。大きな舌が、唇を舐めた後、小さな那月へと伸びてきた。

 今度は私、食べられちゃうかも。

 そんなことを頭の片隅に思い浮かべながら、那月は、師匠の大きな愛撫に、身を委ねていった。


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3月のご挨拶と更新予告


ご無沙汰しています。

睡眠と栄養を摂っておりました。

今月も、ご支援のほど、本当にありがとうございます。


近々、FANBOXで小説を更新予定です。


タイトルは

熟睡中の師匠にキスをしたら、身体が縮んでしまい、大きな手のひらでえっちしたり、あそこに抱き着いたり、中に入っちゃう私の話


になる予定です。

なんとバレンタインの話という、

この作成側の期日が間に合わなかった感が大変見え隠れしますが、

心のカレンダーを2月に戻して楽しんで頂きますと幸いです!


今月もよろしくお願いします!

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2月の更新について

お疲れ様です。2月、小説の更新ができておらず、申し訳ないです。

ちょっと、体調を崩してしまいまして、

今月中の更新が難しくなってしまいました。


とりあえず今は睡眠と栄養を摂って

回復次第、書き上げようと思います。


またの機会に、お楽しみいただけると幸いです。

よろしくお願いします。

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小説サムネイラスト文字なしver⑦(小説本体のリンク付き/上司や彼氏のあそこの中に入っちゃうシリーズ(所により百合))

小説サムネに使っているイラスト、あらすじの文字なしイラストです。

いつの間にか、幼馴染♀と私の小さくなったり大きくしたりするシリーズが、4枚溜まってたので

まとめて公開します。あっという間に、四季が巡りますな。


 おまけ要素として、書いてた時の思い出話載せてます。

 小説本体のリンクも貼ってますので、また読みたくなったぜという方、いましたら、ぜひ、読んでみて下さい~。

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[15535文字]幼馴染♀に身体を五センチに縮められた私が、幼馴染のFカップの谷間に閉じ込められたまま、いっぱいえっちされちゃう話 サムネ



思い出話:おっぱいに閉じ込められて身動きできない縮小娘とか、夢の詰まったシチュエーション。百合はおっぱいがいっぱいあっていいなあ、と思っていました笑

[15535文字]幼馴染♀に身体を五センチに縮められた私が、幼馴染のFカップの谷間に閉じ込められたまま、いっぱいえっちされちゃう話

 冷え切った冬の朝の空気を切り裂くように、快速電車が駅のホームに到着する。  ドアが開くと共に、ホームに立ち並ぶ大学生が一斉に、車内へと駆け込み、那月もそれに続く。  反対側のドアの隅を、手すりに背を預けるようにして陣取るも、車内に乗り込む学生は、まだ終わらない。  大学最寄りの乗り換え駅かつ、この...


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[15007文字]幼馴染♀に身体を五センチに縮められた私が、幼馴染の膣の中に挿れられて、幼馴染の自慰に使われちゃう話 サムネ



思い出話:がっつりプレイでunbirthはこれが確か初だったはずで、ヒュ~ッ♪ ってなりながら確か書いてました。恋人を中に入れながら気持ち良くなるっていう、この独占欲と快楽の究極感がエモいっすね。

[15007文字]幼馴染♀に身体を五センチに縮められた私が、幼馴染の膣の中に挿れられて、幼馴染の自慰に使われちゃう話

 メッセージアプリから、着信を知らせる通知が光り、那月はベッドで寝転がったまま、スマホに手を伸ばした。 「あれ。雛子からだ」  那月の幼馴染である彼女からの着信だった。  スマホのディスプレイをタップし、那月は電話に応じる。 「もしもし。どうしたの、雛子」  ベッドに寝そべったまま尋ねれば、聞きなれた...

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[22535文字]幼馴染♀に海辺の更衣室で乳首責めされた後、感じると身体が縮んでいく薬液が入ったバイブを挿れられたまま浮き輪を膨らませたり、シャワー室の中で、膨乳し母乳を噴出したり幼馴染の膣に入る話 サムネ


思い出話:タイトル長いな!! と今でも反省しています。こんなに水着女子いるのに、海に入らないって!! と今でも反省しています。好きなシーンは、床におっぱいが落ちてるレベルにまで膨乳してるシーンです。この設定で膨乳シーン入れないとか正気? とシリーズ当初から自問してたので、入れれて良かったです(今月一番のトリビア)

[22535文字]幼馴染♀に海辺の更衣室で乳首責めされた後、感じると身体が縮んでいく薬液が入ったバイブを挿れられたまま浮き輪を膨らませたり、シャワー室の中で、膨乳し母乳を噴出したり幼馴染の膣に入る話

 若草色のゴザに置いたスポーツバッグから那月はタオルを取り出し、汗をぬぐう。 「はー、やっぱり、この地域は地元より暑い気がする」  夏休み。那月は、大学の友達らと、電車を一時間弱乗って、県外の海に来ていた。  海の家の二階。女性更衣室を携えた広間で、那月は、ごそごそと荷物を整理する。 「ね~! 早く...


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[9589文字]八十センチに縮んだ私が、五センチに縮んだ幼馴染♀に、おっぱいでえっちされて、ミルクを出しちゃう話 サムネ

思い出話:詫び百合として急遽、錬成したので、たまには雛子さんにも縮んでもらおうかなとなって書きました。縮小娘視点の方が、需要高いんかな~とか思ったり。これからもたくさん母乳出して頂きたいですね。(消えなかった煩悩)

[9589文字]八十センチに縮んだ私が、五センチに縮んだ幼馴染♀に、おっぱいでえっちされて、ミルクを出しちゃう話

「かんぱーい!!」  雛子と共に鳴らしたグラスが、カキンと心地良い高音を放ち、中に注いでいたチューハイが零れ、那月の手の甲を濡らす。 「もー、雛子、強すぎ。零れちゃったじゃない」  那月が口を尖らせて言うも、雛子は全く気にすることなく、既に、アルコールを味わった後、豆乳鍋の具材が盛られたお椀を片手に...

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これを機に、また読んでもらえたら、幸いです。

お気に入りとかありましたら、教えてもらえるとうれしいです!


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2月のご挨拶

今月も、ご支援いただき、誠にありがとうございます!


今、なんのネタから書こうか、と頭のエンジンをかけてる最中です。

エンジンを暖めるために、

サムネの文字なし版のまとめを作ってたので、取り急ぎ、近々、その更新を行います!


今月もどうぞよろしくお願いします!



☆支援者限定公開の記事をフルコンプできるリンク先の記事はこちら。

embed: tagoshi6u.fanbox.cc



☆己のパッションをぶつけたい方はこちら。(有料リクエスト)

embed: skeb.jp


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[14175文字]修行用のナマコ型モンスターでこっそりオナニーしてたら、身体がどんどん縮んで、ナマコに襲われちゃう私の話


 深夜の廊下を、那月は、火照った身体で、ひとり、ふらふらと歩いていた。

 白いワンピース型のネグリジェという薄着姿で、夜更けのフローリングの床は冷え切っていたが、素足で触れていても、心地良さしか感じない。

 だめ……。もう我慢できない。

 那月は、こくん、と唾を飲む。寝静まった師匠を起こさないよう、そっと、気配を消して進んだ足は、目的の部屋へと辿り着いていた。

 『修行用の道具置き場』

 木製の両開き扉の前に立ち、那月は、おおよそその場にふさわしくない、欲情しきった顔をして、扉へと手を伸ばす。

 普段なら、己を鍛錬すべく、気を引き締めて開ける扉なのだが、今の那月には、おあずけを食らってようやくエサを貰える犬のごとく、目を輝かせ、へにゃりと緩ませた頬を紅潮させていた。

 カタリと音を立てて、中に入れば、所せましと三面の壁が天井まで、木製の棚で埋め尽くされている。

 那月は迷わず、最奥の棚に進み、細長い引き出しをひとつ、引き出す。

 中には、直径五センチほどの小さなシャーレがたくさん入っていた。

 那月は、宝箱を開けた子供のように、ほぅ、と感嘆のため息を吐いた後、その一つへと手を伸ばす。

 フタが閉じられた小さなシャーレの中には、小さなナマコにびっしりと繊毛が生えたような、小さな小さな魔物がちみちみと動いていた。

 那月の背後の扉から、深夜の月明かりが差し込み、シャーレの底に描かれた魔法陣が、きらりと、反射させた。

 那月は、丁重に、小さなシャーレを手のひらの上に置き、自身の手のひらを被せ、そっと、道具置き場から出て行った。


 〇


 玄関で靴を履き、そっと扉を開けて、那月は屋敷の裏にある森へと駆け出していく。灰色のロングヘアが、ふわりと夜風になびく。

 師匠にバレないよう、深夜ながら、いつもの修行を行う森の中まで来てしまった。

 寝間着の白いネグリジェが、空からの月明かりを反射させていた。

 修行用の戦闘服ではなく、寝間着姿でこんなところにいるという非日常もまた、那月をひっそりと興奮させていた。

「さすがに私の部屋で使ったら、師匠も起きちゃうかもだし……」

 ひとり言い訳を零しながら、そっと手のひらを開け、小さなシャーレを地面へと置く。

 小石と乾いた土の上で、カタンと音を立て、少し斜めになったそれに手を伸ばし、那月は、フタをそっと開け、隣に置く。

 そっと、身体を起こし、シャーレを見降ろしながら、ふう、と息を吐いて口を開く。

「──修行、スタート」

 ヴォン、と音が鳴り、小さなシャーレが真上へと蒼い光を放つ。

『──修行レベルを選択してください』

 機械的なアナウンスと共に、シャーレに入れていた繊毛だらけのナマコのホログラムが、くるくると左右に回転している。

 那月は、ドキドキと胸を高鳴らせながら、ホログラムに向かって、声を放つ。

「──レベル1で」

 再び、ヴォンと音が鳴り、光が弾ける。

 そして、ぽとり、とシャーレが置いてあった場所に、びしりと繊毛が生えたナマコが出現した。

 十五センチくらいの大きさのそれは、うねうねと、地面を動いた後、先端を那月へと向ける。

 修行対象者を認識したのか、ぴょこんっと、跳ねあがり、那月へと飛び掛かってきた。

「はぁ……っ」

 那月は、甘い声を上げ、特に構えを取ることもなく、むしろ、己を差し出すように、胸を張る。

 ぺとり、と那月の鎖骨にはりつく。

「ふぁ……んっ」

 那月は頬を火照らせ、身体を震わせる。肩にかかっていた灰色のロングヘアが、さらさらと零れていく。

 ナマコ全体の、ぬめぬめした粘液が、那月の白い肌と、ネグリジェを、じっとりと濡らしていく。

 もぞもぞと、ナマコが、ネグリジェの首襟をめくりあげ、那月の素肌を進んでいく。

「ぁあぁ……んっ、ひぅっ」

 那月は、口元に手を当て、くねくねと身体をねじらせる。

 もう片方の手を下腹部へと添え、息を荒げる。

 気持ちいい……! やっぱり気持ちいいよお……っ。

 

 日中、正式に修行として、このナマコと戦っていた那月だが、ふと防御をミスった際に、服の中に入り込んでしまったのだ。

 ぞわぞわと、全身が震え、下腹部はきゅるりと疼き、那月の身体は、かつてない程の快楽を認識してしまった。

 その時は、あわてて、「降参!」と叫び、修行を中止させた那月だったが、受けた刺激の記憶は、消えることなく、それどころか、こうして、修行以外の用途で、持ち出してきてしまった。


 師匠にバレたら、絶対、怒られちゃうけど……、でも、もう、こんなのガマンできないよお……っ。

 

 那月は、欲情しきった顔をして、ネグリジェの下を、もぞもぞと動くナマコを見つめる。

 もじもじと腰を振りながら、服の上から、つん、とナマコを触ると、ナマコは、むにょりと動き、那月の左の胸の上へと進んでいった。

「ひゃぁあぁんっ!」

 ビクビクッと身体を震わせ、那月は嬌声を上げる。

 ナマコの下に備わった、複数の触手のような足と、全身をまとう繊毛が、那月の乳房を包み、乳首をくにくにと撫で上げていく。

「ぁぁあぁっ、はぁんっ! だめぇっ、おっぱい、おかしくなっちゃうぅうっ」

 ぷくり、と乳頭は尖りを帯びて、ナマコの触手にされるがままになっていた。

 押し倒され、側面を繊毛で丁寧になぞられたかと思えば、足の触手できゅるりと巻き付かれ、ぎゅっと絞られるような刺激を与えられる。

「あぁんっ! おっぱい、私っ、魔物に揉まれちゃってるぅっ! はぁんっ! 気持ちいいよおおっ!」

 くねくねと腰を振り、那月は、はぁはぁ、と息を荒げる。

 何も刺激を受けていない右の胸へと、自然に手が伸びていた。

 那月は、自身の指先で、右の乳首をくにくにと摘まむも、ナマコを貼り付けた左の胸のような刺激には到達しない。

「ぁんっ、やぁ……っ、魔物さぁんっ! 那月のおっぱい、こっちも揉んでぇえっ」

 那月は、もどかしげにネグリジェのボタンを外し、胸をさらけ出す。

 ぐい、と右胸を寄せると、ナマコが、左の胸に乗ったまま、触手だらけの足を右にも伸ばしてきた。

「ふひぁぁあぁんっ!」

 ぎゅむりと、ナマコに左右の胸を寄せられ、那月は、更に追い詰められていく。

 触手まみれのブラジャーに締め付けられるような感覚だった。

 もぞもぞとナマコが動くと共に、ぎゅむりと両胸を揉まれ、那月は、ナマコを胸に乗せたまま、背をのけ反らす。

「あぁあぁんっ! きもちいいっ、なにこれぇえっ! はひぃいいんっ! いいのおおおっ、那月、おっぱい、きもちいいのおおおっ」

 那月はあまりの快楽に、リンボーダンスでもするかのようなポーズをとっていた。

 月明かりが、ナマコの粘液にまみれた那月の肌と、はだけたネグリジェを照らしていく。

 静まり返った深夜の森に、那月の嬌声と、ナマコの粘液が響いていく。

 ぐにょぐにょ、くにくに、むにょむにょ。

 ナマコは、那月の胸に、執拗に攻撃を与え、那月は上り詰めていく。

 はしたなく開いた脚は、愛液に濡れたショーツを曝け出し、つつつー、と愛液と伝わせていた。

「ぁんっ! あぁんっ! おっぱいっ、もう、だめぇっ! 那月、イクっ! おっぱいでイっちゃうよぉおっ! あぁあああっ!!」

 ナマコが、那月の胸を、ひと際強く摘まみ、那月も大きく身体を跳ねさせる。

「ふひゃぁぁあぁあああああぁあああああっ!!! イクぅうううううううっ!!!」

 カクカクと全身を震わせ、那月が絶頂に達する。

 愛液にまみれた那月のショーツが、きゅるりと疼く秘部に張り付き、吸いきれない液が地面へと糸を引く。

「ぁあ……っ、はぁ……んっ……、すごい……っ、なにこれぇ……っ」

 那月が、とすん、と地面に尻餅をつき、恍惚とした表情を浮かべ、快楽の余韻に浸る。

 その間も、ナマコは、うねうねと那月の胸の谷間をうごめき、ゆっくりと那月の胸部からお腹へと下降していく。

「はぅ……っ、……ぁあ……っ」

 那月は、はだけたネグリジェの谷間にうごめくナマコを、うっとりと見つめる。

 まだ、自分は「降参」していない。召喚者に従い、魔物は、訓練を続行している。

「……っ、……魔物さぁん……っ」

 ざりざり、と砂音を立てて、那月は地面に膝を立てて座ったまま、ゆっくりと足を開いていく。

 トクントクンと、鼓動を高鳴らせながら、ネグリジェの裾をたくし上げ、愛液まみれのぐしょぐしょに濡れたショーツを、そっとずらし、那月は秘部をさらけ出す。

 森の樹々の隙間から、那月へと月明かりが差し込む。

 申し訳程度にアンダーヘアを生やした那月の下腹部は、溢れんばかりの愛液に濡れ、きらきらと月光を反射させていた。

 柔らかな夜風が、撫で上げ、那月は、野外で痴態を晒していることを実感し、昂っていく。

 うねうねと蠢くナマコが、下乳からヘソへと移動し、那月の下腹部に到達する。

「ふぁっ……! ……ッ、……魔物さんっ、……っ、おねがい、那月のこと、……もっと、修行してぇっ!」

 那月は、両手を下腹部の蜜壺へと添わすと、くぱぁ、と、その入り口を広げる。

 はだけたネグリジェを潜り抜け、那月の下腹部にまで降りたナマコが、蜜に惹かれるように、那月の蜜壺へ覆いかぶさる。

 ぐちゅぅんっ。

「おぉあぁあぁんっ!」

 刹那。那月は、視界が白むほどの刺激を受け、地面に座り込んだまま、カクカクと身体を震わす。

 ぬちゅ、ぬちゅ……、ぐちゅぅうう。

 触手の粘液と那月の愛液が、とろとろに混ざる音を立てながら、ナマコは、那月の蜜壺の中心へと這って進んでいく。

 足として生えた大きな触手が、那月の秘豆を撫で上げ、体表にびしりと生えた繊毛は、那月の襞をなぞり上げる。

「ぁあぁあぁ……っ、あぁひぁあっ、ふひゃぁあぁ、あぁあう、ぁう、ぁあぁあ……っ」

 那月は、ナマコがうごめくたびに、ガクガクと身体を震わせる。

 焦点が合わない目をして、紅潮した頬に生理的な涙が流れていく。

 桃色の唇からは、とろりと唾液が零れていた。

 あまりの快楽に思考がついていけない程だったが、貪欲な身体は進むべき先を教えるかのように、きゅんきゅんとひくついて、ナマコに応えていた。

 ぶちゅぅううん、ぐちゅん……、ぐちゅん……。

「ぁっ、あぁああ、っ、な、中に……挿いっちゃ……うぅうっ、……はぁあぁんっ」

 むにょりと、ナマコが那月の中へと、ゆっくりと進んでいく。

「あぁああぁあっ、ふひゃぁあぁああっ、あぁああ、私っ、魔物さんをっ、中に、入れちゃってるっ、あぁあぁあんっ!」

 那月は、怖気づきながらも、挿入に呼応するように。腰を上下へと動かしていた。

 己の中が、異界の魔物で満ちていくと同時に、那月の心も、目の前の快楽に夢中になっていく。

「ぁあぁんっ! きもちいいっ!! こんなの那月、初めてっ! 中、いっぱい、うねうねされて、那月、おかしくなっちゃうっ」

 ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、ぐちゅんっ。

 ナマコが召喚者を修行すべく、那月の中で蠢く。

 那月は、そのピストン運動を手助けするように、立てた膝を突き合わせ、下腹部の圧迫を増やす。

 ナマコが焦るように、中で、ぐにょぐにょと動き回り、那月は、強い快楽を覚えていく。

「あぁあぁんっ! 中で暴れてるぅうっ!! 好きっ、好きっ! 那月、イっちゃう!! 魔物さんっ、那月のこと、いっぱい突いてぇええっ!!!」

 那月は、座ったまま、腰を前後に動かし、きゅるりとナマコを締め付ける。

「あぁぁあんっ、イクっ! イクぅううっ! ふひゃぁあああああああああっ!!!」

 ぷしぃいいいっ、と潮を噴出させながら、那月は達する。


「はぁっ、はぁ……んっ、きもちよかった……」

 ナマコを中に挿れたまま、那月は、とろりと頬を緩ませる。

 ピクンッと、中でナマコがうごめき、那月は、「ぁんっ」と鳴き声をあげる。

「早く、部屋に戻らなきゃ……。──降参っ!」

 修行を終える言葉を放つ那月だったが、那月の中のナマコは動きを止めない。

「え? あれっ、……こ、──降参っ! 降参しますっ」

 何度か叫ぶも、結果は変わらず、那月は焦りを増していく。

 なんで、止まってくれない。

 本来なら、「降参」した途端、ホログラムに戻るはずなのに。

 ぐちゅんっ! と、那月の中のナマコが最奥で蠢き、那月は、己の秘部へと手を伸ばす。

「待って、もうだめっ! もう外に出てったらっ!」

 那月は、秘部から少しはみ出ているナマコの後部を掴むが、ぬめぬめした体表が容易に許さない。

「お願い、もうやめてぇっ! 私、もう降参するからーっ!!」

 那月は泣きそうな顔をして、くちゅりと、指先を中に挿れる。

 ぐちゅりと、無理に拡げた蜜壺から、どろりと愛液が零れる。

 後部を掴み、引き抜こうとすれば、ナマコが抵抗して、ぐちぐちと那月の中で逃亡を試みる。

「ふひゃぁあぁんっ! やぁあっ、動いちゃだめぇっ!」

 那月は、正座を崩すような形で、地面に座り込み、泣き叫ぶ。

 どうしよう。どうすれば、解除できるの。

 訓練用の魔物を保管管理している師匠ならば、不具合が起ころうが、すぐに解除できるだろうけれども。

 那月の脳裏に、下腹部にグロテスクな触手を持つ極太ナマコを突き刺したまま、師匠の前で、乱れたネグリジェをぺらりとまくり、「抜いてください」と頼む己の姿が浮かび、全力で首を横に振る。

 無理無理無理っ!! こんなの頼めるわけがない。恥ずかしくて死んじゃうし、師匠怒ってて勘当しちゃうかも。

 絶対になんとかしなければ。

「そうだ……っ、降参がダメなら、片づけちゃえばいいのかも」

 修行を終えた時に、元のシャーレに戻すための文言。

 那月は、大きく口を開き、声を出す。

「──修行、終了!」

 叫ぶや否や、那月の中に挿いったナマコが、カッと青白い光を放つ。

 戻ってくれそう、と期待した矢先……。

 バチバチバチバチバチィイイイッ!!!

「ひきゃぁあああああああああああああっ!!!」

 ナマコが那月の中で、電撃を放ち、那月は衝撃で地面に仰向けで倒れ込む。

 小石と小さな雑草が、ネグリジェ越しに、那月の背中を撫で上げる。

 那月が倒れた後も、電撃は続き、那月は、ビクビクンッと全身を震わせる。

「ぃあぁあっ! 止まって、たすけ、てっ、いやっ、いやぁあああああああっ!!!」

 ドクンッと身体がうなり、那月は、きゅるりと、電撃を放つナマコを締め付ける。

 そして、その身体を、しゅるしゅると縮めていった。

「ふきゃぁあああああああっ!! なにこれぇえっ、ま、待って、だめぇええっ!! 魔物さんが、どんどん大きくなってくっ、私、ちぎれちゃうううっ、あぁあああああああああああんっ!!!!!!!」

 ぐちゅうぅううんっ、ちゅぽんっ! と音を立て、那月の中から、触手と愛液まみれのナマコが吐き出される。

 ようやく電撃がおさまり、那月は、べちゃり、と音を立てて、柔らかな着地を経た。

「んひぃ……、ふひゃぁあ……」

 膣が燃えるように熱い。那月は、焦点の合わない目を、なんとか動かし、小さな手を柔らかな地面に置く。

「な……、何が起きたの……? ……──ひぃっ!? なにこれぇ!?」

 気付けば、那月は、巨大なナマコの上に倒れていた。

 ほんの十五センチほどだったはずのナマコが、大きな抱き枕のようなサイズになり、那月は、その上に乗り上げていた。

 きょろきょろと辺りを見渡せば、地面に、大きな石と、巨大な雑草が生えている。

「……っ、……わ、私……、……小さくなっちゃった……」

 那月の身体は、十センチほどにまで、縮んでしまっていた。

『──魔物の格納にエラーが発生しました。継続中の修行があります。修行を完了させてください』

 システムボイスが流れ、那月は、サァっと血の気が引いていく。

 もしかして、魔物を小さく格納させるはずが、私を小さくさせたあげく、修行モードは終えられなかった、ってこと?

 那月は、ナマコの上で、小さく震えながら、小さな口をなんとか開く。

「……っ、ぁ……、──こ、降参しますっ」

 しかし、十センチの那月が乗り上げたナマコは、消えることなく、ぶるりと一度震えた後、体表の繊毛で、那月を撫で上げてきた。


「ひぃあぁぁあぁんっ! だめっ、だめぇえ、いやーっ!」

 那月は、泣き叫び、ナマコの上から跳ね起き、大きな地面へと飛び降り、十センチの小さな身体全力で駆け出した。

 乱れたネグリジェは、ナマコの体液でびしょ濡れで、那月の柔らかな肌を透かしていた。

 すっかり、快楽は恐怖に上書きされ、那月は泣きながら、大きな森を走り続ける。

 元の大きさの自分が、一時の快楽を求めて、足早に抜けた道を戻るべく、必死で小さな脚を動かす。

 いったい、何キロの距離になるのだろう。

 途方に暮れていた頃、月明かりに照らされた道に、影が差す。

 驚いて後ろを振り返れば、触手だらけのナマコが、那月へと飛び掛かってくるのが見えた。

「ぁ……っ」

 気付いた頃には、那月は、ナマコに押し倒されていた。


「ん、んむうっ、ふぐぅううっ、んあぁ、ふひゃああっ!!」

 触手だらけの大きな布団でも被されたかのように、那月の上に、ナマコが覆いかぶさっている。

 那月は、小さな手を必死に動かし、なんとか、地面とナマコの間に、隙間を作る。

「いやぁっ! 離してぇっ、もう私、降参するからぁ!! あぁあぁあっ!!」

 懸命に力を入れれば、わずかな隙間は生まれるものの、ずしりと重いナマコを退かすまでには至らない。

 とても、この巨大な生物を、自分の中に挿れていたとは思えないほどの、圧倒的な体格差だった。

 那月の小さくて細い脚が、ナマコの触手まみれの足に埋もれていく。

「やらぁああぁっ!! たすけてぇえっ!!」

 那月が泣きながら、足をばたつかせ、なんとか蹴り上げようとすると、その足に、にゅるりと触手が巻き付いていく。

「ひゃうっ!!」

 ビクリッと身体を震わせている合間にも、那月にまとわりつく触手は増える一方だ。

 ぐちゅり、と足を割って、内股に大きな触手を充てがわれ、那月は、「ひぃっ」と、ナマコの巨体の下で声を出す。

 うねうねと、那月の脚の間で左右に揺れながら、何かを探るような様に、那月の焦りは増していく。

「ま、待って……っ、や、やだ、だめっ、だめぇっ!!」

 くちゅり、ぐちゅ、くちゅんっ

 大きな触手が、那月のとろとろに濡れた秘部に触れ、そして、──ぐちゅうんっ! と最奥へと突き進んだ。

「ひぁぁぁあああああぁああああああぁあぁんっ!!!」

 那月は、小さな十センチの身体を、体長十五センチのナマコに押し付けるように、身体を跳ね上げて硬直させる。

 カクカクと、小さく震える合間も、ナマコの足の触手は、那月の中に進み、ぐちぐちと、那月を圧迫していく。

「ひぃんっ、ふひゃっ、あぁぁああぁ、あぁうっ、ひぁーっ!!!」

 凄まじい圧迫を伴う快楽が、那月の下腹部から全身に行き渡る。

「はぁっ……、はぁんっ……、は、離してぇっ……、抜いてぇっ!」

 那月は、身体を熱欲に蝕まれながら、必死で、腰を左右に動かすが、ビクともしない。

 小さな全身に覆いかぶされ、圧し潰さん程の巨大なナマコに、力の差を見せつけられているようだった。

 ナマコの下で、大きな触手の足に、両手を押さえつけられたまま、那月の中の触手は、徐々に激しいピストン運動を行っていく。

 ばっちゅ、ばっちゅ、ばっちゅ、ばっちゅ!

「んっ、ぁっ、はぁっ、あぁっ、ひぅっ!」

 カクカクと、那月は、ひたすら、小さなオモチャのように揺さぶられていく。

 ばっちゅ、ばっちゅ、ばっちゅ、ばっちゅ!

「たしゅっ、け、てっ、ぁぅっ、はぁんっ、あぁぁっ、ひぅっ、ふきゃっ、ひぁっ!」

 下腹部が燃えるように熱い。その熱は、那月の全身に、快楽と熱欲を加速させ、那月を快楽に溺れた小さくて哀れな生き物へと引きずり降ろしていく。

 攻撃の一種なのか、生命の本能なのか。ナマコの複数の触手の足も、まるで陰茎のように、大きな熱を帯び、膨れ上がっていた。

 むわり、と、雄めいた匂いが、小さな那月を包み、那月は益々余裕をなくしていく。

「らめっ、ぁあっ、イクっ、あぁっ、私っ、魔物さんに負けてっ、いっぱい、イっちゃうっ、あぁぁ、っ、はぁあぁあっ、あぁぁぁんっ、はぁああんっ!」

 ばちゅ、ばちゅ、ばちゅ、ばちゅ、ばちゅ、ばちゅ、ばちゅ、ばちゅ、ばちゅ!

「イクっ、イクッ! 私っ、イクっ、イっちゃう! らめぇっ、あぁあぁんっあぁああんっ! あぁああんっ!! ぁんっあんっあぁんっ、あぁあぁぁああ、ぁ……っ、ひぁぁあああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!」

 ビクビクっと、那月は、ナマコの下で小さく震え、大きな絶頂に呑み込まれる。

 どぴゅぅううううううううっ!!!!!

 那月の中で、快楽が弾け、小さな全身では抱えきれないほどの大きな熱液が注入される。

 小さな全身が、ナマコの体液に浸かってしまうのではないかという程の量だった。

 挿入された触手だけではなく、ナマコに生えた足の触手、全てから、白い体液が吐き出されていた。

「ぁう……、ふひゃぁ……」

 絶頂の余韻と体液で、那月の視界が白む。

 どろどろと、那月の十センチの身体を伝い、大きな小石が転がる森の地面へと、体液が染み渡る。

 私……、魔物さんに、まけちゃった……。

 那月は、ひくひくと、膣をヒクつかせながら、ぼんやりと余韻に浸る。

 その刹那。

 ──どむんっ!!!

「んむぐうう!?」

 はしたなく半開きだった那月の口に、触手の足がねじ込まれた。

 白い体液に濡れた触手は、少ししょっぱさを帯びていて、那月は口に異物が入り込んだことを実感する。

「んぅううっ、んうっ、んむーっ!!!」

 じたばたと暴れるが、触手は動じることなく、那月の咥内を犯していく。

 修行がまだ続行しているのだ。

 咥内で蠢く触手に呼応して、那月の中に挿入されたままの触手も、じゅぷじゅぷと、液を混ぜる音を立てながら、律動を再開させていく。

「ふぶぅううっ、んうぅうううっ、んんんーっ!!!」

 那月は、大きな触手に全身をもみくちゃにされながら、熱を上げていく。

 ぐちゅぐちゅ、にちゅ、ぐちゅ、どちゅ、どちゅっ。

「んうっ、むうぐうっ、んふぅううっ!!」

 ちかちかと視界が白み、身体が震えていく。

 だめぇっ! またイっちゃう……!

 ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、ばちゅばちゅばちゅ、ぐちゅんっ!

「ふぐぅうううっ、んんうぅううっ、ふぁあっ、んぅーっ!」

 イクっ、イクっ、イっちゃう、イクっ、だめっ、あぁああ、あぁああああああああああっ!!!!!!!

 どちゅうううううううんっ!!!

 ごぷうっ。

「んうぅううっ!!!」

 咥内と膣に、大量の体液を注がれ、那月は、焦点の合わない目をして絶頂する。

 その最中。

 触手が、那月に、青白い電撃を放った。


 バチバチバチバチバチィイイッ!!!

「んぐぅぁぁあぁぁああああああんっ!!!」

 那月は、白濁の液にまみれたまま、ナマコと地面の合間を、びちびちと跳ね上がる。

 わずかに纏っていたボロボロのネグリジェも、ついに寿命を迎え、破れて体液の中へと沈んでいく。

 そして、那月は、十センチの身体を、みるみるうちに縮めていった。

「あぁぁあぁあああああああぁあああああっ!!」


 許容値を超えた秘部から、巨根の触手が抜け出ていく。

 みっちりと那月を捕まえていた触手が、大きくなり、那月に動く隙間を与えた。

 那月は、どぷんっ、と鈍い音を立て、身体を白濁の液に沈めていく。

「きゃあぁああっ、んんんっ、助けてっ、あぁああっ、私、また、小さくなってる……!」

 白濁の液の中、必死でもがくも、ナマコの触手が小さくなった那月を探しているのか、液体そのものが、どぷりと大きく波立ち、那月の小さな身体は、なす術もなく、流されていく。

「んむううっ、きゃあああああっ!」

 ざばり、と、再び、水面から顔を出した時には、那月の身体は、一センチにまで縮んでしまっていた。

 小石や雑草は、岩石や巨木と化していたし、水たまりにも満たないナマコの体液が、那月には泉のように見えている。

 あまりにも周囲が大きくなりすぎていて、那月は、呆然と、体液まみれの裸体で座り込む。

「なにこれ……。私……、どれだけ小さくなっちゃったの……?」

 放心状態でそう呟いた後、のそり、と背後で気配がして、振り返る。

「……ひぃっ!?」

 そこには、もはや、那月の十五倍ほどの大きさを誇るナマコが、那月へと、ゆっくりと近づいてきていた。

 ゆったりとした速度は、もはや、巨人が小者相手に、焦りを見せずに余裕めいて追い詰める様にも似ていて、那月は、ぺたりと座りこんだままの足を、ガクガクと震わせながら、なんとか立ち上がろうともがく。

 秘部からは、那月が十センチだった頃に注ぎ込まれた白い体液が、どろりと溢れて、土へと小さな染みを作っていた。

「こ……っ、来ないで……っ! も、もう私、降参するからっ! 私の負けだから……! お願いっ。もう修行、終わって!」

 那月は小さな身体で必死に叫ぶが、ナマコは動きを止めない。

 那月は、恐怖でボロボロと涙を流す。

 なんで止まらないの? 修行のスタートやレベルの設定は、ちゃんとできてたのに。

 何かの拍子に、「降参」の認識が変わってしまったのだろうか。

 たとえば、那月の言葉ではなく、本当に、戦闘不能に陥るまで、になってしまったとか。

「ぃ、……いやっ、いやぁああっ!! やめて、来ないでっ!! ──修行、終了してぇええ!!」

 恐怖のあまり、半狂乱になり、那月があらん限りの声で、叫ぶと、ナマコが、ぴくりと僅かに震える。

 そして、バチバチィッと音を立て、青白い電撃に包まれる。

『──継続中の修行があります。修行を完了させてください』

 システム音が流れるも、ナマコを包む青白い電撃は治まらない。

 電撃を纏ったまま、ナマコは、もそりと、一センチの小さな那月に近づく。

「ふきゃあああっ!!!」

 強い磁力でも放ったかのように、那月は、ガクンッと、小さな身体を引き寄せられ、ナマコの体表へと張り付く。

「ひあぁああああああっ!!!」

 パチパチパチィ!! 微量な電流を流されながら、那月は、ナマコの体表の繊毛に絡めとられる。

「離してっ、いやあっ! だめ、私、また、小さくなっちゃう!! やめてぇええ! きゃああああ」

 ぶるぶると那月の身体は震え、少しずつ、サイズを縮めていく。

 クッションのように那月を迎えた繊毛が、ぐんぐん伸びて、那月の腕や足に絡まり、己のサイズが、更に縮められていることを体感する。

「ひぃっ……! 離してーっ!! 私、見えなくなっちゃう!!」

 那月は、必死で絡みつく繊毛をはぎ取り、ぬめぬめのナマコの体表の上で、小さな身体を起こし、走り出す。

 ピリピリと、微量な電流は健在で、那月は、成長し続ける繊毛の合間を、必死で駆け出す。

 早くこのナマコの上から降りなければ。

 ナマコの繊毛に寄生する微生物に成り下がってしまう。息を切らして、那月は、巨大なナマコの体表を走り続ける。

「はぁっ、はぁっ……、はぁっ……、ど、どこ……? 端っこはどこにあるの?!」

 既に、那月の大きさは、一ミリを切っていた。

 もはやナマコの繊毛は、今の那月にとって、電柱のように巨大なオブジェを化していた。

 青白い電撃が、那月を更に縮めるべく、ばちりと、音を鳴らし、那月は飛び上がる。

「ひゃうっ!!」

 ナマコの体表につまずき、那月は、どてん、と、ぬめりのある体表に転がる。

 それと同時に、那月の真下の体表から、新たな繊毛が、何本も生え、那月をぐるぐると巻き付いていく。

「きゃあああっ!! 何するのっ、いやー!!」

 那月に巻き付いた後、繊毛は、ぐんぐんと、他の繊毛と同じだけの背丈へと伸び進む。

「ぁ……っ」

 体感にして、何メートルにも感じる高さまで持ち上げられ、那月は、暴れるのを止める。

 にゅるにゅると、繊毛が、微小な那月を、一本の繊毛へと、はりつけのようにして縛り付けた。

「ひぃ……っ」

 手首と、胸元を、ぐるぐると繊毛がまとい、巨大な繊毛に、那月を固定させている。

 大の字に身体を広げても、繊毛の直径に満たないほどにまで、那月は小さくなってしまっていた。

 広大な大地と化したナマコの体表が、はるか何メートルも下に広がっている。

 捕獲された獲物のにでもなったかのようだった。

「た……、助けて……」

 十五センチのナマコの体表に生えた、微小な繊毛。そこに張り付けにされた、一ミリにも満たない那月。

 夜更けの月明かりが、静かに注ぐ。大きな森に、訓練用の魔物と微小な那月、ふたりしかいないことを、まざまざと肌で感じる。

 にゅるり、と、巨大な繊毛が、那月を撫で上げてきた。



「あぁあぁっ、はぁん……っ! やぅっ、ふはぁんっ、あぁあぁ、イクぅーっ!!!」

 巨大な繊毛にはりつけられた那月は、微小な身体を小さく暴れさせながら、繊毛に激しく犯されていく。

 今のところ、縮小化は止まったようだが、0.5ミリほどにまで縮んだ那月は、もはや、繊毛に絡まった塵ゴミと変わらぬ大きさだった。

 那月を纏う繊毛の触手は更に増えていて、那月は、足をはしたなくMの字に開き、固定されていた。

 巨大な繊毛の周囲には、細やかな触手がびしりと生えており、塵サイズの那月を弄んでいく。

「おぉおひぃいぃいっ!! も……っ、ゆるし、てぇえっ! あひぃあぁあぁあんっ!! 那月、またイクぅうううっ!! ふきゃぁああああああああっ!!!」

 手足を繊毛にはりつけられながら、那月は、絶頂に辿り着く。もう何度目になるか分からなかった。

 ぷしゅぅうう、と、微量な粒ほどの潮が、那月の秘部から溢れ出す。

「たしゅ、け、てぇえっ! あぁあぁ、ふひゃあぁああっ、だれか……っ、お師匠っさまぁあっ、あぁあぁあ、ひぁあぁああっ!!」

 柔らかな胸には、繊毛が覆いかぶさり、胸全体を揉みしだきながら、乳頭を摘まみ、細やかな繊毛が皮膚の隙間を探るように撫で上げていく。

 決壊したように愛液を、とろとろと零す秘部には、何本もの繊毛が、我先にと入り込み、ぎゅうぎゅうに出入りを繰り返していた。

 ぷくりと実った秘芽は、すっぽりと、繊毛に覆われていて、入念にマッサージをされている。

「ぁあぁあっ……、こんなの、那月、壊れちゃう……っ! 那月、もう、おかしくなっちゃうぅう、ひぅ……ッ、ふひゃああああああっ!!」

 ぷしぃい、と潮が再び噴かれた。



 ちかちかと視界が白み、那月は、大きな上空を見上げる。

 夜空が、うっすらと光を取り戻しつつあった。ナマコの体表に縛り付けられてから、一晩が経とうとしている。

「ひぅ……っ、ふぁ……っ、ぁひぃ……っ」

 空とは対照的に、那月の瞳は、すっかり光を失っていた。

 人智を超えた快楽を与えられ続け、もはや、刺激に伴い、声を漏らしてカクンと身体を揺らすだけになっていた。

 長い髪も、柔らかな裸体も、ナマコの白い体液で、どろどろだ。

 ばちゅ、ばちゅ、ばちゅ。

「ぁひぃっ、はひぃっ、ふひゃ……っ!」

 那月の無抵抗な様が気に入らないのか、触手が激しく揺らしていく。

 どちゅんっ、どちゅんっ、どちゅんっ!! 

「ひぁ、ふひぃっ、ひぎぃっ、ひぐうっ、ぅあっ、らめ……っ、ひぅっ、あひぃっ」

 ぎちゅちゅちゅちゅ、ずちゅううっ!!!

「んひぃーっ!! ふひゃあぁあっ!!」

 ぷしゅり、と弱々しい潮を吐き、那月が無抵抗のまま、絶頂する。

 視界が暗転し、ふわりと意識を離し、カクン、と力なく首を垂れる。

 刹那。

 バチバチバチィッ!!!!

「ひきゃぁあぁああああああああああっ!!!」


 青白い電撃が那月を襲い、悲鳴を上げる。

『──修行の完了を確認しました。終了いたします』

 0.5ミリにまで縮んでいた那月の身体が、ドクンと唸り、巨大なナマコと共に、那月は青白い光に包まれた。


 〇


 早朝の空が、淡いブルーと朝日のオレンジを放つ。

 雑草が生え、小石が転がる、森の中。

 那月は、元通りの大きさの、しかし一糸まとわぬ姿をして、乾いた土の上に仰向けで転がっていた。

 那月の横には、コロリと小さなシャーレが転がっていて、修行を完了したナマコは、小さな魔物へと戻り、シャーレの中で、ちみちみと動いている。

 ナマコは、すっかり通常に戻っていたが、那月は、身体の大きさは戻れど、規定値を超えた快楽を与え続けられ、陽が昇ってきてからも、快楽の余韻を消しきれず、動けなかった。

 一晩という長い時間、永遠に巨大なナマコに弄ばれた那月は、すっかり欲にとろけきった顔をしていて、熱の引かない瞳は焦点が合っていない。

 ナマコの白い体液にまみれた裸体は、未だに、快楽の余韻で、ヒクヒクと震えていて、Mの字に開いたままの秘部は、とろとろと愛液を零しながら、次の刺激を待っているようですらあった。

 ぷくりと膨れた胸の先端は、白い体液を垂らしている。

 だらしなく開けたままの口は、へにゃりと笑みを浮かべていた。


 サクサクと、雑草を踏む足音が響き、それが那月の目の前で止まる。

 早朝から姿が見当たらない那月を探しに来た師匠だった。

 熱欲に溶けきった那月を一瞥した後、師匠が弟子の前にしゃがみ、白く汚れた脚に触れる。

「那月」

「ひゃぅッ!」

 弟子の安否を気遣う、膝に触れただけの手に、那月の身体は新たな刺激だと判断し、嬌声を上げる。

 それどころか、はしたなく開いた秘部から、ぴゅるり、と僅かな潮を噴き、土を濡らした。

「ぁあぁ……っ、はぁん……っ。お師匠、さまぁ……っ」

 なんとか弁明を、と思うも、身体がまったく言うことが効かず、悩まし気に身体をくねらし、吐息を漏らすだけに終わる。

 師匠は、ふー、と長い溜息をついた後、地面に転がるシャーレを指先で摘まむ。

「……熱心な自己鍛錬、ってわけでもなさそうだな」

 師匠が、指先に持った丸い小さなフタつきシャーレを、きらりと光らせ、那月に向ける。

「──少し、修行が足りないみたいだな」

 青白い光が、再び那月を包み込んでいった。


 〇


「ぁんっ! ぁんっ! ぁんっ! はあんっ! ひぅっ!!」

 木製の両開きの扉の奥。

 『修行用の道具置き場』の棚に置かれた、細長い引き出しの中。

「ぁんっ! ひぁっ! ぁうっ! おぉおひぃいぃんっ!!」

 数多くのシャーレの中のひとつに、那月は、身体を三センチほどに縮められ、自分より少し大きなナマコと共に閉じ込められていた。

 ぱちゅ、ぱちゅ、ぱちゅ、と卑猥な水音を立て、裸の那月は、背後から羽交い絞めにされたナマコに犯されていく。

「ひやぁあぁっ!! ごめんなさいっ、お師匠様ぁあっ! あぁぁんっ! もう出してぇえっ!! あぁあぁんっ!! 私、また、イクぅっ、ふひゃあああぁあああああああああああっ!!」

 シャーレの側面とナマコの間に挟まれ、那月は、カクカクと小さな身体を揺らし、絶頂する。

「もうやらぁああぁっ! 出してぇええっ! もう降参させてぇえええっ!」

 那月は泣き叫ぶが、ナマコは那月を離さない。

『──管理者権限による継続中の修行があります。修行を完了させてください』

 システム音が響き、那月は、青白い光に包まれる。

 師のおしおきが終わるまで、シャーレのフタは閉じられ、那月は、修行をし続けるのだ。

「ひぃあぁぁあぁああっ!! あぁあ……っ、また小さくなっちゃうっ!」

 那月は、背後からナマコに抱えられたまま、しゅるしゅると身体を縮めていく。

 ただでさえ、逃げ場もなく力が敵わなかったのに、ナマコとの体格差が広がってしまった。

 那月が縮んだことを気にすることなく、ナマコが那月を犯し続けていく。

 ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、ずちゅうう!!

「はぅっ、はぁあんっ、らめえっ、イクぅううっ!!」

 ぷらりと宙に浮く足が、ナマコに奥を突かれるたびに、振り子のように揺れ動く。

 終了を懇願する那月だったが、その顔も身体も、快楽に溺れ切っている。

 果たして、これは、本当にお仕置きなのか。この修行を終えた先に何が待っているのか。

 欲に溺れた那月は、もはや疑問も思考も持たず、ひたすら触手に抱かれ続けていく。

「イクぅ、イク──ッ!! あぁぁあんっ!! らめぇえっ、きもちいいっ、那月、イっちゃうううっ!! あぁあああああああ!!」


 絶頂と共に、那月は青白い光に包まれ、ナマコの体表に呑まれるように、再び、その身体を縮めていった。


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1月のご挨拶と更新予告について

申し訳ございません!!!


新年にも関わらず、史上最遅の更新となってしまいました。

今月も、ご支援いただき、誠にありがとうございます。


FANBOXに本日中に、1本、小説をアップ予定です。

タイトルは、

修行用のナマコ型モンスターでこっそりオナニーしてたら、身体がどんどん縮んで、ナマコに襲われちゃう私の話

でございます。


新年早々、消しきれなかった煩悩を燃やして書いた感じの、、

去年もそんなこと言って更新していた気がします。


バチクソに寒い日に、野外の話をアップしますが、楽しんでもらえると幸いです。


今年もどうぞよろしくお願いします!


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[26793文字]男の先輩が作った薬を浴びて、少しずつ身体が縮みだす私が、先輩のえっちなサンプルになっちゃう話

 はぁ。とうとう着いてしまった。

 那月は、所属研究室の扉の前で、重い足取りを停め

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12月のご挨拶と更新のお知らせ

メリークリスマース!!

もしかして:年末


今月もご支援、作品を閲覧いただき、誠にありがとうございます。


更新のお時間がなかなか取れず、申し訳ないです。

取り急ぎ、先月末頃に、リクエスト頂いていた作品を

FANBOXでも公開させて頂きます。


タイトルは、

男の先輩が作った薬を浴びて、少しずつ身体が縮みだす私が、先輩のえっちなサンプルになっちゃう話

です。


この話の続編にあたります。

【支援者先行公開 / 2021.9.14 pixivにも公開】男の先輩が作った薬を浴びて、少しずつ身体が縮みだし、身体もどんどんえっちになってきちゃう私の話

 夜が更け、騒がしい昼間とは一転し、静まり返った研究室。  扉の開く音が聴こえ、那月は実験ノートから顔を上げる。 「あ、先輩」 「那月、まだいたのか」  同じ研究室の先輩が、片手に鍵を持っていることに気付く。 「もう帰られますか? 私、あとノート書いて、机の片づけするので、鍵、閉めておきますよ」 「い...


1年半ぶりくらいに書きましたが、筆者も好きな話だったのでリクエストうれしかったです。ありがとうございました。

一度目と二度目の違い等も、楽しんでもらえたらな、と。白衣は!いいぞ!!

楽しんでもらえると幸いです。


今年も、たくさんご支援いただき、本当にありがとうございました。

少し忙しい日々が続いておりマイペースな更新をさせて頂いていますが、

楽しく創作させて頂いて、良い一年でした。


来年もどうぞよろしくお願いします。

良いお年をお過ごしください。

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12月の更新につきまして

いつも応援ありがとうございます。


12月の更新なんですが、

ちょっと、忙しい日が続いてまして、

更新が厳しいかもしれません……


書ききりたい書きかけのものや、書きたいネタはあるんですが……!!!

時間を見つけたら書きたいとは思うのですが、月末も近いので、

あらかじめとして、ご連絡させて頂きます。


よろしくお願いします。

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[9589文字]八十センチに縮んだ私が、五センチに縮んだ幼馴染♀に、おっぱいでえっちされて、ミルクを出しちゃう話


「かんぱーい!!」

 雛子と共に鳴らしたグラスが、カキンと心地良い高音を放ち、中に注いでいたチューハイが零れ、那月の手の甲を濡らす。

「もー、雛子、強すぎ。零れちゃったじゃない」

 那月が口を尖らせて言うも、雛子は全く気にすることなく、既に、アルコールを味わった後、豆乳鍋の具材が盛られたお椀を片手に、箸を進めている。

「んー! 一仕事も二仕事も頑張った後のお酒とごはんは最高よね~」

 大学の期末テストが終わって、開放感が極まりないこの時を、雛子は満面の笑みで表しながらそう言い放つ。

 ローテーブルの上に置かれたお鍋には、先程、二人で作った豆乳鍋と、ささやかなお酒と、お菓子。

 テストの打ち上げ会の始まりである。

「昨日の今頃は、この部屋でヒィヒイ言ってたくせに」

 那月は、昨夜、この雛子の自宅で、二人で行った一夜漬けを思い出しながら言うも、雛子は、目を細めて、さも楽しそうに笑う。

「なあに、それ。えっちな話? 確かに、昨日の那月もえっちだったかも~」

「何言ってんの。誰のおかげで過去問の解答フルコンプ出来たと思ってるのよ」

「過去問を集めたのはあたしの人脈あってのことだから、公平でしょ?」

 雛子が、万人に通用するエンジェルスマイルを浮かべて言い放つ。きめ細やかな柔肌は、早々にアルコールに当てられて赤く染められていて、胡桃型の大きな瞳は、少し潤んでいる。

 女の那月でも、ドキリとする色気がある様だ。

 宅飲みで良かったのかも。男の人がいたら、絶対、声掛けられてただろうし。

 密かに、そんなことを考えながら、那月が豆乳鍋を堪能していると、左腕に、むにゅりと柔らかな感触に包まれる。

「ひゃっ?!」

 お椀を持つ手が滑りそうになり、那月が声を上げた後、隣を見れば、雛子が那月の腕に絡みつき、胸を押し付けるように寄りかかっていた。

「んふふ~。那月~」

「もう、何よ。危ないでしょうが!」

「だって、那月、今、えっちなこと考えてたでしょ」

「考えてないわよっ」

 那月が、お椀と端をローテーブルの上に置き、雛子に向き合うも、雛子はクスクス笑いながら、より那月に寄りかかってくる。

 雛子は、上機嫌かつとろりとした目をしている。

「ほんと~?」

「もー。……雛子、すぐ酔っちゃうんだから」

 那月が呆れている間に、雛子は更に那月にもたれかかり、那月の崩した膝を枕にして、寝転がる。

「酔ったんじゃなくて、那月に甘えてるのー。今日は頭いっぱい使ったから、こうして充電しなきゃなのよ~」

 雛子が那月の膝枕を堪能したまま、少し横向けになる。

 猫のように柔らかな雛子の栗色の髪が、ふわりと重力に従って雛子の頬を撫で、整ったうなじを露わにする。

 美少女はうなじまで可愛いのか、と那月が密かに見惚れていると、ぞわりと足に甘い刺激が走り、那月は、甲高い嬌声を上げる。

「ひゃああ!?」

「ふふふ、那月は、脚もえっちね」

 見れば、雛子が膝を撫でまわしている。

 ぞわぞわ、と甘い刺激が、脚から全身に伝っていく。正座を崩すように座り、那月が力を抜いていくと、雛子が膝枕を堪能したまま、那月の両手首を掴む。

「ねえ、那月も触っていいよ」

「えっ、雛子……、わあっ!」

 雛子は、那月の手首をつかんだまま、自身の豊満な胸へと引き寄せる。

 そして、たぷん、と大きな胸に那月の手を乗せた後、自身の手を重ね、那月の手ごと、己の胸を揉みしだき始めたのだ。

「ちょ、ちょっと、ひ、雛子、何されるのよっ」

「うふふ。あたしのおっぱいは、那月の物だもの~。特別にもみもみさせてあげる」

 セーター越しに味わう雛子の胸は、それでもやはり見事な胸で、那月の手では覆いきれないほどの大きさのそれが、雛子と那月、ふたりの重ねた手の下で、たぷんたぷんと、大きな揺れを放っていた。

「……っ、……大きい……」

「小さい那月を包めるくらいには大きいでしょ」

「なんで今、そんな話、思い出してるのよっ」

 那月が真っ赤になって言うも、雛子は、より一層、おかしそうに笑うばかりだった。

「だって、あれ、すごく気持ち良かったんだもん~。あたしの胸の中で、那月がどんどんえっちになっていっちゃうし、またあれしたいなあ」

「もーっ!! 授業中に縮められて、私、大変だったんだからね!」

「授業中じゃなくていいよ~。今日しちゃう?」

「しないってばもう!!」

 那月は、無理やり、膝から雛子をおろし、ローテーブルへと向き合う。

「ほら、早く食べなさいよ。お鍋冷えちゃうでしょ」

「も~、那月は色気より食い気なんだから~」

 雛子が、クスクス笑いながら、四つん這いになって、自分の席へと進む。

 セーターに包まれた雛子のFカップが、雛子の動きに合わせて、たぷたぷんっと揺れ動き、まくれ上がったミニスカートからは、美しい曲線美を放つ太ももと、ショーツのレースが僅かに覗かれていた。

 別に、私だって、色気に興味がないわけじゃないんだけど。

 那月が、密かに視線を向けた後、くるりと食事へと向きなおす。


「那月、次、何飲む~? これでいい~?」

 雛子が桃の絵が描かれた小さなボトルを見せる。

「わあ、何それ。そんなのさっき買ったっけ? 美味しそう」

「でしょ~。これは那月と付き合いの長い雛子ちゃんが那月のために買っておいたのでした~」

「なにそれ。雛子がそんなことするなんて珍しいわね」

「ひどーい! 可愛い大切な彼女のためなら、雛子ちゃんは尽くしちゃうんだからね」

 雛子が酔って上機嫌な様子を浮かべながら、キッチンスペースへと、歩き出す。

「せっかくだから、おしゃれなグラス使う~」

 酒の力でいつもより冗談の幅が広くなってる、と那月は、キッチンで準備する雛子を見守る。

 可愛い大切な彼女、か。

「ふふ……」

 那月が、僅かに緩ませた頬を、やんわりと染め上げる。

 雛子ほどではないけど、私もちょっと酔ってるみたい。


 細長いグラスに、可愛らしいネコのシルエットと足跡の柄が刻まれている。

 那月は、ほんのりと桃の香がするスパークリング果実酒を、首をかしげて、見つめる。

「わあ、可愛いね。グラスとお酒の雰囲気が合うね」

「でしょ~」

 見上げれば、乾杯もせずに、雛子が既に、果実酒を堪能している。

「お店のディスプレイではね、サクランボのオモチャを置いてて、それをグラスの猫が遊んでるみたいにしてて可愛かったの」

「へえ、いいね」

 那月は、脳内で様子を想像しながら、お酒を口につける。柔らかな桃の香がして、ジュースのように飲めてしまいそうだ。

 雛子、更に酔っちゃわないかな、と那月が心配していると、その雛子が更に言葉を続ける。

「サクランボを手に入れるのは、ちょっとハードル高いから、代わりに小さく縮めた那月を入れてもいいかなあ、って思って」

 ブッ、と吹き出しそうになって、那月は、バッと顔を上げる。

「は?! ちょっと、何言ってんのよ、まさか、またおばあ様の小瓶、勝手に持ってきたんじゃないでしょうね!? ……って、……え? 雛子?」

 那月が身の危険と感じたと共に叫ぶも、向かいに座る雛子を見るや否や、勢いが消える。

 目の前に座る雛子は、その身体を、──みるみる縮めていたのだ。


「ひ……、雛子……」

 ゆっくりと、雛子は、身体を縮め、セーターの襟首から、雛子の華奢な肩が露わになり、オレンジ色のブラジャーの肩紐が露わになっていた。

「え? なあに。……あれえ?」

 雛子は、ぶかぶかになったセーターによって隠れた自身の手のひらを見つめて、不思議そうな声をあげる。

 もはや、指先の薄桃色の爪が辛うじて見えるレベルになっていた。

「なにこれえ。那月と部屋と服が大きくなってる~」

「いや、雛子が縮んでるんでしょうが」

 那月が、四つん這いになって、雛子のすぐ傍まで近づく。

 その頃には、既に、雛子のミニスカートは、ラグの上に横たわる布と化していて、雛子は、セーターをオーバーサイズのセーターワンピースのように着こなす程にまで縮んでいた。おそらく、もう一メートルにも満たないだろう。

 雛子は、長いまつ毛で覆われた胡桃型の瞳を、ぱちぱちと瞬きをして、きょとんとした顔をする。

「なんであたしが~? 那月が小さくなるはずだったのにい」

「ちょっと、何、この状況で罪を告白してんのよ! お酒に一服盛ってたの、あんた」

 那月が怒る間も、雛子は縮んでいき、最終的に、十センチほどの大きさにまでなったところで、ようやく縮小化を停止した。

 雛子は、ラグの上にぺしゃんこになった大きなミニスカートとセーターの上に、全裸で座り込み、大きな那月を見上げる。

「わあ、那月が大きい~。えへへ、グラス、間違えて渡しちゃったみたいね。ごめんね、那月」

「何に対して謝罪してるのよ。一服盛っててごめんないでしょうが」

 那月が怒りながら、恐々、雛子へと手を伸ばすと、雛子は、大胆にも、那月の大きな手に、身体をすり寄せる。むにゅり、と十センチになっても豊満さが分かる雛子の胸が、那月の手のひらを刺激する。

「でも、たまには、こういうのもいいかもね。ねえ、那月。いっぱい触っていいよ」

「~っ、……もうっ、……小さい身体になって、怖いとかないの」

 那月が、恐る恐る、雛子を両手包み、持ち上げる。

「そんなの思わないわよ~。那月がいつも、いっぱい小さくなってるの見てるし」

 十センチになっても余裕を見せる雛子に、那月はなんとなく、面白くなく感じる。

 元の大きさでも、那月が縮んでも、雛子だけが縮んでも、いつだって、余裕なんだから。幼馴染なのに経験の違いを思い知らされているように感じてしまう。

「……それで? 雛子は、私を縮めて、グラスに入れるつもりだった、ってわけ?」

 那月が目を細めて、尋ねれば、手の中の十センチの雛子が、「あ」と、声を出して、小さな舌を出す。

 いたずらがバレて相手が怒っているのを悟った時の態度だ。

 那月は、むう、と頬を膨らませて、雛子を見下ろす。

「そんなに小さくなったんなら、雛子がグラスに入るべきよね~?」

「えっと、えへへ。那月~。機嫌なおして? よくよく考えたら、お酒の中に今の季節入るとか寒そうで嫌だな」

「私にそれさせるつもりだったんでしょ! 暖かい豆乳鍋の方がいいならそうするけど」

「食べ物で遊んだら怒られるわよ~」

「私が怒ってるのよ。ていうか、常温だったでしょうが、お酒!」

 那月は、雛子を手にもったまま、猫の絵が描かれた細長いグラスを引き寄せる。

「あーっ、あっ、待って那月っ! だめだめっ、いれないでっ」

「もう絶対、許さないっ。可愛い彼女のためとか言ってたくせにっ。雛子のばかっ」

 那月は、グラスの上で、ぱっと、手を開く。

「きゃ~っ!!」

 十センチの雛子は、あっけなく、落下し、とぷんっと鈍い音を立てて、グラスの中へと入り込む。

 細長い円錐型のグラスは、雛子の飲みかけの果実酒が入っていて、雛子のへその下あたりまで浸かっていた。

 グラスの全長は、二十センチ足らずといったところだろうか。

 十センチとなった雛子が立ち上がっても、グラスの縁には届かず、雛子が小さな両手を伸ばして、グラスの中で、ぴょこぴょこと跳ねても掴むことは叶いそうになかった。

「や~んっ、冷たいっ。助けて、那月~! 出してよお」

 雛子が飛ぶ度に、お酒がちゃぷちゃぷと音を立てる。豊満な胸が、雛子のジャンプに従い、ぼよんぼよん、と激しく上下に揺れ動いていた。

 那月は、ローテーブルに頬を乗せ、大きな瞳で、雛子の入ったグラスを覗き込む。

「雛子が小さいの、なんだか新鮮」

「やだ、那月~! これ、本当に出られない~! おねがい、外に出してえ」

 雛子が、むにゅりと、大きな胸をグラスに押し当て、那月へと声を出す。

 豊満な胸が、二つの大きな円となって、グラス越しにプレスされる。

 十センチにまで縮んでるのに、なんで、こんなに、セクシーなの。

 那月が、思わず、グラスの中の、果実酒と一緒に閉じ込められた雛子を見つめていると、雛子が、少し焦るような声をあげる。

「あっ、ひゃんっ、那月っ、お願い、だめ、本当に出して! あたし、また縮んできちゃったみたい」

「えっ?!」

 雛子の声に、那月が顔を起こす。雛子の言う通り、十センチだった雛子の身体は、じわじわと縮み始めていて、へその下にあった果実酒は、雛子の下乳に触れる程にまでになっていた。

「って、そっか、雛子が飲んでたお酒は、縮んじゃうんだった! ごめん、雛子!」

 那月が慌ててグラスを掴み、傾ける。雛子の飲みかけの果実酒が、ローテーブルの上に零れ、お酒に押し出されるように、小さな雛子が、那月の手のひらの上に転がり落ちてきた。

「はぁっ、はぁんっ……! 那月がまた大きくなってるぅ……」

 雛子が、顔を赤らめ、那月の大きな手のひらに仰向けになりながら、那月を見上げる。

 果実酒に濡れた雛子の裸体は、荒い呼吸で、上下に激しく揺れていて、ぷるぷると柔らかで大きな胸や、くびれたウエストから、しずくが零れ落ちていた。

 追加の縮小効果に加え、小さな身体全身で、アルコールを摂取し、酔いに拍車がかかっているようだった。

「雛子、ごめん……、大丈夫?? どうしよう……。とりあえず、まず元の大きさに戻ろう?」

 那月が泣きそうな顔をして、手の中の雛子を見つめる。

 最初と比べると、手のひらにすっぽりと収まる程にまで縮んでしまっている。

 五センチくらいかな、と那月は、自身の指と雛子を比べて、思う。

 元の大きさに戻すのに、どのくらい、雛子のおばあ様の小瓶の中の溶液を使えばいいのかしら。自分で調合できるかな、と那月が考えていると、雛子の小さな声が聴こえ、我に返る。

「那月、那月」

「え? なあに、雛子」

 自身の手のひらに顔を近づければ、雛子が、よろよろと立ち上がる。

「どうしたの、雛子。落ちたら危ないよ」

「あのね」

 そっと雛子は背のびするので、那月がより顔を近づけると、雛子は、那月の大きな唇へと飛びついてきた。

「んぅ!?」

「ちゅっ……、ふふふ、ちゅむ、んちゅっ」

 小さな雛子が、那月に小さなキスをした後、大胆に、足を開き、那月の唇に足を添わせ、妖しく腰を打ち付ける。

「んぅっ、んんんっ、んーっ!!」

 那月が混乱して、紡いだ口から声を漏らすも、雛子は動きを止めない。

「雛子、やめ、ひゃうう」

 僅かに開いた口の隙間を、雛子は逃さず、その狭間に、自身の小さな割れ目を押し付けるようにして、腰を前後へと動かす。

 小さな雛子が、那月の唇を使って自慰をしている。その事実に、那月は、かあっと身体を火照らせる。

 雛子だけが五センチになっても、那月は雛子に翻弄されていることをまざまざと身体に教え込まれているようで、那月は、大きな身体を震わせる。

 けれど、ここで、大きな声を上げれば、小さな雛子が咥内に落ちてしまいそうで、出来なかった。

 隙間から、桃の果実酒の味と、雛子の小さな香を感じ、那月は、とろりと、目を細める。

「ふふ。那月、かわいい」

 五センチの雛子がそう言った刹那。

 ドクンッ、と那月の大きな身体が、唸りを上げる。

「んひゅう?!」

 そして、那月の身体は、少しずつ、そのサイズを縮ませていった。


「ひぁっ、ひゃあぁんっ、や、やぁんっ!? 私、小さくなってる!?」

「えへへ。那月があたしのこと、キスしてくれたものね」

 手の中で、少しずつ、大きくなってるように見える雛子が、果実酒と那月の大きな唾液にまみれながら、へらりと笑う。

「もうっ、そんなこと言ってる場合じゃないでしょ」

 那月が、五センチの雛子をたしなめている間にも、那月は、サイズを縮ませていく。

 ぱさりと、音を立てて、那月が着ていたカーディガンとカットソーが、床へとずり落ちていく。

「脱げちゃった……っ」

 那月が所在なさげに、胸元を押さえるも、すでにオーバーサイズと化したブラジャーは、那月の傍に、タオルのような大きさで転がっている。

「うーん。やっぱり、お酒の量が足りなかったかなあ。那月の方がまだ大きいわね」

 雛子が、那月の手のひらの上に乗ったまま、けろりと言い放つ。

 片手でおさまっていたはずの雛子が、那月の両手でははみ出てしまう程にまでなっていた。

「那月、今、八十センチくらいかなあ。うふふ。赤ちゃんみた~い」

「五センチに縮んでるくせに何言ってるのよ。もー! 早く元に戻らないと」

「えー? あたしには、那月のおっぱいで遊ばせてくれないの?」

 ぴょこんと、雛子が那月の胸に飛び移ってくるので、那月は、驚いてバランスを崩す。

「ちょ、ちょっと、雛子! 危ないったら」

 那月は、身体を傾けようとしたところで、ほとんど脱げかけの大きな服で滑らせ、ほぼ全裸状態であおむけに倒れてしまう。

「ひゃあっ」

「大丈夫? 那月~」

 雛子が、ちゃっかり、那月の胸にうつ伏せで寝転がりながら、那月を覗き込む。

「雛子……、そんなとこに乗ったら危ないったら」

「ふふ。しっかり掴まってるから大丈夫よ」

 天使のように愛らしい顔を浮かべた後、雛子は、那月の乳頭を、小さな手で、きゅっと握りしめる。

「ひぃあぁん!」

「ふふ。那月のおっぱい、柔らかくて気持ちよさそう」

 つんつん、と雛子が小さな手で乳首を突き、那月の乳首が少しずつ、尖りを帯びていく。

「ぁっ、ふぅっ、はぁん……っ」

 那月は、顔を赤らめ、胸を震わせる。

「ねえ、今日は、那月のおっぱいでいっぱい気持ちよくなっていいでしょ?」

 雛子の甘い声に、那月は、泣きそうな顔を浮かべながら、口を開く。

「私の胸じゃ……、雛子みたいにできないよぉ……」

 控え目Cカップの胸を、そっと、両脇から手を添えると、雛子は、那月の乳首を両手で掴みながら、柔らかにほほ笑む。

「ふたりで気持ち良くなる方法は、いっぱいあるでしょ」

「え?」

 那月が不思議そうに、寝そべったまま、胸の上の雛子に尋ねれば、雛子は、小さな口をめいいっぱい開けて、ぱくりと、那月の乳首をしゃぶりだす。

「ふぁ!?」

「んむうう、むちゅ、んううう、はぁんっ、那月の乳首、大きいっ。はむ、んぅ、んむう」

「ひ、雛子っ……、あぁんっ、やぁんっ、おっぱいが、じんじんするぅっ」

 那月が仰向けで寝たまま、ぷるぷると身体を震わせる。すりすりと引き寄せた内股は、くちゅりと潤いを増していく。

「ふふ……。那月、すっかり、おっぱい敏感になっちゃったわね」

 雛子が、いやらしく小さな口を舌なめずりした後、小さな裸体をそっと起こす。

 くびれたウエストを動かし、丸みを帯びた腰を突き出して、ゆっくりと那月の胸の上に跨る。

「……──次は、あたしの中で、気持ちよくしてあげる」

「ひ、雛子、まって、ぁっ、あぁっ、ふぁあぁあんっ!!!」

 ちゅぷり、と小さな水音と共に、雛子が那月の乳首を、己の割れ目の中へとあてがい、ずぶりと飲み込んでいく。

「はぁんっ、あぁあんっ!! 深いっ、あぁんっ! 那月の乳首が、あたしの中に入っちゃうっ!」

「あぁあぁ……っ、お、おっぱいが、ぞくぞくしちゃうっ」

 那月は、胸の先端から、ビリビリと電流が流れるような、強い快感を受ける。

 うっとりとした顔で、雛子が大きな那月を見つめながら、小さな手を乳房に置き、腰を動かしていく。

「んっ、あぁんっ! ぁあんっ! 那月っ、那月のおっぱい、きもちいいっ! 那月、那月っ! はぁんっ、やだ、奥でゴリゴリしてて、あたし、那月のおっぱいでイっちゃうっ、はぁあんっ!」

 雛子が、那月の乳首を挿れたまま、那月の胸の上で、騎乗位のように激しく揺れ動く。

 五センチの雛子の揺れに従い、雛子の胸も、上下に、たぷんたぷんと激しく形を変えて激しく揺れる。

 那月は、自身の乳首を、雛子の小さな愛液でびしょびしょに濡らしながら、余裕をなくしていく。

「おぉんっ、あぁあんっ! おひぃっ、ふひゃんっ! はひぃんっ、ひ、なこっ、ひなこっ、わたしっ、き、来ちゃうっ、なにか、き、ちゃ、うぅっ!!」

 那月は、内股をすり寄せ、腰を妖麗に左右へと激しく揺れ動かす。

 身体の中で、必死で出口を探す快楽の塊が、那月の中で暴れまわっているような感覚だ。

 夏に、海の家のシャワールームで味わった時の感覚に似ていると、頭の片隅で感じながらも、那月は、ひたすら胸から注入される雛子の激しい愛撫と快楽に、なす術もなく、鳴き叫んでいた。

「はひぃいんっ! はひぃいいっ、ひぁああ、おひぃいいっ、らめえ、わらひ、イクぅううっ、イクううう! おっぱいでイっちゃう!! おひぃいい、ふひぃいいん、イクううう、イクうう、あぅあぁ、あぁああ、あぁああああああああああああああああっ!!!!!!!」

 ガクガクと全身を震わせ絶頂する那月の胸の上で、雛子が快楽で悦びに満ちた笑みを浮かべながら、嬌声を上げ、五センチの身体を弓なりに反らす。

「あぁあぁあああんっ!! やぁんっ!! 激しいっ! 那月ぃいいっ、あたしもイクぅううう、あぁああああんっ、はぁあんっ、あぁああ、あぁあああああああああ!!!」

 きゅんきゅんっと、雛子が絶頂と共に、那月の乳首を締めつけ、那月は、更に大きく、背を反らし、泣き叫ぶ。

「あぁあぁあぁあああ、らめえええっ! 出る、出ちゃううううううううっ、おっぱいでイクぅうううううううう!!」

 絶頂の最中、更なる刺激を受け、那月は、焦点の合わない目をして、連続絶頂へと飲み込まれていく。

 八十センチの身体では、とても抱えきれないほどの快楽が、ようやく見つけた出口から、激しく放出していく。そんなイメージが、頭をよぎった時だった。


 プシャァアアアアアアアアアッ、ドプドプドプッ、プシイイイ、ゴプウウッ


 激しい水音と共に、那月の胸の先端から、白濁の乳液があふれ出た。

「ひぃあぁああぁあっ、あぁあぁあ……っ、あぁ……んっ! すごい……っ。あ、あたしの中に、那月のミルク、注がれちゃった……っ、はぁんっ! まだ、ドクドクしてる……っ、はぁんっ!」

 雛子の中に挿入された乳首からドクドクと唸りながら、ミルクが溢れ続ける。

 騎乗位のように、那月の乳首に乗り上げた雛子は、唸りに合わせて、小さな五センチの身体を揺らされる。

 雛子が恍惚とした表情で、那月の乳首を挿入したまま、緩みきった笑みを浮かべて、那月の大きなミルクを受け入れる。雛子の小さな下腹部は、ふっくらと緩やかに膨らみを帯びていた。

 那月の控えめな胸は、自身の母乳で、すっかり白濁の液まみれになっていた。

「ぁあぁ……、おっぱい、きもいい……」

 那月が、弱々しく呟いた後も、那月のおっぱいは、母乳を湧き出し続けていた。

 那月と雛子は、あまりの快楽に、しばらく動けずにいた。


 *


 那月は、自身の胸を両手で押さえながら、顔を真っ赤にして、泣きそうな顔をしていた。

「~っ、うぅうう……っ、おっぱいがずっとジンジンしてて、母乳が止まらなくなっちゃった……っ、なんなのこれぇっ」

 なんとか、身体は元の大きさを取り戻したふたりだったが、那月の胸は、身体の大きさが戻った後も、敏感かつ母乳を零し続けていた。

「夏に、おっぱい大きくするお薬、下のお口からいっぱい注いじゃった時の副作用かなあ?」

「なんて身体にしてくれたのよ!! なんで今頃、こんな……っ」

 那月が涙目で、胸の先端を摘まむも、ぷぴゅうっ、と白い母乳が飛び出るだけだった。

 絶頂を遂げた時より、勢いは弱まってはいるが、止まる様子が見られない。

「んー。すっごく、おっぱいで感じちゃったから、那月のおっぱいが、夏の時の快感を思い出して、ミルクを出し始めちゃったのかも」

「そんなあっ……、うぅうう……っ、私……っ、うぅうう」

 那月が本気で泣き出すので、雛子もさすがに身を正し、那月の背に手を添え、那月を覗き込む。

「大丈夫よ、那月。ちょっとずつ収まってきてるし。明日、うちのばあばの家に行って、母乳を落ち着かせるよう、調合してもらおう」

「恥ずかしいよおおっ、おっぱいでいっぱいえっちしたってバレちゃううう! どうせなら、おっぱい大きくなってほしかったああ」

 那月が己の理想を織り交ぜながら泣くと、雛子が、珍しく申し訳なさそうな顔をした後、「うーん……」と悩む声を出す。

「じゃあ、えっと……、とりあえず、噴出が止まるよう、ミルク、絞り出してみる?」


 地獄のような提案を出された後、那月は再び、ミルクを激しく噴き出すこととなった。


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